JP2000157975A - スカム除去装置 - Google Patents

スカム除去装置

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JP2000157975A
JP2000157975A JP10375691A JP37569198A JP2000157975A JP 2000157975 A JP2000157975 A JP 2000157975A JP 10375691 A JP10375691 A JP 10375691A JP 37569198 A JP37569198 A JP 37569198A JP 2000157975 A JP2000157975 A JP 2000157975A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転費用が少なくて済むスカム除去装置を提
供すること。 【解決手段】 沈澱物を掻き寄せるため処理池内におい
て循環駆動自在に装備された汚泥掻寄部材6側の動きに
連動する連動機構と、同連動機構の動きに応動して水面
2のスカムを堰き止めた状態と誘引する状態に交互に切
り換える堰手段14を備えたスカム誘引導出装置10と
を有するスカム除去装置において、前記連動機構は、汚
泥掻寄部材6側の軌道上に臨み汚泥掻寄部材6側により
一定の時間帯軌道外に押し退けられるカム部分33と、
該カム部分33と前記堰手段14側とを連動可能にする
伝達部分34とを有する連動部材32と、少なくとも前
記連動部材32を汚泥掻寄部材6側により上下運動可能
に支持する案内支持手段25,26を備えてなることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、沈砂池、沈澱
池、あるいは曝気槽等の処理池に浮遊するスカムを除去
するためのスカム除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、最初あるいは最終沈澱池の水面
においては、上部に開口を開けたパイプを処理池に回転
自在に横架してその軸心回りに往復回転させることで、
開口が水面以下にくる時に水面のスカムを誘引し、開口
が水面上に戻ることでスカムを堰き止め可能に構成した
パイプスキマーを設置したり、あるいは、他の方式とし
て、処理池の水面上下に樋状のトラフを固定式に横架
し、同トラフの前に堰を浮沈運動可能に備えてその浮上
によりスカムを堰き止め、沈下によりスカムを誘引する
ようにした固定トラフ式のスカム除去装置を構成するこ
ともある。パイプスキマーについても同様であるが、例
えば、前記固定トラフ式のスカム除去装置では、堰を浮
沈運動させるにあたって専用の駆動手段を構成すること
もある一方において、池内で循環運動するフライト(汚
泥掻寄部材)の動力を利用するようにしたものがある。
このフライト利用型のものは、フライトが循環して上回
りにくるのに対応してその軌道にカムを臨ませておき、
同カムにアームを付けて応動するようにしてこのアーム
の動きにより前記堰を浮沈させるようにしている。この
形式では、フライトからの動力を利用するので専用の動
力を要しないことで装置のトラブルが少なくなる等の点
で有利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまでの連
動機構は、堰前方に回転支点を設け、同支点回りに前記
アームの中間を支持し、同アームの前部にカムをまた後
部を堰側に連動可能に連結して構成されている。すなわ
ち、フライトがくるとカムを押し上げてアーム後部が押
し下げられ、これにより、堰が押し下げられるようにな
り、堰は自らの浮上力やウエイトや前記アームの重さ等
の復帰手段によりフライトがカムを通過後に戻されるよ
うに構成されている。こうした方式では、前記アームの
前部が回転中心から片持状に延びているため、余り長く
延ばすことができず、そのことから、同アーム前部に付
されるカムの長さにも限界があり、フライト側との接触
時間も短くなって堰を押し下げておく時間にも限界がで
てくる。その結果、堰を押し下げておく時間が短いと、
多くのスカムを有効に誘引するには堰を度々押し下げる
必要があり、一定量のスカムを誘引・除去するのにフラ
イトからの動力が多く消費されることになり、運転費用
が多くかかるようになる。
【0004】この発明は前記課題を解決するためになさ
れたもので、運転費用が少なくて済むスカム除去装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、沈澱物を掻き寄せるため処
