JP4329314B2 - 眼鏡レンズのマーキング方法およびマーキング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡レンズのマーキング方法、マーキング装置及び眼鏡レンズに関し、特に、消去可能なインクで眼鏡レンズの表面に各種のマークを印刷する眼鏡レンズのマーキング方法、マーキング装置、及びかかるマーキング方法によって印刷された眼鏡レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡店において、眼鏡レンズを顧客が所望する眼鏡フレームに組み込むために、そのフレームの形状に合わせて通常は円形の眼鏡レンズの外形形状を切削加工する、枠入れ加工と呼ばれている作業が行なわれている。その際には、顧客が眼鏡を装着したときに、眼鏡レンズのフィッティングポイントと眼の瞳孔中心とが一致するように位置決めして加工する必要がある。また、累進多焦点眼鏡レンズの場合には、眼鏡レンズの左右の識別や、上下方向の識別も行わなければならない。
【0003】
そのため、枠入れ加工に従事する作業者には高度な技術が求められる。特に累進多焦点レンズの枠入れ作業においては、度数測定も容易ではなく、枠入れ精度を確保することが難しいので、作業者が簡単かつ正確に作業できるように、眼鏡店に納入される眼鏡レンズ表面には、予め作業の目安となるレイアウトパターンがマーキングされている。
【0004】
図2に、累進多焦点レンズ100にマーキングされたレイアウトパターンの一例を示す。このレイアウトパターンは、例えば、眼鏡レンズの水平方向を示す水平基準線101、遠用部の度数を測定する位置を示す遠用度数測定位置102、近用部の度数を測定する位置を示す近用度数測定位置103、フィッティングポイント104、左右の識別記号105等のレイアウト記号である。この累進多焦点レンズ100には成形型から転写された隠しマーク106が設けられている。レイアウトパターンは、顔料、エポキシ樹脂、有機溶剤などが含有され、アルコール等の有機溶剤で消去可能なインクによってマーキングされている。
【0005】
レイアウトパターンのマーキングは、あらかじめレイアウトパターン毎に凹版を用意しておき、その凹版を用いて転写するスタンプ方式が一般的である。具体的には、凹版の溝部分にインクを満たし、凹版に柔軟性のある樹脂(ゴム)を押し当て、インクを樹脂に転写したのち、眼鏡レンズの表面へ樹脂を押し当て、インクを転写する方法が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、凹版を用いる転写方法では、製品毎に個別の版を用意しておき、適宜、切り替えてマーキングをする必要があるため、凹版を切り替える煩雑さがともなう。凹版を複数用意しておき、自動的に切り替えるマーキング装置も採用されてきたが、装置が複雑になり、高価になるといった問題点を有していた。加えて、同一製品においても、光学設計の違いや仕向先毎にレイアウトパターンを柔軟に切り替えたいといった要望が高まってきたが、現状のスタンプ方式のマーキング装置では容易に、安価に対応することが困難である。
【0007】
また、スタンプ方式で用いられるインクは、撥水処理が施された眼鏡レンズ表面へ塗布され、摩擦などに対し十分な定着性を有し、一方では不要時に容易に拭き取れるといった特殊な要求を満たさなければならないため、有機溶剤を含有している。そのため、有機溶剤の蒸発によるマーキングの作業環境の悪化という点でも問題があった。
【0008】
また、有機溶剤を含有するインクを用いると、有機溶剤の蒸発によるインクの固形分濃度変化、粘度変化によって印刷品質が悪化する。そのため、印刷品質を保つために頻繁に溶剤を補充する等の煩雑な液管理が必要になるという問題もある。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、眼鏡レンズの表面にレイアウトパターン等の消去可能なマークを有機溶剤を使用しないでパターンを柔軟に変更してマーキングできる眼鏡レンズのマーキング方法を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、かかるマーキング方法を実現することができる眼鏡レンズのマーキング装置を提供することを目的とする。
【0011】
