JP4352950B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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本発明は、各種電子機器に適用されるスイッチング電源装置に関するものである。
典型的なスイッチング電源装置は、整流回路と、平滑用キャパシタと、DC−DC変換回路とに構成される。
このスイッチング電源装置において、正弦波電圧が整流回路で整流されて平滑用キャパシタに印加されると、正弦波電圧のピークおよびその近傍のみで平滑用キャパシタに電流が流れ、入力電流波形がパルス状となり、力率が悪く、しかも高調波が発生する。
そして、近年、スイッチング電源装置は、電子機器の低価格化、小型化、高性能化、省エネルギー化に伴って、小型で出力の安定性が高く、高効率なものが求められている。
これらの要望に応えて、たとえばゼロ電流でスイッチングを行うフォワードタイプのシングルエンド変換器であるスイッチング電源装置が知られている(たとえば特許文献1、特許文献2参照)。
この特許文献1、2に記載されたスイッチング電源装置は、周期変調方式を採用しており、2次側において、整流時に共振電流を流す2次側の負荷によって1次側のスイッチング素子の周期を制御して安定化させるものである。
特公表昭58−500585号公報(FIG.4) USP4415959(FIG.4)
特許文献1および2に記載されたスイッチング電源装置は、比較的安定なスイッチング制御を実現できるものの、2次側に高価なインダクタが必要なことから、装置自体がコスト高となり、低価格化が進んでいる各種電子機器に適用することが困難な状態となっているのが現状である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、2次側に高価なインダクタが不要であるにもかかわらず、安定なスイッチング制御を実現でき、しかも各種電子機器に容易に適用することが可能なスイッチング電源装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のスイッチング電源装置は、主電源と、1次捲線と、当該1次捲線と相互に電磁結合されタップを通して順極性となるように接続された第1の2次捲線および第2の2次捲線を有するトランスと、上記主電源の電力を上記トランスの1次捲線に選択的に供給させるスイッチング素子と、第1電極および第2電極を有する第1のキャパシタと、第1電極および第2電極を有する第2のキャパシタと、第1の整流素子と、第2の整流素子と、を有し、上記第1のキャパシタの第1電極が上記トランスの第2の2次捲線の一端に接続され、第2電極が上記第2のキャパシタの第1電極に接続され、上記第1の整流素子が、上記第1のキャパシタの第2電極と上記トランスの第2の2次捲線の他端との間に、当該第1のキャパシタの第2電極から第2の2次捲線の他端に向かって順方向となるように接続され、上記トランスの第1の2次捲線のタップの接続端部とは異なる端部と第2のキャパシタの第2電極との間に、上記第2の整流素子が当該第1の2次捲線の端部から当該第2のキャパシタの第2電極に向かって順方向となるように接続されている。
好適には、上記スイッチング素子の導通制御を、負荷出力に応じて行う制御手段を有する。
また、好適には、上記スイッチング素子の導通制御を、入力電力に応じて行う制御手段を有する。
好適には、上記制御手段は、リーケージインダクタンスと上記第1のキャパシタで共振した半波正弦波電流のみが流れるように上記スイッチング素子の導通時間を制御する。
好適には、上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号の周期を負荷出力に応じて可変とする。
好適には、上記制御手段は、負荷が大きくになるに従って、パルス制御信号の周期が短くなるように制御する。
好適には、上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号のパルス幅を、リーケージインダクタンスと上記第1のキャパシタの基づく共振周波数幅より広く設定する。
好適には、上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号を出力し、上記パルス制御信号の上記スイッチング素子への出力ラインに積分回路が配置されている。
好適には、上記第1のキャパシタに対して並列に選択的に接続可能な少なくとも一つの共振用キャパシタをさらに有し、上記制御手段は、負荷出力に応じて上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に選択的に接続させる。
好適には、上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号を出力し、かつ、上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に接続するか否かに応じて上記パルス制御信号のパルス幅を制御する。
