JP4344463B2 - 中空部材の押出成形方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、中空部材の押出成形方法に関し、特に、該中空部材の肉厚及び寸法(外寸法及び内寸法)を変化させることができる中空部材の押出成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、乗用車やトラックなどの各種車両の構成部品において、車体の軽量化やリサイクルの観点からアルミニウム製、若しくはアルミニウム合金製の部品が多々採用されるに至っている。さらに、軽量化を促進するために、例えば、車体フレームには、その内部に中空部が形成されたアルミニウム押出形材が用いられている。
【0003】
一般に、中空部を有するアルミニウム押出形材の押出成形方法としては、図14に示す方法が知られている(第1の従来例)。この方法は、雄部Aと雌部Bとからなる一組のダイスCが先端部に固着された容器D内にアルミニウム素材Eを収容し、このアルミニウム素材EをステムFによって該ダイスC側に押圧する。これにより、前記雄部Aと前記雌部Bとに連通する開口部内に配設される内側部材Gを周回するように形成された押出成形孔Hに前記アルミニウム素材Eからなる溶湯が流動して、中空部を有するアルミニウム押出形材Iが成形される。
【0004】
さらに、その他の方法としては、特開平8−252628号公報に開示されている方法が知られている(第2の従来例)。この方法は、図15及び図16に示すように、互いに対向する一組の板状部材J及びKからなる第1のダイスLと、該第1のダイスLの下側に該第1のダイスLの軸と直交する方向に配設され、互いに対向する一組の板状部材M及びNからなる第2のダイスOとによって画成される開口部Pに、図15において下方に向かうにつれて連続的に小径となる角錐状のテーパ部が形成されるマンドレルQを挿通して、該開口部Pと該マンドレルQとによって画成された押出成形孔Rにアルミニウム素材Sからなる溶湯を押し出して押出成形を行うものである。すなわち、前記第1のダイスL及び前記第2のダイスOの上部に配置される容器T内に収容されたアルミニウム素材SをステムUによって押圧することにより、前記押出成形孔Rに該アルミニウム素材Sの溶湯を流動させ、中空部を有するアルミニウム押出形材Vを押出成形する。この場合、前記マンドレルQの先端側には連続的に小径となる角錐状のテーパ部が形成されているため、前記押出成形孔R内に該マンドレルQの先端を臨入させる度合を変化させることにより、アルミニウム押出形材Vの肉厚を変化させることができる。さらに、前記第1のダイスLを構成する一組の板状部材J及びKの相互間の距離(図16中、矢印Y−Y’方向)及び前記第2のダイスOを構成する一組の板状部材M及びNの相互間の距離(図16中、矢印Z−Z’方向)を変化させることにより、アルミニウム押出形材Vの外寸法及び内寸法を所望の寸法に変化させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の第1の従来例に係る押出成形方法では、雄部Aと雌部Bとの組み合わせにより押出成形孔Hの形状が1つに確定されるため、一定の肉厚及び寸法(外寸法及び内寸法)を有するアルミニウム押出形材Iのみしか押出成形することができない。例えば、アルミニウム押出形材Iに曲げ加工が必要な場合、設計上、最大曲げ応力部位を基準として該アルミニウム押出形材Iの肉厚を決定する必要がある。従って、第1の従来例に係る押出成形方法では、前記最大曲げ応力部位以外の部分においては必要以上の肉厚と強度を有するものとなってしまい、軽量化を達成することが困難になるとともに、材料歩留まりが低下するという不具合が生じている。
【0006】
さらに、前記の第2の従来例に係る押出成形方法では、第1のダイスL、第2のダイスO及びマンドレルQによって画成される押出成形孔Rにアルミニウム素材Sの溶湯を押し出す際、例えば、ステムUによってアルミニウム素材Sが不均一に押圧された場合、すなわち、アルミニウム素材Sの上面全体に均一に荷重が掛からなかった場合、該押出成形孔Rにおいて該アルミニウム素材Sの押圧力により該マンドレルQが該押出成形孔Rの中心からずれるおそれがある。その場合、押出成形した後のアルミニウム押出形材Vの寸法にばらつき(偏肉)が発生し、結局、製品としては欠陥品となる懸念がある。しかも、極めて薄肉のアルミニウム押出形材Vを成形しようとした場合、第1のダイスL及び第2のダイスOとマンドレルQとの間の距離を可及的に狭めるため、アルミニウム素材Sの溶湯が押出成形孔Rを確実に流動することが困難であるという問題点が指摘されている。
