JP4331861B2 - 携帯無線機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、各種通信手段を用いた携帯無線機に係り、特に、折り畳み式の携帯無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、データの高速伝送が可能なPDC(Personal Digital Cellular)、CDMA(Code Division Multiple Access)、GSM(Global System for Mobile Communication)やPHS(Personal Handy-phone System)等の通信手段を用いた携帯無線機が広く用いられ、さらに、次世代の技術として開発されているWCDMA(Wide band CDMA)、CDMA2000等の通信手段を用いたものが開発されつつある。この種の携帯無線機には、携帯性を高めるために、折り畳み構造のものが知られているが、このように折り畳み式の携帯無線機では、折り畳んだ際に、表示部が外部から見えなくなってしまっていた。
【0003】
このため、折り畳んだ状態でも、表示機能が損なわれない構造の携帯無線機として、特開平6−37697号公報に示されているように、折り畳んだときにも外部から見ることができる第2の表示部を設けたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この構造の携帯無線機にあっては、第2の表示部を設けることにより部品点数が多くなり、このため、筐体の大型化を招き、携帯性を損ねてしまうという問題があった。この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、携帯性を損ねることなく、折り畳み時にも表示を確認することができる小型化が可能な携帯無線機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを開閉可能に連結するヒンジ部と、前記第1の筐体表面に備えられ、操作キーを有する入力手段と、前記第2の筐体の閉状態における内側表面である第1の面に備えられ、開状態においては前記入力手段の備えられた面の向く第1の方向にて露出して表示を行い、閉状態においては互いの筐体の内側に遮蔽される第1の表示手段と、前記ヒンジ部の表面に備えられ、開状態においても閉状態においても、前記第2の筐体が有する前記第1の面の反対側の面である第2の面側に露出して表示を行い、開状態においては前記第1の方向と反対方向の第2の方向を向き、閉状態においては前記第1の方向を向く第2の表示手段と、を備えることを特徴としている。
このように、ヒンジ部に第2の表示手段を設けているために、小型・薄型化を図ることができ、表示機能が充実しさらに携帯性が向上された携帯無線機とすることができる。
【0006】
また、請求項2に記載の携帯無線機は、前記第2の表示手段を保護する保護部材が、レンズであることを特徴とします。つまり、第2の表示手段を保護するための保護部材にレンズを設けることにより表示文字が拡大されて表示されるために老眼の人であっても表示文字を明瞭に判読することができる。
また、請求項3に記載の携帯無線機は、前記レンズが、前記ヒンジ部の外側表面の形状に連続する形状を有することを特徴とします。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の携帯無線機を図面を参照して説明する。
【0008】
図1及び図2において、符号1は、携帯無線機である。この携帯無線機1は、第1の筐体2と、この第1の筐体2の上端部に、ヒンジ3によって回動可能に連結された第2の筐体4とを有しており、ヒンジ3による連結箇所にて第2の筐体4を回動させることにより、第2の筐体4が第1の筐体2に対して開閉されるようになっている。
【0009】
つまり、第2の筐体4が閉じた状態(図2の状態)から第2の筐体4を回動させることにより、第2の筐体4が開いた状態(図1の状態)とされ、これとは逆に、第2の筐体4が開いた状態から第2の筐体4を逆方向へ回動させることにより、第2の筐体4が閉じた状態とされるようになっている。
【0010】
第2の筐体4には、閉じることにより第1の筐体2と合わされる側である正面側に、メイン表示部(第1の表示手段)11が設けられ、また、ヒンジ3に、サブ表示部(第2の表示手段)12が設けられている。第2の筐体4には、その正面側における上端部にスピーカ(音声出力手段)13が設けられている。
【0011】
第1の筐体2には、第2の筐体4によって閉ざされる正面側に操作用の複数の操作キー(入力手段)14が配設されており、これら操作キー14から各種の入力を行うことができるようになっている。また、第1の筐体2には、その正面側における下端部にマイク(音声入力手段)15が設けられており、さらに、上端には、その背面側に、伸縮可能なアンテナ16が設けられ、このアンテナを介して音声データ、文字データ、画像データ等の各種通信データの通信が行われるようになっている。そして、この携帯無線機1によれば、第2の筐体4を開いた状態にて、そのマイク15にて音声入力が行われ、スピーカ13から相手方の音声、着信音、アラーム等が発せられるようになっている。
