JP4336824B2 - オーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、オーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
オーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接に使用する溶接材料としては、従来より共金系の溶接金属が得られるオーステナイト系材料が多用されている。しかし、オーステナイト系材料を使用した場合、溶接金属の引張強度としては480N/mm2 から580N/mm2 程度しか得られない。このため、この共金系の溶接材料は、600N/mm2 以上の高強度のオーステナイト系ステンレス鋼へは使用できなかった。
【0003】
オーステナイト系ステンレス鋼の溶接金属に母材と同じ600N/mm2 以上の引張強度を付与するためには、二相系ステンレス鋼用の溶接材料が必要である。しかしながら、二相系ステンレス鋼用の溶接材料を使用した場合には施工の面で以下の問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
二相系ステンレス鋼用のサブマージアーク溶接材料を使用すると、溶接金属は、母材よりもフェライト量が多い組織となる。このようなフェライトを多く含む溶接金属組成では、溶接時の溶接入熱が大きくなると、溶接後の冷却速度が遅くなり、フェライト組織に非常に硬くて脆いシグマ相が析出し、溶接直後に高温割れが発生したり、曲げ試験において割れが発生し易くなる傾向が見られる。
【0005】
そのため、シグマ相の析出をできるだけ抑制することが、健全な溶接金属を得るために必要となり、その結果、溶接入熱として40kJ/cm以下の小入熱で溶接施工を行うことが必要となる。
【0006】
しかしながら、このような小入熱によるサブマージアーク溶接では、多層多パス溶接が必要になり、サブマージアーク溶接の特徴である大入熱による高能率な施工ができなくなる。特に、両面1パス溶接が可能な12〜25mmの板厚に対しても、図3に示すような多層多パス溶接が必要となることから、能率が著しく低下し、工数の増加を招く。
【0007】
ちなみに、図3に示された施工例では、表側の開先内に6層溶接を行った後、裏側にガウジング加工を行い、その加工部内に4層溶接を行っている。
【0008】
本発明の目的は、引張強度が600N/mm2 以上のオーステナイト系ステンレス鋼の溶接金属に対して、母材と同じ600N/mm2 以上の引張強度を付与でき、且つ、優れた耐高温割れ性及び耐曲げ性を付与できることにより、12〜25mmの板厚に対して両面1パスのサブマージアーク溶接を可能にするオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明者らは、引張強度が600N/mm2 以上のオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接において、ワイヤ及びフラックスの組み合わせを種々変更することにより溶接金属の化学成分を種々変化させ、その化学成分が溶接金属の引張強度及び耐割れ性に及ぼす影響を詳細に調査した。その結果、フェライト量を制限した準二相の成分系が溶接金属の引張強度及び耐割れ性を高次元で満足させることが判明した。
【0010】
また、溶接施工の面では、GMAWの併用によるサブマージアーク溶接での入熱制限や表側と裏側の入熱バランスの重要性が判明した。
【0011】
本発明のオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法は、かかる知見に基づいて開発されたもので、引張強さが600N/mm2 以上のオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法において、溶接金属の化学成分を、重量%でCr:19〜23%、Ni:11〜15%、Mo:1.0〜4.0%、N:0.10〜0.20%、C:0.06%以下、Si:1.00%以下、Mn:0.5〜2.50%、P:0.040%以下、S:0.03%以下を含み、且つフェライト量:3〜20%を満足し、残部が実質的にFeからなる成分組成に制御するものである。
【0013】
本発明のサブマージアーク溶接施工方法によると、溶接金属の引張強度が上昇するにもかかわらず、その耐割れ性が改善される結果、大入熱溶接が可能になり、その結果として、板厚が6〜25mmのオーステナイト系ステンレス鋼板の、サブマージアーク溶接による両面1パス溶接が可能になる。
【0014】
サブマージアーク溶接による両面1パス溶接施工においては、図1(a)に示すように、表側のサブマージアーク溶接(SAW1)を終了し、裏側のガウジング加工を行った後に、ガスシールドアーク溶接法、被覆アーク溶接法、TIG溶接法の少なくとも1種又は2種以上の組合せにより、裏側から1パス又は2パスのGMAWを行い、その上から、裏側のサブマージアーク溶接(SAW2)を行うのが好ましい。
【0015】
或いは、図1(b)に示すように、表側のサブマージアーク溶接(SAW1)の前に、開先内にガスシールドアーク溶接法、被覆アーク溶接法、TIG溶接法の少なくとも1種又は2種以上の組合せにより、表側から1パス又は2パスのGMAW(シーリング溶接)を行い、その上から、表側のサブマージアーク溶接(SAW1)を行うのが好ましい。
【0016】
