JP4336472B2 - パッケージの保持用治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のチップ状の電子部品(以下、チップという。)が樹脂封止された樹脂封止済基板を切断することにより電子部品を含む個片からなるパッケージを形成する際及びパッケージを洗浄し又は乾燥させる際に使用される、パッケージの保持用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパッケージの保持用治具について、図4を参照しながら説明する。図4(A),(B),(C)は、従来のパッケージの保持用治具と吸着用治具とを組み合わせて使用して、樹脂封止済基板を切断する工程と、各パッケージを保持する工程と、各パッケージを洗浄・乾燥させる工程とをそれぞれ示す部分断面図である。
図4(A)に示されているように、パッケージの保持用治具であるネスト50は、格子状の側壁51と、外枠52と、側壁51同士及び側壁51と外枠52とに囲まれた空間からなる収容部53と、側壁51及び外枠52の一部からなり壁面が後退している保持壁54と、保持壁54の根元にある棚部55とから構成される。また、吸着用治具であるプラットホーム56は、各パッケージに対応して突出する吸着部57と、吸着部57の上部に設けられた凹部58と、凹部58に設けられた吸引口59とを有する。
【0003】
従来のパッケージの保持用治具、すなわちネスト50は、次のようにして使用される。まず、図4(A)に示すように、ネスト50とプラットホーム56とを組み合わせ、吸引口59を介して樹脂封止済基板60を吸着した後に、ブレード61により樹脂封止済基板60を切断する。
次に、図4(B)に示すように、樹脂封止済基板60をすべてのパッケージ62に切断し終わると、吸着を解除した後にネスト50を上昇させる。このことにより、各パッケージ62は、ネスト50の各収容部53において、棚部55に係止されるとともに、保持壁54によって図の水平方向に大きく移動しないようにして保持される。そして、各パッケージ62を図の垂直方向に大きく移動しないようにして保持するために、ふた63を下降させる。ここで、ふた63のパッケージ押さえ部64がパッケージ62の角部の上方に位置し、ふた63のネスト押さえ部65がネスト50の外枠52の上方に位置するようにして、ふた63を下降させる。また、ふた63には、パッケージ62の中央部上方に開口66が設けられている。
【0004】
次に、図4(C)に示すように、ネスト押さえ部65と外枠52とを圧接させる。これにより、パッケージ62は、角部においてパッケージ押さえ部64から所定の間隙をおいて、図の垂直方向に大きく移動しないように保持される。この状態で、ネスト50を、洗浄槽の中に入れて洗浄液によりパッケージ62を洗浄し、更に乾燥機の中に入れてドライエア等によりパッケージ62を乾燥させる。そして、図中の太い矢印で示すように、洗浄工程では洗浄液が、乾燥工程ではドライエアが、それぞれ、ふた63・パッケージ62間、保持壁54・パッケージ62間、棚部55・パッケージ62間の狭い空間を流動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のパッケージの保持用治具によれば、保持壁54と棚部55とがつながるコーナー部67においては、次のような問題が発生するおそれがある。まず、コーナー部67とパッケージ62との間においては、溜まった洗浄液が流出しにくく、また、ドライエアが流入しにくいので、洗浄・乾燥時間が長くなる。更に、コーナー部67とパッケージ62との間には洗浄の際に異物が残留しやすく、このような異物が後工程での不良を引き起こす。
【0006】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、洗浄・乾燥時間を短縮させるとともに、異物の残留を低減させるパッケージの保持用治具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の技術的課題を解決することを目的として、本発明に係るパッケージの保持用治具は、複数のチップ状の電子部品が樹脂封止された樹脂封止済基板を切断することにより電子部品を含む個片からなるパッケージを形成する際及びパッケージを洗浄し又は乾燥させる際に使用され、パッケージが各々収容され側壁に囲まれた空間からなる格子状の収容部と、側壁の一部からなり壁面が後退しているとともにパッケージを保持する保持壁と、保持壁の根元にあってパッケージが係止される棚部とを有するパッケージの保持用治具であって、保持壁の各々には平面視した中央部において切り欠きが形成され、パッケージが棚部に係止された状態において保持用治具に重ねられて保持用治具を上方から圧接し、かつ、パッケージに相対向する部分において開口を有するふたとともに使用されるとともに、保持用治具がふたによって圧接されている状態においてパッケージは保持用治具との間及びふたとの間にそれぞれ設けられたわずかな間隙において上下前後左右方向に移動できる状態で保持され、パッケージを洗浄する際に使用される洗浄液又は乾燥させる際に使用される気体が、保持されたパッケージの上面、側面、及び下面の各全面において切り欠きの各々を経由して流動することによって保持壁と棚部とがつながる部分であるコーナー部における異物が除去され、隣り合うパッケージ相互間の間隙は樹脂封止済基板が切断される際の切断代(せつだんしろ)に相当することを特徴とする。
