JP4335664B2 - 投射型映像表示装置、背面投射型映像表示装置、光学ユニット及びスクリーンユニット - Google Patents

投射型映像表示装置、背面投射型映像表示装置、光学ユニット及びスクリーンユニット Download PDF

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Description

本発明は、光源側からの光を液晶パネル等の映像表示素子に照射し映像信号に応じた光学像を形成して拡大投射する投射型映像表示技術に関する。
本発明に関連した従来技術としては、例えば特許第2800812号明細書(特許文献1)に記載されたものがある。該特許明細書には、カラー画像生成ユニットにおいて、透過型ライトバルブで変調された光を色合成するためのプリズムとして、赤色光(以下、R光という)と青色光(以下、B光という)を反射し、緑色光(以下、G光という)を透過する2種類のダイクロイック面を有する構成のものが記載されている。
特許第2800812号明細書
上記特許明細書記載の従来技術においても、例えば、光源に超高圧水銀ランプ等を用い、紫外線をカットするフィルタを併用した場合には、光路上におけるB光の光量が他の色光に比べて少なくなり、この結果、白の色温度が下がってくすんだ白色となる。一方、G光は光量が多いために明るさは確保されるが、B光との差が増大するために、色合成された光は緑がかった光となり、映像の品位が低下する。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、投射型映像表示技術または背面投射型映像表示技術において、明るさを確保するとともに、白の色温度の低下を抑えて彩度を高くし映像の品位を確保できるようにすることである。
本発明の目的は、かかる課題点を解決し、明るく彩度の高い高画質画面が得られ、偏光板やパネルなどの光学部品の信頼性も確保可能な投射型映像表示技術または背面投射型映像表示技術の提供にある。
上記課題点を解決するために、本発明では、投射型映像表示技術として、映像表示素子で変調されたR光、G光、B光の偏光光のうち、B光の偏光光を、内部の反射膜での反射を含めた透過率が最も高い状態または出射される光量が最も多くなる状態で通すとともに他の色光と色合成する色合成手段を備えた構成とする。また、背面投射型映像表示技術として、上記構成の色合成手段に加え、少なくともB光に対する透過率が75%以上のスクリーンユニットを備えた構成とする。
本発明によれば、投射型映像表示技術または背面投射型映像表示技術において、明るく彩度の高い高画質画面が得られるとともに、偏光板やパネルなどの光学部品の信頼性の確保も可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態につき、図面を用いて説明する。
図1〜図5は、本発明の第1の実施形態の説明図である。図1は、第1の実施形態としての投射型映像表示装置の構成例図、図2は、図1の投射型映像表示装置の色合成手段として用いるダイクロイックプリズムの説明図、図3は、図2のダイクロイックプリズムの透過率特性の説明図、図4は黒体の軌跡を示す図、図5は、光源の発光スペクトル分布例と比視感度特性例を示す図である。本第1の実施形態の投射型映像表示装置では、映像表示素子として透過型の液晶パネルを用いるとする。
図1において、1は光源ユニット、2は照明系の光軸、3は、複数の微小な集光レンズより成り、複数の2次光源を形成して光束断面における照度分布が均一になるようにするための第1のアレイレンズ、4は、同じく複数の微小な集光レンズより成り、該第1のアレイレンズ3の個々のレンズ像を結像するための第2のアレイレンズ、5は、偏光ビームスプリッタと1/2波長位相差板から成り、第2のアレイレンズ4側からの光をP偏光光とS偏光光とに分離後、該両偏光光のうちのP偏光光の偏光方向を回転しS偏光光に揃える偏光変換手段としての偏光変換素子、6は集光用のコンデンサレンズ、7a、7bは、該S偏光光を反射と透過により色分離する分離手段としてのダイクロイックミラーであり、うち7aは、R光(赤色光)を反射しB光(青色光)とG光(緑色光)を透過する赤色光反射用ダイクロイックミラー、7bは、G光を反射しB光を透過する緑色光反射用ダイクロイックミラーである。