JP2003140257A - 照明光学系及びカラー画像投射装置 - Google Patents

照明光学系及びカラー画像投射装置

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JP2003140257A
JP2003140257A JP2001338966A JP2001338966A JP2003140257A JP 2003140257 A JP2003140257 A JP 2003140257A JP 2001338966 A JP2001338966 A JP 2001338966A JP 2001338966 A JP2001338966 A JP 2001338966A JP 2003140257 A JP2003140257 A JP 2003140257A
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blue
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Yuuki Nakada
雄己 中田
Kumajirou Sekine
熊二郎 関根
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SEKINOSU KK
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2066Reflectors in illumination beam
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B33/00Colour photography, other than mere exposure or projection of a colour film
    • G03B33/10Simultaneous recording or projection
    • G03B33/12Simultaneous recording or projection using beam-splitting or beam-combining systems, e.g. dichroic mirrors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数及び組立工数を減らし、組み立て作
業性の向上及び製造コストの低減を図る。 【解決手段】 カラー画像投射装置31を、照明光学系
32と投射光学系33とから構成した。照明光学系32
は、赤色、緑色及び青色を含む白色光を出力する光源
と、当該光源からの上記三色の光のうちの赤色と青色を
左右にに反射させて緑色の光を透過させる反射面35
A,35Bを有する分光ブロック35と、分光ブロック
35に当接して設けられ反射面35Aで反射した赤色光
を投射光学系33に反射させダイクロイックミラー36
Aを有する赤色ブロック36と、この赤色ブロック36
と同様のダイクロイックミラー38Aを有する青色ブロ
ック38と、透過した緑色光を投射光学系33に反射さ
せダイクロイックミラー37Aを有する緑色ブロック3
7とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色光を赤色、緑
色及び青色の光に分光する照明光学系及びこの照明光学
系からの各色の光によってカラー画像をスクリーン等へ
投射するカラー画像投射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】白色光を分光して画像素子を通し、その
後1つに合わせてスクリーン等に投射するカラー画像投
射装置は一般に知られている。このようなカラー画像投
射装置の一例を図2に示す。
【0003】カラー画像投射装置1は、光源2と、照明
光学系3と、投射光学系4とから構成されている。
【0004】光源2は、白色光を出すランプ5と、2枚
のインテグレーター6,7と、各インテグレーター6,
7の間に設けられたPS変換素子8とから構成されてい
る。この光源2からP偏光とS偏光に整理された白色光
が出力される。
【0005】照明光学系3は、全反射ミラー11と、第
1ダイクロイックミラー12と、第2ダイクロイックミ
ラー13と、第3ダイクロイックミラー14と、リレー
レンズ15,16,17とから構成されている。これら
各ミラー及びレンズは光路に正確に配置されている。全
反射ミラー11は、光源2からの白色光を第1ダイクロ
イックミラー12側へ全反射させる。第1ダイクロイッ
クミラー12は、赤色の光のみを透過して残りの緑と青
の光を反射させる。第2ダイクロイックミラー13は、
第1ダイクロイックミラー12で反射された緑と青の光
のうち、青色の光のみ透過して残りの緑の光を反射させ
る。第3ダイクロイックミラー14は、第1ダイクロイ
ックミラー12を透過した赤色の光を反射させる。各リ
