JPH09164077A - 連続式炊飯装置 - Google Patents

連続式炊飯装置

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JPH09164077A
JPH09164077A JP7347198A JP34719895A JPH09164077A JP H09164077 A JPH09164077 A JP H09164077A JP 7347198 A JP7347198 A JP 7347198A JP 34719895 A JP34719895 A JP 34719895A JP H09164077 A JPH09164077 A JP H09164077A
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富三 藤田
Hiroaki Shimizu
浩明 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炊飯設備における浸漬工程、炊飯加熱工程及
び蒸らし工程の各工程ごとに設けられた装置を一体化
し、省スペースと作業効率の向上を図る。 【構成】 走行コンベア21とガスバーナ22とから構
成されて炊飯釜18を移送させつつ炊飯加熱する炊飯加
熱用走行路3と、該炊飯加熱用走行路3を経由して移送
される炊飯釜18のうちの炊き上げた米飯を前記ガスバ
ーナ22の排熱を用いて蒸らすように一部の走行路を水
平方向に配置した蒸らし用走行路4と、前記炊飯加熱用
走行路3及び前記蒸らし用走行路4の全部又は一部を囲
む加熱室5とで構成された連続式炊飯装置1において、
前記炊飯加熱用走行路3の釜搬入部23には、少なくと
も水平方向の移送路12を有して循環回動する無端状コ
ンベア13に、適量の洗米と水とを収容した多数の炊飯
釜18を懸架して、連続して移送しながら所定時間の浸
漬を行う浸漬用走行路2を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送コンベアによって
多数の炊飯釜を連続的に移送させながら、多量の米を炊
飯することが可能な連続式炊飯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の連続式炊飯装置として特
開平6ー121737号公報に記載されたものがある。
これを図5により説明すると、一つの駆動装置によって
作動する一つの走行コンベア101を有し、走行路10
1aに沿った床部にガスバーナ102を配置し、前記走
行コンベア101によって支持される、洗米と水とを収
容した炊飯釜103を移送しつつ炊飯加熱するようにし
た炊飯加熱用走行路101aと、前記駆動装置とは独立
した他の駆動装置によって作動する前記走行コンベア1
01とは独立した他の走行コンベア105を有し、前記
炊飯加熱用走行路101aを経由して移送される炊飯釜
103の内の炊き上げた米飯を蒸らすように配置された
蒸らし用走行路104と、前記炊飯加熱用走行路101
a及び前記蒸らし用走行路104の一部を囲む加熱室1
06とで構成されたものである。
【0003】そして、上記構成により、炊飯加熱用走行
路101aに配置されている炊飯加熱用のガスバーナ1
02の熱が、蒸らし用走行路104に加熱室106を通
じて供給され、加熱エネルギーが省力的に、かつ、効率
的に加熱され、また、装置全体の立体化を容易にし、省
スペースのレイアウトが実現されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術によれば、前記炊飯加熱用走行路101aに移
送される炊飯釜103は、釜内に予め所定時間浸漬した
米と炊飯用の水とを収容したものであり、連続的な炊飯
を行うためには前記炊飯加熱用走行路101aの前工程
に単体の浸漬装置を別に設ける必要がある。このため、
従来の連続式炊飯装置では、全体の設置スペースが大き
くなり、また、浸漬装置を新規に設置するため、コスト
高となる欠点があった。
【0005】更に、単体の浸漬装置を新規に設けた場
合、一般的な浸漬装置では浸漬時間が一定であり、米粒
の品種(例えば長粒種と短粒種)により浸漬時間を変更
することができなかった。つまり、長粒種と短粒種とに
は吸水率に差があり、米粒の品種を考慮せず前記炊飯装
