JP4352925B2 - 無人搬送車のセンサ制御装置及び無人搬送システム - Google Patents

無人搬送車のセンサ制御装置及び無人搬送システム Download PDF

Info

Publication number
JP4352925B2
JP4352925B2 JP2004039310A JP2004039310A JP4352925B2 JP 4352925 B2 JP4352925 B2 JP 4352925B2 JP 2004039310 A JP2004039310 A JP 2004039310A JP 2004039310 A JP2004039310 A JP 2004039310A JP 4352925 B2 JP4352925 B2 JP 4352925B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic guided
guided vehicle
detection
detection area
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004039310A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005234625A (ja
Inventor
寿 大西
Original Assignee
アシスト テクノロジーズ ジャパン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アシスト テクノロジーズ ジャパン株式会社 filed Critical アシスト テクノロジーズ ジャパン株式会社
Priority to JP2004039310A priority Critical patent/JP4352925B2/ja
Publication of JP2005234625A publication Critical patent/JP2005234625A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4352925B2 publication Critical patent/JP4352925B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Description

本発明は、軌道を走行する無人搬送車に搭載されたセンサを制御するための無人搬送車のセンサ制御装置及び無人搬送システムに関するものである。
半導体製造、液晶製造、FAなどの製造プロセスにおいて、製造過程の品物をプロセスに従い装置から装置に搬送する搬送手段としては、天井より懸垂された軌道上を走行してFOUP(Front Opening Unified Pod)を搬送するOHT(Over head Hoist Transport)、OHS(Over Head Shuttle)、床上を自立走行する無人搬送車を用いた搬送システムなど、軌道上を走行する無人搬送車による無人搬送システムが主流となっている。
これらの無人搬送システムにおいては、無人搬送車が地上の路面を走行する場合は、路面に敷設された誘導線に従って走行している場合や、誘導線を用いず、無誘導で自立走行する場合もある。また、無人搬送車が天井の軌道から吊り下げられた形で走行する場合は、誘導路としてレールなどの軌道が用いられている。
そして、これらの無人搬送システムでは、無人搬送車が走行する際に、前方の障害物との衝突を防止するために、障害物を検出した場合に無人搬送車の走行を自動的に停止するような技術が開発されている。
また、同時に、無人搬送車が走行する軌道(例えば、無人搬送車が地上の路面を走行する場合は走行路面の軌道、また、天井の軌道から吊り下げた形で走行する場合は走行する天井の軌道)は適宜変更されるため、軌道の敷設時に、路面の床穴等の軌道の欠陥が生じる場合がある。かかる場合に、軌道からの無人搬送車の脱落など搬送システムのダウンを防止するために、軌道の有無を検出して、軌道が無い際は無人搬送車の走行を自動的に停止させる技術が開発されている。
従来の無人搬送システムにおいて、障害物を検出し、また、軌道の有無を検出するための技術として、無人搬送車に取り付けられるセンサ、例えば、障害物を検出するための障害物センサや軌道の有無を検出するための床穴センサ等がある。ここで、障害物センサは、障害物を検出するべく、無人搬送車の前方の走行断面積をすべてカバーし、死角の無い検出エリアが設定されることが理想である。しかも、多くの場合、無人搬送車が走行する軌道は曲線路(カーブ)を有しており、曲線路を走行する際に、障害物センサが軌道の周囲に備え付けられた既存設備(例えば、壁等)を障害物と誤検出しないようにする必要がある。また、床穴センサは、無人搬送車が地上の路面を走行する場合に、障害物センサとは別個に設けられ、走行路面の軌道を含むように検出エリアが設定される。
従って、特許文献1に記載された技術のように、無人搬送車の前方の検出エリアを広く設定するために複数のセンサを無人搬送車に取り付けた技術が開発されている。例えば、図12に示すように、無人搬送車101では、障害物を検出するために複数の障害物センサ102を前面に備えるとともに、無人搬送車101が走行する軌道の有無を検出するための床穴センサ103を別途備える。そして、障害物センサ102は、無人搬送車101の前方の破線で囲まれた部分を検出エリアとして障害物を検出するように構成される。また、床穴センサ103は、無人搬送車101が走行するための走行路面の軌道を含む破線で囲まれた部分を検出エリアとして軌道の有無を検出するように構成される。尚、図12では、無人搬送車101が地上の路面を走行する場合であるので、床穴センサ103は走行路面の床穴を検出するように構成するが、無人搬送車が天井の軌道から吊り下げた形で走行する場合は、走行する前方の軌道を検出するように軌道センサを構成する。