理池内において循環駆動自在に装備された汚泥掻寄部材
側の動きに連動する連動機構と、同連動機構の動きに応
動して水面のスカムを堰き止めた状態と誘引する状態に
交互に切り換える堰手段を備えたスカム誘引導出装置と
を有するスカム除去装置において、前記連動機構は、汚
泥掻寄部材側の軌道上に臨み汚泥掻寄部材側により一定
の時間帯軌道外に押し退けられるカム部分と、該カム部
分と前記堰手段側とを連動可能にする伝達部分とを有す
る連動部材と、少なくとも前記連動部材を汚泥掻寄部材
側により上下運動可能に支持する案内支持手段を備えて
なることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、連動部材は、カム部分と伝達部分とが1本の連続杆
状のものに形成されている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
において、支持する手段は、平行リンクよりなる。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1または2
において、支持する手段は、非平行リンクよりなる。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1から4ま
でのいずれかにおいて、連動部材は、それ自体あるいは
同手段に付された掻寄手段の運動によりスカムをスカム
誘引導出装置の方向に掻き寄せ得るようになっている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施形態を参照し
てこの発明を詳細に説明する。図1ないし図3は、この
発明の一実施形態を示すもので、これらの図の実施形態
は、最初あるいは最終沈澱池についてのもので、1,1
は左右の区成側壁で、同側壁1に直交する方向がこの処
理池の長手方向となっている。この沈澱池内には、各図
における左側から汚水が導入され、水面2上に浮上して
くるものが図示しないスカムである。
【0011】各図における3は中間軸で、同軸3は、こ
の実施形態では後述するスプロケット4と同行回転する
回転式になっているが、固定式であることもある。同軸
3の他、同沈澱池内には駆動軸(上部)、テークアップ
軸(底部)、従動軸(底部)があり、合計4本の軸が回
転軸あるいは固定軸として設けられ、4軸式を構成す
る。
【0012】中間軸3の外周には、軸方向中間を中心に
して対称的にスプロケット4が従動自在に配備され、同
スプロケット4の上回りを通るように左右1対をなすチ
ェーン5が掛けられている。
【0013】左右のチェーン5には、前後に一定の間隔
をおいてフライト(汚泥掻寄部材)6…が配備されてい
るとともに、同フライト6…付のチェーン5は、それが
上回りにきたときに水平に設置されたガイドレール7に
より案内される。このガイドレール7は、前記駆動軸側
のスプロケットから中間軸3側のスプロケット4間に渡
るように設けられている。フライト6…の側端には、そ
の全てでなく1つ置きにブラケット8が装着され、この
ブラケット8を介してフライト6の一側に突き出すよう
にローラー9が遊転自在に装備されている。
【0014】一方、スカム誘引導出装置10は、各側壁
1に挿通固定された四角断面の連通パイプ11と、同パ
イプ11相互間に止着具による接続で横架固定されたト
ラフ(広い意味ではスカム受出樋)12とを備える。ト
ラフ12と連通パイプ11とは相互に連通している。
尚、同トラフ12に代えて開口付の丸パイプを前後に回
転自在にするスキマーパイプ(広い意味ではスカム受出
樋)を横架し、同パイプから回転を連動するレバー等の
部材を突設する方式にしてもよい。また、連通パイプ1
1は、U形の樋状のものにしてもよい。
【0015】トラフ12は、図1に示すように、上方が
開口するとともに前側部である一側部のみを切欠状にし
て水面2よりも低く形成した側方視J字形をなすもの
で、前記切欠状の前側部には、左右両端部に軸受を配備
し、同軸受に回転支持軸13が回転自在に支持された状
態で堰14がトラフ12の向きに斜めに突出するように
して設けられている。堰14は、長円で中空状の断面形
状をしてその両端を側板15で閉止したもので、それ自
体が浮力を発生する浮体になっている。板状の堰であっ
たり、同板状の堰にフロートを付したものであることも
あり、さらにバランサにより浮上可能にしてもよい。
【0016】同堰14とトラフ12との間は、ゴム等の
弾性材料により形成された前部シール16で堰14に回
