JP4343782B2 - 車載制御装置及び携帯機検出方法並びにプログラム - Google Patents

車載制御装置及び携帯機検出方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載され、携帯機との間で信号の送受信を行なうとともにエンジン始動の許可を行なう車載制御装置及び携帯機を検出する携帯機検出方法並びにプログラムに関する。
従来から、車室内の所定範囲に応答要求信号を送信する送信手段と、その応答要求信号に対する携帯機からの応答信号を受信する受信手段と、その応答信号の照合が成立したときにエンジン始動の許可を行なうエンジン始動許可手段とを含む、いわゆるスマートキーレスシステムが知られている(特許文献1参照)。
特開2003−269019号公報
しかし、従来のスマートキーレスシステムにおいては、エンジンが駆動中に、携帯機が車外に持ち出されてしまい、乗員がそれに気が付かない場合には、その乗員が次回にエンジン再始動を行なおうとした時に、その乗員が携帯機を所持していないことになり、エンジンの再始動ができなくなるという問題が生じる。
従って、少なくともエンジン作動中には、携帯機が車内に存在していないことを乗員に把握させる必要があり、そのために、車載制御装置では所定のタイミングで携帯機に応答要求信号を送信し、受信した応答信号を受信しないときあるいは受信した応答信号に基づく認証が成立しないときには、所定の警報を行なうことが提案されている。
ところが、少なくともエンジン作動中においては、エンジンの点火装置には高電圧のイグニッションパルスがエンジン回転に対応して印加されており、このイグニッションパルスに起因して電磁ノイズが発生する。エンジンの点火装置は車室から離れた位置にレイアウトすることができるので、点火装置自体から直接発生する電磁ノイズは携帯機には悪影響を及ぼさないものの、点火装置に直接的あるいは間接的に接続され車室内あるいは車室近傍に配置された車載電装品への電源ハーネスが車室内近傍に配索されており、その電源ハーネスには電磁ノイズが発生してしまう。
このため、携帯機をその電源ハーネスの近傍に置いた場合などには、イグニッションパルスによる電磁ノイズの発生タイミングと、応答要求信号の受信期間とが重複してしまい、携帯機が電磁ノイズの影響を受けて応答要求信号を受信することができない場合がある。その結果として、携帯機が車内に存在しているにも拘わらず、その存在を車載制御装置が認識できず、誤って乗員に対して警報を発するという問題が発生する。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、イグニッションパルスによるノイズの影響を回避し、車内の携帯機の検出を適正に行ない、ひいては誤警報を低減することのできる技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る車載制御装置は、エンジン回転に対応してイグニッションパルスを発生する車両に搭載される車載制御装置であって、
前記車両の車室内に応答要求信号を送信する送信手段と、
前記応答要求信号に対する携帯機からの応答信号を受信する受信手段と、
少なくとも前記車両のエンジンが駆動している状態において、前記受信手段によって受信した前記応答信号に基づいて認証を行なうことによって所定の携帯機が車室内に存在するか否かを判定し、前記所定の携帯機が車室内に存在しないと判定した場合に、警報を発すべきと判定する判定手段と、
前記車両のエンジンが駆動していない状態で、前記受信手段による前記応答信号の受信結果に基づき、エンジンの始動を許容するエンジン始動許容手段と、
を備え、
前記送信手段は、少なくともエンジンが駆動中には、前記車両のエンジンにおけるイグニッションパルスの出力タイミングと前記送信手段による前記応答要求信号の所定部分の送信期間とが重複しないように、前記車両のエンジン回転数に基づいたタイミングで前記応答要求信号を送信することを特徴とする。
このように、応答要求信号の所定部分の送信期間と重複しないようなタイミングで応答要求信号を送信するので、イグニッションパルスによるノイズが応答要求信号に及ぼす影響を回避することができ、より正確に携帯機の存在または不存在を検知することができる。ひいては、乗員に対する誤警報を低減することができる。
前記送信手段は、前記応答要求信号を複数回送信し、前記応答要求信号の送信周期を、前記エンジン回転数から導き出したイグニッションパルスの周期の整数倍に一致させつつ、直前に送信した応答要求信号に対して位相をずらすことを特徴とする。あるいは、前記送信手段は、前記応答要求信号の送信周期が、前記エンジン回転数から導き出したイグニッションパルスの周期と一致しないように前記応答要求信号を送信することを特徴とする。