レーレンズ15,16,17は、各ダイクロイックミラ
ー13,14で分けられた赤色、緑色、青色の光をその
光路を調整して後述の赤ブロック18、緑ブロック1
9、青ブロック20にそれぞれ入射させる。
【0006】投射光学系4は、赤ブロック18と、緑ブ
ロック19と、青ブロック20と、集光ブロック21
と、投射レンズ22とから構成されている。赤ブロック
18は、照明光学系3で分けられた赤色の光を通して赤
色の投射画像を作る。緑ブロック19は、照明光学系3
で分けられた緑色の光を通して緑色の投射画像を作る。
青ブロック20は、照明光学系3で分けられた青色の光
を通して青色の投射画像を作る。集光ブロック21は、
赤ブロック18、緑ブロック19及び青ブロック20で
それぞれ作られた投射画像を合わせて1つにする。投射
レンズ22は、集光ブロック21で合わさった投射画像
をスクリーン等に投射する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
カラー画像投射装置1では、各ミラー11〜14及びレ
ンズ15〜17は個別の部品であり、部品点数が多くな
ってしまう。また、これらの部品を光路上に正確に設置
しなければならないため、組み立て作業が煩雑で、組立
工数も多くなってします。この結果、製造コストが嵩む
という問題点がある。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、部品点数及び組立工数を減らして組み立て作業性
を向上させ、製造コストの低減を図った照明光学系及び
カラー画像投射装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに第1の発明に係る照明光学系は、赤色、緑色及び青
色を含む白色光を出力する光源と、当該光源に面して設
けられた分光ブロックとを有し、上記分光ブロックが少
なくとも、上記光源からの光の光路上に設置され上記三
色の光のうちの一色を反射させて残りの色の光を透過さ
せる第1反射面と、当該第1反射面で反射させた光を所
定方向に反射させて取り出す第1取出し用反射面と、上
記光源からの光の光路上に設置され上記三色の光のうち
の他の一色を反射させて残りの色の光を透過させる第2
反射面と、当該第2反射面で反射させた光を所定方向に
反射させて取り出す第2取出し用反射面とを備えて構成
されたことを特徴とする。
【0010】上記構成により、分光ブロックの第1反射
面では、上記三色の光のうちの一色を反射させて第1取
出し用反射面へ向ける。第1取出し用反射面では第1反
射面からの光を所定方向に反射させて取り出す。第2反
射面では、上記三色の光のうち上記第1反射面で反射さ
せて取り出す光を除く残りの二色のうちの一色の光を反
射させて第2取出し用反射面へ向け、残りの一色の光を
透過させる。第2取出し用反射面では第2反射面からの
光を所定方向に反射させて取り出す。第1及び第2反射
面で反射されずに透過した光は、そのまま所定方向に取
り出したり、第3取出し用反射面を設けて所定方向に取
り出したりする。これにより、白色光から三色の光を分
けて所定方向に取り出す。
【0011】第2の発明の係る照明光学系は、赤色、緑
色及び青色を含む白色光を出力する光源と、当該光源か
らの上記三色の光のうちの一色を所定方向に反射又は透
過させて残りの色の光を透過又は反射させる反射面を少
なくとも有する第1ブロックと、当該第1ブロックに当
接して設けられ上記反射面を透過又は反射した二色の光
のうちの一色を所定方向に反射又は透過させて残りの色
の光を所定方向に透過又は反射させる反射面を少なくと
も有する第2ブロックとを備えて構成されたことを特徴
とする。
【0012】上記構成により、光源から出力した白色光
は、第1ブロックに入力することにより、赤色、緑色及
び青色の三色の光のうちの一色を所定方向に反射又は透
過させて取り出す。残りの光は、第1ブロックに当接し
た第2ブロックに入力する。第2ブロックでは、入力し
た二色の光のうちの一色を所定方向に反射又は透過させ
て取り出し、残りの光は所定方向に透過又は反射させて
取り出す。これにより、3つの光を分離して所定方向に
取り出す。
【0013】上記第2の発明に係る照明光学系において
は、上記第2ブロックに当接して設けられ第2ブロック
の反射面を透過又は反射した光を所定方向に反射させる
反射面を有する第3ブロックを備えることが望ましい。
【0014】上記構成により、光源から出た白色光は、
上記第2の発明と同様に、第1ブロックで三色の光のう
ちの一色を所定方向に取り出し、第2ブロックで二色の
光のうちの一色を所定方向に取り出す。そして残りの光
は、第2ブロックに当接した第3ブロックに入力する。
第3ブロックでは、第2ブロックから入力した光を第3
ブロックの反射面で所定方向に反射させて取り出す。こ
れにより、3つの光を分離して所定方向に取り出す。
【0015】第3の発明の係る照明光学系は、赤色、緑
色及び青色を含む白色光を出力する光源と、この光源か