転を許す形で密閉されている。同シール16に代えて、
トラフ12からゴム板状のものを前方へ突き出し、同ゴ
ム板の前端に堰を付してゴム板の弾性変形により堰が上
下運動しかつシール機能も果たすように構成することも
ある。この場合、前記回転支持軸13は不要である。
【0017】堰14の側板15とトラフ12側との間に
は、側部シール17が前からの水が浸入しないように設
けられている。このシール17は、トラフ12側に装着
されて側板15には摺動するようになっているが逆の関
係にしてもよい。
【0018】堰14は、図1及び図2の状態で35°〜
45°の角度をもってトラフ12内に向けて斜めに起き
上がってその上端が水面2よりも高くなっており、これ
により、水面2上のスカムが堰き止められる。一方、同
堰14は、図3のように、トラフ12内に倒れ込むこと
でその上端が水面2よりも下がり、これにより、水面2
上のスカムが多少の水とともにトラフ12内に誘引され
るようになる。尚、トラフ12の長手方向は、完全に水
平でなく、誘引したスカム及び水を図2の下向きあるい
は逆向きに流れ勝手になるように底面が極微小に傾斜し
ている。
【0019】スカム除去装置は、前記スカム誘引導出装
置10に組み合わされる連動機構20を有する。同機構
20は、図2に示すように、フライト6…の移動する軌
道の一側方に通常空いているスペースを利用して設けら
れている。この連動機構20は、一方の側壁1の前後
(図1の左側が前側とする)に移動調節可能(長孔やば
か孔等による)に固定された2個の取付板21を備え、
同取付板21には水平な固定軸22が突設され、その外
周に回転受筒23がスペーサを兼ねて設けられていると
ともに、固定軸22の先端には、案内支持手段である平
行リンクを構成する前リンク25及び後リンク26が前
後をなして揺動可能に設けられている。尚、前側のリン
ク25は後側のリンク26よりも少し低く設定されてい
る。また、取付板21の前側のもの(後側に設けたり前
後両側に設けてもよい)には、リンク25を戻った位置
で止める下限ストッパ28と上限ストッパ29とが突設
されている。その一方で、前リンク25には、両ストッ
パ28,29に交互に当たるように上向きに当たり片3
0が設けられている。両リンク25,26は、垂直線に
対して30°程度に戻されるようになっているが、その
他の角度、例えば、垂直や15°、45度に戻されるよ
うにしてもよい。
【0020】32は連動部材で、同部材32は、図4に
示すように、sus等の金属又は樹脂その他による四角
パイプでなり、前側がカム部分33で後側が伝達部分3
4になっている。カム部分33は、図1に示すように、
ローラー9の軌道上に対応するようにした水平な杆部を
保持カム部33aとして備え、その前端にはソリの前端
部のように湾曲状に反り上がってローラー9に対向状を
なす押し上げカム部33bを備える。押し上げカム部3
3bは、保持カム部33aに対しL形をなすような垂直
な面を有するものにしてもよい。尚、カム部分33は、
その水平長さを図1のものより長くあるいは短く形成す
ることがある。長くする場合は、前記ガイドレール7と
程同様の長いものにしたり、あるいはその2/3や1/
2等にすることができる。その逆にカム部分33を図1
の半分長さ前後にすることもできる。因みに、図1のカ
ム部分33は、ガイドレール9に対し1/3程度の長さ
になっている。また、カム部分33は、水平に長く形成
してあるが、その長手方向一部を1段階あるいは複数段
階に分けて凹み状に形成して一時的に堰14を少し下げ
るように作動させるように構成することもできる。逆
に、凸部を形成してスカムの誘引量を増大させるように
することもある。更に、凹みと凸部とを組み合わせて配
備することもある。
【0021】保持カム部33aは、常時水平を保ちなが
ら上下する。伝達部分34は、カム部分33と一体に形
成されて、スカム誘引導出装置10へ向けて緩やかに上
がり傾斜している。伝達部分34の基部である上がり傾
斜した根本部分34aは、図3に矢印で示すようにチェ
ーン5がガイドレール9からスプロケット4に乗り上が
る際にローラー9もそれに応じた動きをすることから、
その動きが連動部材32に伝わらないように逆に連動部
材32側である根本部分34aを逃がすように傾斜状に
形成したものである。尚、伝達部分34全体を傾斜形成
してあるが、前記根本部分34aのみを傾斜状に形成
し、他の部分は水平あるいは垂直等の自由な形状を採る
ようにしてもよい。
【0022】伝達部分34のスカム誘引導出装置10側
