JP4352169B2 - 紫外線吸収剤および該紫外線吸収剤を含有する包装用資材 - Google Patents

紫外線吸収剤および該紫外線吸収剤を含有する包装用資材 Download PDF

Info

Publication number
JP4352169B2
JP4352169B2 JP2003390298A JP2003390298A JP4352169B2 JP 4352169 B2 JP4352169 B2 JP 4352169B2 JP 2003390298 A JP2003390298 A JP 2003390298A JP 2003390298 A JP2003390298 A JP 2003390298A JP 4352169 B2 JP4352169 B2 JP 4352169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
chuck
parts
bag
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003390298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004182984A (ja
Inventor
博英 樋口
幸基 清水
順一 冨山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Santen Pharmaceutical Co Ltd
Seisan Nipponsha KK
Original Assignee
Santen Pharmaceutical Co Ltd
Seisan Nipponsha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Santen Pharmaceutical Co Ltd, Seisan Nipponsha KK filed Critical Santen Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2003390298A priority Critical patent/JP4352169B2/ja
Publication of JP2004182984A publication Critical patent/JP2004182984A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4352169B2 publication Critical patent/JP4352169B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、特定配合比の超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物からなる紫外線吸収剤、および該紫外線吸収剤を含有する樹脂組成物から形成される透明または半透明のフィルム、袋体などの包装用資材に関する。とりわけ、包装用資材の一つである樹脂製チャック付の袋体は、紫外線に対して高度の変質防止機能を持つので包入した内容物の長期保存性に優れている。
医薬品、食品、工業薬品、農薬などに含まれる薬物、化合物、添加物等の化学物質は、紫外線によって化学変化を生じ易く、薬物等が化学変化すれば所望の薬効が発揮されず、また、食品も紫外線によって変質することがある。医薬品等を紫外線から保護する包装用資材としては、これまで不透明な着色遮光フィルム、アルミ箔層を設けたフィルムやこれらのフィルムを成形した袋体が用いられてきた。かかる袋体は、紫外線を有効に遮断することができるが、反面外部より内容物を透視できない不便さがある。
他方、近年、有機系の紫外線吸収剤を混入したフィルムやこれを成形した袋体が開発されつつある。かかる紫外線吸収剤を混入した透明フィルムは、外部より内容物を透視することができるが、紫外線吸収能力は充分ではなく、長期間内容物を紫外線から保護するという観点から満足できるものではない。
紫外線吸収効果を持つ樹脂組成物としては、例えば特許文献1には、平均粒子径30〜40mμの微粒子チタンを配合する紫外線透過を防止する合成樹脂組成物が開示されている。かかる樹脂組成物は紫外線透過の防止能力を向上させるものであるが、紫外線の遮断効果が不充分なため長期間紫外線に晒される状況下では包入した内容物を紫外線から充分には保護することができず、微粒子チタンの配合量を増大させれば包装用資材の透明性の低下をきたす。特許文献2には、ポリオレフィン系樹脂からなるシール層、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を含む紫外線吸収層および浸透性成分を遮断する層からなる三層構造の包装用積層体が開示されている。かかる積層体は、内容物に浸透性成分が含まれる場合でも紫外線吸収効果を持続することができるが、安価でかつ簡易に積層体を得ることができないなどのデメリットがある。
特許文献3には、イミダゾール系化合物を含有する高分子微粉末および/または無機微粉末の表面が二酸化ケイ素や酸化チタンなどの金属酸化物で被覆された複合型紫外線吸収組成物が開示されている。しかし、かかる複合型紫外線吸収組成物は、粉末表面が紫外線吸収組成物で被覆されているため、日焼け止めクリームなどの化粧料としての用途に適するものの、透明でなく、フィルムを形成することもできない。
特開昭50−158630号公開公報 特開2001−26081号公開公報 特開平3−200721号公開公報
