JP4343678B2 - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記転写手段による転写後に上記潜像担持体表面に残留した転写残トナーが上記転写手段から上記帯電手段を通過する間に、上記転写残トナーに帯電バイアスと同極性の電荷を注入する電荷注入手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、上記一時保持手段は、上記潜像担持体に当接する弾性ブレードであり、上記制御手段は、少なくとも上記潜像形成手段が動作して上記潜像担持体表面に潜像が形成されている間は上記弾性ブレードを上記潜像担持体と当接させ、上記潜像形成手段が非動作中は上記弾性ブレードを上記潜像担持体から離間させる制御を行うことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記一時保持手段よりも上記潜像担持体表面移動方向上流側に、上記転写残トナーのうち帯電バイアスの極性とは逆極性に帯電した逆帯電トナーを一時保持する逆帯電トナー一時保持手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記逆帯電トナー一時保持手段に上記転写残トナーに帯電バイアスと同極性の電荷を注入する電荷注入手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記逆帯電トナー一時保持手段は帯電手段であり、所定のタイミングで上記電荷注入手段を作動させて上記転写残トナーに帯電バイアスと同極性の電荷を注入して正規帯電トナーとして、上記帯電手段から再び潜像担持体表面に戻すための制御を行う制御手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置において、上記帯電手段、上記現像手段のうち少なくともひとつと、上記潜像担持体とを一体に構成して、画像形成装置に対して着脱可能としたプロセスカートリッジを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、潜像担持体と、所定極性の帯電バイアスが印加される帯電部材を該潜像担持体表面に接触又は近接させて該潜像担持体表面を一様に帯電する帯電手段と、上記帯電バイアスと同じ極性に帯電したトナーを該潜像に付着させて現像を行う現像手段とを一体に構成して、画像形成装置に対して着脱可能としたプロセスカートリッジにおいて、上記潜像担持体表面に残留した転写残トナーが転写手段から潜像形成手段が上記潜像担持体表面に潜像を形成する潜像形成領域に到達するまでの間に配置され、上記潜像担持体に当接して上記転写残トナーを堰き止めて一時保持し、所定のタイミングで上記潜像担持体から離間して上記転写残トナーを上記潜像担持体へ戻す一時保持手段を備え、上記トナーは、トナー抵抗が1×10 9 [Ωcm]以下、重量平均粒径が5[μm]以上10[μm]以下、平均円形度0.85以上であることを特徴とするものである。
まず、このプリンタの基本的な構成について説明する。図1は本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。このプリンタは、潜像を担持する潜像担持体であるドラム状の感光体1を備えている。この感光体1は、有機感光体、アモルファス等、既存の感光体を用いることがきる。本実施形態では、抵コスト化、設計の自由度、無公害性の観点から有機感光体を用いている。
結着樹脂としては従来公知の樹脂が全て使用可能である。例えば、スチレン、ポリ−α−スチルスチレン、スチレン−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または共重合体)、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、石油樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブチラート樹脂などが挙げられる。
本実施形態では特にポリエステル樹脂が好ましい。ポリエステル樹脂は、アルコールとカルボン酸との縮重合によって得られる。使用されるアルコールとしては、例えばエチレングリコール、ジエングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類、1、4−ビス(ヒドロキシメタ)シクロヘキサン、及びビスフェノールA等のエーテル化ビスフェノール類、その他二価のアルコール単量体、三価以上の多価アルコール単量体を挙げることができる。また、カルボン酸としては、例えばマレイン酸、フマール酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、マロン酸等の二価の有機酸単量体、1、2、4−ベンゼントリカルボン酸、1、2、5−ベンゼントリカルボン酸、1、2、4−シクロヘキサントリカルボン酸、1、2、4−ナフタレントリカルボン酸、1、2、5−ヘキサントリカルボン酸、1、3−ジカルボキシル−2−メチレンカルボキシプロパン、1、2、7、8−オクタンテトラカルボン酸等の三価以上の多価カルボン酸単量体を挙げることができる。
また上記の樹脂は単独使用も可能であるが、二種類以上併用しても良い。また、これら樹脂の製造方法も特に限定されるものではなく、塊状重合、溶液重合、乳化重合、懸濁重合いずれも使用できる。
次に、本実施形態に係るトナーの実施例(以下、「実施例1」という。)について説明する。
(トナー処方)
ポリエステル樹脂 89重量部
(重量平均分子量:325000、Tg:67.5℃)
ポリエチレンワックス 5重量部
(分子量900)
マグネタイト微粒子 50重量部
カーボンブラック 5重量部
(ケッチェンブラックEC:ケッチングブラックインターナショナル)
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1量部
