JP4337491B2 - スカム除去装置 - Google Patents
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Description
以下の各実施形態において説明する全ての技術は他の実施形態においても同様に適用されることがある。
図1ないし図4は、この発明の第1の実施形態を示す。この実施形態において、処理池は矩形の沈澱池1であり、左右の側壁2,2間を池幅方向として説明する。
尚、回転パイプ22は、図4に対応する部分のみの短いものでもよい。
連動ワイヤ27は、ロッドやパイプでもよい。
また、図1の仮想線のように、固定シャフト24を前方にも配してもよく、この場合、前後に固定シャフト24があるので、その上に作業台29を載せて作業場を提供できる。
一方、前記実施形態では固定シャフト21と回転パイプ22および固定ブラケット24で構成したが、前後2本の上部軸をブラケットを介して側壁2に固定する方式を採用することもできる。
尚、図4の30はシャフトブラケットで、側壁2に取り付けられて固定シャフト21を固定支持するものである。
また、前記実施形態では、レバー12にはワイヤ27が結ばれていたが、レバー12にシーブ34を備えてワイヤ27を方向転換させるとともに、スカム水排出樋8の内面に備えたアンカーブラケット35にこのワイヤ27の端部を結合してもよい。
さらに、図1の下部に仮想線で示すように、図2に示す倣い部材16からレバー12・ウエイト11に至る一連の連動装置をフライト6の反対側においても構成することができる。このように左右に一対の連動装置を構成する場合、これら装置のうち、連動レバー26からレバー12(ウエイト11を含む)までの装置構成部分については、図1のラインZ上に寄せて配置するとバランス上好ましい。
図6および図7の状態は、倣い部材45が復帰している状態を示し、スカムスクレーパ50は垂直な掻寄可能な状態にある。この状態から倣い部材45が持ち上がると図7のようにローラー51が水平板部55の下側を矢印Bのように通り抜け、それと同時にスカムスクレーパ50はスカムをスカム水排出樋の方向に送り込む。支持バネ46は持ち上がるがそのバネ力で吸収し、水平板部55を越えたところで矢印Cのように持ち上がるようになる。そのあと、倣い部材45が戻されると、ローラー51は水平板部55上に持ち上がるとともに、水平転換片53が水平板部55上にきてスカムスクレーパ50を水平にして非掻寄状態にしながら矢印Dのように戻される。水平転換片53が水平板部55を越えると、実線のようにもとの状態に復帰する。このようにスカムスクレーパ50は、右方向にスカムを掻き寄せる一方、左方向に非掻寄状態で戻る。尚、図7に仮想線で示すように、スプロケット56にはチェーン57が掛けられて循環運動するが、同チェーン57やスプロケット56に付着する藻を除去ブラシ58により除去するようにしてもよい。
沈澱池内には、前記回転軸3より下流側(図22の右側)に角型のスカム水排出樋(トラフ)8が水面7を境にして設けられている。このスカム水排出樋8の前側には、堰軸回りに上下する堰184が樋8内に斜めに向けて取り付けられてその上端の堰部が水面7より上に突き出す堰き止め状態と水面7より下がったスカム誘引状態とに切り換えられるようになっている。堰184には、持ち上がって復帰するように付勢するウエイト11が設けられている。また、堰184の上端には、レバー12が突設されている。さらに、スカム水排出樋8の後部には、転換シーブ183が設けられている。フライト6の一端には、作動ローラー192が回転自在な状態でフライト6から突出するように取り付けられている。この作動ローラー192は、水面7のレベル付近を水平に移動する。
前記浮沈連動機構の保持機構および解除機構は、作動ローラー192に先に当たって蹴り上げられるように支点周りに回転自在に設けられた作動レバー180と、同作動レバー180よりも作動ローラー192に後で当たって蹴り上げられるように支点周りに回転自在に設けられた解除用レバー189と、先端に係合ローラー185を備え前記作動レバー180と同時に回転可能に設けられた連動レバー181と、支点186周りに回転自在に設けられ前記係合ローラー185が係脱可能な係合溝188を備える保持片187と、前記連動レバー181と堰184との間をつなぐものであって前記作動レバー180の蹴り上げに伴う連動レバー181の回転運動を引張運動に変えて堰を沈み状態に連動させる一方引張を緩めることで堰184を浮き状態に連動させるワイヤ182と、前記解除用レバー189と保持片187との間をつなぐものであって解除用レバー189の作動ローラー180による蹴り上げを保持片187に伝えて前記係合溝188から係合ローラー185を外し連動レバー181を介して前記ワイヤ182の引張状態を解除して堰184を浮き状態とさせる解除連動ワイヤ190とを備えることを特徴とする。191はストッパである。