本発明は、既存の紫外線吸収剤より優れた紫外線吸収剤を含み、透明または半透明であり、かつ、長期に渡って紫外線に晒される状況下でも包入した内容物を有効に保護できるフィルム、袋体などの包装用資材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明者等は鋭意研究した結果、超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物の重量配合比(すなわちベンゾトリアゾール系有機化合物に対する超微粒子金属酸化物の重量配合比、以下同じ)が0.1/1〜100/1の範囲となるようにこれらを配合してなる紫外線吸収剤は、200〜380nmの吸収領域において優れた紫外線の吸収効果を発揮することを見出した。また、かかる紫外線吸収剤を含む樹脂組成物からなるフィルム、袋体などの包装用資材は、紫外線によって分解し易い薬物等の内容物を有効に保護できるだけでなく、透明性が良好で外部より内容物を透視できることを見出した。さらに袋体の開口部の内側に、チャックを一体的に成形すれば、内容物の一部を使用した後もチャックを閉じることにより、残りの内容物を長期に渡って紫外線から有効に保護することができるという知見を得た。
第一の発明は、超微粒子金属酸化物およびベンゾトリアゾール系有機化合物を含有し、超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物の重量配合比が0.1/1〜100/1の範囲にある紫外線吸収剤である。本発明の紫外線吸収剤では、超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物を重量配合比が0.1/1〜100/1の範囲となるように組み合わせて配合する必要があり、より好ましい超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物の重量配合比は、0.3/1〜8/1の範囲である。
後述する実施例の記載からも明らかなように、本発明の紫外線吸収剤は、超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物が相乗的に作用して優れた紫外線吸収能力を発揮するので、この紫外線吸収剤を含む樹脂組成物からなるフィルム、袋体などの包装用資材は、長期に渡って紫外線を遮断することができ、内容物を紫外線から有効に保護することができる。
第二の発明は、合成樹脂、超微粒子金属酸化物およびベンゾトリアゾール系有機化合物を含有し、超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物の重量配合比が0.1/1〜100/1の範囲にある紫外線吸収性樹脂組成物である。前記配合範囲の超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物は、紫外線の吸収に関して相乗的に作用するので、本発明の紫外線吸収剤を含む樹脂組成物は優れた紫外線吸収能力を発揮する。以下、詳細に説明する。
本発明の樹脂組成物に用いられる合成樹脂としては、特に制限されず、例えば低密度または高密度のポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂などが挙げられるが、加工性等の観点から低密度若しくは高密度のポリエチレン樹脂またはポリプロピレン樹脂がより好ましい。これらの合成樹脂は、単独で用いてもよく、また、2種以上を併用することもできる。
本発明の超微粒子金属酸化物としては、例えば超微粒子の酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄等の金属酸化物が挙げられるが、より好ましくは超微粒子酸化チタンまたは超微粒子酸化亜鉛である。これらの超微粒子金属酸化物は、単独で用いてもよく、また、2種以上を併用することもできる。
超微粒子金属酸化物の平均粒子径は、100nm以下であることが好ましく、より好ましくは50nm以下で、さらに好ましくは30nm以下である。金属酸化物の平均粒子径が100nmを超える場合には、フィルムや袋体などの包装用資材に成形すると、フィルムや袋体などの透明性が低下するからである。
本発明のベンゾトリアゾール系有機化合物としては、例えば2−(5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール(チヌビンP)、2−[2−ヒドロキシ−3,5−ビス(α, α’−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール(チヌビン234)、2−(3,5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール(チヌビン320)、2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(チヌビン326)、2−(3,5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(チヌビン327)、2−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール(チヌビン328)、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール(チヌビン329)、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(3”,4”,5”,6”−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]などが挙げられる。より好ましくは2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(チヌビン326)などのチヌビンが用いられる。これらのベンゾトリアゾール系有機化合物は、単独で用いてもよく、また、2種以上を併用することもできる。