の端部は、同装置10の上端程度に持ち上がっており、
同端部には、連動カム体36が移動調節可能に取り付け
られている。このカム体36は、下向きに開口するカム
溝36aが形成されており、同溝36aには、一方の側
板15の外側面に突設した軸37の外周の水平なカムロ
ーラー38が連動可能に嵌まり込んでいる。
【0023】図1に示すように、下限ストッパ28に当
たり30が当たることで前リンク25及び後リンク26
は垂直に対して30°程度に傾いて静止しており、それ
とともに、連動部材32は、丁度ローラー9の軌道上に
くる高さに静止している。この状態で堰14は水面2よ
り上側にその上端部が浮上して堰き止め状態になってい
る。尚、この状態でカム部分33は水面2より没してい
る。ローラー9が循環して上回りにきて右向きに移動す
ることで、同ローラー9は先に押し上げカム部33aに
さしかかってこれを押し上げる。その押し上げ作用は、
カム部分33aが湾曲していることで緩やかになされ
る。尚、更に緩やかな動きにするには、湾曲の曲げ半径
を大きくとったり、あるいは傾斜面である場合には角度
を充分に寝せるようにする。
【0024】押し上げカム部33aが持ち上がることで
連動部材32全体が両リンク25,26の案内支持によ
り図3のように平行を保ったまま持ち上がる。この際、
カム溝36aがカムローラー38を押し上げるようにす
るので、側板15を介して堰14は水面2以下に下がる
ようになり、スカムと少しの水がトラフ12内に誘引さ
れるようになる。図3において、連動部材32のスカム
誘引導出装置10側の端部をトラフ12側のフランジに
当たるようにしてストッパとして構成してもよい。図3
においては、少しの隙間を残すようにしてある。
【0025】ローラー9がカム部分33を通り過ぎる
と、連動部材32はその自重により下がり、堰14は浮
上してゆく。この場合の堰14の浮上力を大きく得るた
め、連動部材32にウエイト(移動調節式)を付加して
もよく、また、連動部材32やリンク25,26にバネ
を付加して戻りやすいようにしてもよい。
【0026】尚、連動部材32は、前後を複数に分けて
形成し現場で連結するようにしてもよい。また、カム部
分33のみをリンク25,26で吊り下げ、伝達部分3
4は軸で連動自在に連結してもよい。この場合、伝達部
分34は平行リンクで支持する方式とリンクなしでスカ
ム誘引導出装置10側に一端を連結する方式とがある。
【0027】尚、図3に仮想線で示すように、連動部材
32には、側方からみてのこ歯状のスカム寄せ手段39
を装備し、次第に浮上しながら装置10の向きに動くこ
とでスカムをスカム誘引導出装置10側に押し寄せ、沈
みながら復帰することでスカムの掻き戻しが少なくなる
ように構成することができる。こうしたノコ歯状のスカ
ム寄せ手段は、連動部材32のカム部分33上側あるい
は側面に備えてもよい。連動部材32には、側壁1の面
を擦る手段を付することもある。連動部材32は、池の
左右に配してもよい。尚、連動部材32は、特にカム部
分33は、長手方向に伸縮調節可能にすることができ
る。
【0028】図5は、連動部材32を丸パイプにした実
施形態を示す。また、三角形の長尺物を使用することも
できる。この場合、三角形の一面が底面にくるようにし
たり、頂点が底側にくるようにすることができる。連動
部材32は、他の幾何学形状の断面にすることができる
ことは勿論である。図4及び図5の実施形態では、連動
部材32を左右等に複数本で構成することもある。
【0029】図6は、連動部材32を、そり板41上に
1枚あるいは複数枚の縦リブ42を一体化して構成でき
る。この場合、縦リブ42に通孔43を形成してこれに
リンクを直接連結することができる。
【0030】図7は、縦リブ42に補助板45を付して
リンク25を連結するようにした実施形態を示す。図8
は、連結部材32をアングル材とし、同部材32の適宜
個所に突片47を備えてリンク25を連結した実施形態
を示す。図9は、堰を緩やかに作動させるため押し上げ
カム部33aをできるだけ緩やかな斜面にした実施形態
で、仮想線のように凹み状の湾曲ラインにすることもで
きる。
【0031】図10は、堰14がトラフ12からみて外
向き斜めに突出した実施形態で、側板15の内あるいは
外側面にローラーガイド49を備え、トラフ12側から
ステー50を突設してある。ステー50には、伝達レバ
ー51を支持し、同レバー51の下端のローラー52を
ローラーガイド49内に、またレバー51の上端に連動
部材32の後端のローラー53が常時当たるようになっ