9a、9bはフィールドレンズ、10a、10b、10cは全反射ミラー、12R、12G、12Bはそれぞれ集光レンズ、14は、赤色光反射用ダイクロイックミラー7aで反射されたR光中の黄色光を反射により除去するトリミングフィルタ、15は、紫外線を除去するUVフィルタ、19Rは映像表示素子としての赤色光用透過型液晶パネル、19Gは同じく緑色光用透過型液晶パネル、19Bは同じく青色光用透過型液晶パネル、18R、18G、18Bは入射側偏光板、20R、20G、20Bは出射側偏光板、25Gは1/2波長位相差板、21は、色合成手段としてのダイクロイックプリズム、22は、ダイクロイックプリズム21からの色合成された光をスクリーン(図示なし)に拡大投射する投射レンズユニットである。赤色光用透過型液晶パネル19R、緑色光用透過型液晶パネル19G、青色光用透過型液晶パネル19Bはそれぞれ、駆動回路(図示なし)により、映像信号に応じて駆動される。ダイクロイックプリズム21は、各色光用透過型液晶パネル19R、19G、19Bで変調されたR光、G光、B光の偏光光のうち、B光の偏光光を、内部の反射膜での反射を含む全体の透過率が最も高くなる状態または出射される光量が最も多くなる状態で通すとともに他の色光と色合成する。上記光源ユニット1から上記投射レンズユニット22までの光学系は、本投射型映像表示装置における光学ユニットを構成する。
上記構成において、上記光源ユニット1から出た光は、第1のアレイレンズ3で複数の2次光源像を形成した後、第2のアレイレンズ4で該複数の2次光源像を結像し、該結像光が、偏光変換素子5内で偏光ビームスプリッタ(図示なし)により白色光のP偏光光とS偏光光とに分離され、同じく偏光変換素子5内で1/2波長位相差板(図示なし)により、該分離されたP偏光光が偏光方向を回転されてS偏光光とされ、上記偏光ビームスプリッタで分離されたS偏光光と併せ、コンデンサレンズ6を経て赤色光反射用ダイクロイックミラー7aに入射される。該赤色光反射用ダイクロイックミラー7aでは、その色分離膜において、白色光のS偏光光のうちR光のS偏光光が反射され、G光+B光のS偏光光が透過される。反射されたR光は、全反射ミラー10aで反射され、トリミングフィルタ14で黄色光成分を除去され、集光レンズ12Rを通って入射側偏光板18Rに入射する。入射側偏光板18Rでは、所定の偏光方向の光が透過されて偏光の純度が上げられる。入射側偏光板18Rを出たR光のS偏光光は、透過型液晶パネル19Rに入射し、該透過型液晶パネル19Rでは映像信号の振幅に応じてTFT電極に印加される電圧が変化し光のねじれ量が変わって偏光軸が動くため、出射側偏光板で吸収される。この結果、光の強度が画素への印加電圧により変調されるため、パネル全体でみた場合には、光学像が形成される。透過型液晶パネル19Rで変調されたR光のS偏光光は、出射側偏光板20Rを通ってダイクロイックプリズム21に入射する。ダイクロイックプリズム21内では、入射したR光のS偏光光は、第1の反射膜50aで反射され、ダイクロイックプリズム21内を透過して出射し、投射レンズユニット22に入る。
一方、赤色光反射用ダイクロイックミラー7aを透過したG光+B光のS偏光光は緑色光反射用ダイクロイックミラー7bに入射する。緑色光反射用ダイクロイックミラー7bでは、その色分離膜において、G光が反射され、B光が透過される。反射されたG光は、集光レンズ12Gを通って入射側偏光板18Gに入射する。入射側偏光板18Gでは、所定の偏光方向の光が透過されて偏光の純度が上げられる。入射側偏光板18Gを出たG光のS偏光光は、透過型液晶パネル19Gに入射し、該透過型液晶パネル19Gでは、映像信号に応じて変調され、光学像を形成する。透過型液晶パネル19Gで変調されたG光のS偏光光は、出射側偏光板20Gを通って1/2波長位相差板25Gに入射する。1/2波長位相差板25Gでは、G光のS偏光光はP偏光光に変換される。1/2波長位相差板25Gから出た該G光のP偏光光は、ダイクロイックプリズム21に入射する。ダイクロイックプリズム21内では、入射したG光のP偏光光は、第1の反射膜50a、第2の反射膜50bを透過して、ダイクロイックプリズム21内を透過して出射し、投射レンズユニット22に入射する。