以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて70℃で混練後、気流式粉砕機により粉砕、分級し重量平均粒径7.0μmとした後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)0.5重量%を混合し表2に示す物性を有するトナーAを得た。
〔比較例1〕
(トナー処方)
ポリエステル樹脂 84重量部
(重量平均分子量:382000、Tg:68.0℃)
ポリエチレンワックス 5重量部
マグネタイト微粒子 45重量部
カーボンブラック(#44 三菱化成工業社製) 5重量部
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1重量部
以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて120℃で混練後、気流式粉砕機により粉砕、分級し重量平均粒径7.0μmとした後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)0.3重量%を混合し、表2に示す物性を持ったトナーBを得た。
(トナー処方)
ポリエステル樹脂 84重量部
(重量平均分子量:382000、Tg:68.0℃)
ポリエチレンワックス 5重量部
マグネタイト微粒子 45重量部
カーボンブラック(#44 三菱化成工業社製) 20重量部
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1重量部
以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて120℃で混練後、気流式粉砕機により粉砕、分級し重量平均粒径8.0μmとした後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)0.3重量%を混合し、表2に示す物性を持ったトナーCを得た。
(トナー処方)
上記比較例2の処方で2軸エクストルーダーを用いて120℃で混練後、気流式粉砕機により粉砕、分級し重量平均粒径4.0μmとした後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)0.3重量%を混合し、表2に示す物性を持ったトナーDを得た。
(トナー処方)
ポリエステル樹脂 89重量部
(重量平均分子量:280000、Tg:61℃)
カルナウバワックス 5重量部
マグネタイト微粒子 50重量部
カーボンブラック 3重量部
(ケッチェンブラックEC:ケッチングブラックインターナショナル)
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1量部
以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて140℃で混練後、機械式粉砕機により粉砕、分級し重量平均粒径4.0μmとした後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)0.5重量%を混合し表2に示す物性を有するトナーEを得た。
(トナー処方)
ポリエステル樹脂 89重量部
(重量平均分子量:325000、Tg:67.5℃)
ポリエチレンワックス(分子量900) 5重量部
マグネタイト微粒子 35重量部
カーボンブラック 3重量部
(ケッチェンブラックEC:ケッチングブラックインターナショナル)
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1重量部
以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて120℃で混練後、気流式粉砕機により粉砕、分級し重量平均粒径3.0μmとした後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)0.3重量%を混合し、表2に示す物性を持ったトナーFを得た。
(トナー処方)
ポリエステル樹脂 78重量部
(重量平均分子量:325000、Tg:67.5℃)
ポリエチレンワックス(分子量900) 5重量部
マグネタイト微粒子 45重量部
カーボンブラック 7重量部
(ケッチェンブラックEC:ケッチングブラックインターナショナル)
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1量部
以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて70℃で混練後、気流式粉砕機により粉砕、分級し重量平均粒径5.0μmとした後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)0.5重量%を混合し表2に示す物性を有するトナーGを得た。
ポリエステル樹脂 89重量部
(重量平均分子量:280000、Tg:61℃)
カルナウバワックス 5重量部
マグネタイト微粒子 50重量部
カーボンブラック 3重量部
(ケッチェンブラックEC:ケッチングブラックインターナショナル)
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1量部
以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて140℃で混練後、機械式粉砕機により粉砕、分級し重量平均粒径8.0μmとした後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)0.5重量%を混合し表2に示す物性を有するトナーHを得た。
(トナー処方)
スチレン−n−ブチルアクリレート共重合体 88重量部
(重量平均分子量:55000、Tg:52℃)
ライスワックス 5重量部
マグネタイト微粒子 50重量部
カーボンブラック 3重量部
