JP4337491B2 - スカム除去装置 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
産業上の利用分野
この発明は、矩形沈澱池等の処理池に構成されるスカム除去装置に関する。
例えば、矩形をした沈澱池においては、池内で循環運動するフライトを備え、このフライトの水面に添った運動を利用してスカム除去装置の堰の浮沈運動をさせるようにしたものがある。そのため、フライトの一端に作動ローラーを張り出し状に取り付けておき、そのローラーの動きに連動して蹴り上げられる倣い部材を池側に装備してスカム除去装置の堰を水面下に沈めるようにしたものが一般的である。
発明が解決しようとする課題
ところで、これまでの倣い部材は、1つの回転支点から作動ローラーの方向に張り出したものであったため、作動ローラーとの接触時間がどうしても短くなって堰を沈める時間も短くなり、スカムの呑み込みが効率的になされなかった。
この発明は前記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、スカムの呑み込みがより長い時間帯をもって効率的になされるようにしたスカム除去装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
この発明は前記課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の発明は、チェーンにより水面から池底を経て循環駆動自在なフライトを備えた矩形沈澱池等の処理池内に、水面を境に浮沈運動自在に取り付けられ浮き上がり方向に付勢された堰を備えたスカム水排出樋を設けて、前記フライトの一端に備えた作動ローラーの水面に添った運動に応動する浮沈連動機構の作動を介して前記堰を浮沈させることで浮き状態において水面のスカムの誘引を堰き止めまた沈み状態においてスカムを誘引可能とするように構成されたスカム除去装置において、前記浮沈連動機構は、堰を沈み状態にロックする保持機構と、同堰のロック状態を解除する解除機構とを備えるものとされ、これら両機構を備えた浮沈連動機構は、作動ローラーに先に当たって蹴り上げられるように支点周りに回転自在に設けられた作動レバーと、同作動レバーよりも作動ローラーに後で当たって蹴り上げられるように支点周りに回転自在に設けられた解除用レバーと、先端に係合ローラーを備え前記作動レバーと同時に回転可能に設けられた連動レバーと、支点周りに回転自在に設けられ前記係合ローラーが係脱可能な係合溝を備える保持片と、前記連動レバーと堰との間をつなぐものであって前記作動レバーの蹴り上げに伴う連動レバーの回転運動を引張運動に変えて堰を沈み状態に連動させる一方引張を緩めることで堰を浮き状態に連動させるワイヤと、前記解除用レバーと保持片との間をつなぐものであって解除用レバーの作動ローラーによる蹴り上げを保持片に伝えて前記係合溝から係合ローラーを外し連動レバーを介して前記ワイヤの引張状態を解除して堰を浮き状態とさせる解除連動ワイヤとを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、チェーンにより水面から池底を経て循環駆動自在なフライトを備えた矩形沈澱池等の処理池内に、水面を境に浮沈運動自在な堰を備えたスカム排出樋を設けて、前記フライトの一端に備えた作動ローラーの水面に添った運動に応動する浮沈連動機構の作動を介して前記堰を浮沈させることで浮き状態において水面のスカムの誘引を堰き止めまた沈み状態においてスカムを誘引可能とするように構成されたスカム除去装置において、前記浮沈連動機構は、前記作動ローラーが水面に添って運動する側に設けられた前部シーブと、前記スカム排出樋側の上側に設けられた後部シーブと、これら前後のシーブ間の周りに掛けられたワイヤ・プレートチェーン・リンクチェーン・タイミングベルトなどの連動部材と、第1支点周りに回転自在に設けられ同支点から垂下する部分が前記作動ローラーの軌道上に対向する一方同支点から上方へ伸びる部分が前記連動部材の上回りに係合するように設けられた作動レバーと、第1支点よりもスカム排出樋側に設けられた第2支点周りに回転自在に設けられ同支点から垂下する部分が作動ローラーの軌道上に 対向する一方上方へ伸びる部分が前記連動部材の下回りに係合するように設けられた復帰用作動レバーと、前記連動部材のスカム排出樋側の下回りに下向きに突出するようにして設けられスカム排出樋側への移動により堰を押し下げ反対方向への移動によりその押し下げを解除可能とするカム板と、堰を浮上復帰可能とするウエイトとを備えていることを特徴とする。
以下、図示した実施形態を参照してこの発明を詳細に説明する。
以下の各実施形態において説明する全ての技術は他の実施形態においても同様に適用されることがある。