更に、本発明は、かかるマーキング方法によって印刷された眼鏡レンズを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記目的を達成するため、鋭意検討した結果、熱溶融したホットメルトインクをインクジェット方式で眼鏡レンズ表面に吐出してレイアウトマークを形成することが有効であることを知見した。
【0013】
即ち、スタンプを用いた転写方式とは異なり、インクジェット方式では、吐出パターンを変えることで、様々なレイアウトパターンに対応できるので、簡易な装置構成で、柔軟にマーキングができる。また、熱溶融したホットメルトインクを用いることで、撥水性を有する眼鏡レンズにおいても、その表面にインクが着弾した時点で固化するので、安定してレイアウトパターンを定着させることができる。一方ではレイアウトパターンが不要になった時点でアルコールなどで容易に拭き取れるため、枠入れ作業の作業性を確保しつつ、顧客が使用する際にはレイアウトパターンを確実に消去できる。さらに、ホットメルトインクのインクは、室温では固体であり、加熱によって液化し吐出されるため、有害な有機溶剤を用いる必要がない。そのため、作業環境を悪化させるおそれがなく、しかも煩雑な液管理が不要になる。
【0014】
また、眼鏡レンズは眼球側の凹面と物体側の凸面の曲面で構成され、曲面は処方によって大きく異なる。そのため、インクジェットヘッドを用いて眼鏡レンズの表面にインクを吐出する際に、インクジェットヘッドと眼鏡レンズ表面の離間距離が眼鏡レンズの部位によって、しかも眼鏡レンズ毎に変化する。一方、インクジェット方式では、インクを吐出する微小ノズルからインクを正確に着弾させる距離には限界がある。更に、ホットメルトインクを用いる場合、眼鏡レンズ表面に着弾する前に固化させてはならない。このため、インクジェットヘッドと眼鏡レンズ表面との離間距離をできるだけ狭める必要がある。その一方で、インクジェットヘッドが眼鏡レンズに接触すると眼鏡レンズに傷を付けてしまう。
【0015】
そのため、眼鏡レンズの最大高さを測定し、この最もインクジェットヘッドに接近する部分とインクジェットヘッドとの距離を0.5mm〜5mmの範囲に保ち、クリアランスを確保すると共に、離間距離を小さくするようにすることが好ましい。
【0016】
また、本発明の眼鏡レンズのマーキング装置は、このような眼鏡レンズのマーキング方法を実現するために、レンズ位置制御手段で保持された眼鏡レンズの最大高さを高さ測定手段で測定し、測定された最大高さに基づいて高さ調節部でレンズ保持手段の高さやインクジェットヘッドの高さを調節することによって眼鏡レンズ表面とインクジェットヘッドとのクリアランスを確保すると共に離間距離を適切にし、制御部でインクジェットヘッドからのインクの吐出を制御すると共に、インクジェットヘッドと眼鏡レンズとの眼鏡レンズの径方向における相対位置を制御するように構成されている。
【0017】
従って、請求項1記載の発明は、熱溶融したホットメルトインクを微小ノズルから微小液滴として眼鏡レンズ表面に吐出して前記眼鏡レンズ表面に印刷を行うマーキング工程を有する眼鏡レンズのマーキング方法において、前記ホットメルトインクは、水素化ロジンのグリセロールエステル、ワックス及び着色剤を含有する熱可塑性樹脂組成物であり、前記眼鏡レンズ表面は撥水性を有し、前記眼鏡レンズと前記微小ノズルを内蔵するインクジェットヘッドとの最小の離間距離を0.5mm〜5mmの範囲とし、前記眼鏡レンズ表面に行う印刷はレイアウトパターンであることを特徴とする眼鏡レンズのマーキング方法を提供する。
【0018】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の眼鏡レンズのマーキング方法において、前記レイアウトパターンは、眼鏡レンズの水平方向を示す水平基準線、遠用部の度数を測定する位置を示す遠用度数測定位置記号、近用部の度数を測定する位置を示す近用度数測定位置記号、フィッティングポイント記号、左右の識別記号のいずれか1つ以上のレイアウト記号からなることを特徴とする眼鏡レンズのマーキング方法を提供する。
【0019】
