JP4340527B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の定着装置において、前記ヒータは、前記軸方向の両端部の発熱量が中央部の発熱量より大きい、ことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、電子写真方式の画像形成装置において、請求項1又は2に記載されている定着装置を備えていること、を特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、発熱層を有する無端状の定着ベルトと、該定着ベルトの外部から前記発熱層を電磁誘導加熱する誘導加熱装置と、前記定着ベルトの内部に設けられた定着ローラと、該定着ローラと前記定着ベルトを介して圧接しニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、前記ニップ部にてトナー画像の形成された記録媒体に熱及び圧力により前記トナー画像を定着させる定着装置において、前記定着ローラが弾性層を備え、前記加圧ローラを加熱するヒータと、前記定着の実行時には前記誘導加熱装置による前記定着ベルトへの電磁誘導加熱を行うとともに前記定着ローラを回転させ、新たな前記定着の実行を待つ待機時には前記誘導加熱装置による前記定着ベルトへの電磁誘導加熱を停止若しくは加熱量の低減をするとともに、前記定着ローラの回転の停止及び前記ヒータによる前記加圧ローラの加熱を実行する制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の定着装置において、前記弾性層は、発泡状のシリコーンゴムであることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、画像形成装置において、請求項4又は5に記載の定着装置を備えていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、誘導加熱装置による電磁誘導加熱を受ける加熱ローラと、前記加熱ローラと定着ローラとの間に張架されている定着ベルトと、前記定着ローラと前記定着ベルトを介して圧接しニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、前記ニップ部にてトナー画像の形成された記録媒体に熱及び圧力により前記トナー画像を定着させる定着装置において、前記定着ローラは弾性層を備え、前記加圧ローラを加熱するヒータと、前記定着の実行時には前記誘導加熱装置による前記加熱ローラへの電磁誘導加熱を行うとともに前記定着ローラを回転させ、新たな前記定着の実行を待つ待機時には前記誘導加熱装置による前記加熱ローラへの電磁誘導加熱を停止若しくは加熱量の低減をするとともに前記定着ローラの回転の停止及び前記ヒータによる前記加圧ローラの加熱を実行する制御手段と、を備え、前記定着ローラの軸方向における前記ヒータの加熱幅の長さは、本定着装置で用いる媒体のうち前記軸方向の幅が最大のものの当該幅の長さである最大通紙幅より長く、前記誘導加熱装置の励磁コイルの前記軸方向の幅の長さより短い、ことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、誘導加熱装置による電磁誘導加熱を受ける加熱ローラと、前記加熱ローラと定着ローラとの間に張架されている定着ベルトと、前記定着ローラと前記定着ベルトを介して圧接しニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、前記ニップ部にてトナー画像の形成された記録媒体に熱及び圧力により前記トナー画像を定着させる定着装置において、前記定着ローラが弾性層を備え、前記加圧ローラを加熱するヒータと、前記定着の実行時には前記誘導加熱装置による前記加熱ローラへの電磁誘導加熱を行うとともに前記定着ローラを回転させ、新たな前記定着の実行を待つ待機時には前記誘導加熱装置による前記加熱ローラへの電磁誘導加熱を停止若しくは加熱量の低減をするとともに、前記定着ローラの回転の停止及び前記ヒータによる前記加圧ローラの加熱を実行する制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
請求項4、5の定着装置、又は請求項6の画像形成装置の発明では、定着ベルトの発熱層を外部から電磁誘導加熱する誘導加熱装置を具備した構成において、待機時においては定着ローラの回転を停止して、騒音や部品の磨耗などの不具合を解消する一方で、加圧ローラを加熱するヒータにより待機時の定着温度を維持することができる。
請求項7に記載の発明では、加熱ローラを外部から電磁誘導加熱する誘導加熱装置を具備した構成において、待機時に定着ローラの回転を停止して、騒音や部品の磨耗などの不具合を解消する一方で、加圧ローラを加熱するヒータにより待機時の定着温度を維持することができる。また、定着ローラの端部からの熱の逃げ量を最小にし、かつ、有効な発熱分布を構成し、誘導加熱装置の小型化と効率改善を実現することができる。
請求項8に記載の発明では、加熱ローラを外部から電磁誘導加熱する誘導加熱装置を具備した構成において、待機時においては定着ローラの回転を停止して、騒音や部品の磨耗などの不具合を解消する一方で、加圧ローラを加熱するヒータにより待機時の定着温度を維持することができる。
なお、励磁コイル7は、発振回路が周波数可変の誘導加熱駆動回路51(図4)に接続されている。
複写機100の主電源を投入すると、CPU41は、誘導加熱装置6をONにしてベルト3の表面温度が所定の設定温度に達するまでベルト3を加熱する(電磁誘導ON)。この時は、主電源の投入と同時にモータ53の回転を開始してベルト3の駆動を始める(ベルト回転ON)。かかる動作は、複写機100の主電源を投入した際に画像形成が可能となるように定着装置121を立ち上げる立上げ動作である。
立上げ動作により、ベルト3が所定の設定温度に達して画像形成可能となり、画像形成動作が開始されて定着が行なわれる時も、電磁誘導加熱によりベルト3はさらに加熱され続ける(電磁誘導ON)。ベルト3の駆動も維持される(ベルト回転ON)。
