JP4790041B2 - 蒸らし部を備えた炊飯装置 - Google Patents

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本発明は、蒸らし部を備えた炊飯装置に関し、詳細には、炊飯部と蒸らし部とを上下に配置した炊飯装置に関するものである。
従来、蒸らし部を備えた炊飯装置としては、例えば特許文献1に示すようなものが知られている。この炊飯装置は、設置スペースを節約するために、複数の炊飯機を列状に配置した炊飯部を上段に、蒸らし部を下段に設け、さらに炊飯釜の炊飯部への搬入や、炊飯部から蒸らし部への移動を行う炊飯釜の搬送機構を炊飯部の上部に備えている。この炊飯装置によれば、上下のスペースが有効に利用できるので、設置スペースの節約には有利である。
しかしながら、この従来の炊飯装置においては、炊飯釜搬入部の高さと、炊飯釜を保持した状態で走行機構が移動できる高さと、炊飯釜を炊飯機にセットできる高さとがそれぞれ異なっているため、炊飯釜を上下させる昇降機構として、水平方向に配置された2つのシリンダを必要とし、構造が複雑であり、走行機構自体が大がかりなものとなり、炊飯釜の搬送や昇降を素早く行うことができないという欠点がある。
特開2001−128850号公報
本発明は、上記のような従来の炊飯装置が有する問題点を解決するために為されたもので、炊飯部と蒸らし部とを上下に配置しつつ、炊飯釜を搬送する機構が簡単で、炊飯釜の搬送や昇降を素早く行うことができる、蒸らし部を備えた炊飯装置を提供することを課題とするものである。
本発明は、上記の課題を、炊飯部と蒸らし部を上下に配置した炊飯装置であって、炊飯部は、線状に配置された複数台の炊飯機からなる炊飯機列を有し、蒸らし部は、入口側から出口側に向かって炊飯釜を搬送する搬送装置を有しており、炊飯機列の一方端の延長線上には、外部から炊飯釜を受け入れ、炊飯機列を構成する炊飯機にセットされたときと同じ高さに保持する炊飯釜受入部が設けられ、炊飯機列の他方端の延長線上には、炊飯機列を構成する炊飯機にセットされたときと同じ高さに炊飯釜を保持する位置と、蒸らし部の入口側の延長線上の位置との間で昇降して、炊飯釜を上下に搬送するリフタ装置が設けられ、炊飯機列の上部の空間には、炊飯釜受入部、炊飯機列、及びリフタ装置の上部の空間を走行して、炊飯釜受入部から炊飯機列を構成する炊飯機へ、また、炊飯機列を構成する炊飯機からリフタ装置へと炊飯釜を搬送する炊飯釜搬送台車が設けられている、蒸らし部を備えた炊飯装置を提供することによって解決するものである。
すなわち、本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置においては、炊飯すべき炊飯釜を受け入れる炊飯釜受入部、炊飯機、リフタ装置のそれぞれにおける炊飯釜の高さが同じになるように設定することによって、炊飯釜搬送台車が、炊飯釜受入部、炊飯機、リフタ装置のいずれにおいても同じ高さで炊飯釜の把持、解放を行うことを可能にし、炊飯釜搬送台車の構造を簡単にすることを可能にしている。
また、本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置の好ましい態様においては、炊飯釜搬送台車が、台車と、台車に対して昇降自在に取り付けられた把持装置を有し、台車には、走行車輪と、走行車輪を駆動する駆動源と、走行位置と把持解放位置の2位置間で把持装置を昇降させるシリンダとが設けられており、把持装置には、炊飯釜を把持、解放する把持手段が設けられている。
すなわち、本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置においては、炊飯釜搬送台車が、炊飯釜受入部、炊飯機、リフタ装置のいずれにおいても同じ高さで炊飯釜の把持、解放を行うことができるので、炊飯釜を把持、解放する把持装置を、シリンダを用いて、走行位置と把持解放位置の2位置間で昇降させるようにして、炊飯釜搬送台車の構造を簡単なものとしている。
また、本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置の好ましい態様においては、蒸らし部が蒸らし部を搬送される炊飯釜及び雰囲気を加熱する加熱装置を備え、効率が良く、ムラのない蒸らしを可能にしている。
