JPH02163217A - スペーサ要素 - Google Patents

スペーサ要素

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JPH02163217A
JPH02163217A JP29947589A JP29947589A JPH02163217A JP H02163217 A JPH02163217 A JP H02163217A JP 29947589 A JP29947589 A JP 29947589A JP 29947589 A JP29947589 A JP 29947589A JP H02163217 A JPH02163217 A JP H02163217A
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JP
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Application number
JP29947589A
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English (en)
Inventor
Peter Leonard Mead
ピーター・レナード・ミード
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Linpac Mouldings Ltd
Original Assignee
Lin Pac Mouldings Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D71/00Bundles of articles held together by packaging elements for convenience of storage or transport, e.g. portable segregating carrier for plural receptacles such as beer cans or pop bottles; Bales of material
    • B65D71/70Trays provided with projections or recesses in order to assemble multiple articles, e.g. intermediate elements for stacking

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明はスペーサ要素に関し、特に垂直な積重体を形成
するように上下に積み重ねられる類似の物品間に配置さ
れて該積重体を水平方向に安定させるスペーサ要素に関
する。
〈従来の技術〉 このようなスペーサ要素は、積み重ねられた物品を保管
しまたは運搬する際に安定性を与えるものとして周知で
ある。従来はスペーサ要素が上側及び下側の座を有し、
鎮座は、積重体を形成する際に、一番下の第1層をなす
物品上にその上部に下側の座を適合させて第1スペーサ
要素を配置し、次に第1スペーサ要素上に第2層をなす
物品をその底部を第1スペーサ要素の上側の座に適合さ
せて載置し、かつ次に第2層をなす物品の上にそれらの
上部が下側の座に適合するように第2のスペーサ要素を
配置できるように設けられている。このようにして、物
品の層とスペーサ要素とが交互をなす垂直な積重体が、
座と各物品との係合によってスペーサ要素が物品に関し
て水平方向に拘束されるように、次々と組み立てられる
。一般に、これらの物品は円形断面と平坦な端部とを有
するドラム、桶、または樽のような容器の形状をなし、
かつこれらの容器はその平坦な端部を円形座に適合させ
て載せるようになっている。本発明は、当初ビヤ樽また
は類似の容器の保管及び運搬に使用するために開発され
たが、他の物品についても同様に適用し得ることは明か
である。
−L述したスペーサ要素は物品の積重体に水平方向の安
定性を与える型式のものとされているが、スペーサ要素
をその本来の目的に沿って使用しない場合には、スペー
サ要素自体を多数運搬したり保管したりする必要が生じ
る場合がある。このような運搬または保管を都合良く行
うために、通常スペーサ要素は直接上下に隣接させた垂
直な積重体に組み立てられる。しかしながら、経験上、
周知の型式のスペーサ要素だけで垂直な積重体を形成す
ると、各スペーサ要素が互いに滑動する性質を有する限
り積重体は水平方向に非常に不安定であり、特に運搬の
際に積重体が崩れ落ちるという好ましくない結果が生じ
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 そこで、本発明の目的は、上下に隣接させて垂直方向に
容易にかつ簡単に積み重ねることができ、かつその際に
積重体を隣接するスペーサ要素間で水平方向に安定させ
得るスペーサ要素を提供することにある。
[発明の構成] く課題を解決するための手段及び作用〉本発明によれば
、垂直な積重体を構成するべく上下に積み重ねられる類
似物品間に配置されて前記積重体を水平方向に安定させ
るスペーサ要素であって、一側部に於て前記積重体の上
側の前記物品を支持し、かつ他側部に於て前記積重体の