そして、画像形成動作が終わり、次の画像形成がユーザから指示されるのを待つ待機状態となると、ベルト3の回転を止め(ベルト回転OFF)、電磁誘導加熱による加熱も停止する(電磁誘導OFF)。この待機状態でベルト3の温度が所定の設定温度以下に下がると、加圧ローラ4(又は定着ローラ2)の内部のヒータランプ30がONして加圧ローラ4(又は定着ローラ2)を加熱する。CPU41は、温度センサ56の検出温度に基づいて、4(又は定着ローラ2)の表面温度を一定温度に保つため、ヒータランプ30をON/OFF制御する(ヒータランプON/OFF)。これは、例えば、温度センサ56の検出温度が第1の基準温度より高くなったらヒータランプ30をOFFにし、第1の基準温度より低い第2の基準温度より低くなったらヒータランプ30をONにすること等により実現することができる。
2 定着ローラ
3 ベルト
4 加圧ローラ
6 誘導加熱装置
11 媒体
100 画像形成装置
121 定着装置
T トナー画像
Claims (8)
- 発熱層を有する無端状の定着ベルトと、該定着ベルトの外部から前記発熱層を電磁誘導加熱する誘導加熱装置と、前記定着ベルトの内部に設けられた定着ローラと、該定着ローラと前記定着ベルトを介して圧接しニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、前記ニップ部にてトナー画像の形成された記録媒体に熱及び圧力により前記トナー画像を定着させる定着装置において、
前記定着ローラは弾性層を備え、
前記加圧ローラを加熱するヒータと、
前記定着の実行時には前記誘導加熱装置による前記定着ベルトへの電磁誘導加熱を行うとともに前記定着ローラを回転させ、新たな前記定着の実行を待つ待機時には前記誘導加熱装置による前記定着ベルトへの電磁誘導加熱を停止若しくは加熱量の低減をするとともに前記定着ローラの回転の停止及び前記ヒータによる前記加圧ローラの加熱を実行する制御手段と、
を備え、
前記定着ローラの軸方向における前記ヒータの加熱幅の長さは、本定着装置で用いる媒体のうち前記軸方向の幅が最大のものの当該幅の長さである最大通紙幅より長く、前記誘導加熱装置の励磁コイルの前記軸方向の幅の長さより短い、
ことを特徴とする定着装置。 - 前記ヒータは、前記軸方向の両端部の発熱量が中央部の発熱量より大きい、ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 電子写真方式の画像形成装置において、
請求項1又は2に記載されている定着装置を備えていること、を特徴とする画像形成装置。 - 発熱層を有する無端状の定着ベルトと、該定着ベルトの外部から前記発熱層を電磁誘導加熱する誘導加熱装置と、前記定着ベルトの内部に設けられた定着ローラと、該定着ローラと前記定着ベルトを介して圧接しニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、前記ニップ部にてトナー画像の形成された記録媒体に熱及び圧力により前記トナー画像を定着させる定着装置において、
前記定着ローラが弾性層を備え、
前記加圧ローラを加熱するヒータと、
前記定着の実行時には前記誘導加熱装置による前記定着ベルトへの電磁誘導加熱を行うとともに前記定着ローラを回転させ、新たな前記定着の実行を待つ待機時には前記誘導加熱装置による前記定着ベルトへの電磁誘導加熱を停止若しくは加熱量の低減をするとともに、前記定着ローラの回転の停止及び前記ヒータによる前記加圧ローラの加熱を実行する制御手段と、
を備えることを特徴とする定着装置。 - 請求項4に記載の定着装置において、前記弾性層は、発泡状のシリコーンゴムであることを特徴とする定着装置。
- 請求項4又は5に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 誘導加熱装置による電磁誘導加熱を受ける加熱ローラと、前記加熱ローラと定着ローラとの間に張架されている定着ベルトと、前記定着ローラと前記定着ベルトを介して圧接しニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、前記ニップ部にてトナー画像の形成された記録媒体に熱及び圧力により前記トナー画像を定着させる定着装置において、
前記定着ローラは弾性層を備え、
前記加圧ローラを加熱するヒータと、
前記定着の実行時には前記誘導加熱装置による前記加熱ローラへの電磁誘導加熱を行うとともに前記定着ローラを回転させ、新たな前記定着の実行を待つ待機時には前記誘導加熱装置による前記加熱ローラへの電磁誘導加熱を停止若しくは加熱量の低減をするとともに前記定着ローラの回転の停止及び前記ヒータによる前記加圧ローラの加熱を実行する制御手段と、
を備え、
前記定着ローラの軸方向における前記ヒータの加熱幅の長さは、本定着装置で用いる媒体のうち前記軸方向の幅が最大のものの当該幅の長さである最大通紙幅より長く、前記誘導加熱装置の励磁コイルの前記軸方向の幅の長さより短い、
ことを特徴とする定着装置。 - 誘導加熱装置による電磁誘導加熱を受ける加熱ローラと、前記加熱ローラと定着ローラとの間に張架されている定着ベルトと、前記定着ローラと前記定着ベルトを介して圧接しニップ部を形成する加圧ローラと、を備え、前記ニップ部にてトナー画像の形成された記録媒体に熱及び圧力により前記トナー画像を定着させる定着装置において、
前記定着ローラが弾性層を備え、
前記加圧ローラを加熱するヒータと、
前記定着の実行時には前記誘導加熱装置による前記加熱ローラへの電磁誘導加熱を行うとともに前記定着ローラを回転させ、新たな前記定着の実行を待つ待機時には前記誘導加熱装置による前記加熱ローラへの電磁誘導加熱を停止若しくは加熱量の低減をするとともに、前記定着ローラの回転の停止及び前記ヒータによる前記加圧ローラの加熱を実行する制御手段と、
を備えることを特徴とする定着装置。
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