JP3183973U - 改ざん防止機能を備えた容器パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】軟包装材に液体用容器を収納する、良好な改ざん防止機能を備えた容器パッケージを提供する。
【解決手段】液体を充填する本体部2及び本体部2に取り付ける蓋部3を有し、本体部2および蓋部3がこれら本体部2および蓋部3とは異なる部材4で固定された液体用容器1と、液体用容器1を収納する軟包装材5とを備えている。部材4の存在により、本体部と蓋部との間で生じる通常の閉じる力に対してさらに部材4による閉じる力を加えることができ、改ざん防止機能が良好となる。
【選択図】図4

Description

本考案は、本体部及び蓋部を有する液体用容器と、液体用容器を収納する軟包装材と、を備えた容器パッケージに関する。
従来、点眼容器などの液体用容器は各種包装が施されて販売されている。例えば、点眼容器の場合は、点眼容器を紙箱に収納し、その紙箱の外側をさらにシュリンクラベル等で巻装した状態で販売するのが一般的である。
また、チャック機能と蒸散防止機能とを備えた携帯用の袋に点眼容器を収納し、これらのパッケージをさらに紙箱に収納して販売する形態も知られている(例えば、特許文献1の図2参照)。
上記紙箱は、殆どの場合、開封後に廃棄されるので、資源の無駄が生じてしまう。
特開2008−148852号公報
この資源の無駄を解消するために、例えば、紙箱を使用せず点眼容器を上記携帯用の袋に収納しただけの状態で販売すれば、製造コストを削減することが可能となる。
しかしながら、液体用容器を収納する袋等は軟質素材で構成されているため、販売時に袋の外部から液体用容器の蓋部が操作され、開栓されるおそれが生じる。この袋をさらにシュリンクラベルで巻装して、シュリンクラベルの破断跡によって不正操作の痕跡を視認できるようにすることも考えられるが、そもそも袋は軟らかい材質でできているためその外側にシュリンクラベルを巻装するのは困難である。
そこで上記背景に鑑み、本考案は、軟包装材に液体用容器を収納する、改ざん防止機能を備えた容器パッケージを提供することを目的とする。
本考案に係る容器パッケージの特徴構成は、液体を充填する本体部及び当該本体部に取り付ける蓋部を有し、前記本体部および前記蓋部がこれら本体部および蓋部とは異なる部材で固定された液体用容器と、当該液体用容器を収納する軟包装材とを組み合わせた点にある。
本構成のように本体部と蓋部とをこれらとは異なる部材で固定することで、本体部と蓋部との間で生じる通常の閉じ力に対してさらに当該別部材による閉じ力を加えることができる。よって、軟包装材の外部から力を加えても蓋部を回転させることが極めて困難となり、液体用容器の改ざん防止機能が良好なものとなる。
また、本考案の容器パッケージとすることで、販売時の陳列形態の自由度が高まるうえ、変形自在であるため製品搬送時などには小さく折り畳んでコンパクトに梱包できるなど利便性が高いものとなる。
本考案の容器パッケージにあっては、前記本体部および前記蓋部の固定が、シュリンクラベル、ストレッチラベル、紙スリーブまたはシールラベルを巻装または貼付することにより行われていると好適である。
本構成のように、シュリンクラベル、ストレッチラベル等で本体部と蓋部とを巻装又は貼付することで、両者を強く固定して外部から液体用容器を開封できなくすることができる。また、これらシュリンクラベル等で巻装又は貼付して固定する場合であっても、液体用容器のサイズが過大となることはなく、その後の軟包装材による包装にも悪影響を及ぼさない。さらに、万一外部から開封された場合でも、シュリンクラベル等の破断跡によって、不正操作が行われた痕跡が残る利点もある。
本考案の容器パッケージにあっては、前記軟包装材がパウチであり、前記液体用容器が点眼容器であると好適である。
パウチは一般的に樹脂フィルムで成形されており、熱加工により様々な形態の包装が可能である。よって、本構成のように点眼容器を包装する場合でも、効率的な容器パッケージを得ることができる。
