JP4329526B2 - 分子ポンプ - Google Patents
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Description
このターボ分子ポンプTPは、ケーシング5の吸気口6側に一体的に形成された吸気口フランジ5Fを介して吸気口6側が半導体製造装置などの被排気部HVに接合される。接合には通常ボルト11を利用したボルト結合方式が採用される。図14はこのボルト結合部を拡大して示す断面図である。
本発明はこのような問題を解消できる分子ポンプを提供しようとするものである。
さらに、本発明が第3に提供する分子ポンプは、吸気口フランジを半径方向に分割するよう構成し、この分割形の吸気口フランジをねじ部材等にて半径方向に接合することとし、この接合のためのねじ部材を結合のためのボルトより機械的に弱い材料で構成する。この分割方式とし接合部材を弱い材料にて形成することで変形部を構成する。
本発明が提供する分子ポンプはこのような構成により衝撃によるトルクをケーシングが受けたとき変形部が変形して吸気口フランジに作用したトルクの被排気部への伝達が軽減される。
以下、図面に示す実施例にしたがって本発明を説明する。
具体的には、図1〜図3に示すように、吸気口フランジ5Fに穿設されたボルト11用の貫通孔5Hの近傍両側、理想的には貫通孔5Hの中心を通るピッチ円の円周方向における両側の近傍に切込部5Kが設けられている。この構成は図2の断面図に詳しく示されている。すなわち図2は、ボルト11が吸気口フランジ5Fの貫通孔5Hを貫通して被排気部HVにねじ込まれた部位を拡大して示す図である。このような構成により貫通孔5Hの近傍に肉薄部Tが形成されている。この肉薄部Tが変形部である。図3はこの吸気口フランジ5Fを上方から見た図である。このような構成であるから、発生したトルクがボルト11を介してこの肉薄部Tに作用すると、この肉薄部Tを中心とする吸気口フランジ5Fは図4に示すように歪み、ボルト11に作用したエネルギーがこの切込部5Kの変形で吸収されることになる。このように本発明実施例1の構成はこのボルト用の貫通孔5Hの両側に切込部5Kを設けた点に特徴がある。
もちろんこれら各実施例以外の変形例も挙げられ、図示例に限定されない。なお、図10〜図12において、図1〜図9と同一の符号で示される部品は図1〜図9と同様の機能、作動をするものであり、詳細な説明は省略する。
1K 電極コイル
2 モータ
3 回転軸
4 回転体
4N 円筒部
5 ケーシング
5F 吸気口フランジ
5D、5G、5K、5S、5T 切込部
5H 貫通孔
5M 円周状溝
5SF 分割フランジ
6 吸気口
7 排気口
8A、8R 磁気軸受
9 下部ケーシング
10 ステータリング
11 ボルト
12 結合ねじ
B1〜B8 回転翼
HV 被排気部
K 傾斜面
L 分割断面
S スペーサ
T1〜T7 固定翼
TK ターボ機構
TP ターボ分子ポンプ
NP ねじ溝ポンプ
T、Q、Z 肉薄部
Claims (6)
- 円筒状のケーシング内に軸受を介して回転自在に保持された回転枠に複数段固定された回転翼と、前記ケーシング内周側に固定された複数段の固定翼と、前記回転枠を高速回転させるモータを備えて前記回転翼と前記固定翼からなるターボ機構を構成し、前記ケーシングの一端側の吸気口からの分子を吸気して他端側の排気口に排気するポンプであり、前記吸気口には被排気部にボルトにて結合する吸気口フランジが付設されている分子ポンプにおいて、この吸気口フランジに、前記ケーシングが一定以上のトルク作用を受けたとき変形する変形部を設けることで、この変形部の変形によってトルクが被排気部側に伝達するのを緩和させる緩和手段を設け、
前記緩和手段が前記吸気口フランジに穿設された前記ボルト用の貫通孔の近傍に形成された一対の切込部で構成されており、前記一対の切込部の一方は、前記回転翼の回転方向に対して前記貫通孔の進行側に、前記吸気口フランジの下面側に開口を有するように設け、他方はその反対側に、前記吸気口フランジの上面側に開口を有するように設けられていることを特徴とする分子ポンプ - 円筒状のケーシング内に軸受を介して回転自在に保持された回転枠に複数段固定された回転翼と、前記ケーシング内周側に固定された複数段の固定翼と、前記回転枠を高速回転させるモータを備えて前記回転翼と前記固定翼からなるターボ機構を構成し、前記ケーシングの一端側の吸気口からの分子を吸気して他端側の排気口に排気するポンプであり、前記吸気口には被排気部にボルトにて結合する吸気口フランジが付設されている分子ポンプにおいて、この吸気口フランジに、前記ケーシングが一定以上のトルク作用を受けたとき変形する変形部を設けることで、この変形部の変形によってトルクが被排気部側に伝達するのを緩和させる緩和手段を設け、
