JP4353049B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は磁気記録再生装置に係り、特に、回転ドラム及びテープローディング機構を備えてなりテープカセットを利用してコンピュータの外部記憶装置として用いられるストリーマ装置であって、テープ幅がW1である磁気テープが収まっている第1のテープカセットに加えて、テープ幅が上記のW1の約二倍であるW2である磁気テープが収まっている第2のテープカセットも選択的に装着可能である磁気記録再生装置に関する。
コンピュータの外部記憶装置として用いられるストリーマ装置の一つに、VTRと同じく回転ドラム及びテープローディング機構を備えてなり、テープカセットを利用したストリーマ装置が商品化されている。
現在、ストリーマ装置の記憶容量は、圧縮モードで、例えば72Gbyteと多い。しかし、市場には、記憶容量を増大の要求があり、これに対応するべく、各メーカはストリーマ装置の改良を進めている。
記憶容量を増大する一つの方法として、現行のテープカセットの磁気テープのテープ幅よりも広いテープ幅の磁気テープが収容された新しいテープカセットを使用できるようにする方法がある。
特開平6−150201号公報
ここで、現行ストリーマ装置が依然として使用され、現行ストリーマ装置で情報が記録された現行テープカセットが多く存在していることを考慮すると、新型テープカセットが使用できるようにした新型ストリーマ装置は、現行ストリーマ装置との互換性が確保されることが必要であり、現行テープカセットが使用可能であり、しかも、現行ストリーマ装置で記録した現行テープカセットを正常に再生可能であることが要求される。
そこで、本発明は、上記課題を解決した磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、回転ヘッドを有する一つの回転ドラム装置を備え、サイズの異なる複数種類のテープカセットが選択的に装着されるように構成してあり、テープカセットからテープ状記録媒体を引き出して回転ドラム装置に巻き付けてテープパスを形成する複数のローディングポールとを備え、複数のローディングポールは、その一部に、何れの種類のテープカセットが装着された場合にも使用される共通ローディングポールを有し、複数のローディングポールは、共通ローディングポールと、所定の種類のテープカセットが装着された場合に使用されるようにテープカセットの種類に対応して設けてある個別ローディングポールとよりなる構成とし、共通動作用モータを備えており、共通ローディングポールを移動させる機構と、個別動作用モータを備えており、個別ローディングポールを移動させる機構とを有し、個別ローディングポールを移動させる機構は、個別動作用モータの回転方向によって移動させる個別ローディングポールを異ならしめる構成であることを特徴とする。
本発明によれば、複数のローディングポールの一部を共通に使用するようにしたことによって、テープカセットの種類毎に複数のローディングポールを別々に設けた構成に比べて、ローディングポールの数を少なくすることが可能となる。これによって、例えば、現行テープカセットと新型テープカセットが使用できるようにした新型ストリーマ装置を、出来るだけ簡単な構成で、且つ出来るだけ小型な構成で実現することが出来る。
次に本発明の実施の形態について説明する。
次の順序で説明する。
1.ストリーマ装置30の概略、
2.テープカセット10、20の構成、
3.テープローディング動作の概略、
4.現行テープカセット10からのテープローディング動作、
5.新型テープカセット20からのテープローディング動作、
6.共通動作用機構、
7.共通動作、
8.個別動作用機構、
9.個別動作。
図1は本発明の実施例1になるストリーマ装置30を示す。まず、ストリーマ装置30の機能及び動作を概略的に説明する。
1.[ストリーマ装置30の概略]
図1及び図2はカセット装着前の状態を示す。X1−X2は幅方向、Y1−Y2は奥行き方向、Z1−Z2は高さ方向である。ストリーマ装置30は、現行テープカセット10と新型テープカセット20とが選択的に装着可能であり、幅が4mmの磁気テープにも、幅が8mmの磁気テープにも情報の記録が可能である構成である。このようにするために、回転ドラム装置31は、従来のストリーマ装置に備えてある回転ドラム装置に比較して、径Dが大きく、高さも高いものであり、且つ、幅8mmの磁気テープの回転ドラム装置31への巻き付け角度が幅4mmの磁気テープの巻き付け角度よりも大きくなるようにしてある。回転ドラム装置31は、図7(A)に示すように、下側の固定ドラム31aと、上側の回転ドラム31bとよりなり、回転ドラムの下面に回転ヘッドが固定してあり、固定ドラムに磁気テープの下縁を案内するテープガイド31cが形成してある構成である。
ストリーマ装置30は、カセット装着機構(図示せず)と、複数の回転ヘッドを備えた単一の回転ドラム装置31と、単一の共通動作用モータ40と、共通動作用モータ40の回転を伝動する第1の伝動機構50と、単一の個別動作用モータ60、個別動作用モータ60の時計方向の回転を第1の部分に伝動し個別動作用モータ60の反時計方向の回転を第2の部分に伝動する第2の伝動機構70と、共通動作用モータ駆動回路80と、個別動作用モータ駆動回路81と、マイクロコンピュータよりなる制御回路82等を備えている。カセット装着機構は、新型テープカセット20に合わせたハウジングを備えており、現行テープカセット10と新型テープカセット20とが選択的に装着可能である構成である。回転ドラム装置31は略中央に略X2方向に傾斜して、共通動作用モータ40はY1側の端縁のうちX1側に、個別動作用モータ60はY1側の端縁のうちX2側に、第1の伝動機構50は共通動作用モータ40の近くに、第2の伝動機構70は個別動作用モータ60の近くに、夫々配置してある。ここで、モータを共通動作用モータ40と個別動作用モータ60とに分け、且つ、第2の伝動機構70がその回転方向によって回転を伝達する相手方を変えられるようにしてあることによって、個別動作用モータ60が単一で足りるようにしてある。これによって、ストリーマ装置30は小型となっている。
共通動作用モータ40は、幅が4mm及び8mmの両方の磁気テープに関連する共通テープローディング機構を動作させるときに駆動される。共通動作用モータ40の回転は、第1の伝動機構50を介して、共通テープローディング機構に伝達され、共通テープローディング機構が動作される。
個別動作用モータ60は、幅が4mmの磁気テープに関連する4mm幅磁気テープローディング機構を動作させるときに時計方向に回転駆動され、幅が8mmの磁気テープに関連する8mm幅磁気テープローディング機構を動作させるときに反時計方向に回転駆動される。個別動作用モータ60の時計方向の回転は、第2の伝動機構50を介して、4mm幅磁気テープローディング機構に伝達され、4mm幅磁気テープローディング機構が動作される。個別動作用モータ60の反時計方向の回転は、第2の伝動機構50を介して、8mm幅磁気テープローディング機構に伝達され、8mm幅磁気テープローディング機構が動作される。