【0007】
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、押出成形口の形状を変化させることにより、偏肉を発生させることなく中空部材の肉厚及び寸法(外寸法及び内寸法)を所望の形状にすることが可能となる中空部材の押出成形方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、素材が流動する複数の素材流動口と第1の押出成形口とを備える第1の型と、前記第1の押出成形口によって成形された第1の成形部材が通過する複数の進入口と前記素材流動口を流動した中間部材が流動する第2の押出成形口とを備え、かつ前記第1の型から前記第1の成形部材が押し出される方向に積層された第2の型とを有する押出成形装置によって中空部材を押出成形する中空部材の押出成形方法であって、
前記第1の押出成形口と前記素材流動口とに素材を流動させる第1の工程と、
前記第1の押出成形口によって成形された第1の成形部材を前記進入口内に通過させ、かつ、前記素材流動口を流動した中間部材を前記第2の押出成形口に流動させることにより第2の成形部材を成形するとともに、該第1の成形部材と該第2の成形部材とを圧着する第2の工程とからなることを特徴とする。
【0009】
本発明においては、前記第1の押出成形口と前記第2の押出成形口の各々を、2個のダイスで形成するようにしてもよい。すなわち、この場合、本発明は、前記第1の押出成形口は、前記第1の型内を進退動作して前記中空部材の内壁部を成形する壁部を有する第1の下ダイスと、前記中空部材の外壁部を成形する壁部を有する第1の上ダイスとから画成され、
前記第2の押出成形口は、前記第2の型内を進退動作して前記中空部材の内壁部を成形する壁部を有する第2の下ダイスと、前記中空部材の外壁部を成形する壁部を有する第2の上ダイスとから画成され、
前記第1の下ダイスと前記第1の上ダイスとの相対的な位置を変化させることにより前記第1の押出成形口の形状が変化し、かつ、前記第2の下ダイスと前記第2の上ダイスとの相対的な位置を変化させることにより前記第2の押出成形口の形状が変化することを特徴とする。
【0010】
これにより、押出成形により成形される中空部材の肉厚及び寸法(外寸法及び内寸法)を所望の形状にすることが可能となる。例えば、成形後の中空部材に曲げ加工が必要な場合には、対応箇所のみを局部的に厚肉にすることができるため、加工作業が容易化する。従って、中空部材全体を厚肉にする必要がなく、中空部材自体の軽量化を達成することが可能となるとともに材料歩留まりの低下も阻止できる。しかも、中空部材を所望の寸法にすることにより、一台の押出成形装置で用途に適合させた中空部材を押出成形することができる。さらに、型に配設されるダイスの個数を変更することにより、断面形状を、例えば、四角形などのような単純な形状にとどまらず異形状にすることも可能となる。さらにまた、マンドレルを用いることなく素材の押出成形が可能なため、中空部材の寸法のばらつきを発生させることを可及的に回避でき、極めて薄肉な中空部材を成形することができる。
【0011】
上述の工程を有する中空部材の押出成形方法において、前記第1の上ダイス、前記第1の下ダイス、前記第2の下ダイス及び前記第2の上ダイスを、それぞれ駆動手段に連結し、前記駆動手段の作用下に、各ダイスを独立して、若しくは同期して可動するとよい。この場合、前記第1の成形部材が、隅部材であり、前記第2の成形部材が、前記第1の成形部材を繋ぐ中央部材であると好適である。
【0012】