緑色光反射用ダイクロイックミラー7bを透過したB光のS偏光光は、フィールドレンズ9aを通り、全反射ミラー10bで反射されて光路方向を変更され、フィールドレンズ9b、UVフィルタ15を通って、全反射ミラー10cで反射される。反射されたB光のS偏光光は、集光レンズ12Bを通って入射側偏光板18Bに入射する。入射側偏光板18Bでは、所定の偏光方向の光が透過されて偏光の純度が上げられる。入射側偏光板18Bを出たB光のS偏光光は、透過型液晶パネル19Bに入射し、該透過型液晶パネル19Bでは映像信号に応じて変調され、光学像を形成する。透過型液晶パネル19Bで変調されたB光のS偏光光は、出射側偏光板20Bを通ってダイクロイックプリズム21に入射する。ダイクロイックプリズム21内では、該B光のS偏光光は、第2の反射膜50bで反射され、ダイクロイックプリズム21内を透過して出射し、投射レンズユニット22に入る。ダイクロイックプリズム21内では、上記第1の反射膜50aで反射されたR光のS偏光光と、上記第2の反射膜50bで反射されたB光のS偏光光と、第1の反射膜50a、第2の反射膜50bを透過したG光のP偏光光とが色合成され、白色光として出射される。
上記ダイクロイックプリズム21は、上記B光のS偏光光の透過率を、R光のS偏光光の透過率やG光のP偏光光の透過率よりも高くなるようにし、B光のS偏光光の該ダイクロイックプリズム21からの出射光量が、R光のS偏光光の出射光量や、G光のP偏光光の出射光量よりも多くなるようにしてある。ダイクロイックプリズム21の透過率は、B光のS偏光光の場合は、第2の反射膜50bの反射率とプリズム硝材の透過率との積の関数となり、R光のS偏光光の場合は、第1の反射膜50aの反射率とプリズム硝材の透過率との積の関数となり、また、G光のP偏光光の場合は、第1の反射膜50aの透過率、第2の反射膜50bの透過率とプリズム硝材の透過率との積の関数となる。このため、具体的には、例えば、該ダイクロイックプリズム21内部の上記第2の反射膜50bまたは上記第1の反射膜50aのいずれか一方または両方の反射特性や透過特性を変えることにより、上記第2の反射膜50bにおける上記B光のS偏光光の反射率が、上記第1の反射膜50aにおける上記R光のS偏光光の反射率や、該第1の反射膜50a、該第2の反射膜50bにおける上記G光のP偏光光の透過率よりも高くなるようにして、上記第2の反射膜50bにおける上記B光のS偏光光の反射量が、上記第1の反射膜50aにおける上記R光のS偏光光の反射量や、該第1の反射膜50a、該第2の反射膜50bにおける上記G光のP偏光光の透過量よりも多くなるようにし、B光のS偏光光のダイクロイックプリズム21からの出射光量を他の色光の偏光光の出射光量よりも多くする。
以下、図2〜図5の説明中で用いる上記図1の投射型映像表示装置の構成要素には、図1の場合と同じ符号を付すとする。
図2は、図1の投射型映像表示装置のダイクロイックプリズムの説明図である。
図2において、透過型液晶パネル19Rで変調されたR光のS偏光光Sは、出射側偏光板20Rを通ってダイクロイックプリズム21に入射し、ダイクロイックプリズム21内では、第1の反射膜50aで反射され、ダイクロイックプリズム21内を通って外部に出射される。同様に、透過型液晶パネル19Bで変調されたB光のS偏光光Sは、出射側偏光板20Bを通ってダイクロイックプリズム21に入射し、ダイクロイックプリズム21内では、第2の反射膜50bで反射され、ダイクロイックプリズム21内を通って外部に出射される。また、透過型液晶パネル19Gで変調されたG光のS偏光光は、出射側偏光板20Gを通って1/2波長位相差板25Gに入射し、該1/2波長位相差板25GでP偏光光Pに変換される。1/2波長位相差板25Gから出た該G光のP偏光光Pは、ダイクロイックプリズム21に入射し、ダイクロイックプリズム21内では、第1の反射膜50a、第2の反射膜50bを透過して、ダイクロイックプリズム21内を通って外部に出射される。第1の反射膜50aで反射されたR光のS偏光光S、第2の反射膜50bで反射されたB光のS偏光光S、及び第1の反射膜50a、第2の反射膜50bを透過したG光のP偏光光Pは互いに色合成された状態で該ダイクロイックプリズム21から出射される。本構成においては、B光のS偏光光Sの第2の反射膜50bにおける反射率は、R光のS偏光光Sの第1の反射膜50aにおける反射率、G光のP偏光光Pの第1の反射膜50a、第2の反射膜50bにおける透過率のいずれよりも高くされ、B光のS偏光光Sの出射光量は、R光のS偏光光Sの出射光量、G光のP偏光光Pの出射光量のいずれよりも多くなるようにされている。