ストリーマ装置30は、更に、ローディングポールP0〜P9(以下単にポールという)、キャプスタン90、ピンチローラ100、ヘッドクリーナ110とを有する。ポールは、幅4mm及び8mmの磁気テープに共通のポールP0、P1、P2,P3,P9と、幅4mmの磁気テープに専用のポールP4(4)、P5(4)と、幅8mmの磁気テープに専用のポールP4(8)、P5(8)、P6,P7,P8とよりなる。ここで、括弧内の数字4,8は磁気テープの幅をmm単位で示す。ポールP0、P1、P2,P3が共通テープローディング機構を構成し、ポールP4(4)、P5(4)が4mm幅磁気テープローディング機構を構成し、ポールP4(8)、P5(8)、P6,P7,P8が8mm幅磁気テープローディング機構を構成する。ここで、4mm幅及び8mm幅の磁気テープに共通に使用される共通テープローディング機構が存在するため、ポールの共有化が図られ、テープローディング機構を、4mm幅磁気テープ専用のテープローディング機構と8mm幅磁気テープ専用のテープローディング機構とを設けた場合に比較して、ポールの数を少なくして構成することが可能である。
また、ポールは、固定のポールP0、P2,P3,P6,P7と、移動するポールP1,P4(4)、P4(8)、P5(8)、P8、P5(4)、P9とよりなる。ポールP0はテープカセット装着部の近くのX2側に配置してある。ポールP2,P3は上端が接近する方向に傾斜してあり、対を成し、磁気テープの走行方向上回転ドラム装置31に対して入り口側に配置してあり、磁気テープにひねりを与える。ポールP6,P7は上端が離間する方向に傾斜してあり、対を成し、磁気テープの走行方向上回転ドラム装置31に対して出口側に配置してあり、磁気テープにひねりを与える。キャプスタン90はテープカセット装着部の近くのX1側に配置してある。ピンチローラ100は通常は高い位置に位置しており、キャプスタン90の近くに位置している。移動するポールP1,P4(4)、P4(8)、P5(8)、P8、P5(4)、P9は、テープカセット装着部に、X2側からX1方向に向かって、この順で並んでいる。
ここで移動するポールP1,P4(4)、P4(8)、P5(8)、P8、P5(4)、P9のうち、ポールP1、P5(8)、P8、P9は、ポールP4(4)、P5(4)に比較して長い長さを有している。この長いポールP1、P4(8)、P8、P9は、Z2方向に下降した位置にあり、移動する全部のポールP1,P4(4)、P4(8)、P5(8)、P8、P5(4)、P9は、その上端の高さが揃えてある。後述するように、現行テープカセット10が、新型テープカセット20と同じ高さに装着され、且つ、ポールP1等と干渉することなく装着されるようにしてあるためである。
2.[テープカセット10、20の構成]
次に図1を参照してテープカセットについて説明する。
現行テープカセット10は、箱体11と前側の蓋12と底面のスライド板(図示せず)とよりなるカセット本体13の内部に、磁気テープ14が、供給リール15と巻取リール16とに巻かれて、且つ、蓋12の裏面に沿うテープパス17を形成して収容してあり、底面のうち前面寄りの部分に装着時に開かれるポール収容空間18を有する構成である。新型テープカセット20は、箱体21と前側の蓋22と底面のスライド板(図示せず)とよりなるカセット本体23との内部に、磁気テープ24が、供給リール25と巻取リール26とに巻かれて、且つ、蓋22の裏面に沿うテープパス27を形成して収容してあり、底面のうち前面寄りの部分に装着時に開かれるポール収容空間28を有する。新型テープカセット20のサイズは、縦Aと横Bは、現行テープカセット10と同じであり、高さC1が現行テープカセット10の高さCの約1.5倍である。新型テープカセット20の箱体21の底面の後端の中央には、凹部29が形成してある。
ストリーマ装置30のうち、現行テープカセット10及び新型テープカセット20が装着される部分には、供給リール軸装置32、巻取軸装置33、テープカセット識別スイッチ34が設けてある。また、テープカセット装着機構は、新型テープカセット20が、その底面を、現行テープカセット10が装着されたときのその底面と同じ高さとされて装着されるように構成してある。
3.[テープローディング動作の概略]
次に、ストリーマ装置30のテープローディング動作について概略的に説明する。
現行テープカセット10が装着されたときには、図3に示すように、現行テープカセット認識動作120、ポールP1,P9移動動作121、ポールP4(4),P5(4)移動動作122、ピンチローラ移動動作123、ヘッドクリーナ移動動作124が、この順番で行われる。
新型テープカセット20が装着されたときには、図4に示すように、新型テープカセット認識動作130、ポールP1,P5(8),P8,P9上昇動作131、ポールP1,P9移動動作132、ポールP5(8),P8,P4(8)移動動作133、ピンチローラ移動動作134、ヘッドクリーナ移動動作135がこの順番でおこなわれる。
ポールP1,P9移動動作121、131、ピンチローラ移動動作123、134、ヘッドクリーナ移動動作124、135が共通の動作であり、これらは、共に共通動作用モータ40が時計方向に回転駆動されて行われる。
ポールP4(4),P5(4)移動動作121は現行テープカセット10に固有の動作である。ポールP1,P5(8),P8,P9上昇動作131及びポールP5(8),P8,P5(8)移動動作133は新型テープカセット20に固有の動作である。これらの動作は個別動作用モータ50が回転駆動されて行われる。現行テープカセット10に固有の動作である動作122は、個別動作用モータ50が反時計方向に回転駆動されて行われ、新型テープカセット20に固有の動作である動作131及び動作133は、個別動作用モータ50が上記とは逆に時計方向に回転駆動されて行われる。図3及び図4中、円マークは駆動されるモータ及びその回転方向を示す。
現行テープカセット10が装着され、図3に示すように、動作121、122,123が行われると、テープローディングがなされて、ストリーマ装置30は図5及び図11に示すようになり、磁気テープ14は、テープパス17−2を形成し、図7(A)に併せて示すように、回転ドラム装置31にSからE1まで角度α1(約90度)に亘ってテープガイド31cに案内されて斜めに巻きつけられ、図7(B)に示すように、回転ヘッドが磁気テープ14を矢印162で示すように走査し、角度がθであるトラックパターン160でもって情報が記録される。このトラックパターン160は、現行のストリーマ装置によるトラックパターンと同じトラックパターンあり、所謂、下位互換性を有する。図7(B)は磁気テープ14の磁性膜面とは反対側、即ち、Y2側から見て示す。なお、巻き付け角度α1は、トラックパターン160を磁気テープ14の略全幅に形成するに必要な角度である。162は回転ヘッドが磁気テープ14を走査する方向である。
