JP4350184B2 - タイヤトレッドに溝を成形するための方法および成形要素 - Google Patents

タイヤトレッドに溝を成形するための方法および成形要素 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は壁部が少なくとも1つのゴム連結要素により接合された溝パターンをゴムトレッドに成形する方法、並びにこのような方法を使用するために新規なタイヤトレッドを作製するためのモールドを構成する成形要素に関する。
用語「溝」とは、ゴムトレッドに作られ、互いに面した少なくとも2つの主ゴム壁部により構成された任意の凹部を意味するものと理解すべきであり、上記壁部は溝の幅を表す平均距離だけ分離されており、上記壁部の各々と転動表面との交差部はゴム縁部を構成している。
「連結要素」とは、溝を備えたトレッドに十分な剛性を保持するように溝の主壁部を永久的に接合するブリッジをなすゴム部分を意味するもとの理解すべきである。
【0002】
公表フランス特許出願第 2,759,323号は2つの主壁部を機械的に接合する少なくとも1つの連結要素を有する複数の溝を備えたタイヤトレッドの彫刻パターンを述べている。このように、多数の溝をトレッド全体に設けることが可能であり、その結果、トレッドの堅さが大きく低減することなしに湿った道路において良好な性能を確保する多数のゴム縁部を設けることが可能である。
上記特許出願には、このような溝を構成する方法も述べられており、この方法によれば、連結要素を形成するために、トレッドの成形および加硫中、ゴムを導入するための1つまたはそれ以上の開口部を備えた挿入体を未加硫のゴムトレッドに設置する。上記挿入体は成形応力に耐え、更にタイヤの転動中に漸次除去される特性を有する材料で製造される。この場合、かくして形成された溝はほとんど全体的に挿入体で埋められ、従って湿った道路上を転動するときに排水/溜容量を減少させる。
【0003】
上記トレッドの成形および加硫語に挿入体を部分的に或いは全体的に取り出すことがもちろん可能であるが、製造サイクルに操作が加わってしまう。
第2の公表フランス特許第 2,759,321号には、少なくとも1つの連結要素を有する溝を備えた彫刻パターンを備えたタイヤトレッドを得る方法が提案されている。この方法は2つの部品により構成されたモールドを使用することよりなり、第1部品は転動面に対応するトレッドの外面を成形し、第2部品は上記トレッドの内面を成形し、上記部品の両方は成形位置において上記トレッドの体積に対応する体積をなす。また、モールドの各部品は、その成形表面上に突出し、且つトレッドをその厚さにおいて全体的に横切る溝を成形するために、他方のモールド部品により支持された成形要素と部分的に接触するようになっている少なくとも1つの成形要素を備えている。成形要素の部分接触により、かくして成形された溝の壁部を機械的に接合する少なくとも1つのゴムブリッジを成形するための少なくとも1つの開口部を構成する。
【0004】
この第2の方法は成形および加硫後にトレッドの容易な取出しを可能にするが、モールドの第1部品の成形要素と第2部品の成形要素との間の接触帯域に位置決めされる連結要素を必要とする。
スリット1(すなわち、幅狭い溝)により分離され、且つ4つの連結要素6、7、8、9により接合される2つのゴムブロック2、3を部分的に示す図1は、トレッドの厚さ方向、すなわち、上記トレッドの転動表面と概ね直角な方向に連結要素が互いの上に対をなして位置決めされると言う簡単な理由で、フランス特許出願第 2,759,321号に述べられている方法により実施することが可能でない上記連結要素の配置の1つの特定な例を示している。しかも、この方法はトレッドを備えたタイヤの直接製造を可能にしないが、タイヤの製造において追加の段階を系統的に必要とする。実際、2つの部品においてモールドでトレッドを作製した後、新しいタイヤの製造の場合、上記タイヤの成形および最終加硫の前に上記予備成形されたトレッドをタイヤ素材に付けて接着することが必要である。
【0005】
(特に、薄いストリップの形態の)成形要素を用いる他の公知な方法のすべては少なくとも1つの連結要素を有する下記のような溝の形成を可能にしない。この壁部との連結要素の交差部は、溝の体積の連続性が保持されるように、全ての箇所がスリットの底部に対してゼロより厳密に大きい距離を隔てて位置決めされるような外形をなしている。実際、成形中に形成されてこのような特性を示す全連結要素は除去中に破断され、成形要素はこの段階中に上記ゴムブリッジを分割する。