前記緩和手段が前記吸気口フランジに穿設され、前記ボルト用の貫通孔の位置より内方において前記吸気口フランジの上面側と下面側の両方に一対で形成され、かつ円周上に連続的または断続的に形成された切込部で構成されており、前記一対の切込部のうち上面側は前記吸気口フランジのフランジ面に対して垂直に形成され、下面側は切込部の開口から前記吸気口フランジの外側に向かうように傾斜していることを特徴とする分子ポンプ。 - 円筒状のケーシング内に軸受を介して回転自在に保持された回転枠に複数段固定された回転翼と、前記ケーシング内周側に固定された複数段の固定翼と、前記回転枠を高速回転させるモータを備えて前記回転翼と前記固定翼からなるターボ機構を構成し、前記ケーシングの一端側の吸気口からの分子を吸気して他端側の排気口に排気するポンプであり、前記吸気口には被排気部にボルトにて結合する吸気口フランジが付設されている分子ポンプにおいて、前記吸気口フランジをこの吸気口フランジに穿設された前記ボルト用の貫通孔より内方の位置で半径方向に分割させて構成されるとともに、この分割された両方の吸気口フランジを前記ボルトより強度的に弱い材料からなる連結具で一体的に構成されており、さらに、前記分割部の断面が前記回転翼の回転軸に対して傾斜しており、かつ、前記傾斜の方向が前記吸気口フランジの下面側から上面側に向かって広がる方向であることを特徴とする分子ポンプ。
- 円筒状のケーシング内に軸受を介して回転自在に保持された回転体と、前記ケーシング内周側に接合されたステータリングと、回転体を高速回転させるモータを備え、前記回転体の外周面と前記ステータリングの内周面を近接設置させてねじポンプ機構を構成し分子の排気を行うポンプであり、前記吸気口には被排気部にボルトにて結合する吸気口フランジが付設されている分子ポンプにおいて、この吸気口フランジに、前記ケーシングが一定以上のトルク作用を受けたとき変形する変形部を設けることで、この変形部の変形によってトルクが被排気部側に伝達するのを緩和させる緩和手段を設け、
前記緩和手段が前記吸気口フランジに穿設された前記ボルト用の貫通孔の近傍に形成された一対の切込部で構成されており、前記一対の切込部の一方は、前記回転翼の回転方向に対して前記貫通孔の進行側に、前記吸気口フランジの下面側に開口を有するように設け、他方はその反対側に、前記吸気口フランジの上面側に開口を有するように設けられていることを特徴とする分子ポンプ - 円筒状のケーシング内に軸受を介して回転自在に保持された回転体と、前記ケーシング内周側に接合されたステータリングと、回転体を高速回転させるモータを備え、前記回転体の外周面と前記ステータリングの内周面を近接設置させてねじポンプ機構を構成し分子の排気を行うポンプであり、前記吸気口には被排気部にボルトにて結合する吸気口フランジが付設されている分子ポンプにおいて、この吸気口フランジに、前記ケーシングが一定以上のトルク作用を受けたとき変形する変形部を設けることで、この変形部の変形によってトルクが被排気部側に伝達するのを緩和させる緩和手段を設け、
前記緩和手段が前記吸気口フランジに穿設され、前記ボルト用の貫通孔の位置より内方において前記フランジの上面側と下面側の両方に一対で形成され、かつ円周上に連続的または断続的に形成された切込部で構成されており、前記一対の切込部のうち上面側は前記吸気口フランジのフランジ面に対して垂直に形成され、下面側は切込部の開口から前記吸気口フランジの外側に向かうように傾斜していることを特徴とする分子ポンプ。 - 円筒状のケーシング内に軸受を介して回転自在に保持された回転体と、前記ケーシング内周側に接合されたステータリングと、前記回転体を高速回転させるモータを備え、前記回転体の外周面と前記ステータリングの内周面を近接設置させてねじポンプ機構を構成し分子の排気を行うポンプであり、前記吸気口には被排気部にボルトにて結合する吸気口フランジが付設されている分子ポンプにおいて、前記吸気口フランジをこの吸気口フランジに穿設された前記ボルト用の貫通孔より内方の位置で半径方向に分割させて構成されるとともに、この分割された両方の吸気口フランジを前記ボルトより強度的に弱い材料からなる連結具で一体的に構成されており、さらに、前記分割部の断面が前記回転翼の回転軸に対して傾斜しており、かつ、前記傾斜の方向が前記吸気口フランジの下面側から上面側に向かって広がる方向であることを特徴とする分子ポンプ。
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