本発明の樹脂組成物は、超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物の重量配合比が0.1/1〜100/1の範囲となるようにこれら両成分を含む。好ましい超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物の重量配合比は0.3/1〜8/1の範囲である。これらの重量配合比で超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物を併用して合成樹脂に添加することにより、後述する実施例からも明らかなように、200〜380nmの吸収領域において、本発明の樹脂組成物の紫外線吸収能力が相乗的に増大する。
合成樹脂への本発明の超微粒子金属酸化物およびベンゾトリアゾール系有機化合物の添加量は、特に制限されないが、超微粒子金属酸化物は、合成樹脂100重量部に対して0.05〜10重量部添加することが好ましく、より好ましくは0.1〜4重量部である。超微粒子金属酸化物の添加量が10重量部を超えれば成形して得られるフィルムや袋体の透明性が低下することがあり、0.05重量部未満になれば、樹脂組成物の紫外線吸収能力が充分でなくなるからである。
ベンゾトリアゾール系有機化合物は、合成樹脂100重量部に対して0.01〜3重量部添加することが好ましく、より好ましくは0.02〜2重量部である。ベンゾトリアゾール系有機化合物の添加量が3重量部を超えれば成形して得られるフィルムや袋体の表面に白色粉末が発生すること(ブリード)があり、0.01重量部未満になれば、樹脂組成物の紫外線吸収能力が充分でなくなるからである。
本発明の紫外線吸収性樹脂組成物は、更に、分散剤を含有することができ、その量は、合成樹脂100重量部に対して0.001〜3重量部である。分散剤としては、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムなどが挙げられるが、より好ましくはステアリン酸カルシウムである。
第三の発明は、合成樹脂、超微粒子金属酸化物およびベンゾトリアゾール系有機化合物を含有する紫外線吸収性樹脂組成物から成形されるフィルム、袋体などの包装用資材である。とりわけ、合成樹脂、超微粒子金属酸化物およびベンゾトリアゾール系有機化合物を含有する紫外線吸収性樹脂組成物から成形されるフィルムよりなる袋体の開口部の内側にチャックを一体的に成形してなる樹脂製チャック付の袋体は、長期に渡って包入した内容物を紫外線から保護することができ、しかも透明性が高いので外部より内容物を容易に確認することができる。さらに、後述する実施例で具体的に示されているように、かかる樹脂製チャック付の袋体は、繰り返し使用してもチャックの雌雄の咬み合わせが良好であり、かつ、ひと目でチャックの存在を確認できる。以下、詳細に説明する。
本発明の樹脂組成物は、汎用技術を用いて容易にフィルム、袋体などの包装用資材に成形加工することができる。得られた包装用資材は、優れた紫外線の吸収効果を発揮するので、長期に渡って紫外線から内容物を保護することができ、また、透明または半透明であるので、外部より内容物を容易に確認することができる。
本発明の樹脂製チャック付の袋体は、合成樹脂、超微粒子金属酸化物およびベンゾトリアゾール系有機化合物を含有する紫外線吸収性樹脂組成物を袋体に成形する際に、該袋体の開口部の内側にチャックを一体的に成形することが望ましい。袋体の成形時にチャックを一体的に成形することによって、チャックを袋体に接着する必要がなくなり、また、袋体の加工工程を簡略化できるので、袋体の製作コストを削減できる。なお、開口部の内側に無色または着色した合成樹脂よりなるベース片付のチャックを接着一体化して樹脂製チャック付の袋体を成形することもできる。
本発明の袋体には、内容物の保護に適合させるために、2以上のチャックを成形することができる。例えば袋体の内容物を密閉して保護する必要がある場合には、袋体の開口部に2重または3重にチャックを設けてもよい。
本発明の樹脂製チャック付の袋体は、樹脂製チャックが着色されていることが好ましい。樹脂製チャックを着色すれば、本発明の紫外線吸収性樹脂組成物に由来する紫外線吸収効果だけでなく、着色による紫外線遮断効果も期待できるからである。また、チャックを着色することにより、ひと目でチャックの存在を確認することができる。
本発明の樹脂製チャック付の袋体は、樹脂製チャックの雌雄を異色とすることができる。チャックの雌爪と雄爪の着色を異色とすることにより、チャックの咬合状態を容易に確認することができるので、包入した内容物を一部使用した後に、チャックを閉じる際に生じ得る不具合発生を効果的に防止できる。
本発明の合成樹脂、超微粒子金属酸化物およびベンゾトリアゾール系有機化合物を含有する紫外線吸収性樹脂組成物から成形されるフィルムは、複層のフィルムまたは複層のフィルムよりなる袋体を構成する少なくとも一層のフィルムを形成することができる。例えば複層のフィルムのいずれかに引っ張り強度、弾力性、耐水性、耐薬品性等の諸機能をもたせたフィルムを使用することによって、内容物の物性等に適合する複層のフィルムまたは複層のフィルムよりなる袋体を成形することができる。また、上記複層のフィルムよりなる袋体も、該袋体の開口部の内側にチャックを一体的に成形することができる。
本発明の樹脂製チャック付の袋体は、チャックを有する袋口の一方の口端縁を他方の口端縁よりも長く突出させて、これら両者で袋口を閉じた際に両者間に段差ができるようにし、且つ他方の口端縁の内面に肉厚条を設けることができる。こうすることにより、指先で段差を識別することが容易になると共に、一方の口端縁の突出部分を指で掴むと他方の口端縁が肉厚条により一方の口端縁から自然に離れて口を開き指で摘み易くなり、さらに肉厚条は指先の滑り止めとしても機能する。
本発明による紫外線吸収性樹脂組成物は、フィルム、シート、一般袋体、チャック付の袋体、自立袋、吊り下げ部を設けた袋体、感圧接着剤により再封可能な袋、注出口付袋などの袋類、点眼容器、医療用容器などの容器類等々の広範囲な用途に適用され、さらにこれらの用途に限定されず、応用が可能である。