【0006】
【課題を解決する手段】
本発明の目的は、先に述べた方法を問題を呈しない、主壁部の2つを接合する少なくとも1つの連結要素を備えたゴムトレッドに溝を形成するようになっている新規な成形要素を用いた成形方法を提供することである。本発明による成形要素は、例えば、図1に示すように配置された連結要素を備えた溝を形成することができる。
本発明の方法はトレッドを形成するモールドを使用することよりなり、上記モールドは幾つかのモールド部片を有しており、各モールド部片はその成形表面と概ね直角な適当な方向に開閉動作で駆動されることが可能であり、上記モールド部片のうちの少なくとも1つはその成形表面上に突出する少なくとも1つの成形要素を有しており、上記成形要素は少なくとも1つの連結要素を成形するための少なくとも1つの開口部を有しており、本発明の方法は下記の工程、すなわち、
─ 1つの部品が成形要素の支持体を形成し、少なくとも1つの他の部品は同じ成形要素のキーを形成するように、少なくとも2つの別体部品を組み付けることによって成形要素を構成し、
─ タイヤ鋳造モールドの部片上に成形要素の支持体を形成する部品を、上記支持体が上記モールド部片の成形表面上に突出するように位置決めして留め、
─ 各キーを成形要素の支持体と組付けることによって成形要素を成形配置で構成し、
─ 各モールド部片をその閉鎖方向に移動させることによってモールドを閉鎖し、
─ 次いで、(モールドの形状を再現する形状を得るために)ゴムを成形し、
─ 各キーを成形要素の支持体から外して成形要素の除去を許容し、
─ 各モールド部片を閉鎖方向とは反対の適切な開放方向に移動させることによって成形要素の支持体を成形されたトレッドから取出す、諸工程よりなる。
【0007】
キーを分解する好適な方法は、上記要素を支持するモールド部片の開閉方向とは異なる方向に各キーをこれが組付けられた支持体に対して移動させることができるように手段を設けることよりなり、実際には、キーを上記開閉方向と概ね直角な方向に移動することができる。
上記方法の可能な変形例は3、4工程の順序を逆にすることよりなり、すなわち、各キーを各要素の支持体と組付けることによって各成形要素をその成形構成で構成する前にモールドを閉じることよりなる。
本発明の他の特徴によれば、タイヤトレッドの一部を成形するためのモールド部片に設けられて成形表面から突出すようになっている成形要素が提案され、この成形要素は上記壁部を接合する少なくとも1つの連結要素が主壁部の2つに設けられた溝を上記トレッドに成形するように設計されている。
【0008】
上記成形要素は長さ方向(大まかに、モールド上の上記要素の最も間隔を隔てた固定箇所を接合する方向)ならびに(長さ方向と概ね直角な)横方向、および2つの上記方向と直角な第3方向に於ける平均厚さをもたらす。上記成形要素は成形中、トレッドを構成する材料を通過させ、かくして溝の主壁部を接合する少なくとも1つの連結要素を成形するために上記成形要素をその厚さに沿って両側で横切る少なくとも1つの開口を成形構成で有している。
本発明による成形要素は第1部品および第2部品よりなる。第1部品は上記モールド部片の成形表面上に突出し、上記部片をその開閉方向に辿るように適切な手段によりゴムトレッドの鋳造モールドの部片の留められるようになっている成形要素の支持体を構成している。成形要素の第2部品は、溝の主壁部を接合する連結要素を成形するための開口部を形成するように成形要素の第1部品と組付けられるようになっているキーを各々が構成する1つまたはそれ以上の部片を有している。成形要素は、溝の成形後、成形された連結要素の破壊なしに除去を可能にするために構成要素の各キーが上記成形要素の支持体から取出し可能であることを特徴としている。
【0009】
「取出し可能」とは、各キーがモールドの開放動作で要素の支持体を除去する方向に位置することがないように、成形要素における少なくとも1つの開口部を部分的に構成する各キーをトレッドの成形後に上記要素の支持体から外すことができることを本質的に意味しているものと理解すべきである。
