JP4334636B2 - 課金式プリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の背景】
本発明は、所定の情報を表示したシールを自動的に作成し、供給するシール作成装置に関する。
【0002】
【関連技術の説明】
名刺の自動販売機として特開平5−108953号に開示されるような形式のものが知られている。
この開示された名刺作成装置では、レイアウトパターン、会社名、部課名、役職名、氏名、住所、電話番号、FAX番号、所要枚数等を入力し、所定の金額を投入することよって自動的に所定枚数の名刺が得られるようになっている。
また、上記装置において、数種類のレイアウトパターンが用意されておりユーザーはこのなかから所望をパターンを選択することができる。
このような名刺の自動販売機は所望の情報が所望の形態で表示された名刺を迅速に得ることができるようになっている点において、便宜である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報に開示された名刺作成装置においては、入力情報を一時的に記憶・読み出しできる以外には、利用者に対して、特に装置利用意欲を惹起するような利用者に便宜なサービスは組み込まれていない。
本発明は、利用者が登録された利用者である場合には、その過去の利用頻度に応じた特典を付与することによってリピーターに対してさらに利用意欲をかき立てることができる課金式プリンタを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明にかかるプリンタは、利用者による料金の支払にかかる所定操作に応じて起動される課金式プリンタであって、
利用者による料金の支払にかかる所定操作に応じて起動される課金式プリンタにおいて、
印刷情報を表示するディスプレイと、
予め用意された複数の印刷用設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、
前記複数の設定情報のうち特定の設定情報を選択して前記ディスプレイに表示する設定情報選択手段と、
所定の入力情報を入力するために利用者によって操作される入力手段と、
前記入力情報の少なくとも一部を利用者の操作に応じて記憶する入力情報記憶手段と、
利用者が前記入力情報のうち所定の情報を印刷するために特定する入力情報特定手段と、
利用者を特定するための利用者特定情報を入力する利用者特定情報入力手段と、
前記利用者情報特定情報を入力することにより、入力情報の記憶読み出しが行われた回数に応じたポイント数を前記ディスプレイに表示し、選択・特定可能な設定情報をポイント数に応じて段階的に追加・表示する登録サービス制御手段と、
利用者により前記選択された設定情報と前記特定された入力情報とを組み合わせて印刷情報として前記ディスプレイに表示する印刷情報表示手段と、
前記ディスプレイに表示された前記印刷情報を印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
【0005】
上記において入力手段には、キーボード、タッチパネル、ライトペン等が含まれる。
好ましい態様では、前記利用者による所定操作がコイン、硬貨、トークン、紙幣またはプリペードカードの投入動作である。
また、上記のプリンタは、さらに、複数のシール用紙を担持する複層構造の被印刷体を備えており、前記印刷情報が前記被印刷体のシール用紙内の所定の印刷領域のそれぞれに印刷されて提供されるようになっていることが望ましい。
前記入力情報を利用者による前記入力手段の特定の操作に対応させて前記入力情報記憶手段に記憶するようになっているのが好ましい。この特定の操作には、たとえば、キーボードあるいはディスプレイ上に表示されたキーボードなどにおける特定のキー操作あるいはタッチすることによって記憶することができる。
【0006】
また、好ましい態様では、前記入力情報が、氏名、電話番号、住所およびメッセージから選択される少なくとも1つの情報からなる。しかし、これに限られるものではない。たとえば、生年月日、他の電話番号、FAX番号、メールアドレス等を含む事ができる。
前記利用者特定情報はたとえば、暗証番号とすることができる。
さらに、本発明にかかるはプリンタは、好ましくは、前記記憶された入力情報を呼び出して前記印刷情報に組み入れる入力情報呼出手段を備えており、このようにすることにより入力動作は反復する手間を省くことができる。
この場合、前記入力情報呼出手段は、前記利用者特定情報が正しく入力されたとき有効となるようにしておくことが望ましい。これによって利用者は自分の固有の入力情報を安全に保有しておくことができる。