好適には、上記制御手段は、上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に接続した場合、上記パルス制御信号のパルス幅を、並列に接続してない場合より広く設定する。
好適には、上記第1のキャパシタに対して並列に選択的に接続可能な少なくとも一つの共振用キャパシタをさらに有し、上記制御手段は、入力電力に応じて上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に選択的に接続させる。
好適には、上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号を出力し、かつ、上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に接続するか否かに応じて上記パルス制御信号のパルス幅を制御する。
好適には、上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に接続した場合、上記パルス制御信号のパルス幅を、並列に接続してない場合より広く設定する。
好適には、上記制御手段は、負荷出力に応じた周期変調およびパルス幅変調のうちの少なくとも一方の変調に基づいて上記パルス制御信号を生成する。
好適には、上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号を、入力電力に応じた周期変調およびパルス幅変調のうちの少なくとも一方の変調に基づいて上記パルス制御信号を生成する。
本発明によれば、たとえば制御手段により一定パルス幅のパルス制御信号がスイッチング素子に供給される。
この場合、パルス制御信号がスイッチング素子に供給されている期間だけスイッチング素子がオンし、トランスの1次捲線に電流が流れ、2次側においては、第2のダイオードはオフしていおり、第2の2次捲線に共振電流が流れる。
具体的には、2次側においては、第2の2次捲線の、第1の整流素子、第1のキャパシタ、第2の2次捲線に向かって共振電流が流れ、第1のキャパシタに電荷が充電される。
パルス制御信号によりスイッチング素子がオフした場合、いわゆるオン・オフ電流が流れる。
この場合、第2の整流素子側に電流が流れる。
第2の整流素子は、スイッチング素子1がオフのときのリーケージインダクタンスLsに蓄積された少量のエネルギーを回収する。
そして、スイッチング素子がオフし、電流が第2の整流素子に流れて、第2のキャパシタに電荷が充電される。
このように、スイッチング素子がオンの場合は、第1の整流素子の方向に電流が流れて第1のキャパシタに電荷が充電され、スイッチング素子がオフの場合は、1次側から見たインダクタンスLoの電圧が反転してインダクタンス、第1のキャパシタ、第2のキャパシタ、第2の整流素子と電流が流れて第2のキャパシタに電荷が充電される。
そして、出力電力はキャパシタ容量と電圧で決まることから、負荷が変化した場合にT(周期)を変えて負荷を安定化させる。
本発明によれば、2次側に高価なインダクタが不要であるにもかかわらず、安定なスイッチング制御を実現できる利点がある。
そして、2次側に高価なインダクタが不要であることから装置の低価格化を図れ、各種電子機器に容易に適用することができる利点がある。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
本実施形態に係るスイッチング電源装置は、2次側の整流電流が正弦波波形に共振して整流するようにし、1次側のスイッチング素子に流れる電流が2次電流と類似した電流波形になるようし、2次側の負荷に応じて正弦波の周期を制御して2次側の電圧・電流を安定化させる方式を採用している。
具体的には、本実施形態に係るスイッチング電源装置は、2次側に整流時に共振電流を流すようにし、その時に、1次側のフラックスを相殺する方向に2次側のコイル電流を流し、2次側の負荷によって1次側スイッチング素子の周期を制御して安定化させる周期変調方式を採用している。
第1実施形態
図1は、本発明に係るスイッチング電源装置の第1の実施形態を示す回路図である。
本第1の実施形態に係るスイッチング電源装置1は、主電源としての直流電圧源E1、トランスT1、スイッチング素子SW1、第1のキャパシタC1、第2のキャパシタC2、第1のダイオードD1(第1の整流素子)、第2のダイオードD2(第2の整流素子)、検出回路2、帰還回路3、および制御回路4を、主構成要素として有している。
なお、帰還回路3および制御回路4により本発明の制御手段が構成される。
トランスT1は、一端が電圧源E1の正極に接続され、他端がスイッチング素子SW1の第1端子に接続されている1次捲線N1と、1次捲線N1と相互に電磁結合されタップTPを通して順極性となるように接続された第1の2次捲線N2および第2の2次捲線N3を有する。
なお、図において、標準的な表記法に従い、各捲線N1〜N3についてその相対極性をドットで示している。
そして、ここでいう順極性とは、第1の2次捲線N2および第2の2次捲線N3は、タップTPに対して、一方の捲線がドット端子が接続され、他方の巻き線がドットのない非ドット端子が接続されていることをいう。