らの上記三色の光のうちの一色を反射して残りの色の光
を透過する第1反射面と他の一色を反射して残りの色の
光を透過する第2反射面とを同一光路に設けて上記三色
の光を三方向に分光させる分光ブロックと、当該分光ブ
ロックのうち赤色の光が出力される面に当接して設けら
れ赤色の光を所定方向に反射させて取り出す取出し用反
射面を有する赤色ブロックと、上記分光ブロックのうち
緑色の光が出力される面に当接して設けられ緑色の光を
所定方向に反射させて取り出す取出し用反射面を有する
緑色ブロックと、上記分光ブロックのうち青色の光が出
力される面に当接して設けられ青色の光を所定方向に反
射させて取り出す取出し用反射面を有する青色ブロック
とを備えて構成されたことを特徴とする。
【0016】上記構成により、光源からの白色光は分光
ブロックに入力する。分光ブロック内では、白色光に含
まれる三色の光のうちの一色が第1反射面で反射する。
残りの二色のうちの一色は第2反射面で反射する。残り
の一色は第1及び第2の反射面を透過する。この分光ブ
ロックのうち赤色の光が出力される面に当接した赤色ブ
ロックでは、入力した赤色の光を取出し用反射面で所定
方向に反射させて取り出す。上記分光ブロックのうち緑
色の光が出力される面に当接した緑色ブロックでは、入
力した緑色の光を取出し用反射面で所定方向に反射させ
て取り出す。上記分光ブロックのうち青色の光が出力さ
れる面に当接した青色ブロックでは、入力した青色の光
を取出し用反射面で所定方向に反射させて取り出す。こ
れにより、上記三色の光が3つに分光して所定方向に取
り出される。
【0017】上記各発明に係る照明光学系において、上
記各ブロックの各反射面が、上記赤色、緑色又は青色の
うちいずれか一色の光のみを反射又は透過させるダイク
ロイックミラーによって構成されたことを特徴とする。
【0018】上記構成により、ダイクロイックミラーに
よって三色のうちの一色の光のみを確実に反射させて取
り出すことができる。
【0019】上記各発明に係る照明光学系において、上
記各ブロックが透明プラスチックで成型されたことを特
徴とする。
【0020】上記構成により、各ブロックを透明プラス
チックで成型して互いに接着することで、各反射面の光
軸に対する微調整を必要とせず、容易にかつ正確に照明
光学系を組み立てることができる。
【0021】第4の発明の係るカラー画像投射装置は、
白色光を赤色、緑色及び青色の光に分けて出力する照明
光学系と、当該照明光学系からの三色の光によりカラー
の投射画像を作る投射光学系とを備えたカラー画像投射
装置において、上記照明光学系として、上記いずれかの
照明光学系を用いたことを特徴とする。
【0022】上記構成により、光軸に対する微調整を必
要とせず、ただ各ブロックを接着するだけで済むので、
容易に組み立てることができる。さらに、部品点数及び
組立工数も減り、組み立て作業性が向上すると共に、製
造コストの低減を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による照明光学系及
びカラー画像投射装置の実施形態を図面を参照しながら
詳述する。
【0024】[第1実施形態]第1実施形態に係るカラ
ー画像投射装置について説明する。図1は本実施形態に
係るカラー画像投射装置を示す分解斜視図である。
【0025】本実施形態に係るカラー画像投射装置31
は、光源(図示せず)と、照明光学系32と、投射光学
系33とから構成されている。
【0026】光源は、上記従来の光源2と同様に、赤
色、緑色及び青色を含む白色光を出力する。この光源か
らの白色光が照明光学系32に入力される。
【0027】照明光学系32は、分光ブロック35と、
赤色ブロック36と、緑色ブロック37と、青色ブロッ
ク38とから構成されている。
【0028】分光ブロック35は、光源の白色光から赤
色、緑色及び青色の三色の光を分光して取り出すための
ブロックである。この分光ブロック35は、オレフィン
系、アクリル系、ポリカーボネート系等の透明の合成樹
脂によって正六面体状に形成されている。分光ブロック
35内には、2枚の反射面35A,35Bが設けられて
いる。各反射面35A,35Bは、対角線状に直交させ
て垂直に配設されている。第1反射面35Aは、入力さ
れた白色光のうちの赤色の光を光路Sに対して直交方向
へ反射させて残りの色の光を透過させるダイクロイック
ミラーで構成されている。第2反射面35Bは、入力さ
れた白色光のうちの青色の光を光路Sに対して直交方向
でかつ上記赤色の光と反対方向へ反射させて残りの色の
光を透過させるダイクロイックミラーで構成されてい
る。これにより、光路Sに沿って入射した白色光のう
ち、赤色の光は第1反射面35Aで直交方向へ反射し、
青色の光は第2反射面35Bで赤色の光と反対方向へ反
射し、緑色の光は分光ブロック35を透過して、三色の
光を三方向に分光させるようになっている。
【0029】赤色ブロック36は、赤色の光を投射光学
