JP4331332B2 - 運搬用容器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は順次2倍のサイズとなるように形成した一連の容器体について収容物を収容した状態において積み上げ及び空の状態において積み重ね可能に構成した運搬用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、運搬用容器の第1容器体は有底四角箱状に形成され、対向する各一対の長側壁及び短側壁が互いに上部ほど広くなるようにテーパ状をなしている。第1容器体の上端にはその外周面を取り囲むように横方向に延びる上部フランジが形成されるとともに、第1容器体の高さ方向の中央には下部フランジが上部フランジと平行に延びるように形成されている。各一対の長側壁及び短側壁の外面において下部フランジから下方には、四角柱状をなす脚部がそれぞれ一対ずつ第1容器体の高さ方向に延びるように突設されている。各側壁の内面において上部フランジ及び下部フランジ間には、脚部と対応する形状の脚部収容凹部が一対ずつ凹設され、これら脚部収容凹部と脚部は平面から見た第1容器体の中心を基準に点対称位置となっている。
【0003】
そして、収容物が収容された状態にある第1容器体は、下方位置の第1容器体上に各側壁とを位置合わせして積み上げ可能に構成されている。また、空の状態の第1容器体は下方位置の第1容器体内に各側壁を位置合わせして下半部を収容することにより積み重ね可能に構成され、省スペースで保管することができるようになっている。
【0004】
運搬用容器の第2容器体は第1容器体に対し、その長側壁の長さを第1容器体の短側壁の2倍の長さとし、その短側壁の長さを第1容器体の長側壁の長さと同じとして形成され、第1容器体と同様の上部及び下部フランジを有している。第2容器体の各側壁には第1容器体の脚部及び脚部収容凹部と同形状かつ同様に点対称の位置関係となるように脚部及び脚部収容凹部が各短側壁にそれぞれ一対ずつ、各長側壁にそれぞれ二対ずつ配設されている。そして、複数の第2容器体同士は第1容器体と同様に収容物を収容した状態又は空の状態で積み上げ又は積み重ね可能に構成されている。
【0005】
上記の第2容器体の短側壁に設けられた脚部及び脚部収容凹部は、第1容器体の長側壁に設けられた脚部及び脚部収容凹部と対応するように配設されている。加えて、第2容器体の長側壁に設けられた脚部及び脚部収容凹部は、第1容器体を短側壁方向に並列した状態で、各短側壁に設けられた脚部及び脚部収容凹部と対応するように配設されている。これら第1容器体及び第2容器体はそれぞれの短側壁及び長側壁の位置を合わせることにより、収容物を収容した状態で第2容器体上に第1容器体を積み上げたり、空の状態で第2容器体内に第1容器体の下半部を収容し、積み重ねたりすることができるように構成されている。そして、収容物を収容した状態の第1容器体及び第2容器体は積み上げた状態で搬送先へ搬送されるとともに、搬送先で収容物が無くなり、空となった状態で重合され、できるかぎり省スペースとなるように積み重ねられて搬送又は保管されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の運搬用容器によれば、第1容器体に対する第2容器体の大きさ、脚部及び脚部収容凹部の位置関係は規定されているが、第2容器体よりも大きな第3容器体を形成した場合、この第3容器体と第1容器体との関係が規定されていない。このため、収容物を収容した状態の第1容器体を第3容器体上に積み上げる際、第1容器体の脚部と第3容器体の上部フランジとを位置合わせすることができず、バランスを保つことができなくなる場合があるという問題があった。
【0007】
また、空の状態の第1容器体を第3容器体内に収容して積み重ねる際、第1容器体の脚部と第3容器体の脚部収容凹部とを位置合わせすることができず、第3容器体内に収容された複数の第1容器体間に隙間が形成され、この隙間の分だけ余分なスペースが必要となり、省スペースとなるように積み重ねることができなくなる場合があるという問題があった。
【0008】
加えて、第1容器体及び第3容器体、さらにはより大きな容器体を積み上げ及び積み重ねすることができるように脚部及び脚部収容凹部の配置を考慮して各容器体を形成するには、多様なサイズの容器体の組み合わせを考慮しなければならず、容器体の設計、金型の形成等といった作業が複雑なものとなるという問題があった。