図1ないし図4は、この発明の第1の実施形態を示す。この実施形態において、処理池は矩形の沈澱池1であり、左右の側壁2,2間を池幅方向として説明する。
沈澱池1内には、図2の左側から流入してくる汚水による水面7が設定され、この水面7以下には、池幅方向に軸心が向く回転軸3が横架されている。この回転軸3は図2の左側方にもあり、また図2の下方にも2本の軸が設けられている。そして、これらの回転軸3…回りには、一対ずつのスプロケット4が配備され、これらのスプロケット4を介して池幅方向に一対のチェーン5が掛け回されて循環運動自在になっている。これらのチェーン5の外周には、一定間隔をもってフライト6が配備されて循環駆動されるようになっている。
沈澱池1内には、前記回転軸3より下流側(図2の右側)に角型のスカム水排出樋(トラフ)8が水面7を境にして設けられている。このスカム水排出樋8は、丸型やその他の形状でもよい。同スカム水排出樋8の前側には、堰軸9回りに上下する堰10が樋8内に斜めに向けて取り付けられてその上端の堰部が水面2より上に突き出す堰き止め状態と水面2より下がったスカム誘引状態とに切り換えられるようになっている。堰10は、スカム水排出樋8の前側から張り出すゴム板の先端に備えることもある。
堰10には、同堰10が持ち上がって復帰するように付勢するウエイト11が設けられている。また、堰10の上端には、レバー12が突設されている。さらに、スカム水排出樋8の後部上には、転換シーブ13が設けられ、シーブ13は堰10の一方の端部にまたレバー12も同じ側の端部に偏寄して配置されている。レバー12や転換シーブ13およびウエイト11などは図1の実線で示す配置に対称となるように配置することがある。
一方、フライト6の一端(仮想線のように両端に設けることもある)には、作動ローラー15が回転自在な状態でフライト6から突出するように取り付けられている。この作動ローラー15は、水面7のレベル付近を水平に移動する。
16は倣い部材で、図4に示すように、平坦な長い板状部分とその前後端の反り上がった部分とでなる弓形のもので、その長手方向中間には、仮想線のように、スカム引き寄せ用の凹み17を付加することもできる。
倣い部材16の上面幅間には、補強を兼ねるリンクブラケット18が固着されている。図示では前後2片でなるが1本通しものにしてもよい。同ブラケット18には、前後一対ずつでなる平行リンク19が下部軸20を介して取り付けられ、これらのリンク19のうち後側(図4の右側)の上端は、図1のように池幅に渡るようにして横架固定した固定シャフト21の回りに回転自在に設けられた回転パイプ22の一端外周下部に垂下固着されている。このように池幅に渡るように固定シャフト21を固設したうえでその外周の回転パイプ22にリンク19を回転支持する方式にしたので、回転支持が確固たる安定性を得るものである。
回転パイプ22の一端上部には、突出用切り窓23が形成されて、固定シャフト21に固着したコの字枠状の固定ブラケット24を前方へ張り出し、このブラケット24の前端に上部軸25を介して前方のリンク19を回転自在に取り付けてある。尚、前記突出用切り窓23は、回転パイプ22が回転しても固定ブラケット24の基部が切り窓の縁に当らないようにされている。
そして、前記回転パイプ22の少し池内側の外周には、連動レバー26が突設され、同レバー26と前記堰10側のレバー12との間には、転換シーブ13を介して連動ワイヤ27で結ばれている。ワイヤ27は、その途中が固定のガイドパイプ28内により案内されるようになっている。
尚、回転パイプ22は、図4に対応する部分のみの短いものでもよい。
連動ワイヤ27は、ロッドやパイプでもよい。
また、図1の仮想線のように、固定シャフト24を前方にも配してもよく、この場合、前後に固定シャフト24があるので、その上に作業台29を載せて作業場を提供できる。
一方、前記実施形態では固定シャフト21と回転パイプ22および固定ブラケット24で構成したが、前後2本の上部軸をブラケットを介して側壁2に固定する方式を採用することもできる。
尚、図4の30はシャフトブラケットで、側壁2に取り付けられて固定シャフト21を固定支持するものである。
図1、図2および図4は、作動ローラー15が倣い部材16にさしかかる前の復帰状態を示す。この状態で、平行リンク19,19は垂直で倣い部材16は水平でその平坦な板状部分が図2のように水面7および作動ローラー15より下位にある。一方、堰10は、ウエイト11や倣い部材16の重量などが作用して図2のように水面7よりも高く起き上がった堰き止め状態にある。