系33へ出力するためのブロックである。この赤色ブロ
ック36は、オレフィン系、アクリル系、ポリカーボネ
ート系等の透明の合成樹脂によって三角柱状に形成され
ている。具体的には、正六面体を対角線で半分にした三
角柱状に形成されている。この三角柱状の赤色ブロック
36の斜面には赤色光を反射させるダイクロイックミラ
ー36Aが設けられ、分光ブロック35からの赤色光を
投射方向Tへ反射させるようになっている。ダイクロイ
ックミラー36Aは、赤色ブロック36の斜面に蒸着し
て直接に成形しても、板材として貼り合わせてもよい。
貼り合わせの場合は接着面での屈折率を考慮する。な
お、分光ブロック35の第1反射面35Aでは赤色の光
のみを取り出しているので、赤色ブロック36の斜面に
は、アルミニウムの蒸着等による全反射ミラーを設けて
もよい。この赤色ブロック36は、分光ブロック35の
赤色光の出力面に一体的に貼り合わされている。
【0030】緑色ブロック37は、緑色の光を投射光学
系33へ出力するためのブロックである。この緑色ブロ
ック37は、上記赤色ブロック36と同様にオレフィン
系、アクリル系、ポリカーボネート系等の透明の合成樹
脂によって三角柱状に形成されている。この三角柱状の
緑色ブロック37の斜面には緑色光を反射させるダイク
ロイックミラー37Aが設けられ、分光ブロック35か
らの光のうち緑色光を投射方向Tへ反射させるようにな
っている。分光ブロック35では第1反射面35A及び
第2反射面35Bを透過した光が緑色ブロック37に入
力するが、赤色と青色の光が除かれた光には緑色以外の
色の光も含まれている可能性があるため、ダイクロイッ
クミラー37Aを用いる。ダイクロイックミラー37A
は、蒸着して成形しても、板材として貼り合わせてもよ
い。貼り合わせの場合は接着面での屈折率を考慮する。
緑色ブロック37は、分光ブロック35の緑色光の出力
面に一体的に貼り合わされている。
【0031】青色ブロック38は、青色の光を投射光学
系33へ出力するためのブロックである。この青色ブロ
ック38は、上記赤色ブロック36と同様にオレフィン
系、アクリル系、ポリカーボネート系等の透明の合成樹
脂によって三角柱状に形成されている。この三角柱状の
青色ブロック38の斜面には青色光を反射させるダイク
ロイックミラー38Aが設けられ、分光ブロック35か
らの青色光を投射方向Tへ反射させるようになってい
る。ダイクロイックミラー38Aは、青色ブロック38
の斜面に蒸着して成形しても、板材として貼り合わせて
もよい。貼り合わせの場合は接着面での屈折率を考慮す
る。なお、分光ブロック35では第2反射面35Bで青
色の光のみを取り出しているので、青色ブロック38の
斜面には、アルミニウムの蒸着等による全反射ミラーを
設けてもよい。この青色ブロック38は、分光ブロック
35の青色光の出力面に一体的に貼り合わされている。
【0032】投射光学系33は、赤色投射ブロック41
と、緑色投射ブロック42と、青色投射ブロック43
と、集光ブロック44と、投射レンズ45(図3参照)
とから構成されている。
【0033】赤色投射ブロック41は、赤色の光により
赤色の投射画像を作るためのブロックである。この赤色
投射ブロック41は、照明光学系32の赤色ブロック3
6の赤色光の出力面に貼り合わされる。赤色投射ブロッ
ク41は、正六面体状に形成され、PBS板47と、レ
ッドパネル48とが設けられている。PBS板47は赤
色投射ブロック41内に設けられている。具体的には、
正六面体状の赤色投射ブロック41の対角線状に、赤色
ブロック36からの出力光の光路に対して外側へ45°
傾斜させて設けられている。PBS板47は、P偏光と
S偏光のうちの一方を通し、他方を反射させる。これに
より、照明光学系32の赤色ブロック36から入力する
赤色光を反射させてレッドパネル48側へ案内すると共
に、偏波面が90°回転したレッドパネル48側からの
赤色光を透過させて集光ブロック44側へ出力するよう
になっている。レッドパネル48は、赤色の光を選択的
に反射させて画像を作る液晶等の赤色画像素子を備えて
いる。さらに、PBS板47で反射した赤色光の偏波面
を90°回転させる機能を有する。このレッドパネル4
8は、赤色投射ブロック41の外側端面に貼付されてい
る。
【0034】緑色投射ブロック42は、緑色の光により
緑色の投射画像を作るためのブロックである。この緑色
投射ブロック42は、照明光学系32の緑色ブロック3
7の緑色光の出力面に貼り合わされる。緑色投射ブロッ
ク42は、正六面体状に形成され、PBS板49と、グ
リーンパネル50とが設けられている。PBS板49
は、上記PBS板47と同様に、照明光学系32の緑色
ブロック37からの緑色光を反射させてグリーンパネル
50側へ案内すると共に、偏波面が90°回転したグリ
ーンパネル50側からの緑色光を透過させて集光ブロッ
ク44側へ出力するようになっている。グリーンパネル