ている。
【0032】連動部材32にローラー9が作用すること
でローラー53を介して伝達レバー51が押され、下端
のローラー52がローラーガイド49内を転動すること
で側板15を前向きに動かし、堰14を沈める。連動部
材32が下がると伝達レバー51の押しが解除されて堰
14は浮上する。尚、堰14の浮上を促す手段を前記の
ように付することがある。尚、仮想線のように、押し上
げカム部33aは垂直な面にすることができる。カム部
分33には凹み54を形成することもできる。側板15
にはローラー55を備え、このローラー55を押し上げ
るように連動部材32の後部を仮想線のように形成する
こともできる。
【0033】図11は、図8のアングル材を逆向きにし
てその一片突部にローラー9が接触するようにした連動
部材32で、その上面のブラケット58を介してリンク
25を連結したり、下側に補助ブラケット59を付すこ
とでリンク25を連結することができる。後者の場合、
アングルに通孔を開けておいてリンク25を動くように
することができる。
【0034】図12は、アングル材をその頂点が上向き
になるようにして連動部材32を構成し、同連動部材3
2からブラケット61を突設してリンク25を連結した
り、アングル材の底面に受板62や長手方向に向く長ロ
ッドを付したりする実施形態を示す。図13は、1枚の
帯長板により連動部材32を形成したもので、同連動部
材32に受筒64を固定し、同受筒64に軸65を通し
てリンク25を連結するようにしたものである。尚、1
枚板であるので、その下端には左右あるいは一側に補助
板66や補助ロッド67を溶接固定あるいは移動調節可
能に装着してもよい。図14は、左右1対の帯長板をス
ペーサ70を介して溶接あるいは止着一体化して連動部
材32を構成したもので、同連動部材32には、高スペ
ーサ71に孔を開けておいてリンクを連結したり、仮想
線のように、連動部材32自体に孔を開けておいて帯長
板間にリンクを挟み込むようにしてリンクを連結するこ
とができるし、帯長板から前記スペーサ70にも孔を開
けておいてリンクを連結するようにすることができる。
【0035】前記実施形態では連動部材32が平行リン
クで水平なまま上下するようになっていたが、図15及
び図16に示すように、長リンク73と短リンク74の
組み合わせにより特殊な軌道で上下するようにしてもよ
い。図15の場合、前方が長リンク73で、図16の場
合、後方が長リンク73になっている。図15の場合、
後下がりの連動部材32として待機し、ローラー9によ
り水平に持ち上げられるものであり、図16の場合、前
下がりの連動部材32として待機し、ローラー9により
水平に持ち上げられるものである。特に、図15の実施
形態の場合、連動部材32上のスカムを右方向へ押しや
る機能をももつ。図16の実施形態の場合もそうした機
能もある。
【0036】図17は、先端が半丸状の押し上げカム部
33aとされた連動部材32であるが、特に、同連動部
材32の上面にノコ歯状のスカム送り片76…を装備し
て堰の連動とともにスカムの送り機能をももたせたもの
である。
【0037】図18は、カム部分33と伝達部分34と
を分離連結式に構成したものである。カム部分33の上
にはスカム送り片78…を装備してもよい。リンク26
を上方に延ばし、これに連結した連結ロッド79を、ト
ラフ12上のアーム80から突設したレバー81に連結
してある。そして、アーム80に連結ロッド82を介し
て堰14に連結したものである。カム部分33がローラ
ー9で持ち上がると連結ロッド79が左に引かれ、連結
ロッド82が下がることで堰14が沈められる。堰14
の浮上は、自らの浮力や連動部材32の重さ等によりな
される。不足の場合、ウエイトやバネ等により復帰がな
されることもある。尚、この実施形態では、レバー81
に連結ロッド79が連結されているが、同ロッド79
は、仮想線のようにローラー9が逆回転により連動部材
32を作動させた場合には、連結ロッド79が右方向に
応動するが、同ロッド79はレバー81の孔に摺動する
ことでレバー81を動かすことはない。
【0038】図19は、図18のスカム送り片78の具
体的な実施形態を示すもので、一方向には送り面78a
が作用するが他方向にはスカムが逃げるようになった上
からみて三角柱のものになっている。
【0039】図20は、堰14上あるいは前記14自体
に水タンク85を備えて給水チューブ86を介して同タ
ンク85に水を供給したり停止したりする水駆動方式の
スカム除去装置についての実施形態で、同装置は、チュ