後述する紫外線透過試験および光安定性試験の結果から明らかなように、本発明の樹脂組成物は、合成樹脂に超微粒子酸化チタンとチヌビンに代表されるベンゾトリアゾール系有機化合物をそれらの重量配合比が0.1/1〜100/1の範囲になるように添加したものであるので、200〜380nmの吸収領域において優れた紫外線の吸収効果を発揮し、光によって分解し易い薬物を有効に保護することができる。これは、超微粒子酸化チタンとベンゾトリアゾール系有機化合物の併用により、それぞれの長所を活かすと共に、それぞれの欠点を補い合い、紫外線の吸収効果を相乗的に増大できることによる。また、本発明の樹脂組成物で成形されたフィルムは、透明性が良好であるので、外部より内容物を的確に確認することができる。したがって、本発明の樹脂組成物で成形されたフィルム、袋体などの包装用資材は、点眼剤等の医薬品や食品を長期に渡って紫外線から保護することができる。さらに、袋体の開口部の内側に、チャックを一体的に成形したものは、内容物の一部を使用した後もチャックを閉めることによって、残りの内容物を長期に渡って紫外線から有効に保護することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
1.紫外線吸収性樹脂組成物およびフィルムの製造
紫外線吸収剤を含有する紫外線吸収性樹脂組成物を以下の配合方法で調製し、フィルムに成形した。また、目視によって、得られた各フィルムの透明性を評価した。紫外線吸収性樹脂組成物中の超微粒子金属酸化物(超微粒子酸化チタン)およびベンゾトリアゾール系有機化合物(チヌビン326)の重量比、並びに透明性の評価結果を表1にまとめて示す。
低密度ポリエチレン8.65重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)0.3重量部、2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(チヌビン326)1.0重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン90.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
低密度ポリエチレン9.09重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)0.56重量部、チヌビン(326)0.3重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン90.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
低密度ポリエチレン4.45重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)0.35重量部、チヌビン(326)0.15重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン95.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
低密度ポリエチレン8.95重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)0.7重量部、チヌビン(326)0.3重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン90.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
低密度ポリエチレン17.95重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)1.4重量部、チヌビン(326)0.6重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン80.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
低密度ポリエチレン8.65重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)1.0重量部、チヌビン(326)0.3重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン90.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
低密度ポリエチレン8.45重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)1.2重量部、チヌビン(326)0.3重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン90.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
低密度ポリエチレン8.25重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)1.4重量部、チヌビン(326)0.3重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン90.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
低密度ポリエチレン8.05重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)1.6重量部、チヌビン(326)0.3重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン90.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