図3は、図2のダイクロイックプリズム21における全体の透過率特性の説明図である。(a)、(b)とも、B光の透過率100Bが他の色光の透過率100R、100Gよりも高い基本特性を示すが、うち(a)は、R光の透過率100RがG光の透過率100Gよりも高い場合を示し、(b)は、G光の透過率100G'がR光の透過率100Rよりも高い場合を示す。(a)、(b)いずれの特性においても、B光の透過率100Bが他の色光の透過率よりも高く、ダイクロイックプリズム21からの出射光量を多くすることができるため、白の色温度を上昇させるとともに明るさも向上させる。
図4は、黒体の軌跡を示す図である。
図4において、Aは黒体の軌跡を示す。上記のように、ダイクロイックプリズム21からのB光の出射光量を、G光やR光の出射光量よりも多くすることにより、白の色温度が高くなり、黒体の軌跡A上で動作点が色度座標の原点側に移動し、Y値の小さい鮮やかな白色が再現される。例えばテレビセットなどにおいて12000°Kを超える高い色温度の白を用いるとした場合、ダイクロイックプリズム21を用いることでG光の光量がB光の光量に対して抑えられるため、上記鮮やかな白色が得られると同時に、高コントラスト化が可能となる。
図5は、光源の発光スペクトル分布例と人間の目の比視感度特性を示す図である。(a)は超高圧水銀ランプの場合の発光スペクトル分布例、(b)は比視感度特性である。超高圧水銀ランプの光エネルギーは、(a)に示すように、B光とG光で高く、R光では低い。光路上に、例えば紫外線除去用のUVフィルタ等を設けた場合は、該UVフィルタ等によりB光成分も除去されるため、B光の光量は減少する。一方、人間の目の比視感度は、(b)に示すように、G光に対して高く、B光とR光に対しては低い。従って、色度を向上させ映像の色バランスを確保するためには、B光の光量を増大させることが必要となる。増大にあたっては、偏光板や液晶パネルの温度上昇を抑えるために、該偏光板や該液晶パネルを通った後のB光につき、ダイクロイックプリズム21内を透過する過程で光量を増大させる。
上記本発明の第1の実施形態によれば、偏光板や透過型液晶パネルを通った後のB光につき、ダイクロイックプリズム21内での透過率を上げて光量を増大させる構成のため、偏光板や透過型液晶パネルなどの光学部品の温度上昇を抑え信頼性を確保した状態で、色温度が高く黒体の軌跡Aに近い(=Y値が小さい)鮮やかな白色が得られ、高コントラスト性、高光量化が達成される。
図6は、本発明の第2の実施形態としての投射型映像表示装置の構成例図である。本投射型映像表示装置では、映像表示素子として反射型液晶パネルを用いる。
図6において、1は光源ユニット、2は照明系光路の光軸、3は第1のアレイレンズ、4は第2のアレイレンズ、5は、第2のアレイレンズ4側からの白色光をP偏光光とS偏光光とに分離後、該両偏光光のうち、P偏光光の偏光方向を回転してS偏光光に揃える偏光変換手段としての偏光変換素子、6は集光用のコンデンサレンズ、7c、7dは、S偏光光を反射と透過により色分離する分離手段としてのダイクロイックミラーであり、うち7cは、R光とG光を反射しB光を透過する青色光透過用ダイクロイックミラー、7dは、G光を反射しR光を透過する赤色光透過用ダイクロイックミラーである。9c、9d、9eはフィールドレンズ、10d、10eは全反射ミラー、119Rは、映像表示素子としての赤色光用反射型液晶パネル、119Gは、同じく緑色光用反射型液晶パネル、119Bは、同じく青色光用反射型液晶パネル、130Rは、R光のS偏光光を反射しP偏光光を透過させる偏光ビームスプリッタ(以下、赤色光用PBSという)、130Gは、G光のS偏光光を反射しP偏光光を透過させる偏光ビームスプリッタ(以下、緑色光用PBSという)、130Bは、B光のS偏光光を反射しP偏光光を透過させる偏光ビームスプリッタ(以下、青色光用PBSという)、140Rは、R光の色純度を上げるための赤色光用トリミングフィルタ、140Gは、G光の色純度を上げるための緑色光用トリミングフィルタ、140Bは、B光の色純度を上げるための青色光用トリミングフィルタ、145R、145G及び145Bは集光レンズ、21'は、色合成手段としてのダイクロイックプリズム、125R、125Bはそれぞれ1/2波長位相差板、22'は投射レンズユニットである。赤色光用反射型液晶パネル119R、緑色光用反射型液晶パネル119G、青色光用反射型液晶パネル119Bはそれぞれ、駆動回路(図示なし)により、映像信号に応じて駆動される。ダイクロイックプリズム21'は、各色光用反射型液晶パネル119R、119G、119Bで変調されたR光、G光、B光の偏光光のうち、特にB光の偏光光を、内部の反射膜での反射を含む全体の透過率を最も高くした状態または出射される光量が最も多くなる状態で通すとともに他の色光と色合成する。上記光源ユニット1から上記投射レンズユニット22'までの光学系は、本投射型映像表示装置における光学ユニットを構成する。
