JP4344866B2 - 棚板の梱包構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、家具等のキャビネット移送時に、キャビネット内に架設される棚板の暴れを抑えることができる棚板の梱包構造に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
この種の棚板の梱包態様としては、従来、棚板の周縁部に複数個のクッション材をカシメ止めしたり、エアークッション材で梱包したりしているが、このような従来の梱包態様では、梱包作業が非常に煩雑であり、また、移送時の振動により棚板がキャビネット内で暴れ動いて、キャビネット内から脱落して傷損したり、棚板がキャビネット内部を傷損する等の問題を有していた。
【0003】
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするところは、棚板の梱包作業が非常に簡略化され、しかも、キャビネットの移送時における棚板の暴れを確実に防止して、棚板およびキャビネットの傷損を防止することができる棚板の梱包構造を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明に係る棚板の梱包構造にあっては、キャビネット本体の一方の側板内面に梱包材をテープで仮り止めし、該梱包材をキャビネット本体内方向に向かって三角柱部が形成されるように折り曲げると共に、上記キャビネット本体の他方の側板側と対峙する棚板の端縁部にクッション材を挟み込み、この後、該棚板の上記一方の側板方向へと倒して、該棚板のクッション材非取付端縁部を梱包材の三角柱頂部に圧接させることで、棚板をキャビネット内に斜めに仮り止め固着することを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の一形態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0006】
図1乃至図4は、この発明の実施の一形態例に係る棚板の梱包構造を示しており、この形態例では、家具等を構成するキャビネット本体1の一方の側板2の内面には、段ボール3がテープ4で仮り止めされ、また、該キャビネット本体1の他方の側板5側と対峙する棚板6の端縁部6aにはクッション材7が嵌装されている。尚、図中符号8は背板である。
【0007】
そして、上記段ボール3は、上記側板2の高さ寸法と略同一の高さ寸法を有して矩形状に形成されていると共に、図2に示すように、折れ線3a,3b,3cが形成され、かつ、上記折れ線3a,3bの下端部から段ボール3の両側辺部方向に向かって切込み3d,3eが形成されている。
【0008】
このように構成された段ボール3は、折れ線3cが頂辺となるように折れ線3a,3b,3cに沿って折曲され、図3に示すように、キャビネット本体1内方向に向かって三角柱部Aが形成される。このとき、該三角柱部Aの頂部3cが崩れないようにテープ4,4で固定する。
【0009】
このように構成された段ボール3を用いて棚板6を仮り止めする場合には、上記棚板6の上記一方の側板2方向へと倒して、図3と図4に示すように、該棚板6のクッション材非取付端縁部6bを段ボール3の三角柱Aの頂部3cに圧接させる。
【0010】
これにより、上記棚板6はキャビネット本体1内に斜めに保持されるため、棚板6の上記端縁部6a側は、クッション材7によって側板5の内部に圧接しており、従って、該端縁部6aが上方向に外れる心配がなく、また、他方の端縁部6bも、段ボール3の三角柱部Aの頂部3cに圧接弾持されているので、ガタツキなく棚板6をキャビネット本体1の内部に保持することができ、キャビネットの移送時における棚板6の暴れを確実に防止して、棚板およびキャビネットの傷損を防止することができる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明にあっては、キャビネット本体の一方の側板内面に梱包材をテープで仮り止めし、該梱包材をキャビネット本体内方向に向かって三角柱部が形成されるように折り曲げると共に、上記キャビネット本体の他方の側板側と対峙する棚板の端縁部にクッション材を挟み込み、この後、該棚板の上記一方の側板方向へと倒して、該棚板のクッション材非取付端縁部を梱包材の三角柱頂部に圧接させることで、棚板をキャビネット内に仮り止め固着するように構成したので、棚板の梱包作業が非常に簡略化され、しかも、キャビネットの移送時における棚板の暴れを確実に防止して、棚板およびキャビネットの傷損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係る棚板の梱包構造を示す斜視説明図である。
【図2】同梱包構造に用いられる梱包材である段ボールの構成を示す正面図である。
【図3】同梱包構造における棚板の仮り止め手順を示す斜視説明図である。
【図4】同梱包構造における棚板の仮り止め状態を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
A 三角柱部
1 キャビネット本体
2,5 側板
3 段ボール(梱包材)
4 テープ
6 棚板
7 クッション材
Claims (1)
- キャビネット本体の一方の側板内面に梱包材をテープで仮り止めし、該梱包材をキャビネット本体内方向に向かって三角柱部が形成されるように折り曲げると共に、上記キャビネット本体の他方の側板側と対峙する棚板の端縁部にクッション材を挟み込み、この後、該棚板の上記一方の側板方向へと倒して、該棚板のクッション材非取付端縁部を梱包材の三角柱頂部に圧接させることで、棚板をキャビネット内に斜めに仮り止め固着することを特徴とする棚板の梱包構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP32666499A JP4344866B2 (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 棚板の梱包構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=18190297
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JP32666499A Expired - Fee Related JP4344866B2 (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 棚板の梱包構造 |
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JP (1) | JP4344866B2 (ja) |
-
1999
- 1999-11-17 JP JP32666499A patent/JP4344866B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001139064A (ja) | 2001-05-22 |
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