JP4335431B2 - 給紙装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば枚葉輪転印刷機において、積載された紙の最上部から1枚ずつサッカー装置で吸着して送り出す給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のサッカー装置には、紙を1枚ずつ吸着して送り出す吸口と、この吸口で積載された紙の最上紙のみを確実に吸着させるために、上層部複数枚に後方から搬送方向に向けてエアーを吐出し上層部を一枚一枚分離するさばきと、吸口が最上紙を吸着し搬送する際に、下の紙がずれないように下方に押え、最上紙と下の紙を確実に分離するための吹足とが備えられている。この吹足には、吸口によって吸着された最上紙の下の紙を押さえる押え部と、この押え部の上方に設けられ押え部によって下の紙を押さえたときにエアーを吐出する吐出部とが設けられている。また、紙積みの最上紙を吸着し搬送する際に紙がずれないように、紙尻を規制する紙規制部材および錘が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の給紙装置においては、吐出部から吐出されるエアーによって最上紙と下の紙とを分離するために、エアーを紙の全面にわたって拡散させる必要があり、このために、吐出部から吐出されるエアーが紙の後縁中心から前方に向かって拡散するように、図5において吹足は平面視において左右方向の幅Bが広くなるように形成されている。したがって、比較的幅の狭い紙を給紙するときは、図5に示すように、左右の錘19,19間の間隔が狭くなるので、錘19と吹足13との間隔Dも狭くなる。このため、さばきによって紙をさばいてもさばき量Tが不十分となるので、吸口12によって最上紙を吸着する際に、下の紙との間の分離が充分に行われないおそれがあった。また、吸口12と吹足13との間隔Lが狭くなることにより、吸口12が最上紙の頂部から離れた位置に位置付けられるので、吸口12と最上紙との間隔tが大きくなり、吸口12による吸着が充分に行われずに吸着不良が発生するという問題もあった。
【0004】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、給紙不良を防止した給紙装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は、シート積載台上に積載されたシート状物の上層部複数枚に後方から搬送方向に向けてエアーを吐出するエアー吹き手段と、最上部のシート状物を吸着することによって下のシート状物と分離する吸口と、この吸口によって吸着されたシート状物と下のシート状物を分離する吹足とを備え、前記吹足に、前記吸口によって吸着された最上部のシート状物の下のシート状物を押さえる押え部と、この押え部の上方に位置付けられ、前記吸口によって吸着されたシート状物と前記押え部によって押さえられた下のシート状物との間にエアーを吐出する吐出部とを設けた給紙装置において、前記吹足の押え部のシート状物の幅方向の長さを、前記吹足のエアー吐出部のシート状物の幅方向の長さより短く形成したものである。
したがって、吸口と吹足の押え部との間隔および錘と吹足の押え部の間隔が拡がる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を用いて説明する。図1は本発明に係る給紙装置の側面図、図2は同じく正面図、図3は同じく平面図である。図4は同じくさばきによって紙をさばいた状態の要部を示す正面図である。
【0007】
図1において、符号1で示すものは給紙装置であって、シート状物としての紙5が積載された紙積装置2と、紙5を1枚ずつ給紙するサッカー装置3とによって構成されている。紙積装置2には、昇降自在な図示を省略した紙積台が備えられ、この紙積台上に積載された紙5は、前端を倒伏可能な当て6によって揃えられている。7は給紙ローラであって、これと対接するピンチローラ8とによって、紙5を1枚ずつ図示を省略したフィーダーボード上に送り出す。
【0008】
サッカー装置3には、紙5の搬送方向、すなわち図1中左右方向に位置調整可能なサッカーヘッド本体10と、このサッカーヘッド本体10の下部に設けられた左右一対のエアー吹き手段としてのさばき11,11と、左右一対の吸口12,12と、吹足13とが備えられている。図2において、15は支持軸であって、この支持軸15はサッカーヘッド本体10に対して左右方向に延在するように横架され、左右端部がサッカーヘッド本体10から突出している。
【0009】
16は規制軸であって、図示を省略したホルダーを介して支持軸15に摺動自在に支持され、摘み17を回動操作することにより、支持軸15に固定され、また固定が解除されると左右方向に移動自在となる。この規制軸16の下部には、積載された紙5の後端のずれを規制する規制板18が取り付けられており、また、この規制板18には錘19が上下動自在に支持されている。