これにより、点火系のノイズの影響を効果的に回避することができる。
また、前記エンジン回転数の変化量が所定値を超えている場合には、前記判定手段は警報を発すべきとの判定を行なわないことを特徴とする。特に、前記送信手段は、前記応答要求信号の送信前に前記エンジン回転数を入力し、入力した前記エンジン回転数に応じたタイミングで複数回、前記応答要求信号を送信し、前記判定手段は、前記送信手段が送信した所定回数の応答要求信号に対して、前記受信手段によって1度も前記応答信号を受信できない場合であっても、前記エンジン回転数が、前記送信手段が入力した値から所定値以上変化している場合には、警報を発するべきとの判定を行なわないことを特徴とする。
エンジン回転数の変動が大きい場合には、イグニッションパルスの周期を考慮したタイミングで応答要求信号を送信しても、エンジン回転数の変化により電磁ノイズの発生タイミングがずれ、応答要求信号を送信タイミングとノイズの発生タイミングが一致して、携帯機の存在をうまく確認できずに、誤警報を行なう可能性がある。そこで上記の構成とすることにより、エンジン回転数の変動が大きい場合の誤警報を回避できる。
前記エンジン回転数が所定値を超えている場合には、前記判定手段は警報を発すべきとの判定を行なわないことを特徴とする。或いは、前記エンジン回転数が所定値を超えている場合には、前記送信手段は前記応答要求信号を送信しないことを特徴とする。このようにすることで、エンジン回転数が大きくなりイグニッションパルスの発生周期が短くなることにより、イグニッションパルスのノイズの影響を回避できない場合に、不用意に警報を行なうことを回避できる。なお、エンジン回転数が大きいときには走行中あるいは走行直前あるいは走行直後である可能性が高く、携帯機が実際に持ち出されている可能性が低いことから、警報が行なわれなくても大きな問題は発生しない。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
車室内に応答要求信号を送信する送信工程と、
前記応答要求信号に対する携帯機からの応答信号を受信する受信工程と、
少なくとも前記車両のエンジンが駆動している状態において、前記受信手段によって受信した前記応答信号に基づいて所定の携帯機が車室内に存在するか否かを判定する判定工程と、
前記車両のエンジンが駆動していない状態で、前記受信手段による前記応答信号の受信結果に基づき、エンジンの始動を許容するエンジン始動許容工程と、
を含む車両内における携帯機検出方法であって、
前記送信工程は、少なくともエンジンが駆動中には、前記車両のエンジンにおけるイグニッションパルスの出力タイミングと前記応答要求信号の送信期間の所定部分とが重複しないように、前記車両のエンジン回転数に基づいたタイミングで前記応答要求信号を送信することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、上述の携帯機検出方法に含まれる各工程を車載制御装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、イグニッションパルスによるノイズの影響を回避し、車内の携帯機の検出を適正に行なうことが可能となり、ひいては、携帯機が存在しないと誤って判定することに起因する誤警報を低減することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(概要)
本発明に係る車載制御装置の実施形態の概要について説明する。本実施形態の車載制御装置は、携帯用の送受信機と共に用いられ、いわゆるスマートキーレスシステムを実現するものである。スマートキーレスシステムは、携帯機であるカードキーとの間の無線通信によってカードキーのIDを認証し、認証が成功した場合に、ドアロックのオープンや、エンジンの始動あるいは始動操作(例:イグニッションノブ操作)を許容するものである。これにより、従来のようにキー自体を操作したり鍵穴に差し込んだりすることなく、ドアロックを解除し、エンジンを始動させ、運転を開始することが可能になる。
ところが、エンジンのイグニッションパルスがノイズを発生させ、車載制御装置とカードキーとの間の通信が妨害される場合がある。その場合、カードキーが車内に存在するにも拘わらず、車載制御装置はカードキーの存在を認識できない。
この問題を解決するため、本実施形態では、車載制御装置からカードキーへの応答要求信号としてのLF信号の送信開始タイミングを、エンジンの回転数に応じて変化させ、車載制御装置とカードキーとの間の通信が、イグニッションパルスによるノイズの影響を極力受けないように制御する。
具体的には、以下のような構成及び制御となる。