(ケッチェンブラックEC:ケッチングブラックインターナショナル)
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1量部
以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて90℃で混練後、機械式粉砕機により粉砕、分級し重量平均粒径6.0μm(重量平均粒径/個数平均粒径1.29)とした後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)0.5重量%を混合し表2に示す物性を有するトナーIを得た。
(トナー処方)
ポリエステル樹脂 89重量部
(重量平均分子量:325000、Tg:67.5℃)
ポリエチレンワックス 5重量部
マグネタイト微粒子 50重量部
カーボンブラック 3重量部
(ケッチェンブラックEC:ケッチングブラックインターナショナル)
荷電制御剤(スピロンブラックTR−H:保土ヶ谷化学) 1重量部
以上の処方で2軸エクストルーダーを用いて120℃で混練後、気流式粉砕機により粉砕、分級し重量平均粒径11.0μmとした後ヘンシェルミキサーを用い、シリカ(R−972 日本アエロジル)0.3重量%を混合し、表2に示す物性を持ったトナーJを得た。
各トナーの抵抗の測定は次のようにして測定した。トナー3.0gを6t/cm2の荷重をかけ直径40mmの円盤状のペレットにしたものをTR−10C型誘電体損測定器(安藤電気株式会社)にて測定した。なお周波数は1KHz、RATIOは、11×10−9である。その結果を表2に示す。
この比較実験は、リコーImagio MF7070を一部改造したプリンタを用いて行った。上記プリンタの現像装置はリコーImagio MF150に搭載されているものを用いた。実施例1および比較例1〜9のトナーをそれぞれ収納した現像装置を用意し、上記プリンタにこれらの現像装置を取り替えることで各トナーについて比較実験できるようにした。感光体と現像ローラとのギャップは0.3mmに設定した。帯電ローラ21には、−1000Vの帯電バイアスを印加し、感光体表面を一様に−500Vに帯電させるように設定した。また、電荷注入板24は、スイッチをON状態にしたとき接地して0Vとなるようにし、電荷注入板に保持されている逆帯電トナーに−1000Vのバイアスが印加されるように設定した。また、櫛歯状ブラシ91には、−700Vのバイアスを印加した。その他の条件は、上述の実施形態と同様とした。そして、上記プリンタでテスト画像を1000枚プリントした。プリント中は、弾性ブレードは感光体から一度も離間させないようにする。また、プリント枚数がある一定数に達したら電荷注入板24のスイッチをON状態にし、一定時間電荷注入板24に保持された逆帯電トナーに帯電バイアスを印加させるようにした。以上の条件で1000枚プリントした後、感光体に当接している弾性ブレードをすり抜けたトナーの帯電量およびトナー量を測定した。また、1000枚目のプリントされた画像を目視により確認した。
また、本実施形態によれば、転写残トナーが帯電ローラを通過する前に、電荷注入手段によって転写残トナーに電荷を注入して、帯電バイアスと同極性の転写残トナーとしている。これにより、逆帯電トナーが帯電バイアスと同極性の正規帯電トナーとすることができ、転写残トナーが帯電ローラに付着することが抑制される。よって、感光体の表面電位を所望の電位にできなかったり、帯電ムラ等の帯電不良が生じたりすることがない。その結果、画像濃度の低下や地肌汚れなどのない良好な画像をえることができる。また、転写残トナーの電荷を全て負極性の正規帯電トナーとすることができる。感光体は負帯電しているので、転写残トナーを負極性とすることで感光体への付着力を弱めることができる。その結果、転写残トナーを確実に現像装置に回収することができる。
また、本実施形態によれば、転写装置5と帯電装置2との間に電荷注入補助手段9を備えている。そして、この電荷注入補助手段9の櫛歯状ブラシ91によって、帯電バイアスと同極性の電荷が注入される。これにより、電荷注入手段を通過する前に逆帯電トナーの一部を帯電バイアスと同極性の極性に転極させることができる。よって、確実に電荷注入手段で逆帯電トナーを正規帯電トナーとすることができる。その結果、逆帯電トナーが帯電ローラ21に付着して帯電能力が低下することがより抑制される。また、転写残トナーの電荷を確実に整えることできるので、転写残トナーを確実に現像装置に回収することができる。
また、本実施形態によれば、弾性ブレード81は、露光手段動作中すなわち潜像画像形成中は感光体1に当接し、露光手段非動作中すなわち非潜像画像形成中は感光体から離間するようにしている。これにより、露光手段3によって潜像画像形成中に潜像形成領域を通過する感光体表面に転写残トナーが付着することがない。よって、転写残トナーによる未露光部が形成されることが抑制される。その結果、ベタ画像部分に白ポチが発生することが抑制され、良好な画像を得ることができる。
また、本実施形態によれば、帯電ローラ21に逆帯電トナーを付着させて逆帯電トナー一時保持手段として機能している。そして、この逆帯電トナー一時保持手段としての帯電ローラ21に電荷注入手段としての電荷注入板24を設けている。帯電ローラ21に一時保持されている逆帯電トナーは電荷注入板24によって電荷が注入され、正規帯電トナーとされる。このように、逆帯電トナーを一時保持して、この一時保持されたトナーに電荷を注入することで確実に正規帯電トナーとすることができる。よって、現像領域に搬送されるトナーは、すべて正規帯電トナーとすることができ、確実に現像装置に回収することができる。
また、帯電ローラ21に付着する転写残トナーを確実に除去することができ、逆帯電トナーが帯電ローラ21に付着して帯電能力が低下することが抑制される。また、従来のように帯電ローラ21に付着したトナーをクリーニングするクリーニング装置を設ける必要がなくなる。よって、帯電ローラから回収した転写残トナーを収容する廃トナータンク等を設ける必要がない。このため、装置の小型化に大きく貢献することができる。