本発明の1つの特定の実施例によれば、本発明の成形要素は、
上記要素の長さ断面に沿って見える少なくとも1つの成形要素の開口部を上記要素の少なくとも2つの別体部品により全体的に閉じ、
上記開口部で成形された連結要素の壁部を成形するように、成形要素の少なくとも1つのキーが上記開口部を部分的に構成し、
成形要素の支持体を支持するモールド部片の開放方向とは異なる方向に各キーを移動させることによって各キーを適所に設定し、その支持から外す(または取り出す)ことができることを特徴としている。
【0010】
別体の部品により全体的に閉じられた開口部は、これを備えた成形要素が長さ方向の断面に(すなわち、溝の主壁部を成形する上記要素の面と概ね接する要素の長さ方向を含む平面に)に見えるとき、モールド部片および成形要素により、或いは成形要素の部品のみにより、取外し可能な部品と支持体を横断面に形成する部品との間にわずかな遊び、すなわち、クリアランスをもって境界決めされる開口部を意味するものと理解すべきである。
本発明による成形要素では、支持体からの各キーの取外し移動により、形成されたいずれの連結要素も立ち塞がったり、上記成形要素により破断されたりすることなしに上記成形要素の支持体を支持するモールド部片の除去移動を可能にする。各キーの取外し移動は成形要素の中間表面に対応する表面(この表面は溝の主壁部を成形する要素の壁部から途中まで通る表面として定められる)に含まれる経路に沿って、且つ例えば、上記要素を支持するモールド部片の除去方向と概ね直角であることができる方向において行われる。
【0011】
本発明による成形要素によれば、同じ溝に複数の連結要素を構成することができ、上記要素の少なくとも2つは(例えば、図1に示すように)溝の深さ方向に互いの上に設置される。
本発明による成形要素をタイヤモールドならびに平らなトレッドまたは閉鎖リング状トレッドを鋳造するためのモールドに使用することができ、上記トレッドは製造または再トレッディングの過程でタイヤに漸次設置されるようになっている。
このようなトレッドの他の応用は(例えば、牽引車両用のトラックのような)転動表面を有する非空気圧式転動組立体の製造であることができる。
本発明による成形要素の他の可能性および利点は下記の説明および本発明の実施例を非限定的に示す添付図面から明らかになろう。
【0012】
【実施例】
図1は互いにに対向して位置した2ついのゴムブロック2、3の2つの平らな主壁部4、5により構成されたトレッドの厚さに比較して狭い幅hのスリット1を表している。
スリット1の2つの主壁部4、5は、これらとの交差部がほぼ矩形の形状を有し、且つほぼ正方形の形状の頂点に位置決めされた4つのゴム連結要素6、7、8、9により接合されている。
図2はタイヤトレッドの加硫モールド11の部片の成形表面111から突出している成形要素10を示している。成形要素10は、その成形構成で表されており、図1に示すスリットの連結要素と同様にして配置された4つの連結要素を備えた溝パターンのゴムトレッドにおける成形を許容するように互いに組付けられた2つの部品よりなる。
【0013】
概ね平らな第1部品は要素10の支持体12を構成しており、上記モールドの成形表面111から突出するように適切な手段によりモールド11に留められており、図2では、表面111上に突出している支持体の一部が見える。この例では、支持体12は成形表面111と大まかに直角であり、もちろん、トレッドの転動面と直角でないスリットを成形するように、成形表面111に対して支持体12を90°と異なる角度だけ傾斜することが可能である。
成形表面111から突出している支持体12の一部は、約同じ全長I’および同じ幅dの3つの分岐部13、14、15により支持体の横方向に延長された長さL、幅Iおよび厚さhの矩形部分よりなる。これらの分岐部13、14、15はトレッドの転動面に対するトレッドの厚さの方向における溝の最内箇所を成形するように配置されている。その成形要素で成形された溝の最大深さHはIとI’との和に相当する。
【0014】