また、特許文献2に記載された技術のように、軌道が複雑な曲線路を有する場合には、検出エリアがそれぞれ異なる複数のセンサを無人搬送車の前面に取り付け、それらの複数のセンサを切り替えながら無人搬送車を走行させる技術が開発されている。特許文献2に記載された技術では、無人搬送車のセンサの検出エリアが適正範囲となるよう、センサ制御装置により複数のセンサを切り替えながら走行する。
特開平7−65294号公報 特開平11−312016号公報
しかしながら、従来の技術のように、無人搬送車に備え付けられたセンサが複数あると、無人搬送車の構成が複雑になるとともに、これらのセンサを制御するためのセンサ制御装置の調整が煩雑になるという問題がある。
また、無人搬送車に備え付けられたセンサは、通常、反射型の光方式や超音波方式のセンサが用いられており、無人搬送システムでは、障害物センサにより一定距離より短い距離で反射波を検出した場合には、障害物ありとして無人搬送車が停止するように制御される。従って、反射波が無いと障害物無しと判断されるため、センサやセンサを制御する回路に故障等の異常があることにより反射波を検出することができない場合には、無人搬送システムの安全性を確保することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、構成が簡単であり、また、安全性をより確保することができる無人搬送車のセンサ制御装置及び無人搬送システムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決するために、本発明に係る無人搬送車のセンサ制御装置は、無人搬送車に備えられ、無人搬送車の走行方向前方に対して垂直方向及び水平方向に放射波を照射する発光手段と、検出対象で反射した前記放射波の反射波を受光する受光手段と、からなる単一のセンサを制御するための無人搬送車のセンサ制御装置であって、前記放射波の垂直方向及び水平方向の照射角度と距離との組み合わせに基づいて、事前に無人搬送車が走行する軌道に応じて変更する複数の検出エリアを設定し、当該検出エリアを無人搬送車の走行方向前方に対する垂直方向について、上側検出範囲または下側検出範囲を軌道よりも広く設定して、無人搬送車が走行する軌道を含めた範囲で設定する検出エリア設定手段と、前記放射波の垂直方向及び水平方向の照射角度と、前記放射波を照射してから前記反射波を受光するまでの時間から計算した前記検出対象までの距離と、の組み合わせに基づいて特定される前記検出対象の立体的空間位置が、前記検出エリア内である場合に、障害物検出を出力すると共に、前記検出対象である前記軌道までの所定の照射角度における所定距離の反射波の信号が得られると軌道が有ると出力し、前記軌道までの所定の照射角度における所定距離以上の距離の反射波の信号が得られると軌道が無いと出力する判断手段と、前記判断手段からの前記軌道の有無の出力に関する出力が無い場合に、異常を出力する異常検知手段と、を有し、前記検出エリア設定手段は、無人搬送車が走行する軌道上の検出エリアを切り替えるべき所定位置に設置されたマークをマーク読取り器で読取り、マーク読取り部で分析した結果に基づいて、前記検出エリアを切り替える位置を識別すると共に、その位置に対応した前記検出エリアに切り替えることを特徴とする。
また、本発明に係る無人搬送車のセンサ制御装置は、無人搬送車に備えられ、無人搬送車の走行方向前方に対して垂直方向及び水平方向に放射波を照射する発光手段と、検出対象で反射した前記放射波の反射波を受光する受光手段と、からなる単一のセンサを制御するための無人搬送車のセンサ制御装置であって、前記放射波の垂直方向及び水平方向の照射角度と距離との組み合わせに基づいて、事前に無人搬送車が走行する軌道に応じて変更する複数の検出エリアを設定し、当該検出エリアを無人搬送車の走行方向前方に対する垂直方向について、上側検出範囲または下側検出範囲を軌道よりも広く設定して、無人搬送車が走行する軌道を含めた範囲で設定する検出エリア設定手段と、前記放射波の垂直方向及び水平方向の照射角度と、前記放射波を照射してから前記反射波を受光するまでの時間から計算した前記検出対象までの距離と、の組み合わせに基づいて特定される前記検出対象の立体的空間位置が、前記検出エリア内である場合に、障害物検出を出力すると共に、前記検出対象である前記軌道までの所定の照射角度における所定距離の反射波の信号が得られると軌道が有ると出力し、前記軌道までの所定の照射角度における所定距離以上の距離の反射波の信号が得られると軌道が無いと出力する判断手段と、前記判断手段からの前記軌道の有無の出力に関する出力が無い場合に、異常を出力する異常検知手段と、を有し、前記検出エリア設定手段は、予め記憶した既存設備の形状と、前記センサが検出した検出対象とを比較して、前記検出エリアを切り替える位置を認識すると共に、その位置に対応した前記検出エリアに切り替えることを特徴とする。