図1の例では、第1の2次捲線N2のドット端子がタップTPに接続され、第2の2次捲線N3の非ドット端子がタップTPに接続されている。
スイッチング素子SW1は、たとえばトランジスタにより構成され、第1端子がトランスT1の1次捲線の他端(非ドット端子)に接続され、第2端子が電圧源E1の負極および制御回路4に接続され、制御端子が制御回路4の制御信号S4の出力ラインに接続されている。
また、スイッチング素子SW1は、第2端子と第1端子間に、第2端子から第1端子に向かって順方向となるようにクランプ用ダイオードD3が接続されている。
スイッチング素子SW1は、制御端子に供給される制御信号S4に応じて第1端子と第2端子を接続(オン)するか遮断するかが繰り返し制御される。
第1のキャパシタC1は、第1電極aと第2電極bとを有し、第2のキャパシタC2は、第1電極cと第2電極dとを有する。
そして、第2のキャパシタC2の容量は第1のキャパシタC1の容量より十分に大きな値に設定されている(C2>>C1)。
第1のキャパシタC1は、第1電極aがトランスT1の第2の2次捲線N3の一端(ドット端子)に接続され、第2電極bが第2のキャパシタC2の第1電極cに接続されている。
第1のダイオード(第1の整流素子)D1が、第1のキャパシタC1の第2電極bとトランスT1の第2の2次捲線N3の他端(非ドット端子)、すなわちタップTPとの間に、第1のキャパシタC1の第2電極bから第2の2次捲線N3の他端(タップTP)に向かって順方向となるように接続されている。
すなわち、第1のダイオードD1のアノードが第1のキャパシタC1の第2電極bに接続され、カソードが第2の2次捲線N3の他端(タップTP)に接続されている。
そして、トランスT1の第1の2次捲線N2のタップTPの接続端部(ドット端子)とは異なる端部(非ドット端子)と第2のキャパシタC2の第2電極dとの間に、第2のダイオード(第2の整流素子)D2が第1の2次捲線N2の端部(非ドット端子)から第2のキャパシタC2の第2電極dに向かって順方向となるように接続されている。
すなわち、第2のダイオードD2のアノードが第1の2次捲線N2の端部(非ドット端子)に接続され、カソードが第2のキャパシタC2の第2電極dに接続されている。
そして、第2のキャパシタC2の第1電極cおよび第2電極dが図示しない負荷側に接続され、所定の電圧を供給する。
検出回路2は、2次側の負荷、具体的には、第2のキャパシタC2の第1電極cおよび第2電極d間の出力(電圧、電流、あるいは両者に基づく電力)負荷を検出し、帰還回路3を介して制御回路4に転送する。
制御回路4は、帰還回路3を介して入力した検出回路2の検出結果に基づいて、2次側の整流電流が正弦波波形に共振して整流するようにし、1次側のスイッチング素子SW1に流れる電流が2次電流と類似した電流波形になるようし、2次側の負荷に応じて正弦波の周期を制御して2次側の電圧・電流を安定化させるように制御信号S4を生成して、スイッチング素子SW1の制御端子に供給する。
制御回路4は、スイッチング素子SW1をオンさせる場合、たとえば負荷が大きくになるに従って周期が小さくなるように、周期を可変して2次側の電圧・電流を安定化させる。
次に、上記構成による動作を、スイッチング素子SW1がオンしている場合と、オフしている場合に分け、図2〜図8に関連付けて説明する。
まず、制御回路4により一定パルス幅のパルス制御信号S4がスイッチング素子SW1のゲート端子に供給される(図2のステップST1)。
この場合、パルス制御信号S4がスイッチング素子SW1のゲート端子に供給されている間、スイッチング素子SW1がオンし、トランスT1の1次捲線N1に電流I1が流れ、2次側においては、第2のダイオードD2はオフしていおり、第2の2次捲線N3に共振電流が流れる。
図3は、スイッチング素子SW1がオンしているときのスイッチング電源装置1の等価回路を示す図である。
図3に示すように、スイッチング素子SW1がオンしているとき、1次側においては、1次捲線N1のドット端子、非ドット端子、スイッチング素子SW1の第1端子、および第2端子に向かって電流が流れる。
2次側においては、第2の2次捲線N3のドット端子、第1のダイオードのアノード、カソード、第1のキャパシタC1、第2の2次捲線N3の非ドット端子に向かって共振電流が流れる。
図4は、図3の回路を1次側に変換した等価回路を示す図である。
図4において、Lsはリーケージインダクタンスを、Loは1次側から見たインダクタンスをそれぞれ示している。
この場合、Ls<<Lo 、C1<<C2であることから、共振電流が、図4に示すように流れる。
そして、Lsは十分に小さいことから、共振電流は図5に示すように流れることと等価となる。
パルス制御信号S4のスイッチング素子SW1のゲート端子への供給が停止されると、スイッチング素子SW2がオフする。スイッチング素子SW1がオフした場合、いわゆるオン・オフ電流が流れる。
図6は、スイッチング素子SW1がオフしているときのスイッチング電源装置1の等価回路を示す図である。