(構成)
図1は、本発明の実施形態としてのスマートキーレスシステムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、スマートキーレスシステムは、車載システム100と、携帯機としてのカードキー200とから構成される。カードキー200は、複数存在していても良く、例えば、本実施形態のスマートキーレスシステムでは、最大で6つのカードキー200に対応することができる。
車載システム100は、車載制御装置としてのスマートキーレスコントローラ10を中心として、ドアリクエストスイッチ20、ドアオープンセンサ30、ドアロックアクチュエータ50、エンジンスタートコントローラ60、イグニッションノブ65、メータユニット70、エンジン制御ユニット75、LF信号送信アンテナ80、及び、RF信号受信アンテナ90を含む。
また、スマートキーレスコントローラ10は、各種のセンサやスイッチから信号を入力する各種信号入力モジュール11と、タイマ12と、LF信号を生成し、車両の状態に応じたタイミングでLF信号送信アンテナ80から出力させる送信モジュール13と、RF信号受信アンテナ90を用いてRF信号を受信する受信モジュール14と、スマートキーレスコントローラ10を識別するための車載機識別コード15aとカードキーを識別するためのキー識別コード15bとを格納したメモリ15と、受信モジュール14で受信したRF信号に含まれるコードとメモリ15に格納されたコードとを対比して認証を行なう認証モジュール16と、を含んでいる。
送信モジュール13は、車両内または車両外の所定範囲に応答要求信号としてのLF信号を送信する送信手段として機能し、受信モジュール14は、応答要求信号としてのLF信号に対するカードキー200からの応答信号としてのRF信号を受信する受信手段として機能する。また更に、スマートキーレスコントローラ10は、認証モジュール16での認証が成功した場合に、ドアロックアクチュエータ50やエンジンスタートコントローラ60に対して、ドアロックオープン許可や、イグニッションノブ操作許可などの信号を出力し、認証モジュール16での認証に失敗した場合や、受信モジュール14でRF信号が受信できなかった場合などに、メータユニット70に警報信号を出力する出力モジュール17を備えている。
つまり、出力モジュール17は、受信モジュール14によるRF信号の受信結果に基づいて警報を発するか否かを判定する判定手段として機能する。
一方、カードキー200は、車両を識別するための車載機識別コード101aとカードキーを識別するためのキー識別コード101bとを格納したメモリ101と、LF信号を受信し、RF信号を送信する送受信モジュール102と、受信したLF信号に含まれるコードとメモリ101に格納されたコードとを対比して認証を行なう認証モジュール103と、を備えている。
また、ディーラーなどに用意されたサービスツール300を用いることにより、メモリ15に格納されたキー識別コード15bや、メモリ101に格納された車載機識別コード101aを書き換えることが可能となっている。
次に、図1を用いて、このスマートキーレスシステムの動作例について説明する。
(ドアロック/アンロック動作)
ドアリクエストスイッチ20は、各ドア及びリアゲートに1つずつ設けられており、人間が押したり触れたりすることによってONになる。スマートキーレスコントローラ10は、何れかのドアリクエストスイッチ20のON信号を、入力モジュール11によって入力すると、ONとなったドアリクエストスイッチ20に対応するドアのロックがONとなっているかOFFとなっているか確認し、送信モジュール13を用いて、ONとなったドアリクエストスイッチ20に対応するLF信号送信アンテナ80からLF信号を送信する。例えば、運転席側のドアに設けられたドアリクエストスイッチ20が操作されると、車外に向けてLF信号を送信するように運転席側のドアの近辺に設けられたLF信号送信アンテナ80から、車載機識別コード15aを含むLF信号を送信する。ドアリクエストスイッチ20を操作した操作者がカードキー200を身につけている場合には、カードキー200内の送受信モジュール102がLF信号を受信する。そして、認証モジュール103が、受信した車載機識別コードの認証を行なう。具体的には、受信したLF信号に含まれた車載機識別コード15aがメモリ101に格納されている車載機識別コード101aと一致するか否かを判定する。認証が成功すると、送受信モジュール102は、車載機識別コード101aと、キー識別コード101bとを含むRF信号を生成し、送信する。RF信号受信アンテナ90がこのRF信号を受信すると、認証モジュール16が、受信したRF信号に含まれるコードの認証を行なう。即ち、RF信号に含まれる車載機識別コード101a及びキー識別コード101bが、メモリ15に格納された車載機識別コード15a及びキー識別コード15bに一致するか否かを判定する。スマートキーレスコントローラ10において認証に成功すると、次に、車載機識別コード15aとキー識別コード15bを暗号化したチャレンジデータをLF信号に載せて送信する。このチャレンジデータを受信したカードキー200は、チャレンジデータの解析結果に基づいてレスポンスデータを生成し、送受信モジュール102により送信する。スマートキーレスコントローラ10は、受信したレスポンスデータを解析して、再度認証を行なう。