下側の前記物品上に載置される概ね平坦な水平デツキと
、前記デツキの前記各側部に関してそれぞれ上方及び下
方に延出して、前記上下物品に関して前記スペーサ要素
の水平方向の移動を制限するように直接上下に積み重ね
る前記上下物品を受容する座を決定する壁手段とを備え
、前記壁手段が多数の凸部及び凹部を有し、かつ前記一
側部上の前記凸部の直下側の前記他側部上に実質的に対
応する凹部が位置し、かつ前記一側部上の前記凹部の直
下側の前記他側部上に実質的に対応する前記凸部が位置
し、前記スペーサ要素がそのいずれの前記側部を上に向
けて使用しても前記積重体を構成する前記物品を水平方
向に安定させるように、前記凸部及び凹部が配設される
と共に、2個の前記スペーサ要素を直接上下に隣接させ
て積み重ねる際に、上側の前記スペーサ要素の下向きの
前記凸部を下側の前記スペーサ要素の対応する前記凹部
に係合させ、かつ下側の前記スペーサ要素の上向きの前
記凸部を上側の前記スペーサ要素の対応する前記凹部に
係合させることができ、この係合によって前記両スペー
サ要素相互の水平方向の移動が制限されることを特徴と
するスペーサ要素が提供される。
本発明によれば、類似のスペーサ要素のみによって形成
される積重体に於て凸部と凹部とが係合することによっ
て、前記各スペーサ要素が互いに水平方向に滑動するこ
とが制限され、積重体の安定性を維持することができる
。本発明の別の好適な特徴は、前記凸部及び凹部が前記
両スペーサ要素のいずれの側部を上方または下方に向け
た場合でも互いに係合させて、2個の前記スペーサ要素
を直接上下に隣接させて積み重ねることができるように
、前記凸部及び凹部が配置されていることにある。この
好適な特徴によって、スペーサ要素の積重体を形成する
際に、該積重体の上に配置される成るスペーサ要素につ
いてその当接する下側のスペーサ要素との係合を確保す
るためにどちらを上向きにするかを決定する必要が無い
ことは明かである。これは、スペーサ要素が互いにその
上に投げ置かれる虞れがあり、かつスペーサ要素を積み
重ねる作業者が積重体を確実に安定させるように成るス
ペーサ要素のいずれの側部を上向きにするかを時間をか
けて判断しない虞れがある限りに於て、各スペーサ要素
が積み重ねの際に相当乱暴に取扱われるものであること
を考慮すれば、特に好都合である。
スペーサ要素が直接積上げられること以外はスペーサ要
素が積み重ねられる際に各スペーサ要素の向きと殆ど無
関係に取扱われてスペーサ要素の積重体が形成される傾
向があることを考慮すれば、本発明の別の好適な特徴は
、スペーサ要素が前記デツキの平面内に互いに概ね直交
する2本の中心線を有し、該中心線が概念的にそれぞれ
前記スペーサ要素を半分に分割し、かつ前記凸部及び凹
部が、上側の前記スペーサ要素の前記各中心線が下側の
前記スペーサ要素の前記各中心線に平行にかつその上に
配置させて2個の前記スペーサ要素が直接上下に隣接さ
せて積み重ねられるように、配置されていることである
。この好ましい後者の特徴は、前記一側部に於て選択さ
れたいずれか一方の前記中心線によって2分割された一
方の分割部分の前記凸部及び凹部を、前記他側部の前記
選択中心線によって2分割された他方の分割部分と実質
的に位置及び形状が一致するように配置することによっ
て達成される。従って、上述した好適な特徴を有する複
数の類似のスペーサ要素は、該スペーサ要素のいずれの
側部を」二向きにしても、またその2本の各中心線がそ
の下側にくる別のスペーサ要素の2本のいずれの中心線
に対して並行にかつ直接その上にくるようにしても、互
いに直接」上下に隣接させて垂直に積み重ねることがで
きる。
従って、スペーサ要素を取扱う際には、スペーサ要素間
の向きを許された範囲で様々に組合わせて安定した積重
体を組立てることができ、積重体の構造を考慮する必要
がない。
壁手段の凸部及び凹部が、」二連した中心軸に関して概
ね45度をなす想像線に沿ってスペーサ要素上に延在す
るように設けられていると好都合である。
通常、スペーサ要素は概ね矩形の平面形状を有し、かつ
上側の前記スペーサ要素の外形の4側辺を下側の前記ス
ペーサ要素の外形の4側辺と直接」−下にかつ平行に配
置させた場合に、2個の前記スペーサ要素がそれらの前
記各凸部と凹部とを互いに係合させて、直接上下に隣接
させて積み重ねられるように、前記凸部及び凹部が配置
されている。このような矩形形状は長方形も考えられる
が正方形が好ましい。矩形形状のスペーサ要素の場合に
は、上述した中心軸の一方がスペーサ要素の側辺と平行
であることが好ましい。しかしながら、本発明は矩形以
外の形状を有するスペーサ要素についても同様に適用し
得ることは明かであり、例えば、スペーサ要素が有する
平面上の外形が、上述したようにスペーサ要素が係合す
るように上にくるスペーサ要素の中心軸の位置関係及び
向きが適正であるようにするための好都合な手段として
機能するに過ぎないことから、楕円形、六角形または他
の都合の良い形状を有するスペーサ要素についても本発
明を適用することができる。例えば、スペーサ要素の外
形を円形にすることもできるが、これは、類似のスペー
サ要素を積み重ねる際に、スペーサ要素上に適当なマー
クのような表示手段がない場合には、直ぐ上にくるスペ