50は、緑色の光を選択的に反射させて画像を作る液晶
等の緑色画像素子を備えている。さらに、PBS板49
で反射した赤色光の偏波面を90°回転させる機能を有
する。このグリーンパネル50は、緑色投射ブロック4
2の外側端面に貼付されている。
【0035】青色投射ブロック43は、青色の光により
青色の投射画像を作るためのブロックである。この青色
投射ブロック43は、照明光学系32の青色ブロック3
8の青色光の出力面に貼り合わされる。青色投射ブロッ
ク43は、正六面体状に形成され、PBS板51と、ブ
ルーパネル52とが設けられている。PBS板51は、
上記PBS板47と同様に、照明光学系32の青色ブロ
ック38からの青色光を反射させてブルーパネル52側
へ案内すると共に、偏波面が90°回転したブルーパネ
ル52側からの青色光を透過させて集光ブロック44側
へ出力するようになっている。ブルーパネル52は、青
色の光を選択的に反射させて画像を作る液晶等の青色画
像素子を備えている。さらに、PBS板51で反射した
赤色光の偏波面を90°回転させる機能を有する。この
ブルーパネル52は、青色投射ブロック43の外側端面
に貼付されている。
【0036】集光ブロック44は、赤色投射ブロック4
1、緑色投射ブロック42及び青色投射ブロック43か
らの赤色、緑色及び青色の光を合わせるためのブロック
である。この集光ブロック44には二枚の反射板55,
56が、対角線上に互いに交差した状態で垂直に設けら
れている。第1反射板55は、赤色投射ブロック41か
ら入力した赤色の光を投射レンズ45側へ反射させて他
の色の光を透過させる。第2反射板56は、青色投射ブ
ロック43から入力した青色の光を投射レンズ45側へ
反射させて他の色の光を透過させる。そして、各反射板
55,56は、緑色投射ブロック42から入力した緑色
の光を反射せずに投射レンズ45側へ透過させる。これ
により、集光ブロック44で3つの色の光が合わさって
投射レンズ45に出力するようになっている。
【0037】集光ブロック44には、その赤色光の入力
面に赤色投射ブロック41が、緑色光の入力面に緑色投
射ブロック42が、青色光の入力面に青色投射ブロック
43がそれぞれ貼り合わされている。さらに、集光ブロ
ック44は照明光学系32の分光ブロック35にも貼り
合わされている。
【0038】投射レンズ45は、集光ブロック44から
出力された光を投射対象のスクリーン等に投射するため
のレンズである。この投射レンズ45は、集光ブロック
44の出力面に面して設けられている。
【0039】以上のように構成されたカラー画像投射装
置31の照明光学系32は、次のようにして組み立て
る。分光ブロック35に赤色ブロック36、緑色ブロッ
ク37及び青色ブロック38をそれぞれ整合させて貼り
合わせる。また、投射光学系33では、集光ブロック4
4に赤色投射ブロック41、緑色投射ブロック42及び
青色投射ブロック43をそれぞれ整合させて貼り合わせ
る。そして、照明光学系32の分光ブロック35、赤色
ブロック36、緑色ブロック37及び青色ブロック38
が、投射光学系33の集光ブロック44、赤色投射ブロ
ック41、緑色投射ブロック42及び青色投射ブロック
43にそれぞれ貼り合わされて、全体が組み立てられ
る。
【0040】このようにして組み立てられたカラー画像
投射装置31では、光源からの白色光が、照明光学系3
2の分光ブロック35で赤色、緑色及び青色の三色の光
に分けられて、赤色ブロック36、緑色ブロック37及
び青色ブロック38に入力する。そして、赤色ブロック
36、緑色ブロック37及び青色ブロック38のダイク
ロイックミラー36A,37A,38Aでそれぞれ反射
されて投射光学系33に入射する。
【0041】投射光学系33では、照明光学系32の赤
色ブロック36、緑色ブロック37及び青色ブロック3
8からの赤色、緑色及び青色の光が赤色投射ブロック4
1、緑色投射ブロック42及び青色投射ブロック43に
入力してそれぞれの色の投射画像を作り、集光ブロック
44に入力して、この集光ブロック44で合わさり、投
射レンズ45を介してスクリーン等に投射される。
【0042】以上のように、照明光学系32及び投射光
学系33をブロック単位で製造し、それらを整合させて
貼り合わせるだけで全体を組み立てることができるの
で、部品点数及び組立工数を減らすことができる。
【0043】これにより、各部品を光軸に合わせて位置
決めしたり微調整したりする必要もなく、カラー画像投
射装置31を極めて容易に組み立てることができ、組み
立て作業性を大幅に向上する。さらに、部品点数も減っ
て、製造コストの低減を図ることができる。
【0044】[第2実施形態]次に、本発明の第2実施
形態について図3に基づいて説明する。なお、本実施形
態に係るカラー画像投射装置の投射光学系は上記第1実
施形態のカラー画像投射装置31の投射光学系33と同