236は調節受け具で、四角筒状のもので側壁に水平状に固定されている。この受け具236自体を水平方向に進退移動調節可能にしてもよい。同受け具236の中には、レバー234,235の軸236を取り付けたスライダ237が水平方向に進退自在に設けられ、その後部にはボルト238が螺合するネジ孔239が形成されている。そして、ボルト238は、固定スリーブ240に進退できない状態で回転自在に支持されるとともに池上からの操作レバー241の往復操作によりラチェット装置242を介して逐次いずれかの方向に回転駆動されるようになっている。これにより、スライダ237は池上からの操作で矢印のように前後いずれにも進退調節可能であり、その結果、事後において作動レバー234が作動ローラーに当たるタイミングを変更することができるようになる。なお、突起243を備えた調節ピース244を止着具245により移動調節可能にしてもよい。このようにタイミングを調節可能にすることで、スカム誘引時間を長短に変更できる。
Claims (2)
- チェーンにより水面から池底を経て循環駆動自在なフライトを備えた矩形沈澱池等の処理池内に、水面を境に浮沈運動自在に取り付けられ浮き上がり方向に付勢された堰を備えたスカム水排出樋を設けて、前記フライトの一端に備えた作動ローラーの水面に添った運動に応動する浮沈連動機構の作動を介して前記堰を浮沈させることで浮き状態において水面のスカムの誘引を堰き止めまた沈み状態においてスカムを誘引可能とするように構成されたスカム除去装置において、前記浮沈連動機構は、堰を沈み状態にロックする保持機構と、同堰のロック状態を解除する解除機構とを備えるものとされ、これら両機構を備えた浮沈連動機構は、作動ローラーに先に当たって蹴り上げられるように支点周りに回転自在に設けられた作動レバーと、同作動レバーよりも作動ローラーに後で当たって蹴り上げられるように支点周りに回転自在に設けられた解除用レバーと、先端に係合ローラーを備え前記作動レバーと同時に回転可能に設けられた連動レバーと、支点周りに回転自在に設けられ前記係合ローラーが係脱可能な係合溝を備える保持片と、前記連動レバーと堰との間をつなぐものであって前記作動レバーの蹴り上げに伴う連動レバーの回転運動を引張運動に変えて堰を沈み状態に連動させる一方引張を緩めることで堰を浮き状態に連動させるワイヤと、前記解除用レバーと保持片との間をつなぐものであって解除用レバーの作動ローラーによる蹴り上げを保持片に伝えて前記係合溝から係合ローラーを外し連動レバーを介して前記ワイヤの引張状態を解除して堰を浮き状態とさせる解除連動ワイヤとを備えることを特徴とするスカム除去装置。
- チェーンにより水面から池底を経て循環駆動自在なフライトを備えた矩形沈澱池等の処理池内に、水面を境に浮沈運動自在な堰を備えたスカム排出樋を設けて、前記フライトの一端に備えた作動ローラーの水面に添った運動に応動する浮沈連動機構の作動を介して前記堰を浮沈させることで浮き状態において水面のスカムの誘引を堰き止めまた沈み状態においてスカムを誘引可能とするように構成されたスカム除去装置において、前記浮沈連動機構は、前記作動ローラーが水面に添って運動する側に設けられた前部シーブと、前記スカム排出樋側の上側に設けられた後部シーブと、これら前後のシーブ間の周りに掛けられたワイヤ・プレートチェーン・リンクチェーン・タイミングベルトなどの連動部材と、第1支点周りに回転自在に設けられ同支点から垂下する部分が前記作動ローラーの軌道上に対向する一方同支点から上方へ伸びる部分が前記連動部材の上回りに係合するように設けられた作動レバーと、第1支点よりもスカム排出樋側に設けられた第2支点周りに回転自在に設けられ同支点から垂下する部分が作動ローラーの軌道上に対向する一方上方へ伸びる部分が前記連動部材の下回りに係合するように設けられた復帰用作動レバーと、前記連動部材のスカム排出樋側の下回りに下向きに突出するようにして設けられスカム排出樋側への移動により堰を押し下げ反対方向への移動によりその押し下げを解除可能とするカム板と、堰を浮上復帰可能とするウエイトとを備えていることを特徴とするスカム除去装置。
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