本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置によれば、炊飯釜搬送台車が、炊飯釜受入部、炊飯機、リフタ装置のいずれにおいても同じ高さで炊飯釜の把持、解放を行うことができるので、炊飯釜を把持、解放する把持装置は、走行位置と把持解放位置の2位置間で昇降できれば良く、炊飯釜搬送台車の構造を簡単なものとし、炊飯釜の搬送や昇降を素早く行うことができるという利点が得られる。また、本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置が、蒸らし部に加熱装置を備える場合には、炊飯釜に蒸らしに必要な熱量を万遍なく与えることができるので、ムラのない蒸らしを効率良く行うことができるという利点が得られる。本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置によれば、炊飯部と蒸らし部を上下に配置し、しかも、炊飯釜搬送台車を炊飯部の上部空間を走行させることができるので、極めて省スペースな炊飯システムを構築することが可能となる。
本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置の一例を示す図である。 炊飯釜搬送台車の拡大図である。 炊飯釜搬送台車の左側面図である。 把持装置が下降した状態の炊飯釜搬送台車の側面図である。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明が図示のものに限られないことは勿論である。
図1は本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置の一例を示す図である。図1において1は炊飯装置であり、炊飯装置1は、炊飯部αと、蒸らし部βを備えており、炊飯部αと蒸らし部βとは、炊飯部αが上段に、蒸らし部βが下段になるように上下に配置されている。炊飯部αにおいて、2、2、2、2は炊飯機であり、線状に配置され、炊飯機列を形成している。炊飯機2、2、2、2は、図中破線で示すように、内部に上部が開口した空間部を有しており、この空間部に炊飯釜の底部を受け入れ、図示しない加熱手段で加熱して、炊飯を行うものである。なお、図示の例においては、炊飯機2、2、2、2は直線状に配置されているが、曲線状に配置されていても良く、さらには、直線と曲線を組み合わせた線状に配置されていても良い。また、図示の例においては、炊飯機2、2、2、2は4台であるが、炊飯機列を形成する炊飯機の数は4台に限られない。3台以下であっても良いし、5台以上であっても良い。
Pは炊飯釜であり、上下に二重の鍔部P、Pを備えている。炊飯機2は、炊飯釜Pが炊飯位置にセットされた状態を示しているが、図に示すとおり、炊飯釜Pは、下部鍔部Pの下面を炊飯機の側壁上面に当接させることによって、所定の炊飯位置にセットされる。「H」は、炊飯機2にセットされたときの炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面の、基準面(図示の場合には炊飯部αの床面α)からの高さを表している。なお、炊飯機2、2、2、2は、いずれも同形、同大であり、炊飯釜Pも一定の大きさのものが使用されるので、炊飯機にセットされたときの炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面の、基準面(図示の場合には炊飯部αの床面α)からの高さ「H」は、炊飯機2、2、2、2のいずれにおいても同じである。
3は、未炊飯の米と水を収容した炊飯釜Pを受け入れる炊飯釜受入部であり、炊飯機2、2、2、2によって構成されている炊飯機列の一方端の延長線上に位置している。炊飯釜受入部3には、炊飯釜Pを搬送する回転ローラ3a、炊飯釜受入部3上の所定位置で炊飯釜Pを停止させるストッパ3b、3bが設けられている。図中紙面の奥の方向から回転ローラ3aによって搬送されてきた未炊飯の米と水を収容した炊飯釜Pは、ストッパ3b、3bと当接し、炊飯釜受入部3上の所定位置で停止、保持される。このとき、基準面となる炊飯部αの床面αから、炊飯釜受入部3上の炊飯釜Pにおける上部鍔部Pの底面までの高さ「Hin」は、前述した、炊飯機上にセットされたときの、炊飯部αの床面αから炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面までの高さ「H」と同じになるように設定されている。つまり、炊飯釜受入部3における回転ローラ3aの上面が、炊飯機2、2、2、2にセットされた炊飯釜Pと同じ高さで、炊飯釜Pの底面を支えるように、回転ローラ3aの径や、その取り付け高さが選択される。