これにより、単一のセンサの放射波の照射角度と距離とに基づいて、無人搬送車の走行方向前方の障害物を検出するための複数の立体的な検出エリアを事前に設定することができる。そして、単一のセンサを用いて、放射波の照射角度と反射波から計算される距離とにより特定される検出対象の立体的空間位置が、設定された検出エリアにあるかどうかにより、障害物の検出を行うことができる。従って、複数のセンサを使い分けて使用することがなく、無人搬送車の構成が簡単になる。また、無人搬送車が走行する軌道上の検出エリアを切り替えるべき所定位置に設置されたマークをマーク読取り器で読取り、マーク読取り部で分析した結果に基づいて、検出エリアを切り替える位置を識別することにより、又は、予め記憶した既存設備の形状と、センサが検出した検出対象とを比較して、検出エリアを切り替える位置を認識することにより、設定された複数の検出エリアから無人搬送車の走行経路に応じて検出エリアを切り替えることができる。従って、検出エリアを適正範囲に切り替えることにより、センサが障害物でない既存設備等を誤検出しないようにすることができる。例えば、無人搬送車が壁に沿って走行するカーブ走行時は壁等が検出エリアに含まれないように検出エリアを切り替えて設定することにより、壁等を障害物として検出しないようになる。更に、検出エリアに軌道を含めることにより、単一のセンサを用いて、障害物の有無と同時に軌道(例えば、走行路面の軌道又は吊り下げ軌道)の有無も判断することができる。従って、軌道が無いと判断された場合に、無人搬送車を停止することにより、無人搬送車の脱落や無人搬送システムのダウンを防止することができる。また、センサやセンサ制御部等が正常であれば、判断手段において常時軌道の有無に関する出力があるため、軌道の有無に関する出力がなくなった場合には、センサやセンサ制御部等が故障したものと考えられ、センサやセンサ制御装置等の異常を検知することができる。従って、センサやセンサ制御装置等が故障等の異常をきたしている場合に、無人搬送車を停止することにより、無人搬送システムの安全を確保することができる。そして、軌道が存在する場合には、センサにおいて、軌道までの所定の照射角度における所定距離の反射波の信号が得られ、軌道が存在しない場合には、センサにおいて、軌道までの所定の照射角度における所定距離以上の距離の反射波の信号が得られるため、軌道の有無を検出することができる。
さらに、本発明に係る無人搬送システムは、上述のセンサ制御装置を用いることを特徴とする。
これにより、無人搬送システムの安全をより確保することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本発明の実施形態を、図1〜図10に基づいて説明する。
尚、本実施形態においては、半導体製品製造施設などにおいて、半導体基板や液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の処理対象物を搬送する無人搬送システムに適用した場合について説明する。
まず、図3に基づいて、本実施形態に係る無人搬送システムの一例として、OHT搬送システムの運行制御の構成について説明する。図3は、本実施の形態に係るOHT搬送システムの運行制御の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、運行制御装置33は、運行管理部34と、通信部35と、台車監視部36とからなる。運行管理部34は、ネットワーク38を介して半導体工場の生産管理システムを司るシステムコントローラ39とOHT搬送システムの運行管理に必要な情報のやり取りを行うものである。通信部35は、後述する無人搬送車1の非接触給電1次側電源線50を介して個々の無人搬送車1と通信するためのものである。具体的には、各無人搬送車1への搬送指令、無人搬送車1からの無人搬送車位置や、作業進捗報告が後述する無人搬送車1の非接触給電1次側電源線50を介して伝達される。台車監視部36は、無人搬送車1同士の衝突を防止するための無人搬送車の運行の監視を行うためのものであり、各無人搬送車1に対して緊急停止等の指令を行う。
次に、図1及び図2に基づいて、本実施形態に係るOHT搬送システム(無人搬送システム)について説明する。図1は、本実施の形態に係るOHT搬送システムの構成を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係るOHT搬送システムの構成を示す断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係るOHT搬送システム100では、無人搬送車1は、天井54に懸垂状態に取り付けられたレールで構成される軌道40上を走行するように構成されている。無人搬送車1には、非接触給電1次側電源線(以下、「1次側電源」と略する。)50と、非接触給電2次側鉄心49(以下、「2次側鉄心」と略する。)と、が設けられており、非接触給方式で電力供給がなされる。具体的には、1次側電源50には高周波電力が印加され、2次側鉄心49に巻回されたコイルに1次側の高周波電力が誘導され非接触で電力伝達が行われるように構成されている。尚、無人搬送車1に必要な電力はすべてこの非接触給電で賄われる。
無人搬送車1のリニアモータは、軌道40に敷設されリニアモータの固定子となる2次側永久磁石46とリニアモータを構成する1次側積層鉄心47とにより構成される。走行に必要なリニアモータに供給される電力は、まず、2次側鉄心49に巻回されたコイルに誘導された高周波電流が全波整流により直流電流に変換され、さらに、電源コントローラによりPWM方式の3相交流電流に変換されて、リニアモータを構成する1次側積層鉄心47に供給される。リニアモータを構成する1次側積層鉄心47にPWM方式で作られた3相交流電流が供給されると、1次側積層鉄心47には直線状に移動する進行磁界が発生し、1次側積層鉄心47と対向配置されている2次側永久磁石46との間の磁気作用で1次側積層鉄心47に推進力が発生する。以上により、1次側積層鉄心47と2次側永久磁石46との間は一定間隔に保持され発生する推進力により、無人搬送車1が軌道40上を走行する。尚、非接触給電を構成する1次側電源50は前述した運行制御装置33の通信部35と無人搬送車1との通信としても使われる。