請求項3記載の発明は、眼鏡レンズを保持して前記眼鏡レンズの位置を制御するレンズ位置制御手段と、前記レンズ位置制御手段によって保持された前記眼鏡レンズの最大高さを測定する高さ測定手段と、前記高さ測定手段によって得られた最大高さの測定値に基づいて、前記レンズ位置制御手段を調節する高さ調節部と、眼鏡レンズのレイアウトパターンを選択するためのパターン生成部と、熱溶融したホットメルトインクを吐出する微小ノズルを内蔵するインクジェットヘッドと、前記微小ノズルからのインクの吐出を制御すると共に、前記インクジェットヘッドと前記眼鏡レンズとの前記眼鏡レンズの径方向における相対位置を制御する制御部とを有する眼鏡レンズのマーキング装置であって、前記高さ測定手段は、レーザ投光部から水平方向に出射された垂直方向に沿った帯状のレーザ光線を受光部が検出し、途中で遮られたレーザ光線の割合を検出することによって眼鏡レンズの最大高さを測定し、前記高さ調節部は、前記眼鏡レンズの最大高さの測定値に基づいて、前記眼鏡レンズと前記インクジェットヘッドとの最小の離間距離0.5mm〜5mmの範囲になるよう、前記レンズ位置制御手段を調節し、調節後の位置を保ったまま前記眼鏡レンズを搬送手段によって水平方向に印刷手段へと搬送し、眼鏡レンズ表面にレイアウトパターンを印刷することを特徴とする眼鏡レンズのマーキング装置を提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の眼鏡レンズのマーキング方法、マーキング装置及び眼鏡レンズの実施の形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0023】
図1は、本発明の眼鏡レンズのマーキング装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【0024】
この眼鏡レンズのマーキング装置1は、眼鏡レンズ10を保持して眼鏡レンズ10の位置を制御する図示しないレンズ位置制御手段と、眼鏡レンズ10の高さを調節するレンズ高さ調節装置3と、レンズ位置制御手段によって保持された眼鏡レンズ10にマーキングを形成する印刷装置4とを備える。
【0025】
レンズ位置制御手段は、垂直方向及び水平方向に移動及び停止可能で、垂直方向及び水平方向の位置を制御できる図示しない搬送装置を備える。この搬送装置の図示しないアームに眼鏡レンズ10を保持するレンズ保持治具20が握持されている。レンズ保持治具20は、例えば筒状本体21の中に筒状本体21の中空部を閉塞・開放する図示しない逆止弁が内蔵され、筒状本体21の上端にパッキン22が装着された構造を有する。筒状本体21の外面には搬送装置のアームで握持される平面23,24が上下の2箇所に設けられている。このレンズ保持治具20は、パッキン22を眼鏡レンズ10の外面又は内面に押し当てながら真空装置に筒状本体21を接続し、パッキン22を眼鏡レンズ10の外面又は内面に真空吸着させ、逆止弁によって、この真空吸着状態を維持し、眼鏡レンズ10を保持できるようになっている。
【0026】
レンズ高さ調節装置3は、レンズ保持治具20に保持された眼鏡レンズ10の最大高さを測定する高さ測定装置31と、高さ調節部32とを備える。
【0027】
高さ測定装置31は、本実施形態ではレーザ光を用いた検出装置を用いている。レーザ投光部311から水平方向に出射された垂直方向に沿った帯状のレーザ光線Lを受光部312が検出し、途中で遮られたレーザ光線Lの割合を検出することによって被検出物の高さを判別できるようになっている。レーザ光線Lを用いることによって非接触で高さを判別することができる。眼鏡レンズ10の最大高さとは、眼鏡レンズ10の印刷する凹面又は凸面の中で後述するインクジェットヘッド側へ最も突出している部分のインクジェットヘッドとの相対距離をいう。眼鏡レンズ10の最大高さは、凹面にマークを形成するときは凹面の周縁の高さであり、凸面にマークを形成するときは凸面のほぼ中心である。
【0028】
高さ調節部32は、高さ測定装置31で検出された眼鏡レンズ10の最大高さの測定値に基づいて搬送装置を制御し、レンズ保持治具20を上下させることによって眼鏡レンズ10の最大高さを調節する。
【0029】
高さ調節部32によって上下位置が修正されたレンズ保持治具20はその上下の位置を保ったまま搬送装置によって水平方向に印刷装置4へ搬送される。
【0030】
印刷装置4は、熱溶融したホットメルトインクを下方に向かって開口する微小ノズルから吐出するインクジェットヘッド41と、固形のホットメルトインクを熱溶融し、溶融したホットメルトインクをインクジェットヘッド41へ供給するインク供給部42と、マーキングするレイアウトパターンを生成するパターン生成部43と、インクジェットヘッド41のインクの吐出の制御とレンズ保持治具20を握持する搬送装置のアームの水平方向の動きを制御する制御部44とを備える。
【0031】