図6に示すように、スイッチング素子SW1がオフした場合、破線で示す電流が第2のダイオードD2に流れる。
第2のダイオードD2は、スイッチング素子SW1がオフのときのリーケージインダクタンスLsに蓄積された少量のエネルギーを回収する。
そして、スイッチング素子SW1がオフし、破線で示す電流が第2のダイオードD2に流れて、第2のキャパシタC2に電荷が充電される。
このように、スイッチング素子SW1がオンの場合は、第1のダイオードD1の方向に電流が流れて第1のキャパシタC1に電荷が充電され、スイッチング素子SW1がオフの場合は、1次側から見たインダクタンスLoの電圧が反転してLo・C1・C2・D2と電流が流れてC2に電荷が充電される。
出力電力はC1V(キャパシタ容量と電圧で決まる)で決まるのは一般的に知られている。
本実施形態においては、一定のC1を設定しE1(入力電圧)や負荷が変化した場合にT(周期)を変えて負荷を安定化させる。
図7は、リーケージインダクタンスLsと第1のキャパシタC1で共振した半波正弦波電流の波形を示している。
スイッチング素子SW1のオン期間を図7中のΔTに設定すれば、図7に示すような半波正弦波電流のみが流れる。
制御回路4においては、検出回路2の検出結果とあらかじめ設定した基準値と比較し、(図2のステップST2,ST3)に基づいて、スイッチング素子SW1をオンさせる周期を可変として2次側の電圧・電流を安定化させるように制御信号S4を生成する。
具体的には、検出結果が基準値以下の場合には、スイッチング素子SW1のオンオフを制御する制御信号S4の発振周波数を可変する(図2のステップST3〜ST5)。
このとき、図8に示すように、スイッチング素子SW1のオン期間を負荷が大きくなるに従って、短くなるように制御する(T1>T2>T3 → 負荷が大きい方向)。
以上説明したように、本実施形態によれば、電圧源E1と、1次捲線N1とこの1次捲線N1と相互に電磁結合されタップを通して順極性となるように接続された第1の2次捲線N2および第2の2次捲線N3を有するトランスT1と、電圧源E1による電圧をトランスT1の1次捲線N1に選択的に供給させるスイッチング素子SW1と、第1電極aおよび第2電極bを有する第1のキャパシタC1と、第1電極cおよび第2電極dを有する第2のキャパシタC2と、第1の整流素子D1と、第2の整流素子D2と、を有し、第1のキャパシタC1の第1電極aがトランスT1の第2の2次捲線N3の一端に接続され、第2電極bが第2のキャパシタC2の第1電極cに接続され、第1の整流素子D1が、第1のキャパシタC1の第2電極bとトランスT1の第2の2次捲線N3の他端との間に、第2電極bから第2の2次捲線N3の他端に向かって順方向となるように接続され、トランスT1の第1の2次捲線N1のタップTPの接続端部とは異なる端部と第2のキャパシタC2の第2電極dとの間に、第2の整流素子D2が第1の2次捲線N2の端部から第2電極dに向かって順方向となるように接続され、帰還回路3を介して入力した検出回路2の検出結果に基づいて、2次側の整流電流が正弦波波形に共振して整流するようにし、1次側のスイッチング素子SW1に流れる電流が2次電流と類似した電流波形になるようし、2次側の負荷に応じて正弦波の周期を制御して2次側の電圧・電流を安定化させるように制御信号S4を生成して、スイッチング素子SW1の制御端子に供給する制御回路4を有することから、以下の効果を得ることができる。
2次側に高価なインダクタが不要であるにもかかわらず、安定なスイッチング制御を実現できる利点がある。
そして、2次側に高価なインダクタが不要であることから装置の低価格化を図れ、各種電子機器に容易に適用することができる利点がある。
また、制御回路4は、スイッチング素子SW1のオンの期間を、負荷が大きくなるに従って短くするようにすることから、高精度に2次側の電圧・電流を安定化させることが可能となる。
第2実施形態
図9は、本発明に係るスイッチング電源装置の第2の実施形態を示す回路図である。
本第2の実施形態に係るスイッチング電源装置1Aが上述した第1の実施形態に係るスイッチング電源装置1と異なる点は、2次側の第1の2次捲線N2の巻き数n2を、第2の2次捲線N3の巻き数n3より多く(n2>n3)したことにある。
そして、本第2の実施形態においては、第1の2次捲線N2の非ドット端子がタップTPに接続され、ドット端子が第2のダイオードD2のアノードに接続されている。
図10は、図9のスイッチング電源装置1Aにおけるスイッチング素子SW1がオンの場合とオフの場合と電流経路を示す等価回路を示す図である。
図10において、実線で示す矢印がスイッチング素子SW1がオンの場合、破線で示す矢印がスイッチング素子SW1がオフの場合の電流経路を示している。
図10からわかるように、図9のスイッチング電源装置1Aにおけるスイッチング素子SW1がオンの場合とオフの場合と電流経路は、図1のスイッチング電源装置1の電流経路と同じである。
すなわち、図9のスイッチング電源装置1Aは、図1のスイッチング電源装置1と同様に動作する。