そして、図2のように作動ローラー15が倣い部材16の前斜面に当ると倣い部材16が後方斜め方向へ持ち上がるようになる。図3は作動ローラー15が倣い部材16の平坦な板状部分の底面にさしかかって持ち上げた状態を示し、この状態で、平行リンク19は上部軸25と固定シャフト21の回りに持ち上がった状態となっている。それと同時に、回転パイプ22も回転するので、連動レバー26も前方へ回転して連動ワイヤ27を牽くことになる。これにより、転換シーブ13を介してレバー12が後方へ牽かれ、堰10はウエイト11に抗して図3のように水面7より下がり、水面のスカム水をスカム水排出樋8内に誘引することになる。この誘引時間は、倣い部材16の平坦な板状部分が長いことから長くなり、多くのスカムを一度の作動で誘引することができる。尚、作動ローラー15が凹み17にさしかかると、ウエイト11などの復帰力で倣い部材16が一時的に下がり、これに伴い、レバー12および連動ワイヤ27が緩み、堰10が水面以下であって少し持ち上がった状態になり、その結果、誘引の上下幅が薄くなって遠くのスカムまでも引き寄せるようになる。作動ローラー15が倣い部材16の凹み17を越えると、倣い部材16は元の状態に下がり、これにより、堰10も図3のようにより下がったスカム誘引状態に戻る。作動ローラー16が倣い部材16の平坦な部分を越えると、倣い部材16が下がってくるとともに堰10は持ち上がって堰き止め状態に復帰する。
尚、図2の示すように、スカム水排出樋8の前方位置には、連動ワイヤ27の往復作動性を利用して水面7を上下する掬い送り樋31を回転支点32回りに上下するように装備して、フライト6が水面下に潜ってスカム送り機能が乏しくなった水面でのスカムをスカム水排出樋8の方向に掬い上げて落とす作用で送り込むように構成することもできる。この場合、図1の実線では、樋31が側壁2寄りの短いものになっているが、仮想線のように池幅全体に亘るようなものにしてもよい。樋31は樹脂のような軽量化することもできる。
また、前記実施形態では、レバー12にはワイヤ27が結ばれていたが、レバー12にシーブ34を備えてワイヤ27を方向転換させるとともに、スカム水排出樋8の内面に備えたアンカーブラケット35にこのワイヤ27の端部を結合してもよい。
さらに、図1の下部に仮想線で示すように、図2に示す倣い部材16からレバー12・ウエイト11に至る一連の連動装置をフライト6の反対側においても構成することができる。このように左右に一対の連動装置を構成する場合、これら装置のうち、連動レバー26からレバー12(ウエイト11を含む)までの装置構成部分については、図1のラインZ上に寄せて配置するとバランス上好ましい。
図5は他の実施形態を示す。側壁2からH型鋼などの支持ブラケット38を張り出し固定し、同ブラケット38から前方に固定ブラケット39を突設することで、両ブラケット38,39の下部を介して平行リンク40を取り付けてこれに倣い部材41を装備するようにしたものである。この場合、後部のリンク40と連動レバー42とはリンク軸43で同調して回転するものになっている。尚、支持ブラケット38は、池幅方向に長く横架固定してもよい。
図6および図7は他の実施形態を示す。45は倣い部材で、その動きは、図6に矢印Aで示すように円軌道で持ち上がるものとされ、その動きを利用してここでは倣い部材45の後方域におけるスカムの掻き寄せ装置を構成してある。同装置は、倣い部材45の後端から突き出す板バネ製の支持バネ46と、同バネ46の先端に備えたパイプ47と、同パイプ47に通された回転軸48とを備えるとともに、回転軸48回りに基部パイプ49により回転自在にぶら下げたスカムスクレーパ50と、回転軸48回りに遊転自在に設けたローラー51とを有する。そして、52はストッパで、支持バネ46の先端底面から突設されてスカム水排出樋の方向には回転するが逆方向には回転しないようになっている。スカムスクレーパ50の端部上端には水平転換片53が突設されている。
側壁にはL型をしたガイド板54がその突出板部が水平になるように固定されており、この突出する水平板部55は、図7に示すように、復帰状態でのローラー51よりも上にくるようになっている。
図6および図7の状態は、倣い部材45が復帰している状態を示し、スカムスクレーパ50は垂直な掻寄可能な状態にある。この状態から倣い部材45が持ち上がると図7のようにローラー51が水平板部55の下側を矢印Bのように通り抜け、それと同時にスカムスクレーパ50はスカムをスカム水排出樋の方向に送り込む。支持バネ46は持ち上がるがそのバネ力で吸収し、水平板部55を越えたところで矢印Cのように持ち上がるようになる。そのあと、倣い部材45が戻されると、ローラー51は水平板部55上に持ち上がるとともに、水平転換片53が水平板部55上にきてスカムスクレーパ50を水平にして非掻寄状態にしながら矢印Dのように戻される。水平転換片53が水平板部55を越えると、実線のようにもとの状態に復帰する。このようにスカムスクレーパ50は、右方向にスカムを掻き寄せる一方、左方向に非掻寄状態で戻る。尚、図7に仮想線で示すように、スプロケット56にはチェーン57が掛けられて循環運動するが、同チェーン57やスプロケット56に付着する藻を除去ブラシ58により除去するようにしてもよい。