このように、単純なコードの認証に加えて、チャレンジデータ及びレスポンスデータによる高度な認証を行なうため、カードキー200の偽造を困難にし、車両の盗難防止を図ることができる。
以上のような2段階の認証に成功すると、出力モジュール17が、そのドアロックの状態に応じて、操作されたドアリクエストスイッチ20に対応するドアロックアクチュエータ50に対し、ドアアンロック信号またはドアロック信号を出力する。ドアロックアクチュエータ50は、そのドアアンロック信号を入力した場合にはドアロックを解除し、ドアロック信号を入力した場合にはそのドアロックを施錠する。
(エンジンスタート動作)
イグニッションノブ65は、運転席のステアリング近辺に設けられており、押し回すことが可能な機構となっている。ただし、スマートキーレスコントローラ10の許可が無ければ、イグニッションノブ65を押すことはできても、押した状態で回すことはできないようにノブロックが設けられている。イグニッションノブ65が押されると、そのイグニッションノブ65のON信号が、エンジンスタートコントローラ60を経てスマートキーレスコントローラ10の入力モジュール11によって入力される。スマートキーレスコントローラ10は、イグニッションノブ65のON信号を、入力モジュール11によって入力すると、エンジン回転数Neによってエンジンが駆動中でないことを確認し、送信モジュール13を用いて、車内に向けてLF信号を送信するように設けられたLF信号送信アンテナ80からLF信号を送信する。
カードキー200が車内に存在する場合には、カードキー200内の送受信モジュール102がLF信号を受信し、認証モジュール103が、受信した車載機識別コードの認証を行なう。具体的には、受信したLF信号に含まれた車載機識別コード15aがメモリ101に格納されている車載機識別コード101aと一致するか否かを判定する。認証が成功すると、送受信モジュール102は、車載機識別コード101aと、キー識別コード101bとを含むRF信号を生成し、送信する。RF信号受信アンテナ90がこのRF信号を受信すると、認証モジュール16が、受信したRF信号に含まれるコードの認証を行なう。即ち、RF信号に含まれる車載機識別コード101a及びキー識別コード101bが、メモリ15に格納された車載機識別コード15a及びキー識別コード15bに一致するか否かを判定する。また、更に、上述したドアロック/アンロック動作と同様に、チャレンジデータ及びレスポンスデータによる高度な認証を行なう。認証に成功すると、出力モジュール17が、エンジンスタートコントローラ60に対して、イグニッションノブ65のノブロックを解除する解除信号を出力する。これに応じてエンジンスタートコントローラ60がイグニッションノブ65のノブロックを解除すると、イグニッションノブ65を回すことが可能となり、そのノブの位置に応じて、ACCをONとしたり、エンジンを始動させたりすることが可能となる。
(エンジン駆動中のカードキー監視動作)
エンジンが駆動している状態においては、ドアが閉状態から開状態に移った場合、ドアが開状態から閉状態に移った場合、ドアが開状態での所定時間(例えば5秒)毎、及び、ドアが閉状態での所定時間(例えば30秒)毎に、カードキーが車内に存在しているか否かの確認(携帯機検出処理)を行なう。
その際、上述したドアロック/アンロック動作やエンジンスタート動作で行なったように、カードキー200の認証を行なうが、エンジンの駆動時に発生するイグニッションパルスによるノイズがカードキー200の送受信モジュール102に作用し、送受信モジュール102が、LF信号送信アンテナ80から送信されたLF信号をうまく受信できない場合がある。エンジン回転数が高いほど、イグニッションパルスの周期が短いため、送受信モジュール102が動作しない確率が高くなる。つまり、エンジンの回転数が高くなるほど、スマートキーレスコントローラ10は、車内にカードキー200が無いものと誤って判断し、警報を発してしまう。