新型テープカセット20が装着され、図5に示すように、動作131、132,133、134が行われると、テープローディングがなされて、ストリーマ装置30は図6及び図18に示すようになり、磁気テープ24は、テープパス27−4を形成し、図7(A)に併せて示すように、回転ドラム装置31にSからE2まで角度α2(約180度)に亘ってテープガイド31cに案内されて斜めに巻きつけられ、図7(C)に示すように、回転ヘッドが磁気テープ24を矢印162で示すように走査し、トラックパターン161でもって情報が記録される。トラックパターン161は、上記のトラックパターン160を延長したトラックパターンであり、記録の容量は現行テープカセット10に比較して大幅に多くなっている。図7(C)は磁気テープ24の磁性膜面とは反対側から見て示す。なお、巻き付け角度α2は、トラックパターン161を磁気テープ24の略全幅に形成するに必要な角度に設定してある。
なお、磁気テープ14の回転ドラム装置31への巻き付け開始位置S及び磁気テープ24の回転ドラム装置31への巻き付け開始位置Sは同じである。
4.[現行テープカセット10からのテープローディング動作]
次に、現行テープカセット10が装着された場合のテープローディングについて、図8乃至図11を参照して更に詳しく説明する。
図2に示すように、ストリーマ装置30は、ポールが移動するための通路140〜145と、ストッパ151,152,154とを有する。
図8(A),(B)は現行テープカセット10が装着されたときの状態を示す。現行テープカセット10は、その底面が高さH0とされて装着される。スライド板(図示せず)がスライドされ、供給リール15、巻取リール16が夫々供給リール軸装置32、巻取軸装置33に嵌合され、蓋12が開かれ、ポール収容空間18内にポールP1,P4(4)、P4(8)、P5(8)、P8、P5(4)、P9が相対的に入り込む。テープカセット識別スイッチ32はカセット本体13によって押され、現行カセット認識動作120が行われる。
最初に、ポールP1,P9移動動作121が行われる。図9に示すように、共通動作用モータ40が時計方向に回転駆動されて、第1の伝動機構50が動作して、ポールP1が略X2方向に、ポールP9が略X2方向に移動し、磁気テープ14がテープカセット外に引き出され、最初のテープパス17−1が形成される。
続いて、ポールP4(4),P5(4)移動動作122が行われる。図10に示すように、個別動作用モータ60が時計方向に回転駆動されて、第2の伝動機構70が動作して、ポールP4(4)が通路141のX2側のガイドレール部147に嵌合して且つこれを挟みつつ(図27参照)、これに沿って略Y1方向にストッパ151に押し当る位置まで移動され、ポールP5(4)が通路144に沿って略Y1方向にストッパ154に押し当る位置まで移動され、ポールP4(4)、P5(4)が磁気テープ14を更に引き出し、テープパス17−1が更に拡がって、磁気テープ14が回転ドラム装置31に位置Sから位置E1まで角度α1(約90度)に亘って斜めに巻きつけられ、且つ、キャプスタン90に当る最終的なテープパス17−2とされる。ポールP5(4)及び磁気テープ14は、ピンチローラ100のZ2側をピンチローラ100と干渉することなく通過する。
最終的なテープパス17−2は、磁気テープ14が現行テープカセット10の供給リール15側から出て、ポールP0、ポールP1に案内され、ポールP2とポールP3とによって案内されると共にひねられ、次いで、ポールP4(4)とポールP5(4)との間で回転ドラム装置31に巻きつけられ、その後、キャプスタン90、ポールP9に案内され、現行テープカセット10の巻取リール16側に入るパスである。
続いて、ピンチローラ移動動作123が行われる。図11に示すように、共通動作用モータ40が時計方向に回転駆動されて、第1の伝動機構50が動作して、ピンチローラ100が最初にZ2方向に下降してテープパス17−2内に入り、次いで、X1方向に移動されて、キャプスタン90に圧着され、磁気テープ14が矢印139方向に走行を開始し、情報の記録或いは再生が開始される。
ここで、磁気テープ14の回転ドラム装置31に対する巻き付けのエンドはE1であり、磁気テープ14を斜めに走査している回転ヘッドが磁気テープ14の上縁に到る直前で、磁気テープ14が回転ドラム装置31の周面から離れるようになっている。よって、回転ヘッドが磁気テープ14の上縁を横切ることが起きず、回転ヘッドが磁気テープ14の上縁を横切ることに起因する磁気テープ損傷は発生しない。
続いて、ヘッドクリーナ移動動作124が行われる。同じく、図11に示すように、共通動作用モータ40が時計方向に回転駆動されて、第1の伝動機構50が動作して、ヘッドクリーナ110が二点鎖線で示すように移動されて回転ドラム装置31に接触され、回転ヘッドが清掃される。
なお、テープアンローディング動作は、上記の各部品が上記とは逆の順序で且つ上記とは逆の方向に移動することによって行われる。
5.[新型テープカセット20からのテープローディング動作]
次に、新型テープカセット20が装着された場合のテープローディングについて、図12乃至図18を参照して更に詳しく説明する。
図12(A),(B)は新型テープカセット20が装着されたときの状態を示す。新型テープカセット20、その底面が高さH0とされて装着される。スライド板(図示せず)がスライドされ、供給リール25、巻取リール26が夫々供給リール軸装置32、巻取軸装置33に嵌合され、蓋22が開かれ、ポール収容空間28内にポールP1,P4(4)、P4(8)、P5(8)、P8、P5(4)、P9が相対的に入り込む。凹部29がテープカセット識別スイッチ32に対向し、テープカセット識別スイッチ32は押されず、新型カセット認識動作130が行われる。また、磁気テープ24の高さは、その下側の縁が、装着された現行テープカセット10の磁気テープ14の下側縁と同じ高さH11である高さである。
最初に、ポールP1,P5(8),P8、P9上昇動作131が行われる。図13(A),(B)に示すように、個別動作用モータ60が反時計方向に回転駆動されて、第2の伝動機構70が動作して、ポール昇降機構280等(図30参照)が動作され、ポールP1,P5(8),P8、P9がポール収容空間28内でZ1方向に上昇し、8mm幅磁気テープ24の全幅に対向する状態となる。ここで、ポールが8mm幅磁気テープ24の全幅に対向していない状態で磁気テープを係止して引き出そうとすると、係止が不完全となって磁気テープを傷めてしまう。しかし、上記のようにポールP1等が8mm幅磁気テープ24の全幅に対向する状態となると、磁気テープ24を傷めないで係止して引き出すことが可能となる。
なお、上記動作131を行うのは、現行テープカセット10が、新型テープカセット20と同じ高さに装着され、且つ、ポールP1等と干渉することなく装着されるようにするために、移動する全部のポールP1,P4(4)等はその上端の高さが揃えてあり、長いポールP1、P5(8)等はZ2方向に下降した位置にあるためである。
