JP4327034B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

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本発明は、複数の調理釜を順送りし経時的に加熱量を調整して大量に加熱調理する加熱調理装置に関する
調理材料を加熱により大量に調理する技術としては、調理材料が収容された調理釜を一定方向へ搬送し、調理釜の搬送中に調理釜の搬送方向へ配置された加熱源で調理釜(調理材料)を加熱するものがある。この技術では、多数個の調理釜を連続的に搬送することで調理材料を大量に調理することが可能になる。
加熱調理では、調理材料の特性等に対応して経時的に加熱量を調整することが要求されることがある。然しながら、前述の技術では、調理釜の搬送時間の調整等で総量としての加熱量を調整できるものの、経時的に加熱量を調整することができない。このため、経時的に加熱量を調整して調理材料を加熱により大量に調理することのできる技術の開発が期待されている。
従来、経時的に加熱量を調整して調理材料を加熱により大量に調理することのできる技術としては、例えば下記に記載の特許文献が知られている。下記の特許文献1には、調理材料が収容された調理釜を一定方向へ搬送し、搬送される調理釜を調理釜の搬送方向に配置され個別に加熱量が調整される複数台の加熱源で加熱する技術が記載されている。
特開平9−140577号公報
特許文献1に係る技術では、調理釜の搬送方向と直交する方向での加熱源の配置を工夫して熱効率を高めることを指向しているが、調理釜の搬送空間の確保のために調理釜の搬送方向での加熱源の配置には制約がある。このため、調理釜,加熱源の間からの熱の逃散が激しく全体として熱効率が良くないという問題点がある。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、熱効率の良好な加熱調理装置を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本発明に係る加熱調理装置は、釜本体と蓋とを備えかつ搬送方向両側にフランジを有する調理釜と、複数の前記調理釜を直線状に並べ該各調理釜の両側のフランジの下面を受承し送り方向に案内する支持案内部と、前記支持案内部により案内される複数の前記調理釜を同時に間欠搬送し順送りする移動部と、断熱性の収容箱内に、搬送方向に対し直角方向に直線状に延びる複数本のシーズヒータが搬送方向側方より視た調理釜の底面及び両側の隅部に対応するように配列されて加熱量を個別調整される加熱源であって、前記支持案内部により案内される複数の前記調理釜の中、搬送方向上流端及び搬送方向下流端に停止する2つの調理釜の間に位置する複数の調理釜のそれぞれの下方に位置される複数の加熱源と、前記複数の加熱源を断熱性の昇降台に載置し該昇降台を前記移動部の間欠搬送の停止時に上昇し、各加熱源を対応する調理釜に近接又は接触させる進退機構と、調理釜の配列ピッチで直線方向に間欠搬送し、間欠搬送停止時の搬入側端と搬出側端の調理釜を除く各調理釜の下側に対応しており加熱量が個別に調整される加熱源を進退機構により前記間欠搬送の停止時に上昇接近させて対応する調理釜を加熱し、かつ前記間欠搬送時に下降離間させ、順送り方式で加熱調理する移動部と、を備えた加熱調理装置であって、前記調理釜は、前記釜本体の搬送方向の前側外面と後側外面とが底部に向かって断面形状を小さくしたテーパ形状に形成され、かつ、前記底部の前後側の隅部が曲面形に形成され、前記移動部は、両側の前記支持案内部の下方の垂直空間内をモータ駆動により巡回するエンドレス状の2本のローラチェーンと、前記各調理釜間の各隙間に2本位置されるピッチで前記2本のローラチェーンに架渡され各釜本体の前側外面と後側外面とを挟む送りシャフトとを有し、前記2本のローラチェーンが前記モータ駆動により間欠走行され、各釜本体の前側外面と後側外面とを2本の送りシャフトが挟んだ状態で間欠送りを行い、かつ、前記上流端の調理釜については間欠搬送の開始に伴い上流側の送りシャフトが下方から釜本体の後側外面を挟む位置に移動して前側外面に当接している下流側の送りシャフトと協働して間欠送りを行い、前記下流端の調理釜については前側外面を挟んでいた下流側の送りシャフトが下方へ逃げて挟持状態を解除するように構成されている、