そこで、送信モジュール14は、少なくともエンジンが駆動中には、車両のエンジンにおけるイグニッションパルスの出力タイミングと、LF信号の送信期間とが重複しないように、エンジン制御ユニット75から入力したエンジン回転数に基づいたタイミングでLF信号を送信する。
具体的なエンジン駆動時の携帯機検出方法について、図2〜図7を用いて説明する。図2は、エンジン駆動時の携帯機検出処理の流れについて説明するフローチャートである。
まず、ステップS201で、エンジン回転数Neをエンジン制御ユニット75から入力する。次に、ステップS202において、入力したエンジン回転数Neが所定値(例えば1760rpm)よりも大きいか否かを判定する。入力したエンジン回転数Neが所定値よりも大きい場合には、LF信号を送信することなくステップS210に進み、車内にカードキーが存在していないとの判定を行なわずに、車内のカードキーの存否判定を保留する。これは、エンジン回転数が大きく、イグニッションパルスのノイズの影響を回避できない場合に、不用意に警報を行なうことを回避するための処理である。また、エンジン回転数が大きいときには走行中あるいは走行直前あるいは走行直後である可能性が高く、携帯機が実際に持ち出される可能性が低いタイミングであるから、警報が行なわれなくても大きな問題が発生しないと想定できる。
一方、入力したエンジン回転数Neが所定値以下の場合には、ステップS203に進んで、エンジン回転数Neに基づいてLF信号送信周期を設定する。具体的には、LF信号の送信周期は、図3に示すグラフを用いて決定する。エンジン回転数が600rpmの場合、エンジンが1回転するのに要する時間は100msであるが、この間にイグニッションパルスが2回発生するエンジン(クランク角180度ごとに爆発が起こるエンジン)では、イグニッションパルスの発生周期は50msとなる。これに対し、本実施形態でのLF信号は、5msのバースト部分と、8msのウェイクアップ部分と、30msのコード部分とから構成され、かつ、RF信号の受信待ち時間を考慮する必要があるため、LF信号の送信周期は、イグニッションパルスの発生周期の2倍にあたる100msとする。
同様に、エンジン回転数が750rpmの場合は、LF信号の送信周期は80ms、エンジン回転数が800rpmの場合は、LF信号の送信周期は75msといったように決定される。LF信号の送信周期は、短ければ短いほどカードキー200の検出にかかる時間が短くなるが、RF信号の受信待ち時間を確保する必要があるため、闇雲に短くすることはできない。
ここで、カードキー200は、その種類によってRF信号の送信タイミング(LF信号を受信してからRF信号を送信するまでの時間)が異なるように設計されているため、スマートキーレスコントローラ10に登録されているカードキー200の種類が多ければ、その分、RF信号の受信待ち時間も長くする必要がある。そこで、本実施形態では、カードキーが2つの場合には301に示すように、カードキーが4つの場合には、302に示すように、カードキーが6つの場合には303に示すように、設定する。例えば、エンジン回転数が900rpmで、スマートキーレスコントローラ10に登録されたカードキーが2つまたは4つの場合、LF信号の送信周期をイグニッションパルスの発生周期の2倍にあたる67msとするのに対し、カードキーが6つの場合には、LF信号の送信周期をイグニッションパルスの発生周期の3倍にあたる100msとする。また、エンジン回転数が1000rpmで、スマートキーレスコントローラ10に登録されたカードキーが2つの場合、LF信号の送信周期をイグニッションパルスの発生周期の2倍にあたる60msとするのに対し、カードキーが4つまたは6つの場合には、LF信号の送信周期をイグニッションパルスの発生周期の3倍にあたる90msとする。そして、カードキーが2つの場合には、エンジン回転数が1100rpmを超えて初めてLF信号の送信周期をイグニッションパルスの発生周期の3倍に設定する。
このように、LF信号の送信周期をイグニッションパルスの発生周期の整数倍(N倍)に設定し、更に、カードキーの数に応じて、整数値Nを設定している。例えば、図3では、カードキーの数が6つの場合には、LF信号の送信周期が70ms以下にならないように設定し、カードキーの数が4つの場合には、LF信号の送信周期が60ms以下にならないように設定し、カードキーの数が2つの場合にも、LF信号の送信周期が50ms以下にならないように、整数値Nを設定している。即ち、スマートキーレスコントローラ10のメモリ15に登録されたキー識別コード15bの数に応じて異なる送信周期とし、カードキーの数が多いほど、送信周期の下限が大きく設定される。
なお、図3に示したエンジン回転数とLF信号の送信周期との関係はあくまでも1例に過ぎず、LF信号のビットレートや、コードの桁数などに応じて種々の変形が考えられる。