ーブ86からタンク85に水を供給することで重くなっ
て堰14が沈み、そののち、給水がカットされるととも
にタンク85の孔からの微少の排水により次第に堰14
は軽くなって浮上するという繰り返しにより作動するも
のである。この場合、チューブ86には、従来機械式の
開閉バルブが設けられていたため、これを作動させるの
に作動抵抗が大きく種々の不都合を招いていたのである
が、この実施形態では、図21に示すように、チューブ
86の中間に弾性変形で圧潰及び復元可能な材質のチュ
ーブ式バルブ87を介装し、このバルブ87をバネ付
(バネ無でもよい)クリッパ88で開閉自在にし、更に
そのクリッパ88を連動部材32の強い力で開閉応動さ
せるようにしたものである。クリッパ88は図21にお
いて逆向きにしてもよい。
【0040】図22及び図23は、フライト6の側方域
と側壁1との間が空くことによりそこにスカムが滞留し
がちになり、そのことからこれらのスカムを積極的にス
カム誘引導出装置10の方向へと誘導するようにした実
施形態を示すもので、特に、フライト6の動力を利用し
て連動させるようにしたものである。すなわち、前記側
方域の上方には前後1対のホイール90が水平軸状に設
けられ、これらの間に無端伝動部材91を掛け渡して同
無端伝動部材91の外周にフライト6で同行駆動される
突片92…を複数枚配備したものである。この実施形態
ではホイール90及び無端伝動部材91がタイミングベ
ルト方式のものとされ、突片92…もベルトに一体のも
のあるいは一体のものに別途羽根を装着するタイプにす
ることができるものになっている。しかし、チェーン、
ワイヤロープその他の無端伝動部材を使用してもよい。
尚、突片92…とフライト6…とは互いに干渉しない関
係に配置する必要がある。例えば、仮想線のように、突
片92の先行するものaが中間軸上から外れる時点で後
行するものbが駆動軸上にきているようなタイミングに
すれば干渉はない。その他、突片92…の間隔とフライ
ト6…の間隔とを少しずつずらせる方法でもよい。ま
た、図の左側のホイール90を図示よりも少し高くし次
第にフライト6…間に入り込むようなものにしてもよ
い。尚、突片92…は弾性変形可能なゴム等で形成して
もよい。93はタイトナで、重り94により自動で張力
を維持するようになっている。他の機構でもよい。さら
には、図23に示すように、スカム送り装置は池の左右
に配備してもよい。
【0041】図23には付加的な例が仮想線で示されて
いる。すなわち、ホイール90の一方の回転軸95を池
幅間に横架し、補助軸96も平行に横架して、これらの
間に別のホイール96…を介して無端伝動部材97…を
池幅間にあるようにして走行体たもので、フライト6…
が水面下に潜ったあとで掻き寄せられなくなったスカム
を無端伝動部材97…の突片98…によりスカム誘引導
出装置10の方向に掻き寄せるものになっている。無端
伝動部材97は左右1対になっているが、これを統合し
てもよい。100は壁擦り材である。
【0042】尚、図23に仮想線で示すように、スカム
誘引導出装置10の前側脇にはスカムを堰14の方向に
導くためのガイド板99を配備してもよい。
【0043】図24及び図25は、フライト6の側方域
に溜まりがちなスカムをスカム誘引導出装置10の方向
に掻き寄せるとともにスカム誘引導出装置10をも連動
可能にした実施形態を示す。同実施形態では中間軸3が
スプロケット4とともに回転する形式になっており、そ
れゆえ、中間軸3の両端に駆動ホイール101を装着す
ればそのままで同ホイール101は同行回転可能にな
る。駆動ホイール101は、中間軸3が既設の場合に
は、周方向に分割で合体装着式のものにする。
【0044】この駆動ホイール101の前後に離れた位
置には、1対のホイール102が設けられ、これらの間
にタイミングベルト等の無端伝動部材103を掛け渡し
てある。同無端伝動部材103の外周には前記実施形態
のようにベルトに一体の突片によりあるいは突片に別途
羽根を付す等の方法により突片104…が複数配備され
ている。
【0045】中間軸3は図24において右回りに回転
し、駆動ホイール101を介して無端伝動部材103も
右回りにまた突片104…も右回りに循環運動する。同
突片104…は丁度水面2を境にスカム誘引導出装置1
0の方向に強制駆動されるので、水面2上のスカムは順
次同装置10に誘引導出されるようになる。それととも
に、装置10側のホイール102の回転軸105には、
図24のようなカム106を装着しておき、同カム10