各分岐部13、14、15には、溝の主壁部を成形するようになっている互いに概ね平行な前面および後面と、上記前面および後面と概ね直角な側壁部131、132、141、142、151、152とが設けられている。各分岐部は、上記要素を支持するモールドの成形面から最も遠い成形面の箇所および中間距離にある成形要素の箇所に対応する端部に近接して、余分厚さをなすわずかな隆起部を有しており、これらの隆起部の各々には、本例ではほぼ断面矩形の通路181、182、183、191、192、193が設けられており、これらの通路の各々はその側面を連結するためにその全長において分岐部と交差している。
成形要素の第2部分は横断面が矩形で且つ長さが支持体12の長さLに略等しいバーの形態で示された2つのキー16、17よりなる。上記キー16、17は成形構成において成形要素を構成するように通路181、182、183、191、192、193への挿入により支持体12の分岐部13、14、15に挿入されるように配置されている。
【0015】
構成された成形要素の横断面は図2の線A−Aに沿って図3に示されている。各矩形通路182、192は減少されたがそれでも十分なクリアランスでキー16、17において摺動するのに適当な寸法を有している。得られたクリアランスはトレッドの成形中、通路へのゴムの侵入を出来るだけ低減するために制限され。(端部に位置決めされたもののような)支持体12の分岐部13、14、15の長さの中間に向けて構成された通路は、成形要素10の支持体12に関して、横断面が矩形の2つの連結要素を成形するようになっている2つの開口部20、21を成形するように、同じキー17を上記3つの通路に同時に導入することができるように、配置されている。最後に、通路191、192、193への第2キー16の設置後、支持体12の分岐部、キー17およびキー16により2つの他の開口部22、23を形成する。
【0016】
成形要素によりゴムトレッドに溝を形成している間、ゴムを上記要素の壁部に接触成形して開口部20、21、22、23を埋め、かくして溝の対向壁部を接合する。
図2の成形構成における成形要素10により溝を成形した後、且つ成形要素10を除去す前に、キー16、17をそれらの各通路から滑り出すことによって支持体から外す。この各キーの外し移動は成形要素を支持するモールド部片の除去方向とは本質的に異なる方向に起こる。図4は製造過程における上記外し移動の中間段階を示している。キーの外し移動をこなうために、図4には示さない手段が設けられている。
図4では、成形要素10は図3に印した断面B−Bに沿って示されており、この要素はトレッドの成形後且つモールドから上記要素を除去する段階の前におけるゴム内に示したものである。4つの連結要素24、25、26、27の形成の外に、キー16、17は支持体12の分岐部13、14から部分的に外されて区別することができる。キー16、17の外しを完全まで続けると、形成されたゴム連結要素はもはや、上記キーと接触しておらず、次いで異なるモールド部片の変位により成形要素の除去が通常の方法で可能である。本例では、キー16、17を成形要素10の長さ方向と平行な方向に変位させ、支持体12の変位方向が上記方向と直角である。
【0017】
上記種類の複数のスリットおよび/または溝を備えたトレッドについて探し求めた性能要件に合った連結要素を成形するために、横断面が種々の形状を有する1つまたはそれ以上の開口部を得るように上記成形要素を有利に変更することができる。もちろん、支持体およびキーの形状は特定の溝形状を成形するように調整することができる(何故なら、支持体が例えば異なる幅および/または長さおよび/または厚さのものであることができ、キーが例えば円形または楕円形の横断面のものであることができるからである)。
図5は高さが異なり、成形表面341の部片34から突出している2つの別体部品31、32よりなる支持体を備えた本発明による成形要素30の変形例を示している。矩形の形状および厚さhの支持体の2つの部品31、31の各々は外形が三角形の拡大部37、38をモールドの成形表面341から最も遠い端部に備えており、穴が横断面が三角形の2つの通路35、36を構成しており、これらの通路35、36はキーの設置用の十分なクリアランスで通路35、36の横断面に相当する三角形横断面のキー33を設置するためのものである。
【0018】
三角形横断面のキー33は好ましくは、その下縁部39が適所にあれば成形すべきゴム混合物と接触し、それにより上記混合物への成形要素の侵入に必要な力を低減するように、配向されている。しかも、支持体の2つの部品31、32間の高さの相違を考慮に入れて、キー33の上面は成形要素30を留めるようなモールドの部片の表面との接線方向と角度αをなす。
