JP4331302B2 - エレベータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は鉄道の駅等に設置されて車椅子利用者等が昇降するの使用されるエレベータの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しょうとする課題】
近年、鉄道の駅等でコンコースとプラットホームの階が異なる場合、車椅子利用者等が昇降するためにエレベータを設置することが行われるようになってきた。
【0003】
このエレベータはコンコース、プラットホーム等の上階と下階とに亙って上下方向にエレベータケースが立設され、このエレベータケース内に人が乗るケージを上下に昇降自在に装着して形成されている。そしてこの種のエレベータのエレベータケース及びケージは平面断面略矩形状になっている。
【0004】
ところで、このようなエレベータではエレベータケース1′の中央に図9に示すように乗降口2′が設けられ、この乗降口2′に外扉3′が両開き状に設けられる。
【0005】
ところが、上記のような構造の場合、外扉3′を収納するために外扉3′の巾以上の扉収納部を必要としてエレベータケース1′の巾が乗降口2′の巾の2倍以上の寸法となる。つまり、車椅子利用者が乗降するためには乗降口2′の巾は900mm必要であり、エレベータケース1′の巾は1800mm以上必要となり、一般に巾が5000mmのプラットホームに対して巾の占める割合が多くなり、プラットホームの通路が狭くなり、通行がしにくいと共に通行が危険になるという問題がある。またエレベータケース1′が角筒状のために角が直角であり、視界の死角ができやすくて裏側に人が居るか居ないか判別しにくくて、通行人同士がぶつかったりびっくりしたりするという問題がある。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、巾を狭くできて鉄道の駅等に設置しても邪魔にならないようにできて狭い場所にも設置でき、しかも視界の死角ができなくて通行人同士がぶつかったりびっくりしたりすることがなく、さらに人にやさしい円形の外観となって人の流れが良好になるエレベータを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の請求項1のエレベータは、鉄道の駅のコンコース7、プラットホーム8等に水平断面略長円状のエレベータケース1を上下方向に立設すると共にエレベータケース1内に外面がエレベータケース1の内面に沿うケージ4を上階と下階との間を昇降自在に装着し、水平断面長円状のエレベータケース1の両側の平面部1bがプラットホーム8の長手方向と平行になるように配置され、且つ水平断面略長円状のエレベータケース1の円弧面1a側に乗降口2を上階と下階で180°逆の位置に設けると共にこの乗降口2に断面円弧状の外扉3を両開き状に外扉3が円弧面1aに沿ってスライドして開閉するように配設し、ケージ4の両方の円弧面4aの上下階の乗降口2に対応する位置に夫々乗降口5を設けると共にケージ4の各乗降口5にも外扉3と対応するように断面円弧状の内扉6を両開き状に内扉6が円弧面1aに沿ってスライドして開閉するように配設して成ることを特徴とする。上記のように円弧状の外扉3や内扉6をスライドさせて乗降口2,5を両開き状に開閉する構造となるために外扉3や内扉6を開いたとき扉を収納する部分の巾が狭くても収納することができ、エレベータケース1の巾を狭くすることができる。これにより、鉄道の駅の巾の狭いプラットホーム8のような部分に設置する場合でもプラットホーム8の巾を必要以上占有しないため、エレベータを設置した部分でもプラットホーム8のエレベータの両側の通路の巾を十分に広くでき、通行がしやすいと共に安全に通行できて、鉄道の駅等に設置しても邪魔にならないようにできて狭い場所にも設置することができる。またエレベータケース1が水平断面略長円状であるために四隅の角がなくて視界に死角ができなくて通行人同時がぶつかったり、びっくりしたりすることがない。またエレベータケース1の四隅に角がなくて丸みがあるために見た目に人にやさしい円形の外観となって人の流れが良好になる。更に上下階で乗降口2を180°逆の位置にしたことでケージ4に乗り込む方向とケージ4から降りる方向を一直線方向とでき、車椅子で乗り降りするとき向きを変えたり、後退したりすることなく、前に進むだけで乗り降りできて、車椅子利用者にとって便利に使用することができる。
【0008】
また本発明の請求項2のエレベータは、請求項1において、エレベータケース1がユニットとして組み立てた複数の分割体からなるものであることを特徴とする。現場では分割体を連結するだけでエレベータケース1を組み立てることができ、現場での施工を簡略化できると共にコンコース7やプラットホーム8の工事と別個にエレベータケース1の施工ができて施工性を向上することができる。
【0009】