これによって、隅部材である第1の成形部材に対して該第1の成形部材を繋ぐ第2の成形部材を圧着させる際、該第2の成形部材が第2の押出成形口を該第1の成形部材に向かって直線的に流動するため、該第2の成形部材に加えられる押圧力の損失が可及的に低減され、該第2の成形部材が該第1の成形部材に強固に圧着することが可能となるからである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る中空部材の押出成形方法につき、それを実施するための押出成形装置との関係において好適な実施の形態を挙げ、添付の図1〜図13を参照しながら以下詳細に説明する。なお、この押出成形方法は、その用途が限定されるものではないが、例えば、アルミニウム製、若しくはアルミニウム合金製の自動車の車体フレームを押出成形するために用いられると好ましい。
【0014】
本実施の形態に係る押出成形装置10は、図1及び図4に示すように、第1の型12と、該第1の型12に併設され、かつ該第1の型12と同軸な第2の型14とを有する。
【0015】
第1の型12は、図2及び図4に示すように、略八角形状の第1の本体16を有し、該第1の本体16は、4つの側端面のそれぞれを切り欠く第1〜第4の開口部18a〜18dと、該第1の本体16の裏面20から該第1〜第4の開口部18a〜18dに連通して形成される孔部22a〜22dとを備える。この場合、第1の開口部18aと第2の開口部18bとの間に素材流動口24aが画成され、同様に、第2の開口部18bと第3の開口部18cとの間、第3の開口部18cと第4の開口部18dとの間、及び第4の開口部18dと第1の開口部18aとの間にそれぞれ素材流動口24b、24c、24dが画成される(図2参照)。この素材流動口24a〜24dは、前記第1の本体16の軸と直交する方向に長尺かつ両端が略円弧状であり、該第1の本体16の裏面20から表面29まで該第1の本体16の軸方向に延在して開口している(図4参照)。
【0016】
前記第1〜第4の開口部18a〜18d内には、第1のダイス30a〜30dがそれぞれ配設される。この第1のダイス30a〜30dは、前記第1の開口部18a〜18dの底面上を摺動自在な第1の下ダイス32a〜32dと、該第1の下ダイス32a〜32dと組みをなす第1の上ダイス34a〜34dとからなる(図4及び図5参照)。この第1の下ダイス32a〜32dは、前記第1の本体16の軸方向と直交する方向に延在する平坦部36a〜36dと、該第1の本体16の軸方向に延在する突部38a〜38dとからなり、この突部38a〜38dには略くの字状の屈曲凸面40a〜40dが形成される(図5参照)。さらに、前記第1の下ダイス32a〜32dには、前記孔部22a〜22dに連通する素材導入口42a〜42dが形成される(図4及び図5参照)。
【0017】
前記屈曲凸面40a〜40dに対向するように、前記第1の下ダイス32a〜32dの平坦部36a〜36dに第1の上ダイス34a〜34dが摺動自在に載置される(図4参照)。この第1の上ダイス34a〜34dの前記屈曲凸面40a〜40dと対向する部分は、略くの字状に窪んだ屈曲凹面41a〜41dが形成される(図5参照)。前記屈曲凸面40a〜40dと前記屈曲凹面41a〜41dを画成する壁面との間には空間が存在するために、前記第1〜第4の開口部18a〜18dの内壁面、該屈曲凸面40a〜40d、該屈曲凹面41a〜41d及び前記第1の上ダイス34a〜34dにより、略くの字状の第1の室44a〜44dが形成される(図2参照)。すなわち、前記素材導入口42a〜42dと前記第1の室44a〜44dとによって、素材を押出成形するための第1の押出成形口46a〜46dが画成される。
【0018】
この場合、前記第1の下ダイス32a〜32dは第1の駆動手段48a〜48dに、前記第1の上ダイス34a〜34dは第2の駆動手段50a〜50dに、それぞれ連結されている(図1参照)。前記第1の駆動手段48a〜48dは、前記第1の下ダイス32a〜32dの端部に固着される第1の連結部材52a〜52dと、該第1の連結部材52a〜52dの内部に形成される内ねじ部53a〜53dに一端部が螺合する第1のボールねじ54a〜54d(図4参照)と、該第1のボールねじ54a〜54dの他端部に設けられる第1のカップリング56a〜56dと、該第1のカップリング56a〜56dに連結される第1のモータ58a〜58dとを有する(図1参照)。従って、前記第1のモータ58a〜58dの回転作用下に前記第1のボールねじ54a〜54dが回転し、それにより前記第1の連結部材52a〜52dが前記第1の本体16の軸方向と直交する方向に移動する。このため、前記第1の連結部材52a〜52dに固着された前記第1の下ダイス32a〜32dは第1〜第4の開口部18a〜18dを形成する第1の本体16の底面上を摺動自在である。