図2に戻ると、以上のようにLF信号の送信周期を設定した後、ステップS204に進み、任意のタイミングで第1回目のLF信号を送信する。そして、ステップS205において、カードキー200からRF信号の応答があったか否かを判定する。カードキー200からの応答があり、認証に成功した場合には、ステップS212に進み、車内に携帯機ありと判断して処理を終了する。なお、ここでは、上述したドアロック/アンロック動作やエンジンスタート動作で行なったような、チャレンジデータ及びレスポンスデータによる高度な認証は行なわない。これは、イグニッションノイズの影響を回避し、カードキーの存否をより高速に判断するためである。
カードキー200からの応答がないか、或いは認証に失敗した場合には、ステップS206に進み、LF信号を既に所定回数(例えば6回)送信済か否かを判定する。もし、所定回数の送信が完了していなければ、ステップS207に進み、送信タイミングの調整を行ない、ステップS204に戻ってLF信号を送信する。
具体的には、図4に示す調整時間テーブル400に基づき、ステップS203で設定したLF信号の送信周期に対して位相をずらした(遅延させた)タイミングを送信タイミングとして設定する。例えば、ステップS203で設定した送信周期が60msで、2回目のLF信号を送信する場合には、1回目のLF信号を送信したタイミングから、60ms×1+10ms=70ms後に2回目のLF信号を送信する。また、3回目のLF信号を送信する場合には、1回目のLF信号を送信したタイミングから、60ms×2+0ms=120ms後にLF信号を送信する。4回目のLF信号を送信する場合には、1回目のLF信号を送信したタイミングから、60ms×3+10ms=190ms後にLF信号を送信する。5回目のLF信号を送信する場合には、1回目のLF信号を送信したタイミングから、60ms×4+0ms=240ms後にLF信号を送信する。同様に、6回目のLF信号を送信する場合には、1回目のLF信号を送信したタイミングから、60ms×5+10ms=310ms後にLF信号を送信する。なお、図4に示した調整時間は、1例に過ぎず、例えば、2回目は10ms、3回目は20ms、4回目は0ms、5回目は10ms、6回目は20msとしてもよいし、或いは、2回目は10ms、3回目は20ms、4回目は30ms、5回目は40ms、6回目は50msとしても良い。
ステップS203で設定したLF信号の送信周期をPとし、調整時間テーブル400から導き出される遅延時間をQとすると、n回目のLF信号の送信タイミングは、1回目のLF信号の送信タイミングから、P×(n−1)+Qだけ経過したタイミングとなる。
以上のようなステップS204〜ステップS207の処理を所定回数繰り返した場合に、一度もカードキー200から適正なRF信号の応答が無い場合には、ステップS206からステップS208に進み、エンジン回転数Neを再度入力する。そして、ステップS209に進み、ステップS201で入力したエンジン回転数からステップS208で入力したエンジン回転数への変動(差の絶対値)が所定値(例えば200rpm)以上か否か判定する。エンジン回転数の変動が所定値以上の場合には、ステップS203やステップS207の処理により設定したタイミングでLF信号を送信しても、エンジン回転数の変化により電磁ノイズの発生周期がずれ、LF信号の送信期間中に電磁ノイズが発生してしまい、うまくカードキーの存在を確認できない可能性がある。そこで、エンジン回転数の変動が所定値以上の場合には、ステップS210に進み、車内にカードキーが存在していないとの判定を行なわずに、車内のカードキーの存否判定を保留する。つまり、ステップS204〜S207で行なった携帯機検出処理の結果を、警報の発生のトリガーとしない。
一方、ステップS209でエンジン回転数の変動が所定値以下と判定された場合には、ステップS211に進み、車室内にカードキーが存在しないものと判断する。これにより、スマートキーレスコントローラ10の出力モジュール17からメータユニット70に対して警報信号が送信され、メータユニット70において音やランプでの警報が行なわれる。