【0010】
図2および図3に示すように、吹足13の下端には、紙5を下方に押さえる押え部21と、この押え部21の上方に位置付けられ、前面側にエアーを吐出する多数の吐出孔23が形成された吐出部22とが設けられている。吐出部22は平面視扇形状に形成され、吐出孔23から吐出されるエアーが紙5の後縁中心から前方に向かって紙5の全面にわたって拡散するように、図2において吹足13の吐出部22は平面視において左右方向の幅Bが広くなるように形成されている。一方、吹足13の押え部21の幅B1は吐出部22の幅Bよりも小さく形成され、吐出部22の外周部の下方には空間24が設けられている。
【0011】
次に、このような構成の給紙装置における紙の給紙動作を説明する。
図2において、左右の規制板18,18を紙5の幅に合わせて、支持軸15上を摺動させて摘み17を回動操作することによって所定の位置に固定する。図示を省略した紙積台を所定の高さまで上昇させると、左右の規制板18,18が積載された紙5の後端に当接するので、紙5の後端のずれが規制されるとともに、錘19,19が紙5の後部の左右端部に載置される。
【0012】
さばき11から積載された紙5の上層部の複数枚にエアーを吹き付けることにより、積載された紙5の上層部が一枚一枚分離される。吸口12,12に吸引エアーが供給されると、最上位の紙がこれら吸口12,12に吸着され、上方に持ち上げられる。吸口12に吸着された紙は、この後吸口12が紙搬送方向に移動することにより、紙5を給紙ローラ7とピンチローラ8との間に搬送し、これらローラ7,8によってフィーダーボード(図示せず)に送り出す。
【0013】
吸口12によって最上紙がわずかに搬送されると、吹足13が下降し、図4に示すように、吹足13の押え部21が最上紙の下の紙を下方に押え、吐出部22の吐出孔23からエアーが最上紙と下の紙との間に向かって吐出されるので、最上紙と下の紙とが分離され、給紙不良が防止される。
【0014】
このとき、図4に示すように、押え部21の幅B1を吐出部22の幅Bよりも小さく形成したことにより、押え部21と錘19との間隔B2が大きくなるので、紙5のさばき量T1も大きくなる。また、吐出部22の外周部の下方に空間24を設けたことにより、吐出孔23からエアーが吐出されると、空間24に負圧が発生するので、紙5のさばき量T1がより大きくなる。
【0015】
したがって、吹足13によるさばき作用が損なわれるようなことがないので、吸口12によって最上紙を吸着する際に、最上紙と下の紙とが確実に分離される。また、押え部21の幅B1を吐出部22の幅Bよりも小さく形成したことにより、押え部21と吸口12との間隔L1が大きく形成されるので、吸口12が最上紙の頂部に近接した位置に位置付けられる。このため、吸口12と紙5との間隔t1が小さくなり、吸口12による紙5の吸着が確実に行われので吸着不良が防止される。
【0016】
本実施の形態においては、紙5の両端部に錘19を用いたが、必ずしも錘19は必要ではない。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、吹足によるさばき作用が損なわれるようなことがないから、最上位の紙と下の紙とが分離され、給紙不良を防止できる。また、吸口による紙の吸着が確実に行われ、吸着不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る給紙装置の側面図である。
【図2】 本発明に係る給紙装置の正面図である。
【図3】 本発明に係る給紙装置の平面図である。
【図4】 本発明に係る給紙装置において、さばきによって紙をさばいた状態の要部を示す正面図である。
【図5】 従来の給紙装置において、さばきによって紙をさばいた状態の要部を示す正面図である。
【符号の説明】
1…給紙装置、2…紙積装置、3…サッカー装置、5…紙、10…サッカーヘッド本体、11…さばき、12…吸口、13…吹足、21…押え部、22…吐出部、23…吐出孔、24…空間。

Claims (1)

  1. シート積載台上に積載されたシート状物の上層部複数枚に後方から搬送方向に向けてエアーを吐出するエアー吹き手段と、最上部のシート状物を吸着することによって下のシート状物と分離する吸口と、この吸口によって吸着されたシート状物と下のシート状物を分離する吹足とを備え、前記吹足に、前記吸口によって吸着された最上部のシート状物の下のシート状物を押さえる押え部と、この押え部の上方に位置付けられ、前記吸口によって吸着されたシート状物と前記押え部によって押さえられた下のシート状物との間にエアーを吐出する吐出部とを設けた給紙装置において、前記吹足の押え部のシート状物の幅方向の長さを、前記吹足のエアー吐出部のシート状物の幅方向の長さより短く形成したことを特徴とする給紙装置。
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