本考案の容器パッケージにあっては、前記軟包装材は単層フィルムで構成しても差し支えないが、積層フィルムを用いるのが好適である。
軟包装材として積層フィルムを用いれば、強度・柔軟性・遮光性・透明性など任意の物性に応じて最適な容器パッケージを製造することができる。
本考案の容器パッケージにあっては、前記軟包装材が吊り下げ用の孔部を備えていると好適である。
本構成のように容器パッケージに孔部を備えることで、例えばフックなどに引っ掛けて商品を吊り下げることができる。よって、商品陳列の自由度が広がり販売促進効果を高めることができる。
本考案の容器パッケージにあっては、前記軟包装材の底部にマチ部を備えていると好適である。
本構成によると、マチ部を設けることによって容器パッケージを自立させることができ、横置きだけでなく縦置きが可能となるので、商品陳列形態における選択の幅が広がる。また、軟包装材を点眼容器の携帯用容器等として使用する場合にも立てた状態で机、台、棚等の上に置くことが可能となり、使用時の利便性を高めることができる。
本実施形態に係る液体用容器の側面図である。 別実施形態に係る液体用容器の側面図である。 本実施形態に係るパウチの正面図である。 本実施形態に係る容器パッケージの斜視図である。 別実施形態に係る容器パッケージの正面図である。
以下に、本考案に係る容器パッケージAの実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、容器パッケージAの一例として、液体用容器の一つである点眼容器1を軟包装材の一つであるパウチ5に収納した例を説明する。なお、以下の実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
図1、2には点眼容器1の側面図、図3にはパウチ5の正面図、図4には容器パッケージAの斜視図が示される。
本実施形態における容器パッケージAは、点眼液(液体の一例)を充填する本体部2及び本体部2に取り付ける蓋部3を有する点眼容器1と、点眼容器1を収納するパウチ5とを備えている。
パウチ5は、柔軟性のあるフィルムであれば特に限定されないが、例えばポリエチレンテレフタレートフィルム 、ナイロンフィルム 、ポリプロピレンフィルム、アルミ蒸着フィルム、アルミ箔などが挙げられる。
また、パウチ5は、これらのフィルムを組合せた積層フィルムとすることが好適であり、これらのフィルムは熱溶着や接着剤などで積層される。また、ナイロンフィルムなどにアルミナを蒸着させたアルミ蒸着フィルムは優れた遮光性を発揮する。このようにパウチ5を積層フィルムで構成することで、各種機能を備えたパウチ5を得ることができる。
図1に示すように、点眼容器1はシュリンクラベル4が巻装され、蓋部3を本体部2に取り付けた状態で固定される。具体的には、点眼容器1を樹脂フィルムで覆い、加熱収縮させて点眼容器1を強く保持被覆している。すなわち、本体部2と蓋部3とを固定するとは、容器パッケージAの外部から力を加えても、蓋部3を本体部2に対して回転させることができなくなる状態をいう。
従って、容器パッケージAの商品陳列時に、蓋部3が本体部2に固定された元の状態から、蓋部3が緩んだ状態又は開封状態に改ざんされるといったことが防止できる。
なお、点眼容器1の巻装はシュリンクラベル4に限定されるものではなく、ストレッチラベルまたは紙スリーブで巻装したり、シールラベルを貼付けたりしても良い。
また、シュリンクラベル4は、破断線41を有しており、点眼容器1の使用時には、つまみ部42を挟持してシュリンクラベル4を剥がし、点眼容器1を開閉する。逆に、破断線41を破断しない限り、点眼容器1を使用することができない。すなわち、パウチ5の外部からは点眼容器1を開閉できないのみならず、破断線41が破断されると不正操作の痕跡として残る。このようにシュリンクラベル4は改ざん防止としての機能を有する。
なお、破断線41は、図1に示すように上下方向に限定されず、左右方向や斜め方向に形成しても良いし、つまみ部42がなくても良い。
図2に示すように、パウチ5に点眼容器1を収納する場合には、シュリンクラベル4を2本の点眼容器に巻装して本体部2と蓋部3とを固定することもできる。
