JP4328131B2 - アラミド繊維とゴムの接着法及びアラミド繊維の表面改質装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベルト、タイヤ等の強化材としてアラミド繊維を用いたゴム製品を製造するに好適な、アラミド繊維とゴムの接着法及びアラミド繊維の表面改質装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリアラミド等の編織布とゴムの接着法として、特許文献1に記載の如く、ビニル化合物プラズマ及びビニル化合物を含有するプラズマガスからなる群の中から選ばれた媒体中で編織布を処理すること、ついで得られた編織布をレゾルシノール−ホルムアルデヒドラテックス(RFL)で塗布した後、該塗布編織布をゴムコンパウンドと接触させることで、編織布とゴムの接着を促進させようとするものがある。
【0003】
【特許文献1】
特表2002−539337(2頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の接着法では、ビニル化合物プラズマによる編織布の表面改質後、ゴムの接着前に、表面改質された編織布にRFLを塗布することを必須とする。この方法では、RFLを編織布に均一に塗布するためのRFLの材料管理、塗布工程の管理が必要であり、煩雑である。
【0005】
本発明の課題は、アラミド繊維とゴムを簡易に良好に接着可能にすることにある。
【0006】
本発明の他の課題は、アラミド繊維のゴムとの接着性を向上させるための表面改質装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、アラミド繊維を放電処理する工程と、放電処理されたアラミド繊維にイソシアネート化合物のガスを接触させてアラミド繊維の表面改質を行なう工程と、表面改質されたアラミド繊維にゴムコンパウンドを接触させて両者を接着する工程を有するアラミド繊維とゴムの接着法である。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記放電処理が大気圧グロー放電処理又はコロナ放電処理によりなされるようにしたものである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記イソシアネート化合物がXDI系、IPDI系、HMDI系、TDI系又はMDI系からなる群の中から選ばれるようにしたものである。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において更に、前記ゴムコンパウンドが、天然ゴム、ポリウレタンゴム、ネオプレン、ハイパロン、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、カルボキシル化SBR、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、水素化NBR、ブチルゴム、フッ素化ゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、クロロブチルゴム、ブロモブチルゴム及びそれらのいずれかの混合物からなる群の中から選ばれるようにしたものである。
【0011】
請求項5の発明は、アラミド繊維を放電処理する放電処理室と、放電処理されたアラミド繊維にイソシアネート化合物のガスを接触させてアラミド繊維の表面改質を行なうガス反応室とを有してなるアラミド繊維の表面改質装置である。
【0012】
【作用】
請求項1の発明によれば下記▲1▼の作用がある
▲1▼放電処理された後にイソシアネート化合物のガスとの接触により表面改質されたアラミド繊維に直にゴムコンパウンドを接触させて両者を良好に接着できる。表面改質されたアラミド繊維に、ゴムを接着するための他の事前処理を施すことを必須とせず、簡易である。
【0013】
請求項2の発明によれば下記▲2▼の作用がある
▲2▼アラミド繊維を大気圧グロー放電処理又はコロナ放電処理によって放電処理することにより、アラミド繊維の表面に極性基を好適に付与できる。
【0014】
請求項3の発明によれば下記▲3▼の作用がある
▲3▼イソシアネート化合物をXDI系、IPDI系、HMDI系、TDI系又はMDI系からなる群の中から選ぶことにより、アラミド繊維の表面の極性基にイソシアネート化合物をグラフト重合させ、アラミド繊維を好適に表面改質させてゴムとの接着性を向上できる。XDI系、IPDI系、HMDI系のイソシアネート化合物が特に好適である。
【0015】