成形要素の変形例として、通路の一方35または36が部品31または32の一方の側でのみ延び、且つキー33の端部を受け入れるのに適した大きさのものであるように配置することができ、この配置は上記通路に入ることができるゴムの量を減少させる。
本発明による成形要素30のこの変形例では、トレッドの転動面に開口しているスリットが成形後に得られ、トレッドの主壁部は上記転動面と同じ高さのゴムブリッジにより機械的に接合されている。かくして、最大の堅さを維持し、且つキー33を通って成形部品に達する部分摩耗後にかなり増大される活動縁部の長さを有しながら、多数の溝を有する新規なトレッドを得ることができる。
【0019】
使用において、簡単な摺動による通路へのキーの設置に必要なクリアランスにより、ゴムの膜が生じることがわかった(この膜は多くともキーと通路との間の遊びに等しいわずかな厚さのゴムの量を意味していると理解すべきである)。このようなゴム膜は、成形された溝の連続が影響されないように、キーを外すとき、および成形要素の最終除去中に少なくとも局部的に破断される。除去後にこれらの膜の存在を更に減少させるために、成形要素を組み立てるためにねじ込みにより上記キーの各々を挿入することができるねじ部を各キー通路および各キーに設けることが有利である。この構成によると、各通路に入ることが可能なゴムの量をかなり減少させることが可能であり、かくして各キーに加えられる力を減少させることによって各キーの取外しを容易にすることが可能である。しかも、ねじを廻して外すのに各キーに必要とされる回転運動は剪断作用、従って各キーとキー通路との間に形成される可能な膜を破断する作用を有している。
【0020】
支持体から各キーを外し易くするために、上記キーの各々ごとに切頭円錐形(表面がキーの一端から他端まで漸次減少している横断面)であるように構成するのが有利であり、通路もまた切頭円錐形を有しており、また、この構成は、少なくとも、各通路に対応する帯域において、各通路に成形中に形成されるゴム膜を規則正しく破断するためにねじ込みにより上記キーを通路に設置することができるねじ部が各キーに存在することと組み合わせることができる。
図6は本発明による成形要素40の他の変形例を示しており、この成形要素40は3つの分岐部42、43、44により延長された第1の平らな部品を有しており、これらの分岐部は高さおよび厚さが平らな部品41と概ね同じである。各分岐部42、43、44はこれらの各々の端部に近接して位置決めされた半円筒形の変形部46、47、48を有している。これらの変形部46、47、48は交互に配向されており、すなわち、1つの分岐部および(要素の長さ方向における)すぐ次の分岐部が、窪みが反対方向に配向された変形部をもたらしており、このように、3つの通路が構成されており、これらの通路の各々は完全には閉じられていなく、成形前、断面が適切な円形なキー45を挿入することが可能であり、上記キー45はゴム混合物の侵入段階中、変形部46、47、48の窪みの交互配置および出来れば分岐部の弾性により適所に保持される。もちろん、変形部の半円筒形形状寸法は必要なものではなく、キーの形状に適合された任意の他の形状も適している。
【0021】
図6に示すものに近い他の変形例では、(全体的に閉じられてはいないが、図3および図5に示すものを反映している)少なくとも1つの変形部が、キーを適所に保持するために成形操作中にゴムに及ぼされる力に耐えることが可能であるように構成されている。
図7は本発明による成形要素50の他の変形例を示しており、この成形要素50により、成形されたトレッドの厚さの前にわずかな平均厚さのスリットを成形することができ、新規なトレッドの表面上および上記トレッドの厚さ方向における上記新規なトレッドの表面と平行な各表面上のこのスリットの輪郭は波状であり、上記スリットには、その主壁部間の機械的接合を確保するゴム連結要素が設けられている。この成形要素によれば、3つの分岐部52、53、54を持つ支持体51を有するスリットを成形することが可能であり、上記支持体は、厚さの一定であり、且つ支持体の長さ方向において波形を呈する金属板の形態で形成される。キー55を適所に設定することができるように、分岐部52、53、54の各々に通路が構成されており、上記キーは可能な程度に支持体51の波形部に倣っている。