上記構成において、上記光源ユニット1から出た光は、第1のアレイレンズ3で複数の2次光源像を形成した後、第2のアレイレンズ4で該複数の2次光源像を結像し、該結像光が、偏光変換素子5内で偏光ビームスプリッタ(図示なし)により白色光のP偏光光とS偏光光とに分離され、同じく偏光変換素子5内で1/2波長位相差板(図示なし)により、該分離されたP偏光光が偏光方向を回転されてS偏光光とされ、上記偏光ビームスプリッタで分離されたS偏光光と併せ、コンデンサレンズ6を経て全反射ミラー10dで反射され、光路方向を変更される。全反射ミラー10dで反射された白色光のS偏光光は、青色光透過用ダイクロイックミラー7cに入射される。該青色光透過用ダイクロイックミラー7cでは、その色分離膜において、白色光のS偏光光のうちB光のS偏光光が透過され、G光+R光のS偏光光が反射される。反射されたG光+R光のS偏光光は、赤色光透過用ダイクロイックミラー7dに入射され、該赤色光透過用ダイクロイックミラー7dではR光のS偏光光が透過され、G光のS偏光光が反射される。透過されたR光のS偏光光は、集光レンズ145R、赤色光用トリミングフィルタ140Rを経て、赤色光用PBS130Rに入射して反射され、赤色光用反射型液晶パネル119Rに照射される。赤色光用反射型液晶パネル119Rでは、照射されたR光のS偏光光は、映像信号に応じて変調されかつP偏光光に変換された状態で光学像を形成し反射方向に出射される。出射されたR光のP偏光光は、赤色光用PBS130Rを透過して1/2波長位相差板125Rに入射し、該1/2波長位相差板125Rで再びS偏光光に変換される。該変換されたS偏光光は、ダイクロイックプリズム21'に入射する。ダイクロイックプリズム21'内では、入射したR光のS偏光光は、第1の反射膜50a'で反射され、該ダイクロイックプリズム21'内を透過して出射し、投射レンズユニット22'に入る。
一方、赤色光透過用ダイクロイックミラー7dで反射されたG光のS偏光光は、集光レンズ145G、緑色光用トリミングフィルタ140Gを経て、緑色光用PBS130Gに入射して反射され、緑光用反射型液晶パネル119Gに照射される。緑色光用反射型液晶パネル119Gでは、照射されたG光のS偏光光は、映像信号に応じて変調されかつP偏光光に変換された状態で光学像を形成し反射方向に出射される。出射されたG光のP偏光光は、緑色光用PBS130Gを透過してダイクロイックプリズム21'に入射する。ダイクロイックプリズム21'内ではG光のP偏光光は、第1の反射膜50a'及び第2の反射膜50b'を透過し、該ダイクロイックプリズム21'内を透過して出射し、投射レンズユニット22'に入る。
また、青色光透過用ダイクロイックミラー7cを透過したB光のS偏光光は、フィールドレンズ9c、9dを通り、全反射ミラー10eで反射されて光路方向を変更され、フィールドレンズ9eを通り、さらに、集光レンズ145B、青色光用トリミングフィルタ140Bを経て、青色光用PBS130Bに入射して反射され、青色光用反射型液晶パネル119Bに照射される。青色光用反射型液晶パネル119Bでは、照射されたB光のS偏光光は、映像信号に応じて変調されかつP偏光光に変換された状態で光学像を形成し反射方向に出射される。出射されたB光のP偏光光は、青色光用PBS130Bを透過して1/2波長位相差板125Bに入射し、該1/2波長位相差板125Bで再びS偏光光に変換される。該変換されたB光のS偏光光は、ダイクロイックプリズム21'に入射する。ダイクロイックプリズム21'内では、第2の反射膜50b'で反射され、該ダイクロイックプリズム21'内を透過して出射し、投射レンズユニット22'に入る。
第1の反射膜50a'で反射された上記R光のS偏光光、第1の反射膜50a'、第2の反射膜50b'を透過した上記G光のP偏光光、及び第2の反射膜50b'で反射された上記B光のS偏光光は互いに色合成された状態で該ダイクロイックプリズム21'から出射され、合成光として投射レンズユニット22'に入る。