尚、XDIとはキシリレンジイソシアネート、IPDIとはイソプロピリレンジイソシアネート、HMDIとはヘキサメチレンジイソシアネート、TDIとはトリレンジイソシアネート、MDIとはジフェニルメタンジイソシアネートを示す。
【0016】
請求項4の発明によれば下記▲4▼の作用がある
▲4▼アラミド繊維に対し、どのようなゴムコンパウンドを用いても上述▲1▼〜▲3▼を実現できる。
【0017】
請求項5の発明によれば下記▲5▼の作用がある
▲5▼表面改質装置が、アラミド繊維を放電処理する放電処理室と、放電処理されたアラミド繊維にイソシアネート化合物のガスを接触させてアラミド繊維の表面改質を行なうガス反応室とを有することにより、アラミド繊維のゴムとの接着性を向上させ、ゴムを接着するための他の事前処理を施すことを必須としない表面改質をアラミド繊維に施すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は表面改質装置を示す模式図である。
【0019】
表面改質装置10は、ゴム製品の強化材として用いられるアラミド繊維の処理基材1を表面改質し、アラミド繊維のゴムとの接着性を向上するものである。基材1は、繊維、不織布等の形態で供給される。
【0020】
表面改質装置10は、入口室11、放電処理室20、ガス反応室30、出口室41を互いに気密に接続して構成され、基材1を入口室11から搬入し、放電処理室20、ガス反応室30を通過させて出口室41から搬出させる。
【0021】
入口室11は入口13と放電処理室20との連通口14のそれぞれに、基材1を挟圧して搬送する各上下一対の回転送りローラ15、16を設置してある。送りローラ15、16は入口室11の入口13、連通口14を塞ぎ、基材1の繊維中に取込まれている空気等を排気口12から排気し、放電処理室20、ガス反応室30における基材1の処理、反応の促進を図る。
【0022】
放電処理室20は、相対する印加電極21と設置電極22を平行に設置し、基材1をターニングローラ23に巻き掛けて印加電極21と設置電極22の間に通す。放電処理室20は、ガス供給口24(開閉バルブ24A)から放電処理用ガスを充填可能にする。
【0023】
放電処理室20は、放電処理用ガスの存在下における大気圧(又は大気圧近傍の圧力)中で、印加電極21にパルス電源を接続し、印加電極21と設置電極22の間に電圧を印加してグロー放電を発生させ、基材1の表面を大気圧グロー放電処理し、基材1の表面に極性基を付与する。大気圧グロー放電し易い放電処理用ガスとしては、ヘリウム、ネオン、アルゴン等の不活性ガス、酸素、水素、窒素、空気等の汎用ガス、アセトン、メチルエチルケトン等の有機物のガス等の1種又は2種以上のガスの混合物を採用できる。
【0024】
尚、放電処理室20は、空気雰囲気中で、印加電極21と設置電極22との間に電圧を印加してコロナ放電を発生させ、基材1の表面をコロナ放電処理し、基材1の表面に極性基を付与するものでも良い。
【0025】
ガス反応室30は、ガス供給装置31が供給するイソシアネート化合物のガス雰囲気中に、ターニングローラ32に巻き掛けられた基材1を通す。ガス反応室30は、放電処理室20において放電処理された基材1にイソシアネート化合物のガスを接触させ、基材1の表面の極性基にイソシアネート化合物をグラフト重合させて基材1を表面改質する。
【0026】
ガス供給装置31は、ガス反応室30に連通する回収室33にイソシアネート化合物を回収し、イソシアネート化合物の気体を排気口34から排気し、イソシアネート化合物の液体を貯留室35に移送し、この液体を気化器36で気化してガス反応室30に供給可能にする。37A〜37Cは開閉バルブである。
【0027】
イソシアネート化合物は、XDI系、IPDI系、HMDI系、TDI系又はMDI系からなる群の中から選ぶことができる。XDI系、IPDI系、HMDI系が特に好適である。
【0028】
出口室41は、ガス反応室30との連通口43と出口44のそれぞれに、基材1を挟圧して搬送する各上下一対の回転送りローラ45、46を設置してある。送りローラ45、46は出口室41の連通口43、出口44を塞ぎ、基材1に付着しているイソシアネート化合物のガスを排気口42から排気し、イソシアネート化合物のガスが基材1に随伴して漏れ出ることを防止する。
【0029】
従って、アラミド繊維の基材1とゴムの接着法は以下の如くになされる。
(1)基材1を入口室11から放電処理室20に導入し、放電処理室20における大気圧グロー放電処理又はコロナ放電処理により基材1を放電処理する。これにより、基材1の表面に極性基を付与する。
【0030】
(2)上述(1)の放電処理された基材1をガス反応室30に導入し、ガス反応室30のイソシアネート化合物の雰囲気ガスに基材1を接触させる。これにより、基材1の表面の極性基にイソシアネート化合物をグラフト重合させて基材1を表面改質する。基材1はゴムとの接着性が向上する。