低密度ポリエチレン8.15重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)1.6重量部、チヌビン(326)0.2重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン90.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
低密度ポリエチレン95.9重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)4.0重量部、チヌビン(326)0.05重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部を混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
比較例1
低密度ポリエチレン9.45重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、超微粒子酸化チタン(平均粒子径30〜50nm)0.5重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン90.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
比較例2
低密度ポリエチレン9.45重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)、チヌビン(326)0.5重量部およびステアリン酸カルシウム0.05重量部をあらかじめ混合してペレット状にし、これに低密度ポリエチレン90.0重量部(三菱化学社製、商品名:LF542H)を加えて混合した。得られた樹脂組成物を加熱しながら押出成形して厚さ50μmのフィルムを得た。
Figure 0004352169
表1中、フィルムの透明性において、透明、半透明、および、僅かに白化はいずれも良好と評価する。
2.紫外線透過試験
実施例4〜9および比較例1、2で得られた各フィルム(50μm)について200〜400nmの範囲で、紫外可視分光光度計を用いて紫外線透過スペクトルを測定した。これらの測定結果をそれぞれ図1〜8に示す。
図1〜6から明らかなように、超微粒子酸化チタンとチヌビンを併用した実施例4〜9では、200〜380nmの範囲で紫外線がほぼ完全に吸収される。これに対して、図7に示されるように、超微粒子酸化チタンのみを配合した比較例1では320nm付近から紫外線を透過しはじめ、380nm付近では約60%もの紫外線を透過する。また、図8に示されるように、チヌビンのみを配合した比較例2では240〜280nmの範囲において20〜50%もの紫外線を透過する。
3.光安定性試験
プラノプロフェン点眼液(販売名:プロラノン点眼液,参天製薬社製)を実施例9で得たフィルムで成形されたチャック付の袋体に入れ、ISO10977で屋外の昼光の標準として国際的に認められているD−65を光源として1000ルックスで300時間照射後、各点眼液中の薬物の残存率を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて測定した。これらの結果を表2に示す。なお、表中の薬物の残存率は、3例の平均値である。
Figure 0004352169
表2中、プロラノン点眼液中の薬物はプラノプロフェンである。
表2から明らかなように、超微粒子酸化チタンとチヌビンの両者を含むフィルムで成形されたチャック付の袋体は、紫外線を遮断して光に不安定な薬物の分解を抑制する。
4.チャック付袋体の製造
図9および図10において、この実施例は、樹脂製チャック付の袋体(1a)の一例を示す。(2) は両側端がサイドシールされ、底部が折り返しまたは接着されてなる袋本体である。袋本体(2) の開口部(3) 内面にはチャック(4) が袋本体と一体的に成形されている。チャック(4) は、開口部(3) の対向する一対の内面のうち、一方の内面に形成された内部拡大溝状の雌咬合部(4a)と、これに押し込まれる頭部を有しかつ他方の内面に形成された雄咬合部(4b)とからなる。袋本体(2) およびチャック(4) は、合成樹脂に超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物を練り込んでなる紫外線吸収性樹脂組成物よりなる。チャック(4) を着色すれば、着色による紫外線遮断効果も期待できるので、紫外線に対する保護効果がより向上する。このようにして得られる樹脂製チャック付袋体(1a)において、袋本体(2) は透明または半透明であるから、包入した内容物は袋本体(2) の外部から透視することができる。
図9および図10において、この実施例は、そのチャック(4) の雌咬合部(4a)と雄咬合部(4b)の色が異なっている樹脂製チャック付の袋体を示す。その他の構成は実施例12と同じである。チャック(4) の雌咬合部(4a)と雄咬合部(4b)を異色とすることにより、チャック(4) の咬合状態の確認が容易となり、内容物を一部使用した後にチャック(4) を閉じる際の不備発生を効果的に防止できる。
図11において、この実施例では、樹脂製チャック付の袋体(1b)は、その袋本体(2) を内外二層(2a)(2b)のフィルムで成形したものである。外層(2a)は紫外線吸収能力が付与されていない透明のフィルムよりなり、内層(2b)は合成樹脂に超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物を練り込んでなる紫外線吸収性樹脂組成物で成形された透明または半透明のフィルムよりなる。袋本体(2) の開口部(3) 内面には、チャック(4) が一体的に成形されており、チャック(4) は袋本体(2) の内層(2b)を構成する紫外線吸収性樹脂組成物よりなる。その他の構成は実施例12と同じである。