上記ダイクロイックプリズム21'は、上記B光のS偏光光の透過率を、R光のS偏光光の透過率やG光のP偏光光の透過率よりも高くなるようにし、B光のS偏光光の該ダイクロイックプリズム21'からの出射光量が、R光のS偏光光の出射光量や、G光のP偏光光の出射光量よりも多くなるようにしてある。該ダイクロイックプリズム21'の透過率は、B光のS偏光光の場合は、第2の反射膜50b'の反射率とプリズム基材としてのプリズム硝材の透過率との積の関数となり、R光のS偏光光の場合は、第1の反射膜50a'の反射率とプリズム硝材の透過率との積の関数となり、また、G光のP偏光光の場合は、第1の反射膜50a'の透過率、第2の反射膜50b'の透過率とプリズム硝材の透過率との積の関数となる。このため、具体的には、例えば、該ダイクロイックプリズム21'内部の上記第2の反射膜50b'または上記第1の反射膜50a'のいずれか一方または両方の反射特性や透過特性を変えることにより、上記第2の反射膜50b'における上記B光のS偏光光の反射率が、上記第1の反射膜50a'における上記R光のS偏光光の反射率や、該第1の反射膜50a'、該第2の反射膜50b'における上記G光のP偏光光の透過率よりも高くなるようにして、上記第2の反射膜50b'における上記B光のS偏光光の反射量が、上記第1の反射膜50a'における上記R光のS偏光光の反射量や、該第1の反射膜50a'、該第2の反射膜50b'における上記G光のP偏光光の透過量よりも多くなるようにし、B光のS偏光光のダイクロイックプリズム21'からの出射光量を、他の色光の偏光光における出射光量よりも多くする。
上記本発明の第2の実施形態によっても、反射型液晶パネルを通った後のB光につき、ダイクロイックプリズム21'内での透過率を上げて光量を増大させる構成としているため、該反射型液晶パネルなどの光学部品の温度上昇を抑え信頼性を確保した状態で、色温度が高く黒体の軌跡A(図4)に近い(=Y値が小さい)鮮やかな白色が得られ、同時に高コントラスト化、高光量化も可能となる。
図7及び図8は、本発明の第3の実施形態の説明図である。図7は、第3の実施形態としての背面投射型映像表示装置の構成例図、図8は、図7の装置に用いるスクリーンユニットの透過率の説明図である。
図7において、31は、映像光を投射レンズユニットから出射する投射型映像表示装置、32はミラー、33は筐体、34はスクリーンユニットである。投射型映像表示装置31としては、例えば、上記第1の実施形態や第2の実施形態のような構成のものを用いる。上記構成において、投射型映像表示装置31から投射された光(R光、G光及びB光の合成光)は、ミラー32で反射され、スクリーンユニット34に照射される。スクリーンユニット34では該照射された光は、該スクリーンユニット34の背面側から表面側に向けて透過され、該表面側に映像を表示する。該スクリーンユニット34は、レンチキュラーレンズ部分とフレネルレンズ部分とを備えて構成され、B光に対する透過率が75%以上の構成とされている。
図8は、上記図7に示すスクリーンユニット34の透過率の説明図である。(a)は上記第3の実施形態に用いるスクリーンユニット34の透過率を示す図、(b)は従来技術によるスクリーンユニットの透過率を示す図である。
図8において、200f、200f'はフレネルレンズの透過率、200r、200r'はレンチキュラーレンズの透過率、200t、200t'は、スクリーンユニットの透過率である。スクリーンユニットの透過率200tは、フレネルレンズの透過率200fとレンチキュラーレンズの透過率200rの積として与えられ、スクリーンユニットの透過率200t'は、フレネルレンズの透過率200f'とレンチキュラーレンズの透過率200r'の積として与えられる。スクリーンユニット34では、(a)に示すように、B光及びG光に対するレンチキュラーレンズの透過率200rが、従来の透過率200r'に比べて大幅に改善(増加)され、スクリーンユニット34としてB光に対する透過率200tが75%以上とされている。投射型映像表示装置31に上記第1の実施形態の構成のものを用いた場合には、ダイクロイックプリズム21内とスクリーンユニット34内とでB光に対する透過率を増大させ該B光の光量を増大させるため、投射型映像表示装置31内の偏光板や透過型液晶パネルの温度上昇を抑え信頼性を確保した状態で、スクリーンユニット34に、コントラストと明るさの確保された映像が表示される。また、投射型映像表示装置31に上記第2の実施形態の構成のものを用いた場合にも、ダイクロイックプリズム21'内とスクリーンユニット34内とでB光に対する透過率を増大させて該B光の光量を増大させるため、投射型映像表示装置31内の反射型液晶パネル等の光学部品の温度上昇を抑え信頼性を確保した状態で、スクリーンユニット34に、コントラストと明るさが確保された映像が表示される。