【0031】
(3)上述(2)の表面改質された基材1を出口室41からゴム接着工程へと排出する。ゴム接着工程では、表面改質された基材1にゴムコンパウンドを接触させて両者を接着する。
【0032】
ゴムコンパウンドは、例えば、天然ゴム、ポリウレタンゴム、ネオプレン、ハイパロン、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、カルボキシル化SBR、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、水素化NBR、ブチルゴム、フッ素化ゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、クロロブチルゴム、ブロモブチルゴム及びそれらのいずれかの混合物からなる群の中から選ばれる。
【0033】
本実施形態によれば以下の作用がある。
▲1▼放電処理された後にイソシアネート化合物のガスとの接触により表面改質されたアラミド繊維に直にゴムコンパウンドを接触させて両者を良好に接着できる。表面改質されたアラミド繊維に、ゴムを接着するための他の事前処理を施すことを必須とせず、簡易である。
【0034】
▲2▼アラミド繊維を大気圧グロー放電処理又はコロナ放電処理によって放電処理することにより、アラミド繊維の表面に極性基を好適に付与できる。
【0035】
▲3▼イソシアネート化合物をXDI系、IPDI系、HMDI系、TDI系又はMDI系からなる群の中から選ぶことにより、アラミド繊維の表面の極性基にイソシアネート化合物をグラフト重合させ、アラミド繊維を好適に表面改質させてゴムとの接着性を向上できる。XDI系、IPDI系、HMDI系のイソシアネート化合物が特に好適である。
【0036】
▲4▼アラミド繊維に対し、どのようなゴムコンパウンドを用いても上述▲1▼〜▲3▼を実現できる。
【0037】
▲5▼表面改質装置が、アラミド繊維を放電処理する放電処理室20と、放電処理されたアラミド繊維にイソシアネート化合物のガスを接触させてアラミド繊維の表面改質を行なうガス反応室30とを有することにより、アラミド繊維のゴムとの接着性を向上させ、ゴムを接着するための他の事前処理を施すことを必須としない表面改質をアラミド繊維に施すことができる。
【0038】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、アラミド繊維とゴムを簡易に良好に接着できる。また、本発明によれば、アラミド繊維のゴムとの接着性を向上させるための表面改質装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は表面改質装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 処理基材(アラミド繊維)
10 表面改質装置
20 放電処理室
30 ガス反応室
Claims (5)
- アラミド繊維を放電処理する工程と、放電処理されたアラミド繊維にイソシアネート化合物のガスを接触させてアラミド繊維の表面改質を行なう工程と、表面改質されたアラミド繊維にゴムコンパウンドを接触させて両者を接着する工程を有するアラミド繊維とゴムの接着法。
- 前記放電処理が大気圧グロー放電処理又はコロナ放電処理によりなされる請求項1に記載のアラミド繊維とゴムの接着法。
- 前記イソシアネート化合物がXDI系、IPDI系、HMDI系、TDI系又はMDI系からなる群の中から選ばれる請求項1又は2に記載のアラミド繊維とゴムの接着法。
- 前記ゴムコンパウンドが、天然ゴム、ポリウレタンゴム、ネオプレン、ハイパロン、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、カルボキシル化SBR、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、水素化NBR、ブチルゴム、フッ素化ゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、クロロブチルゴム、ブロモブチルゴム及びそれらのいずれかの混合物からなる群の中から選ばれる請求項1〜3のいずれかに記載のアラミド繊維とゴムの接着法。
- アラミド繊維を放電処理する放電処理室と、
放電処理されたアラミド繊維にイソシアネート化合物のガスを接触させてアラミド繊維の表面改質を行なうガス反応室とを有してなるアラミド繊維の表面改質装置。
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