以上のフローチャートによる、LF信号の送信処理について図5、図6を用いてより具体的に説明する。図5は、エンジン回転数が1000rpmの場合のLF信号送信の1例を示している。LF信号は、501に示すように、バースト部分(例えば5ms)とウェイクアップ部分(例えば8ms)とコード部分(例えば30ms)とから構成されている。このうち、バースト部の有効域(例えば2ms)とウェイクアップ部全体とを加えた部分(ここでは10ms)がイグニッションノイズの発生タイミングと重複しないことが望まれる。図5に示すように1回目のLF信号のウェイクアップ部においてノイズが発生した場合には、1回目のLF信号に対してカードキーから適正な応答を得られない。そして、2回目のLF信号の送信タイミングを、設定周期(イグニッションパルスの周期の整数倍の周期)としてしまうと、2回目のLF信号の受信もノイズによって妨害される。従って、2回目のLF信号の送信は、設定周期よりも調整時間テーブルにより導かれる遅延時間(図4では10ms)だけ遅延させたタイミングに行なう(502)。逆に言えば、図4で遅延時間を10msと設定しているのは、イグニッションノイズの発生タイミングに重複させたくないLF信号の所定部分(バースト部の有効域(2ms)とウェイクアップ部全体(8ms)とを加えた部分)の長さが、ここでは10msとなっているからである。つまり、調整時間テーブルに設定された遅延時間は、イグニッションノイズの影響を避けるべき、LF信号の所定部分の長さに対応しているか、それよりも長いことが望ましい。そうすることで、イグニッションパルスの出力タイミングと応答要求信号としてのLF信号の送信期間の所定部分とが重複しないように、車両のエンジン回転数に基づいたタイミングでLF信号を送信することが可能となる。これにより、2回目のLF信号502のウェイクアップ部分はイグニッションノイズの発生タイミングに重複しなくなり、カードキー200による応答は適正に行なわれる。なお、イグニッションノイズの影響を避けるべきLF信号の所定部分とは、上述したようにバースト部の有効域とウェイクアップ部全体であり、バースト部の一部とコード部とは省かれているが、これは、バースト部は無信号状態であることから少なくとも一部の部分が受信できていればこと足りる(逆に言えばバースト部はノイズ対策のために余裕を持って長めに設定されている)ためであり、更にカードキーのウェイクアップ後はコードの修復制御が可能だからである。
図6は、エンジン回転数が1500rpmの場合のLF信号送信の1例を示している。図6に示すように1回目のLF信号601がイグニッションノイズ以外の要因でうまくカードキー200に届かず、応答が得られなかった場合に、2回目のLF信号の送信タイミングを、設定周期よりも調整時間テーブルにより導かれる遅延時間(図4では10ms)だけ遅延させたタイミングに行なう。この場合、LF信号602のウェイクアップ部分はイグニッションノイズの発生タイミングに重複してしまい、やはりカードキー200から適正な応答が得られない。この場合、3回目のLF信号603の送信タイミングを、設定周期通りで遅延時間のないタイミングとするため、イグニッションノイズとウェイクアップ部分との衝突が起こらず、カードキー200による応答は適正に行なわれる。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、車載制御装置からカードキーへの応答要求信号としてのLF信号の送信開始タイミングを、エンジンの回転数に応じて変化させ、車載制御装置とカードキーとの間の通信が、イグニッションパルスによるノイズの影響を極力受けないように制御する。そして、これにより、車載制御装置はカードキーの存否を的確に認識することができ、誤警報を低減することができる。
なお、本実施形態では、LF信号の送信周期を、イグニッションパルスの周期の整数倍に一致させつつ、その位相をずらして送信しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、LF信号の送信周期が、エンジン回転数から導き出したイグニッションパルスの周期と一致しないようにLF信号を送信してもよい。例えば、図2のステップS203で、イグニッションパルスの発生周期が50msと判定すると、LF信号の送信周期を50ms×2−10ms=90msと設定してもよい。その場合は、ステップS207の送信タイミングの調整処理は不要となる。
また、上記実施形態では、警報を行なうべきか否かの判断をスマートキーレスコントローラ10が判定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、警報手段としてのメータユニット70がエンジン回転数やその変動に基づいて警報を行なうか否か判定しても良い。その場合、本発明に係る車載制御装置には、警報手段としてのメータユニットが含まれることとなる。