【0008】
これによれば、保持用治具に保持された状態でパッケージが洗浄される際に、パッケージの周囲において、洗浄液が切り欠きを経由して速やかに流入し流出する。したがって、洗浄液が充分に流動するので、洗浄効果が向上するとともに洗浄時間が短縮される。また、パッケージの周囲において、乾燥に使用される気体が、切り欠きを経由して速やかに流入し流出する。したがって、気体が充分に流動するので、乾燥時間が短縮される。また、収容部を取り囲む各保持壁同士がつながっている部分以外に切り欠きが設けられるので、保持壁の強度が確保される。また、切断−洗浄−乾燥に至る各工程において連続して使用することができる保持用治具が実現される。
【0009】
また、本発明に係るパッケージの保持用治具は、複数のチップ状の電子部品が樹脂封止された樹脂封止済基板を切断することにより電子部品を含む個片からなるパッケージを形成する際及びパッケージを洗浄し又は乾燥させる際に使用され、パッケージが各々収容され側壁に囲まれた空間からなる格子状の収容部と、側壁の一部からなり壁面が後退しているとともにパッケージを保持する保持壁と、保持壁の根元にあってパッケージが係止される棚部とを有するパッケージの保持用治具であって、保持壁の各々には平面視した収容部の四隅において切り欠きが形成され、パッケージが棚部に係止された状態において保持用治具に重ねられて保持用治具を上方から圧接し、かつ、パッケージに相対向する部分において開口を有するふたとともに使用されるとともに、保持用治具がふたによって圧接されている状態においてパッケージは保持用治具との間及びふたとの間にそれぞれ設けられたわずかな間隙において上下前後左右方向に移動できる状態で保持され、パッケージを洗浄する際に使用される洗浄液又は乾燥させる際に使用される気体が、保持されたパッケージの上面、側面、及び下面の各全面において切り欠きの各々を経由して流動することによって保持壁と棚部とがつながる部分であるコーナー部における異物が除去され、隣り合うパッケージ相互間の間隙は樹脂封止済基板が切断される際の切断代(せつだんしろ)に相当することを特徴とする。
【0010】
これによれば、パッケージを洗浄し又は乾燥させる際に使用される流体が最も流動しにくく、異物が最も残留しやすい部分、すなわち平面視した収容部の四隅において、切り欠きが設けられることになる。したがって、洗浄・乾燥時間の短縮と、残留する異物の低減とを、いっそう効果的に行うことができる。また、切断−洗浄−乾燥に至る各工程において連続して使用することができる保持用治具が実現される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るパッケージの保持用治具を、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明に係るパッケージの保持用治具、すなわちネストが使用される状態を概略的に示す斜視図である。
【0012】
図1に示されるように、切断される対象となる樹脂封止済基板1は、プリント基板やリードフレーム等からなる基板本体2と、封止樹脂3とにより構成されている。基板本体2には、切断位置であるダイシングライン4が仮想的に設けられている。各ダイシングライン4によって囲まれた部分は、切断後に各パッケージになるべきパッケージ領域5である。
【0013】
本発明に係るパッケージの保持用治具、すなわちネスト6は、格子状に設けられた側壁7と、側壁7に囲まれた四辺形の空間であってパッケージ(図示なし)が収容される収容部8とを有する。なお、図1では、図が込み入ってくることからネスト6については一部を省略して、省略した部分については後述する。
【0014】
プラットホーム9は、ネスト6と組み合わせて使用される吸着用治具であり、テーブル10に固定されている。また、プラットホーム9において、吸着部11は、各パッケージを吸着して保持する凸状の部分である。また、凹部12は、吸着部11の上面に設けられた吸着用の空間である。また、吸引口13は、凹部12に設けられ真空ポンプ14につながる吸着用管路の出口である。
【0015】
図1に示されたネスト6の形状を、図1で省略した部分も含めて、図2を参照して説明する。図2(A)は図1のネストの形状を示す部分斜視図,(B)はネストがパッケージを保持する状態を(A)のA−A線に沿って示す部分断面図である。
【0016】
