JP4335762B2 - エアバッグドアの構造 - Google Patents
エアバッグドアの構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4335762B2 JP4335762B2 JP2004223807A JP2004223807A JP4335762B2 JP 4335762 B2 JP4335762 B2 JP 4335762B2 JP 2004223807 A JP2004223807 A JP 2004223807A JP 2004223807 A JP2004223807 A JP 2004223807A JP 4335762 B2 JP4335762 B2 JP 4335762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- airbag
- reinforcing plate
- plate member
- planned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Description
上記構成により、エアバッグが膨張した際に、ヒンジ部の破断を防止して搭乗者の安全を確保し、かつ、開口しやすいエアバッグドアを提供できる。
上記構成により、エアバッグが膨張した際に、開口予定部のヒンジ部が破損したとしても補強板部材の開口部が取り付け部に引っ掛かるので、搭乗者に開口予定部が飛散しないエアバッグドアを提供できる。
上記構成により、補強板部材の第1開口用溝側の端部と反対側の端部が、インストルメントパネルの裏面と接触しないように所定間隔をもって配設されるので、擦れによる異音発生を防止できる。また、補強板部材と開口予定部とを振動溶着によって結合する際、補強板部材の第1開口用溝側の端部と反対側の端部が、インストルメントパネルの裏側と結合するのを防止して、確実に補強板部材の第1開口用溝側の開口予定部と対向する部分の面のみを開口予定部の裏面に結合できる。
上記構成により、補強板部材の第1開口用溝側の端部と反対側の端部が、インストルメントパネルの裏面と接触しないように所定間隔をもって配設されるので、擦れによる異音発生を防止できる。また、補強板部材と開口予定部とを振動溶着によって結合する際、補強板部材の第1開口用溝側の端部と反対側の端部が、インストルメントパネルの裏側と結合するのを防止して、確実に補強板部材の第1開口用溝側の開口予定部と対向する部分の面のみを開口予定部の裏面に結合できる。
上記構成により、インストルメントパネルと枠体との接合強度を向上させることができ、より安全なエアバッグドアとすることができる。
上記構成により、取り付け部とストッパーとの接合強度を向上させることができ、より安全なエアバッグドアとすることができる。
自動車が衝突する等の衝撃を受け、エアバッグ2が作動して膨張すると、エアバッグ2がカバー3から膨出し、開口予定部5に接合されている補強板部材6a、6bの裏面に到達する(図6(a)参照)。その後、開口予定部5は、エアバッグ2の押圧力により開口用溝5a、5b、5cが割れ、補強板部材6a、6bとともに両開き状態となる(図6(b)参照。なお、開口用溝5b、5cは図示していない。)。このとき、補強板部材6a、6bの開口予定部5側と反対側の端部は、インストルメントパネル4に接合されていないので、ヒンジ溝5d、5eは抵抗が少なくなり、ヒンジ溝5d、5eは、ヒンジとしての機能を十分に発揮することになる。なお、図4(a)〜(c)((a)回転動作前、(b)回転動作中、(c)回転動作後)に示すように、開口部6cはリブ9aに接触することがない。図示しないが、開口部6dにおいても同様である。したがって、開口予定部5は、図6(c)の状態まで、ヒンジ溝5d、5eを中心としてスムーズに回転運動をしながら両開き状態となる。そして、補強板部材6a、6bは、図6(c)の状態まで移動すると、ストッパー7a、7bによってその移動を停止させられる。その後、さらに膨張したエアバッグ2の押圧力により、補強板部材6a、6bのヒンジ溝5d、5e近傍部分が折り曲げられていく(図6(d)参照)。そして、開口予定部5から飛び出したエアバッグ2は最大限の大きさまで膨張を続け、インストルメントパネル4に乗員の頭等が衝突するのを防止する。
2、74 エアバッグ
3 エアバッグモジュールカバー
4 インストルメントパネル
5 開口予定部
5a (第1)開口用溝
5b、5c 開口用溝
5d、5e、76 ヒンジ溝
6、71 インストルメントパネル
6a、6b、73 補強板部材
6c、6d、7g、7h 開口部
7 枠体
7a、7b ストッパー
7e、7f 孔
7c、7d 取り付け部
8 角部材
9a リブ
10 エアバッグ装置
75 ヒンジ部
Claims (6)
- エアバッグを膨出させるために形成された開口用溝及び開口した際にヒンジ部となるように形成されたヒンジ溝を有し、前記開口用溝の1つである第1開口用溝と前記ヒンジ溝とが対向するようにインストルメントパネルに形成された開口予定部と、
前記開口予定部を補強するために前記開口予定部の裏面に沿って設けられ、前記開口予定部とともに開口自在な補強板部材と、
前記開口予定部の裏面の周囲部において密着される枠体とを備えるエアバッグドアの構造であって、
前記補強板部材が、前記開口予定部の裏面とのみ接合されたものであって、前記第1開口用溝から前記ヒンジ溝方向に延設され、
前記枠体が、エアバッグの膨出によって前記開口予定部とともに前記補強板部材が開口した際、一定以上開口するのを抑制できるように、前記補強板部材の前記開口予定部側と反対側の端部の移動を係止するストッパーを有するエアバッグドアの構造。 - 前記補強板部材が前記第1開口用溝側の端部と反対側の端部に沿って設けられた開口部をさらに有し、かつ、前記枠体が前記ストッパーの前記枠体外側に前記枠体と前記インストルメントパネルとを前記開口部を介して接合する取り付け部をさらに備えた請求項1に記載のエアバッグドアの構造。
- 前記補強板部材の前記第1開口用溝側の端部と反対側の端部が前記インストルメントパネルの裏側との間に所定間隔の隙間を有するように、前記補強板部材の断面が階段形状に形成されたものである請求項1又は2に記載のエアバッグドアの構造。
- 前記補強板部材の前記開口予定部の裏面に対向する部分の面が、所定厚みを有する部材を介して前記開口予定部に接合されている請求項1〜3のいずれかに記載のエアバッグドアの構造。
- 前記枠体の前記取り付け部に孔が設けられ、かつ、前記孔の位置と合致するようにインストルメントパネルの裏面に凸部が設けられてなり、前記孔に前記凸部を挿入し、加熱、振動、又は超音波のうち少なくとも1つの方法でカシメ加工を行って、前記インストルメントパネルと前記枠体とが接合された請求項1〜4のいずれかに記載のエアバッグドアの構造。