6により上下するアーム107に連結ロッド108を介
して堰104を上下させるようになっている。堰104
には水圧がかかっているので、カム106により堰14
の上下運動は強制的なものになる。尚、回転軸105及
び補助軸109により池幅間掻寄装置110をも連動可
能にしてもよい。堰14は前向きでもよい。
【0046】図26は、中間軸3が固定軸である場合の
例を示し、駆動されるスプロケット4に止着具112に
より合体する同行回転体113を横付け式に一体化す
る。同回転体113は、一端にスプロケット4への装着
盤部114を備え、他端にはホイール部115を一体に
備えるもので、これらの間を胴部116で継いで全体と
して一体のものにしてある。同回転体113は図示しな
いが周方向に半割り合体式であり、後付けも可能になっ
ている。尚、胴部116とホイール部115とは別体で
合体可能にしてもよい。
【0047】図27は、トラフ12の底あるいは前面か
ら前方にステー118を張り出し、これに前記ホイール
119を回転自在に支持したものである。
【0048】図28及び図29は、耐摩耗性や機械的強
度等に優れたアイアンラバー(登録商標名)に高張力ス
チールコードを心線として一体成形してなる歯付ベルト
である伝達部材122を使用して水底走行式の汚泥掻寄
装置123を進退駆動自在に構成したものを示す。尚、
同伝達部材122は、標準ベルトの他に歯断面の大なる
ATベルト(図29の拡大図参照)や平ベルトを選択的
に使用する。
【0049】沈澱池には、その底壁124上に左右1対
のガイドレール125が敷設されており、同ガイドレー
ル125は、その一端が排泥ピット126上に及ぶよう
になっている。ガイドレール125は、図28における
幅より充分広く殆ど池幅未満程度の幅に敷設することが
ある一方、図示より狭い幅で敷設することがある。その
一方で、1本あるいは2本であっても幅狭で1本に近い
モノレール式のガイドレールを池中央に敷設することも
ある。ガイドレールを敷設せずゴムタイヤ等により直走
行する場合もある。
【0050】汚泥掻寄装置123は、走行体128を矩
形枠体として有し、同走行体128に走行輪129…を
備えて進退駆動自在になっている。走行輪129の他
に、走行体128の横振れを防止するローラーや上方へ
の抜け防止するローラー等を併せ装備することもでき
る。走行体128の幅方向中央には架台130が設けら
れ、その上に減速機付モーターである駆動源131が搭
載されている。駆動源131は水中使用型であり、その
出力軸は池幅方向に向いて突出し、その端部にベルトプ
ーリである駆動ホイール132が装着されている。
【0051】駆動ホイール132の前後には、アイドラ
133が押さえ機能をももって配されている。134は
パイプ支柱で、駆動源131から水面上まで延びてお
り、同支柱134内には駆動源131に給電するための
通電コード135が通されている。同コード135は、
水面上方のケーブル136に吊掛けられている。137
はベルトスクレーパである。こうして伝達部材122
は、図29のように駆動ホイール132の上回りからア
イドラ133の下回りにかけて掛けられ、その一端は、
ピット126側に固定され(逆側に固定してもよい)、
他端は池上に張力調節可能に掛けられている。
【0052】伝達部材122のピット側の一端は、ホイ
ール138により回されて固定アンカー139に挟み固
定されている。また、伝達部材122の他端は、ホイー
ル138に回されて池上の別のホイール138にも回さ
れたあと、ハンドル付の回転調節ドラム140に巻き付
けられている。ハンドルを回すことで回転調節ドラム1
40が回され、これによりホイール138…を介して伝
達部材122の張力を何時でも池上において適正に調節
することができる。
【0053】汚泥スクレーパ141は、走行体128の
尾部に備えたヒンジ142により回転自在に取り付けら
れ、同スクレーパ141は、駆動源131に連動して上
下するようにしてもよいが、この実施形態では、駆動系
とは別系で独自に掻寄・非掻寄状態になるように構成さ
れている。すなわち、スクレーパ141は、くの字形で
その底部には左右1対のローラー143が設けられてお
り、左方向である掻寄状態では図29のようになってス
クレーパ141のくの字ふところ部分で汚泥を掻き寄せ
てゆく。スクレーパ141にはガイドレール125に対
応して底部から上向きにスリットが形成されており、ス
クレーパ141がピット126の縁部126aを越える
と、スクレーパ141は図29の逆向きに転回し、ロー