様の構成であるため、同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。本実施形態では、照明光学系60に
特徴がある。なお、光源61は、ランプ62と、インテ
グレーター63と、IRカットフィルター64とから構
成されている。
【0045】本実施形態に係る照明光学系60は、第1
ブロック66と、第2ブロック67と、第3ブロック6
8とから構成されている。
【0046】第1ブロック66は、光源61からの上記
三色の光のうちの一色を所定方向に反射させて残りの色
の光を透過させるためのブロックである。この第1ブロ
ック66は、正六面体を対角線で半分にした2つの三角
柱を互いに90°回転させて合わせて構成されている。
光源61側の第1斜面66Aは上方を向き、反対側の第
2斜面66Bは横方を向いている。第1斜面66Aは反
射面となっている。この第1斜面66Aには、図中のグ
ラフのように赤色の光を反射させるダイクロイックミラ
ー71が貼り合わされる。なお、第1斜面66Aに蒸着
でダイクロイックミラー71を形成してもよい。このダ
イクロイックミラー71により、赤色の光を上方へ反射
させ、残りの光を透過させる。第1斜面66Aで反射し
た赤色の光は、投射光学系33の赤色投射ブロック41
に入力する。第2斜面66Bは、第2ブロック67の第
1斜面67Aと合わさって反射面を構成している。この
第2斜面66Bに対向する垂直面66Cは、第2斜面6
6B(第1斜面67A)で反射した緑色の光の出力面と
なっている。
【0047】第2ブロック67は、第1ブロック66か
らの赤を除く二色の光のうちの一色を所定方向に反射さ
せて残りの一色の光を所定方向に透過させるためのブロ
ックである。この第2ブロック67には、上記第1ブロ
ック66と同様に、正六面体を対角線で半分にした2つ
の三角柱を互いに90°回転させて合わせて構成されて
いる。なおここでは、第1ブロック66に当接する側の
三角柱を他方の三角柱よりも僅かに小さく成形されてい
る。これは、後述するダイクロイックミラー72の厚み
を考慮したものである。第1ブロック66側の第1斜面
67Aは横方を向き、反対側の第2斜面67Bは下方を
向いている。第1斜面67Aは反射面となっている。こ
の第1斜面67Aには、図中のグラフのように緑色の光
を反射させるダイクロイックミラー72が貼り合わされ
る。なお、第1斜面67Aに蒸着でダイクロイックミラ
ー72を形成してもよい。このダイクロイックミラー7
2により、緑色の光を横方へ反射させ、残りの光を透過
させる。なお、赤色光も反射するが、赤色光は上記ダイ
クロイックミラー71で既に除かれているため、緑色光
のみが反射する。第2斜面67Bは、青色の光を反射さ
せる反射面となっている。第2斜面67Bに入力する光
が青色のみである場合は、アルミニウムの蒸着等による
全反射ミラーを設ける。青色以外の色の光を含む場合に
は、青色の光を反射するダイクロイックミラーを設け
る。この第2斜面67Bに対向する水平面67Cは、第
2斜面67Bで反射した青色の光の出力面となってい
る。水平面67Cで出力した青色の光は、投射光学系3
3の青色投射ブロック43に入力される。
【0048】第3ブロック68は、第1ブロック66の
第2斜面66B(第2ブロック67の第1斜面67A)
で反射して垂直面66Cから出力した緑色の光を所定方
向に反射させるためのブロックである。この第3ブロッ
ク68は、正六面体を対角線で半分にした三角柱状に形
成されている。この第3ブロック68の斜面68Aは全
反射ミラーが設けられている。なお、全反射ミラーの代
わりに、緑色の光を反射するダイクロイックミラーでも
よい。この斜面68Aに対向する水平面68Bは、斜面
68Aで反射した緑色の光の出力面となっている。水平
面68Bで出力した緑色の光は、投射光学系33の緑色
投射ブロック42に入力される。
【0049】以上のように構成されたカラー画像投射装
置の照明光学系60では、第1ブロック66、第2ブロ
ック67、第3ブロック68及びダイクロイックミラー
71,72がそれぞれ貼り合わされる。そして、第2ブ
ロック67の水平面67Cが投射光学系33の青色投射
ブロック43に、第3ブロック68の水平面68Bが投
射光学系33の緑色投射ブロック42にそれぞれ貼り合
わされて、全体が組み立てられる。
【0050】そして、照明光学系60では、光源からの
白色光が、ダイクロイックミラー71,72等で赤色、
緑色及び青色の三色の光に分けられて、投射光学系33
に入力する。
【0051】投射光学系33では、上記第1実施形態と
同様に作用して、投射画像がスクリーン等に投射され
る。
【0052】以上のように、照明光学系60をブロック
単位で製造し、それらを整合させて貼り合わせるだけで
全体を組み立てることができるので、上記第1実施形態
と同様に、部品点数及び組立工数を減らして、組み立て
作業性を大幅に向上できると共に、製造コストの低減を
図ることができる。
【0053】[変形例] (1) 上記第1実施形態では、照明光学系32を、三