【0022】
その目的で、支持体に設けられた通路にキー55を係合させることができ、且つスリットの成形後、成形要素を除去することができるためにキーを上記通路から取り出すことができるように、キー55を作製するするのに、厚さの僅かな十分に可撓性の材料を使用するように構成されている。一実施例は、分岐部52、53、54よりも薄い厚さの薄い金属ストリップの形態でキー55を作製し、分岐部52、53、54に設けられた通路への装入のためにキーを容易に変形することができるようにキーを縁部方向に設置することよりなる。この構成では、キー55はトレッドゴムへの成形要素の侵入段階中にゴムにより及ぼされる力に十分に耐える。
他の実施例は可撓性コードを使用してキー55を形成することよりなり、コードは単一のワイヤまたは幾つかのワイヤの組立体を意味するものと理解すべきである。
【0023】
トレッドの成形後にキーの支持体への装入および取外しを可能にする一実施例は、例えば、モールド上および成形要素の両側にリブを設け、上記要素がこれらのリブに圧接し、これらのリブの内側に、適当な寸法のハウジングを更に設け、それにより適切な手段により上記キーを着座させることができる。
図8は支持体に対するキーの装入および取出しを可能にする他の変形例による応用を示している。図8には、モールド部品60が示されており、このモールド部品は、タイヤトレッドにおける2つの溝を成形するようになっている2つのリブ61、62を有している。上記2つのリブ61、62間には、本発明による成形要素63が設置されており、この成形要素63はモールド60の成形表面および2つのリブ61、62の両方に圧接する支持体64を有している。支持体64には、リブ61、62に圧接するように設置された2つの分岐部65、66が設けられており、これらの分岐部はそれらの端部の近くに配置された通路を有している。この支持体64によれば、キー67を組付けて成形要素63を構成する。図8に示す成形要素の変形例の特色は分岐部66に構成された通路の延長部に、成形要素63に隣接してリブ61におけるハウジング(点線で示されている)68を備えている点であり、このハウジング68は、モールドの表面と大まかに直角な軸線上の回転運動に倣うことによりリブ61の内側のキー67を外すことができるように機能的に構成されている。キー67の装入および取外し移動を行うために、図示していない手段も設けられている。
【0024】
また、本発明による成形要素の支持体を構成する部品の内側で各キーの取外しを行うことが有利に可能である。このような応用の一例が図9に示されている。図9は2つの分岐部72、73を有する支持体71と、キー74とにより構成された成形要素70を成形構成で示しており、キー74の一部が開口部75を形成するために2つの分岐部72、73間に見える。図9には、ハウジング76が支持体71の分岐部の内側に点線で示されており、このハウジング76は分解操作のときにキー74を全く受け入れることができるためにモールド77まで延長されている。図9に示す変形例では、ハウジング76の内側のキー74の移動は成形要素の長さ/横方向を含む平面と直角な回転軸線上を大まかに円形の経路を辿る。キー74を作動し、かくしてキー74を支持体71に設置して成形前の成形要素70を構成し、ならびにモールドからの除去を可能にするように変位させることができるために、図示していない手段がさらに設けられている。
【0025】
2つのモールドリブ間に設置された成形要素の他の変形例は上記リブに圧接した分岐部(これはキー用の少なくとも1つの通路を有している)だけよりなる支持体を構成し、成形のために適所にあるときに分岐部を上記キーの端部を受け入れるように設定された上記リブのうちの第2リブに接合することよりなる。
一般に、本発明による成形要素はゴムトレッド成形/加硫モールドならびにトレッドを備えたタイヤのモールドに使用することができる。
本発明による成形要素の一利点は、例えば、上記要素をその全体的に変更しなけらばならないことなしに交換を必要とする激しい使用の後、上記要素の1つまたはそれ以上のキーを変更することが容易に可能であることにある。