次いで、ポールP1,P9移動動作132が行われる。図14に示すように、共通動作用モータ40が時計方向に回転駆動されて、第1の伝動機構50が動作して、ポールP1が略X2方向に、ポールP9が略X2方向に移動し、磁気テープ24がテープカセット外に引き出され、最初のテープパス27−1が形成される。
続いて、ポールP5(8),P8移動、ポールP4(8)遅れて移動動作133が行われる。先に、図15に示すように、個別動作用モータ60が反時計方向に回転駆動されて、第2の伝動機構70が動作して、ポールP5(8)が通路142に沿って及びポールP8が通路143に沿って略Y1方向に移動を開始し、磁気テープ24を更に引き出し、テープパス27−1は更に拡がって磁気テープ14が回転ドラム装置31に当る状態のテープパス27−2となる。図16に示すように、少し遅れて、ポールP4(8)が略Y1方向に移動を開始する。ポールP4(8)は通路141のX1側のガイドレール部146に嵌合して且つこれを挟みつつこれに沿って移動される。ガイドレール部146は途中にZ1方向に勾配を有する勾配部146aを有し、ポールP4(8)は移動の途中でZ1方向に上昇し、磁気テープ24に対向する高さとなる。ポールP4(8)はその後の移動で、磁気テープ24を係止し、磁気テープ24を係止しつつ移動する。
ここで、ポールP4(8)の移動開始を遅らせる理由は、第1には、ストリーマ装置30を出来るだけ小型化するため、ポールP4(8)については専用の通路を用意せずに、ポールP4(4)の通路141を利用するようにしてあるためであり、第2には、これに伴って、ポールP4(8)の高さを移動の途中で上昇させるようにしたためであり、第3には、ポールP4(8)が磁気テープ24の位置に到達する以前に上昇を完了するように、磁気テープ24の位置を新型テープカセット20からY1方向にできるかぎり離すようにするためである。
図17に示すように、ポールP4(8)はストッパ151に、ポールP5(8)はストッパ152に、ポールP8はストッパ153に、略同時に到達して押し当り、テープパス27−2は図16のテープパス27−3の状態を経て更に拡がって、磁気テープ24が回転ドラム装置31に位置Sから位置E2まで角度α2(約180度)に亘って斜めに巻きつけられ、且つ、キャプスタン90に当る最終的なテープパス27−4とされる。ポールP8及び磁気テープ24は、ピンチローラ100のZ2側をピンチローラ100と干渉することなく通過する。
最終的なテープパス27−4は、磁気テープ24が新型テープカセット20の供給リール25側から出て、ポールP0、ポールP1に案内され、ポールP2とポールP3とによって案内されると共にひねられ、次いで、ポールP4(4)とポールP5(8)との間で回転ドラム装置31に巻きつけられ、その後、ポールP6とポールP7とによって案内されると共にひねられ、次いで、ポールP8、キャプスタン90、ポールP9に案内され、新型テープカセット20の巻取リール26側に入るパスである。
続いて、ピンチローラ移動動作134が行われる。図18に示すように、共通動作用モータ40が時計方向に回転駆動されて、第1の伝動機構50が動作して、ピンチローラ100が最初にZ2方向に下降してテープパス27−4内に入り、次いで、X1方向に移動されて、キャプスタン90に圧着され、磁気テープ24が矢印139方向に走行を開始し、情報の記録或いは再生が開始される。
ここで、磁気テープ24の回転ドラム装置31に対する巻き付けのエンドはE2であり、磁気テープ24を斜めに走査している回転ヘッドが磁気テープ24の上縁に到る直前で、磁気テープ24が回転ドラム装置31の周面から離れるようになっている。よって、回転ヘッドが磁気テープ24の上縁を横切ることが起きず、回転ヘッドが磁気テープ24の上縁を横切ることに起因する磁気テープ損傷は発生しない。
続いて、ヘッドクリーナ移動動作135が行われる。同じく、図18に示すように、共通動作用モータ40が時計方向に回転駆動されて、第1の伝動機構50が動作して、ヘッドクリーナ110が二点鎖線で示すように移動されて回転ドラム装置31に接触され、回転ヘッドが清掃される。
なお、テープアンローディング動作は、上記の各部品が上記とは逆の順序で且つ上記とは逆の方向に移動することによって行われる。
また、固定のポールP2とポールP3とによって磁気テープ14(24)をその走行方向上回転ドラム装置31に到る手前の位置でもってひねっているため、移動して磁気テープ14(24)を引き出し磁気テープ14(24)を回転ドラム装置31に沿わせるようにすると共に磁気テープ14(24)の回転ドラム装置31への出口側の位置を決定するポールは、垂直のポールP4(4)、P4(8)だけで足りるようにしてある。また、固定のポールP6とポールP7とによって磁気テープ24をその走行方向上回転ドラム装置31から出た後の位置でもってひねっているため、移動して磁気テープ24を引き出し磁気テープ24の回転ドラム装置31の出口側の位置を決定するポールは、垂直のポールP5(8)だけで足りるようにしてある。これによって、ポール収容空間18(28)の大きさの範囲内に全部の移動するポールが入ることが出来るようになっている。
6.[共通動作用機構]
次に、共通動作用モータ40及び第1の伝動機構50、及び第1の伝動機構50からの動力によって動かされる機構、動作について説明する。
図19はストリーマ装置30が図1に示す状態にあるときの第1の伝動機構50を、ストリーマ装置30の下側から見上げた姿勢で示す。170は動作状態検出用基板であり、複数のフォトリフレクタが設けてある。171は共通モードスイッチギヤであり、下面にモードスイッチパターンが形成してあり、上面側にカム部172を有する。動作状態検出用基板170は、複数のフォトリフレクタからの出力の組み合わせによって、共通モードスイッチギヤ171の回動角度位置を光学的に検出して、第1の伝動機構50の動作状態を検出する。図2に示すように、動作状態検出用基板170からの検出信号が制御回路82に送られ、制御回路82からの制御信号によってモータ駆動回路80が動作され、共通動作用モータ40が所定のタイミングで始動され及び停止され、図3中のポールP1,P9移動動作121、ピンチローラ移動動作123、ヘッドクリーナ移動動作124、及び図5中のポールP1,P9移動動作131、ピンチローラ移動動作134、ヘッドクリーナ移動動作135が行われる。172はテープカセット装着アームであり、カム部172によって回動され、テープカセット装着機構(図示せず)を動作させる。ここで、共通モードスイッチギヤ171自体がモードスイッチの機能を備えているため、モードスイッチの機能をギヤ171以外の部分に設けた構成に比較して、モード位置が精度良く決定される。
7.[共通動作]
[ポールP1,P9移動動作121(131)](図20、図21参照)
ポールP1はアーム181の先端に固定してある。ポールP9はアーム183の先端に固定してある。アーム181の基部にはスリーブ182が固定してあり、このスリーブ182がシャーシベースに植設してある固定ポスト185(図30参照)に回動且つ摺動可能に嵌合して支持されている。アーム183の基部にはスリーブ185が固定してあり、このスリーブ185がシャーシベースに植設してある固定ポスト187(図30参照)に回動且つ摺動可能に嵌合して支持されている。