置により炊飯を開始した場合、炊飯加熱工程で炊飯不良
を起こす、といった欠点があった。
【0006】本発明は、上記問題点にかんがみ、炊飯設
備における浸漬工程、炊飯加熱工程及び蒸らし工程の各
工程ごとに設けられた装置を一体化し、省スペースと作
業効率の向上を図るとともに、米粒の品種により浸漬時
間を変更して米粒の品種により最適な炊飯が可能な連続
式炊飯装置を提供することを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、走行コンベアとガスバーナとから構成されて
炊飯釜を移送させつつ炊飯加熱する炊飯加熱用走行路
と、該炊飯加熱用走行路を経由して移送される炊飯釜の
うちの炊き上げた米飯を前記ガスバーナの排熱を用いて
蒸らすように一部の走行路を水平方向に配置した蒸らし
用走行路と、前記炊飯加熱用走行路及び前記蒸らし用走
行路の全部又は一部を囲む加熱室とで構成された連続式
炊飯装置において、前記炊飯加熱用走行路の釜搬入部に
は、少なくとも水平方向の移送路を有して循環回動する
無端状コンベアに、適量の洗米と水とを収容した多数の
炊飯釜を懸架して、連続して移送しながら所定時間の浸
漬を行う浸漬用走行路を接続する、という技術的手段を
講じた。
【0008】また、前記浸漬用走行路は、前記炊飯釜に
収容した洗米の浸漬時間を変更するため、該浸漬用走行
路に軸支した固定スプロケットと、該固定スプロケット
に対する軸間距離又は前記走行路の走行距離を変更する
可動スプロケットとを設けるとよい。
【0009】
【作用】上記構成によれば、浸漬用走行路では一釜ごと
に適量の洗米と水とを収容した多数の炊飯釜が無端状の
搬送コンベアに懸架され、該コンベアにより移送されな
がら米粒の品種により所定時間の浸漬が行われて、全て
の炊飯釜の米粒が均一に吸水されて順次炊飯加熱用走行
路に搬入される。そして、炊飯加熱用走行路では炊飯釜
が走行コンベアにより移送され、ガスバーナにより多数
の炊飯釜が連続的に加熱炊飯される。更に、蒸らし用走
行路では前記炊飯加熱用走行路から搬出した炊き上げ後
の炊飯釜が走行コンベアに懸架されて米飯の蒸らしが行
われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の連続式炊飯装置の一実施例
を示す概略縦断面図であり、図2は図1のAーA線を破
断した拡大断面図である。図1及び図2において、連続
式炊飯装置1は、浸漬用走行路2と、炊飯加熱用走行路
3と、蒸らし用走行路4と、炊飯加熱用走行路3及び蒸
らし用走行路4を囲む加熱室5とを、主要な構成として
いる。そして、この連続式炊飯装置1の前工程には、フ
レーム6と、該フレーム6の始端部に軸支された複数個
のスプロケット7…と、浸漬用走行路2内に設けられた
スプロケット8と、前記スプロケット7…,8に回動可
能に架け渡されている無端状コンベア9とからなる釜搬
送装置10が設けられ、これから炊飯を開始しようとす
る炊飯釜を浸漬用走行路2に供給することが可能であ
る。符号34は炊飯釜の位置決めを行うストッパーであ
る。
【0011】浸漬用走行路2は加熱室5の上部に設けら
れ、コンパクト化を図るため、水平方向の移送路12と
垂直方向の移送路11とによりL字を時計方向に90度
回転させた形状となしている。そして、この浸漬用走行
路2内にはチェーンコンベア13が設けられ、移送路1
2内に軸支された上部スプロケット14,15と、移送
路11内に軸支された中段スプロケット16と下部スプ
ロケット17とにより回動可能に架け渡されている。そ
して、前記チェーンコンベア13には、所定の間隔をお
いて炊飯釜18を懸架するため、フック19が取り付け
られており、該フック19は、前後の水平位置を保つフ
ック本体と垂直に吊り下げる吊り下げ用ロッドとから構
成され(特開平6ー121737号公報の図8参照)、
炊飯釜18の一対の把手を吊り下げて、多数の炊飯釜1
8を浸漬用走行路2内に移送できる構成となっている。
【0012】次に、炊飯加熱用走行路3について述べ
る。炊飯加熱用走行路3は、加熱室5のほぼ中央下部に
配置され、水平な無端状チェーンコンベア21と、移送
される多数の炊飯釜18を炊飯・加熱するため、直列状
で切れ目なく連続するガス炎孔群を有するガスバーナ2