【0009】
この発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、サイズの異なる複数の容器体をバランスよく積み上げることができ、省スペースに積み重ねることができるとともに、容易に形成することができる運搬用容器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の運搬用容器の発明は、有底四角箱状をなし、対向する各一対の長側壁及び短側壁が互いに上部ほど広くなるようにテーパ状をなす容器体と、この容器体の上部位置に横方向に延びる上部フランジと、前記各一対の側壁のうち少なくとも一対の側壁外面に突設され、収容物が収容された状態にある容器体を上下に積み上げるとき、下方位置の容器体の上部フランジ上に載置され、上方位置の容器体を支持するための脚部と、この脚部と対応する位置となる側壁の内面に凹設され、空の状態にある容器体を上下に積み重ねるとき、脚部をその内側に収容するための脚部収容凹部とを備え、所定サイズの基準容器体に対し、その長側壁の長さを基準容器体の短側壁の2倍の長さとし、その短側壁の長さ基準容器体の長側壁の長さと同じとする2倍容器体を構成し、その関係に従って順次2倍のサイズとなるように複数の容器体を構成し、2倍容器体内に収容物が収容された状態で、2倍容器体の上部フランジ上に基準容器体の脚部が支持されて2倍容器体上に基準容器体を積み上げ可能に構成するとともに、2倍容器体が空の状態で、2倍容器体の脚部収容凹部に基準容器体の脚部が収容されて2倍容器体に基準容器体を重合可能に構成し、前記基準容器体の一対の短側壁のうちの一方には、前記基準容器体とは異なる色に着色されたマーカが取着され、前記2倍容器体の一対の長側壁のうちの一方には、前記2倍容器体とは異なる色に着色された第1マーカが取着されるとともに、前記2倍容器体の一対の短側壁のうちの一方には、前記第1マーカとは異なる色に着色された第2マーカが取着されたものである。
【0011】
請求項2に記載の運搬用容器の発明は、請求項1に記載の発明において、前記脚部と脚部収容凹部を側壁の長さ方向の中央を基準とする線対称位置に設けるとともに、2倍容器体の長側壁又は短側壁に基準容器体の短側壁又は長側壁の位置を合わせることにより、2倍容器体上に基準容器体を積み上げ可能又は2倍容器体に基準容器体を重合可能に構成したものである。
【0012】
請求項3に記載の運搬用容器の発明は、請求項1に記載の発明において、前記脚部を側壁外面の下半部に設け、脚部収容凹部を側壁内面の上半部に設けるとともに、脚部と脚部収容凹部を容器体の平面内の中心を基準とする点対称位置に設けたものである。
請求項4に記載の運搬用容器の発明は、請求項2に記載の発明において、前記基準容器体のマーカは前記短側壁の幅方向中央に取着され、前記基準容器体の脚部は、前記短側壁のそれぞれにおいて一対ずつ設けられ、前記マーカが取着されている側の短側壁に設けられた一対の脚部の間隔は、前記マーカが取着されていない側の短側壁に設けられた一対の脚部の間隔よりも狭く設定されたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、この発明の第1実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1(a),(b)に示すように、運搬用容器の第1容器体11は上面を開口した有底長四角箱状に形成され、内部に機械部品、食品、薬品等の収容物が収容されるようになっている。第1容器体11の対向する各一対の長側壁11a及び短側壁11bは互いに上部ほど広くなるテーパ状に形成されている。第1容器体11の上端には、上部フランジ12が第1容器体11の外周面を取り囲むように横方向に延出形成されるとともに、第1容器体11の高さ方向における中央よりも上方には、下部フランジ13が上部フランジ12と平行に延びるように横方向に延出形成されている。一方の短側壁11bの上端に位置する上部フランジ12において、その上面中央には第1容器体11と異なる色に着色された第1マーカ14aが着脱可能に取着されており、第1容器体11の方向を示すようになっている。
【0015】
