JP4326748B2 - 部品装着方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、部品実装装置を使用して基板を生産する部品装着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は部品実装装置の一例を示すもので、XYロボット6によってX−Y方向に自在に移動し、複数の吸着ノズル2を搭載した装着ヘッド1により、部品供給カセット4から前記吸着ノズル2によって吸着保持した部品を生産品である基板3上に実装するように構成されている。この部品実装装置の動作は実装プログラムに基づいて制御され、前記動作の繰り返しにより生産する基板3上に多数の部品を実装する事が出来る。
【0003】
生産品3上に実装する部品の種類は様々であるため、前記吸着ノズル2は部品の種類に対応するものが使用される。装着ヘッド1は実装プログラムに設定された実装順の部品の種類に対応してノズル交換ステーション5に移動し、各吸着ノズル2が保持する部品に対応するものに交換する。この装着ヘッド1は部品供給カセット4上に移動して各吸着ノズル2で部品を吸着保持する。
【0004】
次に、装着ヘッド1は各吸着ノズル2を認識部7上に移動させ、保持した部品の吸着姿勢を認識させる。次いで、生産品3上に移動して指定された各実装位置に順次部品を実装する。部品の生産品4上への実装は、各部品毎に実装角度が設定されており、また、認識部7によって認識された吸着姿勢を補正するために、装着ヘッド1は各吸着ノズル2を回転駆動すると共に、所定位置への移動を補正する。
【0005】
上記実装装置における部品供給は、部品収納体例えば部品をテープに収納した部品テープを一つのみ取付け可能な部品供給カセット(以後、シングルカセットと示す)を搭載することを基準としているが、近年、限られたスペースでより多くの部品を供給するために、複数個の部品テープを搭載し複数個の部品の供給を可能にする複数列カセット(以後、ダブルカセットと示す)が使用され始めている。これにより部品供給へ搭載可能な部品テープの数を増やす事ができる。
【0006】
図8および図9は、シングルカセットの一例を示すものであり、図10および図11は複数の部品テープが同時に取り付け可能な部品供給カセットの内、部品テープを2つ同時に取り付け可能な部品供給カセットの一例を示すものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一つの部品テープを取付け可能なシングルカセットを、複数の部品テー
プが同時に取り付け可能なダブルカセットに変更することだけでは、生産品種変更による部品交換回数は変わらない為、複数の部品テープが同時に取り付け可能なダブルカセットの使用頻度が少ないという問題点を有していた。
本発明は上記の問題点を解決し、生産品種変更による部品交換回数を削減する部品装着方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の部品装着方法は、部品を収納した部品収納体を搭載しこの部品を供給する部品供給カセットを複数個設置し、前記部品供給カセットから供給される部品を基板に装着する部品装着装置に使用される部品装着方法であって、
前記部品供給カセットは、複数個の部品収納体を同時に搭載してそれぞれの部品収納体から部品を供給し、複数品種の基板を生産する際に、生産する基板の品種毎に必要な部品を、前記部品収納体のそれぞれに1種類づつ搭載し、
生産する基板の品種を切り替えても同一の部品供給カセットが供給する部品を使用することを特徴とする。
これにより、生産品種変更による部品交換回数を削減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の部品装着方法は、部品を収納した部品収納体を搭載しこの部品を供給する部品供給カセットを複数個設置し、前記部品供給カセットから供給される部品を基板に装着する部品装着装置に使用される部品装着方法であって、
前記部品供給カセットは、複数個の部品収納体を同時に搭載してそれぞれの部品収納体から部品を供給し、複数品種の基板を生産する際に、生産する基板の品種毎に必要な部品を、前記部品収納体のそれぞれに1種類づつ搭載し、
生産する基板の品種を切り替えても同一の部品供給カセットが供給する部品を使用することを特徴とする。
【0013】
以下、本発明の部品供給カセットの部品配置方法における実施の形態について、図1から図6を用いて説明する。なお、従来と同一機能のものには同一符号を示す。また、本発明を使用する部品実装装置は従来の技術で示した図7と同一のため説明を省く。
【0014】
(実施の形態1)
図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態の部品供給カセットの部品配置方法を示すものである。
図1において部品供給部10に複数個(図1においては8個)のダブルカセット9を配置する。生産品種イ及びロにそれぞれ必要な部品種類は図2に示す通りであり、それぞれの部品種類を図1に示す通りのダブルカセット9の位置に配置する。
【0015】