2とから構成されている。そして、前記チェーンコンベ
ア21により、浸漬済みの洗米と水とを収容した多数の
炊飯釜18の把手を支持して、移送しつつ炊飯加熱する
ことができる。また、炊飯加熱用走行路3の始端部であ
る釜搬入部23には、浸漬用走行路2を接続するローラ
ーコンベア20が設けられる(図3参照)。更に、炊飯
加熱用走行路3の終端部と前記蒸らし用走行路4との間
には、移し変え装置24が設けられている。該移し変え
装置24は、基端スプロケットと、該基端スプロケット
の軸を中心に旋回するフレームを介して軸支された左右
の先端スプロケットと、これら基端、先端の各スプロケ
ットに巻掛けられた左右のチェーンコンベアとから構成
される(特開平6ー121737号公報の図4参照)。
【0013】更に、蒸らし用走行路4について述べる
と、該蒸らし用走行路4は、加熱室5のほぼ中段部に設
けられ、浸漬用走行路3と同様に、水平方向の移送路2
6と垂直方向の移送路25とによりL字を時計方向に1
80度回転させた形状となしている。そして、この蒸ら
し用走行路4内にはチェーンコンベア27が設けられ、
移送路26内に軸支された2つの上部スプロケット2
8,29と、移送路25内に軸支された中段スプロケッ
ト30と下部スプロケット31とにより回動可能に架け
渡されている。そして、該チェーンコンベア27には、
所定の間隔をおいて炊飯済みの炊飯釜18を懸架するた
め、前記同様のフック19が取り付けられており、該フ
ック19は、炊飯釜18の一対の把手を吊り下げて、多
数の炊飯釜18を蒸らし用走行路4内に移送できる構成
となっている。前記下部スプロケット31近傍には、移
し変え装置24の後方にローラコンベア32が敷設さ
れ、更に、その後方に出口コンベア33が接続されてい
る。また、符号35は炊飯釜の位置決めを行うストッパ
ーである。
【0014】加熱室5の天井を覆う天蓋5a(図2参
照)にはダンパー36が設けられ、天蓋5aに設けた開
口部37を自在に開閉する構成となっている。更に、前
記開口部37には前記浸漬用走行路2と連絡する連通管
38を設けている。
【0015】次に、上記構成における連続式炊飯装置の
作用を説明する。
【0016】連続式炊飯装置の運転が開始されると、釜
搬送装置10のコンベア9により、一釜ごとに適量の洗
米と水とを収容した多数の炊飯釜18が浸漬用走行路2
に移送される。そして、炊飯釜18が浸漬用走行路2に
移送されると、ストッパー34により水平方向の移送が
制限され、チェーンコンベア13に取り付けたフック1
9により炊飯釜18の一対の把手を吊り下げて、移送路
11内を揚送される。そして、炊飯釜18がスプロケッ
ト14まで達すると水平方向の移送路12により、図面
右方向に移送され(図1参照)、炊飯釜18がスプロケ
ット15に達すると、方向転換されて図面左方向に移送
される。次に、中段スプロケット16に達すると、下部
スプロケット17方向に下降される。
【0017】この浸漬工程は、炊飯加熱用走行路3内に
設けたガスバーナ22の余熱により、浸漬用走行路2内
の雰囲気温度の制御が可能であり、ガスバーナ22から
噴射されるガス火炎により上昇する熱気又は余熱が、加
熱室5及び連通管38を経由して浸漬用走行路2に供給
される(図2参照)。この浸漬用走行路2内の雰囲気温
度は約30〜40℃が適当であり、ダンパー37の開閉
調節により温度制御が可能となる。
【0018】その後、炊飯釜18がスプロケット17付
近に到達すると、炊飯釜18底面がローラーコンベア2
0に当接されるとともに、フック19が外れて、水平方
向に移送される。そして、炊飯釜18の把手が炊飯加熱
用走行路3内のチェーンコンベア21に懸架されて炊飯
加熱用走行路3に移送されることになる。炊飯加熱用走
行路3内に移送される炊飯釜18は、走行路3の始端部
から終端部に至るまで炊飯釜18の底面のほぼ全面にガ
ス炎が連続的に噴射され、移送される時間の間、加熱炊
飯が行われる。炊飯加熱用走行路3の終端部では、ガス
炎が不連続に噴射されることから加熱量は徐々に弱ま
り、米飯は蒸らし作用を受けることになる。
【0019】炊飯加熱用走行路3の終端部に至った炊飯
釜は、次に、底面を移し変え装置24によって持ち上げ
ることで、炊飯釜18の把手がチェーンコンベア13か