共通動作用モータ40が駆動されると、ウォームギヤ機構41を介して、ギヤ機構174が駆動され、図20中、駆動ギヤ175が時計方向に回動され、図21に示すように、スライドレバー176がY2方向にスライドされ、回動レバー177、リンク178、回動レバー179を介してスライドレバー180がY2方向にスライドされる。スライドレバー180のスライドによって、アーム181が固定ポスト185を中心に反時計方向に回動されてポールP1が移動される。また、スライドレバー176のスライドによって、アーム184,183が固定ポスト187を中心に時計方向に回動されてポールP9が移動される。
[ピンチローラ移動動作123(134)](図19参照)
共通動作用モータ40が駆動されると、螺旋カム機構181によってピンチローラ支持アーム101の基部の円筒部102が垂直の溝に案内されつつZ2方向に下降され、垂直の溝の端に到ると、続いて、矢印183の方向へ回動される。ピンチローラ100はばね力でキャプスタン90に圧着される。
[ヘッドクリーナ移動動作124(135)](図19参照)
共通動作用モータ40が駆動されると、共通モードギヤ171が回転され、共通モードスイッチギヤ171と一体のカム184によってアーム部材111が回動され、ヘッドクリーナ110が移動されて回転ドラム装置31に接触される。
なお、共通モードギヤ171がヘッドクリーナ110を移動させるまで回動された後に、上記とは逆方向に回動されると、上記の各動作が、動作124(135)、動作123(134)、動作121(131)の順で行われ、且つ各部品が上記とは逆の方向に移動され、初期状態に戻される。
8.[個別動作用機構]
次に、個別動作用モータ60及び第2の伝動機構70、及び第2の伝動機構70からの動力によって動かされる機構、動作について説明する。
図22、図23及び図24はストリーマ装置30の第2の伝動機構70の状態を示す。図22は第2の伝動機構70を上方からみた斜視図、図23は第2の伝動機構70を下方からみた斜視図である。図24はストリーマ装置30が図1に示す状態にあるときの第2の伝動機構70の状態を示す。この状態を初期状態という。図22は図示の便宜上、ポールP1,P5(8),P8、P9上昇動作131が完了したときの状態を示す。
図22、図23及び図24及び図23に示すように、第2の伝動機構70は、個別モードスイッチギヤ200と、第1のドライブギヤ210と、第2のドライブギヤ220と、第3のドライブギヤ230と、動作状態検出用基板240とを有する。個別モードスイッチギヤ200は、前記の共通モードスイッチギヤ171のZ2側に、共通モードスイッチギヤ171と同軸的に配置してある。第1、第2、第3のドライブギヤ210、220,230は、個別モードスイッチギヤ200の周辺に配置してあり、後述するように、個別モードスイッチギヤ200の回転を伝達されて異なるタイミングで一時的に駆動される。また、個別モードスイッチギヤ200の下面にはモードスイッチパターン209が形成してあり、動作状態検出用基板240は複数のフォトリフレクタを有し、複数のフォトリフレクタからの出力の組み合わせによって、個別モードスイッチギヤ200の回動角度位置を光学的に検出して、第2の伝動機構70の動作状態を検出する。
図2に示すように、動作状態検出用基板240からの検出信号が制御回路82に送られ、制御回路82からの制御信号によってモータ駆動回路81が動作され、個別動作用モータ60が所定のタイミングで始動され及び停止され、図3中のポールP4(4)、P5(4)移動動作122、図5中のポールP1,P5(8),P8、P9上昇動作131及びポールP5(8),P8移動、ポールP4(8)遅れて移動動作133が行われる。ここで、個別モードスイッチギヤ200自体がモードスイッチの機能を備えているため、モードスイッチの機能をギヤ200以外の部分に設けた構成に比較して、モード位置が精度良く決定される。
個別モードスイッチギヤ200は、全周にギヤ部201及び凹部202、円弧状凹部203を有し、上面に、部分ギヤ部205とカム部206とを段状に有する。凹部202及び円弧状凹部203は、ギヤ部201のうちZ2側の半分を切除して形成してある。凹部202と円弧状凹部203とは突起部207を間において隣り合っている。円弧状凹部203は約120度に亘っている。全周ギヤ部201は、全幅のギヤ部201aと半分幅のギヤ部201bとよりなる。カム部206は、凹部206aとこれに続く浅い円弧状凹部206bと、凹部206aの隣のピン部206cとを有する。
第1のドライブギヤ210は、部分ギヤ部211を有する。部分ギヤ部211の一端には突起部212を有する。初期状態では、部分ギヤ部211は上記の部分ギヤ部205とは噛み合っていない。第1のドライブギヤ210は、所定角度回動して、ポールP4(4),P5(4)移動動作122を行わせる。
第2のドライブギヤ220は、外周方向に突き出した三つ突起部221,222、223を有する。両端の突起部221、223との間に、円弧状凹部224が形成してある。突起部222は、円弧状凹部224の略中央に配置してあり、第2のドライブギヤ220の上面端の付近から突き出ている。初期状態では、突起部221は上記の凹部206aに嵌合している。第2のドライブギヤ220は、所定角度回動して、ポールP1,P5(8),P8、P9上昇動作131を行わせる。
第3のドライブギヤ230は、上側のドライブギヤ235と下側のドライブギヤ236とが重なりあって、その間にねじりコイルばね237が組み込んである構造である。上側ドライブギヤ235及び下側ドライブギヤ236は通常は一体的に回転される。上側ドライブギヤ235は全周にギヤ部235aを有する。下側ドライブギヤ236は、略270度に亘るギヤ部231を有し、略90度に亘る欠歯部分に外周方向に突き出した第1及び第2の突起部232、233を有する。第1及び第2の突起部232、233は周方向上少し離して配置してある。第1の突起部232は、前記の凹部202の深さに対応して大きく突き出している。第2の突起部233は前記の円弧状凹部203に対応して小さく突き出している。初期状態では、第2の突起部233が円弧状凹部203に嵌合しており、部分ギヤ部231はギヤ部201には噛み合ってはいない。第3のドライブギヤ230は、所定角度回動して、ポールP5(8),P8、P4(8)移動動作133を行わせる。ねじりコイルばね237は動作の最終段階でねじられてポールP5(8),P8、P4(8)をストッパに押し付ける力を発生する。
次に、個別モードスイッチギヤ200から第1、第2、第3のドライブギヤ210、220,230への回転伝達動作について説明する。
個別動作用モータ60が駆動され例えば時計方向に回転すると、ウォームギヤ機構61を介して、個別モードスイッチギヤ200が時計方向に略30度回転され、個別動作用モータ60が逆転され反時計方向に回転すると、個別モードスイッチギヤ200は反時計方向に略360度回転される。