ことを特徴とする。
上記構成によれば、以下のように熱効率を向上させることができる。
搬送機構,進退機構は、ギア,チェーンの噛合構造で駆動されるため、スリップを生ずることなく確実に動作される。調理釜を加熱する際に調理釜に加熱源を接近させることで、調理釜,加熱源の間からの熱の逃散を防止する。調理釜の搬送の際には、加熱源が調理釜から離間し退避することで調理釜の搬送空間を確保する。調理釜の形状を、底に向かって断面形状を小さくしたテーパ形状にすることによって、熱効率を向上させるとともに加熱源の脱着を容易にすることが可能となる。支持案内部は、調理釜と点(線)でのみ接触して調理釜の熱が搬送機構に伝導して逃散するのを防止する。送りシャフトは、調理釜の側部の下方寄りで接触することで、搬送される調理釜の間隔を一定に保持するとともに、調理釜に線でのみ接触して調理釜の熱が搬送機構に伝導して逃散するのを防止する。昇降台は、断熱性材料で形成され、調理釜,加熱源の熱が機体枠の内部に伝導して逃散するのを防止している。
上記構成の加熱調理装置において、前記一の調理釜を前記支持案内部の上流端よりも上流側外方から該支持案内部の上流端に位置されるまでの間、該調理釜の底部を受承し搬送方向に案内する搬送方向に対し直角方向に直線状に延びる複数本のガイドローラと、前記支持案内部の下流端に位置される前記一の調理釜を下流側外方から該支持案内部よりも下流側外方に位置されるまでの間、該調理釜の底部を受承し搬送方向に案内する搬送方向に対し直角方向に直線状に延びる複数本のガイドローラと、を備えていることが望ましい。
この構成にすると、調理釜の搬送機構に対するセット・回収を容易に行うことができる。
上記構成の加熱調理装置において、前記支持案内部は、前記複数の調理釜の搬送方向両側に近接して搬入端の載置位置から搬出端の載置位置まで直線的かつ平行に配設され機枠に固定された2本の軸受枠と、前記各軸受枠に一列に詰めて配設され前記各調理釜のフランジを載せて移動させる複数のローラと、を備えてなることが望ましい。
この構成にすると、移動部による調理釜の搬送力を小さくすることができ、円滑に案内することができる。
上記構成の加熱調理装置において、前記進退機構は、前記移動部の送りシャフトの巡回空間の両側外方において前記昇降台の両側部分を複数のチェーンで吊持ちしこれらチェーンを往復走行駆動することにより前記昇降台を昇降動させるように備えていることが望ましい。
請求項1に記載の加熱調理装置は、熱効率が良好になり、簡素な構造で実施することができる。
以下、本発明に係る加熱調理装置の実施形態について図面に基づいて説明する。
この形態では、図1,図2に示すように、調理材料が米,水である炊飯からなる加熱調理に好適なものを示してある。
この形態は、調理材料が収容された調理釜1を一定方向へ搬送し、搬送される調理釜1(調理材料)を調理釜1の搬送方向に配置され個別に加熱量が調整される複数台の加熱源2で加熱する。
調理釜1は、底部の隅部11aが曲面形に形成され上部の縁にフランジ11bが設けられた上部開放形の釜本体11と、釜本体11に被せられる取手付きの蓋12とからなる。この調理釜1は、搬送,停止が繰返されるように間欠搬送される。
加熱源2は、調理釜1の湾曲した隅部11aに対応する形状を有して調理釜1の底部から側部の一部にかけて嵌合される形状に形成された電熱ヒータからなる。この加熱源2は、搬送される調理釜1の下方に搬送方向に沿って複数台が配置(調理釜1の停止位置に対応)され、全台が同時に昇降動されて調理釜に対して接近,離間される。
この形態では、図1(A)に示すように、調理釜1が停止した際に、加熱源2を上昇させ加熱源2を調理釜1に嵌合するように接近(又は当接)させて加熱調理する。この結果、調理釜1,加熱源2の間からの熱の逃散を防止することができ、全体の熱効率が良好になる。また、このときに加熱源2から調理釜1の側面にも熱が伝わるように、調理釜1の側面に接近、又は当接する形状を備えた加熱源を用いるようにしてもよい。また、図1に示すように、調理釜1の形状を、底に向かって断面形状を小さくしたテーパ形状にすることによって、熱効率を向上させるとともに加熱源2の脱着を容易にすることが可能となる。また本発明によれば、調理釜1の側面の50%乃至100%を覆う加熱源2を設けることによって、調理釜1のより広い範囲から均一に内容物を加熱調理することも可能である。