蒸らし部βは、炊飯の終了した炊飯釜Pを、図中右側の入口側から、図中左側の出口側へと搬送する搬送装置4を備えている。図示の例において、搬送装置4は、多数の回転ローラ4a、4a、4a・・・から構成されている。搬送装置4としては、回転ローラに限られず、蒸らし部βの温度に耐えることができ、かつ、炊飯釜Pを搬送することができる搬送装置であればどのようなものを用いても良く、チェーンコンベアなども用いることができる。
5は加熱装置であり、蒸らし部βにおける炊飯釜Pの搬送方向の全長にわたって設けられている。加熱装置5としては、その上部を通過する炊飯釜Pや雰囲気空気を加温することができる限り、どのような機構で発熱するものであっても良い。例えば、ヒータなどの電気的に熱を発生するものであっても良いし、管状部材を蛇行させて所定の面積をカバーするように構成し、その管状部材の内部に図示しない熱源からの加熱された空気や蒸気、或いは温水などを通過させることにより、輻射熱或いは放射熱を発生するものであっても良い。蒸らし部βを通過する間、炊飯釜Pには、加熱装置5によって、蒸らしに必要な熱量が供給されるので、効率の良い蒸らしをムラなく行うことが可能になる。6は搬出部であり、蒸らしが終了した炊飯釜Pは、搬出部6へと送り出され、続く工程へと搬送される。
7はリフタ装置であり、リフタ装置7は、炊飯機2、2、2、2によって構成されている炊飯機列の他方端、すなわち、炊飯釜受入部3が位置する端部とは反対側の端部の延長線上に位置している。7a、7a・・・はリフタ装置に設けられた回転ローラであり、リフタ装置7は、回転ローラ7a、7a・・・上に炊飯釜Pを保持し、図中実線で示す上昇位置と、破線で示す下降位置との間を昇降して、炊飯を終えた炊飯釜Pを炊飯部αから蒸らし部βへと移動させる。
リフタ装置7が図中実線で示す上昇位置にあるとき、基準面となる炊飯部αの床面αから、リフタ装置7に保持されている炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面までの高さ「Hout」は、前述した、炊飯機上にセットされたときの、炊飯部αの床面αから炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面までの高さ「H」と同じである。つまり、リフタ装置7の上昇位置は、「Hout」が「H」と等しくなるように設定されている。これは、例えば、リミットスイッチやストッパ等を用いて、リフタ装置7が所定の位置まで上昇したときにその上昇を停止させるようにリフタ装置7の昇降動作を制御することによって行われる。
一方、図中破線で示すリフタ装置7の下降位置は、蒸らし部βの入口側の延長線上にあり、リフタ装置7の回転ローラ7a、7a・・・の上面と、蒸らし部βの搬送装置4の回転ローラ4a、4a・・・の上面とが同じ高さになるように設定されている。これも、例えば、リミットスイッチやストッパ等を用いて、リフタ装置7が所定の位置まで下降したときにその下降を停止させるようにリフタ装置7の昇降動作を制御することによって行われる。リフタ装置7が下降位置まで下降して停止すると、回転ローラ7a、7a・・・が回転し、炊飯釜Pを蒸らし部βの入口へと搬出する。
以上のとおり、炊飯装置1においては、炊飯釜受入部3における炊飯釜Pの高さ「Hin」、炊飯機列を構成する炊飯機2、2、2、2にセットされたときの炊飯釜Pの高さ「H」、及び、リフタ装置7における炊飯釜Pの高さ「Hout」は、いずれも同じである。なお、上記の説明では、上部鍔部Pの下面を基準として、炊飯釜Pの高さ「Hin」、「H」、「Hout」を示したが、通常、炊飯装置1に用いられる複数の炊飯釜Pは、その大きさ、形状が一定で同じであるので、その場合には、炊飯釜Pのどの位置を基準としても良い。