【0019】
同様に、前記第2の駆動手段50a〜50dは、前記第1の上ダイス34a〜34dの端部に固着される第2の連結部材60a〜60dと、該第2の連結部材60a〜60dの内部に形成される内ねじ部61a〜61dに一端部が螺合する第2のボールねじ62a〜62d(図4参照)と、該第2のボールねじ62a〜62dの他端部に設けられる第2のカップリング64a〜64dと、該第2のカップリング64a〜64dに連結される第2のモータ66a〜66dとを有する(図1参照)。従って、前記第2のモータ66a〜66dの回転作用下に前記第2のボールねじ62a〜62dが回転し、それにより前記第2の連結部材60a〜60dが前記第1の本体16の軸方向と直交する方向に移動する。このため、前記第2の連結部材60a〜60dに固着された前記第1の上ダイス34a〜34dは前記第1の下ダイス32a〜32dの平坦部36a〜36dの上面を摺動自在である。
【0020】
なお、第1のモータ58a〜58dと第2のモータ66a〜66dの配置場所を確保するために、第1の連結部材52a〜52dと第2の連結部材60a〜60dは所定間隔離間している。また、第1の駆動手段48a〜48dと第2の駆動手段50a〜50dは、制御系(図示せず)に接続されており、該制御系の制御作用下に第1の下ダイス32a〜32dと第1の上ダイス34a〜34dとはそれぞれ独立して、若しくは同期して摺動自在である。
【0021】
第2の型14は、図3に示すように、略中央部に矩形状の空間部67が形成される矩形状の第2の本体68を有し、該第2の本体68はそれぞれの端面から該空間部67に連通する第5〜第8の開口部70a〜70dを備える。前記空間部67の4箇所の隅角部は、それぞれ所定の径を有する円弧状に形成される。
【0022】
第5〜第8の開口部70a〜70dを形成する両側壁に当接するように、所定間隔離間した一組の支持部材72a〜72dがそれぞれ設けられる(図10参照)。この支持部材72a〜72dの一端部には、前記第2の本体68の表面74と略平行な摺動面76a〜76dが形成される(図6参照)。また、前記第5〜第8の開口部70a〜70d内には、前記摺動面76a〜76dと略平行に前記支持部材72a〜72dの下部に略板状の案内部材73a〜73dが設けられ、該案内部材73a〜73dには素材導入口42a〜42dと連通する長円状の案内孔75a〜75dが形成される(図6参照)。
【0023】
さらに、前記第5〜第8の開口部70a〜70d内には、第2の下ダイス82a〜82dと第2の上ダイス84a〜84dとからなる第2のダイス80a〜80dが配設される(図6参照)。この第2の下ダイス82a〜82dは、前記第2の本体68の軸方向と直交する方向に延在する略T字状の平坦部86a〜86dと、該第2の本体68の軸方向に延在する屈曲部88a〜88dとからなる(図6参照)。前記平坦部86a〜86dの幅広部分が前記案内部材73a〜73d上に載置され、かつ前記平坦部86a〜86dの幅細部分が一対の支持部材72a〜72dの間に挿入されるとともに、該屈曲部88a〜88dは前記空間部67内に配置される(図3参照)。
【0024】
この場合、前記屈曲部88a〜88dは、前記空間部67を略均等に4分割するように該空間部67内に突出して配置されている(図3参照)。さらに、前記平坦部86a〜86dの幅広部分には、前記案内孔75a〜75dと連通する中間部材挿入口90a〜90dが形成される(図6参照)。なお、図4中、参照符号91a〜91dは、第1の型12の表面29、支持部材72a〜72d、案内部材73a〜73d及び第2の下ダイス82a〜82dから形成される間隙部である。
【0025】
前記屈曲部88a〜88dに対向するように、前記支持部材72a〜72dの摺動面76a〜76d上に第2の上ダイス84a〜84dが載置される。この第2の上ダイス84a〜84dは略L字状であり、その内部に前記支持部材72a〜72dが挿入される略直方体状の一対の挿入部85a〜85dが形成される。さらに、前記支持部材72a〜72dの内部には、前記挿入部85a〜85dの間に前記第2の下ダイス82a〜82dの平坦部86a〜86dに対向して長円状の第2の室92a〜92dが形成される(図6参照)。