無人搬送車1には、走行ローラ52、走行軌道に設けられた分岐用ガイド51、分岐ローラ53が設けられており、軌道分岐部では左右に配置された分岐用ガイド51のいずれか一方を分岐ローラ53が選択することで軌道40が選択され、走行ローラ52で軌道40を走行するように構成される。具体的には、通常、無人搬送車1は後述するシステムコントローラの指令を受けて目的ポイントまで走行する。途中分岐部がある部位では、軌道40に敷設された左右分岐用ガイド51のいずれか一方を分岐ローラ53で選択する方法で、ルートを選択する。
また、無人搬送車1には、OHT台車位置調整機構41と、懸垂ベルト巻き上げ機能を有する懸垂装置42と、懸垂ベルト43と、懸垂ベルト43の先端に設けられたキャリア把持機構44と、キャリア把持機構44の先端部に設けられたFOUPを把持するためのフィンガー45と、が備えられている。無人搬送車1は、位置調整機構41で位置合わせし、懸垂装置42にて懸垂ベルト43を巻上げ、または巻きもどしすることによりフィンガー45でFOUPを把持または把持なしの状態でキャリア把持機構44を上下させる。そして、OHT搬送システム100には、半導体製造装置57と半導体製造装置57のFOUP入出ポート58とが設けられており、FOUP入出ポート58を中継点として、半導体製造装置57内部へのシリコンウエハの取込みと取り出しが行われる。
具体的には、無人搬送車1は目的地に到達後、FOUP55の移載作業を行う。例えば、FOUPフランジ56をフィンガー45で把持し走行して来た無人搬送車1が目的地で搭載しているFOUP55をFOUP入出ポート58に降ろす場合、無人搬送車1はまず移載位置に到着停止し、位置調整機構41で正確に位置合わせを行い、次いで、最上部まで巻き上げられた懸垂ベルト43を逐次巻き降ろし、FOUPを半導体製造装置57のFOUP入出ポート58まで下ろす。FOUP底面がポート面に接触すると、ポート台に取り付けられた図示していないリミットスイッチが作動する。ポート台のリミットスイッチでFOUPの着地を検知した後、把持機構44はフィンガー45を開放しFOUPをFOUP入出ポート台58上に載置する。FOUP積み下ろし作業終了後、無人搬送車1は懸垂ベルト43を巻上げ、把持機構44が最上部に到達した時点で、次の指令に従って次ぎの目的地に向かう。
そして、無人搬送車1の正面には、障害物や軌道を検出するためのセンサ2が、走行方向の前方に向けて単一に設けられている。センサ2としては、光学式、超音波式等のセンサを適用することができる。
ここで、本実施の形態に係るセンサ2の構成について、図4及び図5に基づいて、具体例を挙げて詳細に説明する。図4は、本実施の形態に係るセンサの構成を示すブロック図である。図5は、本実施の形態に係るセンサを示す斜視図である。
図4に示すように、センサ2は、発光センサ(発光手段)2aと受光センサ(受光手段)2bとを備えている。そして、発光用ミラー3aを介して発光センサ2aから検出物体(検出対象)7に高周波パルス光等の放射波を照射し、検出物体7で反射した反射波を、受光用ミラー3bを介して受光センサ2bで受光する。また、発光用ミラー3a及び受光用ミラー3bは、モータ21を介して一体に構成されており、モータ21が回転することにより、無人搬送車1の走行方向に対して垂直方向及び水平方向に放射波を照射する。
発光センサ2aから照射する放射波は、発振回路22から高周波パルス信号f1として供給される。また、受光センサ2bで受光した反射波に関する出力信号f3は、AGC回路付アンプ23で増幅され、発振回路22で発生した混合用高周波パルス信号f2と混合してビートダウン信号f4を生成する。そして、レベル変換回路24において、ビートダウン信号f4と発振回路22で発生した位相基準信号f5とを位相比較し、A/D変換機を内蔵したセンサ制御部(センサ制御装置)10に対して、発光センサ2aから検出物体7を介して受光センサ2bに至るまでの往復距離に応じて出力信号f3に生じる位相遅れに対応する電圧信号vを出力する。尚、センサ制御部10では、後述する判断部11において、電圧信号vを検出物体7までの距離の測定値Lとして受ける。
尚、上述のセンサ2は、例えば、図5に示すようなケース20に発光センサ2aと受光センサ2bとの窓を分けて組み込まれる。そして、センサ2は、センサ制御部10の制御により、モータ21によって無人搬送車1の走行方向に対して垂直方向または水平方向の所定角度範囲を回転し、所定間隔回転する毎に、発光センサ2aから照射し検出物体7で反射して受光センサ2bで受光したパルス光の位相遅れから検出物体7までの距離Lの測定を行う。
次に、図6に基づいて、センサを制御するためのセンサ制御部(センサ制御装置)の構成について、センサ制御部を一部として備える無人搬送車の制御部の構成に基づいて、より詳細に説明する。図6は、本実施の形態に係る無人搬送車の制御部の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、制御部8には、検出エリア設定部11と判断部12と異常検出部13とからなるセンサ制御部10と、マーク読取部14と、走行部31及び停止部32とからなる走行制御部30と、が含まれる。尚、記載を省略するが、制御部8は、その他に、OHT台車位置調製機構41、懸架装置42、キャリア把持機構44に対する制御等も行う。
検出エリア設定部11は、センサ2の検出エリアを設定するためのものである。
ここで、検出エリアの設定方法について、図7及び図8に基づいて説明する。図7は、無人搬送車とセンサの検出エリアとの関係を示す図である。図8は、センサの検出エリアについて、照射角度と距離との関係を示す図である。