本発明の実施形態に係るスマートキーレスシステムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るスマートキーレスシステムでのカードキー検出処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るスマートキーレスコントローラでの、LF信号の送信周期の設定方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係るスマートキーレスコントローラでの、LF信号の送信タイミングの調整時間テーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係るスマートキーレスコントローラでの、LF信号の送信タイミングの調整方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係るスマートキーレスコントローラでの、LF信号の送信タイミングの調整方法を説明する図である。

Claims (9)

  1. エンジン回転に対応してイグニッションパルスを発生する車両に搭載される車載制御装置であって、
    前記車両の車室内に応答要求信号を送信する送信手段と、
    前記応答要求信号に対する携帯機からの応答信号を受信する受信手段と、
    少なくとも前記車両のエンジンが駆動している状態において、前記受信手段によって受信した前記応答信号に基づいて認証を行なうことによって所定の携帯機が車室内に存在するか否かを判定し、前記所定の携帯機が車室内に存在しないと判定した場合に、警報を発すべきと判定する判定手段と、
    前記車両のエンジンが駆動していない状態で、前記受信手段による前記応答信号の受信結果に基づき、エンジンの始動を許容するエンジン始動許容手段と、
    を備え、
    前記送信手段は、少なくともエンジンが駆動中には、前記車両のエンジンにおけるイグニッションパルスの出力タイミングと前記送信手段による前記応答要求信号の所定部分の送信期間とが重複しないように、前記車両のエンジン回転数に基づいたタイミングで前記応答要求信号を送信することを特徴とする車載制御装置。
  2. 前記送信手段は、前記応答要求信号を複数回送信し、前記応答要求信号の送信周期を、前記エンジン回転数から導き出したイグニッションパルスの周期の整数倍に一致させつつ、直前に送信した応答要求信号に対して位相をずらすことを特徴とする請求項1に記載の車載制御装置。
  3. 前記送信手段は、前記応答要求信号の送信周期が、前記エンジン回転数から導き出したイグニッションパルスの周期と一致しないように前記応答要求信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の車載制御装置。
  4. 前記エンジン回転数の変化量が所定値を超えている場合には、前記判定手段は警報を発すべきとの判定を行なわないことを特徴とする請求項1に記載の車載制御装置。
  5. 前記送信手段は、前記応答要求信号の送信前に前記エンジン回転数を入力し、入力した前記エンジン回転数に応じたタイミングで複数回、前記応答要求信号を送信し、
    前記判定手段は、前記送信手段が送信した所定回数の応答要求信号に対して、前記受信手段において1度も前記応答信号を受信できない場合であっても、前記エンジン回転数が、前記送信手段が入力した値から所定値以上変化している場合には、警報を発するべきとの判定を行なわないことを特徴とする請求項4に記載の車載制御装置。
  6. 前記エンジン回転数が所定値を超えている場合には、前記判定手段は警報を発すべきとの判定を行なわないことを特徴とする請求項1に記載の車載制御装置。
  7. 前記エンジン回転数が所定値を超えている場合には、前記送信手段は前記応答要求信号を送信しないことを特徴とする請求項1に記載の車載制御装置。
  8. 車室内に応答要求信号を送信する送信工程と、
    前記応答要求信号に対する携帯機からの応答信号を受信する受信工程と、
    少なくとも前記車両のエンジンが駆動している状態において、前記受信手段によって受信した前記応答信号に基づいて所定の携帯機が車室内に存在するか否かを判定する判定工程と、
    前記車両のエンジンが駆動していない状態で、前記受信手段による前記応答信号の受信結果に基づき、エンジンの始動を許容するエンジン始動許容工程と、
    を含む車両内における携帯機検出方法であって、
    前記送信工程は、少なくともエンジンが駆動中には、前記車両のエンジンにおけるイグニッションパルスの出力タイミングと前記応答要求信号の送信期間の所定部分とが重複しないように、前記車両のエンジン回転数に基づいたタイミングで前記応答要求信号を送信することを特徴とする携帯機検出方法。
  9. 請求項8に記載の携帯機検出方法に含まれる各工程を車載制御装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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