【0026】
前記屈曲部88a〜88dと前記第2の上ダイス84a〜84dの端面との間に、第2の本体68の軸方向に延在する中間部材流動口93a〜93dが形成される(図3及び図4参照)。従って、前記中間部材挿入口90a〜90d、前記第2の室92a〜92d及び前記中間部材流動口93a〜93dとによって、素材を押出成形するための第2の押出成形口94a〜94dを画成する。
【0027】
一方、前記第2のダイス80a〜80dが前記第5〜第8の開口部70a〜70d内にそれぞれ配設されることにより、該空間部67の4箇所の隅角部には、第1の型12に形成される第1の押出成形口46a〜46dによって成形された隅部材132a〜132d(図8参照)を挿通するための進入口96a〜96dが形成される(図3参照)。
【0028】
また、前記第2の下ダイス82a〜82dは第3の駆動手段98a〜98dに、前記第2の上ダイス84a〜84dは第4の駆動手段100a〜100dに、それぞれ連結されている(図1参照)。前記第3の駆動手段98a〜98dは、前記第2の下ダイス82a〜82dの端部に固着される第3の連結部材102a〜102dと、該第3の連結部材102a〜102dの内部に形成される内ねじ部103a〜103dに一端部が螺合する第3のボールねじ106a〜106d(図4参照)と、該第3のボールねじ106a〜106dの他端部に設けられる第3のカップリング108a〜108dと、該第3のカップリング108a〜108dに連結される第3のモータ110a〜110dとを有する(図1参照)。従って、前記第3のモータ110a〜110dの回転作用下に前記第3のボールねじ106a〜106dが回転し、それにより前記第3の連結部材102a〜102dが前記第2の本体68の軸方向と直交する方向に移動する。このため、前記第3の連結部材102a〜102dに固着された前記第2の下ダイス82a〜82dは第1の本体16の表面29及び案内部材73a〜73d上を摺動自在である。
【0029】
同様に、前記第4の駆動手段100a〜100dは、前記第2の上ダイス84a〜84dの端部に固着される第4の連結部材112a〜112dと、該第4の連結部材112a〜112dの内部に形成される内ねじ部113a〜113dに一端部が螺合する第4のボールねじ114a〜114d(図4参照)と、該第4のボールねじ114a〜114dの他端部に設けられる第4のカップリング116a〜116dと、該第4のカップリング116a〜116dに連結される第4のモータ118a〜118dとを有する(図1参照)。従って、前記第4のモータ118a〜118dの回転作用下に前記第4のボールねじ114a〜114dが回転し、それにより前記第4の連結部材112a〜112dが前記第2の本体68の軸方向と直交する方向に移動する。このため、前記第4の連結部材112a〜112dに固着された前記第2の上ダイス84a〜84dは支持部材72a〜72dの摺動面76a〜76d上を摺動自在である。
【0030】
なお、第3のモータ110a〜110dと第4のモータ118a〜118dの配置位置を確保するために、第3の連結部材102a〜102dと第4の連結部材112a〜112dは所定間隔離間している。また、第3の駆動手段98a〜98dと第4の駆動手段100a〜100dは、制御系(図示せず)に接続されており、該制御系の制御作用下に第2の下ダイス82a〜82dと第2の上ダイス84a〜84dとはそれぞれ独立して、若しくは同期して摺動自在である。さらに、前記制御系には、上述したように、第1の駆動手段48a〜48d及び第2の駆動手段50a〜50dが接続されており、第1の駆動手段48a〜48d、第2の駆動手段50a〜50d、第3の駆動手段98a〜98d及び第4の駆動手段100a〜100dは、それぞれ独立して、若しくは同期して駆動することが可能となる。
【0031】
本実施の形態に係る押出成形装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその作用及び効果について説明する。
【0032】
前記押出成形装置10を用いて、図7に示すように、小口部122、大口部124及び厚肉部126とからなる中空部材120を押出成形する例につき説明する。この中空部材120は、第1の工程と第2の工程とによって押出成形される。