ラー143が底壁124上を走行することで同スクレー
パ141は底壁124より少し上方に浮かんだ状態で右
方向に復帰することで汚泥の掻き戻しはなくなる。尚、
図28のバランサ150は、駆動源134等との重量均
衡をとるとともに補強材としても機能している。また、
伝達部材122はチェーンでもよい。
【0054】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、運転費用が少なくて済むスカム除去装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す側断面図。
【図2】図1の平面図
【図3】図1の作動を説明する側断面図。
【図4】連動部材の横断面図。
【図5】連動部材が丸パイプである他の実施形態を示す
横断面図。
【図6】連動部材の他の実施形態を示す斜視図。
【図7】図6の実施形態の変形例を示す側面図。
【図8】アングル使用の連動部材を示す横断面図。
【図9】押し上げカム部の他の実施形態を示す側面図。
【図10】堰が前突出式のスカム誘引導出装置に対する
実施形態を示す側断面図。
【図11】連動部材がアングル材である他の実施形態を
示す断面図。
【図12】アングル材を連動部材とした他の実施形態を
示す断面図。
【図13】1枚板でなる連動部材を示す正面図。
【図14】1対の帯長板で形成した連動部材を示す斜視
図。
【図15】非平行運動をする連動部材についての一実施
形態を示す模式図。
【図16】非平行運動をする連動部材についての他の実
施形態を示す模式図。
【図17】スカム送り手段の一例を示す模式図。
【図18】カム部分と伝達部分とが分離しかつ逆駆動許
容機構にした例を示す模式図。
【図19】スカム送り手段の具体例を示す斜視図。
【図20】水駆動式スカム誘引導出装置の概要図。
【図21】同水駆動式のバルブについての具体例を示す
斜視図。
【図22】スカム送り手段についての一例を示す側面模
式図。
【図23】図22の平面図。
【図24】スカム送り手段によりスカム誘引導出装置を
連動させるようにした例を図24のA−A線に対応して
示す側面模式図。
【図25】図24の平面図。
【図26】回転軸が固定式の場合の同行回転運動を取る
例を示す半断面図。
【図27】トラフにホイールを支持させた例を示す模式
図。
【図28】タイミングベルト使用による汚泥掻寄装置の
一例を示す平面図。
【図29】同装置の側断面図。
【符号の説明】
2…水面 6…フライト 10…スカム誘引導出装置
14…堰(堰手段)25,26…リンク(案内支持手
段) 32…連動部材 33…カム部分 34…伝達部
分。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沈澱物を掻き寄せるため処理池内におい
    て循環駆動自在に装備された汚泥掻寄部材側の動きに連
    動する連動機構と、同連動機構の動きに応動して水面の
    スカムを堰き止めた状態と誘引する状態に交互に切り換
    える堰手段を備えたスカム誘引導出装置とを有するスカ
    ム除去装置において、前記連動機構は、汚泥掻寄部材側
    の軌道上に臨み汚泥掻寄部材側により一定の時間帯軌道
    外に押し退けられるカム部分と、該カム部分と前記堰手
    段側とを連動可能にする伝達部分とを有する連動部材
    と、少なくとも前記連動部材を汚泥掻寄部材側により上
    下運動可能に支持する案内支持手段を備えてなることを
    特徴とするスカム除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、連動部材は、カム部
    分と伝達部分とが1本の連続杆状のものに形成されてい
    るスカム除去装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、支持する手
    段は、平行リンクよりなるスカム除去装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、支持する手
    段は、非平行リンクよりなるスカム除去装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかにおい
    て、連動部材は、それ自体あるいは同手段に付された掻
    寄手段の運動によりスカムをスカム誘引導出装置の方向
    に掻き寄せ得るようになっているスカム除去装置。
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