インク供給部42は、室温で固形のホットメルトインクを熱溶融し、溶融したホットメルトインクを供給経路45を介してインクジェットヘッド41へ供給する機能を有する。このホットメルトインクは、例えば水素化ロジンのグリセロールエステル、ワックス及び着色剤を含有する熱可塑性樹脂組成物であり、室温では固体で、80〜140℃程度に加熱溶融され、液化されて用いられる。
【0032】
インクジェットヘッド41は、図示しないが、供給された溶融ホットメルトインクのインクの温度を保つヒータと、垂直方向の下方へ向かって吐出する微小ノズルを備える。この微小ノズルは、例えばピエゾ方式あるいはバブル方式のインクジェット吐出機構で構成され、各々の微小ノズルに個別の信号を与え、インクの吐出を制御できるようになっている。微小ノズルでほぼ正確にインクを吐出できる距離には限界があり、着弾点までの距離が長すぎると、印刷が不明瞭になったり、液状のホットメルトインクが固化するおそれがある。微小ノズルから吐出されたホットメルトインクの微小液滴は、眼鏡レンズの表面に着弾し、冷却され、固化することにより、眼鏡レンズ表面に定着する。眼鏡レンズの表面に撥水処理がされていても、定着性は良好である。
【0033】
パターン生成部43は、インクジェットヘッド41によってマーキングするためのレイアウトパターンを生成する。レイアウトパターンは、あらかじめ製品毎、仕向先毎、設計仕様毎などに分けて作製し、メモリーに蓄積するかホストコンピュータに蓄積させるようにする。また、眼鏡レンズの1個毎に図2に示すような製品の細かい種類を示す記号107のようなマークを作製してもよく、あるいは使用頻度の高いレイアウトパターンを準備しておき、その一部を場合によって変更するようにしてもよい。
【0034】
制御部44は、レイアウトパターンに基づいてインクジェットヘッド41の各微小ノズルからのインクの吐出のタイミングを制御すると共に、眼鏡レンズ10の径方向のインクジェットヘッド41の微小ノズルと眼鏡レンズ10との相対距離を搬送装置を介して制御する。図1の印刷装置1では、インクジェットヘッド41を固定し、レンズ保持治具20を水平方向に駆動させ、レンズ保持治具20の位置に微小ノズルの吐出を同期させて所定のパターンのマークを印刷するようになっている。逆にレンズ保持治具20を固定してインクジェットヘッド41を動かすようにしてもよく、あるいはレンズ保持治具20とインクジェットヘッド41の両方を動かすようにしてもよい。
【0035】
このような眼鏡レンズのマーキング装置1を用いる眼鏡レンズ10の表面へのマーキング方法について説明する。
【0036】
マーキングを形成する眼鏡レンズ10は、眼球側の凹面(内面)、物体側の凸面(外面)の2枚の曲面により全ての光学性能が得られる。眼鏡レンズ10の種類としては、単焦点レンズ、多焦点レンズなど、いずれの処方に対するレンズを用いることができる。マーキングを形成する曲面は、外面、内面のいずれでもよい。眼鏡レンズの表面は、汚れ難くするために一般的に撥水処理がされている。
【0037】
まず、マーキングを形成する眼鏡レンズ10をレンズ保持治具20に吸着保持させる。このとき、例えば累進多焦点レンズや乱視矯正レンズのように方向性がある眼鏡レンズの場合は、レンズメーターによる測定や隠しマークの検出等の方法でレンズ保持治具20に対して所定の方向に眼鏡レンズ10を配置し、かつ幾何中心又はフィッティングポイント等の所定の基準点をレンズ保持治具20の中心軸に合わせる。
【0038】
眼鏡レンズ10を保持したレンズ保持治具20を図示しない搬送装置のアームに握持させて高さ測定装置31に搬入する。高さ測定装置31で例えば眼鏡レンズ10の凸面の中で最も上に突出している頂点の高さを測定する測定工程を行う。
【0039】
高さ調節部32は、高さ測定装置31による測定値を受けて、搬送装置の昇降装置を駆動させて、眼鏡レンズ10の最大高さを示す部分、例えば凸面の頂点とインクジェットヘッド41の最下面との離間距離をできる限り接近させるように、具体的には0.5mm〜5mm、より好ましくは1〜2mmの範囲となるようにレンズ保持治具20の高さの位置を調節する高さ調整工程を行う。
【0040】