図2(A)に示されるように、ネスト6において、側壁7のうち最も外側にある外枠15には、その外枠15の一部であって壁面が後退している保持壁16が設けられている。同様に、外枠15の内側に設けられた側壁7には、その側壁7の一部であって壁面が後退している保持壁16が設けられている。これらの保持壁16は、図1では省略されている。保持壁16の根元、すなわち側壁7とつながる部分には、棚部17が設けられている。各保持壁16の中央部付近には、切り欠き18が設けられている。図2(B)に示されるように、各パッケージ19は、この棚部17に係止されるとともに、各保持壁16により水平方向に大きく移動しないようにして保持される。
【0017】
本発明に係るパッケージの保持用治具、すなわちネスト6が使用される工程について、図3を参照して説明する。図3(A),(B),(C)は、プラットホームとネストとを組み合わせて使用して、樹脂封止済基板を切断する工程と、各パッケージを保持する工程と、各パッケージを洗浄・乾燥させる工程とをそれぞれ示す部分断面図である。
【0018】
図3において、ブレード20は、樹脂封止済基板1を切断するための回転刃である。ふた21は、ネスト6を覆うとともに各パッケージ19の大きな移動を抑制する部材であって、格子状のリブからなるパッケージ押さえ部22と、外周部におけるリブからなるネスト押さえ部23とを有する。ネスト押さえ部23は、パッケージ押さえ部22よりも下方まで突出するように設けられている。また、ふた21の天井板には、各パッケージ19の中央部上方に相当する部分に開口24が設けられている。また、ネスト6のコーナー部25は、保持壁16と棚部17とがつながる部分である。
【0019】
まず、図3(A)に示すように、ネスト6とプラットホーム9とを組み合わせて、吸引口13を介して樹脂封止済基板1を吸着した後に、ブレード20により樹脂封止済基板1を切断する。
【0020】
次に、図3(B)に示すように、樹脂封止済基板1をすべてのパッケージ19に切断し終わると、吸着を解除した後にネスト6を上昇させる。これにより、各パッケージ19は、ネスト6の各収容部8において、棚部17に係止されるとともに、保持壁16によって図の水平方向に大きく移動しないようにして保持される。そして、ふた21を下降させて、各パッケージ19を図の垂直方向に大きく移動しないようにして保持する。ここで、ふた21のパッケージ押さえ部22がパッケージ19の角部の上方に位置し、ふた21のネスト押さえ部23がネスト6の外枠15の上方に位置するようにして、ふた21を下降させる。
【0021】
次に、図3(C)に示すように、ネスト押さえ部23と外枠15とを圧接させる。これにより、パッケージ19は、角部においてパッケージ押さえ部22から所定の間隙をおいて、図の垂直方向に大きく移動しないように保持される。言い換えれば、パッケージ19は、それぞれ、ネスト6との間、及びふた21との間に設けられたわずかな間隙において移動できる状態で、保持される。
【0022】
この状態のままで、ネスト6を洗浄槽の中に入れて、洗浄液によりパッケージ19を洗浄する。更に、ネスト6を乾燥機の中に入れて、ドライエア等によりパッケージ19を乾燥させる。そして、図中の太い矢印で示すように、洗浄工程では洗浄液が、乾燥工程ではドライエアが、それぞれ切り欠き18を経由して、ふた21・パッケージ19間、保持壁16・パッケージ19間、棚部17・パッケージ19間の狭い空間を流動する。これにより、コーナー部25とパッケージ19との間においても、洗浄液及びドライエアが、それぞれ切り欠き18を経由して流入し、流出する。
【0023】
ここで、本発明に係るパッケージの保持用治具、すなわちネスト6の特徴は、各保持壁16の中央部付近に切り欠き18が設けられていることである。これにより、洗浄工程では洗浄液が、乾燥工程ではドライエアが、それぞれ切り欠き18を経由して、パッケージ19の周囲に流入し、かつ流出しやすくなる。したがって、洗浄・乾燥時間を短縮させることができるとともに、コーナー部25における異物の残留を低減させることができる。
【0024】
なお、上述の説明では、各保持壁16の中央部付近に切り欠き18を設けて、保持壁16の強度を確保している。これに代えて、切り欠き18を、保持壁16同士がつながっている部分に設けることもできる。この場合には、平面視した収容部8において、各辺の中央部付近に保持壁16が設けられるので、保持壁16の強度を充分に保つ必要がある。一方、洗浄水及びドライエアが最も流動しにくく、異物が最も残留しやすい部分、すなわち平面視した収容部8の四隅付近で、切り欠きが設けられることになる。したがって、洗浄・乾燥時間の短縮と、残留する異物の低減とを、いっそう効果的に行うことができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、保持用治具に保持された状態でパッケージが洗浄される場合に、パッケージの周囲で洗浄液が充分に流動するので、洗浄効果が向上するとともに洗浄時間が短縮される。また、パッケージが乾燥される場合に、パッケージの周囲で気体が充分に流動するので、乾燥時間が短縮される。