【0007】
好ましい態様では、前記入力手段が、前記ディスプレイ上に設けられ、表面弾性波を利用して位置情報を検出するタッチ入力装置を含んでいる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明する。
図1を参照すると、本発明の1実施例にかかる課金式プリンタ、特にシール作成装置1の全体外観図が示されている。
また、図2には、本例のシール作成装置の基本構成がブロックダイヤグラムの形式で示されている。
図1と図2をあわせて参照すると、本例のシール作成装置1は、フロアに立設され、ほぼ箱状の外観の本体ケースを備えている。
本体ケース1a内には、CPU、本体メモリとしてのハードディスク2、外部メモリとしてFD、CD−ROM、およびこれらのドライブ3、4を有するパソコン本体5が配置される。パソコン本体5には、超音波表面弾性波方式のタッチパネル6を備えたCRT7、インクカートリッジ8、用紙9を備えたインクジェット式のプリンタ10がそれぞれ接続される。また本例の装置1は、入金装置11を備えており、該入金装置11は、紙幣識別ユニット12、コイン制御ユニット13を備えているとともに、釣り銭ホッパー14が設けられる。そして、シール作成装置は、各種スイッチを配備したスイッチボックス15を介して電源16に接続されている。 さらに、ケース1aの前面パネルには、生成したシールの取り出し口17が設けられる。
【0009】
そして、本例の装置1では、利用者による情報の入力は、タッチパネル6を介して行われる。入力は、必ずしもタッチパネル6によらず、たとえば、キーボード、ペン入力、スキャナー入力等任意の手法で行うことができる。
本シール作成装置の制御するためのソフトウエアは、当初CD−ROMに記録されており、その後パソコン本体にインストールして使用する。利用者は、必要な情報を入力した、あるいは登録された情報のうち所定の情報を選択しCRT画面上に表示する。この場合、予め設定され、かつ自らの操作により予め選択しておいたシールに表示すべきデザインを合わせて表示することもできる。
さらにこの表示において、デザインを変化させたり、情報の表示形態を変えることもできる。
【0010】
以下、図3、図4および図5のフローチャートを参照しつつ本発明の1実施例にかかるシール作成装置の動作およびシール作成手順について説明する。
本例のシール作成装置を作動させるにあたって、まず、電源をオンする(ステップS1)。
これよってコンピュータが起動し、シール作成プログラムがスタートするとともにタイトル画面が表示される(ステップS2)。そして、このプログラムにより、デモ画面が表示され(ステップS3)、利用者が画面にタッチすることにより(ステップS4)コイン投入を指示する画面が表示される(ステップS5)。タッチせず直接コイン投入をすると、直ちにコイン投入画面に変わる。
利用者は、入金装置を介してシール印刷に必要な所定の料金を投入する。この入金装置は、公知の任意の装置で構成することができる。コイン投入が所定時間内に行われると(ステップS6)、次にシール作成装置は、図6に示すようにシールを新規作成するのか、登録してあるシール情報を呼び出すためのかを利用者に選択させる画面を表示する(ステップS7)。すなわち、「新規作成」「登録呼出」がCRT上に表示され、利用者は、いずれかをタッチして選択する(ステップS8、9)。 なお、所定時間内に「新規作成」、「登録呼出」のいずれの選択も行われない場合には、「新規作成」と見なして処理が進められる。
タッチ画面により利用者が「登録呼出」を選択すると(ステップS8)、CRT表示画面上には、つぎに、図7に示すような電話番号(後述の登録識別番号)を入力することを要求する画面(「登録するときに入力した電話番号を入力して下さい」)が表示される(ステップS10)とともに、画面上に電話番号を入力するための0〜9の数字が表示される。利用者は電話番号にかかる数字に順次タッチして電話番号の入力を行う。
【0011】
「登録呼出」を選択した場合において、電話番号の入力が終わると、利用者は「決定」にタッチする。すると画面上には、図8に示すように登録時に入力した暗証番号を入力を要求する画面(「登録するときに入力した暗証番号を入力して下さい」)が表示される(ステップS11)。
なお、上記電話番号の入力が所定時間内に行われない場合には、ステップS7に戻って、「新規作成」か、「登録呼出」の選択画面が表示される。暗証番号を入力し終わると、利用者は、「決定」をタッチする。その後コンピュータは、暗証番号が正しいかどうかを判断する(ステップS12)。パスワードがエラーの場合には(ステップS13)、「暗証番号が違います、確認してもう一度入力して下さい」との音声メッセージが流されるととにも、再びステップS11の暗証番号入力画面が表示される。