図3に示すように、パウチ5は、一辺に設けた開閉用のチャック部51と、底部にマチ部52と、初期開封用の切込み部53と、吊り下げ用の孔部55とを有する。
なお、マチ部52の形状は、長円弧状や角形状など特に限定されない。また、側部にマチ付けした横ガゼット式のものでも良いし、パウチ5にマチ部52を設けない非自立式の平袋でも良い。
図4に、シュリンクラベル4を巻装した点眼容器1を、パウチ5に収納した状態を示す。
本実施形態におけるパウチ5は、チャック付スタンディングパウチである。
パウチ5は、チャック部51を有しているので、切込み部53を開封した後においても、点眼容器1を密封することができる。このため、パウチ5に点眼容器1を確実に収納した状態で持ち運ぶことができると共に、蓋部3が緩んだ場合でも点眼液がパウチ5の外部に漏れ出さない。
パウチ5の高さ・幅・奥行きの寸法は特に制限されないが、点眼容器1が内部で転がることのない寸法に設定するのが好適である。
また、パウチ5はマチ部52を有しているので、容器パッケージAを直立させた状態で陳列することができる。このため、パウチ5の正面に表示される商品名などが確認し易くなる。また、開封後の使用に際しても机上面などに載置して保管することができ使用の利便性が高まる。
さらに、陳列性の観点から、パウチ5には孔部55を設けている。これにより容器パッケージAをフック(不図示)などに吊り下げることで商品陳列の形態を多様化することができる。
[その他の実施形態]
(1)図5に示すように、パウチ5の一部に、特に、点眼容器1を収納したときに本体部2及び蓋部3の境界部が位置する部位に、透明部材で形成した窓部56を備えても良い。
この場合、万が一、パウチ5に大きな外力が加えられ、点眼容器1が改ざんされた場合でも、不正操作の痕跡を確認し易い。さらに、パウチ5の正面全域を透明部材で形成しても良い。
(2)上記実施形態では、軟包装材の一例としてパウチ5を示したが、三方向または四方向が接着された三方シール若しくは四方シール包装袋、ピロー包装袋やガゼットピロー包装袋などの軟らかいフィルムから構成された包装材であれば、特に限定されない。
(3)上記実施形態では、図1に示すように、点眼容器1の一部にシュリンクラベル4を巻装しているが、全体にシュリンクラベル4が巻装される形態や、天面や底部にシュリンクラベル4が跨る形態としても良い。この場合、シュリンクラベル4が点眼容器1に広範囲で密着するので、改ざん防止機能がより一層高まる。
(4)上記実施形態では、図2に示すように、二つ以上の点眼容器1を纏めてシュリンクラベル4で巻装してパウチ5に収納しても良い。
(5)上記実施形態では、図3に示すように、孔部55を一つの円形状に形成しているが、楕円状や矩形状に形成しても良いし、孔部55を二つ以上設けても良い。
本考案は、点眼薬・点鼻薬・コンタクトレンズ洗浄液などを充填した液体用容器を軟包装材に収納した容器パッケージとして利用できる。
A 容器パッケージ
1 点眼容器(液体用容器)
2 本体部
3 蓋部
4 シュリンクラベル
5 パウチ(軟包装材)
52 マチ部
55 孔部

Claims (6)

  1. 液体を充填する本体部及び当該本体部に取り付ける蓋部を有し、前記本体部および前記蓋部がこれら本体部および蓋部とは異なる部材で固定された液体用容器と、
    当該液体用容器を収納する軟包装材とを備えた容器パッケージ。
  2. 前記異なる部材が、シュリンクラベル、ストレッチラベル、紙スリーブまたはシールラベルである請求項1に記載の容器パッケージ。
  3. 前記軟包装材がパウチであり、前記液体用容器が点眼容器である請求項1または2に記載の容器パッケージ。
  4. 前記パウチが、積層フィルムから構成される請求項3に記載の容器パッケージ。
  5. 前記軟包装材が、吊り下げ用の孔部を備えている請求項1から4の何れか一項に記載の容器パッケージ。
  6. 前記軟包装材の底部にマチ部を備えている請求項1から5の何れか一項に記載の容器パッケージ。
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