もちろん、上記の本発明の成形要素の例すべてが高さの方向に、すなわち、成形されたトレッドの厚さの方向にジグザグまたは波状の形状を有するように構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤトレッドに設けられて4つの連結要素を有するスリットを示す図である。
【図2】図1に示すスリットの連結要素の配置と同様に配置された4つの連結要素を成形するための4つの開口部を有する本発明による成形要素を示す図である。
【図3】図2の成形要素のA−Aに沿った断面図である。
【図4】ゴムトレッドの成形後に支持体からキーが部分的に外された、図2の成形要素のB−Bに沿った断面図である。
【図5】支持体がモールドの表面に突出している2つの別体部品を有する成形要素の他の変形例を示す図である。
【図6】支持体の分岐部がゴムトレッドの成形のためにキーを通して適所に保持するように適切な外形寸法を有する成形要素の他の変形例を示す図である。
【図7】長さ方向に波状の形状を有する成形要素の変形例を示す図である。
【図8】モールドの成形表面上に突出している2つのリブ間に設けられ、リブの内側のキーの取外しを可能にする2つの成形要素の変形例を示す図である。
【図9】キーの取外し移動がモールド内へ延びる支持体の内側で行われる本発明による成形要素の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 スリット
2、3 ゴムブロック
4、5 スリットの主壁部
6、7、8、9 連結要素
10 成形要素
111 成形表面
11 モールド
12 支持体
13、14、15 分岐部
181、182、183、191、192、193 通路
16、17 キー
20、21、22、23 開口部

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの連結要素(6、7、8、9)を含む主壁部(4、5)を有する少なくとも1つの溝を備えたゴムトレッドを成形するための方法であって、幾つかのモールド部片を有するモールドを使用し、各モールド部片がその成形表面と概ね直角な方向に開閉動作で駆動されることが可能であり、上記モールド部片の少なくとも1つがその成形表面から突出する少なくとも1つの成形要素(10)を有しており、上記成形要素が少なくとも1つの連結要素を成形するための少なくとも1つの開口部(20、21、22、23)を有しているゴムトレッドを成形するための方法において、
    1つの部品が成形要素用の支持体を形成し、少なくとも1つの他の部品が成形要素のキーを形成するように、少なくとも2つの別体の部品を組み付けることによって成形要素(10)を構成し、
    上記支持体が上記モールド部片の成形表面から突出するように、モールド部片上に成形要素の支持体を位置決めし、かつ留め、
    各キーを上記成形要素の支持体と組付けることによって成形要素(10)を成形配置で構成し、
    各モールド部片をその閉鎖方向に移動することによってモールドを閉じ、
    ゴムトレッドを成形し、
    成形要素(10)の支持体から各キーを外し、
    各モールド部片を閉鎖方向と反対の開放方向に移動させることによって支持体を抜き出す、諸工程を備えたことを特徴とするゴムトレッドを成形する方法。
  2. 各キーを成形要素の支持体から外すために、各キーを上記成形要素を支持するモールド部片の閉鎖/開放方向と異なる方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ゴムトレッドに溝パターンを成形するためのモールドの成形要素(10)であって、上記溝が少なくとも1つのゴム連結要素により接合された少なくとも2つの主対向壁部により構成され、上記成形要素(10)がトレッドの成形中、上記連結要素の各々を成形するための少なくとも1つの開口部(20、21、22、23)を有しており、成形要素がモールドの部片(11)の成形表面(111)から突出するようになっている要素の支持体(12)を構成する第1部品と、各々がキー(16、17)を構成する1つまたはそれ以上の部片により構成された第2部品との組立体よりなるモールドの成形要素(10)において、モールドの除去を許容するために各キーが要素の支持体から取出し可能であることを特徴とするモールドの成形要素(10)。