本実施の形態では、無人搬送車1のセンサ2において、図7に示すような検出エリア5を設定するものとする。検出エリア5は、図8に示すように、センサ2からセンサ2の中心軸6に対して、例えば、垂直方向θ1の角度で放射波が照射される場合、検出エリア5をカバーする範囲は距離L1と決定される。検出エリア5の範囲内に検出対象が有る場合は距離L1以内で反射波がセンサ2に帰ってくるが、検出エリア5の範囲内に検出対象が無い場合は距離L1以内で反射波は帰ってこない。尚、検出対象が距離L1以上の距離の所に存在する場合は、距離L1以上の距離から反射波がセンサ2に帰ってくるが、検出エリア5以外の範囲となる。同様に、センサ2からθ2の角度で放射波が照射される場合は、検出エリア5をカバーする範囲は距離L2で決められる。このようにして、センサ2からの照射角度θNを順次照射して、これに対する距離LNを順次決定していくと垂直方向の検出エリア5を最終的に決定できる。尚、図7及び図8では検出エリア5は長方形であるが、照射角度θNと距離LNの値さえ決めれば多様な平面の検出エリアを決定できる。ここで、照射角度θNと距離LNの関係は、予め設定された検出エリアに従がって計算するものとし、実際には、検出エリア設定部11で照射する際に計算するか、検出エリア設定部11で予め計算された値をテーブルとして記録媒体に格納しておき照射する際に参照するのが好ましい。尚、図7では垂直方向の照射角度しか示されていないが、同様に、水平方向に放射波を照射しその照射角度と距離を決定すれば、水平方向の検出エリアを決定できる。以上により、センサ2で水平方向、垂直方向を合成した形で放射波を照射し、照射角度と距離を決定すれば、多面体の検出エリアを決定することができる。即ち、検出エリア設定部11では、検出エリアの多面体の状況に応じて、照射角度から距離を計算する。
また、検出エリア設定部11では、検出エリアを無人搬送車1の走行方向前方に対する垂直方向について、上側検出範囲または下側検出範囲を軌道よりも広く設定することが好ましい。
ここで、図9に基づいて、検出エリアの具体例について説明する。図9は、無人搬送車と軌道と検出エリアとの関係を示す側面図である。図9に示すように、本実施の形態のように無人搬送車1がレールである軌道40を走行する場合には、軌道40を検出対象に含むように、検出エリア5を無人搬送車1の軌道40よりも広く設定する。従って、軌道40が存在する場合には、センサ2において、軌道40までの所定の照射角度における所定距離の反射波の信号が得られ、軌道40が存在しない場合には、センサ2において、軌道40までの所定の照射角度における所定距離以上の距離の反射波の信号が得られるため、軌道40の有無を検出することができる。
更に、検出エリア設定部11では、複数の検出エリアを設定しておき、無人搬送車1が走行する軌道に応じて、検出エリアを随時変更することが好ましい。
ここで、検出エリアの変更方法について、図10に基づいて具体例を挙げて説明する。図10は、無人搬送車と検出エリアとの関係を示す図であり、(a)は無人搬送車が位置Aに来た場合の検出エリア、(b)は無人搬送車が位置Bに来た場合の検出エリア、(c)は無人搬送車が位置Cに来た場合の検出エリアを示す。
図10に示すように、無人搬送車1が壁面80に沿ってカーブ走行する場合、走行する前面に検出エリアを設定しておくと、この検出エリアに壁面80が入り、壁面80を障害物として検出てしまう。これを防止するため、図10(a)に示すように無人搬送車1は決められた位置Aに来ると検出エリアを予め設定した検出エリア5aに切り替え、図10(b)に示すように位置Bに来ると検出エリアを予め設定した検出エリア5bに切り替え、図10(c)に示すように位置Cに来ると検出エリアを予め設定した検出エリア5cに切り替えて、壁面80を検出しないようにする。
検出エリア設定部11では、後述するマーク読取り器4で軌道に敷設されたマークを読み取り、マーク読取り部14で分析することにより、検出エリアを切り替える位置を識別するとともに、その位置に対応した検出エリアを設定する。尚、検出エリアを切り替える位置は、上述の様に、軌道に敷設されたマークを利用して認識する他、無人搬送車が自律走行している場合等において、無人搬送車自身がセンサにより検出した検出対象と予め記憶した既存設備の形状と比較することにより、認識するようにしても良い。
判断部12は、検出対象が検出エリア設定部11で設定した検出エリア内にあるか否かを判断するためのものである。
具体的には、判断部12では、検出エリア設定部11で予め検出エリアとして設定された照射角度に対する距離と、検出対象までの距離と比較し、検出対象が検出エリア内にあると判断した場合には、障害物有りと出力する。
同時に、判断部12では、検出エリア設定部11で予め設定された軌道への照射角度とその照射角度における軌道までの距離とを元に、予め設定した軌道への照射角度において、軌道への距離と同じ距離の反射波の信号が得られた場合は、軌道があると判断し、軌道への距離以上の距離の反射波の信号が得られた場合は、軌道が無いと判断することができる。
異常検出部13は、センサ2やセンサ制御部10等の異常を検出するためのものである。
具体的には、センサ2やセンサ制御部10等が正常であれば、判断部12において常時軌道の有無に関する出力があるため、軌道の有無に関する出力がなくなった場合には、センサ2やセンサ制御部10等が故障したものと考えられ、センサ2やセンサ制御部10等の異常を検出することができる。
マーク読取り部14は、マーク読取り器4で読み取ったマークを検出エリア設定部11に出力する。
具体的には、マークは、無人搬送車1が走行する軌道上において、センサ2の検出エリアを切り替えるべき所定位置に設置され、マーク読取り器4で読み取ることができるようになっている。