【0033】
先ず、アルミニウム素材128を押出成形するのに先立って、第1のダイス30a〜30dと第2のダイス80a〜80dとを基準状態(図4に示す状態)にする。この場合、制御系(図示せず)の制御下に第1の駆動手段48a〜48dを構成する第1のモータ58a〜58dを駆動させて第1の連結部材52a〜52dを第1の本体16の内方に移動させることにより、第1の下ダイス32a〜32dの突部38a〜38dを第1〜第4の開口部18a〜18dを形成する正面壁に当接させる。同様に、前記制御系の制御下に第2の駆動手段50a〜50dを構成する第2のモータ66a〜66dを駆動させて第2の連結部材60a〜60dを第1の本体16の内方に移動させることにより、第1の上ダイス34a〜34dの外面と第1の下ダイス32a〜32dとの外面とを面一にする(図4参照)。
【0034】
その後、前記制御系の制御下に第3の駆動手段98a〜98dを構成する第3のモータ110a〜110dを駆動させて第3の連結部材102a〜102dを第2の本体68の内方に移動させることにより、第2の下ダイス82a〜82dの外面を第1の本体16の外面と面一にする(図4参照)。同様に、前記制御系の制御下に第4の駆動手段100a〜100dを構成する第4のモータ118a〜118dを駆動させて第4の連結部材112a〜112dを第2の本体68の内方に移動させることにより、第2の上ダイス84a〜84dの外面を第1の本体16の外面と面一にする(図4参照)。
【0035】
その状態で、ステム130に固定されたアルミニウム素材128(図8参照)を前記第1の本体16の裏面20から表面29に向かって押し込むことにより、該アルミニウム素材128を孔部22a〜22d及び素材流動口24a〜24dに流動させる(第1の工程)。これにより、前記孔部22a〜22dに流動された前記アルミニウム素材128の肉は、素材導入口42a〜42d及び第1の室44a〜44d、すなわち第1の押出成形口46a〜46dを流動して、略くの字状の隅部材132a〜132dとして押出成形される(図8及び図9参照)。さらに、前記素材流動口24a〜24dを流動したアルミニウム素材128の肉は、中間部材134a〜134dとして押出成形される(図8参照)。
【0036】
さらに、ステム130によりアルミニウム素材128を第1の本体16の裏面20から表面29に向かって押し込むことにより、4つの隅部材132a〜132dは、第1の押出成形口46a〜46dと連通する第2の型14に形成された進入口96a〜96dにそれぞれ進入する。同時に、中間部材134a〜134dは、素材流動口24a〜24dと連通する案内孔75a〜75dを介して第2の押出成形口94a〜94dに流動する(第2の工程)。この場合、前記中間部材134a〜134dは、最初に前記第2の押出成形口94a〜94dを構成する中間部材挿入口90a〜90dに流動し、その後、第2の室92a〜92d及び中間部材流動口93a〜93dに流動することにより、中央部材136a〜136dが押出成形される。その際、前記中央部材136a〜136dは、前記中間部材流動口93a〜93dを前記隅部材132a〜132dに向かって直線的に流動し、該中央部材136a〜136dと該隅部材132a〜132dとが圧着されて中空部材120の小口部122が押出成形されることになる(図8参照)。
【0037】
次に、中空部材120の大口部124を押出成形する(図7参照)。この場合、制御系(図示せず)の制御下に第1の駆動手段48a〜48d、第2の駆動手段50a〜50d、第3の駆動手段98a〜98d及び第4の駆動手段100a〜100dを同期して駆動させることにより、第1の下ダイス32a〜32d及び第1の上ダイス34a〜34dを第1の本体16の外方に、第2の下ダイス82a〜82d及び第2の上ダイス84a〜84dを第2の本体68の外方に、それぞれ所定の距離だけ移動させる(図11参照)。
【0038】
これにより、第1の押出成形口46a〜46d及び第2の押出成形口94a〜94dのそれぞれの位置が、中空部材120の小口部122を押出成形する場合と比較して、第1の本体16及び第2の本体68の外方に位置することになる(図11参照)。従って、この状態でアルミニウム素材128を、小口部122を押出成形する場合と同じ作業手順で押出成形することにより、大口部124が押出成形される。