個別モードスイッチギヤ200が初期状態から時計方向に所定角度回転されると、図25(A)に示すように、突起部212を押されてギヤ部205が部分ギヤ部211に噛み合って第1のドライブギヤ210が図25(B)に示すように反時計方向に、図25(C)に示す位置まで回転される。この間、第2、第3のドライブギヤ220,230は停止した状態を維持する。なお、個別モードスイッチギヤ200が回動した状態から初期状態に戻る方向に回動されると、第1のドライブギヤ210は時計方向に回動されて初期状態に戻される。
また、個別モードスイッチギヤ200が初期状態から反時計方向に所定角度回転されると、先ず、図26(A)に示すように、突起部221が凹部206aの端によって押されて、第2のドライブギヤ220が時計方向に所定角度回動される。第2のドライブギヤ220が回動されて突起部221が凹部206aから抜け出すと、図26(B)に示すように、凹部224がカム部206に対向し、第2のドライブギヤ220は以後その位置に停止される。突起部222はカム部206の上面側に到る。
個別モードスイッチギヤ200が更に反時計方向に回転されると、図26(B)に示すように、円弧状凹部203の端が第2の突起部233を押して、第3のドライブギヤ230に初期の回動を付与し、続いて、図26(C)に示すように、ギヤ部201aとギヤ部231とが噛み合って、第3のドライブギヤ230が時計方向に回転される。第3のドライブギヤ230が約270度回動すると、図27(A)に示すように、第1の突起部232が凹部202に入り込み、続いて、図27(B)に示すように、突起部207が第1の突起部232を押して第3のドライブギヤ230に回動を強く伝達させて図27(C)に示す最終位置まで回動させる。第1の突起部232が凹部202から抜け出し、第2の突起部233が円弧状凹部203に入り込んだ状態となる。この間、第1のドライブギヤ210は停止した状態を維持する。
なお、個別モードスイッチギヤ200が回動した状態から初期状態に戻る方向に回動されると、最初に第3のドライブギヤ230が反時計方向に回動されて初期状態に戻され、続いて、ピン部206cが突起部222を押して第2のドライブギヤ220が反時計方向に回動されて初期状態に戻される。
9.[個別動作]
次に、上記の動作122,131,133について説明する。
[ポールP4(4)、P5(4)移動動作122](図28、図29参照)
図28は初期の状態を示し、図29はポールP4(4)、P5(4)が移動を完了した状態を示す。個別モードスイッチギヤ200によって第1のドライブギヤ210が反時計方向に回動されると、スライドレバー250がY2方向にスライドされ、回動レバー251を介してスライドレバー252がX2方向にスライドされる。スライドレバー252のスライドにより、第1には、回動レバー253が固定軸254を中心に時計方向に回動され、リンク255を介して、回動レバー256が固定軸257を中心に反時計方向に回動される。回動レバー256の回動力がリンク258を介してポールP4(4)に伝わり、ポールP4(4)はガイドレール部147に沿って略Y1方向に移動を開始し、図28に示すようにストッパ151の位置まで移動する。スライドレバー252のスライドにより、第2には、回動レバー260が固定軸261を中心に時計方向に回動され、この回動がリンク262を介して、ポールP5(4)に伝わり、ポールP5(4)は略Y1方向に移動を開始し、図29に示すようにストッパ155の位置まで移動する。
なお、第1のドライブギヤ210が回動された位置から時計方向に回動されて戻されると、機構は図29に示す状態から図28に示す初期状態に戻される。
[ポールP1,P5(8),P8、P9上昇動作131](図30乃至図33参照)
図30は初期の状態を示し、図31はポールP1,P5(8),P8、P9が上昇を完了した状態を示す。
個別モードスイッチギヤ200によって第2のドライブギヤ220が時計方向に回動されると、スライドレバー300がY1方向にスライドされ、回動レバー301を介してスライドレバー302がX1方向にスライドされる。スライドレバー300はカム溝304を有し、スライドレバー302はラック305,306を有する。
ポールP1に関して、シーソー原理のポール昇降機構270が設けてある。ポールP5(8),P8に関して、螺旋カム式のポール昇降機構280が設けてある。ポールP9に関して、螺旋カム式のポール昇降機構290が設けてある。
ポール昇降機構270は、レバー271がその中央の軸272をブラケット275に揺動可能に支持してあり、レバー271のY1方向の端のピン273がスライドレバー300のカム溝304に嵌合してあり、且つ、レバー271のY2方向の端のフォーク部274がスリーブ182と連結されている構成である。
スライドレバー300がY1方向にスライドされると、図31に示すように、カム溝300aによってレバー271がそのフォーク部274が上昇する方向に回動され、スリーブ182が固定ポスト186に沿ってZ1方向に移動され、ポールP1が上昇される。
ポール昇降機構280は、図32に示すように、螺旋カム部材281と、昇降部材285とを有する。螺旋カム部材281は、筒部の周囲に螺旋カム溝282を有し、下端にギヤ283を有する構成であり、シャーシベースに植設してある固定ポストに嵌合して支持してあり、ギヤ283がスライドレバー302のラック305と噛み合っている。昇降部材285は、筒部286が螺旋カム部材281に嵌合し、カムフォロワ287が螺旋カム溝282に嵌合しており、一端のU溝部288がシャーシベースに植設してあるポスト307に嵌合して回り止めされている。昇降部材285の上面にステージ289が固定してあり、ここに、ポールP5(8),P8が支持されている。
スライドレバー302がX1方向にスライドされると、図31に示すように、ラック305によって螺旋カム部材281が時計方向に回動され、カムフォロワ287が螺旋カム溝282によって案内されて、昇降部材285がZ1方向に移動され、ポールP5(8),P8がステージ289と共に上昇される。なお、ポールP5(8),P8の上昇は図34中のリンク340、341の一端を動かしつつ支障なく行われる。
ポール昇降機構290は、上記のポール昇降機構280と略同じ構成であり、図33に示すように、螺旋カム部材291と、昇降部材295とを有する。螺旋カム部材291は、シャーシベースに植設してある固定ポストに嵌合して支持してあり、ギヤ293がラック306と噛み合っている。昇降部材295は、筒部296が螺旋カム部材291に嵌合し、カムフォロワ297が螺旋カム溝292に嵌合しており、一端のU溝部298がシャーシベースに植設してあるポスト308に嵌合して回り止めされている。昇降部材295の上面にステージ289が固定してあり、ステージ289が上記のアーム183及び184を支えている。