また本発明の請求項3のエレベータは、請求項1または請求項2において、エレベータケース1内にモータ10で駆動されるボールねじ軸11を左右の両側に上下方向に立設し、ケージ4の両側に設けたボールナット12をボールねじ軸11に螺合し、ボールねじ軸11の回転駆動にてケージ4を上下に昇降駆動するようにして成ることを特徴とする。ケージ4を安定よく上下に昇降駆動することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本実施の形態の場合、鉄道の駅に設置されるエレベータであり、上階をコンコース7とし、下階をプラットホーム8としたものである。エレベータケース1は図1、図2に示すように上面及び下面を閉塞せる有底筒状に形成されており、水平断面略長円形状になっている。このエレベータケース1は立体格子状の鉄塔13の外面に外装材14を外周及び上下端に貼って形成されている。エレベータを設置する箇所でプラットホーム8には設置ベース15を設けてあり、エレベータケース1の下端を設置ベース15に設置してある。コンコース7には開口16を設けてあり、この開口16にエレベータケース1を挿通してあり、コンコース7の下面側に設けた支持部材17でエレベータケース1を支持してある。このエレベータケース1は水平断面略長円形状であり、2つの円弧面1aと2つの平面部1bとを有しているが、両側の2つの平面部1bがプラットホーム8の長手方向と平行になるようにエレベータケース1が設置されている。
【0011】
このように立設されたエレベータケース1内の両側には上下方向にボールねじ軸11を立設してあり、各ボールねじ軸11の上端の上方には夫々モータ10を配置してあり、ボールねじ軸11とモータ10とを連結してあって、モータ10にてボールねじ軸11を回転駆動できるようになっている。モータ10は減速機を有すると共にブレーキを有するものである。また各モータ10はサーボモータであり、両側のモータ10が同調して駆動されるようになっている。両側のボールねじ軸11の下方にはボールねじ軸11と直線状になるように夫々延長軸17を立設してあり、ボールねじ軸11の下端に延長軸17の上端を連結してある。延長軸17の下端には非常時に延長軸17にブレーキをかける電磁ブレーキ18を設けてある。エレベータケース1内の下端には後述するケージ4が落下したとき緩衝する緩衝器19を装着してある。
【0012】
エレベータケース1内には外面がエレベータケース1の内面に外面が沿うケージ4を内装してあり、ケージ4の両側に設けたボールナット12をボールねじ軸11に螺合してある。そしてモータ10を駆動してボールねじ軸11を回転駆動することでケージ4を上下に昇降させることができるようになっている。このときモータ10にて両側のボールねじ軸11を駆動してケージ4を昇降させるために1本のボールねじ軸11で昇降させるものに比べて偏荷重を最小限にして安定よく且つスムーズに昇降させることができる。また両側のボールねじ軸11を夫々別々のモータ10で同調させて駆動するために駆動源を小さくできる。つまり、両側のボールねじ軸11を1つのモータで駆動するようにすると、モータが大きくなると共に連動させる機構を要して駆動源が大きくなる。上記ケージ4は車椅子が1台と介護者が一人乗ることができる程度の大きさに形成されている。
【0013】
エレベータケース1内で鉄塔13の鉄柱13aとボールねじ軸11を支持する軸受板20との間にはガイドレール21を上下方向に立設してあり、鉄柱13aと軸受板20との間にガイドレール21を支持してある。このガイドレール21はエレベータケース1の両側に2本づつ設けてある。ケージ4の両側には夫々ガイドレール21に対応する位置でガイドシュー22を装着してあり、ガイドシュー22がガイドレール21に沿って上下の摺動して昇降するようになっている。ガイドシュー22のシュー本体22aがガイドレール21に沿って上下に摺動自在になっており、ガイドシュー22の取り付け部22bがケージ4に取り付けられており、ガイドシュー22のシュー本体22aと取り付け部22bとの間にはこれらの間を回動自在に連結する回動部22cを介装してある。そしてケージ4が上下に昇降するときガイドレール21に対してガイドシュー22が摺動することによりケージ4の昇降をガイドでき、ケージ4を上下に安定よく昇降させることができる。このときガイドシュー22のシュー本体22aと取り付け部22bとの間の回動部22cが首振りしてケージ4が昇降するときこじれるような力がかかってもケージ4をスムーズに昇降させることができる。
【0014】
上記エレベータケース1にはコンコース7とプラットホーム8の位置で乗降口2が設けられるが、この乗降口2はエレベータケース1の円弧面1aの中央部に設けられる。この乗降口2は車椅子が通過し得るように900mm程度の巾である。この乗降口2にはこの乗降口2を閉塞し得る大きさの2枚の断面円弧状の外扉3がスライド自在に装着され、外扉3が両開き状に開閉自在になっている。エレベータケース1の乗降口2の左右の両側には外扉3を開いたとき外扉3を収納し得る外扉収納部23を設けてある。また上記乗降口2は円弧面1aに設けられるが、コンコース7に設ける乗降口2とプラットホーム8に設ける乗降口2とは位置を180°逆にしてある。またコンコース7で乗降口2を設ける円弧面1aと反対の円弧面1aには点検口を設けてあり、点検口を点検口蓋25で閉塞してある。ケージ4には両方の円弧面4aに乗降口2に対応するように乗降口5を設けてある。この乗降口5も車椅子を通過し得るように900mm程度の巾である。この乗降口5にはこの乗降口5を閉塞し得る大きさの2枚の断面円弧状の内扉6がスライド自在に装着され、内扉6が両開き状に開閉自在になっている。ケージ4の乗降口5の両側には内扉6を開いたとき内扉6を収納し得る内扉収納部26を設けてある。プラットホーム8ではエレベータケース1の両側の平面部1bに透明窓27を設けてある。