【0012】
この段階が終了すると、図5に示すようにメモリ内に予め登録してあるシールに表示すべきデザインの選択のためのサブルーチンが起動される(ステップS14)。なお、前記「新規作成」を選択した場合あるいタイムオーバーの場合、上記一連の呼び出しを省略して(ステップS9)、デザイン選択サブルーチンに移る。
デザイン選択サブルーチンは図9に示すように、選択できるデザインの一覧が表示される(ステップS15)。デザインの種類として本例では、図10に示すようにファンシー、ジョーク、スタンダードの3種類、全部で54種類が用意されている。利用者は、この中からシールに表示するための1つのデザインを選択する。この選択は、表示された各デザインの枠内に直接タッチすることで、選択する。所定のデザインが選択されるとそのデザインは、拡大表示される(ステップS16)。この場合、デザインにサンプル文字が入った状態で表示されるとともに、「このシールが出てくるよ。このデザインでいい?」という音声メッセージあるいは、画面表示が行われる。
【0013】
利用者はこれに応じて、「はい」「いいえ」のいずれかをタッチすることによって決定する。つぎに、シールに表示すべき所定項目を入力する段階が行われる。この段階では、項目入力サブルーチン(図11)が起動される。ただし、「登録呼出」を選択した場合は、この段階ですでに登録してある各項目の文字は入力済である。まず名前項目を入力する場合、利用者は、手書きモードにおいて自分の名前をタッチ画面により入力する(ステップS18)。図12および図13に示すように画面上に指でなぞった軌跡がそのまま画面上に表示され、即座にいくつかの該当する可能性のある候補の文字が活字体として表示され、表示されたなかの該当するものがあった場合には、これにタッチすることにより選択し、決定することができる。また、画面上に表示してある辞書タグをタッチすることにより辞書モードによって各ひらがなをタッチ入力し、自動的に漢字その他の候補文字一覧を表示させ、この一覧から該当するものを選択して決定することもできる。
【0014】
なお、利用者が外国人の場合を考慮して、手書き文字のまま記憶することもできる。筆記体のまま記憶することによって、サインの状態でシールに表示するようにしてもよい。
さらに、利用者は、自分の名前だけでなく、電話番号、ファックス番号等も合わせて入力することができる。本例では図14に示すように、電話番号等は複数入力できるようになっている(ステップS19、20)(本例では、2種類(TEL1、TEL2)。
さらに、利用者は必要に応じて、シールに表示すべき簡単なコメントを入力することもできる(ステップS21)。コメントは、見本を選択することによって、または候補文字や記号一覧から1つ1つ選択することによって入力し、「決定」をタッチすることによって決定する。
【0015】
名前、TEL1およびTEL2、コメントの各項目の画面には、「戻り」または「パス」が表示されており、そのいずれかをタッチすると図11のとおり、各項目に戻ったり、さらに、各項目の情報を確認するための項目確認プレビュー画面(図示せず)において「いいえ」にタッチすることで、項目入力の最初に戻ることが可能である。各項目の情報に問題がなければ「はい」をタッチして項目入力を完了する(ステップS22)。
これによって利用者が、シールに表示すべきすべての情報入力が完了する。
つぎに、選択されたデザインおよび表示すべき情報はすべてフォント変更確認のためにCRT画面に表示される(ステップS23)。また音声によって、「文字の形態を変える?」と問いかけが行われる。
【0016】
「はい」をタッチした場合には、フォントの変更のためにフォント変更サブルーチン(図15)が起動される(ステップS24)。サブルーチンでは、入力情報に日本語が含まれるかどうかの判断が行われ(ステップS25)、日本語が含まれる場合には、図16に示すような日本語フォント選択画面が表示される(ステップS26)。利用者はこの画面から所望のフォントをタッチしてさらに「決定」をタッチする。所定時間内に行われない場合には、フォントの変更は行われない。つぎに、コンピュータは、英数字が含まれるかどうかを判断し(ステップS27)、含まれる場合には、図17に示すような欧文のフォント選択画面を表示する(ステップS28)。「いいえ」をタッチした場合、タイムオーバーの場合には、上記と同様に、フォントの変更は行われない。
【0017】