スライドレバー302がX1方向にスライドされると、図31に示すように、ラック306によって螺旋カム部材291が反時計方向に回動され、カムフォロワ297が螺旋カム溝292によって案内されて、昇降部材295及びステージ299がZ1方向に移動され、アーム183、184がステージ299によって押し上げられ、スリーブ185が固定ポスト187に沿ってZ1方向に摺動され、ポールP9がアーム183、184と共に上昇される。
なお、第2のドライブギヤ220が回動された位置から反時計方向に回動されて戻されると、機構は図31に示す状態から図30に示す初期状態に戻される。
[ポールP5(8),P8移動、ポールP4(8)遅れて移動動作133](図34、図35参照)
図34は初期の状態を示し、図35はポールP5(8),P8、P4(8)が移動を完了した状態を示す。
310はリング組立体であり、内周側を支持されてシャーシベース上に支持されて、平面図上、回転ドラム装置31を囲む位置に配置してある。リング組立体310は、第1のリング部材311と第2のリング部材312とが重ね合わされており、且つ、円弧状の孔とピンとで組み合わされており、所定の角度範囲内で相対的に回動が可能となっており、且つ、引張ばね313によって一方向に寄せられており、一体化されている。第1のリング部材311には所定の角度範囲内にギヤ部314が形成してある。第3のドライブギヤ230のギヤ部235aとリング組立体310のギヤ部314とが噛み合っている。
320は扇形ギヤであり、ギヤ部321を有し、シャーシベース上の固定ポスト322に支持されて、リング組立体310のX2側に配置してある。ギヤ部321の端に突起部325がある。
330はスライド板であり、Y1方向にスライド可能である。扇形ギヤ320の腕部323の先端のピン324がスライド板330の長孔331に係合している。
ポールP5(8)はリンク340を介して第1のリング部材311と連結してある。ポールP8はリンク341を介して第2のリング部材312と連結してある。回動アーム343はシャーシベース上の固定ポスト343に支持されている。ポールP4(8)は、リンク345を介して回動アーム343の先端と連結してある。回動アーム343の途中に設けてあるピン346がスライド板330の略U字状切欠部332に嵌合してある。
個別モードスイッチギヤ200によって第3のドライブギヤ230が時計方向に回動されると、ギヤ部235aとギヤ部314との噛み合いによってリング組立体310が反時計方向に回動され、ポールP5(8)及びポールP8が移動を開始する。ポールP5(8)、P8が途中まで移動された段階で、突起部325がリング組立体310の突部によって押されて扇形ギヤ320が時計方向に初期回動され、続いて、ギヤ部314がギヤ部321に噛み合って、扇形ギヤ320が時計方向に回動され、スライド板330がY1方向にスライドされ、回動アーム343が反時計方向に回動され、リンク345を押し、ポールP4(8)が遅れて移動を開始する。
図35に示すように、ポールP5(8)、ポールP8、及びポールP4(8)は夫々ストッパ152,153,151に当る最終位置まで移動される。この段階で、第1のリング部材311のそれ以上の反時計方向の回転は不可能となり、また、ギヤ部235aとギヤ部314とは噛み合っているため、第3のドライブギヤ230の上側ドライブギヤ235はそれ以上の回転は不可能となる。その後も個別モードスイッチギヤ200の回動が少し続き、第3のドライブギヤ230の下側ドライブギヤ236だけが、ねじりコイルばね237をねじりつつ、時計方向に回動される。個別モードスイッチギヤ200の回動が停止した状態では、ねじりコイルばね237の強力なばね力が、上側ドライブギヤ235を介してリング組立体310及び扇形ギヤ320に作用し、リング組立体310は反時計方向に付勢された状態となり、ポールP5(8)はストッパ152に強く押し付けられた状態となり、また、扇形ギヤ320は時計方向に付勢された状態となり、ポールP4(8)はストッパ151に強く押し付けられた状態となる。ポールP8はリング組立体310内の引張ばね313によってストッパ153に押し付けられた状態となる。
なお、第3のドライブギヤ230が回動された位置から反時計方向に回動されて戻されると、機構は図35に示す状態から図34に示す初期状態に戻される。
また、共通モードは共通モードスイッチギヤ171で、個別モードは個別モードスイッチギヤ200でもって、独立に決められている。よって、共通モードと個別モードとの順番はソフトウェアで容易に変更することが可能である。
なお、本発明はストリーマ装置以外の磁気テープを使用した記録再生装置にも適用可能である。
本発明の実施例1になるストリーマ装置を、現行カセット及び新型カセットと併せて示す斜視図である。 図1のストリーマ装置の平面図である。 現行テープカセットが装着された場合のストリーマ装置のテープローディング動作の進行を説明する図である。 新型テープカセットが装着された場合のストリーマ装置のテープローディング動作の進行を説明する図である。 現行テープカセットからのテープローディング完了状態を示す図である。 新型テープカセットからのテープローディンググ完了状態を示す図である。 4mm幅磁気テープ及び8mm幅磁気テープの回転ドラム装置への巻き付け状態及び各磁気テープ上のトラックパターンを示す図である。 現行テープカセットが装着された状態の平面図である。 図3中の動作121が完了した状態の平面図である。 図3中の動作122が完了した状態の平面図である。 図3中の動作123が完了した状態の平面図である。 新型テープカセットが装着された状態の平面図である。 図4中の動作131が完了した状態の平面図である。 図4中の動作132が完了した状態の平面図である。 図4中の動作133の途中の状態の平面図である。 図4中の動作133の途中の状態の平面図である。 図4中の動作133が完了した状態の平面図である。 図4中の動作134が完了した状態の平面図である。 第1の伝動機構を下方からみて示す斜視図である。 ポールP1,P9の初期の状態におけるポール移動機構を示す斜視図である。 ポールP1,P9が移動した状態を示す斜視図である。 第2の伝動機構の斜視図である。 第2の伝動機構を下方からみて示す斜視図である。 第2の伝動機構の平面図である。 個別モードスイッチギヤが時計方向に回動されたときの第1のドライブギヤへ回転が伝達される動作を示す図である。 個別モードスイッチギヤが反時計方向に回動されたときの第2のドライブギヤへ回転が伝達される動作を示す図である。 個別モードスイッチギヤが更に反時計方向に回動されて回転が第3のドライブギヤへ伝達される動作を示す図である。 ポールP4(4)、P5(4)の初期の状態におけるポール移動機構を示す斜視図である。 ポールP4(4)、P5(4)が移動した状態を示す斜視図である。 ポールP1,P5(8),P8、P9の初期の状態におけるポール昇降機構を示す斜視図である。 ポールP1,P5(8),P8、P9が上昇された状態を示す斜視図である。 図30中、ポールP5(8),P8用の昇降機構を拡大して示す図である。 図30中、ポールP9用の昇降機構を拡大して示す図である。 ポールP5(8),P8、P4(8)の初期の状態におけるポール移動機構を示す斜視図である。 ポールP5(8),P8、P4(8)が移動した状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 現行テープカセット