- 前記枠体の前記取り付け部と前記ストッパーとに接合されるリブをさらに備えた請求項2〜5のいずれか記載のエアバッグドアの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004223807A JP4335762B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | エアバッグドアの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004223807A JP4335762B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | エアバッグドアの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006044283A JP2006044283A (ja) | 2006-02-16 |
JP4335762B2 true JP4335762B2 (ja) | 2009-09-30 |
Family
ID=36023362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004223807A Expired - Fee Related JP4335762B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | エアバッグドアの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4335762B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011056966A (ja) * | 2008-04-23 | 2011-03-24 | Autoliv Development Ab | 車両内装品とエアバッグ取付け部材との接合構造 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09109817A (ja) * | 1995-10-19 | 1997-04-28 | Nippon Seiko Kk | エアバッグ装置 |
JP3939898B2 (ja) * | 2000-04-17 | 2007-07-04 | 本田技研工業株式会社 | エアバッグ付きインストルメントパネル |
JP4165159B2 (ja) * | 2002-09-09 | 2008-10-15 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置及びその蓋部材 |
JP4147465B2 (ja) * | 2002-11-14 | 2008-09-10 | 株式会社イノアックコーポレーション | エアバッグドアの支持構造 |
-
2004
- 2004-07-30 JP JP2004223807A patent/JP4335762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006044283A (ja) | 2006-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4838539B2 (ja) | 車両用エアーバック装置 | |
JPH1059107A (ja) | エアバッグドアを有するインストルメントパネル | |
KR101230829B1 (ko) | 조수석 에어백의 도어힌지 구조 | |
JP4446901B2 (ja) | エアバッグ装置のカバー及びエアバッグ装置 | |
JP4751685B2 (ja) | エアバッグドア部付き車両用内装品の組立て方法 | |
JP5611619B2 (ja) | 車両用内装パネル及びエアバッグ装置 | |
JP2006205889A5 (ja) | ||
JP2007076393A (ja) | エアバッグドア部付き車両用内装品 | |
JP4401129B2 (ja) | エアバッグカバー、エアバッグモジュール | |
JP3923004B2 (ja) | エアバッグ装置のカバー体 | |
JP4335762B2 (ja) | エアバッグドアの構造 | |
JP5036652B2 (ja) | 車両のエアバッグ装置のカバー体 | |
JP4379287B2 (ja) | エアバッグ装置のカバー体 | |
JP2006232096A (ja) | エアバッグドア部付き内装品 | |
JP2002220019A (ja) | エアバッグドアの開放構造 | |
JP2007145173A (ja) | エアバッグ装置用ドア枠、内装パネルアッセンブリ及びエアバッグ装置 | |
JP2007091026A (ja) | エアバッグドア部付き車両用内装品 | |
JP4198488B2 (ja) | 車両用エアバッグドア | |
JP2008155849A (ja) | エアバッグ装置のカバー体 | |
JP5182985B2 (ja) | エアバッグ装置のカバー体 | |
JP2004231027A (ja) | エアバッグドア一体型インストルメントパネル | |
JP4174797B2 (ja) | エアバッグ装置付インストルメントパネル | |
JP4762677B2 (ja) | エアバッグ装置のカバー | |
JP4371780B2 (ja) | 表皮付車両用内装パネル | |
JP4610998B2 (ja) | エアバックドア一体型インストルメントパネル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060407 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060407 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060410 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070702 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090618 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090623 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090625 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4335762 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |