JP2008148852A - 目薬容器用パッケージ - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯用の袋としての容器出し入れチャック機能と、蒸散防止機能を併せ持った目薬容器用パッケージを提供すること。
【解決手段】容器出し入れ用のチャック3を有する非金属製フィルム2で、目薬の入った目薬容器1を袋状に包装すると共に、非金属製フィルム2が蒸散防止機能を有するものであることを特徴とする目薬容器用パッケージ。また、袋状の非金属製フィルムの縁部の全周囲に亘って帯状の熱シール部を有する。さらに、袋状の非金属製フィルムのうち、目薬容器を収納する部分の少なくとも一部を透明にする。
【選択図】 図1
【解決手段】容器出し入れ用のチャック3を有する非金属製フィルム2で、目薬の入った目薬容器1を袋状に包装すると共に、非金属製フィルム2が蒸散防止機能を有するものであることを特徴とする目薬容器用パッケージ。また、袋状の非金属製フィルムの縁部の全周囲に亘って帯状の熱シール部を有する。さらに、袋状の非金属製フィルムのうち、目薬容器を収納する部分の少なくとも一部を透明にする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、目薬の入った目薬容器をフィルムで包装してある目薬容器用パッケージに関する。
世間一般で広く知られているように、目薬は紙製の箱に詰められて販売されている。箱の中には図3に示すように、目薬が注入された容器91と柔軟な携帯用の袋92がピロー包装されたフィルム93内に入っており、その他には図示しないが説明書も併せて収納されている。
ところで、ピロー包装用のフィルムは容器内の目薬の蒸散を防止することを目的とするものなので蒸散防止素材を利用して作られているが、開封後は通常捨てられるので勿体無い。一方、携帯用の袋は、フィルム開封後も、ある程度の期間に亘って使用され、購入者が目薬容器を保管することを目的としたものなので、ポリエチレン等の柔軟素材で作られており、容器を出し入れするチャックは付いているが、蒸散防止機能は付いていない。
通常捨てられるピロー包装用のフィルムで携帯用の袋を製造できれば、携帯用の袋内に予め目薬容器を収納した状態で箱詰めでき、フィルムの分だけ製造設備や原料費等の生産コストを削減できる。
本発明は上記実情を考慮して開発されたものであり、携帯用の袋としての容器出し入れチャック機能と、蒸散防止機能を併せ持った目薬容器用パッケージを提供することを目的とする。
請求項1の目薬容器用パッケージは、容器出し入れ用のチャックを有する非金属製フィルムで、目薬の入った目薬容器を袋状に包装すると共に、非金属製フィルムが蒸散防止機能を有するものである。
チャックによってもある程度の蒸散防止効果は望めるが、袋状の非金属製フィルムの全周囲からの蒸散防止効果を一段と高めるには、請求項2のように、袋状の非金属製フィルムの縁部の全周囲に亘って帯状の熱シール部を有することが望ましい。
また、非金属製フィルムは彩色を有するものであっても良いが、内部を視認できるようにするには、請求項3の発明のように、袋状の非金属製フィルムのうち、目薬容器を収納する部分の少なくとも一部を透明にすることが望ましい。なお、袋状の非金属製フィルムのうち、目薬容器を収納する部分の一部のみを透明にする場合(非金属製フィルムに彩色の印刷を施すような場合)であれば、デザイン性の向上と内部の視認性を確保できるメリットもある。
本発明は、非金属製フィルムを袋にしてチャックを設けてあるので、目薬容器を出し入れすることができるし、その上、チャックだけでなく非金属製フィルム自体が蒸散防止機能を有するものなので、目薬が蒸散するのを高いレベルで保持できる。従って、携帯用の袋としての機能とピロー包装用のフィルムとしての機能を非金属製フィルムが兼備しており、非金属製フィルムの袋内に予め目薬容器を収納した状態で箱詰めして商品化でき、従来まで必要だった携帯用の袋とピロー包装用の袋のうち一方を削減したことになり、その分だけ製造設備や原料費等の生産コストを削減できる。
また、袋の縁部の全周囲に亘って帯状の熱シール部を設ければ、蒸散防止効果が一段と高まる。
さらに、非金属製フィルムのうち目薬容器を収納する部分の少なくとも一部を透明にしてあれば、目薬容器をフィルム越しに視認できる。
目薬容器用パッケージは、図1に示すように、目薬容器1を非金属製フィルム2で袋状に包装したものである。目薬容器1を充分な余裕を持って収納できる大きさに袋の収納空間を形成すると共に、目薬容器1を出し入れするチャック3を袋の上部に横幅方向に沿って備え、開封時の操作を容易にするテアテープ4をチャック3の上側に間隔をあけて平行に設けてある。テアテープ4は、非金属製フィルム2とは別体の細長い紐であって、必ずしも付いていなくとも良い。
また、袋の縁部の全周囲に亘って帯状の熱シール部5を形成し、表裏二枚の非金属製フィルム2を熱で接着して一体化してある。また、熱シール部5であってテアテープ4の一端の近傍には、開封用の切込み6を備えている。切込み6の深さは、熱シール部5の帯幅全長よりも短ければ良く、それによって袋内の空間と外気を隔絶し、非金属製フィルム2の有する蒸散防止機能を充分に発揮できるものとしてある。
非金属製フィルム2の材料には、合成樹脂を主成分とし、チャック3の反復使用性や目薬容器1を出し入れする際の変形の容易さを考慮して弾力性と耐久性を併せ持つ機能と、目薬の蒸散防止機能、また、内部の目薬容器1が透けて見えるように透明性を備える材料を用いる。具体的には三菱樹脂株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2−5−2)が販売している商品名テックバリア(登録商標)、凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区神田和泉町1番地)が販売している商品名GLフィルムが例示できる。これらは、アルミ箔に匹敵する高いガスバリア性を持ちながら、金属探知性、内部を視認できる透明性を有するなどの優れた特性を備えたものである。
チャック3は、材料自体の弾力性を利用して嵌めあわせる一般的なものであって、表裏2枚のフィルムの一方には凸7を形成し、他方には凸7をはめ込む凹8を形成してある。
上述した目薬容器用パッケージを使用すれば、図2に示すように、紙製の箱9の中に、使用方法や効能等が記載された説明書10と一緒に、目薬が入った目薬容器1を非金属製フィルム2の袋で包装された状態で収納できる。
1目薬容器、2非金属製フィルム、3チャック、4テアテープ、5熱シール部、
6切込み、7凸、8凹、9箱、10説明書
6切込み、7凸、8凹、9箱、10説明書
Claims (3)
- 容器出し入れ用のチャック(3)を有する非金属製フィルム(2)で、目薬の入った目薬容器(1)を袋状に包装すると共に、非金属製フィルム(2)が蒸散防止機能を有するものであることを特徴とする目薬容器用パッケージ。
- 袋状の非金属製フィルム(2)の縁部の全周囲に亘って帯状の熱シール部(5)を有することを特徴とする請求項1記載の目薬容器用パッケージ。
- 袋状の非金属製フィルム(2)のうち、目薬容器(1)を収納する部分の少なくとも一部を透明にしてあることを特徴とする請求項2記載の目薬容器用パッケージ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006338661A JP2008148852A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 目薬容器用パッケージ |
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Publication Number | Publication Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2006-12-15 JP JP2006338661A patent/JP2008148852A/ja active Pending
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