ーサ要素の凸部及び凹部が下側のスペーサ要素に係合す
るまで一方のスペーサ要素を他方に関して回転させる必
要があることから、全く好ましくないことが明らかであ
る。
スペーサ要素は単1個のプラスチック成形品として形成
するのが好ましいが、このような成形品について通常行
われているように、材料を節約するために開放型の枠組
構造とすることができる。
同様に、凸部は、骨組または多数リブの形状にすること
ができる。通常、各凸部はデツキから離隔するにつれて
幅が減少するよう僅かに先細に形成されているのに刻し
て、各凹部は、隣接するスペーサ要素の各凸部と凹部と
が円滑に係合するように、その深さが増大するにつれて
幅が減少するように対応する先細形状を有する。また、
このような先細形状は、プラスデック製のスペーサ要素
をその型から容易に取り外すことができる点で好都合で
ある。
スペーサ要素の各側部に対応する座を何個設けても良い
ことは明かである。これらの座はデツキ上に様々な形状
にすることができ、通常」二連した2本の中心軸に関し
てそれぞれ対称位置に設けられる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本発明を特定の実施例につ
い°C詳細に説明する。
スペーサ要素は単一ユニットとしてプラスチック材料か
ら射出成形され、使用時には水平に配置され、かつ説明
の便宜」二図示されるような概ね平坦なデツキ1を有す
る。デツキ1の一側部2が第1図に示され、かつ他側部
3が第2図に示されている。スペーサ要素の目的は、第
3図示のビヤ樽4のように積み重ねられる概ね平坦な端
部を有する円筒形容器の間に配置されて該容器の垂直な
積重体を形成することにあり、この目的のために、前記
スペーサ要素の一側部2には座5が設けられ、かつ他側
部3には座6が設けられている。
本実施例では、複数のスペーサ要素を使用して各層に4
個の類似の容器4を配置した容器4の層を垂直方向に積
み重ねる。従って、前記スペーサ要素の各側部2.3に
は、容器4の上部または底部をそれぞれ適合させるよう
に概ね円形の4個の座5.6が設けられている。第1図
及び第2図に於て、座5.6に於ける容器の端部の位置
は、前記スペーサ要素のデツキ1から延出するプラスチ
ック壁の円弧部分によって部分的に郭定され、かつデツ
キ1上の前記容器の残りの輪郭線が破線4aによって示
されている。前記スペーサ要素は平面図に於て正方形状
を有し、第1図及び第2図に示されるように中心軸7.
8がデツキ1の平面内に配置され、かつ互いに直交する
向きに延長している。各中心軸7.8は概念的に前記容
器を2分割し、かつ前記スペーサ要素の外形の側辺と平
行である。第1図及び第2図から分るように、座5.6
は前記両中心軸7.8の両側にそれぞれ対称に配置され
ている。更に、座5が座6の直ぐ上にくる位置関係にあ
る。
容器4の垂直な積重体は、デツキ1を水平にし、かつそ
のいずれか一方の側部2.3を上向きにしてスペーサ要
素を床上に配置することによって第3図に示されるよう
に組み立てられる。次に、第1層の4個の容器4がその
円形下端部を前記スペーサ要素の上側の庫内に配置して
直立させる。第3図示の第2のスペーサ要素100が、
そのいずれの側部が上側にあるかによってスペーサ要素
100の座5または6内に容器4の円形上端部が収容さ
れるように、該容器上に配置される。更に、第2層をな
す4個の容器4が、その円形下端部がスペーサ要素10
0の上向の座5内に位置するように配置され、かつそれ
ら容器の上部に適合させて別のスペーサ要素101が配
置される。このように容器の層とスペーサ要素とを連続
的に配置して垂直な積重体を組み立てることによって、
前記容器が積重体の高さを有する4本の垂直な円柱を構
成する。いずれの場合にも、スペーサ要素100.10
1の座5.6によって前記スペーサ要素及び容器は互い
に水平方向の移動が制限され、かつそれによって安定な
積重体が維持される。
」ニ述したように容器の積重体を形成するために前記ス
ペーサ要素を使用しない場合には、前記スペーサ要素自
体を上下に隣接させて垂直に積み重ねて保管及び運搬を
容易にすることができる。スペーサ要素の構造は、複数
のスペーサ要素を容易にかつ安定して積み重ねることが
できるという観点から考慮することができる。
第1図及び第2図に関して、デツキ1の各側部2.3に
は、第1図及び第2図に於て影線で示されるリブ10の
形状を有する多数の凸部が形成されている。前記スペー
サ要素の各側部2.3には、リブ10とデツキ1との間
に浅いチャネル11の形状をなす凹部が形成されている
。リブ10とチャネル11とはデツキ1の各側部2.3
上に離隔して配列され、かつ中心軸7.8に関して45
度をなす想像線に沿ってデツキ1上に延在するように配
置されている。また、図面から分かるようにリブ10は
座5.6の中に進入しておらず、適当な位置に座5.6
を部分的に郭定する円弧形状の部分10aが設けられて
いる。
更に、いくつかのチャネル11の端部は座5.6内に開
放している。このため、添付図面に於て座5.6は部分
的に破線4aで表示されている。
しかしながら、座5.6はチャネル11より深くできる
ことが分かる。この場合には、各チャネルの床と座5.