8は炊飯釜搬送台車であり、炊飯釜搬送台車8は、台車9と、台車9に対して昇降自在に取り付けられている把持装置10を有している。11、11は台車9の走行車輪、12は走行車輪11、11を駆動する駆動源としての電動機、13は把持装置10を台車9に対して昇降させるシリンダ、14は炊飯釜Pを把持する把持爪である。
図中、実線で示す把持装置10は最も上昇した走行位置にある把持装置10を示しており、破線で示す把持装置10は最も下降した把持解放位置にある把持装置10を示している。15は、炊飯機列の上部空間に設置された走行路であり、炊飯釜搬送台車8は、走行車輪11、11で、この走行路15上を走行することにより、炊飯釜受入部3、炊飯機列、リフタ装置7の上部空間を走行し、炊飯釜Pを搬送する。16は制御装置、17は電源、18は流体源であり、19は、これら制御装置16、電源17、流体源18と、炊飯釜搬送台車8とを接続する信号線、電力線、管路などを収容したケーブル・ホース支持・案内装置である。
図2に、炊飯釜搬送台車8を拡大して示す。図2に示すとおり、電動機12と走行車輪11、11の一方とは、タイミングベルト12aで連結されており、電動機12が回転することによって、走行車輪11、11は回転し、炊飯釜搬送台車8は、走行路15上を図中左右のいずれの方向にも走行する。
20はスプロケット、21はロータリエンコーダであり、スプロケット20とロータリエンコーダ21とはタイミングベルト20aで連結されている。スプロケット20は、走行路15と平行に設置されている図2には示されていないチェーンと係合しており、炊飯釜搬送台車8が走行路15上を走行すると、それに伴いスプロケット20は回転し、その回転はタイミングベルト20aを介して、ロータリエンコーダ21に伝達される。その結果、ロータリエンコーダ21は、炊飯釜搬送台車8の走行路15上の位置に対応した信号を発信し、前述した制御装置16は、このロータリエンコーダ21からの信号に基づいて炊飯釜搬送台車8の走行を制御し、炊飯釜搬送台車8を、走行路15上の任意の位置まで走行させ、その位置に停止させることができる。
22は把持装置10の昇降をガイドするガイドバー、23は台車9を有底のものとする底板である。このように、台車9が底板23を備えているので、台車9に取り付けられている電動機12、シリンダ13、シリンダ13への流体の供給を制御する図示しない電磁弁、タイミングベルト12aなどから、仮に、油やホコリ、ビス、ナットなどが落下しても、それらは底板23で受け止められ、台車9よりも下方に落下することが防止される。
10aは、把持装置10の天板、10bは把持装置10の基板であり、天板10aには、シリンダ13のピストン13pの先端部が連結されている。これにより、シリンダ13が作動して、そのピストン13pがシリンダから突出すると、把持装置10は走行位置から把持解放位置へと下降し、シリンダ13のピストン13pがシリンダ内に引き込まれると、把持装置10は把持解放位置から走行位置へと上昇することになる。
シリンダ13としては、把持装置10を台車9に対して昇降させることができる限り、油圧、空気圧、ガス圧、水圧のいずれの流体圧を利用するものであっても良いが、簡便さと衛生面からは圧縮空気を作動流体とする空気圧シリンダを用いるのが良い。また、シリンダ13への流体の供給を制御する電磁弁としては、シリンダ13を、そのピストンを突出或いは引き込むように動作させることができる限り、どのような電磁弁を用いても良いが、電源が一時的に遮断された場合の動作の安定性という観点からは、ダブルソレノイド型の電磁弁を用いるのが望ましい。
14aは、把持爪14の支持板、14b、14bは、支持板14aと把持爪14とを連結する連結体である。24は、基板10bに取り付けられているカバー部材であり、カバー部材24は、把持装置10が把持する炊飯釜Pの上部開口面をすっぽりと覆う大きさ、形状とされている。このため、把持装置10に取り付けられている部材や、台車9からの落下物があったとしても、それらの落下物は、カバー部材24によって受け止められ、下方に位置する炊飯釜Pの上部開口面内に落下する恐れはない。
図3は、図2に示す炊飯釜搬送台車8の左側面図であり、把持装置10が最も上昇した走行位置にあり、把持爪14、14が互いに最も近接した把持位置にある状態を示している。参考までに、一対の把持爪14、14によって把持されている状態にある炊飯釜Pを破線で示してある。