第1容器体11の各側壁11a,11bの外面には、それぞれ一対ずつ、合計四対の脚部15が第1容器体11の上端から下端にかけて高さ方向に延びるとともに、その両側面が互いに上部ほど広くなるテーパ状をなすように突設されている。さらに、各脚部15の下端部には段差状をなす係止角部15aが切り欠き形成されている。
【0016】
各一対の脚部15の位置関係は、それぞれの側壁11a,11bの長さ方向の中央を基準として線対称となるように配設されている。また、一方の短側壁11b側、つまり第1マーカ14a側に設けられた一対の脚部15の間隔は、他方の短側壁11bに設けられた一対の脚部15の間隔よりも狭くなるように設定されている。同様に、第1マーカ14a側から見て右側となる一方の長側壁11aに設けられた一対の脚部15の間隔は他方の長側壁11aに設けられた一対の脚部15の間隔よりも狭くなっている。
【0017】
第1容器体11の各側壁11a,11bにおいて、前記脚部15と対応する位置の内面には脚部収容凹部16が設けられている。この脚部収容凹部16は前記脚部15と対応する形状となるように、両側面が互いに上部ほど広くなるテーパ状をなしている。そして、脚部15と脚部収容凹部16とはそれぞれの側壁11a,11bの長さ方向の中央を基準として線対称となっている。
【0018】
次に、運搬用容器の第2容器体21について説明する。なお、これ以降に挙げる容器体については前記第1容器体11と異なる点を中心に説明する。
図2(a),(b)に示すように、第1容器体11を基準容器体とした場合に2倍のサイズとなる2倍容器体としての第2容器体21はその長側壁21aの長さを第1容器体11の短側壁11bの2倍とし、その短側壁21bの長さを第1容器体11の長側壁11aと同じとして形成されている。すなわち、第2容器体21はその長側壁21aが第1容器体11の短側壁11bと対応し、短側壁21bが第1容器体11の長側壁11aと対応するようになっている。第2容器体21の脚部15及び脚部収容凹部16は、第1容器体11を短側壁11b方向に2個並べた状態でこれらの脚部15及び脚部収容凹部16と対応するように、各長側壁21aに二対ずつ、各短側壁21bに一対ずつ、合計六対が配設されている。
【0019】
第1容器体11の一方の短側壁11bと対応する第2容器体21の一方の長側壁21aにおいて、その上部フランジ12の上面には、右半部及び左半部のそれぞれ中央に第1マーカ14aが着脱可能に取着されている。加えて、第1マーカ14a側から見て右側となる一方の短側壁21bにおいて、その上部フランジ12の上面中央には、第1マーカ14aと異なる色に着色された第2マーカ14bが着脱可能に取着されている。
【0020】
図4に示すように、収容物が収容された状態の第1容器体11及び第2容器体21は、第1容器体11の脚部15が下方位置となる第2容器体21の上部フランジ12上に載せられることにより積み上げが行われる。この状態で互いの第1マーカ14aが異なる位置となるように上方位置の第1容器体11の短側壁11bと下方位置の第2容器体21の長側壁21aとが位置合わせされ、第1容器体11の脚部15及び第2容器体21の脚部収容凹部16は位置ずれした状態となっている。そして、第2容器体21上には2個の第1容器体11がその短側壁11b方向に並列した状態で積み上げられている。
【0021】
なお、各容器体11,21において、下方位置の上部フランジ12の上面には、上方位置の脚部15と対応する位置に脚部係合部12aが凹設されている。この脚部係合部12aには脚部15の係止角部15aが係合されることにより、上下の容器体11,21間における横方向の位置ずれが規制されるようになっている。
【0022】
図5に示すように、空の状態の第1容器体11及び第2容器体21は、上方位置となる第1容器体11が180゜回転され、互いの第1マーカ14aが同じ方向となるように第1容器体11の短側壁11bが第2容器体21の長側壁21aに位置合わせされている。この状態で第1容器体11の脚部15及び第2容器体21の脚部収容凹部16は位置合わせされた状態となっており、第1容器体11の脚部15は下方位置となる第2容器体21の脚部収容凹部16の内側に収容されている。また、第1容器体11の下部フランジ13が第2容器体21の上部フランジ12に係合されることにより、上方位置の第1容器体11の挿入が規制される。そして、2個の第1容器体11はその短側壁11b方向に並列した状態で、その大半が第2容器体21の内部に収容され、積み重ねられている。