【0012】
次に、上記携帯無線機1の機能について図3に示す機能ブロック図を参照して説明する。図において、符号21は、表示デバイスであり、この表示デバイス21は第2の筐体4内に配設されている。また、この表示デバイス21には、その一端に表示ドライバ24が設けられており、この表示ドライバ24によって表示デバイス21に表示されるようになっている。この表示ドライバ24は、第1の筐体2に設けられた制御部25に接続されており、この制御部25から制御信号が出力されるようになっている。また、無線部(通信手段)26は、アンテナ16を介して相手方端末との間にて、無線通信回線を用いて音声データ、文字データ、画像データ等の各種通信データの送受信を行うものである。
【0013】
そして、この無線部26にて受信された通信データは、図示しない音声処理部にて音声データが取り出されてスピーカ13から音声を出力させるようになっている。また、マイク15より入力された音声は、音声信号として音声処理部に入力され、この音声処理部から音声データに変換されて通信データとして無線部26へ送信され、無線部26からアンテナ16を介して相手方端末へ送信されるようになっている。なお、符号27は、この携帯無線機1の全ての電力をまかなうバッテリーである。
【0014】
そして、上記の携帯無線機1では、制御部25からの制御信号により表示ドライバ24が駆動されて、表示デバイス21に各種文字情報や画像情報が表示される。第2の筐体4を開いた状態では、メイン表示部11及びサブ表示部12にて、その表示内容を確認することができ、第2の筐体4を閉じた状態では、サブ表示部12にて、その表示内容を確認することができる。
【0015】
第2の筐体4の表面に形成されたメイン表示部用窓11a及び裏面に形成されたサブ表示部用窓12aから、第2の筐体4内に配設した表示デバイス21の表示内容を容易に確認することができる。しかも、サブ表示部用窓12aがレンズによって構成されているために表示文字が拡大されて表示されるために老眼の人であっても表示文字を明瞭に判読することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の携帯無線機によれば、下記の効果を得ることができる。請求項1記載の携帯無線機によればヒンジ内部の空洞を利用して第2の表示手段が設けられている構成としたことにより小型・薄型化を図ることができ、表示機能が充実しさらに携帯性が向上された携帯無線機とすることができる。
【0017】
請求項2記載の携帯無線機によれば、第2の表示手段を保護するための保護部材にレンズを設けたことにより表示文字が拡大されて表示されるために老眼の人であっても表示文字を明瞭に判読することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の携帯無線機の構成及び構造を説明する携帯無線機の斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態の携帯無線機の構成及び構造を説明する折り畳んだ状態の携帯無線機の斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態の携帯無線機の機能を説明する機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 携帯無線機
2 第1の筐体
4 第2の筐体
11 メイン表示部(第1の表示手段)
11a メイン表示部用窓(第1の表示手段用窓)
12 サブ表示部(第2の表示手段)
12a サブ表示部用窓(第2の表示手段用窓)
13 スピーカ(音声出力手段)
14 操作キー(入力手段)
15 マイク(音声入力手段)
21 表示デバイス
25 無線部(通信手段)
Claims (3)
- 第1の筐体と、
第2の筐体と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とを開閉可能に連結するヒンジ部と、
前記第1の筐体表面に備えられ、操作キーを有する入力手段と、
前記第2の筐体の閉状態における内側表面である第1の面に備えられ、開状態においては前記入力手段の備えられた面の向く第1の方向にて露出して表示を行い、閉状態においては互いの筐体の内側に遮蔽される第1の表示手段と、
前記ヒンジ部の表面に備えられ、開状態においても閉状態においても、前記第2の筐体が有する前記第1の面の反対側の面である第2の面側に露出して表示を行い、開状態においては前記第1の方向と反対方向の第2の方向を向き、閉状態においては前記第1の方向を向く第2の表示手段と、
を備えることを特徴とする携帯無線機。 - 前記第2の表示手段を保護する保護部材は、レンズである
ことを特徴とする請求項1記載の携帯無線機。 - 前記レンズは、前記ヒンジ部の外側表面の形状に連続する形状を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の携帯無線機。
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