JP4335286B2 - 部品保護機能を備えたロボット制御装置及びロボット制御方法 - Google Patents

部品保護機能を備えたロボット制御装置及びロボット制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、広くは多関節ロボット(以下、単にロボットと称する)の制御装置に関し、特には、ロボットの各構成部品を保護する機能を備えたロボット制御装置及びロボット制御方法に関する。
ロボットを過負荷から保護する機能として、衝突検出機能が知られている。例えば特許文献1には、ロボットの各軸を駆動するモータに作用する外乱を推定し、推定値が予め定めた閾値を越えた場合に衝突発生と判断する技術が記載されている。
また特許文献2には、産業用ロボットの異常判断方法が開示されている。この方法では、サーボモータを駆動するためのトルク指令値、実位置の微分値及び既知の外乱トルクに基づいて総オブザーバフィードバック量を算出し、さらに総オブザーバフィードバック量及び推定速度に基づいて算出される異常検知閾値を算出して、異常状態を判断する、とされている。
特開平11−15511号公報 特開2005−186183号公報
従来の衝突や外乱の検出機能は、モータ又はロボットアーム先端にかかるトルクを推定するものであった。しかし、このような機能を用いて衝突等を検出してモータの停止処理等を行っても、減速機、ケーブル等のロボットの個々の構成部品は十分に保護できない場合がある。すなわち、モータやアーム先端に作用するトルクが閾値以下であっても、減速機等の構成部品には局所的に大きな負荷がかかることがあり、このような場合、従来の方法では効果的な異常検知が行えず、当該構成部品の破損に至る虞もある。
また、衝突時以外(すなわちロボットが正常に動作している状態)においても、従来技術では各構成部品にかかるトルクが安全と考えられる範囲内に収まるという保証がなかった。
そこで本発明は、上述の問題を解決し、ロボットの各構成部品を確実に保護する機能を備えたロボット制御装置及びロボット制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、モータにより駆動されるロボットアームを有するロボットの動作制御を行うロボット制御装置であって、前記ロボットアームと該ロボットアームを駆動するモータとの間に配設され、保護対象として選定された保護対象部品にかかる負荷トルクを、前記モータの速度及びトルク指令に基づいて推定する推定手段と、前記推定された負荷トルクの値を予め設定した閾値と比較して異常を検知する検知手段と、異常が検知されたときに前記保護対象部品を保護する処理を行う処理手段と、を備えたことを特徴とする、ロボット制御装置を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のロボット制御装置において、前記推定手段は、前記保護対象部品のイナーシャ、前記モータのイナーシャ、及び前記保護対象部品の動摩擦係数を用いて、前記保護対象部品にかかる負荷トルクを推定する、ロボット制御装置を提供する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のロボット制御装置において、前記推定手段は外乱推定オブザーバである、ロボット制御装置を提供する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボット制御装置において、外気温又は前記ロボットの所定部位の温度を取得又は推定し、前記外気温又は前記所定部位の温度に基づいて前記閾値を調整する手段をさらに有する、ロボット制御装置を提供する。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット制御装置において、前記処理手段は、異常が検知されたときに前記ロボットを即時停止させる、ロボット制御装置を提供する。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット制御装置において、前記処理手段は、異常が検知されたときに前記ロボットを減速させる、ロボット制御装置を提供する。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット制御装置において、前記処理手段は、異常が検知されたときに、前記ロボットの各軸の負荷トルクが減少する方向に一定時間、前記ロボットに退避動作を行わせる、ロボット制御装置を提供する。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のロボット制御装置において、前記保護対象部品は、前記ロボットに使用される減速機、歯車及びケーブルの少なくとも1つを含む、ロボット制御装置を提供する。
また請求項9に記載の発明は、モータにより駆動されるロボットアームを有するロボットの動作制御を行うロボット制御方法であって、前記ロボットアームと該ロボットアームを駆動するモータとの間に配設され、保護対象として選定された保護対象部品にかかる負荷トルクを、前記モータの速度及びトルク指令に基づいて推定するステップと、前記推定された負荷トルクの値を予め設定した閾値と比較して異常を検知するステップと、異常が検知されたときに前記保護対象部品を保護する処理を行うステップと、を備えたことを特徴とする、ロボット制御方法を提供する。