【0023】
図3(a),(b)に示すように、第2容器体21を基準容器体とした場合に2倍容器体となる第3容器体31は、第1容器体11及び第2容器体21の関係に従って、その長側壁31aを第2容器体21の短側壁21bの2倍の長さとすることで形成されている。第3容器体31の脚部15及び脚部収容凹部16は、第2容器体21を短側壁21b方向に2個並列した状態でこれらの脚部15及び脚部収容凹部16と対応するように、各長側壁31aに二対ずつ、各短側壁31bに二対ずつ、合計八対が配設されている。
【0024】
第2容器体21の一方の長側壁21aと対応する第3容器体31の一方の短側壁31bの上端に位置する上部フランジ12の上面には、第2容器体21の第1マーカ14aと対応するように一対の第1マーカ14aが着脱可能に取着されている。また、第1マーカ14a側から見て右側となる一方の長側壁31aにおいて、その上部フランジ12の上面の右半部及び左半部中央には、第2容器体21に取着されたものと同じ構成の第2マーカ14bが着脱可能に一対取着されている。
【0025】
図6に示すように、収容物が収容された状態の第2容器体21及び第3容器体31は、互いの第1及び第2マーカ14a,14bの両方が異なる位置となるように各長側壁21a,31a及び短側壁21b,31bを位置合わせした場合、各脚部15及び脚部収容凹部16が位置ずれした状態となる。そして、第2容器体21の脚部15を下方位置となる第3容器体31の上部フランジ12上に載せ、脚部係合部12aに脚部15の係止角部15aを係合することにより、2個の第2容器体21がその短側壁21b方向に並列した状態で第3容器体31上に積み上げられる。なお、この状態で第2容器体21上に第1容器体11を積み上げることもできるようになっている。
【0026】
図7に示すように、空の状態の第2容器体21及び第3容器体31は、第2容器体21を180゜回転して、互いの第1及び第2マーカ14a,14bが同じ位置となるように各長側壁21a,31a及び短側壁21b,31bを位置合わせした場合、各脚部15及び脚部収容凹部16が位置合わせされる。そして、第2容器体21の脚部15が第3容器体31の脚部収容凹部16の内側に収容されるとともに、両フランジ12,13の係合により第2容器体21の挿入が規制され、2個の第2容器体21はその短側壁21b方向に並列した状態で、その大半が第3容器体31の内部に収容され、積み重ねられている。なお、この状態で第2容器体21内に第1容器体11を積み重ねすることもできるようになっている。
【0027】
上記の第3容器体31を基準容器体とした場合の2倍容器体となる第4容器体、あるいはこの第4容器体を基準容器体とした場合の2倍容器体となる第5容器体も第1容器体11、第2容器体21及び第3容器体31の関係に従って順次形成される。そして、収容物が収容された状態又は空の状態における積み上げ又は積み重ねも第1容器体11、第2容器体21及び第3容器体31と同様にして行われる。さらに、同じサイズの各容器体11,21,31同士を収容物が収容された状態又は空の状態で積み上げ又は積み重ねすることもできるようになっている。
【0028】
前記第1実施形態の運搬用容器の作用について以下に記載する。
さて、第1実施形態の運搬用容器の各容器体11,21,31は内部に収容物を収容した状態で運搬が行われる。そして、トラックの荷台等に積載されるとき、複数の容器体11,21,31は上下に積み上げられる。
【0029】
図4に示すように、この場合、まず、第1容器体11及び第2容器体21において、互いの第1マーカ14aが異なる位置となるように各短側壁11b及び長側壁21aを位置合わせすることにより、第1容器体11の脚部15と第2容器体21の脚部収容凹部16の位置をずらし、第2容器体21の上部フランジ12上に第1容器体11の脚部15を載せる。
【0030】
一方、図6に示すように、第2容器体21及び第3容器体31において、互いの第1及び第2マーカ14a,14bが異なる位置となるように各側壁21a,21b,31a,31bを位置合わせすることにより、第2容器体21の脚部15と第3容器体31の脚部収容凹部16の位置がずらされる。次に、下方位置となる第3容器体31の上部フランジ12上に上方位置となる第2容器体21の脚部15を載せる。