  4. 成形要素(10)に開口部(20、21、22、23)を少なくとも部分的に構成している各キー(16、17)は、形成された連結要素を破壊することなしに、上記要素(10)の除去を許容するために各キーを上記要素を支持するモールド部片の開閉方向と実質的に異なる方向に移動することができることを特徴とする請求項3に記載の成形要素(10)。
  5. 成形要素(10)に開口部(20、21、22、23)を少なくとも部分的に構成している各キー(16、17)は、形成された連結要素を破壊することなしに、上記要素(10)の除去を許容するために各キーを上記要素を支持するモールド部片の開閉方向と概ね直角な方向に移動することができることを特徴とする請求項4に記載の成形要素(50)。
  6. 上記支持体(12)は、成形前に上記成形要素(10)を構成するためにキー(16、17)を装入するための少なくとも1つの通路(181、182、183、191、192、193)を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の成形要素(10)。
  7. キーをねじ込みにより装着するために少なくとも1つの通路(181、182、183、191、192、193)にねじ部を設け、かくして通路で成形されるゴムの量を減少させることを特徴とする請求項6に記載の成形要素(10)。
  8. 上記要素の支持体は少なくとも2つの別体の部品(31、32)を有しており、各部品はモールド部片に留められていることを特徴とする請求項3ないし7のいずれか1項に記載の成形要素(30)。
  9. 上記少なくとも1つのキーは支持体からの上記キーの外し操作を容易にするために上記キーの一端から他端まで変化している横断面を有していることを特徴とする請求項3ないし8のいずれか1項に記載の成形要素。
  10. 上記少なくとも1つのキーはモールドの成形表面と接する方向とゼロと異なる角度αをなすことを特徴とする請求項3ないし9のいずれか1項に記載の成形要素。
  11. 上記要素により成形されたトレッドの表面の輪郭は波状形状を有しており、各キーは、成形前に支持体に適所に設定され、且つ上記成形要素を除去するために取り出されるように十分な可撓性で構成されていることを特徴とする請求項3ないし10のいずれか1項に記載の成形要素(50)。
  12. 支持体(41)は少なくとも2つの分岐部(42、43、44)を有しており、各分岐部は窪みをもたらす少なくとも1つの変形部(46、47、48)を有しており、上記変形部はそれらの窪みが上記成形要素を構成するために少なくとも1つのキー(45)を装入して保持し得るように交互の配向されていること特徴とする請求項3ないし11のいずれか1項に記載の成形要素(40)。
  13. 少なくとも1つのキーの装入/取出し移動は概ね円形の経路を辿ることによって行われること特徴とする請求項3ないし12のいずれか1項に記載の成形要素。
  14. タイヤトレッド用のモールドであって、該モールドは、成形表面と、該成形表面から突出している少なくとも2つのリブ(61、62)と、該2つのリブ(61、61)の間に設置されている請求項3ないし13のいずれか1項に記載の成形要素(63)とを有するタイヤトレッド用のモールドにおいて、上記2つのリブ(61、62)の少なくとも1つの内側にハウジング(68)が設けられており、該ハウジング(68)は、モールドの表面と大まかに直角な軸線上の回転運動に倣うことにより上記2つのリブ(61、62)の少なくとも1つの内側のキー(67)を外すことができるように機能的に構成されていることを特徴とするタイヤトレッド用のモールド。
  15. キー(74)の取外し移動中、該キーを少なくとも部分的に受け入れるために支持体(71)の内側にハウジング(76)が設けられていること特徴とする請求項3ないし13のいずれか1項に記載の成形要素。
  16. 少なくとも1つのキーがコードで形成されていること特徴とする請求項3ないし13および15のいずれか1項に記載の成形要素。
  17. 請求項3ないし13および15ないし16のいずれか1項に記載のように構成された少なくとも1つの成形要素を備えたタイヤトレッド用のモールド。
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