上記本発明の第3の実施形態によれば、背面投射型映像表示装置において、映像表示素子や偏光板等の光学部品の信頼性を確保した状態で、スクリーンユニット34にコントラストと明るさが確保された映像を表示することができる。
なお、上記実施形態では、映像表示素子として液晶パネルを用いるとしたが、本発明はこれに限定されず、液晶パネル以外のものを用いてもよい。
本発明の第1の実施形態の投射型映像表示装置の構成例図である。 図1の投射型映像表示装置のダイクロイックプリズムの説明図である。 図2のダイクロイックプリズムの透過率特性の説明図である。 黒体の軌跡を示す図である。 光源の発光スペクトル分布例と比視感度特性例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の投射型映像表示装置の構成例図である。 本発明の第3の実施形態の背面投射型映像表示装置の構成例図である。 図7の装置のスクリーンユニットの透過率の説明図である。
符号の説明
1…光源ユニット、
2…光軸、
3…第1のアレイレンズ、
4…第2のアレイレンズ、
5…偏光変換素子、
6…コンデンサレンズ、
7a、7b、7c、7d…ダイクロイックミラー、
9a、9b、9c、9d、9e…フィールドレンズ、
10a、10b、10c、10d、10e…全反射ミラー、
12R、12G、12B、145R、145G、145B…集光レンズ、
14、140R、140G、140B…トリミングフィルタ、
15…UVフィルタ、
18R、18G、18B…入射側偏光板、
19R、19G、19B…透過型液晶パネル、
20R、20G、20B…出射側偏光板、
25G、125R、125B…1/2波長位相差板、
21、21'…ダイクロイックプリズム、
22、22'…投射レンズユニット、
31…投射型映像表示装置、
32…ミラー、
33…筐体、
34…スクリーンユニット、
119R、119G、119B…反射型液晶パネル、
130R、130G、130B…色光用PBS。

Claims (6)

  1. 光源側からの光を偏光変換して映像表示素子に照射し、映像信号に応じて光学像を形成し、色合成して拡大投射する投射型映像表示装置であって、
    光源側からの光の偏光方向を揃え所定の偏光光として出射する偏光変換手段と、
    上記偏光光を、赤、緑、青の各色光に分離する分離手段と、
    上記分離された各色光の偏光光が照射され映像信号に基づき該偏光光を変調する映像表示素子と、
    上記映像表示素子を映像信号に応じて駆動する駆動回路と、
    上記映像表示素子で変調された上記各色光の偏光光のうち青色光の偏光光を、他の色光の偏光光に比べ、内部の反射膜での反射を含む全体の透過率が最も高くなる状態または出射される光量が最も多くなる状態で通し、該各色光の偏光光を互いに色合成する色合成手段と、
    上記色合成された偏光光の光学像を拡大投射する投射レンズユニットと、
    を備えた構成を特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 光源側からの光を偏光変換して映像表示素子に照射し、映像信号に応じて光学像を形成し、色合成して拡大投射する投射型映像表示装置であって、
    光源側からの光の偏光方向を揃えS偏光光として出射する偏光変換手段と、
    上記偏光変換されたS偏光光を、赤、緑、青の各色光に分離する分離手段と、
    上記分離された各色光のS偏光光が照射され該偏光光を映像信号に基づき変調する透過型映像表示素子と、
    上記透過型映像表示素子を映像信号に応じて駆動する駆動回路と、
    上記変調された緑色光のS偏光光をP偏光光に変換して出射する1/2波長板と、
    上記映像表示素子で変調された赤色光のS偏光光を反射し、上記1/2波長板からの緑色光のP偏光光を透過させる第1の反射膜と、上記変調された青色光のS偏光光を反射し、上記1/2波長板からの緑色光のP偏光光を透過させる第2の反射膜とが略直交して形成され、該各色光の偏光光のうち青色光のS偏光光を、他の色光の偏光光に比べ、反射を含む全体の透過率が最も高くなる状態または出射される光量が最も多くなる状態で通し、該各色光の偏光光を互いに色合成する色合成手段と、
    上記色合成された偏光光の光学像を拡大投射する投射レンズユニットと、
    を備えた構成を特徴とする投射型映像表示装置。