色の光を分光する機能だけを持つブロックと、分光した
各光を投射光学系33側へ反射させる機能だけを持つブ
ロックに分けたが、図4に示すように、分光と反射の2
つの機能を1つのブロックに持たせてもよい。ここで
は、照明光学系81を、第1ブロック82、第2ブロッ
ク83、第3ブロック84及び第4ブロック85に分け
ている。
【0054】第1ブロック82は、光源からの白色光の
入力面82Aと、赤色の光を反射させる赤色反射面82
Bと、青色の光を反射させる青色反射面82Cとを備え
ている。
【0055】第2ブロック83は、上記第1ブロック8
2の青色反射面82Cと一体となる青色反射面83A
と、赤色の光を反射させる赤色反射面83Bと、入力し
た赤色の光を投射光学系33側へ出力するダイクロイッ
クミラー83Cとを備えている。
【0056】第3ブロック84は、上記第2ブロック8
3の赤色反射面83Bと一体となる赤色反射面84A
と、青色の光を反射させる青色反射面84Bと、入力し
た緑色の光を投射光学系33側へ出力するダイクロイッ
クミラー84Cとを備えている。
【0057】第4ブロック85は、上記第3ブロック8
4の青色反射面84Bと一体となる青色反射面85A
と、上記第1ブロック82の赤色反射面82Bと一体と
なる赤色反射面85Bと、入力した青色の光を投射光学
系33側へ出力するダイクロイックミラー85Cとを備
えている。
【0058】この場合も、上記第1実施形態のカラー画
像投射装置31と同様の作用、効果を奏することができ
る。
【0059】(2) 上記第2実施形態では、照明光学
系60を、3つのブロック66,67,68に分けた
が、図5に示すように、2つのブロックで照明光学系を
構成してもよい。即ち、照明光学系91を、第1ブロッ
ク92と、第2ブロック93とから構成してもよい。第
1ブロック92は、第2実施形態の第1ブロック66と
第3ブロック68とを一体成型したものである。第2ブ
ロック93は、第2実施形態の第2ブロック67と同様
である。
【0060】この場合も、上記第1実施形態のカラー画
像投射装置31と同様の作用、効果を奏することができ
る。
【0061】(3) 上記各実施形態では、投射光学系
側へ反射させる反射面を3つの光に応じて3つ設けた
が、光源からの白色光の入力方向が投射光学系33側へ
向いている場合は、図6及び図7に示すように、反射面
を2つ設けてもよい。
【0062】図6では、照明光学系を、第1ブロック1
01と、第2ブロック102とから構成した。第1ブロ
ック101は、赤色光を反射させるダイクロイックミラ
ー103と、このダイクロイックミラー103で反射し
た赤色の光を光投射光学系33側へ反射させる反射面1
04とから構成されている。第2ブロック102は、青
色光を反射させるダイクロイックミラー105と、この
ダイクロイックミラー105で反射した青色の光を光投
射光学系側へ反射させる反射面106とから構成されて
いる。緑色の光はダイクロイックミラー103,105
を透過して直進する。
【0063】図7では、照明光学系を1つのブロック1
11で構成した。1つのブロック111に、赤色光を反
射させるダイクロイックミラー112と、このダイクロ
イックミラー112で反射した赤色の光を光投射光学系
33側へ反射させる反射面113と、青色光を反射させ
るダイクロイックミラー114と、このダイクロイック
ミラー114で反射した青色の光を光投射光学系側へ反
射させる反射面115とを備えた。緑色の光はダイクロ
イックミラー112,114を透過して直進する。
【0064】これらの場合も、上記各実施形態と同様の
作用、効果を奏することができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、照明光
学系及び投射光学系をブロック単位で製造し、それらを
整合させて貼り合わせるだけで全体を組み立てることが
できるので、部品点数及び組立工数を減らすことができ
る。これにより、各部品を光軸に合わせて位置決めした
り微調整したりする必要もなく、照明光学系及びカラー
画像投射装置を極めて容易に組み立てることができ、組
み立て作業性を大幅に向上する。さらに、部品点数も減
って、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るカラー画像投射装置を示
す分解斜視図である。
【図2】従来のカラー画像投射装置を示す概略構成図で
ある。
【図3】第2の実施形態に係るカラー画像投射装置を示
す分解斜視図である。
【図4】第1の変形例に係るカラー画像投射装置の照明
光学系を示す斜視図である。
【図5】第2の変形例に係るカラー画像投射装置の照明
光学系を示す斜視図である。
【図6】第3の変形例に係るカラー画像投射装置の照明
光学系を示す斜視図である。
【図7】第4の変形例に係るカラー画像投射装置の照明
光学系を示す斜視図である。
【符号の説明】