したがって、ここではその詳細な説明を省略する。
第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
第3実施形態
図11は、本発明に係るスイッチング電源装置の第3の実施形態を示す回路図である。
本第3の実施形態に係るスイッチング電源装置1Bが上述した第1の実施形態に係るスイッチング電源装置1と異なる点は、スイッチング素子SW1のオンする期間(時間)を、図12(A)および(B)に示すように、Ls(リーケージ・インダクタンス)とC1の共振周波数幅より広くオンさせる方式を採用し、共振周波数のバラツキなどを補償させるように構成したことにある。
具体的には、図12(B)に示すように、スイッチング素子SW1をドライブするためのパルス制御信号S4のパルス幅をΔTだけ長く設定する。
そのために、帰還回路および制御回路として、検出回路2の検出結果に応じて周期を変化させる周期可変回路5と、周期可変回路5の出力に基づいた周波数(周期)で発振する発振器(OSC)6と、発振器5の出力パルスを波形整形するパルス整形回路7と、パルス整形回路7の出力を受けて、図12(A),(B)に示すようにパルス幅をLs(リーケージ・インダクタンス)とC1の共振周波数幅よりΔTだけ長く設定したパルス制御信号S4を生成して、スイッチング素子SW1のゲート端子に供給するドライブ回路8を設けている。
その他の構成は第1の実施形態と同様である。
本第3の実施形態によれば、上述した第1の実施形態の効果に加えて共振周波数のバラツキなどを補償することができるという利点がある。
なお、この共振周波数のバラツキなどを補償するために、スイッチング素子SW1をドライブするためのパルス制御信号S4のパルス幅をLs(リーケージ・インダクタンス)とC1の共振周波数幅よりΔTだけ長く設定する方式は、第2の実施形態に適用できることはいうまでもない。
第4実施形態
図13は、本発明に係るスイッチング電源装置の第4の実施形態を示す回路図である。
本第4の実施形態に係るスイッチング電源装置1Cが上述した第1の実施形態のスイッチング電源装置1と異なる点は、制御回路4のパルス制御信号S4の出力ラインに積分回路9を設けたことにある。
図14(A),(B)は、図13の積分回路9の具体的な構成例を示す回路図である。
図14(A)の積分回路は、制御回路4のパルス制御信号S4の出力端とスイッチング素子SW1の制御端子との間に抵抗素子R1を接続して構成されている。
図14(B)の積分回路は、制御回路4のパルス制御信号S4の出力端とスイッチング素子SW1の制御端子との間に抵抗素子R1と抵抗素子R2を直列に接続し、抵抗素子1とR2の接続点とスイッチング素子SW1の第2端子側のラインにキャパシタC3を接続して構成されている。
このように、制御回路4のパルス制御信号S4の出力ラインに積分回路9を設けると、制御回路4によるパルス制御信号S4は、図15(B)に示すような波形となる。
すなわち、図15(A),(B)に示すように、スイッチング素子SW1をドライブするためのパルス制御信号S4のパルス幅をLs(リーケージ・インダクタンス)とC1の共振周波数幅よりΔTだけ長く設定することできる。
これにより、Ls(リーケージ・インダクタンス)とC1の共振周波数幅が変化しても対応することが可能となる。
また、スイッチング素子SW1をオンさせるパルス制御信号S4のパルス幅を広くすると共振電流が流れ終わった後には小さい電流値しか流れないので、トランスT1に大きなエネルギーを蓄積しない。
これによってトランスT1に高いパルス電圧が発生しない。
第5実施形態
図16は、本発明に係るスイッチング電源装置の第5の実施形態を示す回路図である。
本第5の実施形態に係るスイッチング電源装置1Dが上述した第1の実施形態に係るスイッチング電源装置1と異なる点は、出力側の共振用第1のキャパシタC1の容量を出力負荷または入力量に応じて切り替える方式を採用したことにある。
具体的には、第1のキャパシタC1に対して複数(本実施形態では2)のキャパシタC4,C5を並列に接続可能なように、スイッチング素子SW2,SW3をキャパシタC4,C5に対して直列に接続し、検出回路2を電圧検出回路21と、抵抗素子R3によって検出される負荷電流を検出する電流検出回路22と、電圧検出回路21と電流検出回路22の検出結果より負荷電力を検出する電力検出回路23により構成し、たとえば電力検出回路23の検出結果に基づいてスイッチング素子SW2,SW3の導通制御を行うスイッチ制御回路10と、スイッチング素子SW2,SW3の導通制御を行った場合に、パルス制御信号S4のパルス幅を制御するパルス幅可変回路11を設けている。
このスイッチング電源装置1Dにおいては、2次側負荷電力の大きさに応じてキャパシタC4および/またはC5を接続すれば多くの電力が取れる。
つまり、等価的に2次側負荷電力を検出してスイッチング素子SW2,SW3の導通制御を行って、負荷電力に見合った電力を取り出す。
そして、スイッチング素子SW2,SW3の導通制御を行って、パルス幅可変回路11によりパルス制御信号S4のパルス幅を制御する。