走行制御部30は、運行制御装置33から台車側通信部50を介して入力された指令に基づいて走行機構60に対する制御を行う。その他に、判断部12から出力された障害物無しとの信号或いは軌道有りとの信号、及び、異常検出部13から出力された異常無しとの信号に基づいて、走行部31で無人搬送車1の走行を引き続き行う。また、判断部12から出力された障害物有りとの信号或いは軌道無しとの信号、及び、異常検出部13から出力された異常有りとの信号に基づいて、停止部32で無人搬送車1の走行を停止する。尚、走行機構60は、リニアモータなどから構成され、無人搬送車1を走行させるための機構である。
このように、本実施形態に係る無人搬送車1のセンサ制御部10では、検出エリア設定部11において、単一のセンサ2についての放射波の照射角度と距離とに基づいて、無人搬送車1の走行方向前方の障害物を検出するための立体的な検出エリア5を事前に設定することができる。そして、判断部12において、単一のセンサ2についての放射波の照射角度と反射波から計算される距離とにより特定される検出対象の立体的空間位置が、検出エリア設定部11で設定された検出エリア5にあるかどうかにより、障害物の検出を行うことができる(図6及び図8参照)。
その結果、複数のセンサを使い分けて使用することがなく、無人搬送車1の構成が簡単になる。
また、無人搬送車1のマーク読取り器4及びマーク読取り部14で読み取ったマークに基づいて、検出エリア設定部11において、予め設定された複数の検出エリアから走行経路に応じた検出エリア5a,5b,5cを選択して切り替えることができる(図6及び図10参照)。
その結果、検出エリア5a,5b,5cを適正範囲に切り替えることにより、センサ2が障害物でない壁80等の既存設備を誤検出しないようにすることができる。例えば、無人搬送車1が壁80に沿って走行するカーブ走行時は壁80が検出エリア5に含まれないように検出エリア5a,5b,5cを切り替えて設定することにより、壁80を障害物として検出しないようになる。
また、検出エリア5に軌道40を含めることにより、単一のセンサ2を用いて、センサ制御部10の判断部12において障害物の有無を判断すると同時に軌道(例えば、走行路面の軌道又は吊り下げ軌道)の有無も判断することができる(図6及び図9参照)。
その結果、軌道40が無いと判断された場合に、無人搬送車1を停止することにより、無人搬送車1の脱落や無人搬送システムのダウンを防止することができる。
また、センサ制御部10の異常検出部13において、センサ2やセンサ制御部10等の異常を検知することができる。
その結果、センサ2やセンサ制御部10等が故障等の異常をきたしている場合に、無人搬送車1を停止することにより、無人搬送システムの安全を確保することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
上述の実施形態では、本発明である衝突防止制御装置を、半導体製品製造施設における、半導体基板や液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の処理対象物を搬送する搬送システムに適用しているが、それに限らない。例えば、工程内や工程間において処理対象物を搬送して処理を加えながら最終製品とする施設の搬送システムに加えて、電子部品や機械部品、化学品、食品、書類等の荷物を搬送する全業種の搬送システムに適用することができる。
また、上述の実施の形態においては、無人搬送車が天井に吊り下げられた形で走行しているため、検出エリア設定部11では、天井の軌道40を含めた範囲で検出エリア5を設定しているがそれに限らない。
無人搬送車1が路面を走行する場合は、図11に示すように、センサ制御部において、検出エリア5を走行路面の軌道40よりも広く設定する。すると、無人搬送車1の走行路面に軌道30がなく床穴が存在する場合は、軌道30から反射波が返って来ず、床穴から反射波が返ってくる。従って、床穴からの反射波の距離が軌道40までの距離よりも長いことから、センサ制御部において、軌道40が無いと判断することができる。
本実施の形態に係るOHT搬送システムの構成を示す斜視図である。 本実施の形態に係るOHT搬送システムの構成を示す断面図である。 本実施の形態に係るOHT搬送システムの運行制御の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るセンサの構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るセンサを示す斜視図である。 本実施の形態に係る無人搬送車の制御部の構成を示すブロック図である。 無人搬送車とセンサの検出エリアとの関係を示す図である。 センサの検出エリアについて、照射角度と距離との関係を示す図である。 無人搬送車と軌道と検出エリアとの関係を示す側面図である。 無人搬送車と検出エリアとの関係を示す図であり、(a)は無人搬送車が位置Aに来た場合の検出エリア、(b)は無人搬送車が位置Bに来た場合の検出エリア、(c)は無人搬送車が位置Cに来た場合の検出エリアを示す。 無人搬送車が路面を走行する場合の無人搬送車と軌道と検出エリアとの関係を示す側面図である。 従来の無人搬送車とセンサの検出エリアとの関係について示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
符号の説明
1 無人搬送車
2 センサ
2a 発光センサ(発光手段)
2b 受光センサ(受光手段)
5 検出エリア
5a 検出エリア
5b 検出エリア
5c 検出エリア
7 検出対象
10 センサ制御部(センサ制御装置)
11 検出エリア設定部(検出エリア設定手段)