図8の実施形態は、スカム水排出樋60に堰61を備え、樋60上に転換シーブ62を配すとともに、堰61のレバー63にシーブ64を備えてワイヤ65をアンカーブラケット66に結んだものであって、特に、堰61の前側には水位追従堰67を備えたものになっている。
図9の実施形態は、スカム水排出樋69の前側に備えた堰70は前向きとされ、この堰70が、ワイヤ71により回転する連動レバー72と、このレバー72に係脱式クラッチ73を介して押し下げロッド74により押し下げられるようになっている。
図10の実施形態は、スカム水排出樋76の前側にチューブ式の堰77を備えて引き上げロッド78で常時は引き上げて堰き止め状態とし、ワイヤ79が牽かれると、連動レバー80を介してロッド78を降ろすことにより堰77が水面より下がってスカム誘引状態とする。81はフロートで、堰77が一定以上下がるのを阻止する。82はウエイトである。尚、ワイヤ79が往復運動するのを利用してレバー83によりバルブ84を開閉し、開とすることでノズル85…よりエアーおよび/または水を噴射してスカムを押し寄せるようにしてもよい。
図11の実施形態は、倣い部材87のリンク88から突出する連動レバー89を下向きにし、ワイヤ(あるいはロッドなど)90により堰91を連動させるようにしたものである。
図12の実施形態は、フライト93が池底に循環してくるのを利用して、所謂池底駆動に前記実施形態と同様の方式を適用したものである。フライト93は、チェーン94により池底を走行してくるが、同フライト93に作動ローラー95を備える一方、その前方に平行リンク96による倣い部材97を対向装備して蹴り上げるようにしたもので、リンク96には、連動レバー98を伸ばしたものである。池上のスカム水排出樋99には、内倒れ式の堰100を装備し、そのレバー101に一端を結合したワイヤ102をシーブ103を介して前記連動レバー98に結合して連動関係としたものである。104はガイドパイプ、105は水位追従堰である。この実施形態でも、リンク96の固定シャフト106を池幅方向に亘るものとすることがある。
図13の実施形態は、堰107をスカム水排出樋108から張り出す所謂外倒れ式としたものに対し図12のような倣い部材と平行リンクによる池底駆動方式を採用したものである。109はワイヤ(あるいはロッド)で、ガイドパイプ110で案内されるとともに、回転支点111から前方に突き出す作動アーム112にワイヤ109を結んであり、さらに、回転支点111を共通軸としてウエイト113付きの連動アーム114を押し下げるようにし、連動アーム114のクラッチ115を介して押し下げロッド116を押し下げることで堰107を下げてスカム誘引状態とするようにしたものである。
図14の実施形態は、スカム水排出樋118に備えた堰119をチューブ式のものとして連動アーム120の押し下げ力をクラッチ121と吊りロッド122により縮小状態のスカム誘引状態とすることができるもので、そのうえで図12のような池底駆動方式を組み合わせたものである。123はワイヤ(あるいはロッド)、124はガイドパイプ、125は作動アーム、126はウエイトである。
図15および図16(図15のV−V線断面図)の実施形態は、連通トラフ129間にスカム水排出樋130を横架固定したものにチューブ式の堰131を吊り上げ装備したものに前記実施形態のような倣い部材および平行リンク方式による連動方式を組み合わせたものである。スカム水排出樋130の前縁には、V字形の堰受け132を固定し、これに乗り掛かるように堰131を配置して内部の押さえロッド133と図示しない止着具により下部を密閉状に固定する一方、堰131の上端は、内部の押さえロッド134と上カバー135とで止着具により取り付け構成し、上カバー135には長手方向2個所に切り欠き136を形成して堰131から一体に突出するチューブ式の上筒137を備えたものである。スカム水排出樋130の両側のフランジ138間には、横架パイプ139を固定し、同パイプ139には、ガイドバー140を結合して前記上筒137から堰131内に通じて上下運動を案内するようにしたものである。また、上カバー135に下端を連結したワイヤ143−Aの一対を横架パイプ139に備えたシーブ141を経由してフランジ138外側のシーブ142を介して外部のウエイト145につないである。143−Bは連動ワイヤで、シーブ144を介してウエイト145につないである。