そして、図1(B)に示すように、加熱源2を下降させ調理釜1から離間させると、調理釜1,加熱源2の間に調理釜1の搬送空間を確保することができる。この結果、図1(C)に示すように、加熱源2が邪魔になることなく調理釜1を搬送することができる。
この加熱料理では、多数個の調理釜1を連続的に搬送することで調理材料を連続的に大量に調理することが可能になる。そして、各加熱源2の加熱量を必要に応じて設定することで、経時的な加熱量の調整が可能になる。即ち、例えば、搬送終端側の加熱源の加熱量を低く設定して炊飯の蒸らしを行わせるなどである。
この形態の調理釜1は、図3,図4に詳細に示される搬送機構3によって搬送されるようになっている。
搬送機構3は、調理釜1を支え搬送方向を案内する支持案内部31と、調理釜1を搬送する移動部32とを備えている。支持案内部31は、機体枠4に支持され搬送方向(水平方向)へ直線的に平行に配設された2本の軸受枠31aと、軸受枠31に配設方向に沿って一定間隔で回転可能に支持され調理釜1の釜本体11のフランジ11bを滑動させるローラ31bとからなる。ローラ31bは、軸受枠31aにそれぞれ独立して回転可能に支持されることで、搬送の全ラインでの確実な回転を保障して調理釜1(フランジ11b)を確実に滑動させるとともに、調理釜1(フランジ11b)と点(線)でのみ接触して調理釜1の熱が搬送機構3に伝導して逃散するのを防止する。移動部32は、機体枠4に回転可能に支持され搬送方向と直交する方向へ配設された1本の駆動軸32aと、機体枠4に回転可能に支持され搬送方向と直交する方向へ配設された3本の従動軸32bと、駆動軸32aの両端部に相対して固定された合計2枚の駆動ギア32cと、従動軸32bの両端部に相対して固定された合計6枚の従動ギア32dと、駆動ギア32c,従動ギア32dにエンドレス状に平行に掛渡され上側が搬送の送り,下側が搬送の戻りとされた2本のローラチェーン32eと、ローラチェーン32eのチェーンプレートに回転可能に支持されて相対するローラチェーン32eに一定間隔で2本ずつ掛渡された送りシャフト32fと、駆動軸32aに連結された1台の駆動モータ32gとからなる。送りシャフト32fは、調理釜1(釜本体11)の側部の下方寄りで接触することで、搬送される調理釜1の間隔を一定に保持するとともに、調理釜1に線でのみ接触して調理釜1の熱が搬送機構3に伝導して逃散するのを防止する。また、送りシャフト32fは、ローラチェーン32eの搬送ラインの始端側,終端側において、始端,終端に配置され調理釜1(釜本体11)の底面を受けるガイドローラ5,6と協同した転動により調理釜1の搬送機構3に対するセット,回収を容易にする。駆動モータ32gは、回転,停止の切換により前述の間欠搬送を行う。支持案内部31,移動部32は、熱膨張等による互いの干渉で調理釜1の搬送に支障が生ずることがないように、それぞれ独立した経路で配設されている。
この形態の加熱源2は、電熱線をパイプに収納した9本のシーズヒータ21が断熱性の収容箱22に配列されたものが5台が配置されている例を示している。シーズヒータ21は、調理釜1の曲面形の隅部11aに対応して曲面形に配列されている。加熱源2は、図3,図5,図6に詳細に示される進退機構7によって昇降動されるようになっている。
進退機構7は、5台の加熱源2の収容箱22を並列して搭載した昇降台71と、昇降台71を4隅で吊持ちして昇降動させる4本のチェーン72と、搬送方向と直交する方向に配置された2本のチェーン72を同時に巻取り,繰出し駆動する搬送の始端側,終端側に設けた合計2枚の駆動ギア73と、昇降台71,駆動ギア73の間でチェーン72を中継する2枚ずつ合計8枚の従動ギア74と、2枚の駆動ギア73を同軸に連結する連結シャフト75と、1枚の駆動ギア43に連結されたカム機構76と、カム機構76に連結された1台の駆動モータ77(図3参照)とからなる。昇降台71は、断熱性材料で形成され、調理釜1,加熱源2の熱が機体枠4の内部に伝導して逃散するのを防止している。2本のチェーン72は、駆動ギア73に180度の角度を介して固定されて同一巻きに噛合され、駆動ギア73の回転で同長が巻取り,繰出しされる。従って、昇降動される昇降台71が傾斜することはない。駆動モータ77は、回転の正逆の切換によって昇降台71を昇降動させる。