31:カラー画像投射装置、32:照明光学系、33:
投射光学系、34:集光ブロック、35:分光ブロッ
ク、36:赤色ブロック36、37:緑色ブロック、3
8:青色ブロック、39:PBS板、40:ブルーパネ
ル、41:赤色投射ブロック、42:緑色投射ブロッ
ク、43:青色投射ブロック、44:集光ブロック、4
5:投射レンズ、47:PBS板、48:レッドパネ
ル、49:PBS板、50:グリーンパネル、51:P
BS板、52:ブルーパネル、55:第1反射板、5
6:第2反射板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/31 H04N 9/31 C Fターム(参考) 2H042 CA08 CA14 CA17 2H099 AA12 BA09 CA02 DA05 5C058 AB06 EA12 EA13 EA26 5C060 BA03 BA04 BA09 BC05 DA04 DA05 GB01 GB05 HC24 HC25 JB06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤色、緑色及び青色を含む白色光を出力
    する光源と、 当該光源に面して設けられた分光ブロックとを有し、 上記分光ブロックが少なくとも、 上記光源からの光の光路上に設置され上記三色の光のう
    ちの一色を反射させて残りの色の光を透過させる第1反
    射面と、 当該第1反射面で反射させた光を所定方向に反射させて
    取り出す第1取出し用反射面と、 上記光源からの光の光路上に設置され上記三色の光のう
    ちの他の一色を反射させて残りの色の光を透過させる第
    2反射面と、 当該第2反射面で反射させた光を所定方向に反射させて
    取り出す第2取出し用反射面とを備えて構成されたこと
    を特徴とする照明光学系。
  2. 【請求項2】 赤色、緑色及び青色を含む白色光を出力
    する光源と、 当該光源からの上記三色の光のうちの一色を所定方向に
    反射又は透過させて残りの色の光を透過又は反射させる
    反射面を少なくとも有する第1ブロックと、 当該第1ブロックに当接して設けられ上記反射面を透過
    又は反射した二色の光のうちの一色を所定方向に反射又
    は透過させて残りの色の光を所定方向に透過又は反射さ
    せる反射面を少なくとも有する第2ブロックとを備えて
    構成されたことを特徴とする照明光学系。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の照明光学系において、 上記第2ブロックに当接して設けられ第2ブロックの反
    射面を透過又は反射した光を所定方向に反射させる反射
    面を有する第3ブロックを備えて構成されたことを特徴
    とする照明光学系。
  4. 【請求項4】 赤色、緑色及び青色を含む白色光を出力
    する光源と、 この光源からの上記三色の光のうちの一色を反射して残
    りの色の光を透過する第1反射面と他の一色を反射して
    残りの色の光を透過する第2反射面とを同一光路に設け
    て上記三色の光を三方向に分光させる分光ブロックと、 当該分光ブロックのうち赤色の光が出力される面に当接
    して設けられ赤色の光を所定方向に反射させて取り出す
    取出し用反射面を有する赤色ブロックと、 上記分光ブロックのうち緑色の光が出力される面に当接
    して設けられ緑色の光を所定方向に反射させて取り出す
    取出し用反射面を有する緑色ブロックと、 上記分光ブロックのうち青色の光が出力される面に当接
    して設けられ青色の光を所定方向に反射させて取り出す
    取出し用反射面を有する青色ブロックとを備えて構成さ
    れたことを特徴とする照明光学系。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    照明光学系において、 上記各ブロックの各反射面が、上記赤色、緑色又は青色
    のうちいずれか一色の光のみを反射又は透過させるダイ
    クロイックミラーによって構成されたことを特徴とする
    照明光学系。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    照明光学系において、 上記各ブロックが透明プラスチックで成型されたことを
    特徴とする照明光学系。
  7. 【請求項7】 白色光を赤色、緑色及び青色の光に分け
    て出力する照明光学系と、当該照明光学系からの三色の
    光によりカラーの投射画像を作る投射光学系とを備えた
    カラー画像投射装置において、 上記照明光学系として、請求項1乃至6のいずれか1項
    に記載の照明光学系を用いたことを特徴とするカラー画
    像投射装置。
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