このように樹脂製チャック付の袋体(1b)を内外二層のフィルムによって形成し、例えば外層(2a)のフィルムに強度、弾力性、耐薬品性等の機能をもたせたフィルムを使用することにより、内容物の保護に適合する袋体が得られる。なお、内層(2b)を紫外線吸収能力が付与されていない透明のフィルムとし、外層(2a)を合成樹脂に超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物を練り込んでなる紫外線吸収性樹脂組成物で成形された透明または半透明のフィルムとすることもできる。
図12および図13において、この実施例では、樹脂製チャック付の袋体(1c)の開口部(3) を構成する一対の口端縁(5) (6) のうち、一方の口端縁(5) を他方の口端縁(6) よりも長く突出させて、これら両者で袋口を閉じた際に両者間に段差ができるようにし、且つ他方の口端縁(6) の内面に肉厚条(7) が設けてある。チャック(4) および肉厚条(7) も、合成樹脂に超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物を練り込んでなる透明または半透明の紫外線吸収性樹脂組成物で成形されている。その他の構成は実施例12と同じである。
このように、開口部(3) の袋口の一方の口端縁(5) を他方の口端縁(6) よりも長く突出させて両者間に段差を形成することにより、段差を識別することが容易になると共に、一方の口端縁(5) の突出部分を指で掴むと他方の口端縁(6) は肉厚条(7) により一方の口端縁(5) から自然に離れて口を開き指で摘み易くなり、さらに肉厚条(7) は指先の滑り止めとしても機能する。
図1は、実施例4で得られたフィルムの紫外線透過試験結果を示すスペクトルチャートである。 図2は、実施例5で得られたフィルムの紫外線透過試験結果を示すスペクトルチャートである。 図3は、実施例6で得られたフィルムの紫外線透過試験結果を示すスペクトルチャートである。 図4は、実施例7で得られたフィルムの紫外線透過試験結果を示すスペクトルチャートである。 図5は、実施例8で得られたフィルムの紫外線透過試験結果を示すスペクトルチャートである。 図6は、実施例9で得られたフィルムの紫外線透過試験結果を示すスペクトルチャートである。 図7は、比較例1で得られたフィルムの紫外線透過試験結果を示すスペクトルチャートである。 図8は、比較例2で得られたフィルムの紫外線透過試験結果を示すスペクトルチャートである。 図9は、実施例12および実施例13のチャック付袋体を示す正面図である。 図10は、図9のA−A線に沿う断面図である。 図11は、実施例14のチャック付袋体を示す断面図である。 図12は、実施例15のチャック付袋体を示す正面図である。 図13は、図12のB−B線に沿う断面図である。
符号の説明
(1a)(1b)(1c):樹脂製チャック付袋体
(2) :袋本体
(2a):外層
(2b):内層
(3) :開口部
(4) :チャック
(4a):雌咬合部
(4b):雄咬合部
(5) :一方の口端縁
(6) :他方の口端縁
(7) :肉厚条

Claims (9)

  1. 合成樹脂100重量部に対して、平均粒子径50nm以下の超微粒子金属酸化物0.05〜10重量部およびベンゾトリアゾール系有機化合物0.01〜3重量部を含有し、超微粒子金属酸化物とベンゾトリアゾール系有機化合物の重量配合比が0.1/1〜100/1の範囲にあり、200〜380nmの吸収領域において優れた紫外線の吸収効果を発揮する紫外線吸収性樹脂組成物から形成される透明若しくは半透明の包装用資材
  2. ポリエチレン樹脂100重量部に対して、平均粒子径が50nm以下である超微粒子酸化チタン0.05〜10重量部および2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール0.01〜3重量部を含有し、超微粒子酸化チタンと2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールの重量配合比が0.1/1〜100/1の範囲にあり、200〜380nmの吸収領域において優れた紫外線の吸収効果を発揮する紫外線吸収性樹脂組成物から形成される透明若しくは半透明の包装用資材
  3. 包装用資材が、フィルム又は袋体であることを特徴とする請求項1または2記載の包装用資材。
  4. 請求項記載の袋体の開口部の内側に、チャックを一体化して成形することを特徴とする樹脂製チャック付の袋体。
  5. 樹脂製チャックが着色されていることを特徴とする請求項記載の袋体。
  6. 樹脂製チャックの雌雄が異色であることを特徴とする請求項記載の袋体。
  7. 請求項記載の包装用資材を構成するフィルムが、複層のフィルム又は複層のフィルムよりなる袋体の少なくとも一層のフィルムを構成することを特徴とする複層のフィルム又は複層のフィルムよりなる袋体。
  8. 請求項記載の複層のフィルムよりなる袋体の開口部の内側に、チャックを一体化して成形することを特徴とする樹脂製チャック付の複層のフィルムよりなる袋体。
  9. 請求項4〜8記載の樹脂製チャック付の袋体において、チャックを有する袋口の一方の口端縁を他方の口端縁よりも長く突出させて段差を形成し、且つ他方の口端縁に肉厚条を設けたことを特徴とする樹脂製チャック付の袋体。
JP2003390298A 2002-11-20 2003-11-20 紫外線吸収剤および該紫外線吸収剤を含有する包装用資材 Expired - Lifetime JP4352169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390298A JP4352169B2 (ja) 2002-11-20 2003-11-20 紫外線吸収剤および該紫外線吸収剤を含有する包装用資材