【0031】
そして、必要に応じて第3容器体31上の第2容器体21に対し、第1容器体11を積み上げたりしながら、同様の作業を複数回繰り返すことによって、収容物を収容した状態にある第1容器体11、第2容器体21及び第3容器体31を上下の一方向に延びるように積み上げる。
【0032】
収容物が無くなり、内部が空となった第1容器体11、第2容器体21及び第3容器体31はその一部が重なり合った状態で上下に積み重ねられ、運搬されるか、あるいは倉庫等において保管される。
【0033】
図5に示すように、この場合、まず、第1容器体11及び第2容器体21において、互いの第1マーカ14aが同じ位置となるように各短側壁11b及び長側壁21aを位置合わせすることにより、第1容器体11の脚部15と第2容器体21の脚部収容凹部16が位置を合わせされる。次に、第1容器体11を手で持ち、下方位置となる第2容器体21の上部開口内にその底部を挿入するとともに、脚部15をその脚部収容凹部16の内側に係合させる。続いて、第1容器体11の下部フランジ13を第2容器体21の上部フランジ12に係合させ、第2容器体21内に第1容器体11を収容する。
【0034】
一方、図7に示すように、第2容器体21及び第3容器体31において、互いの第1及び第2マーカ14a,14bが同じ位置となるように各側壁21a,21b,31a,31bを位置合わせすることにより、第2容器体21の脚部15と第3容器体31の脚部収容凹部16の位置を合わせ、第3容器体31の内部に第2容器体21を収容する。
【0035】
そして、必要に応じて、第3容器体31内に収容された第2容器体21内に第1容器体11を収容したりして、同様の作業を複数回繰り返し、空の状態にある第1容器体11、第2容器体21及び第3容器体31を積み重ねる。
【0036】
上記の第1容器体11、第2容器体21及び第3容器体31は、大きな容器体の長側壁の長さを小さな容器体の短側壁の2倍とし、その短側壁の長さを小さな容器体の長側壁と同じとするという関係に従って順次2倍のサイズとなるように形成される。このため、サイズの異なる容器体の設計及び金型を形成するとき、この関係に従って、小さな容器体を基にそのままサイズを大きくすればよいため、サイズの異なる容器体が容易に形成される。
【0037】
また、小さな容器体をその短側壁方向に2個並列することで、大きな容器体とサイズが一致し、かつ各脚部15及び脚部収容凹部16も順次対応するように配設されるため、サイズの異なる容器体が収容物が収容された状態又は空の状態でバランスよく積み上げ又は積み重ねされる。
【0038】
さらに、第1容器体11、第2容器体21及び第3容器体31の上部フランジ12上面には、対応する各側壁11b,21a,31b,21b,31aを示す第1及び第2マーカ14a,14bが設けられる。このため、これら第1及び第2マーカ14a,14bを同じ位置としたり、異なる位置としたりすることで、各容器体11,21,31間における脚部15及び脚部収容凹部16の位置合わせが容易に行われる。
【0039】
前記の第1実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 第1容器体11、第2容器体21及び第3容器体31はサイズの小さな基準容器体に対し、その長側壁の長さを基準容器体の短側壁の2倍の長さとし、その短側壁の長さを基準容器体の長側壁の長さと同じとする大きな2倍容器体を構成するといった関係に従って順次2倍のサイズとなるように形成されている。このため、サイズの大きな容器体に対して、小さな容器体をこの短側壁方向に2個並列し、位置合わせするだけでサイズの異なる複数の容器体をバランスよく積み上げることができ、省スペースに積み重ねることができる。
【0040】
さらに、各容器体11,21,31が一定の関係に従って順次2倍のサイズとなるように形成されているため、サイズの異なる複数の容器体を容易に形成することができる。
【0041】