これらのGMAWを行う場合、その溶接トーチとサブマージアーク溶接トーチを機械的に連結し、GMAWトーチをサブマージアーク溶接トーチに先行させて、両トーチを同時移動させることができ、これによりGMAWを行うことによる能率低下を補うことが可能となる。
【0017】
GMAWは、開先内の必要溶着金属量を補うことにより、サブマージアーク溶接での入熱低減に寄与し、16mm以上の板厚の場合に特に有効である。これに加え、GMAWによるシーリング溶接は、サブマージアーク溶接施工時の溶け落ちを防止し、安定した表側サブマージアーク溶接を行えるようにする。
【0018】
また、両面1パスのサブマージアーク溶接を行う場合の溶接入熱としては、表側を20〜100kJ/cm、裏側を20〜60kJ/cmに管理し、且つ、表側の溶接入熱を裏側の溶接入熱より大とすることが好ましい。その理由は以下のとおりである。
【0019】
表側のサブマージアーク溶接において高温割れを防止するためにフェライト量を3〜20%にコントロールしているが、裏側のサブマージアーク溶接における溶接入熱が大きくなると、裏側溶接時の熱影響により表側のフェライト地にシグマ相の析出が多くなる傾向が見られる。シグマ相が析出すると、溶接金属の延性が損なわれ、割れが発生したり、曲げ試験でクラックが発生することがある。
【0020】
以下に溶接金属中の化学成分の作用及び限定理由を述べる。
【0021】
Cr:19〜23%
Crはフェライト生成元素で、耐食性を改善する特徴を有する。また、金属中にNを固溶するために必要不可欠の元素である。これらの点から19%を以上を必要とする。しかし、多量に添加すると、フェライト量が多くなりすぎ、二相ステンレス鋼の凝固組織となり、溶接入熱が大きいと、次相溶接時、前層に熱影響を与え、ミクロ組織的にフェライト地に極めて脆いシグマ相を析出して、割れなどを発生する危険性が高まる。従って、19〜23%の範囲とした。特に好ましいCr量は20〜22%である。
【0022】
Ni:11〜15%
Niはオーステナイト生成元素で、オーステナイト組織を安定にするために不可欠であり、19〜23%のCr量とバランスさせる量が必要である。この観点から、11〜15%とした。特に好ましいNi量は12〜14%である。
【0023】
Mo:1〜4%
Moはフェライト生成元素で、溶接金属の強度確保に不可欠である。しかし、4%を越える過剰な添加はフェライト量を多くし、シグマ相を析出させ、耐割れ性を低下させる。このため、1〜4%とした。特に好ましいMo量は2〜3%である。
【0024】
N:0.10〜0.20%
Nはオーステナイト生成元素で、溶接金属の強度を向上させる。高強度オーステナイト系ステンレス鋼の溶接金属を得るために不可欠な元素である。しかし、必要以上に添加すると、溶接作業性、特にスラグ剥離性を劣化させると共に、溶接ビード外観にポックマークを発生させる原因になる。そのため、0.10〜0.20%とした。特に好ましいN量は0.12〜0.17%である。
【0025】
C:0.06%以下
Cはオーステナイト生成元素で、引張強度を向上させるが、多くなれば炭化物を多量に析出し、耐食性を低下させる原因になる。従って、0.06%以下とした。特に好ましいC量は0.04%以下である。
【0026】
Si:1.00%以下
Siはフェライト生成元素で、溶融金属の流動性に寄与する。しかし、強度強化元素として添加しているNの固溶度を低下させるために、1.00%以下とした。
【0027】
Mn:0.5〜2.5%
Mnはオーステナイト生成元素で、強度強化元素として添加しているNの固溶度を高めるために必要であるが、過剰添加は溶接金属を脆化させる原因になる。このため、0.5〜2.5%とした。
【0028】
P:0.040%以下
Pは低融点元素で、溶接時の高温割れ感受性を高めるので、少ないほど良好である。しかし、極端に少なくするには経済性が悪化する。そのため、0.040%以下とした。
【0029】
S:0.030%以下
Sも低融点元素で、溶融金属の流動性を良くするが、一方で溶接時の高温割れ感受性を高める。このため、0.030%以下とした。
【0030】
フェライト量:3〜20%
オーステナイト系ステンレス鋼に含まれるフェライト量(%)は、オーステナイト生成元素(Ni、N、C、Mnなど)とフェライト生成元素(Cr、Mo、Siなど)の量的なバランスにより決定される。フェライト量が3%未満では、溶接金属に凝固割れ(高温割れ)が発生する。一方、フェライト量が20%を超えると、次層溶接時の再熱により、前層のフェライト組織に極めて脆いシグマ相が析出し、割れを発生させる危険性が高まる。本発明では、両面1パス溶接の実現のために、従来の高強度オーステナイト系ステンレス鋼の溶接入熱より極めて高い溶接入熱でも高温割れを防止し、且つ前層のシグマ相析出を防止して耐曲げ性を確保することが重要であり、このためにもフェライト量の範囲を厳しく管理することが必要であり、3〜20%の範囲とした。特に好ましいフェライト量は4〜15%である。
【0031】
また、Cr当量(Cr%+Mo%+1.5Si%+0.5Nb%)及びNi当量(Ni%+30C%+0.5Mn%)については、フェライト量を3〜20%にするために、Cr当量:20.0〜28.5%、Ni当量:11.2〜18.1%が好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】
図2に示す板厚が20mmのSUS316L系のオーステナイト系ステンレス鋼板に対して、図1(a)及び(b)に示す施工方法によりサブマージアーク溶接の両面1パス溶接を行った。溶接母材の成分組成を表1に示す。母材の引張強度は600N/cm2 である。