【0015】
上記のようにエレベータが設置されるが、エレベータケース1が水平断面長円状となっており、円弧面1a,4aに設けた乗降口2,5が断面円弧状の外扉3や内扉6で開閉自在になっており、プラットホーム8の長手方向と直交する方向の外扉収納部23や内扉収納部26の巾を狭くでき、エレベータケース1のプラットホーム8の長手方向と直交する方向の巾、すなわち両側の平面部1b間の巾を狭くでき、プラットホーム8のエレベータの両側の通路の巾を広くでき、エレベータを設置した箇所でも通行が容易にできると共に安全に通行できる。またエレベータケース1が水平断面略長円状であるために四隅の角がなくて視界に死角ができなくて通行人同士がぶつかったり、びっくりしたりすることがない。またエレベータケース1の四隅に角がなくて丸みがあるために見た目に人にやさしい円形の外観となって人の流れが良好になる。水平断面略長円状のエレベータケース1の円弧面1aに設ける乗降口2の位置を上階であるコンコース7と下階であるプラットホーム8とで180°逆にし、ケージ4には上下階の乗降口2に対応する位置に夫々乗降口5を設けると共にケージ4の各乗降口5に夫々内扉6を設けているので、ケージ4に乗り込む方向とケージ4から降りる方向を一直線方向とでき、車椅子で乗り降りするとき向きを変えたり、後退したりすることなく、前に進むだけで乗り降りできて車椅子利用者にとって便利に使用することができる。またプラットホーム8でエレベータケース1の両側の平面部1aに透明窓27を設けてあるためにエレベータがあっても透明窓27にて反対側を見ることができて反対側の列車の通過等を見ることができるようになっている。またエレベータは作動するとき音声メッセージを出すようになっており、利用者にやさしい対応となっている。
【0016】
またエレベータはモータ10を駆動してボールねじ軸11を駆動してケージ4が上下に昇降するようになっているが、所定の階ではモータ10の駆動を停止してモータ10にブレーキをかけることで所定位置で停止するようになっている。また停電のときはモータ10のブレーキをかけてケージ4が下降しないようにようになっている。このように非常停止したときケージ4内に閉じ込められてしまうので、非常用の電源から電力を供給してモータ10のブレーキを解除してケージ4が自重で下降するようになっている。つまり、ボールねじ軸11のリードは大きく、ボールねじ軸11にブレーキをかけていないと、ケージ4の自重にてボールねじ軸11が空回りしてケージ4が下降するようになっている。ところがボールねじ軸11が単に空回りするだけでケージ4が下降すると、ケージ4が下降する速度が速くて危険である。そこで本発明では延長軸17に設けた電磁ブレーキ18に非常用の電源から電力を供給して延長軸17にブレーキをかけ、ボールねじ軸11が所定の回転数のゆっくりした速度で回転してケージ4がゆっくり下降するようにしている。ところで、従来はボールねじ軸11の回転数を制御するのに遠心式調速機を用いており、設備が大型になっていたが、本発明では電磁ブレーキ18でブレーキをかけるために小型化できる。
【0017】
また本発明ではエレベータケース1が鉄塔13も含めて図7の符号L1、L2で示す分割線で上下に分割してあり、エレベータケース1が3つの分割体に分割してあり、分割体を工場でユニットとして組み立てある。そして現場では3つの分割体を連結するだけでエレベータケース1を組み立てることができるようになっている。このようになっていると、現場での施工を簡略化できると共にコンコース7やプラットホーム8の工事と別個にエレベータケース1の施工ができて施工性を向上できる。またエレベータケース1にケージ4を組み込んだエレベータ全体を工場でユニットとして組み立て、これを現場に設置するようにすると、一層施工の合理化が図れる。
【0018】
なお、本発明の実施の形態では鉄道の駅のコンコース7とプラットホーム8との間の昇降用のエレベータについて述べたが、本発明のエレベータは鉄道の駅のその他の階の間の昇降にも用いることができ、また鉄道の駅以外の建物の昇降にも用いることができる。
【0019】
【発明の効果】