この方式によると、第1のキャパシタC1に対して並列にキャパシタC4,C5を並列に接続すると共振周波数が低くなる。
それに応じて、図17(A),(B)に示すように、スイッチング素子SW1をオンするドライブパルス幅(パルス制御信号のパルス幅)をΔTだけ広くする。
なお、上述の説明では、出力負荷電力に見合った電流を取り出すようにした構成について説明したが、たとえば図中破線で示すように、1次側の電圧源E1の電圧と、抵抗素子R4によって1次側電流を検出して1次側(入力側)の電力を検出する電圧・電流・電力検出回路12を設けて、2次側負荷電力を検出してスイッチング素子SW2,SW3の導通制御を行って、入力電力に見合った電力を取り出すように構成することも可能である。
この場合においても、スイッチング素子SW2,SW3の導通制御を行って、パルス幅可変回路11によりパルス制御信号S4のパルス幅を制御する。
また、図中に破線で示すように、負荷側の電圧検出回路21および/または電流検出回路22の検出結果を受けてスイッチング素子SW2,SW3の導通制御を行うように構成することも可能である。
第6実施形態
図18は、本発明に係るスイッチング電源装置の第6の実施形態を示す回路図である。
本第6の実施形態に係るスイッチング電源装置1Eが上述した第3の実施形態に係るスイッチング電源装置1Bと異なる点は、パルス制御信号4を制御してスイッチング素子SW1の導通制御を行う場合に、出力側の電圧・電流を検出して周期変調と同時にPWM(パルス幅変調)する方式を採用したことにある。
そのため、検出回路2の検出結果に基づいてPWM変調するPWM回路13を設けている。
図19は、出力側の電圧・電流を検出して周期変調と同時にPWM(パルス幅変調)する場合の動作波形を示す図であって、(A)は時間Tに対するスイッチング素子SW1に流れる電流を示し、(B)は時間Tに対するパルス制御信号S4(ドライブ電圧)を示し、(C)は時間Tに対する第2のダイオードD2に流れる電流を示している。
図19(A)〜(C)に示すように、負荷電力が大きくなる(あるいは入力電圧が低くなる)と、PWM回路14でパルス幅を広くすれば第2のダイオードD2に流れる電流が増加する。本方式では、この制御を行う。
本第6の実施形態によれば、上述した第3の実施形態に効果に加えて、さらに高精度な出力電圧制御を実現できる利点がある。
第7実施形態
図20は、本発明に係るスイッチング電源装置の第7の実施形態を示す回路図である。
本第7の実施形態に係るスイッチング電源装置1Fが上述した第6の実施形態に係るスイッチング制御装置1Eと異なる点は、周期変調とPWMの割り合いを、たとえば8対2あるいは5対5等に変えて出力電圧を制御する方式を採用したことにある。
具体的には、発振器6の発振出力をPWM回路13にも供給する構成となっている。
本第7の実施形態によれば、上述した第6の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
第8実施形態
図21は、本発明に係るスイッチング電源装置の第8の実施形態を示す回路図である。
本第8の実施形態に係るスイッチング電源装置1Gが上述した第7の実施形態に係るスイッチング制御装置1Fと異なる点は、2つの検出結果に基づいて、パルス制御信号4を制御してスイッチング素子SW1の導通制御を行う方式を採用したことにある。
具体的には、第1の検出回路2aにより、出力電圧と抵抗素子R3による電流を検出して周期変調制御を行い、1次側に3次捲線N4を設け、その一端側にダイオードD4のアノード接続し、ドライブ回路8に接続し、かつキャパシタC6の第1電極に接続し、キャパシタC6の第2電極を第2の検出回路2bに接続し、電圧源E1による電圧、キャパシタC6の電圧および抵抗素子R4による電流を検出して、その検出結果によりPWM変調を行うように構成している。
図22に、この第8の実施形態に係るスイッチング電源装置1Gの制御動作を示す。
なお、図21中に破線で示すように、第1の検出回路2aの検出結果に基づいてPWM変調を行い、第2の検出回路2bの検出結果に基づいて周期変調を行うように構成することも可能である。
本第8の実施形態によれば、上述した第7の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
第9実施形態
図23は、本発明に係るスイッチング電源装置の第9の実施形態を示す回路図である。
本第9の実施形態に係るスイッチング電源装置1Gが上述した第3の実施形態に係るスイッチング制御装置1Bと異なる点は、パルス整形回路を用いないでPWM回路13のみにより制御する方式を採用したことにある。
本第9の実施形態によれば、上述した第3の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
なお、上述の説明においては、周期を可変とする周期変調として説明したが、FM(周波数変調)であってもよい。
第10実施形態
以下に、本発明に係る第10の実施形態として、2次側の第1の2次捲線N2の巻き数n2と第2の2次捲線N3の巻き数n3の設定方法について、図1の装置を例に説明する。