さらに、本実施形態によれば、電荷注入手段としての電荷注入板24よりも感光体の移動方向に対して下流側に一時保持手段としての弾性ブレード81を設けている。これにより、弾性ブレード81に保持される転写残トナーは、全て正規帯電トナーとなる。正規帯電トナーは、逆帯電トナーに比べて感光体への付着力が弱いので弾性ブレード81を感光体に強く押し圧しなくても転写残トナーを確実に保持することができる。これにより、感光体および弾性ブレード81へのストレスが軽減され、弾性ブレード81および感光体の耐久性が向上する。また、弾性ブレード81の設定条件を容易に設定することができる。
また、プロセスカートリッジ化することにより、プロセスカートリッジ100内に収容された部品に寿命が到来したり、メンテナンスが必要になったりしたときには、そのプロセスカートリッジ100を交換すればよく、利便性が向上する。
2 帯電装置
3 露光手段
4 現像装置
5 転写装置
8 トナー保持手段
9 電荷注入補助手段
21 帯電ローラ
24 電荷注入板
41 現像ローラ
81 弾性ブレード
91 櫛歯状ブラシ
100 プロセスカートリッジ
Claims (8)
- 潜像担持体と、所定極性の帯電バイアスが印加される帯電部材を該潜像担持体表面に接触又は近接させて該潜像担持体表面を一様に帯電する帯電手段と、一様帯電された潜像担持体表面に潜像を形成する潜像形成手段と、上記帯電バイアスと同じ極性に帯電したトナーを該潜像に付着させて現像を行う現像手段と、該潜像担持体とこれに接触しつつ表面移動する表面移動部材との間に転写電界を形成して、該現像手段により該潜像担持体表面に形成されたトナー像を、該表面移動部材との間に挟持される記録材上又は該表面移動部材上に転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、
上記転写手段による転写後に上記潜像担持体表面に残留した転写残トナーが上記転写手段から上記潜像形成手段が上記潜像担持体表面に潜像を形成する潜像形成領域に到達するまでの間に上記潜像担持体に当接して該転写残トナーを堰き止めて一時保持する一時保持手段と、該一時保持手段を所定のタイミングで上記潜像担持体から離間させる制御を行って、該一時保持手段によって保持されたトナーを上記潜像担持体の表面移動によって現像領域へ搬送させるための制御手段とを備えるとともに、上記トナーは、トナー抵抗が1×109[Ωcm]以下、重量平均粒径が5[μm]以上10[μm]以下、平均円形度0.85以上であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、上記転写手段による転写後に上記潜像担持体表面に残留した転写残トナーが上記転写手段から上記帯電手段を通過する間に、上記転写残トナーに帯電バイアスと同極性の電荷を注入する電荷注入手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1または2の画像形成装置において、上記一時保持手段は、上記潜像担持体に当接する弾性ブレードであり、上記制御手段は、少なくとも上記潜像形成手段が動作して上記潜像担持体表面に潜像が形成されている間は上記弾性ブレードを上記潜像担持体と当接させ、上記潜像形成手段が非動作中は上記弾性ブレードを上記潜像担持体から離間させる制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1、2または3の画像形成装置において、
上記一時保持手段よりも上記潜像担持体表面移動方向上流側に、上記転写残トナーのうち帯電バイアスの極性とは逆極性に帯電した逆帯電トナーを一時保持する逆帯電トナー一時保持手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、上記逆帯電トナー一時保持手段に上記転写残トナーに帯電バイアスと同極性の電荷を注入する電荷注入手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項5の画像形成装置において、上記逆帯電トナー一時保持手段は帯電手段であり、所定のタイミングで上記電荷注入手段を作動させて上記転写残トナーに帯電バイアスと同極性の電荷を注入して正規帯電トナーとして、上記帯電手段から再び潜像担持体表面に戻すための制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置において、上記帯電手段、上記現像手段のうち少なくともひとつと、上記潜像担持体とを一体に構成して、画像形成装置に対して着脱可能としたプロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 潜像担持体と、所定極性の帯電バイアスが印加される帯電部材を該潜像担持体表面に接触又は近接させて該潜像担持体表面を一様に帯電する帯電手段と、上記帯電バイアスと同じ極性に帯電したトナーを該潜像に付着させて現像を行う現像手段とを一体に構成して、画像形成装置に対して着脱可能としたプロセスカートリッジにおいて、
上記潜像担持体表面に残留した転写残トナーが転写手段から潜像形成手段が上記潜像担持体表面に潜像を形成する潜像形成領域に到達するまでの間に配置され、上記潜像担持体に当接して上記転写残トナーを堰き止めて一時保持し、所定のタイミングで上記潜像担持体から離間して上記転写残トナーを上記潜像担持体へ戻す一時保持手段を備え、
上記トナーは、トナー抵抗が1×10 9 [Ωcm]以下、重量平均粒径が5[μm]以上10[μm]以下、平均円形度0.85以上であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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