【0039】
次いで、中空部材120の厚肉部126を押出成形する(図7参照)。この場合、制御系(図示せず)の制御下に第1の駆動手段48a〜48d及び第3の駆動手段98a〜98dを同期して駆動させることより、第1の下ダイス32a〜32dを第1の本体16の内方に、第2の下ダイス82a〜82dを第2の本体68の内方に、それぞれ所定の距離だけ移動させる(図12参照)。これにより、第1の下ダイス32a〜32d及び第2の下ダイス82a〜82dの位置が、中空部材120の大口部124を押出成形する場合と比較して、第1の本体16及び第2の本体68の半径方向内方に位置することになる(図12参照)。従って、この状態でアルミニウム素材128を、小口部122及び大口部124を押出成形する場合と同じ作業手順で押出成形することにより、厚肉部126が押出成形される。
【0040】
その後、上述した作業手順で大口部124及び小口部122を連続して押出成形して、図7に示す中空部材120を押出成形する。そして、中空部材120は、次工程に搬送され最終的な製品として完成される。
【0041】
次に、図13に本実施の形態に係る押出成形装置10の変形例を概略的に示す。図13に示すように、この変形例に係る押出成形装置200は、第1のダイス202a〜202eと第2のダイス204a〜204eとをそれぞれ5個有するものである。これにより、断面形状が略五角形状の中空部材120を押出成形することが可能となる。
【0042】
なお、本実施の形態においては、アルミニウム素材128をステム130に一体的に固定して用いているが、複数に分割されたアルミニウム素材128を用いるようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1の下ダイスと第1の上ダイスとの相対的な位置を変化させることにより第1の押出成形口の形状を所望の形状にすることが可能となる。同様に、第2の下ダイスと第2の上ダイスとの相対的な位置を変化させることにより第2の押出成形口の形状を所望の形状にすることが可能となる。例えば、成形後の中空部材に曲げ加工が必要な場合でも、対応箇所のみを局部的に厚肉にすることにより所定の肉厚を確保できる。そのため、中空部材全体を厚肉にする必要がなく、中空部材自体の軽量化を達成することができ、無駄な材料を費やすことを可及的に防止できる。換言すれば、材料歩留まりの低下を阻止可能となる。しかも、中空部材の寸法(外寸法及び内寸法)も変化させることができるため、一台の押出成形装置で用途に適合させた中空部材を押出成形することが可能となる。
【0044】
また、第1の工程で押出成形される隅部材は中空部材の隅部に相当し、第2の工程で押出成形される中央部材は隅部材と圧着して該隅部材をそれぞれ繋ぐことになる。この場合、中央部材は、第2の押出成形口の直線部を直線的に流動するため、中央部材に加えられる押圧力の損失が可及的に低減される。従って、中央部材は隅部材に直線的に圧着することにより、隅部材と中央部材とを確実、かつ強固に圧着することが可能となる。
【0045】
さらに、型に配設されるダイスの個数を変更することにより、断面形状を、例えば、四角形などのような単純な形状にとどまらず異形状にすることも可能になるという特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る押出成形装置の一部を破断させた状態を含む正面説明図である。
【図2】図1における押出成形装置を構成する第1の型を示す一部省略正面説明図である。
【図3】図1における押出成形装置を構成する第2の型を示す一部省略正面説明図である。
【図4】図2における第1の型と図3における第2の型との積層状態を図2のIV−IV線及び図3のIV−IV線からみた一部省略横断面説明図である。
【図5】図2における第1の型に配設される第1のダイスを分解した状態を示す拡大斜視分解説明図である。
【図6】図3における第2の型に配設される第2のダイスを分解した状態を示す拡大斜視分解説明図である。
【図7】図1における押出成形装置によって押出成形される中空部材の一部を切り欠いた状態を示す一部省略斜視説明図である。
【図8】図8Aは第1の工程によって成形された隅部材及び中間部材を概略的に示す斜視図であり、図8Bは第2の工程によって成形された中空部材を概略的に示す斜視図である。