図1に示すように、生産品種イに必要な部品テープAからHをダブルカセットの左側であるL側に、生産品種ロに必要な部品種類である部品テープIからPを、右側であるR側に配置する。
【0016】
以上のように構成された部品配置について、以下その動作を説明する。図3はその動作を示すフローチャートである。基板の生産にあたって、予め設定されたプログラムに従って、装着ノズルはダブルカセットの左側に設置された生産品種イの部品であるAからHを取り出し、基板に装着することで生産品種イを生産する。その生産終了後、または適宜、引き続いて生産品種ロに生産を移行し、装着ノズルはダブルカセットの右側に設置された生産品種ロの部品であるIからPを取り出し、基板に装着することで生産品種ロを生産する。この際、生産品種イ若しくはロ以外の生産品種を生産する場合は、部品供給カセットを交換する。
【0017】
これにより生産品種イから生産品種ロへ生産品種を変更する際、部品供給カセットを交換する必要が無く、生産品種の切り替えができる。また、生産品種毎の部品テープの管理が大変簡単明瞭になり、部品切れが生じたりすることを未然に防ぎやすくなる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態の部品供給カセットの部品配置方法を示すものである。この部品供給カセットの部品配置方法について、図5に示す生産品種ハの例に基づいて説明する。
生産品種ハにおいて使用される部品カセットを図4に示すように、ダブルカセットの左側(L側)と右側(R側)に同じ種類の部品を配置し、L側を通常使用するマスター部品、R側をマスター部品が部品切れを起こしたときに使用するオルタネーション部品とする。
【0018】
以上のように構成された部品配置について、以下その動作を説明する。図6はその動作を示すフローチャートである。基板の生産にあたって、予め設定されたプログラムに従って、装着ノズルはダブルカセットのL側のマスター部品であるAからHを取り出し、基板に装着する。その際、マスター部品が部品切れを生じた場合、装着ノズルはダブルカセットの右側に設置されたオルタネーション部品を取り出し、基板に装着することで生産品種ハを生産し続ける。この際、R側の部品切れが生じた場合は、部品供給カセットを交換する。
【0019】
これにより生産品種ハの生産時の部品切れを未然に防ぐことができる。また、マスター部品とオルタネーション部品を同一の供給カセットに搭載しているため、大変容易に部品を管理することができる。
【0020】
なお、上記の説明では、部品収納体を、部品をテープに収納した部品テープとして説明したが、バラ部品を箱に収納して供給するバルク部品や、部品をスティックに収納したスティック部品であっても同様の効果を得ることができる。
【0021】
また、部品カセットに搭載できる部品収納体の数を2個として説明したが、3個以上でもよく、その場合は2個の場合に比し生産しうる基板の品種の数が増え、または部品切れの際に使用するオルタネーション部品数を増やすことができるので、より継続して生産することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明の部品装着方法によれば、前記部品供給カセットは、複数個の部品収納体を同時に搭載してそれぞれの部品収納体から部品を供給し、複数品種の基板を生産する際に、生産する基板の品種毎に必要な部品を、前記部品収納体のそれぞれに1種類づつ搭載し、生産する基板の品種を切り替えても同一の部品供給カセットが供給する部品を使用することにより、生産品種変更による部品交換回数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の一の実施の形態を示す説明図
【図2】図1の生産品種毎の使用部品種類の一例を示す図
【図3】図1の生産順序を示すフローチャート
【図4】発明の他の実施の形態を示す説明図
【図5】図4の生産品種の使用部品種類の一例を示す図
【図6】図4の生産順序を示すフローチャート
【図7】部品実装装置の一例を示す斜視図
【図8】シングルカセットの一例を示す斜視図
【図9】図8のシングルカセットと部品テープの配置を示す平面図
【図10】ダブルカセットの一例を示す斜視図
【図11】図10のダブルカセットと部品テープの配置を示す平面図
【符号の説明】
1.装着ヘッド
2.吸着ノズル(部品保持手段)
3.生産品
4.部品供給カセット
5.ノズル交換ステーション
6.XYテーブル
7.認識部
8.シングルカセット
9.ダブルカセット
10.部品供給部
11.部品テープ
Claims (1)
- 部品を収納した部品収納体を搭載しこの部品を供給する部品供給カセットを複数個設置し、前記部品供給カセットから供給される部品を基板に装着する部品装着装置に使用される部品装着方法であって、
前記部品供給カセットは、複数個の部品収納体を同時に搭載してそれぞれの部品収納体から部品を供給し、複数品種の基板を生産する際に、生産する基板の品種毎に必要な部品を、前記部品収納体のそれぞれに1種類づつ搭載し、
生産する基板の品種を切り替えても同一の部品供給カセットが供給する部品を使用する部品装着方法。
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