この形態によると、調理釜1の搬送,停止が搬送機構3の間欠搬送によって構成され、加熱源2の調理釜1に対する接近,離間が進退機構7によって構成されるため、特別に複雑な連係を構成する必要もないことから、簡素な構造で安価に製造できるとともに点検保守も容易である。また、搬送機構3,進退機構7は、ギア,チェーンの噛合構造で駆動されるため、スリップを生ずることなく確実に動作される。
以上、図示した形態の外に、加熱源2として面状の電熱ヒータ,電磁誘導加熱,ガス等を選択することが可能である。なお、選択した加熱源2の種類(例えば、ガス)によっては、調理釜1に接近させた加熱源3の調理釜1へ当接を回避する必要がある場合もある。
さらに、調理釜1の形状によっては、加熱源2を調理釜1の側方,上方から接近,離間させるようにすることも可能である。
図2は、本発明に係る加熱調理装置を用いた加熱調理工程のフローチャートである。
加熱調理処理を開始する場合には「調理釜セット」の処理にて、先ず調理釜1に例えば米、水等の調理材料を所定量投入し、例えば図3に示す左側から調理釜1の底面を受けるガイドローラ5上を移動させて、調理釜1を本発明に係る加熱調理装置の搬入側にセットする。このとき、傾斜による作用、又はガイドローラ5の駆動力によって調理釜1は送りシャフト32fに当接する位置まで搬送しておく。なお、加熱調理処理を行なう前に、必要に応じて調理加熱源2に設けたシーズヒータ21に予め通電して予熱しておいてもよい。
次の「調理釜搬送」にてシーケンサー等の制御手段が、駆動モータ32gに連結された駆動軸32aを所定の回転量駆動させて、調理釜1を第1ステーションまで間欠搬送(図3に示す例では第一の加熱源2が存在する位置まで右方向に間欠搬送)させる処理を行なう。このとき、加熱源2は下降した状態にしておく。
調理釜1が第1ステーションに到達したと判断すると、制御手段は「調理釜停止」にて駆動軸32aの回転を停止させて調理釜1の搬送を停止させる。そして、次の「加熱源上昇」にて、駆動モータ77の駆動軸と連結されたカム機構76を所定量回転(例えば半回転)させて昇降台71を上昇させる処理を行なう。昇降台71には加熱源2が取り付けられているので、加熱源2が調理釜1に嵌合するように接近(又は当接)する。
次の「加熱調理」にて制御手段は、所定の時間経過するのを待って調理釜1を加熱の状態に置く。
所定の加熱調理のための時間が経過すると制御手段は、次の「加熱源降下」にて駆動モータ77の駆動軸と連結されたカム機構76を所定量回転(例えば半回転)させて昇降台71を下降させる処理を行なう。このときの昇降台71の位置は、調理釜1を搬送させた場合であっても加熱源2と接触しない位置まで下降して離間する。
次の「調理釜搬送」にてシーケンサー等の制御手段は、駆動モータ32gの駆動軸に連結された駆動軸32aを所定回転駆動させて,調理釜1を第2ステーションまで間欠搬送させる処理を行ない、「調理釜停止」の処理に戻り、複数の調理釜1に対して加熱処理を行なう。
最終ステーションに調理釜1が存在していた場合には、搬送が終了した際に最終ステーションから加熱調理済みの調理釜1が排出され、ガイドローラ6に搬送されて次の工程に進む。
また、加熱調理処理を終了して調理釜1を排出する場合には、「調理釜搬送」の処理から「調理釜回収」の処理に進み、ステーション上に存在する調理釜1を排出して回収する処理を行なう。
本発明に係る加熱調理装置は、煮物,焼物,蒸物等の加熱調理全般に適用が可能である。
本発明に係る加熱調理装置を実施するための最良の形態の斜視図で、(A)〜(C)に加熱調理工程が示されている。 図1の加熱調理工程のフローチャートである。 本発明に係る加熱調理装置を実施するための最良の形態の正面断面図である。 図3の要部の斜視図である。 図3の他の要部の拡大側面断面図である。 図5の他動作図である。
符号の説明
1 調理釜
11 釜本体
11a 隅部
11b フランジ
