JP3282173B2 - 誘導加熱式大量炊飯装置 - Google Patents
誘導加熱式大量炊飯装置Info
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Description
食品の調理装置として利用できる誘導加熱式大量炊飯装
置に関する。
断面図であり、実開昭59-136724号に開示されているも
のである。図3によりその概要を説明すると、符号21
は炊飯装置本体で、符号22はその炊飯前工程であり、
搬入コンベヤ23により内釜24が順次チェーンコンベ
ヤ25に連結用の支持腕26で支持されてガイドレール
28に沿って移動する。符号29はチェーンコンベヤ2
5下部に設けたガスバーナであり、内釜24は一定時間
加熱して順次移動させ、炊飯済の内釜24を上方へ移動
し、搬出口30に設けられた搬出コンベヤ31で搬出す
る。
す例のようにお米を収納した金属製内釜24をチェーン
コンベヤ25の搬送機構により、ガスバーナー29を連
続配置したガス炊飯装置本体21内を漸進させることに
よりガス火力で加熱する方法(ガス炊飯)や。あるいは
図示省略するが、お米をベルトコンベヤ上にならして搬
送中に高温の蒸気を吹き付けることにより加熱する方法
(蒸気炊飯)等がある。
装置においては次のような課題があった。
以上に多量の熱量が発生するため、作業環境を快適、か
つ衛生的に維持するためには多大な空調コストを要す
る。
チェーンコンベヤ、ベルトコンベヤ等が炊飯時の加熱に
直接さらされるため、搬送機構の故障、劣化をたびたび
引き起こす。
置した加熱釜の内部にお米を漸進させるため、連続配置
した複数のバーナーのうち1個が故障しても、全体炊飯
を停止しなければならない。このため炊飯機の稼働率を
なかなか上げられない。
お米を下方からしか加熱することができず、お米をおい
しく炊き上げるために不可欠な包み込むような炊き上げ
が行えない。
ンを変えたい場合、一連のお米が通過した後にならない
とパターン変更が行えない。
を解決するために、次の手段を提供する。
熱部を有する加熱釜を列状に配置し、同加熱釜内に米等
の加熱調理対象物が入った内釜を所定時間据え置いて加
熱、炊飯を行う炊飯装置と;同炊飯装置に沿って移動可
能で、前記内釜を把持し、所定の位置まで搬送し、その
位置の前記加熱釜へ据え置く内釜搬送装置と;同内釜搬
送装置の内釜把持、走行、内釜の据え置き及び前記誘導
加熱式加熱部を制御する制御盤と;前記炊飯装置の加熱
釜に据え置いた内釜を固定する内釜固定機構とを具備し
てなることを特徴とする誘導加熱式大量炊飯装置。
によって内釜搬送装置が炊飯装置の入口において加熱調
理対象物の入った内釜を把持し、所定の位置まで移動
し、その位置での加熱釜へ内釜を据え置く。内釜搬送装
置は制御盤からの制御工程に従って順次これを繰り返
し、必要な内釜を加熱釜へ置くと、制御盤は誘導加熱式
加熱部の電源を投入し、加熱釜を加熱し、炊飯を行う。
炊飯完了後は、内釜搬送装置は、制御盤の制御により、
上記とは逆に炊飯済の内釜を順次把持し、炊飯装置の出
口へ搬送する。また、内釜は加熱釜に内釜固定機構によ
り固定されるので炊飯が一層確実になされる。
ることにより、お米の入った内釜と誘導加熱式加熱源を
密着させ、炊飯に必要な熱量だけを効率よく発生させ、
伝達することができる。
して内釜搬送装置を設置することにより、加熱部に直接
触れることなく内釜の搬送が行える。
とにより、万が一、一つの加熱釜が故障しても、他の加
熱釜での炊飯には影響がなく、炊飯工程を停止させるこ
とがなく、そして、お米を包み込むような釜構造とする
ことができ、おいしくお米を炊き上げることができる。
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の一形態に係る誘導加熱式大量炊飯装置の全体の斜視
図である。図において、符号1は誘導加熱式の炊飯装置
の全体を示し、符号2は内釜搬送装置、符号3は制御盤
である。符号4は誘導加熱式加熱釜(外釜)、符号5は
加熱釜電源ユニット、符号6は内釜搬送装置2が横移動
するための走行レール、符号7は内釜固定機構で、誘導
加熱式加熱釜4内にセットされる内釜を固定するための