つぎに、上記表示画面に、文字色の変更確認のための画面が表示されるととにもに、音声で「文字の色を変える?」の問いかけが行われる。「はい」をタッチした場合には、フォントの変更のために文字色選択サブルーチン(図18)が起動される(ステップS30)。サブルーチンでは、図19に示すような文字色選択画面が表示される(ステップS31)。利用者はこの画面から所望の文字色を選択して「決定」をタッチする。所定時間内に行われない場合には、フォントの文字色が使用される。着色は、本例では、コメント、名前、電話番号を別々に行うことができるようになっている。利用者は、上記のコメント、名前、電話番号の配色を決定するために、CRTタッチ画面上に表示された「決定」をタッチする。
【0018】
このようにしてシールの表示のそれぞれの配色を決定したのち、利用者は、シールを印刷する。
印刷に先立って例えば図20に示すように印刷内容を示す画面表示が行われる(ステップS32)。この時音声で「一枚目はこのシールがでてくるよ。ちょっと待ってね。」とのアナウンスが流れる。そして、印刷が行われる(ステップS33)。なお、印刷中は、印刷デモ画面が表示される。印刷が終了すると印刷終了画面が表示され(ステップS34)るとともに、「また遊んでね。」というアナウンスがされる。そして、図21に示すような上記図20の表示画面にかかる情報を印刷した複数のシールを担持した1枚の印刷されたシール用紙が出力される。
【0019】
つぎに、シールの登録動作について図22を参照して説明する。
シールの登録は、第1枚目のシールの印刷の途中に行われる。ディスプレイには、上記の印刷デモ画面から図23に示すような、シールの登録を行うかどうかの確認の画面が表示される(ステップS35)。同時に、「シールを登録しますか?」という音声での質問が流れる。利用者がタッチ画面操作により「はい」をタッチすると、つぎに、コンピュータは、登録呼出したシールと同一かどうか自動的に判断し(ステップS36)、以前に登録したものである場合には、上書き登録確認の画面に移り(ステップS37)、「同じ番号で登録を行いますか」の問いに対して利用者が「はい」をタッチすると、コンピュータは、登録時と同じ登録番号およびパスワードで登録し、その登録内容を表示する(ステップS43)。
【0020】
以前行ったのと異なる番号、すなわち、新たな番号のもとに登録を行いたい場合には、上記上書き登録確認の画面において「いいえ」をタッチして任意の番号を入力する(ステップS38)。この場合、図24に示すように0〜9の数字が画面上に表示され利用者は、この10桁以内の任意の数字を入力して「決定」をタッチすることによって登録識別番号を入力することができる。本例では登録識別番号として電話番号を入力するようになっている。
次に、画面には、図25に示すように利用者のパスワードあるいは暗証番号の入力を要求する画面が表示される(ステップS39)。このパスワードは所定の桁、たとえば、4桁の数字あるいはアルファベットあるいはこれらの組み合わせで通常は構成される。利用者が所定のパスワードあるいは暗証番号を入力し(ステップS40)終わり、「決定」をタッチすると、再びパスワードの入力を促す画面が表示される(ステップS41)とともに、音声で「確認のために暗証番号をもう一度入力して下さい」という問いかけが行われる。
【0021】
この問いかけに応じて利用者は再びパスワードを入力する。コンピュータは、この入力が最初に入力されたパスワードと同じかどうかを判断する。
そして、上記ステップS40で入力されたパスワードと同じパスワードが正しく入力された場合には、コンピュータは、登録された内容および登録識別番号(たとえば電話番号)を表示する。
また、「この番号を登録しました。次回使うときははじめに「登録呼出」を選んで、この番号を入力すると登録した内容を呼び出せます。」とのアナウンスがされる。
図26を参照して、2枚目以降のシールの作成動作について説明する。2枚目以降は、基本的に表示情報は、入力済であるので、ステップS42乃至48は基本的に、図5のステップS14、S23、S24、S29、S30、S32等に対応する。ステップS48では、つぎに印刷すべきシールが同じデザインかどうかを確認する画面を表示するものである。この場合同時に音声および文字で「X枚目も同じデザインでよろしいですか」との問い合わせが行われる。これに対して利用者は、「はい」または「いいえ」をタッチして選択する。
【0022】
このステップS48の動作は、シール印刷が完了する度ごとに行われる。
なお、用紙には、好ましくは、専用のシール用紙が用いられる。図21にしめすようにシール用紙は、表面に印字されるシール部と支持部とからなり、シール部の裏面には、粘着層が設けられており、シール部が支持部から剥離できるように予め各種サイズの独立した区画の切り込みがシール部、粘着層にわたって設けられている。上記のインクジェットプリンターは、4色のインク(たとえば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの液状インク)をシール用紙に霧状に吹きつけることによって着色するように構成されており、選択された任意の配色で行うことができる。また、シール用紙の代わりに通常の名刺の材質の用紙を使用することができ、この場合には、本発明にかかる装置によって即座にビジネス用の名刺を印刷することができる。
【0023】
なお本例では、上記登録は、個別のシール作成装置ごとに行うことを念頭に記載したが、必ずしもそのようにする必要はない。たとえば、シール作成装置を通信回線等で連結し、登録がその連結された他のシール作成装置でも有効となるように構成することもできる。この場合には、いずれか1つのシール作成装置において登録を行った場合には、他のすべての装置でも有効なものとすることができる。
本発明にかかるシール作成装置は、さらなる機能として、登録サービス機能を備えている。
以下に、登録サービス機能について説明する。
登録が完了すると、登録識別番号とともに、入力情報がハードディスク内に記憶される。ディスプレイには、「現在のポイント数:1ポイント」と文字で現時点のポイント数が表示される。ポイント数は、登録識別番号ごとの登録カウント数に応じた数値である。
【0024】
登録された利用者が、次にシール作成装置を利用する際には、登録した電話番号と暗証番号とを入力しなければならない。
貨幣を投入し、登録にかかる電話番号と暗証番号とを入力すると、利用者は、図4の新規呼出選択画面において、「登録呼出」を選択する(ステップS8)。次いで、上記したように登録呼出の手続きを行い(ステップS10及びS11)、デザイン選択を行う。デザイン選択画面において、図27に示すような選択可能なデザインに加えて、さらに選択可能な別のデザインのフレーム及び項目が付加されて表示される。図27に示す例では、ポイント数に対応して隠れキャラクターデザインの1つが現れている。
すなわち、本発明の装置においては、ポイント数の高い登録利用者には、デザインの選択の幅が拡がることとなる。ポイントに対応した隠れキャラクターデザインは、たとえば、図27のようなメッセージが表示されて登録利用者は付加された隠れデザインがどんなものであるかを知ることができる。
【0025】
例えば、ポイント数が1、5、10、15、20、25、40と増加するに応じて、選択不能なものとなっていたデザインが実際に選択可能なデザインとして現れるようになっている。
利用者が、シール用紙に印刷すべき所望の1つのデザインを選択すること、各項目の情報の入力、これらの情報の登録するかいなかの選択等は、上記と同じである。
また、以前に登録した登録識別番号で再度の登録を行うと、上書き更新となり登録カウント数が加算され、同様にポイント数が増大する。
このように登録者は使用頻度に応じて、優遇されるようになっている。
なお、装置のメモリ容量の限界性に鑑み、一定期間経過後は登録を抹消するように構成することもできる。
また、一定期間継続して使用しない場合に、登録を抹消するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、入力動作に時間のかかる文字情報等の所定の情報を登録して置くことができるので、一旦登録した後において入力作業を大幅に簡素化できるので、迅速に好みに応じたシールを作成することができるとともに、登録に応じたポイントが付与されるとともに、デザインの選択肢が増えるので、利用頻度の高い登録利用者に対する利用意欲を増大させることができる。
これによって、シール作成装置の稼働率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかるシール作成装置の全体斜視図、
【図2】本発明の1実施例にかかるシール作成装置の全体概略構成図、
【図3】本発明の実施例にかかるシール作成装置動作のフローチャート
【図4】図2につづくフローチャート、
【図5】図3につづくフローチャート、
【図6】「新規作成」または「登録呼出」の選択を行うための表示画面を示す図、
【図7】電話番号の入力のための表示画面を示す図、
【図8】暗証番号の入力のための表示画面を示す図、
【図9】デザイン選択のサブルーチンのフローチャート、
【図10】デザインの入力のための表示画面を示す図、
【図11】項目入力のサブルーチンのフローチャート、
【図12】手書き入力のための表示画面を示す図、
【図13】手書き入力のための表示画面を示す図、
【図14】電話番号入力のための表示画面、
【図15】フォント選択のための表示画面を示す図
【図16】日本文字書体を選択するための表示画面を示す図、
【図17】欧米文字書体を選択するための表示画面を示す図、
【図18】文字色選択のサブルーチンのフローチャート、
【図19】文字色選択のための表示画面を示す図、
【図20】印刷するシールの表示画面を示す図、
【図21】プリントアウトされたシールを示す図、
【図22】シール登録手順を示すフローチャート、
【図23】登録を行うかどうかの選択を行うときの表示画面を示す図、
【図24】登録用の電話番号を入力するための表示画面を示す図、
【図25】登録用の暗証番号を入力するための表示画面を示す図、
【図26】2枚目以降のシール作成手順を示すフローチャート、
【図27】ポイント数に応じて増大する登録利用者が使用できる隠れキャラクターデザインを示す図である。
【符号の説明】
1 シール作成装置
2 ハードディスク
3、4 ドライブ
5 パソコン本体
6 タッチパネル
7 CRT
8 インクカートリッジ
9 用紙
10 プリンタ
12 紙幣識別ユニット
13 コイン制御ユニット
14 釣り銭ホッパー
15 スイッチボックス
16 電源
17 シール取り出し口。

Claims (9)

  1. 利用者による料金の支払にかかる所定操作に応じて起動される課金式プリンタにおいて、
    印刷情報を表示するディスプレイと、
    予め用意された複数の印刷用設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、
    前記複数の設定情報のうち特定の設定情報を選択して前記ディスプレイに表示する設定情報選択手段と、
    所定の入力情報を入力するために利用者によって操作される入力手段と、
    前記入力情報の少なくとも一部を利用者の操作に応じて記憶する入力情報記憶手段と、
    利用者が前記入力情報のうち所定の情報を印刷するために特定する入力情報特定手段と、
    利用者を特定するための利用者特定情報を入力する利用者特定情報入力手段と、
    前記利用者情報特定情報を入力することにより、入力情報の記憶読み出しが行われた回数に応じたポイント数を前記ディスプレイに表示し、選択・特定可能な設定情報を追加・表示するにあたり、ポイント数に応じたキャラクターデザインを前記ポイント数が増加するに応じて選択不可能なものとなっていたデザインが実際に選択可能なデザインとなって現れるよう表示することにより、段階的に追加・表示する登録サービス制御手段と、
    利用者により前記選択された設定情報と前記特定された入力情報とを組み合わせて印刷情報として前記ディスプレイに表示する印刷情報表示手段と、
    前記ディスプレイに表示された前記印刷情報を印刷する印刷手段と、を備え
    前記設定情報は、一定期間経過した場合、または一定期間継続して使用しない場合には抹消されることを特徴とするプリンタ。
  2. 請求項1において、前記利用者による所定操作がコイン、硬貨、トークン、紙幣またはプリペードカードの投入であることを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項1または2において、さらに、複数のシール用紙を担持する複層構造の被印刷体を備えており、前記印刷情報が前記被印刷体のシール用紙内の所定の印刷領域のそれぞれに印刷されて提供されることを特徴とするプリンタ。
  4. 請求項1ないし3において、前記入力情報を利用者による前記入力手段の特定の操作に対応させて前記入力情報記憶手段に記憶することを特徴とするプリンタ。
  5. 請求項1ないし4において、前記入力情報が、氏名、電話番号、住所およびメッセージから選択される少なくとも1つの情報からなることを特徴とするプリンタ。
  6. 請求項1において、前記利用者特定情報が暗証番号であることを特徴とするプリンタ。
  7. 請求項1ないし7において、前記記憶された入力情報を呼び出して前記印刷情報に組み入れる入力情報呼出手段を備えたことを特徴とするプリンタ。
  8. 請求項7において、前記入力情報呼出手段は、前記利用者特定情報が正しく入力されたとき有効とされることを特徴とするプリンタ。
  9. 請求項1ないし8において、前記入力手段が、前記ディスプレイ上に設けられ、表面弾性波を利用して位置情報を検出するタッチ入力装置を含んでいることを特徴とするプリンタ。
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