図3において、20cは、走行路15と平行に設置されたチェーン、25a、25bは、把持爪14、14を、把持位置と解放位置との間で移動させるシリンダであり、シリンダ25a、25bの図3では見えないピストンの先端は、それぞれ、把持爪14、14の支持板14a、14aと連結されている。26a、26bは、それぞれシリンダ25a、25bへの流体の供給を制御する電磁弁である。シリンダ25a、25b、及び電磁弁26a、26bは、基板10bに取り付けられている。27、27は、支持板14a、14aが、シリンダ25a、25bのピストンによって移動するときのガイドバーである。
シリンダ25a、25bとしては、支持板14a、14aに連結体14b、14bを介して連結されている把持爪14、14を把持位置と解放位置との間で移動させることができる限り、油圧、空気圧、ガス圧、水圧のいずれの流体圧を利用するものであっても良いが、簡便さと衛生面からは圧縮空気を作動流体とする空気圧シリンダを用いるのが良い。また、シリンダ25a、25bへの流体の供給を制御する電磁弁26a、26bとしては、シリンダ25a、25bを、そのピストンを突出或いは引き込むように動作させることができる限り、どのような電磁弁を用いても良いが、電源が一時的に遮断された場合の動作の安定性という観点からは、ダブルソレノイド型の電磁弁を用いるのが望ましい。
図4は、図3に示す状態から、シリンダ13が作動してピストン13pを突出させ、把持装置10が把持解放位置まで下降し、例えば、炊飯機2の上に炊飯釜Pをセットした状態を示している。図に示すとおり、把持装置10が把持解放位置まで下降した時点で、炊飯釜Pの下部鍔部Pの下面は既に炊飯機2の側壁の上面と当接しており、把持爪14、14の上面と、炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面は既に離れた状態にある。つまり、把持装置10の把持解放位置とは、炊飯釜Pの下部鍔部Pの下面が炊飯機2の側壁の上面と当接し、炊飯釜Pが下降を停止する位置よりも下方に下がった位置であり、把持爪14、14の上面が炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面よりも下方になる位置である。
把持解放位置においては、把持爪14、14の上面と、炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面は離れた状態にあるので、シリンダ25a、25bを作動させて、把持爪14、14を図に示す互いに最も接近した把持位置から、それぞれ外側に移動させ、互いに最も離れた解放位置へと移動させることができる。解放位置において、把持爪14、14は、もはや炊飯釜Pの上部鍔部Pの直下には位置しない。したがって、その状態で把持装置10を上昇させても、把持爪14、14の上面が炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面と当接することはなく、把持装置10は炊飯釜Pを把持することなく上昇することになる。
逆に、炊飯機2上にセットされている炊飯釜Pを把持する場合には、把持爪14、14が解放位置にある状態で、把持装置10を把持解放位置まで下降させ、下降後、シリンダ25a、25bを作動させて、把持爪14、14をそれぞれ内側に向かって移動させ、把持位置へと移動させれば良い。把持装置10が把持解放位置にあるとき、把持爪14、14の上面は、炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面よりも下方に下がった位置にあるので、把持爪14、14を、炊飯釜Pの上部鍔部Pの直下に位置することになる把持位置まで移動させることが可能である。その状態で把持装置10を上昇させると、把持爪14、14の上面は炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面と当接し、把持装置10は炊飯釜Pを把持しつつ上昇することになる。