・ 各容器体11,21,31における脚部15と脚部収容凹部16はそれぞれの側壁11a,11b,21a,21b,31a,31bの長さ方向の中央を基準として線対称位置に設けられている。これに加え、脚部15及び脚部収容凹部16各側壁11a,11b,21a,21b,31a,31bにおいて、同じ位置の外面及び内面に配設されているため、脚部収容凹部16を各容器体11,21,31の上端から下端にかけてその深さが深くなるように設けることができる。このため、空の状態の容器体11,21,31を積み重ねる際に下方位置の容器体21,31内に上方位置の容器体11,21の大半を収容することができるため、さらに省スペースに積み重ねることができる。
【0042】
・ 各容器体11,21,31の上部フランジ12上面には容器体11,21,31の方向を示すために色違いの第1及び第2マーカ14a,14bが取着されているため、容器体11,21,31を積み上げ及び積み重ねする際、脚部15及び脚部収容凹部16の位置合わせを容易に行うことができる。
【0043】
・ 第1及び第2マーカ14a,14bは着脱可能に取着されているため、使用されなくなった各容器体11,21,31を破砕して再生するとき、第1及び第2マーカ14a,14bを取り外すことにより、再生材料の色又は材質が混合されることを防止することができる。
【0044】
・ 上部フランジ12上面に脚部係合部12aを設け、脚部15に係止角部15aを設け、容器体11,21,31を積み上げる際、脚部係合部12aに係止角部15aを係合することにより、上下の容器体11,21,31の間における横方向の位置ずれを抑制することができる。
【0045】
(第2実施形態)
図8(a),(b)に示すように、第2実施形態の運搬用容器における第1容器体11は、各一対の側壁11a,11bが若干だけ上部に広がるテーパ状をなすように形成されている。また、下部フランジ13は第1容器体11の高さ方向の中央に形成されている。
【0046】
この下部フランジ13から下方において、各側壁11a,11b外面には四角柱状をなす脚部15が一対ずつ突設されている。脚部15の位置関係は、両短側壁11b上において、第1マーカ14a側の一対は短側壁11bの中央寄りに、他方側の一対は短側壁11bの側方寄りに配設されている。また、各長側壁11a上において、第1マーカ14a側の脚部15は長側壁11aの側方寄りに、他方側の脚部15は長側壁11aの中央寄りに配設されている。
【0047】
各側壁11a,11bの内面において上部フランジ12及び下部フランジ13の間には、脚部15と対応する形状の脚部収容凹部16が一対ずつ凹設されている。これら脚部収容凹部16は脚部15に対し、平面から見た第1容器体11の中心を基準に点対称位置に配設されている。
【0048】
図9(a),(b)に示すように、第1容器体11に対する第2容器体21は第1実施形態の第1容器体11及び第2容器体21の関係に従って形成されている。なお、図示しない第3容器体以降も、同様の関係に従って順次形成されている。
【0049】
さて、図10に示すように、第2実施形態の運搬用容器において、収容物が収容された状態にある第1容器体11及び第2容器体21は、まず、互いの第1マーカ14aが同じ位置となるように各側壁11a,11b,21a,21bを位置合わせすることにより、脚部15と脚部収容凹部16の位置がずらされる。次に、下方位置となる第2容器体21の上部フランジ12上に上方位置となる第1容器体11の脚部15を載せる。そして、同様の作業を複数回繰り返すことによって、収容物を収容した状態にある第1容器体11及び第2容器体21を上下の一方向に延びるように積み上げる。
【0050】
図11に示すように、収容物が無くなり、内部が空となった第1容器体11及び第2容器体21は、互いの第1マーカ14aが異なる位置となるように各側壁11b,21aを位置合わせすることにより、脚部15及び脚部収容凹部16が位置合わせされる。次いで、第2容器体21の上部開口内に第1容器体11の底部を挿入するとともに、脚部15をその脚部収容凹部16の内側に収容し、下部フランジ13を上部フランジ12に係合させる。そして、同様の作業を複数回繰り返すことによって、空の状態にある第1容器体11及び第2容器体21を積み重ねる。
【0051】
従って、第2実施形態の運搬用容器によれば、各一対の側壁11a,11b,21a,21bが底壁に対しほぼ直立しているため、第1実施形態と比較して収容物の収容量を増加させることができる。さらには上方位置となる容器体11は下方位置となる容器体21に対し、その下半分のみが収容されるため、容器体11,21同士の重なりが少なく、下方位置の容器体21内から上方位置の容器体11を取り出す際の抵抗を低減することができる。