図24は、図1の回路の等価回路を示す図であり、図25はスイッチング素子SW1がオンした場合の捲線の電圧をE2,E3とした場合の等価回路を示す図であり、図26はスイッチング素子SW1がオフした場合の捲線の電圧をE2,E3とした場合の等価回路を示す図である。また、図25および図26において、第1のキャパシタC1の電圧をEcとしている。
スイッチング素子SW1がオンした場合、図25に示すように、E2、Ec、D1と電流が流せている場合にC1電圧(Ec)がE2+E3より高くならないような巻き数に第1の2次捲線N2の巻き数n2と第2の2次捲線N3の巻き数n3を選定する。
第1のキャパシタC1の電圧EcはほぼN3電圧E3で決まる。したがって、第2の2次捲線のリーケージ・インダクタンスとC1での共振電流が流れる。
その時の点線電流は流れない
スイッチング素子SW1がオフした場合、N2・N3の電圧が反転して図26に示すようになる。
それによって、前述したように、C1、N3、N2・D2、C2と電流が流れて第2のキャパシタC2に電荷を充電する。
本発明に係るスイッチング電源装置の第1の実施形態を示す回路図である。 図1のスイッチング電源装置の制御動作を示すフローチャートである。 スイッチング素子がオンしているときの図1のスイッチング電源装置の等価回路を示す図である。 図3の回路を1次側に変換した等価回路を示す図である。 共振電流の経路を示す図である。 スイッチング素子がオフしているときの図1のスイッチング電源装置の等価回路を示す図である。 リーケージインダクタンスLsと第1のキャパシタで共振した半波正弦波電流の波形を示す図である。 スイッチング素子のオン期間の負荷に応じた制御動作を説明するための図である。 本発明に係るスイッチング電源装置の第2の実施形態を示す回路図である。 図9のスイッチング電源装置におけるスイッチング素子がオンの場合とオフの場合と電流経路を示す等価回路を示す図である。 本発明に係るスイッチング電源装置の第3の実施形態を示す回路図である。 共振周波数のバラツキなどを補償するために、スイッチング素子をドライブするためのパルス制御信号のパルス幅をLs(リーケージ・インダクタンス)とC1の共振周波数幅よりΔTだけ長く設定する方式を説明するための図である。 本発明に係るスイッチング電源装置の第4の実施形態を示す回路図である。 図13の積分回路の具体的な構成例を示す回路図である。 パルス制御信号S4の出力ラインに積分回路を設けた場合のパルス制御信号の波形について説明するための図である。 本発明に係るスイッチング電源装置の第5の実施形態を示す回路図である。 出力側の共振用第1のキャパシタの容量を出力負荷または入力量に応じて切り替える方式を説明するための図である。 本発明に係るスイッチング電源装置の第6の実施形態を示す回路図である。 出力側の電圧・電流を検出して周期変調と同時にPWM(パルス幅変調)する場合の動作波形を示す図であって、(A)は時間Tに対するスイッチング素子SW1に流れる電流を示し、(B)は時間Tに対するパルス制御信号S4(ドライブ電圧)を示し、(C)は時間Tに対する第2のダイオードD2に流れる電流を示している。 本発明に係るスイッチング電源装置の第7の実施形態を示す回路図である。 本発明に係るスイッチング電源装置の第8の実施形態を示す回路図である。 第8の実施形態に係るスイッチング電源装置1Gの制御動作を示すフローチャートである。 本発明に係るスイッチング電源装置の第9の実施形態を示す回路図である。 2次側の第1の2次捲線N2の巻き数n2と第2の2次捲線N3の巻き数n3の設定方法について説明するための図であって、図1の回路の等価回路を示す図である。 2次側の第1の2次捲線N2の巻き数n2と第2の2次捲線N3の巻き数n3の設定方法について説明するための図であって、スイッチング素子がオンした場合の捲線の電圧をE2,E3とした場合の等価回路を示す図である。 2次側の第1の2次捲線N2の巻き数n2と第2の2次捲線N3の巻き数n3の設定方法について説明するための図であって、スイッチング素子がオフした場合の捲線の電圧をE2,E3とした場合の等価回路を示す図である。
符号の説明
1,1A〜1H…スイッチング電源装置、2…検出回路、3…帰還回路、4…制御回路、 E1…直流電圧源E1、T1…トランス、N1…1次捲線、N2…第1の2次捲線、N3…第3の2次捲線、SW1…スイッチング素子、C1…第1のキャパシタ、C2…第2のキャパシタ、D1…第1のダイオード(第1の整流素子)、D2…第2のダイオード(第2の整流素子)。

Claims (16)

  1. 主電源と、
    1次捲線と、当該1次捲線と相互に電磁結合されタップを通して順極性となるように接続された第1の2次捲線および第2の2次捲線を有するトランスと、
    上記主電源の電力を上記トランスの1次捲線に選択的に供給させるスイッチング素子と、
    第1電極および第2電極を有する第1のキャパシタと、
    第1電極および第2電極を有する第2のキャパシタと、