前記作動ローラーが倣い部材にくるまでは、図15および図16の実線の堰き止め状態にある。この場合、ウエイト145が作用して倣い部材は下がっており、ワイヤ135−A,Bが共に下向きに牽かれている。これにより、堰131は持ち上げられた堰き止め状態にある。一方、作動ローラーにより倣い部材が蹴り上げられると、ワイヤ135−Bが牽き上げられるとともにワイヤ135−Aが緩み、それまで引き上げられていた堰131は図16の仮想線のように撓み変形して潰された状態となってスカム誘引状態となる。作動ローラーが倣い部材を通過すると、ウエイト145が作用して元の堰き止め状態となる。
図17の実施形態は、池底駆動方式のスカム除去装置における復帰用のウエイト147の配備方式の一例を示す。池底をチェーン148により駆動されるフライト149に作動ローラー150を付し、これに対して、定点回転軸151回りに片持張り出し状に倣い部材152を備え、同倣い部材152に同調回転する連動アーム153に縦長状のウエイト149を介してワイヤ154を連結し、同ワイヤ154をシーブ155を介してチューブ式の堰156の吊り上げたものである。堰はチューブ方式に限定されず前記各実施形態のいずれの方式でもよい。尚、図17において、堰156の長手方向は紙面に直交する方向であるが、便宜のため図の向きにしてある。
図18の実施形態は、平行リンク158に倣い部材159を設けこれに連動アーム160を備えるとともに、同アーム160上にウエイト161を介してワイヤ162を設けたものである。
図19から図21の実施形態は、フライト164に作動ローラー165を備える一方、スカム水排出樋166にウエイト167付きの堰168を備え、樋166上に転換シーブ169を備えたもので、特に、倣い部材である作動レバー170を第1レバー軸171回りに備えて作動ローラー165に対向状にぶら下げ、作動レバー170の上側の連動レバー172にワイヤ173の一端を連結して他端を堰168の堰レバー174に連結してある。連動レバー172と固定側にはマグネット組(保持機構)175を図19のように相離間して対向配置してあるとともに、第1レバー軸171より後方には、第2レバー軸176を備えてその回りに解除用レバー177をぶら下げて連動レバー172との間に解除連動ワイヤ(リンクでもよい)178を連結してある。
図19は作動ローラー165が作動レバー170に未だ接触していないせき止め状態であり、そののち、作動ローラー165が図20の仮想線のように作動レバー170を蹴り上げると、ワイヤ173により堰168が下がってスカムを呑み込むようになると同時に、マグネット組175が吸着してその堰き止め状態を保持する。その状態は作動ローラー165が解除用レバー177に当るまで続き、ローラー165が図21のようにレバー177を蹴り上げることで解除連動ワイヤ178により連動レバー172が牽かれてマグネット組175が離脱する。それと同時に、ワイヤ173により堰168は浮き上がって堰き止め状態に戻される。
図22から図24の実施形態も同じく保持機構と解除機構を備えた浮沈連動機構により堰184を浮沈運動させるもので、この実施形態では特に保持と解除が確実になされるようにしたものである。沈澱池内には、図22の左側から流入してくる汚水による水面7が設定され、この水面7以下には、池幅方向に軸心が向く回転軸3が横架されている。この回転軸3は図22の左側方にもあり、また図22の下方にも2本の軸が設けられている。そして、これらの回転軸3…回りには、一対ずつのスプロケット4が配備され、これらのスプロケット4を介して池幅方向に一対のチェーン5が掛け回されて循環運動自在になっている。これらのチェーン5の外周には、一定間隔をもってフライト6が配備されて循環運動されるようになっている。
沈澱池内には、前記回転軸3より下流側(図22の右側)に角型のスカム水排出樋(トラフ)8が水面7を境にして設けられている。このスカム水排出樋8の前側には、堰軸回りに上下する堰184が樋8内に斜めに向けて取り付けられてその上端の堰部が水面7より上に突き出す堰き止め状態と水面7より下がったスカム誘引状態とに切り換えられるようになっている。堰184には、持ち上がって復帰するように付勢するウエイト11が設けられている。また、堰184の上端には、レバー12が突設されている。さらに、スカム水排出樋8の後部には、転換シーブ183が設けられている。フライト6の一端には、作動ローラー192が回転自在な状態でフライト6から突出するように取り付けられている。この作動ローラー192は、水面7のレベル付近を水平に移動する