次に、所定の高さに調節された眼鏡レンズ10を保持するレンズ保持治具20を、その高さを維持したまま高さ測定装置31から印刷装置4へ搬送装置で搬送する。このとき、眼鏡レンズ10の凸面の頂点とインクジェットヘッド41の最下面との最小の離間距離L1が0.5mm〜5mmの範囲となる。これにより、眼鏡レンズ10とインクジェットヘッド41との間のクリアランスを確保することができ、衝突を防止することができる。しかも、曲面で構成される眼鏡レンズの凸面又は凹面の最もインクジェットヘッド41から離間している部位におけるインクジェットヘッド41との離間距離L2を最小限とすることができる。これは、インクジェット方式では、インクを吐出するノズルからインクを正確に着弾させる距離には限界があり、しかも、ホットメルトインクを用いる場合、眼鏡レンズ表面に着弾する前に固化させてはならないからである。
【0041】
次に、パターン生成部43で所望のレイアウトパターンを選択する。パターンの選択は、眼鏡レンズに個別に付けられた管理番号によって、ホストコンピューターから得るようにしてもよいし、マーキング装置の記憶装置に記憶されているパターンを選択スイッチやタッチパネル式の選択画面から選択するようにしてもよい。もちろん、仕向先から提供されるレイアウトパターンを、ネットワークを介して受け取り、リアルタイムに変更することも可能である。
【0042】
制御部44は、パターン生成部43から出力されたパターンの信号を受けて、例えばインクジェットヘッド41の各微小ノズルの吐出のタイミングの制御及びレンズ保持治具20を握持するアームの水平方向の位置の検出と制御を行い、レイアウトパターンのマーキング工程を行う。
【0043】
インクジェットヘッド41から眼鏡レンズ10表面に吐出された熱溶融したホットメルトインクは、着弾後、眼鏡レンズ表面で冷却され、固化し、眼鏡レンズ表面10へ定着する。
【0044】
印刷が終了した後、レンズ保持治具20の逆止弁と眼鏡レンズ10との間の空間の真空を破壊することにより、簡単にレンズ保持治具20を眼鏡レンズ10から分離することができる。
【0045】
レイアウトパターンが形成された眼鏡レンズ100は、販売店へ送られ、枠入れ加工が施される。枠入れ加工に際しては、マーキングしたレイアウトパターンを利用することにより、作業を容易かつ正確におこなうことができ、顧客の仕様に合致した眼鏡が得られる。
【0046】
【実施例】
本発明によるマーキング装置を用いてマーキングした眼鏡レンズのマーキング品質について、以下の試験により確認した。
(1)マーキングをおこなった直後のレイアウトパターンの外観を評価する外観試験。
(2)眼鏡レンズを包装し、輸送を行い、眼鏡レンズを取り出した後のレイアウトパターンの外観を評価する外観試験。
(3)(2)で使用した眼鏡レンズを枠入れ加工して、乾いたタオルで水を拭き取った後、レイアウトパターンの外観を評価する外観試験。
(4)(3)で使用した眼鏡レンズのレイアウトパターンをエタノールで拭き取った後、レイアウトパターン跡の残りを評価する外観試験。
【0047】
以上の試験をおこなった結果、マーキング直後の外観には問題がなく、明瞭なレイアウトパターンが得られた。そして、眼鏡レンズを包装して輸送した後も、レイアウトパターンの外観に異常は認められなかった。また、枠入れ加工等をおこなってもマーキングが剥がれることはなく、加工後にエタノールを用いて簡単にレイアウトパターンを拭き取ることができた。また、インクジェットヘッドから吐出されるホットメルトインクの温度は80〜140℃であり、眼鏡レンズ表面に設けられている反射防止膜への影響が懸念されたが、反射防止膜への影響は認められなかった。
【0048】
上記説明では、眼鏡レンズの保持具として、眼鏡レンズ10を吸着保持するレンズ保持治具20を用いたが、眼鏡レンズ10を単に載置したり、眼鏡レンズ10の側面を把持できる保持具であってもよい。また、眼鏡レンズを吸着保持する搬送装置を用いるようにしてもよい。
【0049】
また、高さ測定装置はレーザ光線を用いたが、高さを機械的に検出するような高さ測定装置を用いてもよい。なお、実際に測定せずに、レンズの処方データから、最大高さを計算で求めるようにしてもよい。
【0050】
また、レンズ搬送装置で眼鏡レンズの高さを調節するようにしているが、インクジェットヘッドの高さを調節するようにしてもよい。
【0051】
更に、眼鏡レンズの枠入れ加工に用いられるレイアウトパターンのマーキングについて説明したが、その他に、例えば、半完成品の眼鏡レンズを研磨加工する際に、加工治具ヘセットする段階で用いられる位置合わせマークのマーキングや、品質保証マークの位置を示す消去可能なマークのマーキングにも適用が可能である。
【0052】
【発明の効果】