以下、図1を用いて、本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置1の動作を説明する。図1において、未炊飯の米と水を収容した炊飯釜Pが外部から炊飯釜受入部3へと搬送されてくると、炊飯釜受入部3は、炊飯釜Pがストッパ3b、3bに当接した時点で、回転ローラ3aの駆動を停止し、回転ローラ3a上に炊飯釜Pを保持する。
次に、制御装置16からの信号に基づいて、炊飯釜搬送台車8は走行路15上を走行し、炊飯釜受入部3の直上で停止する。このとき、把持装置10は最も上昇した走行位置にあり、把持爪14、14は解放位置にある。炊飯釜搬送台車8が炊飯釜受入部3の直上で停止すると、制御装置16は、シリンダ13を作動させて、把持装置10を把持解放位置まで下降させる。前述したとおり、炊飯釜受入部3上に保持されている炊飯釜Pの高さ「Hin」は、炊飯機2上にセットされている炊飯釜Pの高さ「H」と同じであるので、把持装置10が把持解放位置まで下降すると、把持爪14、14の上面は、炊飯釜受入部3上に保持されている炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面よりも下方に下がった位置となる。
把持装置10が把持解放位置まで下降すると、制御装置16はシリンダ25a、25bを作動させて、把持爪14、14を把持位置まで移動させる。把持位置において、把持爪14、14は炊飯釜受入部3上に保持されている炊飯釜Pの上部鍔部Pの直下に位置することになる。把持爪14、14が把持位置まで移動すると、制御装置16は、再びシリンダ13を作動させて、把持装置10を走行位置まで上昇させる。このとき、把持爪14、14の上面が炊飯釜Pの上部鍔部Pの下面と当接するので、把持装置10は炊飯釜Pを把持しつつ、走行位置まで上昇することになる。
次に制御装置16は、炊飯釜Pがセットされていない、空いている炊飯機、例えば炊飯機2を選択し、炊飯機2上へと炊飯釜搬送台車8を走行させる。炊飯釜搬送台車8が炊飯機2上に停止すると、制御装置16は、シリンダ13を作動させて、把持装置10を把持解放位置まで下降させる。前述したとおり、把持装置10が把持解放位置まで下降する前に、炊飯釜Pの下部鍔部Pの下面は炊飯機2の側壁の上面と当接して、炊飯釜Pはそこで下降を停止し、炊飯機2上の炊飯位置にセットされることになる。把持装置10が把持解放位置まで下降すると、制御装置16は、シリンダ25a、25bを作動させて、把持爪14、14を把持位置から解放位置へと移動させる。把持爪14、14の解放位置への移動が完了すると、制御装置16は、シリンダ13を作動させて、把持装置10を走行位置まで上昇させる。
いずれかの炊飯機において炊飯が終了すると、制御装置16は、その炊飯が終了した炊飯機、例えば炊飯機2上へと炊飯釜搬送台車8を走行させる。炊飯釜搬送台車8が炊飯機2上に停止すると、制御装置16は、炊飯釜受入部3上に保持されている炊飯釜Pを把持するときと同様に、把持装置10を把持解放位置まで下降させ、把持爪14、14を解放位置から把持位置へと移動させ、次に、把持装置10を走行位置へと上昇させて、炊飯機2上にセットされていた炊飯が終了した炊飯釜Pを把持、上昇させる。
続いて、制御装置16は、炊飯釜搬送台車8をリフタ装置7上へと走行させる。炊飯釜搬送台車8がリフタ装置7上に停止すると、制御装置16は、シリンダ13を作動させて、把持装置10を把持解放位置まで下降させる。前述したとおり、リフタ装置7上に保持される炊飯釜Pの高さ「Hout」は、炊飯機2上にセットされている炊飯釜Pの高さ「H」と同じであるので、把持装置10が把持解放位置まで下降する前に、炊飯釜Pの底面は、リフタ装置7の回転ローラ7aの上面と当接して、炊飯釜Pはそこで下降を停止し、炊飯が終了した炊飯釜Pは、リフタ装置7上に保持されることになる。
把持装置10がリフタ装置7上で把持解放位置まで下降すると、制御装置16は、シリンダ25a、25bを作動させて、炊飯釜Pをリフタ装置7上に残したまま、把持爪14、14を把持位置から解放位置へと移動させる。把持爪14、14の解放位置への移動が完了すると、制御装置16は、シリンダ13を作動させて、把持装置10を走行位置まで上昇させることになる。