14 4mm幅磁気テープ
20 新型テープカセット
24 8mm幅磁気テープ
29 凹部
30 ストリーマ装置
31 回転ドラム装置
40 共通動作用モータ
50 第1の伝動機構
60 個別動作用モータ
70 第2の伝動機構
80 共通動作用モータ駆動回路
81 個別動作用モータ駆動回路
82 制御回路
90 キャプスタン
100 ピンチローラ
110 ヘッドクリーナ
120 現行テープカセット認識動作
121 ポールP1,P9移動動作
122 ポールP4(4),P5(4)移動動作
123 ピンチローラ移動動作
124 ヘッドクリーナ移動動作
130 新型テープカセット認識動作
131 ポールP1,P5(8),P8,P9上昇動作
132 ポールP1,P9移動動作
133 ポールP5(8),P8,P4(8)移動動作
134 ピンチローラ移動動作
135ヘッドクリーナ移動動作
160、161 トラックパターン
170 動作状態検出用基板
171 共通モードスイッチギヤ
175 駆動ギヤ
200 個別モードスイッチギヤ
210 第1のドライブギヤ
220 第2のドライブギヤ
230 第3のドライブギヤ
240 動作状態検出用基板
270,280,290 ポール昇降機構
P0〜P9 ローディングポール

Claims (3)

  1. 回転ヘッドを有する一つの回転ドラム装置を備え、
    サイズの異なる複数種類のテープカセットが選択的に装着されるように構成してあり、
    前記テープカセットからテープ状記録媒体を引き出して前記回転ドラム装置に巻き付けてテープパスを形成する複数のローディングポールを備え、
    前記複数のローディングポールは、その一部に、何れの種類のテープカセットが装着された場合にも使用される共通ローディングポールを有し、
    前記複数のローディングポールは、前記共通ローディングポールと、所定の種類のテープカセットが装着された場合に使用されるようにテープカセットの種類に対応して設けてある個別ローディングポールとよりなる構成とし、
    共通動作用モータを備えており、前記共通ローディングポールを移動させる機構と、
    個別動作用モータを備えており、前記個別ローディングポールを移動させる機構とを有し、
    前記個別ローディングポールを移動させる機構は、前記個別動作用モータの回転方向によって移動させる個別ローディングポールを異ならしめる構成であることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 回転ヘッドを有する一つの回転ドラム装置を備え、
    サイズの異なる第1テープカセット及び第2のテープカセットが選択的に装着されるように構成してあり、
    前記第1のテープカセットが装着された場合には、前記第1のテープカセットから第1のテープ状記録媒体を引き出して前記回転ドラム装置に巻き付ける第1のテープパスを形成し、
    前記第2のテープカセットが装着された場合には、前記第2のテープカセットから第2のテープ状記録媒体を引き出して前記第1のテープパスとは異なる態様で前記回転ドラム装置に巻き付ける第2のテープパスを形成するようにした磁気記録再生装置であって、
    前記第1、第2のテープ状記録媒体を引き出す複数のローディングポールを有し、
    前記複数のローディングポールは、前記第1のテープパス及び前記第2のテープパスの形成に共通に使用される共通ローディングポールと、
    前記第1のテープパスの形成に使用される第1のローディングポールと、
    前記第2のテープパスの形成に使用される第2のローディングポールとに役割を分けてあり、
    前記第1のテープカセットが装着された場合には、前記第1のローディングポールと前記共通ローディングポールとが移動し、前記第2のテープカセットが装着された場合には、前記第2のローディングポールと前記共通ローディングポールとが移動する構成とし、
    更に、第1のモータと、第2のモータとを備え、
    前記第1のモータによって、前記共通ローディングポールを移動させる第1の伝動機構と、
    前記第2のモータの一方向回転によって、前記第1のローディングポールを移動させ、前記第2のモータの逆方向回転によって、前記第2のローディングポールを移動させる第2の伝動機構とを有する構成としたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 回転ヘッドを有する一つの回転ドラム装置を備え、
    サイズの異なる第1テープカセット及び第2のテープカセットが選択的に装着されるように構成してあり、
    前記第1のテープカセットが装着された場合には、前記第1のテープカセットから第1のテープ状記録媒体を引き出して前記回転ドラム装置に巻き付ける第1のテープパスを形成し、
    前記第2のテープカセットが装着された場合には、前記第2のテープカセットから第2のテープ状記録媒体を引き出して前記第1のテープパスとは異なる態様で前記回転ドラム装置に巻き付ける第2のテープパスを形成するようにした磁気記録再生装置であって、
    前記第1、第2のテープ状記録媒体を引き出す複数のローディングポールを有し、
    前記複数のローディングポールは、前記第1のテープパス及び前記第2のテープパスの形成に共通に使用される共通ローディングポールと、
    前記第1のテープパスの形成に使用される第1のローディングポールと、
    前記第2のテープパスの形成に使用される第2のローディングポールとに役割を分けてあり、
    前記第1のテープカセットが装着された場合には、前記第1のローディングポールと前記共通ローディングポールとが移動し、前記第2のテープカセットが装着された場合には、前記第2のローディングポールと前記共通ローディングポールとが移動する構成とし、
    前記第2の伝動機構は、
    第2のモータによって回転される単一の個別モードギヤと、
    前記個別モードギヤの周囲に配置してある複数のドライブギヤとよりなり、
    前記複数のドライブギヤは、前記個別モードギヤが一方向に回転されたときにだけ回転を伝達されて回転される第1のドライブギヤと、
    前記個別モードギヤが逆方向に回転されたときにだけ回転を伝達されて回転される第2のドライブギヤとよりなる構成であり、
    前記第1のドライブギヤが回転して前記第1のローディングポールを移動させ、前記第2のドライブギヤが回転して前記第2のローディングローデングポールを移動させる構成としたことを特徴とする磁気記録再生装置。
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