12 蓋
2 加熱源
21 シーズヒータ
22 収容箱
31 支持案内部
31a 軸受枠
31b ローラ
32 移動部
32e ローラチェーン
32f シャフト
5 ガイドローラ
6 ガイドローラ
7 進退機構
71 昇降台

Claims (4)

  1. 釜本体と蓋とを備えかつ搬送方向両側にフランジを有する調理釜と、
    複数の前記調理釜を直線状に並べ該各調理釜の両側のフランジの下面を受承し送り方向に案内する支持案内部と、
    前記支持案内部により案内される複数の前記調理釜を同時に間欠搬送し順送りする移動部と、
    断熱性の収容箱内に、搬送方向に対し直角方向に直線状に延びる複数本のシーズヒータが搬送方向側方より視た調理釜の底面及び両側の隅部に対応するように配列されて加熱量を個別調整される加熱源であって、前記支持案内部により案内される複数の前記調理釜の中、搬送方向上流端及び搬送方向下流端に停止する2つの調理釜の間に位置する複数の調理釜のそれぞれの下方に位置される複数の加熱源と、
    前記複数の加熱源を断熱性の昇降台に載置し該昇降台を前記移動部の間欠搬送の停止時に上昇し、各加熱源を対応する調理釜に近接又は接触させる進退機構と、
    調理釜の配列ピッチで直線方向に間欠搬送し、間欠搬送停止時の搬入側端と搬出側端の調理釜を除く各調理釜の下側に対応しており加熱量が個別に調整される加熱源を進退機構により前記間欠搬送の停止時に上昇接近させて対応する調理釜を加熱し、かつ前記間欠搬送時に下降離間させ、順送り方式で加熱調理する移動部と、
    を備えた加熱調理装置であって、
    前記調理釜は、前記釜本体の搬送方向の前側外面と後側外面とが底部に向かって断面形状を小さくしたテーパ形状に形成され、かつ、前記底部の前後側の隅部が曲面形に形成され、
    前記移動部は、両側の前記支持案内部の下方の垂直空間内をモータ駆動により巡回するエンドレス状の2本のローラチェーンと、前記各調理釜間の各隙間に2本位置されるピッチで前記2本のローラチェーンに架渡され各釜本体の前側外面と後側外面とを挟む送りシャフトとを有し、前記2本のローラチェーンが前記モータ駆動により間欠走行され、各釜本体の前側外面と後側外面とを2本の送りシャフトが挟んだ状態で間欠送りを行い、かつ、前記上流端の調理釜については間欠搬送の開始に伴い上流側の送りシャフトが下方から釜本体の後側外面を挟む位置に移動して前側外面に当接している下流側の送りシャフトと協働して間欠送りを行い、前記下流端の調理釜については前側外面を挟んでいた下流側の送りシャフトが下方へ逃げて挟持状態を解除するように構成されている、
    ことを特徴とする加熱調理装置。
  2. 前記一の調理釜を前記支持案内部の上流端よりも上流側外方から該支持案内部の上流端に位置されるまでの間、該調理釜の底部を受承し搬送方向に案内する搬送方向に対し直角方向に直線状に延びる複数本のガイドローラと、前記支持案内部の下流端に位置される前記一の調理釜を下流側外方から該支持案内部よりも下流側外方に位置されるまでの間、該調理釜の底部を受承し搬送方向に案内する搬送方向に対し直角方向に直線状に延びる複数本のガイドローラと、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理装置
  3. 前記支持案内部は、前記複数の調理釜の搬送方向両側に近接して搬入端の載置位置から搬出端の載置位置まで直線的かつ平行に配設され機枠に固定された2本の軸受枠と、前記各軸受枠に一列に詰めて配設され前記各調理釜のフランジを載せて移動させる複数のローラと、
    を備えてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理装置。
  4. 前記進退機構は、前記移動部の送りシャフトの巡回空間の両側外方において前記昇降台の両側部分を複数のチェーンで吊持ちしこれらチェーンを往復走行駆動することにより前記昇降台を昇降動させるように備えた、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の加熱調理装置。
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