ものである。符号8は内釜搬送装置2に取付けられた走
行車輪で走行レール6上を走行する。符号9は内釜で、
符号10は内釜把持機構で内釜搬送装置2に装備され、
内釜9を把持するものである。符号11は内釜搬送装置
2に設けられた内釜昇降機構、符号12は浸漬等の炊飯
前工程、符号13は蒸らし等の炊飯後工程、符号14は
内釜搬送装置2に装備され、これを制御する搬送装置制
御盤である。また、符号15は炊飯装置の入口に設けら
れ、内釜9に設けた釜番号タグ16を読取る釜番号識別
装置である。
炊飯装置1と内釜搬送装置2及び制御盤3より構成さ
れ、炊飯装置1は複数の誘導加熱式加熱釜4を列状かつ
規則的に集合配置したフレーム構造であり、内部に加熱
釜電源ユニット5、外表面に走行レール6及び内釜固定
機構7を装備している。
気モータ等で駆動する走行車輪8によって内釜9を把持
し、搬送することができる走行台車であり、内釜9を誘
導加熱式加熱釜4の上方から出し入れするための内釜昇
降機構11、内釜9の搬送時に把持するための内釜把持
機構10により構成される。
れ、内釜搬送装置2に同架した搬送装置制御盤14によ
り制御することができ、制御盤3との信号の入出力を最
小限とすることができる。
の炊飯前工程12から一定時間ごとに供給される内釜9
を内釜把持機構10で把持し、炊飯装置1の中の指定さ
れた誘導加熱式加熱釜4まで移動し、搬入・据え置いて
内釜固定機構7でロックし、炊飯を行い、炊飯を終えた
内釜9を再び内釜把持機構10で把持して蒸らし等の炊
飯後工程13へと一定時間ごとに搬出することができ
る。
熱式大量炊飯装置の制御の系統図である。図2により本
装置の作用を説明する。まず、図1の炊飯前工程12よ
り内釜9が順次搬送されてくると、炊飯装置1の入口に
設けられている釜番号識別装置15が内釜9の側面に付
されている内釜番号タグ16の識別コードをそれぞれ読
み取り、制御盤3に送る。制御盤3は予め設定されてい
る炊飯工程により定められている行先と識別コードを比
較、照合し、同内釜9の搬送位置(行先)を内釜搬送装
置2の搬送装置制御盤14へ送る。
行用モータ17を駆動し、走行レール6上を走行車輪8
で走行して入口まで移動させ、内釜昇降機構11のモー
タを駆動してこれを下降させ、次に内釜把持機構10の
モータを駆動して内釜9を把持し、再び上昇して走行用
モータ17を駆動させ、指定された所定の位置まで走行
レール6上を移動する。内釜搬送装置2は所定の位置ま
でくると停止し、内釜昇降機構11を下降させ、内釜9
を所定位置の誘導加熱式加熱釜4の位置で内釜把持機構
10を開放する。
導加熱式加熱釜4に収容され、その後、内釜搬送装置2
は内釜昇降機構11により把持機構10を上昇させ、再
び、炊飯装置1の入口に移動し、次の炊飯前工程12か
ら送られてくる内釜9を同様に順次処理する。
て上記のように内釜搬送装置2を制御し、所定数の内釜
9を予め定められた誘導加熱式加熱釜4へ収納すると、
あるいは内釜9が個々に誘導加熱式加熱釜4に収納され
るごとに、対応する内釜固定機構7のモータを駆動さ
せ、内釜固定機構7をロック位置に駆動し、内釜9を両
側から加熱釜4に固定し、それぞれの対応する加熱釜電
源ユニット5の電源を投入し、炊飯を開始する。
構7のロックを外し、再び内釜搬送装置2を制御し、内
釜搬送装置2は上記の内釜9の収納とは逆の作動で、炊
飯済の内釜9の位置で内釜把持機構10を下降させて内
釜9を把持し、これを上昇させ、走行用モータ17を駆
動し、走行レール6上を走行車輪8で走行して炊飯後工
程13の入口まで搬送し、順次これを繰り返す。
飯装置によれば、次のような効果を奏するものである。
米の入った内釜9と誘導加熱式加熱源4を密着させ、炊
飯に必要な熱量だけを効率よく発生させ、伝達すること
ができる。
して内釜搬送装置2を移動、昇降自在に設置し、これを
制御盤3の指令に従って、搬送装置制御盤14により、
加熱部に直接触れることなく内釜9の搬送が行える。
により、万が一、一つの誘導加熱式加熱釜4が故障して
も、他の加熱釜4での炊飯には影響がなく、炊飯工程を
停止させることがなく、また、お米を包み込むような釜