6を形成するデツキ1との間に肩部が形成され、各座5
.6が前記肩部の連続する円形壁によって郭定されるこ
とになる。本実施例では、容器4の端部がリブ10、特
に該リブの円弧部分10aに当接することによって、積
重体を構成する容器4の前記スペーサ要素に関する水平
方向の移動が制限される。
第1図及び第2図に示される各側部2.3の影線を付し
たリブ10と影線の無いチャネル11とを比較すること
によって、一側部2上の各リブ10についてその直ぐ下
側の反対側の側部3上に対応するチャネル11が存在し
、かつ一側部2上の各チャネル11についてその直ぐ下
側の反対側の側部3上に概ね対応するリブ10が存在す
る。従って、実施例について比較すると、一側部2上の
リブ200〜203はそれぞれその下側に対応するチャ
ネル200′〜203′を他側部3上に有し、かつ反対
側の側部3上のリブ300〜303はそれぞれその直ぐ
上に対応するチャネル300〜303′を一側部2上に
有する。
更に、一側部2上に於て選択したいずれかの中心軸7.
8によって2分割された一方の分割部分に配置されたリ
ブ10及びチャネル11は、他側部3上に於て前記選択
中心軸によって2分割された反対側の分割部分に配置さ
れたリブ10及びチャンネル11と形状及び位置が概ね
一致している。
これは、第1図の前記スペーサ要素の」二半分と第2図
のスペーサ要素の下半分とを比較することによって、こ
れらの部分が互いにその鏡像関係にあることから良く理
解することができる。同様に、第1図のスペーサ要素の
右半分は、第2図示のスペーサ要素の左半分の鏡像であ
る。
リブ10及びチャネル11を上述したように配置するこ
とによって、2個のスペーサ要素を直接上下に隣接させ
て垂直に積み重ねた場合に、上側スペーサ要素の下向き
に延出するリブ10が下側スペーサ要素の対応する各チ
ャンネル11に係合するのに対して、前記下側スペーサ
要素の上向きに突出するリブ10が前記上側スペーサ要
素の対応するチャネル11に係合する。例えば、下側ス
ペーサ要素をその一側部2が上を向くように配置した場
合には、該側部2のチャネル302′が前記上側スペー
サ要素の他側部3から突出する凸部302に適合するの
に対して、前記下側スペーサ要素の一側部2から上方に
延出する凸部201が前記上側スペーサ要素のチャネル
201′内に受容されることになる。積み重ねられたス
ペーサ要素が上述したように係合する場合には、正方形
の各側辺が直接上下にかつ平行に配置され、各リブ及び
チャネルが適当に整合されて係合するようにスペーサ要
素を取扱うために最も好都合である。
更に、各側部2.3上のチャネル11及びリブ10の各
パターンから、下側の容器に関して上側の容器をその水
平面内に於て90度ずつ回転させることによって得られ
る4つのいずれの位置に於ても、4側辺が上下にかつ平
行な位置を維持しつつ、2個の隣接するスペーサ要素間
に於て上述した係合状態を実現し得ることが分かる。
更に、上述した2個の直接上下に当接するスペーサ要素
間での係合は、下側のスペーサ要素がそのいずれの側部
を上向きにしても、また上側のスペーサ要素がそのいず
れの側部を下向きにしてもそれと関わりなく達成できる
ことが分かる。これは、第1図示のスペーサ要素の一側
部2がそのいずれの側辺から見ても第2図示のスペーサ
要素のいずれかの側辺から見た反対側の側部3の鏡像で
あることを考慮すれば容易に理解することができる。
上述したようにかつ図示されるようにリブ10及びチャ
ネル11を配設した結果、第4図に示される3個のスペ
ーサ要素100〜102のような複数のスペーサ要素を
、積み重ねられた各スペーサ要素がいずれの側部を上向
きにしかつ4側辺のいずれが他スペーサ要素の4各側辺
のいずれかの上または下にくるようにしても、デツキ1
を水平にしかつ直接上下に隣接させて積み重ね得ること
は明かである。従って、各スペーサ要素が互いに直接上
下に積み重ねられる限り、それらは自動的に係合して一
体的に積み重ねられ、かつ各リブ及びチャネルが共働す
ることによって、各スペーサ要素が互いに水平方向に移
動しないように制限される範囲で積重体を安定させるこ
とができる。
リブ10及びチャネル11は、各リブの幅がその高さの
増加と共に減少しかつ各チャネルの幅がその深さの増加
と共に減少するように、第4図に示されるように僅かに
先細に形成されていると好都合である。このような先細
形状によって、スペーサ要素を積み重ねる際に各リブと
チャネルとの係合を容易にし、かつプラスチック製のス
ペーサ要素をその成形手段から容易に取り外すことがで
きる。
プラスチック材料を節約するために、実際にはリブ10