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002336239 2002-11-20
JP2003390298A JP4352169B2 (ja) 2002-11-20 2003-11-20 紫外線吸収剤および該紫外線吸収剤を含有する包装用資材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004182984A JP2004182984A (ja) 2004-07-02
JP4352169B2 true JP4352169B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=32774630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003390298A Expired - Lifetime JP4352169B2 (ja) 2002-11-20 2003-11-20 紫外線吸収剤および該紫外線吸収剤を含有する包装用資材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4352169B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199298A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Iwata Label Co Ltd 薬剤容器の透明包装体
JP2006310195A (ja) 2005-04-28 2006-11-09 Tdk Corp 透明導電体
CN105620884B (zh) * 2006-04-13 2018-03-16 有限会社水户菜园 袋体、袋体的制造方法及包装体
JP4388952B2 (ja) * 2006-11-27 2009-12-24 有限会社水戸菜園 包装体
JP4501034B2 (ja) * 2006-11-27 2010-07-14 有限会社水戸菜園 包装体
JP3997251B1 (ja) * 2006-04-13 2007-10-24 有限会社水戸菜園 包装体
JP2008148852A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Nitto Medeikku Kk 目薬容器用パッケージ
WO2012102296A1 (ja) * 2011-01-25 2012-08-02 住友大阪セメント株式会社 紫外線遮蔽複合粒子とその製造方法及び紫外線遮蔽複合粒子含有分散液及び水系分散体及び油系分散体並びに化粧料
CN103547649B (zh) * 2011-05-18 2017-04-26 住友大阪水泥股份有限公司 紫外线遮蔽剂及其制造方法、含有紫外线遮蔽剂的分散液、以及化妆料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004182984A (ja) 2004-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2348458C (en) A film with uv-barrier properties
JP4352169B2 (ja) 紫外線吸収剤および該紫外線吸収剤を含有する包装用資材
EP3000750A1 (en) Light-shielding sheet and container
JP6101851B1 (ja) 白色シーラントフィルム及びこれを備える包装体
JPS6218548A (ja) 写真感光材料用包装材料
US6465062B2 (en) Light-excluding, multi-layered material
CN103958639A (zh) 密封剂用树脂组合物、层叠膜以及包装袋
JP2009062095A (ja) 包装用袋の製造法
US6815482B1 (en) Film with UV-barrier properties
JP2005305745A (ja) 紫外線吸収フィルムおよびそのフィルムを用いた包装体
JP5078594B2 (ja) 着色プラスチック容器
TWI374842B (en) Uv-protected container with product having dyes or lakes
JP2006341887A (ja) 包装体
US7052752B2 (en) Container for oxidation dye
WO2004046269A1 (ja) 紫外線吸収剤及び該紫外線吸収剤を含有する包装用資材
JP3805709B2 (ja) 合成樹脂製チャック付の袋体
JPH08156202A (ja) 多層射出成形物
JP4361530B2 (ja) フィルム、積層体及び包装体
JP2018020545A (ja) 白色シーラントフィルム及びこれを備える包装体
JP2017213786A (ja) 酸素吸収性フィルム
JP6175178B1 (ja) 白色シーラントフィルム及びこれを備える包装体
CN214325914U (zh) 一种新型易撕的包装袋
JP4133143B2 (ja) 遮光性容器成形用熱可塑性樹脂組成物とそれを用いた容器
JP2003312690A (ja) 合成樹脂製チャック付の袋体
JP4541948B2 (ja) 輸液容器用遮光カバー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090428

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4352169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term