【0052】
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 各実施形態の運搬用容器において、例えば収容物を収容した状態で並列に配置した第1容器体11上に第3容器体31を積み上げたり、並列に配置した第2容器体21上に第3容器体31を積み上げたり、並列に配置した第1容器体11上に第2容器体21を積み上げたりしてもよい。なお、この場合には、上方位置となる容器体の底壁外面に下方位置となる容器体の上部フランジ12を遊嵌状態で収容する収容溝を凹設するとよい。
【0053】
あるいは、空の状態で第3容器体31内に第2容器体21を介さず、第1容器体11を直接収容してもよい。
このように第1容器体11及び第3容器体31間でも、収容物を収容した状態又は空の状態で積み上げ又は積み重ねを行うことができる。さらに、収容溝を設けた場合には上下の容器体の間における位置ずれをより効果的に抑制することができる。
【0054】
・ 第2実施形態の運搬用容器において、脚部15及び脚部収容凹部16の両側面を第1実施形態と同様の上方に広がるテーパ状とすることにより、第1実施形態及び第2実施形態の運搬用容器間で、収容物を収容した状態又は空の状態での積み上げ又は積み重ねを行うようにしてもよい。
【0055】
このように構成した場合には、構成の違いに係わらず収容物を収容した状態又は空の状態で容器体の積み上げ又は積み重ねを行うことができる。
・ 各実施形態において、上部フランジ12上面に設けられた脚部係合部12aを省略して構成してもよい。
【0056】
このように構成した場合、各容器体11,21,31の構成を簡易なものとすることができる。
・ 第1及び第2マーカ14a,14bは容器体11,21,31の方向を示すことができるものであれば、例えば下部フランジ13の上面、各側壁11a,11b,21a,21b,31a,31bの外面及び内面の少なくとも一方等に取着してもよい。
【0057】
このように構成した場合においても、容器体11,21,31の方向を目視により容易に確認することができる。
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
【0060】
前記マーカは容器体に対して着脱可能に取着された運搬用容器。
このように構成した場合、使用されなくなった各容器体を破砕して再生するとき、マーカを取り外すことにより、再生材料の色又は材質が混合されることを防止することができる。
【0061】
前記上部フランジの上面には載置された上方位置の容器体の脚部と係合するための脚部係合部を設けた運搬用容器。
【0062】
このように構成した場合、積み上げられた上下の容器体間における横方向の位置ずれを抑制することができる。
前記脚部及び脚部収容凹部を各側壁にそれぞれ少なくとも一対ずつ設けるとともに、対向する各一対の長側壁及び短側壁において、一方の長側壁及び短側壁に設けられた一対の脚部及び脚部収容凹部の間隔が他方の長側壁及び短側壁に設けられた一対の脚部及び脚部収容凹部の間隔と異なるように設けた運搬用容器。
【0063】
このように構成した場合、容器体を180゜回転させるだけで脚部と脚部収容凹部の位置を合わせる又は位置をずらす作業を容易に行うことができる。
前記脚部収容凹部を容器体の上部位置から下部位置にかけて高さ方向に延びるように設けるとともに、この脚部収容凹部と対応する位置となる各一対の長側壁及び短側壁の外面に脚部を設けた運搬用容器。
【0064】
このように構成した場合、空の状態の容器体を積み重ねる際に下方位置の容器体内に上方位置の容器体の大半を収容することができるため、さらに省スペースに積み重ねることができる。
【0065】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。
各請求項に記載の発明の運搬用容器によれば、一定の関係に従って順次サイズの異なる複数の容器体を形成したことから、サイズの異なる複数の容器体をバランスよく積み上げることができ、省スペースに積み重ねることができるとともに、容易に形成することができる。
【0066】
とくに、請求項2に記載の発明の運搬用容器によれば、容器本体を異なる向きに配置したときに積み上げることができ、同じ向きに配置したときに積み重ねることができる。