本発明に係るロボット制御装置又はロボット制御方法によれば、保護対象として着目した保護対象部品にかかる負荷トルクを、モータの速度及びトルク指令に基づいて推定することができる。従ってロボットの各部品にかかる力が予め決定した範囲内に収まることを保証でき、同時に部品の確実な保護が保証される。
また保護対象部品にかかる負荷トルクは、保護対象部品のイナーシャを含むイナーシャ及び保護対象部品の動摩擦係数を用いた比較的簡易な推定手段によって求めることができる。但し保護対象部品にかかる負荷トルクは、時間遅れのない値を得るために外乱推定オブザーバを用いて求めることもできる。
外気温又はロボットの所定部位の温度を用いて閾値を調整することにより、より正確な異常検知を行うことが可能となる。
異常が検知された場合には、ロボットを即時停止、減速、又は退避動作を行わせることにより、対象保護部品の確実な保護が図られる。
また本発明によれば、保護対象部品の好適な具体例が提供される。
図1は、本発明の一実施形態のロボット制御装置の要部ブロック図である。ロボット制御装置10は、メインCPU1と、RAM、ROM及び不揮発性メモリ(EEPROM等)からなるメモリ2と、教示操作盤用インターフェイス3と、サーボ制御部5と、外部装置用のインターフェイス6とを有し、これらはバス7を介して互いに接続されている。またロボット制御装置10は、教示操作盤用インターフェイス3に接続された教示操作盤4を有する。
ロボット制御装置10及びロボット制御装置10が制御するロボット(図示せず)の基本機能を支えるシステムプログラムは、メモリ2のROMに格納されている。また、アプリケーションに応じて教示されるロボットの動作プログラム及びそれに関連する設定データは、メモリ2の不揮発性メモリに格納される。そして、メモリ2のRAMは、メインCPU1が行う各種演算処理におけるデータの一時記憶の記憶領域として使用される。
サーボ制御部5は、複数のサーボ制御器5a1〜5an(n:通常、ロボットの総軸数にロボット手首に取り付けるツールの可動軸数を加算した数)と、図示しないプロセッサ、ROM、RAM等とを備え、ロボットの各軸を駆動するサーボモータM1〜Mnの位置・速度のループ制御、さらには電流ループ制御を行う。本実施形態ではサーボ制御部5は、ソフトウエアで位置、速度、電流のループ制御を行ういわゆるデジタルサーボ制御器を構成している。サーボ制御器5a1〜5anの出力は各サーボアンプ5b1〜5bnを介して各軸サーボモータM1〜Mnを駆動制御する。なお、図示はしていないが、各サーボモータM1〜Mnには位置・速度検出器が取り付けられており、該位置・速度検出器で検出した各サーボモータの位置、速度は各サーボ制御器5a1〜5anにフィードバックされるようになっている。また、入出力インターフェイス6には、ロボットに設けられたセンサや、周辺機器のアクチュエータ等が接続されている。
本発明は、上述のようなロボット制御装置において、ロボットアーム(又はリンク)と該アームを駆動するモータとの間にある各構成部品又は部品を保護する機能を提供するものである。
図2は、本発明によって保護可能な構成部品の1つである減速器を模式的に表す図である。減速器12は、サーボモータ14とロボットアーム16との間に配置され、サーボモータ14の駆動力をロボットアーム16に伝達するように構成されている。減速器12はモータ14と一体となって1つの剛体を形成すると考えることができ、ここでは、その最も外側(モータ14と反対側)を保護対象部分とする。
図3は、保護すべき対象部品にかかる負荷トルクを推定し、対象部品を保護する処理のフローチャートを示す。また、保護対象部品を上述の減速機12とした、処理系のブロック図の一例を図4に示す。以下に、この場合の処理手順を説明する。
まず、サーボモータ14に付属したロータリーエンコーダ(図示せず)の出力θを読み取り、前速度ループの値との差分を計算してモータ速度V(θドット)を取得する(ステップS1)。次に、ロボットアーム16の各リンクのサーボ制御器のプロセッサが通常の速度ループ処理を行い、モータ14のトルク指令Tcを求める(ステップS2)。すなわち、メインCPU1から指令された移動指令と、モータ速度Vとに基づいて、上述した比例積分制御等の速度ループ制御処理を実行することにより、トルク指令Tcが求められる。
次のステップS3では、求められたTc及びVから、減速機12にかかる負荷トルクTrを求める。具体的には図4にブロック図として示す推定器20を用いて、Tc及びVから負荷トルクTrの推定値を求める。推定器20では、項22においてモータ速度Vをラプラス変換した値と、トルク指令Tcとの差分を差分器24によって算出して、減速機12の負荷トルクTrとする。ここでJはモータ14のイナーシャ(正確にはモータのロータイナーシャ)と減速器12のイナーシャとを足し合わせたイナーシャであり、Aは対象部品(ここでは減速機12)の動摩擦係数であり、sはラプラス演算子である。以上より、次式(1)が成立する。
Tr = Tc −(Js+A)V (1)