  3. 光源側からの光を偏光変換して映像表示素子に照射し、映像信号に応じて光学像を形成し、色合成して拡大投射する投射型映像表示装置であって、
    光源側からの光の偏光方向を揃えS偏光光として出射する偏光変換手段と、
    上記偏光変換されたS偏光光を、赤、緑、青の各色光に分離する分離手段と、
    上記分離された各色光のS偏光光が照射され該偏光光を映像信号に基づき変調しP偏光光として出射する反射型映像表示素子と、
    上記反射型映像表示素子を映像信号に応じて駆動する駆動回路と、
    上記変調された赤色光及び青色光のP偏光光をS偏光光に変換して出射する1/2波長位相差板と、
    上記1/2波長位相差板から出射された赤色光のS偏光光を反射し、上記緑色光のP偏光光を透過させる第1の反射膜と、上記1/2波長位相差板から出射された青色光のS偏光光を反射し、上記緑色光のP偏光光を透過させる第2の反射膜とが略直交して形成され、該各色光の偏光光のうち青色光のS偏光光を、反射を含む透過率が最も高くなる状態または出射される光量が最も多くなる状態で通し、該各色光の偏光光を色合成する色合成手段と、
    上記色合成された偏光光の光学像を拡大投射する投射レンズユニットと、
    を備えた構成を特徴とする投射型映像表示装置。
  4. 光源側からの光を偏光変換して映像表示素子に照射し映像信号に応じて形成した光学像をスクリーンユニットに拡大投射する背面投射型映像表示装置であって、
    光源側からの光の偏光方向を揃え所定の偏光光として出射する偏光変換手段と、
    上記偏光光を、赤、緑、青の各色光に分離する分離手段と、
    上記分離された各色光の偏光光が照射され映像信号に基づき該偏光光を変調する映像表示素子と、
    上記映像表示素子を映像信号に応じて駆動する駆動回路と、
    上記映像表示素子で変調された上記各色光の偏光光のうち青色光の偏光光を、他の色光の偏光光に比べ、内部の反射膜での反射を含む透過率が最も高くなる状態または出射される光量が最も多くなる状態で通し、該各色光の偏光光を色合成する色合成手段と、
    上記色合成された偏光光の光学像を拡大投射する投射レンズユニットと、
    上記投射レンズユニットからの投射光が背面側から照射されて透過し表面側に映像が表示されるスクリーンユニットと、
    を備えた構成を特徴とする背面投射型映像表示装置。
  5. 光源側からの光を偏光変換して映像表示素子に照射し映像信号に応じて形成した光学像をスクリーンユニットに拡大投射する背面投射型映像表示装置であって、
    光源側からの光の偏光方向を揃え所定の偏光光として出射する偏光変換手段と、
    上記偏光光を、赤、緑、青の各色光に分離する分離手段と、
    上記分離された各色光の偏光光が照射され映像信号に基づき該偏光光を変調する映像表示素子と、
    上記映像表示素子を映像信号に応じて駆動する駆動回路と、
    上記映像表示素子で変調された上記各色光の偏光光のうち青色光の偏光光を、他の色光の偏光光に比べ、内部の反射膜での反射を含む透過率が最も高くなる状態または出射される光量が最も多くなる状態で通し、該各色光の偏光光を色合成する色合成手段と、
    上記色合成された偏光光の光学像を拡大投射する投射レンズユニットと、
    上記青色光に対する透過率が75%以上である特性を有し、照射される上記投射レンズユニットからの投射光を背面側から透過して表面側に映像を表示するスクリーンユニットと、
    を備えた構成を特徴とする背面投射型映像表示装置。
  6. 光源側からの光を偏光変換して映像表示素子に照射し、映像信号に応じて光学像を形成して拡大投射する光学ユニットであって、
    光源側からの光の偏光方向を揃え所定の偏光光として出射する偏光変換手段と、
    上記偏光光を、赤、緑、青の各色光に分離する分離手段と、
    上記分離された各色光の偏光光が照射され映像信号に基づき該偏光光を変調する映像表示素子と、
    上記映像表示素子で変調された上記各色光の偏光光のうち青色光の偏光光を、他の色光の偏光光に比べ、内部の反射膜での反射を含む透過率が最も高くなる状態または出射される光量が最も多くなる状態で通し、該各色光の偏光光を互いに色合成する色合成手段と、
    上記色合成された偏光光の光学像を拡大投射する投射レンズユニットと、
    を備えた構成を特徴とする光学ユニット。
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