【0067】
とくに、請求項3に記載の発明の運搬用容器によれば、容器本体を同じ向きに配置したときに積み上げることができ、異なる向きに配置したときに積み重ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第1実施形態の第1容器体を示す斜視図、(b)は第1容器体を示す平面図。
【図2】 (a)は第1実施形態の第2容器体を示す斜視図、(b)は第2容器体を示す平面図。
【図3】 (a)は第1実施形態の第3容器体を示す斜視図、(b)は第2容器体を示す平面図。
【図4】 第2容器体上に第1容器体を積み上げる状態を示す分解斜視図。
【図5】 第2容器体内に第1容器体を収容する状態を示す分解斜視図。
【図6】 第3容器体上に第2容器体を積み上げる状態を示す分解斜視図。
【図7】 第3容器体内に第2容器体を収容する状態を示す分解斜視図。
【図8】 (a)は第2実施形態の第1容器体を示す斜視図、(b)は第1容器体を示す平面図。
【図9】 (a)は第2実施形態の第2容器体を示す斜視図、(b)は第2容器体を示す平面図。
【図10】 第2容器体に第1容器体を積み上げる状態を示す分解斜視図。
【図11】 第2容器体内に第1容器体を収容する状態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
11…第1容器体、11a…長側壁、11b…短側壁、12…上部フランジ、15…脚部、16…脚部収容凹部、21…第2容器体、21a…長側壁、21b…短側壁、31…第3容器体、31a…長側壁、31b…短側壁。

Claims (4)

  1. 有底四角箱状をなし、対向する各一対の長側壁及び短側壁が互いに上部ほど広くなるようにテーパ状をなす容器体と、この容器体の上部位置に横方向に延びる上部フランジと、前記各一対の側壁のうち少なくとも一対の側壁外面に突設され、収容物が収容された状態にある容器体を上下に積み上げるとき、下方位置の容器体の上部フランジ上に載置され、上方位置の容器体を支持するための脚部と、この脚部と対応する位置となる側壁の内面に凹設され、空の状態にある容器体を上下に積み重ねるとき、脚部をその内側に収容するための脚部収容凹部とを備え、所定サイズの基準容器体に対し、その長側壁の長さを基準容器体の短側壁の2倍の長さとし、その短側壁の長さを基準容器体の長側壁の長さと同じとする2倍容器体を構成し、その関係に従って順次2倍のサイズとなるように複数の容器体を構成し、2倍容器体内に収容物が収容された状態で、2倍容器体の上部フランジ上に基準容器体の脚部が支持されて2倍容器体上に基準容器体を積み上げ可能に構成するとともに、2倍容器体が空の状態で、2倍容器体の脚部収容凹部に基準容器体の脚部が収容されて2倍容器体に基準容器体を積み重ね可能に構成し
    前記基準容器体の一対の短側壁のうちの一方には、前記基準容器体とは異なる色に着色されたマーカが取着され、
    前記2倍容器体の一対の長側壁のうちの一方には、前記2倍容器体とは異なる色に着色された第1マーカが取着されるとともに、前記2倍容器体の一対の短側壁のうちの一方には、前記第1マーカとは異なる色に着色された第2マーカが取着された運搬用容器。
  2. 前記脚部と脚部収容凹部を側壁の長さ方向の中央を基準とする線対称位置に設けるとともに、2倍容器体の長側壁又は短側壁に基準容器体の短側壁又は長側壁の位置を合わせることにより、2倍容器体上に基準容器体を積み上げ可能又は2倍容器体に基準容器体を積み重ね可能に構成した請求項1に記載の運搬用容器。
  3. 前記脚部を側壁外面の下半部に設け、脚部収容凹部を側壁内面の上半部に設けるとともに、脚部と脚部収容凹部を容器体の平面内の中心を基準とする点対称位置に設けた請求項1に記載の運搬用容器。
  4. 前記基準容器体のマーカは前記短側壁の幅方向中央に取着され、前記基準容器体の脚部は、それぞれの短側壁において一対ずつ設けられ、
    前記マーカが取着されている側の短側壁に設けられた一対の脚部の間隔は、前記マーカが取着されていない側の短側壁に設けられた一対の脚部の間隔よりも狭く設定された請求項2に記載の運搬用容器。
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