【0033】
また、表2に溶接条件を、図1(a)に示す施工法A及び図1(b)に示す施工法Bについてそれぞれ示す。いずれの施工法でもGMAWは炭酸ガスシールドアーク溶接とした。また、表側のサブマージアーク溶接後のガウジング加工での加工深さは、施工法Aでは9〜10mm、施工法Bでは6〜9mmとした。
【0034】
溶接材料については、SUS316L系のワイヤに種々の組成のフラックスを組み合わせることにより、溶接金属の組成を種々変更した。溶接金属の組成を表3に示す。また、性能試験結果を表4に示す。曲げ試験は全板厚で表曲げ、裏曲げ試験片を採取し、曲げ角度180°の条件で行った。
【0035】
表3及び表4から分かるように、溶接金属の成分組成が本発明範囲を満足することにより、溶接金属の引張強度は母材レベルを満足し、且つ、1パスのGMAWを併用した比較的大入熱の両面1パス溶接であるにもかかわらず、割れは発生しない。従って、1パスのGMAWの併用により、両面1パスのサブマージアーク溶接が可能となる。
【0036】
なお、実施例でGMAWを省略した場合は、溶接金属の化学成分及びフェライト量が本発明の範囲内であっても曲げ試験で割れの発生か認められる場合があった。
【0037】
表3及び表4に示された実施例No.4(板厚20mm)において、表側及び裏側のサブマージアーク溶接における溶接入熱を変化させた。その結果を表5に示す。表5から分かるように、裏側入熱が表側入熱より大きいと、曲げ試験により割れの発生が見られるため、裏側入熱は表側入熱より小さくすることが重要である。また、その裏側入熱としては20〜60kJ/cm、一方、表側入熱としては20〜100kJ/cmが適当である。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】
【発明の効果】
以上に説明した通り、本発明のオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法は、溶接金属の化学成分を、フェライト量を制限した準二相に制御することにより、引張強度が600N/mm2 以上のオーステナイト系ステンレス鋼の溶接金属に対して、母材と同じ600N/mm2 以上の引張強度を付与でき、且つ、優れた耐高温割れ性及び耐曲げ性を付与できることにより、12〜25mmの板厚に対して高能率な両面1パスのサブマージアーク溶接を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明での溶接施工例を示す模式図である。
【図2】母材の形状説明図である。
【図3】従来の溶接施工例を示す模式図である。
Claims (6)
- 引張強さが600N/mm2 以上のオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法において、溶接金属の化学成分を、重量%でCr:19〜23%、Ni:11〜15%、Mo:1.0〜4.0%、N:0.10〜0.20%、C:0.06%以下、Si:1.00%以下、Mn:0.5〜2.50%、P:0.040%以下、S:0.03%以下を含み、且つフェライト量:3〜20%を満足し、残部が実質的にFeからなる成分組成に制御することを特徴とするオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法。
- 板厚が6〜25mmのオーステナイト系ステンレス鋼板を、請求項1に記載のサブマージアーク溶接施工方法によって両面1パス溶接することを特徴とするオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法。
- 前記サブマージアーク溶接施工方法による両面1パス溶接の際に、裏側のガウジング後にガスシールドアーク溶接法、被覆アーク溶接法、TIG溶接法の少なくとも1種又は2種以上の組合せにより1パス又は2パス溶接し、その後、裏側のサブマージアーク溶接を行うことを特徴とする請求項2に記載のオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法。
- 前記両面1パス溶接の際に、表側のサブマージアーク溶接の前に、開先内にガスシールドアーク溶接法、被覆アーク溶接法、TIG溶接法の少なくとも1種又は2種以上の組合せによりシーリング溶接を行い、その後、表側のサブマージアーク溶接を行うことを特徴とする請求項2に記載のオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法。
- ガスシールドアーク溶接法、被覆アーク溶接法、TIG溶接法の少なくとも1種又は2種以上の組合せによる溶接を行う際に、その溶接トーチをサブマージアーク溶接トーチに先行させて、両トーチを同時移動させることを特徴とする請求項3又は4に記載のオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法。
- サブマージアーク溶接の溶接入熱として、表側を20〜100kJ/cm、裏側を20〜60kJ/cmに管理し、且つ、表側の溶接入熱を裏側の溶接入熱より大とすることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のオーステナイト系ステンレス鋼のサブマージアーク溶接施工方法。
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