構造とすることができ、おいしくお米を炊き上げること
ができる。
定機構7により固定されるので、お米の入った内釜9と
誘導加熱式加熱源4を密着させ、炊飯に必要な熱量だけ
を効率よく発生させ、伝達することができ、炊飯が一層
確実になされる。
することにより、これを読み取り、制御盤3において炊
飯品種に応じた炊飯パターンの切り換えが迅速かつ確実
に行なえる。
は、誘導加熱式加熱部を列状に配置した炊飯装置と、同
炊飯装置に沿って移動可能で、前記内釜を把持し、所定
の位置まで搬送し、その位置の前記加熱釜へ据え置く内
釜搬送装置と、同内釜搬送装置の内釜把持、走行、内釜
の据え置き及び前記誘導加熱式加熱部を制御する制御盤
と、前記炊飯装置の加熱釜に据え置いた内釜を固定する
内釜固定機構とを具備してなる誘導加熱式大量炊飯装置
としたので、次のような効果を奏する。
では、誘導加熱式加熱釜が内釜に密着して効率よく熱伝
達する構造となっているため周囲への放熱がほとんどな
く、内釜搬送装置が熱を受けて故障・劣化することがな
いとともに、炊飯装置設置室内の快適さや衛生環境を損
ねることがない。
時間(通常20分)据え置いてバッチ式炊飯を行うこと
ができるので、万が一、ある1つの誘導加熱式加熱釜が
故障して炊飯が行なえなくなっても他の加熱釜での炊飯
には影響を与えることはない。
に底面・側面を包み込むように据え置くことができ、か
つ、誘導加熱式加熱であるので高品質な炊き上がりが得
られる。
飯装置の斜視図である。
装置の制御系統図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 炊飯前工程と後工程との間に誘導加熱式
加熱部を有する加熱釜を列状に配置し、同加熱釜内に米
等の加熱調理対象物が入った内釜を所定時間据え置いて
加熱、炊飯を行う炊飯装置と;同炊飯装置に沿って移動
可能で、前記内釜を把持し、所定の位置まで搬送し、そ
の位置の前記加熱釜へ据え置く内釜搬送装置と;同内釜
搬送装置の内釜把持、走行、内釜の据え置き及び前記誘
導加熱式加熱部を制御する制御盤と;前記炊飯装置の加
熱釜に据え置いた内釜を固定する内釜固定機構とを具備
してなることを特徴とする誘導加熱式大量炊飯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21467396A JP3282173B2 (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 誘導加熱式大量炊飯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21467396A JP3282173B2 (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 誘導加熱式大量炊飯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1057234A JPH1057234A (ja) | 1998-03-03 |
JP3282173B2 true JP3282173B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=16659689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP21467396A Expired - Fee Related JP3282173B2 (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 誘導加熱式大量炊飯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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1996
- 1996-08-14 JP JP21467396A patent/JP3282173B2/ja not_active Expired - Fee Related
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