前記浮沈連動機構の保持機構および解除機構は、作動ローラー192に先に当たって蹴り上げられるように支点周りに回転自在に設けられた作動レバー180と、同作動レバー180よりも作動ローラー192に後で当たって蹴り上げられるように支点周りに回転自在に設けられた解除用レバー189と、先端に係合ローラー185を備え前記作動レバー180と同時に回転可能に設けられた連動レバー181と、支点186周りに回転自在に設けられ前記係合ローラー185が係脱可能な係合溝188を備える保持片187と、前記連動レバー181と堰184との間をつなぐものであって前記作動レバー180の蹴り上げに伴う連動レバー181の回転運動を引張運動に変えて堰を沈み状態に連動させる一方引張を緩めることで堰184を浮き状態に連動させるワイヤ182と、前記解除用レバー189と保持片187との間をつなぐものであって解除用レバー189の作動ローラー180による蹴り上げを保持片187に伝えて前記係合溝188から係合ローラー185を外し連動レバー181を介して前記ワイヤ182の引張状態を解除して堰184を浮き状態とさせる解除連動ワイヤ190とを備えることを特徴とする。191はストッパである
図22の堰き止め状態から作動ローラー192が作動レバー180を蹴り上げられると、それと同時に回転する連動レバー181によりワイヤ182が引っ張られることでウエイト11で持ち上げられた状態の堰184が下がり、スカム誘引状態になる。連動レバー181の先端に付けられた係合ローラー185は保持片187を持ち上げたのち係合溝188に嵌まり込む。この嵌まり込みによりウエイト11により堰184が浮き上がろうとしても連動レバー181を介してワイヤ182が引張状態を維持するのでスカム誘引状態を保持することになる。図23のように作動ローラー192が作動レバー180を越えて進行してもその状態は保持される。作動レバー180が図24のように解除用レバー189に達してそれを蹴り上げると、解除連動ワイヤ190を介して保持片187を持ち上げることで係合溝188が持ち上がり、それにより係合ローラー185が溝188から外れることで係合ローラー185および連動レバー181は自由な状態になるが、ウエイト11が作用するので堰184は持ち上がって図24のような堰き止め状態に戻される
図25から図28に示す実施形態は、フライト194に作動ローラー195を付してその進行に伴ってスカム水排出樋196の堰197を浮沈制御する他の実施形態で、堰197はウエイト198で浮上復帰するとともにその上端から突出するレバー199の上端にローラー200を備えるものになっている。スカム水排出樋196の後上端には後部シーブ202が固定され、これに対向する前方位置にも前部シーブ203が設けられ、これらの間にはワイヤ(あるいはプレートチェーン、リンクチェーン、タイミングベルトなど)204が掛け渡されている。
前方には、第1支点205を介して作動レバー206が垂下され、その上部の連動レバー207は、ワイヤ204の上回りの前方に配備した第1突起Pに上下・揺動可能な形で係合している。作動レバー206は作動ローラー195に対向する。第1支点205の後方には第2支点208が設けられ、これを介して復帰用作動レバー209が作動ローラー195に対向可能に垂下されるとともに、上部の復帰用連動レバー210がワイヤ204の第2突起Sに係合している。そして、ワイヤ204の後方のローラー200手前位置には、前後が斜面でその間が凹みになったカム板213が取り付けられている。このカム板213が進退する間に対応する固定側に板受け214が設けられている。
図26は作動ローラー195が作用せず堰197が浮上して堰き止め状態にある場合を示している。作動ローラー195が図26のように作動レバー206を蹴り上げるとその上部の連動レバー207が第1突起Pを介してワイヤ204を左回りに駆動させ、それとともに下回りのカム板213は逆の右方向に移動してローラー200を介して堰197を大きく押し下げるようになる。図27のように作動ローラー195が作動レバー206を一杯まで蹴ると、ローラー200はカム板213の凹み内に嵌まり込み、堰197は少し浮き上がってスカムを呑み込む。作動ローラー195が作動レバー206を越えて次の復帰用作動レバー209に辿り付くまでは長くその間堰197はスカム誘引状態に保持される。作動ローラー195が図28のように復帰用作動レバー209にあたるとワイヤ204は逆回りに周回することになり、これにより、カム板213が左方向に戻るので、ローラー200を介して堰197はウエイト198で浮上復帰することになる。
図29ないし図31の実施形態は、スカム水排出樋216にウエイト217付きの堰218を備え、堰218にレバー219とローラー220を備えるとともに、スカム水排出樋216の後部上に後部シーブ221を備えてワイヤ222を掛け渡したものであって、特に、スカム水排出樋216上に後部架台223をまた側壁から前部架台224を突設してワイヤ222を囲うようにローラーガイド225を固定し、同ガイド225に添って進退するようにワイヤ222間に取り付けたカム板226をローラー227…で案内するようにしてある。カム板226は、凹み228と係合溝229を備えるものでなる。