12 判断部(判断手段)
13 異常検出部(異常検出手段)
40 軌道
100 OHT搬送システム(無人搬送システム)

Claims (3)

  1. 無人搬送車に備えられ、無人搬送車の走行方向前方に対して垂直方向及び水平方向に放射波を照射する発光手段と、検出対象で反射した前記放射波の反射波を受光する受光手段と、からなる単一のセンサを制御するための無人搬送車のセンサ制御装置であって、
    前記放射波の垂直方向及び水平方向の照射角度と距離との組み合わせに基づいて、事前に無人搬送車が走行する軌道に応じて変更する複数の検出エリアを設定し、当該検出エリアを無人搬送車の走行方向前方に対する垂直方向について、上側検出範囲または下側検出範囲を軌道よりも広く設定して、無人搬送車が走行する軌道を含めた範囲で設定する検出エリア設定手段と、
    前記放射波の垂直方向及び水平方向の照射角度と、前記放射波を照射してから前記反射波を受光するまでの時間から計算した前記検出対象までの距離と、の組み合わせに基づいて特定される前記検出対象の立体的空間位置が、前記検出エリア内である場合に、障害物検出を出力すると共に、前記検出対象である前記軌道までの所定の照射角度における所定距離の反射波の信号が得られると軌道が有ると出力し、前記軌道までの所定の照射角度における所定距離以上の距離の反射波の信号が得られると軌道が無いと出力する判断手段と、
    前記判断手段からの前記軌道の有無の出力に関する出力が無い場合に、異常を出力する異常検知手段と、
    を有し、
    前記検出エリア設定手段は、無人搬送車が走行する軌道上の検出エリアを切り替えるべき所定位置に設置されたマークをマーク読取り器で読取り、マーク読取り部で分析した結果に基づいて、前記検出エリアを切り替える位置を識別すると共に、その位置に対応した前記検出エリアに切り替えることを特徴とする無人搬送車のセンサ制御装置。
  2. 無人搬送車に備えられ、無人搬送車の走行方向前方に対して垂直方向及び水平方向に放射波を照射する発光手段と、検出対象で反射した前記放射波の反射波を受光する受光手段と、からなる単一のセンサを制御するための無人搬送車のセンサ制御装置であって、
    前記放射波の垂直方向及び水平方向の照射角度と距離との組み合わせに基づいて、事前に無人搬送車が走行する軌道に応じて変更する複数の検出エリアを設定し、当該検出エリアを無人搬送車の走行方向前方に対する垂直方向について、上側検出範囲または下側検出範囲を軌道よりも広く設定して、無人搬送車が走行する軌道を含めた範囲で設定する検出エリア設定手段と、
    前記放射波の垂直方向及び水平方向の照射角度と、前記放射波を照射してから前記反射波を受光するまでの時間から計算した前記検出対象までの距離と、の組み合わせに基づいて特定される前記検出対象の立体的空間位置が、前記検出エリア内である場合に、障害物検出を出力すると共に、前記検出対象である前記軌道までの所定の照射角度における所定距離の反射波の信号が得られると軌道が有ると出力し、前記軌道までの所定の照射角度における所定距離以上の距離の反射波の信号が得られると軌道が無いと出力する判断手段と、
    前記判断手段からの前記軌道の有無の出力に関する出力が無い場合に、異常を出力する異常検知手段と、
    を有し、
    前記検出エリア設定手段は、予め記憶した既存設備の形状と、前記センサが検出した検出対象とを比較して、前記検出エリアを切り替える位置を認識すると共に、その位置に対応した前記検出エリアに切り替えることを特徴とする無人搬送車のセンサ制御装置。
  3. 請求項1または2に記載したセンサ制御装置を用いることを特徴とする無人搬送システム。
JP2004039310A 2004-02-17 2004-02-17 無人搬送車のセンサ制御装置及び無人搬送システム Expired - Fee Related JP4352925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004039310A JP4352925B2 (ja) 2004-02-17 2004-02-17 無人搬送車のセンサ制御装置及び無人搬送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004039310A JP4352925B2 (ja) 2004-02-17 2004-02-17 無人搬送車のセンサ制御装置及び無人搬送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005234625A JP2005234625A (ja) 2005-09-02
JP4352925B2 true JP4352925B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=35017550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004039310A Expired - Fee Related JP4352925B2 (ja) 2004-02-17 2004-02-17 無人搬送車のセンサ制御装置及び無人搬送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4352925B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5085251B2 (ja) * 2007-09-25 2012-11-28 パナソニック株式会社 自律移動装置
JP7070265B2 (ja) * 2018-09-14 2022-05-18 トヨタ車体株式会社 追従台車