上記のように本発明は、鉄道の駅のコンコース、プラットホーム等に水平断面略長円状のエレベータケースを上下方向に立設すると共にエレベータケース内に外面がエレベータケースの内面に沿うケージを上階と下階との間を昇降自在に装着し、水平断面長円状のエレベータケースの両側の平面部がプラットホームの長手方向と平行になるように配置され、且つ水平断面略長円状のエレベータケースの円弧面側に乗降口を上階と下階で180°逆の位置に設けると共にこの乗降口に断面円弧状の外扉を両開き状に外扉が円弧面に沿ってスライドして開閉するように配設し、ケージの両方の円弧面の上下階の乗降口に対応する位置に夫々乗降口を設けると共にケージの各乗降口にも外扉と対応するように断面円弧状の内扉を両開き状に内扉が円弧面に沿ってスライドして開閉するように配設しているので、外扉や内扉を開いたとき扉を収納する部分の巾が狭くても収納することができ、エレベータケースの巾を狭くすることができるものであって、鉄道の駅の巾の狭いプラットホームのような部分に設置する場合でもプラットホームの巾を必要以上占有しないため、エレベータを設置した部分でもプラットホームのエレベータの両側の通路の巾を十分に広くでき、通行がしやすいと共に安全に通行できて、鉄道の駅等に設置しても邪魔にならないように設置することができるものであり、またエレベータケースが水平断面略長円状であるために四隅の角がなくて視界に死角ができなくて通行人同時がぶつかったり、びっくりしたりすることがないものであり、またエレベータケースの四隅に角がなくて丸みがあるために見た目に人にやさしい円形の外観となって人の流れが良好になるものであり、更に上下階で乗降口を180°逆の位置にしたことでケージに乗り込む方向とケージから降りる方向を一直線方向とでき、車椅子で乗り降りするとき向きを変えたり、後退したりすることなく、前に進むだけで乗り降りできて、車椅子利用者にとって便利に使用することができるものである。
【0020】
また本発明の請求項2の発明は、請求項1において、鉄道の駅のコンコース、プラットホーム等にエレベータケースが上下方向に立設されて上階と下階との間の昇降をするようにされ、水平断面長円状のエレベータケースの両側の平面部がプラットホームの長手方向と平行になるように配置されたので、現場での施工を簡略化できると共にコンコースやプラットホームの工事とは別個にエレベータケースの施工ができて施工性を向上できるものである。
【0021】
また本発明の請求項3の発明は、請求項1または請求項2において、エレベータケース内にモータで駆動されるボールねじ軸を左右の両側に上下方向に立設し、ケージの両側に設けたボールナットをボールねじ軸に螺合し、ボールねじ軸の回転駆動にてケージを上下に昇降駆動するようにしているので、昇降するときの偏荷重を少なくしてケージを安定よく上下に昇降駆動することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のエレベータを設置した駅を示す斜視図である。
【図2】同上のエレベータの斜視図である。
【図3】同上のエレベータの内部の構造を示す斜視図である。
【図4】同上のエレベータの正面図である。
【図5】同上のエレベータの側面図である。
【図6】同上のエレベータの設置した状態の一部を省略した正面から見た断面図である。
【図7】同上のエレベータの設置した状態で一部を省略した側面から見た断面図である。
【図8】同上のエレベータの平面から見た断面図である。
【図9】従来例の概略断面図である。
【符号の説明】
1 エレベータケース
1a 円弧面
2 乗降口
3 外扉
4 ケージ
5 乗降口
6 内扉
7 コンコース
8 プラットホーム
10 モータ
11 ボールねじ軸
12 ボールナット
Claims (3)
- 鉄道の駅のコンコース、プラットホーム等に水平断面略長円状のエレベータケースを上下方向に立設すると共にエレベータケース内に外面がエレベータケースの内面に沿うケージを上階と下階との間を昇降自在に装着し、水平断面長円状のエレベータケースの両側の平面部がプラットホームの長手方向と平行になるように配置され、且つ水平断面略長円状のエレベータケースの円弧面側に乗降口を上階と下階で180°逆の位置に設けると共にこの乗降口に断面円弧状の外扉を外扉が両開き状に円弧面に沿ってスライドして開閉するように配設し、ケージの両方の円弧面の上下階の乗降口に対応する位置に夫々乗降口を設けると共にケージの各乗降口にも外扉と対応するように断面円弧状の内扉を内扉が両開き状に円弧面に沿ってスライドして開閉するように配設して成ることを特徴とするエレベータ。
- エレベータケースがユニットとして組み立てた複数の分割体からなるものであることを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
- エレベータケース内にモータで駆動されるボールねじ軸を左右の両側に上下方向に立設し、ケージの両側に設けたボールナットをボールねじ軸に螺合し、ボールねじ軸の回転駆動にてケージを上下に昇降駆動するようにして成ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のエレベータ。
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- 1999-03-04 JP JP5637099A patent/JP4331302B2/ja not_active Expired - Fee Related
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