をスペーサ要素上に第1図及び第2図に示される程度ま
で延在させる必要はない。例えば、スペーサ要素の所望
の特徴を損うことなく、第1図及び第2図の矢印Xで示
される線の範囲内に於てリブ10の長さを部分的に省略
し、また第1図及び第2図の線yによって示される両側
部2.3の周縁部分に於てリブ10の部分を省略するこ
とができる。また、積み重ねの特徴を損うことなくかつ
材料を節約するために、矩形のスペーサ要素の隅部を線
400で示されるように取り除いてへ角形にすることが
できる。また、チャネル11は、その底部がスペーサ要
素の各側部のデツキ1より下に位置するように、第3図
のスペーサ要素100及び第4図のスペーサ要素102
上の符号11aで示されるように、上述したよりも深く
することができる。リブ10及びデツキ1は、多くの場
合に開放型の枠組構造である。
図面を用いて上述したスペーサ要素は、各層に4個の容
器を積み重ねることを目的としているが、リブ10及び
チャネル11のパターンを変形して、中心軸7.8に関
して対称に配置されるあらゆる適当な数の座を設けるこ
とができる。更に、第1図及び第2図に示されるスペー
サ要素は1個のモジュールとみなされるが、それを基礎
としてマルチモジュラ要素を構成し、例えば各側部に8
個の座を有する2つのモジュラパターンからなる長方形
を有するスペーサ要素を形成することができ、または各
側部に16個の座を有する4個のモジュラパターンから
なる大きな正方形のスペーサ要素を形成することができ
る。
また、座5.6の外形は円形以外のものであって良く、
積み重ねられる物品に適合する様々な適当な形状にでき
ることは容易に理解される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるスペーサ要素の一側部に形成さ
れた多数の座、凸部、及び凹部の位置を示す平面図であ
る。 第2図は、第1図示のスペーサ要素の反対側の側部に形
成された多数の座、凸部及び凹部の位置を示す第1図と
同様の平面図である。 第3図は、第1図及び第2図に示される2個の類似のス
ペーサ要素と円筒形のドラムとによって形成される垂直
な積重体を、該スペーサ要素に関して第1図及び第2図
の矢印Aの向きに見た側面図である。 第4図は、第1図及び第2図に示される3個の類似のス
ペーサ要素を垂直に積み重ねた状態を示す側面図である
。 1・・・デツキ     2.3・・・側部4・・・容
器      4d・・・破線5.6・・・座    
 7.8・・・中心軸10・・・リブ     10a
・・・円弧部分11・・・チャネル 100〜102・・・スペーサ要素 200〜203・・・リブ 200′〜203′・・・チャネル 300〜303・・・リブ 300′〜303′・・・チャネル 400・・・線 特許出願人  リン舎パック・モールデインゲス・リミ
テッド

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)垂直な積重体を構成するべく上下に積み重ねられ
    る類似物品間に配置されて前記積重体を水平方向に安定
    させるスペーサ要素であって、一側部に於て前記積重体
    の上側の前記物品を支持し、かつ他側部に於て前記積重
    体の下側の前記物品上に載置される概ね平坦な水平デッ
    キと、前記デッキの前記各側部に関してそれぞれ上方及
    び下方に延出して、前記上下物品に関して前記スペーサ
    要素の水平方向の移動を制限するように直接上下に積み
    重ねる前記上下物品を受容する座を決定する壁手段とを
    備え、 前記壁手段が多数の凸部及び凹部を有し、かつ前記一側
    部上の前記凸部の直下側の前記他側部上に実質的に対応
    する凹部が位置し、かつ前記一側部上の前記凹部の直下
    側の前記他側部上に実質的に対応する前記凸部が位置し
    、前記スペーサ要素がそのいずれの前記側部を上に向け
    て使用しても前記積重体を構成する前記物品を水平方向
    に安定させるように、前記凸部及び凹部が配設されると
    共に、 2個の前記スペーサ要素を直接上下に隣接させて積み重
    ねる際に、上側の前記スペーサ要素の下向きの前記凸部
    を下側の前記スペーサ要素の対応する前記凹部に係合さ
    せ、かつ下側の前記スペーサ要素の上向きの前記凸部を
    上側の前記スペーサ要素の対応する前記凹部に係合させ
    ることができ、この係合によって前記両スペーサ要素相
    互の水平方向の移動が制限されることを特徴とするスペ
    ーサ要素。
  2. (2)2個の前記スペーサ要素を直接上下に隣接させて