上式(1)により、減速器12にかかると推定される負荷トルクTrが計算できる。なお負荷トルクを推定する他の手段としては、後述する外乱推定オブザーバや、他のシミュレーションモデル、有限要素法によるもの等が挙げられる。
次にステップS4において、速度ループ毎に求められたTrを、予め各軸に決定しておいた許容値である閾値Lと比較する。ここで、1軸でもTr > Lとなった場合には異常が生じたと判断し、アラーム又はワーニングを発生させる(ステップS5)。なお、Lの決定方法としては、最初からロボット毎に又は各対象部品毎に調整した一定値を利用する方法の他に、外部入出力インターフェイスに接続したパーソナルコンピュータ(図示せず)等の入力手段より適時設定又は更新を行う方法も可能である。また再設定の際には、例えば外気温又はモータ温度等のロボットの所定部位の温度を測定又は推定し、その結果を用いて閾値を変化させることができる。一般に、温度が低いほどグリースの粘度上昇等により外乱が大きくなる傾向にあるので、温度が低いときは閾値Lを高くして誤検出を防ぐ処理がなされる。また、外気温等のL値に影響し得るパラメータを自動計測し、パーソナルコンピュータ等により自動的にL値を最適値に更新することもできる。
アラーム又はワーニングが発生したら、対象部品を保護するための動作をロボットに行わせる(ステップS6)。例えば、各軸の速度指令をゼロにすれば、ロボットを即時停止させることができる。また、速度指令に予め決定しておいたゼロ以上1未満の値をかけることでロボットを減速させ緩やかに停止させることもできる。或いは、好ましくは各軸が出力できる最大トルクで、各軸の負荷トルクが減少する方向に一定時間動作させる退避動作を先ず行い、その後に停止させることもできる。或いは、自動的には保護動作を行わず、警告等の表示のみ行うこともできる。この場合は、作業者が手動で適宜必要な保護動作を実行する。
図5は、外乱推定オブザーバにより減速器12に作用するトルクTrを推定する場合の推定器26を示すブロック線図である。オブザーバに関する理論は一般的であり、公知のものであるから詳細な説明は省略する。図5のオブザーバは、モータ速度及び加速度外乱を推定するものの一例である。項28、30のK1、K2はそれぞれ外乱推定オブザーバのオブザーバゲインであり、項32のKtはトルク定数である。項34は、項28、30及び32の出力を全て加算した値を積分する積分項である。また項36は項34の出力にA/Jを乗じる項であり、項38は項30からの出力にJを乗じて推定トルクTrを求める項である。なお上述と同様に、Jはモータ14のイナーシャと減速器12のイナーシャとを足し合わせたイナーシャであり、Aは減速機12の動摩擦係数であり、sはラプラス演算子である。この場合のロボットモデルの状態変数は、次式(2)のように表される。
Figure 0004335286
但し式(2)において、入力をトルク指令(u=Tc)、出力をモータ速度(y=V)、状態変数をモータ速度・加速度外乱(x1=V、x2=Tr/J)とし、状態変数x1、x2の微分値をそれぞれx1ドット、x2ドットとした。また、加速度外乱は時間により変化しないものとした(x2ドット=0)。
1、x2の推定値をそれぞれz1、z2とし、さらにz1、z2の微分値をそれぞれz1ドット、z2ドットとすると、式(2)のモデルのオブザーバは次式(3)のように表される。
Figure 0004335286
式(3)から、オブザーバにより推定された加速度外乱z2が計算でき、減速器にかかる推定負荷トルクTrは次式(4)により求められる。
Tr = J・z2 (4)
図6は、保護すべき対象部品が歯車である場合を模式的に示す図である。図6には、サーボモータ40と係合する歯車42aと、ロボットアーム44に係合する歯車42cと、歯車42aと42cとの間の歯車42bとが示されている。3つの歯車は協働して、サーボモータ40の駆動力をロボットアーム44に伝達するように構成されている。この例では、モータ40と係合する歯車42aの外側(歯車42bと係合する部分)を保護対象部分とする。
図6の例では、歯車42aに作用する推定負荷トルクは、上述の減速器の場合とほぼ同様に求めることができる。すなわち、式(1)においてJをモータ40のイナーシャと歯車42aのイナーシャとを足し合わせたイナーシャとし、Aを歯車42aの動摩擦係数とすれば、歯車42a自体に係る外乱トルクと歯車42bから歯車42aに伝わるトルクの合計として、歯車40aに作用する負荷トルクTrを推定することができる。
図7は、保護すべき対象部品がケーブルである場合を模式的に示す図である。図7に示す構成は、前リンク50により駆動される第1アーム52と、後リンク54により駆動される第2アーム56と、第1アーム上及び第2アーム上を延びるケーブル58とを有する。ケーブル58は、各リンク内を固定されずに貫通し、第1固定具60及び第2固定具62によってそれぞれ第1アーム52及び第2アーム56に固定されているものとする。
この場合、第2固定具62においてケーブル58に作用する負荷トルクTrは以下の式(5)により求めることができる。但し、簡単のため、後リンク54以外のリンクは、前リンク50も含め全て停止しているものとする。