    第1の整流素子と、
    第2の整流素子と、を有し、
    上記第1のキャパシタの第1電極が上記トランスの第2の2次捲線の一端に接続され、第2電極が上記第2のキャパシタの第1電極に接続され、
    上記第1の整流素子が、上記第1のキャパシタの第2電極と上記トランスの第2の2次捲線の他端との間に、当該第1のキャパシタの第2電極から第2の2次捲線の他端に向かって順方向となるように接続され、
    上記トランスの第1の2次捲線のタップの接続端部とは異なる端部と第2のキャパシタの第2電極との間に、上記第2の整流素子が当該第1の2次捲線の端部から当該第2のキャパシタの第2電極に向かって順方向となるように接続されている
    スイッチング電源装置。
  2. 上記スイッチング素子の導通制御を、負荷出力に応じて行う制御手段を有する
    請求項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 上記スイッチング素子の導通制御を、入力電力に応じて行う制御手段を有する
    請求項1記載のスイッチング電源装置。
  4. 上記制御手段は、リーケージインダクタンスと上記第1のキャパシタで共振した半波正弦波電流のみが流れるように上記スイッチング素子の導通時間を制御する
    請求項2記載のスイッチング電源装置。
  5. 上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号の周期を負荷出力に応じて可変とする
    請求項4記載のスイッチング電源装置。
  6. 上記制御手段は、負荷が大きくになるに従って、パルス制御信号の周期が短くなるように制御する
    請求項5記載のスイッチング電源装置。
  7. 上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号のパルス幅を、リーケージインダクタンスと上記第1のキャパシタの基づく共振周波数幅より広く設定する
    請求項4記載のスイッチング電源装置。
  8. 上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号を出力し、
    上記パルス制御信号の上記スイッチング素子への出力ラインに積分回路が配置されている
    請求項4記載のスイッチング電源装置。
  9. 上記第1のキャパシタに対して並列に選択的に接続可能な少なくとも一つの共振用キャパシタをさらに有し、
    上記制御手段は、負荷出力に応じて上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に選択的に接続させる
    請求項2記載のスイッチング電源装置。
  10. 上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号を出力し、かつ、上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に接続するか否かに応じて上記パルス制御信号のパルス幅を制御する
    請求項9記載のスイッチング電源装置。
  11. 上記制御手段は、上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に接続した場合、上記パルス制御信号のパルス幅を、並列に接続してない場合より広く設定する
    請求項10記載のスイッチング電源装置。
  12. 上記第1のキャパシタに対して並列に選択的に接続可能な少なくとも一つの共振用キャパシタをさらに有し、
    上記制御手段は、入力電力に応じて上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に選択的に接続させる
    請求項3記載のスイッチング電源装置。
  13. 上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号を出力し、かつ、上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に接続するか否かに応じて上記パルス制御信号のパルス幅を制御する
    請求項12記載のスイッチング電源装置。
  14. 上記制御手段は、上記共振用キャパシタを上記第1のキャパシタに対して並列に接続した場合、上記パルス制御信号のパルス幅を、並列に接続してない場合より広く設定する
    請求項13記載のスイッチング電源装置。
  15. 上記制御手段は、負荷出力に応じた周期変調およびパルス幅変調のうちの少なくとも一方の変調に基づいて上記パルス制御信号を生成する
    請求項5記載のスイッチング電源装置。
  16. 上記制御手段は、上記スイッチング素子の導通を制御するためのパルス制御信号を、入力電力に応じた周期変調およびパルス幅変調のうちの少なくとも一方の変調に基づいて上記パルス制御信号を生成する
    請求項3記載のスイッチング電源装置。
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