IL282702B2 (en) * 2018-10-29 2023-04-01 Murata Machinery Ltd A motorized tool on a ceiling, a system for a motorized tool on a ceiling and a method for detecting an obstacle
JP2020091157A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 株式会社Ihi 光学式距離計測装置及び移載システム
CN115009791B (zh) * 2022-07-04 2023-03-28 华南农业大学 山地果园单轨运输机智能控制系统及其控制方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01229910A (ja) * 1988-03-10 1989-09-13 Toshiba Corp 航法装置
JPH0495889A (ja) * 1990-08-10 1992-03-27 Shimadzu Corp 軌道状態監視装置
JPH07110611B2 (ja) * 1991-02-26 1995-11-29 メトロ電装株式会社 誘導電動車
JP2836314B2 (ja) * 1991-08-23 1998-12-14 株式会社ダイフク 自走台車の衝突防止制御方法
JPH05205198A (ja) * 1992-01-29 1993-08-13 Mazda Motor Corp 車両の障害物検出装置
JPH05215847A (ja) * 1992-02-05 1993-08-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 海岸線照合による飛翔体誘導方式
JPH07248817A (ja) * 1994-03-12 1995-09-26 Nec Corp 水中走行機
JP3886252B2 (ja) * 1998-04-27 2007-02-28 株式会社日立プラントテクノロジー 無人搬送車の走行制御方法
JP2000181541A (ja) * 1998-12-21 2000-06-30 Komatsu Ltd 自走式車輌
JP2002215238A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Hokuyo Automatic Co 無人搬送車の障害物検出センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005234625A (ja) 2005-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100729986B1 (ko) 자동반송시스템
CN107291076B (zh) 物品输送设备
CN107239073B (zh) 输送控制装置及输送台车的合流点通过方法
TWI702178B (zh) 物品搬送設備
US20080128374A1 (en) Overhead traveling and transporting apparatus
JP2006323435A (ja) 搬送台車の障害物検出装置
KR20190113935A (ko) 물체 포착 장치, 포착 대상물, 및 물체 포착 시스템
KR20190113936A (ko) 물체 포착 장치
JP4461199B1 (ja) 距離測定装置
KR20150097062A (ko) 무인운반차의 복합항법 주행시스템
KR20210064364A (ko) 천장 주행차, 천장 주행차 시스템, 및 장애물의 검출 방법
JP4352925B2 (ja) 無人搬送車のセンサ制御装置及び無人搬送システム
JP2007001692A (ja) 搬送設備
JP7006050B2 (ja) 検査システム
JP2009237866A (ja) 搬送システム及び搬送車
JP3312512B2 (ja) 無人搬送車システム
JP2000214928A (ja) 無人搬送車
JP2002132347A (ja) 自動搬送システム
KR20220028841A (ko) 제조 공장 내 물품 반송 시스템에서 반송 차량의 장애물 탐지 방법
CN115196262A (zh) 有轨台车
JP4241306B2 (ja) 衝突防止制御システム
JPS59168512A (ja) 移動物体の位置制御方法
WO2022264579A1 (ja) 有軌道台車システム
JP2022165832A (ja) 移動体システム、移動体制御方法、及びプログラム
JP2007209064A (ja) 軌道検査台車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20091023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091117

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091117

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20100315

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20100316

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20100420

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees