JP4334597B2 - 液体の収容容器、及びその排出方法 - Google Patents
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Description
容積が自在に変化する柔軟な袋状で、液体が給排される第1容器と、
同じく流体が給排される第2容器と、
前記第1容器と前記第2容器とが互いに押圧し合う方向に接触し、その押圧し合う方向以外への膨出を抑制しながら前記第1容器と前記第2容器を収容する外側容器と、を備え、
前記液体が収容されて大容積状態となっている前記第1容器に対して、小容積状態となって接触している前記第2容器に前記第1容器を押圧するための流体である押圧流体を供給して、前記第1容器から前記液体を押し出すとともに、
前記外側容器に収容された前記第1容器に給排される液体を空気との接触を嫌う液体とし、前記第1容器に可及的に空気を侵入させないようにして前記第1容器から前記液体を排出する収容容器であって、
前記外側容器は立方体形状であって、前記第1容器と前記第2容器は、収縮状態から膨出状態になったときに前記外側容器の内壁面に接近して立方体形状となる同一形態の容器によって形成され、
前記第1容器は上面と一つの側面が外側容器の内壁面に接触し、前記第2容器は下面と一つの側面が外側容器の内壁面に接触し、各容器において対向配置される一対の面の対角線とその対角線の端に連続する稜線とによって折り畳み線を形成し、
前記第1容器と第2容器は、前記折り畳み線を重ね合わせる形で、かつ収縮状態の一方の容器の中に膨出状態の他方の容器が嵌合される形で、前記外側容器に収容されていることを特徴としている。
前記外側容器には、前記第1及び第2の容器を収容した状態で前記口部を嵌合する孔部が設けられ、
前記外側容器に前記第1及び第2の容器を収容させたとき、それらの口部は前記外側容器の孔部に嵌合されて前記外側容器の外壁面よりも外側に突出するようにできる。
空気との接触を嫌う液体を収容し、該液体を排出するときに容器内に可及的に空気を侵入させずに排出する収容容器であって、
空気との接触を嫌う液体が給排される第1室と、前記第1室に収容された液体を押圧する押圧流体が給排される第2室とが設けられ、前記第1室と第2室とは、一方の室に前記押圧流体を供給することにより他方の室を圧迫してその内容積を小さくする隔膜によって分離され、
前記第1室に収容された前記液体を排出させるときに、小容積状態の前記第2室に前記押圧流体を供給して前記隔膜が第1室を圧迫するように膨出させることにより、前記第1室の容積を減少させて該第1室に可及的に空気を侵入させないようにして前記第1室から前記液体を排出することを特徴としている。
容積が自在に変化する柔軟な袋状で、液体が給排される第1容器と、
同じく流体が給排される第2容器と、
前記第1容器と前記第2容器とが互いに押圧し合う方向に接触し、その押圧し合う方向以外への膨出を抑制しながら前記第1容器と前記第2容器を収容する外側容器と、を備え、
前記液体が収容されて大容積状態となっている前記第1容器に対して、小容積状態となって接触している前記第2容器に前記第1容器を押圧するための流体である押圧流体を供給して、前記第1容器から前記液体を押し出すとともに、
前記外側容器に収容された前記第1容器に給排される液体を空気との接触を嫌う液体とし、前記第1容器に可及的に空気を侵入させないようにして前記第1容器から前記液体を排出する方法であって、
前記第1容器及び前記第2容器において、膨出状態で立方体形状なったときに対向配置される一対の面の対角線とその対角線の端に連続する稜線とによって折り畳み線を形成し、それらは前記折り畳み線を基準として収縮することにより前記凹部が形成され、
前記液体が収容されて膨出状態の第1容器と収縮状態の第2容器との折り畳み線を重ね合わせる形で、かつ第1容器が第2容器の凹部に嵌合する形態で外側容器に収容し、
前記第1容器内の液体を排出しながら前記第2容器に前記押圧流体を供給し、膨出状態の第1容器から前記液体が排出することによってその容器内に形成される空間部を、膨出する前記第2容器によって消滅させることにより、前記第1容器に可及的に空気を侵入させないようにして前記第1容器から前記液体を排出することを特徴としている。
1 第1内側容器(第1容器)
2 第2内側容器(第2容器)
3 外側容器
4,5 口部
6 開閉バルブ
18 上側稜線(折り畳み線)
21 下側稜線(折り畳み線)
23 対角線(折り畳み線)
24 斜め下半部(凸状部)
26 凹部
31,32 孔部
33 内側容器(容器)
34 隔膜
35 第1室
36 第2室
A 空気(押圧流体)
P 水性塗料(液体)
Claims (6)
- 容積が自在に変化する柔軟な袋状で、液体が給排される第1容器と、
同じく流体が給排される第2容器と、
前記第1容器と前記第2容器とが互いに押圧し合う方向に接触し、その押圧し合う方向以外への膨出を抑制しながら前記第1容器と前記第2容器を収容する外側容器と、を備え、
前記液体が収容されて大容積状態となっている前記第1容器に対して、小容積状態となって接触している前記第2容器に前記第1容器を押圧するための流体である押圧流体を供給して、前記第1容器から前記液体を押し出すとともに、
前記外側容器に収容された前記第1容器に給排される液体を空気との接触を嫌う液体とし、前記第1容器に可及的に空気を侵入させないようにして前記第1容器から前記液体を排出する収容容器であって、
前記外側容器は立方体形状であって、前記第1容器と前記第2容器は、収縮状態から膨出状態になったときに前記外側容器の内壁面に接近して立方体形状となる同一形態の容器によって形成され、
前記第1容器は上面と一つの側面が外側容器の内壁面に接触し、前記第2容器は下面と一つの側面が外側容器の内壁面に接触し、各容器において対向配置される一対の面の対角線とその対角線の端に連続する稜線とによって折り畳み線を形成し、
前記第1容器と第2容器は、前記折り畳み線を重ね合わせる形で、かつ収縮状態の一方の容器の中に膨出状態の他方の容器が嵌合される形で、前記外側容器に収容されていることを特徴とする液体の収容容器。 - 前記第1容器又は前記第2容器は、前記折り畳み線で折り畳んだ収縮状態では外側が前記外側容器の内壁面に接触しながら内側に凹部が形成され、立方体形状をなす膨出状態では折り畳み状態の他方の容器の前記凹部内に嵌合されて、前記外側容器に収容されることを特徴とする請求項1に記載の液体の収容容器。
- 前記第1及び第2の容器は、シート状の軟質樹脂材より成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体の収容容器。
- 前記第1及び第2の容器には、前記押圧流体を給排するための口部が設けられ、
前記外側容器には、前記第1及び第2の容器を収容した状態で前記口部を嵌合する孔部が設けられ、
前記外側容器に前記第1及び第2の容器を収容させたとき、それらの口部は前記外側容器の孔部に嵌合されて前記外側容器の外壁面よりも外側に突出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液体の収容容器。 - 前記第1容器の口部には、前記液体の出入りを許容・遮断する開閉バルブが取り付けられ、前記第2容器の口部には、前記押圧流体の出入りを許容・遮断する開閉バルブが取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の液体の収容容器。
- 容積が自在に変化する柔軟な袋状で、液体が給排される第1容器と、
同じく流体が給排される第2容器と、
前記第1容器と前記第2容器とが互いに押圧し合う方向に接触し、その押圧し合う方向以外への膨出を抑制しながら前記第1容器と前記第2容器を収容する外側容器と、を備え、
前記液体が収容されて大容積状態となっている前記第1容器に対して、小容積状態となって接触している前記第2容器に前記第1容器を押圧するための流体である押圧流体を供給して、前記第1容器から前記液体を押し出すとともに、
前記外側容器に収容された前記第1容器に給排される液体を空気との接触を嫌う液体とし、前記第1容器に可及的に空気を侵入させないようにして前記第1容器から前記液体を排出する方法であって、
前記第1容器及び前記第2容器において、膨出状態で立方体形状なったときに対向配置される一対の面の対角線とその対角線の端に連続する稜線とによって折り畳み線を形成し、それらは前記折り畳み線を基準として収縮することにより前記凹部が形成され、
前記液体が収容されて膨出状態の第1容器と収縮状態の第2容器との折り畳み線を重ね合わせる形で、かつ第1容器が第2容器の凹部に嵌合する形態で外側容器に収容し、
前記第1容器内の液体を排出しながら前記第2容器に前記押圧流体を供給し、膨出状態の第1容器から前記液体が排出することによってその容器内に形成される空間部を、膨出する前記第2容器によって消滅させることにより、前記第1容器に可及的に空気を侵入させないようにして前記第1容器から前記液体を排出することを特徴とする液体の排出方法。
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