したがって、本発明は、洗浄・乾燥時間を短縮させるとともに、異物の残留を低減させるパッケージの保持用治具を提供するという、優れた実用的な効果を奏するものである。また、切断−洗浄−乾燥に至る各工程において連続して使用することができる保持用治具が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るパッケージの保持用治具、すなわちネストが使用される状態を概略的に示す斜視図である。
【図2】 (A)は図1のネストの形状を示す部分斜視図,(B)はネストがパッケージを保持する状態を(A)のA−A線に沿って示す部分断面図である。
【図3】 (A),(B),(C)は、プラットホームとネストとを組み合わせて使用して、樹脂封止済基板を切断する工程と、各パッケージを保持する工程と、各パッケージを洗浄・乾燥させる工程とをそれぞれ示す部分断面図である。
【図4】 (A),(B),(C)は、従来のパッケージの保持用治具と吸着用治具とを組み合わせて使用して、樹脂封止済基板を切断する工程と、各パッケージを保持する工程と、各パッケージを洗浄・乾燥させる工程とをそれぞれ示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂封止済基板
2 基板本体
3 封止樹脂
4 ダイシングライン
5 パッケージ領域
6 ネスト(保持用治具)
7 側壁
8 収容部
9 プラットホーム
10 テーブル
11 吸着部
12 凹部
13 吸引口
14 真空ポンプ
15 外枠(側壁)
16 保持壁
17 棚部
18 切り欠き部
19 パッケージ
20 ブレード
21 ふた
22 パッケージ押さえ部
23 ネスト押さえ部
24 開口
25 コーナー部

Claims (2)

  1. 複数のチップ状の電子部品が樹脂封止された樹脂封止済基板を切断することにより前記電子部品を含む個片からなるパッケージを形成する際及び前記パッケージを洗浄し又は乾燥させる際に使用され、前記パッケージが各々収容され側壁に囲まれた空間からなる格子状の収容部と、前記側壁の一部からなり壁面が後退しているとともに前記パッケージを保持する保持壁と、前記保持壁の根元にあって前記パッケージが係止される棚部とを有するパッケージの保持用治具であって、
    前記保持壁の各々には平面視した中央部において切り欠きが形成され、
    前記パッケージが前記棚部に係止された状態において前記保持用治具に重ねられて前記保持用治具を上方から圧接し、かつ、前記パッケージに相対向する部分において開口を有するふたとともに使用されるとともに、
    前記保持用治具が前記ふたによって圧接されている状態において前記パッケージは前記保持用治具との間及び前記ふたとの間にそれぞれ設けられたわずかな間隙において上下前後左右方向に移動できる状態で保持され、
    前記パッケージを洗浄する際に使用される洗浄液又は乾燥させる際に使用される気体が、前記保持されたパッケージの上面、側面、及び下面の各全面において前記切り欠きの各々を経由して流動することによって前記保持壁と前記棚部とがつながる部分であるコーナー部における異物が除去され
    隣り合う前記パッケージ相互間の間隙は前記樹脂封止済基板が切断される際の切断代に相当することを特徴とするパッケージの保持用治具。
  2. 複数のチップ状の電子部品が樹脂封止された樹脂封止済基板を切断することにより前記電子部品を含む個片からなるパッケージを形成する際及び前記パッケージを洗浄し又は乾燥させる際に使用され、前記パッケージが各々収容され側壁に囲まれた空間からなる格子状の収容部と、前記側壁の一部からなり壁面が後退しているとともに前記パッケージを保持する保持壁と、前記保持壁の根元にあって前記パッケージが係止される棚部とを有するパッケージの保持用治具であって、
    前記保持壁の各々には平面視した前記収容部の四隅において切り欠きが形成され、
    前記パッケージが前記棚部に係止された状態において前記保持用治具に重ねられて前記保持用治具を上方から圧接し、かつ、前記パッケージに相対向する部分において開口を有するふたとともに使用されるとともに、
    前記保持用治具が前記ふたによって圧接されている状態において前記パッケージは前記保持用治具との間及び前記ふたとの間にそれぞれ設けられたわずかな間隙において上下前後左右方向に移動できる状態で保持され、
    前記パッケージを洗浄する際に使用される洗浄液又は乾燥させる際に使用される気体が、前記保持されたパッケージの上面、側面、及び下面の各全面において前記切り欠きの各々を経由して流動することによって前記保持壁と前記棚部とがつながる部分であるコーナー部における異物が除去され
    隣り合う前記パッケージ相互間の間隙は前記樹脂封止済基板が切断される際の切断代に相当することを特徴とするパッケージの保持用治具。
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