尚、ローラーガイド225は、前部架台224に代えて図29の仮想線のようにスカム水排出樋216の側フランジ230から突設した側ブラケット231を利用した固定方法にしてもよい。この側ブラケット231の1個あるいは複数個のみでローラーガイド225を固定することもできる。また、堰218は、三角形をした中空状の先端部分を有し浮力を発生するようになっているが、これに限定されない。
図29および図30の左側には、図25に示すと同様なレバー機構が構成されており、これらの図では、堰218が水面より浮き出した堰き止め状態にある。そして、図26のように作動ローラー195が連動レバー207を蹴ることで図30のワイヤ222の下回りが右の方向に駆動されることで、カム板226も右方向に移動して堰218を大きく押し下げてのち、ローラー220が凹み228内に入り込むようになることで、堰218は少し持ち上がりつつもスカム誘引力を強める状態となる。さらにカム板226がローラー227により円滑にかつ水平に安定移動すると、図31に示すようにローラー220が係合溝229内に軽度にロックされるように嵌まり込むようになる。これがスカム誘引状態での保持状態である。この保持状態は、図28におけるように作動ローラー195が復帰用作動レバー209に当るまで長く継続される。図28のように作動ローラー195が復帰用作動レバー209を蹴るようになると、図31のワイヤ222およびカム板226は左方向に戻されようになり、そうなるとローラー220がカム板226から外れてウエイト217の作用で堰218は持ち上げられて堰き止め状態に戻される。尚、凹み228と係合溝229とは1つにまとめてもよい。
図32の実施形態は、図25や図30のような装置において、作動ローラーにより応動しワイヤ233を戻し駆動させるための復帰用作動・連動レバー234,235の作動タイミングを事後調節できるようにした装置を示す。
236は調節受け具で、四角筒状のもので側壁に水平状に固定されている。この受け具236自体を水平方向に進退移動調節可能にしてもよい。同受け具236の中には、レバー234,235の軸236を取り付けたスライダ237が水平方向に進退自在に設けられ、その後部にはボルト238が螺合するネジ孔239が形成されている。そして、ボルト238は、固定スリーブ240に進退できない状態で回転自在に支持されるとともに池上からの操作レバー241の往復操作によりラチェット装置242を介して逐次いずれかの方向に回転駆動されるようになっている。これにより、スライダ237は池上からの操作で矢印のように前後いずれにも進退調節可能であり、その結果、事後において作動レバー234が作動ローラーに当たるタイミングを変更することができるようになる。なお、突起243を備えた調節ピース244を止着具245により移動調節可能にしてもよい。このようにタイミングを調節可能にすることで、スカム誘引時間を長短に変更できる。
図33の実施形態は、定点の回転支点軸248の回りに作動ローラー249に応動する1点支持方式の倣い部材(作動レバー)250を装備したもので、この倣い部材250は、平坦な板状部分bとその前後の湾曲した曲げ板部分a、cとでなって作動ローラー249が進行する方向に下がり傾斜状に設けられている。同倣い部材250の上側は連動レバー251になっていてワイヤ252で堰側と連動関係になっている。
実線は堰き止め状態に対応し、作動ローラー249が部分aにあたることで倣い部材250は持ち上がり始め、部分bに達すると仮想線のように倣い部材250は水平状態になり、そのときワイヤ252により堰は水面以下になってスカム誘引状態になる。作動ローラー249が部分bの底にくると倣い部材250はそれ以上持ち上がらず堰の下降位置が変わらない保持状態となり、これにより、図のように作動ローラー249が長い部分bを通過する間スカム誘引状態が継続される。倣い部材250をウエイト機能のあるものにしてもよい。また、仮想線のように、倣い部材250の上面に持ち上げ時に堰の方向に下がり傾斜した状態を維持するスカム送り面253を設けて倣い部材250の持ち上がりとともに水面のスカムを送りやるようにしてもよい。只、部分aおよびcはスカム送りの支障になることも考えれるので、特に部分aは、スカムの進行に支障のない縦面板状部分a′に形成すればよい。部分cについては、可及的に省略してもよい。
発明の効果
この発明によれば、スカムの呑み込みがより長い時間帯をもって効率的になされるようにしたスカム除去装置を提供することができる。