Tr = Tc − K・V/s −(Js+A)V (5)
式(5)において、Tcは後リンク54を駆動するサーボモータ(図示せず)の負荷トルクであり、Vは該サーボモータの速度である。またJは該サーボモータ、後リンク54、第2アーム56及びケーブル58のそれぞれのイナーシャを足し合わせたイナーシャとし、Aは後リンク54と第2アーム56との間の動摩擦係数であり、sはラプラス演算子である。式(5)ではさらに、ケーブル58の捻り方向のバネ定数であるKを考慮した構成となっている。
このように、保護すべき対象部品が種々異なる場合であっても、前述のステップS3において、J及びAを対象部品に応じて変更し、さらに必要に応じてバネ定数やダンパ定数等の要素を加味することにより、推定負荷トルクを計算できる。
上述の特許文献1及び2はいずれも、本発明の特徴である、アーム先端以外の力を推定してロボットの各構成部品を保護することは開示していない。本発明は、保護対象部品にかかるトルクをモータの速度及びトルクに基づいて推定するものであり、これにより当該対象部品の確実な保護を図ることができる。
なお上述の実施形態ではいずれも保護対象部品に作用するトルクを推定しているが、一般にトルクと力とは容易に換算可能であるので、上述の負荷トルクTrを保護対象部品に作用する推定力に置換しても、本発明が適用可能であることは容易に理解されよう。
本発明の一実施形態に係るロボット制御装置の要部ブロック図である。 本発明のロボット制御装置により保護可能な減速器周りの概略構成を示す図である。 対象部品にかかる負荷トルクを推定し対象部品を保護する方法を示すフローチャートである。 保護対象部品が減速器である場合に、減速器にかかる負荷トルクを推定する手段を説明するブロック図である。 図4の推定器の代替例として外乱推定オブザーバを使用する場合を説明するブロック図である。 本発明のロボット制御装置により保護可能な歯車周りの概略構成を示す図である。 本発明のロボット制御装置により保護可能なケーブル周りの概略構成を示す図である。
符号の説明
10 ロボット制御装置
12 減速器
14、40 サーボモータ
16、44、52、56 ロボットアーム
20、26 推定器
42a〜42c 歯車
50、54 リンク
58 ケーブル
60、62 固定具

Claims (9)

  1. モータにより駆動されるロボットアームを有するロボットの動作制御を行うロボット制御装置であって、
    前記ロボットアームと該ロボットアームを駆動するモータとの間に配設され、保護対象として選定された保護対象部品にかかる負荷トルクを、前記モータの速度及びトルク指令に基づいて推定する推定手段と、
    前記推定された負荷トルクの値を予め設定した閾値と比較して異常を検知する検知手段と、
    異常が検知されたときに前記保護対象部品を保護する処理を行う処理手段と、
    を備えたことを特徴とする、ロボット制御装置。
  2. 前記推定手段は、前記保護対象部品のイナーシャ、前記モータのイナーシャ、及び前記保護対象部品の動摩擦係数を用いて、前記保護対象部品にかかる負荷トルクを推定する、請求項1に記載のロボット制御装置。
  3. 前記推定手段は外乱推定オブザーバである、請求項1又は2に記載のロボット制御装置。
  4. 外気温又は前記ロボットの所定部位の温度を取得又は推定し、前記外気温又は前記所定部位の温度に基づいて前記閾値を調整する手段をさらに有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
  5. 前記処理手段は、異常が検知されたときに前記ロボットを即時停止させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
  6. 前記処理手段は、異常が検知されたときに前記ロボットを減速させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
  7. 前記処理手段は、異常が検知されたときに、前記ロボットの各軸の負荷トルクが減少する方向に一定時間、前記ロボットに退避動作を行わせる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
  8. 前記保護対象部品は、前記ロボットに使用される減速機、歯車及びケーブルの少なくとも1つを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
  9. モータにより駆動されるロボットアームを有するロボットの動作制御を行うロボット制御方法であって、
    前記ロボットアームと該ロボットアームを駆動するモータとの間に配設され、保護対象として選定された保護対象部品にかかる負荷トルクを、前記モータの速度及びトルク指令に基づいて推定するステップと、
    前記推定された負荷トルクの値を予め設定した閾値と比較して異常を検知するステップと、
    異常が検知されたときに前記保護対象部品を保護する処理を行うステップと、
    を備えたことを特徴とする、ロボット制御方法。
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