    積み重ねた状態に於て、前記凸部及び凹部が、前記両ス
    ペーサ要素のいずれの側部を上方または下方に向けた場
    合でも互いに係合するように配置されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載のスペーサ要素。
  3. (3)前記デッキの平面内に概念的にそれぞれ前記スペ
    ーサ要素を半分に分割する互いに直交する2本の中心線
    を有し、かつ前記凸部及び凹部が、2個の前記スペーサ
    要素を隣接させて直接上下に積み重ねた場合に、上側の
    前記スペーサ要素の前記各中心線が下側の前記スペーサ
    要素の前記各中心線の上側に概ね平行に位置するように
    配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載のスペーサ要素。
  4. (4)前記一側部に於て選択されたいずれか一方の前記
    中心線によって2分割された一方の分割部分の前記凸部
    及び凹部が、前記他側部の前記選択中心線によって2分
    割された他方の分割部分と実質的に位置及び形状が一致
    することを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のス
    ペーサ要素。
  5. (5)前記デッキの前記各側部上の前記凸部及び凹部が
    、前記中心線に関して概ね45度をなす想像線に沿って
    配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    または第4項に記載のスペーサ要素。
  6. (6)前記凸部が前記側部上に形成されたリブ構造から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項
    のいずれかに記載のスペーサ要素。
  7. (7)前記凹部が前記デッキの前記各側部の平面内に概
    ね位置するように形成された底面を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載
    のスペーサ要素。
  8. (8)前記凸部に関して、前記凹部の深さが、前記各側
    部に於て前記物品を載せるべき前記デッキの深さより浅
    いことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第7項の
    いずれかに記載のスペーサ要素。
  9. (9)前記凸部が、前記両側部に於て前記デッキから離
    隔するにつれてその水平面内に於ける幅が減少するよう
    に先細に形成され、かつこれに対応して前記凹部が、そ
    の深さが減少するにつれてその幅が減少するように先細
    に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第8項のいずれかに記載のスペーサ要素。
  10. (10)概ね矩形の平面形状を有し、かつ 2個の前記スペーサ要素を直接積み重ねて隣接させた場
    合に、それらの前記各凸部と凹部とが互いに係合し、か
    つ上側の前記スペーサ要素の外形の4側辺が下側の前記
    スペーサ要素の外形の4側辺と直接上下にかつ平行に位
    置するように、前記凸部及び凹部が配置されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に乃至第9項のいず
    れかに記載のスペーサ要素。
  11. (11)平面形状が概ね正方形であることを特徴とする
    特許請求の範囲第10項に記載のスペーサ要素。
  12. (12)前記座が、桶、樽または同様の容器等の円形端
    部を有する前記物品を積み重ねるために概ね円形である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第10項の
    いずれかに記載のスペーサ要素。
  13. (13)プラスチック材料で一体成形されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のスペーサ要素
JP29947589A 1988-11-18 1989-11-17 スペーサ要素 Pending JPH02163217A (ja)

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GB8827012D0 (en) 1988-12-21

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