本発明の眼鏡レンズのマーキング方法によれば、インクジェット方式でホットメルトインクを眼鏡レンズ表面に吐出して印刷するので、眼鏡レンズの表面にレイアウトパターン等の消去可能なマークを有機溶剤を使用しないでパターンを柔軟に変更してマーキングできる。
【0053】
また、本発明の眼鏡レンズのマーキング装置は、インクジェットヘッドと眼鏡レンズの離間距離を制御しながらインクジェット方式でホットメルトインクを眼鏡レンズ表面に吐出して印刷するので、眼鏡レンズの表面にレイアウトパターン等の消去可能なマークを有機溶剤を使用しないでパターンを柔軟に変更して確実にマーキングできる。
【0054】
本発明の眼鏡レンズは、ホットメルトインクによって消去可能な印刷が形成されているので、有機溶剤を使用しないでパターンがマーキングされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の眼鏡レンズのマーキング装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】累進多焦点レンズのレイアウトパターンの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 眼鏡レンズのマーキング装置
10 レンズ
20 レンズ保持治具
21 筒状本体
22 パッキン
23,24 平面
3 高さ調節装置
31 高さ測定装置
311 レーザ投光部
312 受光部
32 高さ調節部
4 印刷装置
41 インクジェットヘッド
42 インク供給部
43 パターン生成部
44 制御部
45 供給経路
100 眼鏡レンズ
101 水平基準線
102 遠用度数測定位置
103 近用度数測定位置
104 フィッティングポイント
105 左右識別記号
106 品質保証マーク
107 製品の細かい種類を示す記号

Claims (3)

  1. 熱溶融したホットメルトインクを微小ノズルから微小液滴として眼鏡レンズ表面に吐出して前記眼鏡レンズ表面に印刷を行うマーキング工程を有する眼鏡レンズのマーキング方法において、
    前記ホットメルトインクは、水素化ロジンのグリセロールエステル、ワックス及び着色剤を含有する熱可塑性樹脂組成物であり、
    前記眼鏡レンズ表面は撥水性を有し、
    前記眼鏡レンズと前記微小ノズルを内蔵するインクジェットヘッドとの最小の離間距離を0.5mm〜5mmの範囲とし、
    前記眼鏡レンズ表面に行う印刷はレイアウトパターンであることを特徴とする眼鏡レンズのマーキング方法。
  2. 請求項1記載の眼鏡レンズのマーキング方法において、
    前記レイアウトパターンは、眼鏡レンズの水平方向を示す水平基準線、遠用部の度数を測定する位置を示す遠用度数測定位置記号、近用部の度数を測定する位置を示す近用度数測定位置記号、フィッティングポイント記号、左右の識別記号のいずれか1つ以上のレイアウト記号からなることを特徴とする眼鏡レンズのマーキング方法。
  3. 眼鏡レンズを保持して前記眼鏡レンズの位置を制御するレンズ位置制御手段と、
    前記レンズ位置制御手段によって保持された前記眼鏡レンズの最大高さを測定する高さ測定手段と、
    前記高さ測定手段によって得られた最大高さの測定値に基づいて、前記レンズ位置制御手段を調節する高さ調節部と、
    眼鏡レンズのレイアウトパターンを選択するためのパターン生成部と、
    熱溶融したホットメルトインクを吐出する微小ノズルを内蔵するインクジェットヘッドと、
    前記微小ノズルからのインクの吐出を制御すると共に、前記インクジェットヘッドと前記眼鏡レンズとの前記眼鏡レンズの径方向における相対位置を制御する制御部と
    を有する眼鏡レンズのマーキング装置であって、
    前記高さ測定手段は、レーザ投光部から水平方向に出射された垂直方向に沿った帯状のレーザ光線を受光部が検出し、途中で遮られたレーザ光線の割合を検出することによって眼鏡レンズの最大高さを測定し、
    前記高さ調節部は、前記眼鏡レンズの最大高さの測定値に基づいて、前記眼鏡レンズと前記インクジェットヘッドとの最小の離間距離0.5mm〜5mmの範囲になるよう、前記レンズ位置制御手段を調節し、調節後の位置を保ったまま前記眼鏡レンズを搬送手段によって水平方向に印刷手段へと搬送し、
    眼鏡レンズ表面にレイアウトパターンを印刷することを特徴とする眼鏡レンズのマーキング装置。
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