ら浮き上がり、更に、ローラーコンベア32により水平
方向に移送されて蒸らし用走行路4に至る。この時、炊
飯釜18はストッパー35により水平方向の移送が制限
されて、チェーンコンベア27に取り付けたフック19
を待機する。そして、フック19は炊飯釜18の一対の
把手を吊り下げて、移送路25内を揚送する。炊飯釜1
9の移送方向については前記浸漬用走行路2とほぼ同様
でるため、詳細は省略する。走行路3を通過することに
よって、炊き上げ後の米飯が蒸らされ、炊飯釜19がス
プロケット31付近に到達すると、炊飯釜18底面がロ
ーラーコンベア32に当接されるとともに、フック19
が外れて、水平方向に移送され、出口コンベア33によ
り機外に排出される。
【0020】上記実施例では、浸漬用走行路2の形状を
水平方向の移送路12と垂直方向の移送路11とにより
L字を時計方向に90度回転させた形状となして、コン
パクト化を図る構成にしているが、浸漬用走行路2はこ
れに限定されるものではなく、炊飯加熱工程と蒸らし工
程とからなる炊飯装置に、浸漬工程を接続して一体化で
きる構成であればよい。
【0021】図4は、炊飯加熱工程と蒸らし工程とから
なる炊飯装置に、浸漬時間を変更することが可能な浸漬
装置を一体化して設けたものである。この炊飯装置は、
上述の実施例に比べて若干設置スペースが大きくなるも
のであるが、浸漬時間を変更する手段としては大きな効
果を発揮するものである。図4において、連続式炊飯装
置1は、箱型の浸漬用走行路2と、直線状の炊飯加熱用
走行路3と、L字を時計方向に180度回転させた形状
の蒸らし用走行路4と、炊飯加熱用走行路3及び蒸らし
用走行路4を囲む加熱室5とを、主要な構成としてい
る。前記浸漬用走行路2の機壁39内には、長尺の無端
状チェーンコンベア40が設けられ、該チェーンコンベ
ア40は、機壁39に軸支された大径の固定スプロケッ
ト41,42,43と、該スプロケット41,42の下
方に千鳥状に配置した可動スプロケット44,45と、
小径の固定スプロケット46,47と、小径の可動スプ
ロケット48,49とに蛇行状に架け渡されている。そ
して、前記チェーンコンベア40には、所定の間隔をお
いて炊飯釜18を懸架するため、前記同様のフック19
が取り付けられており、該フック19は、炊飯釜18の
一対の把手を吊り下げて、多数の炊飯釜18を浸漬用走
行路2内に移送できる構成となっている。
【0022】また、前記炊飯加熱用走行路3、蒸らし用
走行路4及び加熱室5の構成は、上述の実施例と構成が
同一であるので、説明は省略する。
【0023】以下、上記構成の作用を述べる。
【0024】まず初めに、炊飯しようとする米粒の品種
を図外の制御装置に入力すると、制御装置により浸漬工
程に要する時間が算出されるとともに、炊飯釜18の走
行距離が算出されて、大径の可動スプロケット44,4
5及び小径の可動スプロケット48,49の回動位置が
決定される。つまり、炊飯しようとする米粒の品種が例
えば短粒種の場合、制御装置により浸漬時間は約1時間
であると算出され、炊飯釜18の走行距離は短くてよい
と判定されるので、可動スプロケットは移動せずにチェ
ーンコンベア40が循環回動される。
【0025】また、炊飯しようとする米粒の品種が長粒
種の場合(図6参照)、浸漬時間は約2時間と算出さ
れ、炊飯釜18の走行距離は短粒種の約2倍にする必要
があるため、可動スプロケット44,45が図面左方向
の定位置まで移動される。更に、可動スプロケット4
8,49がそれぞれ機壁39の中央寄りの定位置に移動
される。これにより、チェーンコンベア40の全長は変
わらないのであるが、スプロケット48,49により緊
張されていたコンベア40が緩み、その緩んだ長さだけ
炊飯釜18を懸架する走行距離が増加することになる。
つまり、炊飯釜18は浸漬用走行路2内に滞留する時間
が長くなり、吸水に長時間かかる長粒種であっても十分
に吸水され、次工程の炊飯加熱走行路3において炊飯不
良を起こすことがなくなる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、走
行コンベアとガスバーナとから構成されて炊飯釜を移送
させつつ炊飯加熱する炊飯加熱用走行路と、該炊飯加熱
用走行路を経由して移送される炊飯釜のうちの炊き上げ