この発明の一実施形態を示すスカ厶除去装置の平面図。 図1のII−II線断面図。 図1のスカム除去装置の作用を示す側断面図。 倣い部材および連動機構を示す斜視図。 他の実施形態を示す側面図。 倣い部材にスカム送り装置を組み合わせた実施形態を示す斜視図。 図6の側面作用図。 他の実施形態を示す側断模式図。 他の実施形態を示す側断模式図。 他の実施形態を示す側断模式図。 他の実施形態を示す側断模式図。 他の実施形態を示す側断模式図。 他の実施形態を示す側断模式図。 他の実施形態を示す側断模式図。 チューブ式堰を装備した他の実施形態を示す装置正面図。 図15のV−V線断面図。 他の実施形態を示す側断模式図。 他の実施形態を示す側断模式図。 マグネット保持機構とその解除機構を構成した他の実施形態を示す側断模式図。 図19の装置の作用説明図。 図19の装置の作用説明図。 保持片に一時係合させる他の実施形態を示す側断模式図。 図22の作用説明図。 図22の作用説明図。 循環往復駆動方式により保持機構と解除機構を構成した他の実施形態を示す側断模式図。 図25の作用説明図。 図25の作用説明図。 図25の作用説明図。 他の実施形態を示す平面図。 図29の側断面図。 図30の作用を説明する側断面図。 他の実施形態を示す縦断面図。 他の実施形態を示す側面模式図。
符号の説明
1…沈澱池 2…側壁 5…チェーン 6…フライト 7…水面 8…スカム水排出樋 10…堰 13…転換シーブ 15…作動ローラー 16…倣い部材 19…平行リンク 21…固定シャフト 22…回転パイプ 26…連動レバー 27…連動ワイヤ。

Claims (2)

  1. チェーンにより水面から池底を経て循環駆動自在なフライトを備えた矩形沈澱池等の処理池内に、水面を境に浮沈運動自在に取り付けられ浮き上がり方向に付勢された堰を備えたスカム水排出樋を設けて、前記フライトの一端に備えた作動ローラーの水面に添った運動に応動する浮沈連動機構の作動を介して前記堰を浮沈させることで浮き状態において水面のスカムの誘引を堰き止めまた沈み状態においてスカムを誘引可能とするように構成されたスカム除去装置において、前記浮沈連動機構は、堰を沈み状態にロックする保持機構と、同堰のロック状態を解除する解除機構とを備えるものとされ、これら両機構を備えた浮沈連動機構は、作動ローラーに先に当たって蹴り上げられるように支点周りに回転自在に設けられた作動レバーと、同作動レバーよりも作動ローラーに後で当たって蹴り上げられるように支点周りに回転自在に設けられた解除用レバーと、先端に係合ローラーを備え前記作動レバーと同時に回転可能に設けられた連動レバーと、支点周りに回転自在に設けられ前記係合ローラーが係脱可能な係合溝を備える保持片と、前記連動レバーと堰との間をつなぐものであって前記作動レバーの蹴り上げに伴う連動レバーの回転運動を引張運動に変えて堰を沈み状態に連動させる一方引張を緩めることで堰を浮き状態に連動させるワイヤと、前記解除用レバーと保持片との間をつなぐものであって解除用レバーの作動ローラーによる蹴り上げを保持片に伝えて前記係合溝から係合ローラーを外し連動レバーを介して前記ワイヤの引張状態を解除して堰を浮き状態とさせる解除連動ワイヤとを備えることを特徴とするスカム除去装置。
  2. チェーンにより水面から池底を経て循環駆動自在なフライトを備えた矩形沈澱池等の処理池内に、水面を境に浮沈運動自在な堰を備えたスカム排出樋を設けて、前記フライトの一端に備えた作動ローラーの水面に添った運動に応動する浮沈連動機構の作動を介して前記堰を浮沈させることで浮き状態において水面のスカムの誘引を堰き止めまた沈み状態においてスカムを誘引可能とするように構成されたスカム除去装置において、前記浮沈連動機構は、前記作動ローラーが水面に添って運動する側に設けられた前部シーブと、前記スカム排出樋側の上側に設けられた後部シーブと、これら前後のシーブ間の周りに掛けられたワイヤ・プレートチェーン・リンクチェーン・タイミングベルトなどの連動部材と、第1支点周りに回転自在に設けられ同支点から垂下する部分が前記作動ローラーの軌道上に対向する一方同支点から上方へ伸びる部分が前記連動部材の上回りに係合するように設けられた作動レバーと、第1支点よりもスカム排出樋側に設けられた第2支点周りに回転自在に設けられ同支点から垂下する部分が作動ローラーの軌道上に対向する一方上方へ伸びる部分が前記連動部材の下回りに係合するように設けられた復帰用作動レバーと、前記連動部材のスカム排出樋側の下回りに下向きに突出するようにして設けられスカム排出樋側への移動により堰を押し下げ反対方向への移動によりその押し下げを解除可能とするカム板と、堰を浮上復帰可能とするウエイトとを備えていることを特徴とするスカム除去装置。
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