炊飯が終了した炊飯釜Pが載置されたリフタ装置7は、図1において実線で示す上昇位置から、破線で示す下降位置、すなわち、蒸らし部βの入口側の延長線上にある下降位置まで下降する。下降が完了すると、リフタ装置7は回転ローラ7a、7a・・・を回転させて、炊飯が終了した炊飯釜Pを蒸らし部βへと搬出する。搬送装置4は、炊飯釜Pを時間を掛けて蒸らし部βを通過させ、蒸らし工程を終了させる。蒸らし工程を終了した炊飯釜Pは、蒸らし部βから搬出部6に搬出され、搬出部6から次の工程へと搬送される。
以上のとおり、本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置1によれば、炊飯釜搬送台車8が、炊飯釜受入部3、炊飯機2、2、2、2、リフタ装置7のいずれにおいても同じ高さで炊飯釜Pの把持、解放を行うことができるので、把持装置10は、走行位置と把持解放位置の2位置間で昇降できれば良く、シリンダ13という簡便な駆動装置によって把持装置10の昇降を行わせることが可能となる。その結果、炊飯釜搬送台車8の構造を簡単なものとし、炊飯釜Pの搬送や昇降を素早く行うことができるという利点が得られる。
また、炊飯釜搬送台車8の台車9は、底板23によって有底のものとされているので、台車9に取り付けられている種々の部材からの落下物は、底板23で受け止められ、下方に位置する炊飯釜Pや、炊飯機2、2、2、2の上に落下する恐れがない。また、炊飯釜搬送台車8の把持装置10には、カバー部材24が取り付けられているので、把持装置10に取り付けられている種々の部材からの落下物はカバー部材24で受け止められ、下方に位置する炊飯釜Pや、炊飯機2、2、2、2の上に落下する恐れがない。このため、炊飯釜搬送台車8を炊飯機列の上部の空間を走行させ、炊飯装置1の設置スペースの節約を図った場合でも、安全かつ衛生的な炊飯を実行することが可能になる。
以上説明したように、本発明の蒸らし部を備えた炊飯装置によれば、簡単な構造で、炊飯部と蒸らし部とを上下に配置した炊飯装置を実現できるので、極めて省スペースな配置で炊飯システムを構築することが可能になるという極めて有用な産業上の利用可能性が得られる。
1 炊飯装置
、2、2、2 炊飯機
3 炊飯釜受入部
4 搬送装置
5 加熱装置
6 搬出部
7 リフタ装置
8 炊飯釜搬送台車
9 台車
10 把持装置
11、11 走行車輪
12 電動機
13、25a、25b シリンダ
14 把持爪
15 走行路
16 制御装置
17 電源
18 流体源
20 スプロケット
21 ロータリエンコーダ
23 底板
24 カバー部材
26a、26b 電磁弁
α 炊飯部
β 蒸らし部
P 炊飯釜

Claims (2)

  1. 炊飯部と蒸らし部を上下に配置した炊飯装置であって、炊飯部は、線状に配置された複数台の炊飯機からなる炊飯機列を有し、蒸らし部は、入口側から出口側に向かって炊飯釜を搬送する搬送装置を有しており、前記蒸らし部の出口側に位置する炊飯機列の一方端の延長線上には、外部から炊飯釜を受け入れ、炊飯機列を構成する炊飯機にセットされたときと同じ高さに保持する炊飯釜受入部が設けられ、前記蒸らし部の入口側に位置する炊飯機列の他方端の延長線上には、炊飯機列を構成する炊飯機にセットされたときと同じ高さに炊飯釜を保持する位置と、蒸らし部の入口側の延長線上の位置との2位置間で昇降して、炊飯釜を炊飯機列を構成する炊飯機にセットされたときと同じ高さから蒸らし部の入口側の延長線上の位置へと搬送するリフタ装置が設けられ、炊飯機列の上部の空間には、炊飯釜受入部、炊飯機列、及びリフタ装置の上部の空間を走行して、炊飯釜受入部から炊飯機列を構成する炊飯機へ、また、炊飯機列を構成する炊飯機からリフタ装置へと炊飯釜を搬送する炊飯釜搬送台車が設けられており、前記炊飯釜搬送台車が、台車と、台車に対して昇降自在に取り付けられた把持装置を有し、台車には、走行車輪と、走行車輪を駆動する駆動源と、走行位置と把持解放位置の2位置間で把持装置を昇降させるシリンダとが設けられており、把持装置には、炊飯釜を把持、解放する把持手段が設けられている蒸らし部を備えた炊飯装置。
  2. 蒸らし部が蒸らし部を搬送される炊飯釜及び雰囲気を加熱する加熱装置を備えている請求項記載の蒸らし部を備えた炊飯装置。
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