【図9】図1における押出成形装置によってアルミニウム素材を押出成形するときの第1の工程を示す一部省略斜視説明図である。
【図10】図1における押出成形装置によってアルミニウム素材を押出成形するときの第2の工程を示す一部省略斜視説明図である。
【図11】図7における中空部材の大口部を押出成形するときの第1のダイス及び第2のダイスの状態を図2のIV−IV線及び図3のIV−IV線からみた一部省略横断面説明図である。
【図12】図7における中空部材の厚肉部を押出成形するときの第1のダイス及び第2のダイスの状態を図2のIV−IV線及び図3のIV−IV線からみた一部省略横断面説明図である。
【図13】変形例に係る押出成形装置を概略的に示す一部省略正面説明図である。
【図14】第1の従来例に係る押出成形方法によってアルミニウム素材を押出成形する状態を示す縦断面説明図である。
【図15】第2の従来例に係る押出成形方法によってアルミニウム素材を押出成形する状態を示す縦断面説明図である。
【図16】図15のXVI−XVI線からみた平面説明図である。
【符号の説明】
10、200…押出成形装置 12…第1の型
14…第2の型
30a〜30d、202a〜202e…第1のダイス
32a〜32d…第1の下ダイス 34a〜34d…第1の上ダイス
46a〜46d…第1の押出成形口 48a〜48d…第1の駆動手段
50a〜50d…第2の駆動手段
80a〜80d、204a〜204e…第2のダイス
82a〜82d…第2の下ダイス 84a〜84d…第2の上ダイス
94a〜94d…第2の押出成形口 96a〜96d…進入口
98a〜98d…第3の駆動手段
100a〜100d…第4の駆動手段 120…中空部材
128…アルミニウム素材 132a〜132d…隅部材
134a〜134d…中間部材 136a〜136d…中央部材
Claims (4)
- 素材が流動する複数の素材流動口と第1の押出成形口とを備える第1の型と、前記第1の押出成形口によって成形された第1の成形部材が通過する複数の進入口と前記素材流動口を流動した中間部材が流動する第2の押出成形口とを備え、かつ前記第1の型から前記第1の成形部材が押し出される方向に積層された第2の型とを有する押出成形装置によって中空部材を押出成形する中空部材の押出成形方法であって、
前記第1の押出成形口と前記素材流動口とに素材を流動させる第1の工程と、
前記第1の押出成形口によって成形された第1の成形部材を前記進入口内に通過させ、かつ、前記素材流動口を流動した中間部材を前記第2の押出成形口に流動させることにより第2の成形部材を成形するとともに、該第1の成形部材と該第2の成形部材とを圧着する第2の工程とからなることを特徴とする中空部材の押出成形方法。 - 請求項1記載の中空部材の押出成形方法において、
前記第1の押出成形口は、前記第1の型内を進退動作して前記中空部材の内壁部を成形する壁部を有する第1の下ダイスと、前記中空部材の外壁部を成形する壁部を有する第1の上ダイスとから画成され、
前記第2の押出成形口は、前記第2の型内を進退動作して前記中空部材の内壁部を成形する壁部を有する第2の下ダイスと、前記中空部材の外壁部を成形する壁部を有する第2の上ダイスとから画成され、
前記第1の下ダイスと前記第1の上ダイスとの相対的な位置を変化させることにより前記第1の押出成形口の形状が変化し、かつ、前記第2の下ダイスと前記第2の上ダイスとの相対的な位置を変化させることにより前記第2の押出成形口の形状が変化することを特徴とする中空部材の押出成形方法。 - 請求項2記載の中空部材の押出成形方法において、
前記第1の上ダイス、前記第1の下ダイス、前記第2の下ダイス及び前記第2の上ダイスは、それぞれ駆動手段に連結され、
前記駆動手段の作用下に、前記第1の下ダイス、前記第1の上ダイス、前記第2の下ダイス及び前記第2の上ダイスは独立して、若しくは同期して可動することを特徴とする中空部材の押出成形方法。 - 請求項1記載の中空部材の押出成形方法において、
前記第1の成形部材は隅部材であり、
前記第2の成形部材は前記第1の成形部材を繋ぐ中央部材であることを特徴とする中空部材の押出成形方法。
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