た米飯を前記ガスバーナの排熱を用いて蒸らすように一
部の走行路を水平方向に配置した蒸らし用走行路と、前
記炊飯加熱用走行路及び前記蒸らし用走行路の全部又は
一部を囲む加熱室とで構成された連続式炊飯装置におい
て、前記炊飯加熱用走行路の釜搬入部には、少なくとも
水平方向の移送路を有して循環回動する無端状コンベア
に、適量の洗米と水とを収容した多数の炊飯釜を懸架し
て、連続して移送しながら所定時間の浸漬を行う浸漬用
走行路を接続したので、炊飯設備における浸漬工程、炊
飯加熱工程及び蒸らし工程の各工程ごとに設けられた装
置を一体化することができ、また、単体の浸漬装置を別
に設けた場合に比べて、全体の設置スペースが小さくな
り、低コストとなった。
【0027】また、前記浸漬用走行路は、前記炊飯釜に
収容した洗米の浸漬時間を変更するため、該浸漬用走行
路に軸支した固定スプロケットと、該固定スプロケット
に対する軸間距離又は前記走行路の走行距離を変更する
可動スプロケットとを設けたので、米粒の品種により浸
漬時間を変更することが可能となったので、米粒の品種
により最適な炊飯ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連続式炊飯装置の一実施例を示す概略
縦断面図である。
【図2】図1のAーA線を破断した拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線を破断した拡大断面図である。
【図4】浸漬用走行路の別の実施例を示す概略縦断面図
である。
【図5】従来の炊飯装置を示す概略縦断面図である。
【図6】図4の浸漬用走行路の作用を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 連続式炊飯装置 2 浸漬用走行路 3 炊飯加熱用走行路 4 蒸らし用走行路 5 加熱室 6 フレーム 7 スプロケット 8 スプロケット 9 無端状コンベア 10 釜搬送装置 11 移送路 12 移送路 13 チェーンコンベア 14 上部スプロケット 15 上部スプロケット 16 中段スプロケット 17 下部スプロケット 18 炊飯釜 19 フック 20 ローラーコンベア 21 チェーンコンベア 22 ガスバーナ 23 釜搬入部 24 移し変え装置 25 移送路 26 移送路 27 チェーンコンベア 28 上部スプロケット 29 上部スプロケット 30 中段スプロケット 31 下部スプロケット 32 ローラーコンベア 33 出口コンベア 34 ストッパー 35 ストッパー 36 ダンパー 37 開口部 38 連通管 39 機壁 40 チェーンコンベア 41 固定スプロケット 42 固定スプロケット 43 固定スプロケット 44 可動スプロケット 45 可動スプロケット 46 固定スプロケット 47 固定スプロケット 48 可動スプロケット 49 可動スプロケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行コンベアとガスバーナとから構成さ
    れて炊飯釜を移送させつつ炊飯加熱する炊飯加熱用走行
    路と、該炊飯加熱用走行路を経由して移送される炊飯釜
    のうちの炊き上げた米飯を前記ガスバーナの排熱を用い
    て蒸らすように一部の走行路を水平方向に配置した蒸ら
    し用走行路と、前記炊飯加熱用走行路及び前記蒸らし用
    走行路の全部又は一部を囲む加熱室とで構成された連続
    式炊飯装置において、前記炊飯加熱用走行路の釜搬入部
    には、少なくとも水平方向の移送路を有して循環回動す
    る無端状コンベアに、適量の洗米と水とを収容した多数
    の炊飯釜を懸架して、連続して移送しながら所定時間の
    浸漬を行う浸漬用走行路を接続したことを特徴とする連
    続式炊飯装置。
  2. 【請求項2】 前記浸漬用走行路は、前記炊飯釜に収容
    した洗米の浸漬時間を変更するため、該浸漬用走行路に
    軸支した固定スプロケットと、該固定スプロケットに対
    する軸間距離又は前記走行路の走行距離を変更する可動
    スプロケットとを設けてなる請求項1記載の連続式炊飯
    装置。
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