JP4325465B2 - 放射線透視撮影装置 - Google Patents

放射線透視撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4325465B2
JP4325465B2 JP2004104834A JP2004104834A JP4325465B2 JP 4325465 B2 JP4325465 B2 JP 4325465B2 JP 2004104834 A JP2004104834 A JP 2004104834A JP 2004104834 A JP2004104834 A JP 2004104834A JP 4325465 B2 JP4325465 B2 JP 4325465B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation
top plate
moving
ray
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004104834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005287660A (ja
Inventor
正雄 飯沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2004104834A priority Critical patent/JP4325465B2/ja
Publication of JP2005287660A publication Critical patent/JP2005287660A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4325465B2 publication Critical patent/JP4325465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

この発明は、放射線照射手段による被検体への放射線ビームの照射に伴って放射線像受像手段から出力される放射線検出信号に基づき放射線透視画像を取得する放射線透視撮影装置に係り、特に放射線照射手段と放射線像受像手段の放射線撮像位置を被検体の体側方向へ移動させるための技術に関する。
代表的な放射線透視撮影装置である従来のX線透視撮影装置は、図12に示すように、天板51に載置されている被検体Mにコーン状のX線ビームを照射するX線管52と、被検体Mからの透過X線像を天板51の反対側で受像して検出するイメージインテンシファイア等のX線像検出器53とを備え、X線管52によるX線ビームの照射に伴ってX線像検出器53から出力されるX線検出信号に基づきX線透視画像を取得する。
図12の従来のX線透視撮影装置の場合、天板51の長辺側近傍に立設されていると共にX線管52を先端から横向きに延びるアーム部材54を介して支持している支柱部材55が、天板長手方向に移動可能となっているのに加えて、X線像検出器53が天板長手方向に移動可能となっており、支柱部材55をX線管52ごと天板長手方向に移動させると同時にX線像検出器53を天板長手方向に移動させることにより、X線管52とX線像検出器53のX線撮像領域を天板長手方向に移動させられる。
被検体Mは体軸方向を天板長手方向に向けた状態で天板51に載置されているので、X線管52とX線像検出器53のX線撮像領域を天板長手方向に移動させることによって、天板51を止めたままで被検体Mを動かさずにX線撮像領域を被検体Mの体軸方向に移動させられることになる(例えば特許文献1参照。)。
特開2002−219118号公報(第3頁第4欄、および、図1)
しかしながら、上記従来のX線透視撮影装置は、被検体Mを動かさずにX線管1とX線像検出器2のX線撮像領域を被検体Mの体側方向へ移動させられないという問題がある。従来の装置では、天板51を被検体Mごと天板短手方向に移動させることでX線撮像領域を被検体Mの体側方向へ移動させることは可能である。しかし、X線撮像領域を天板短手方向に移動させる時の天板51の移動で被検体Mが動いてしまうので、被検体Mを動かさずにX線撮像領域を被検体Mの体側方向へ移動させることはできない。
近年、被検体Mにカテーテルを穿刺しておいてX線透視撮影をしながら治療を行なう(例えばIVRのような)施術手法では、被検体Mを動かさないでX線撮像領域を被検体Mの体側方向へ移動させられることが望まれるのである。
もちろん支柱部材55をX線管52ごと天板短手方向に移動させると同時に、X線像検出器53の天板短手方向に移動させれば、被検体Mを動かさずにX線撮像領域を被検体Mの体側方向へ移動させられることにはなるが、この場合、天板51の長辺側奥向きに元々出っ張っている支柱部材55が天板短手方向に移動することによって更に奥向きに大きく突出することになり、実質的に装置幅が拡大して装置のコンパクト性が損なわれてしまうという別の問題を招来する。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被検体を動かさずに装置のコンパクト性を損なわないかたちで放射線照射手段と放射線像検出手段の放射線撮像領域を被検体の体側方向へ移動させることができる放射線透視撮影装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明に係る放射線透視撮影装置は、天板に載置されている被検体にコーン状の放射線ビームを照射する放射線照射手段と、被検体の透過放射線像を天板の反対側で受像して検出する放射線像検出手段とを備え、放射線照射手段による放射線ビームの照射に伴って放射線像検出手段から出力される放射線検出信号に基づき放射線透視画像を取得する放射線透視撮影装置において、(A)天板の長辺側近傍に立設されていると共に放射線照射手段を先端から横向きに延びるアーム部材を介して支持している支柱部材と、(B)支柱部材を天板長手方向に移動させる支柱部材移動手段と、(C)アーム部材を支柱部材の中心軸を回転軸として回転させて放射線照射手段を天板と平行な面内で移動させるアーム部材回転手段と、(D)放射線ビームを放射線照射軸を回転軸として回転させる放射線ビーム回転手段と、(E)放射線像検出手段を天板長手方向と天板短手方向のそれぞれに移動させる放射線像検出系移動手段と、(F)放射線照射手段と放射線像検出手段の放射線撮像領域を天板長手方向に移動させる撮像領域長手方向移動と放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる撮像領域短手方向移動のいずれかを設定する移動方向設定手段と、(G)移動方向設定手段で撮像領域長手方向移動が設定された時には、支柱部材移動手段が支柱部材を天板長手方向に移動させると共に、放射線像検出系移動手段が放射線像検出手段を天板長手方向に移動させて、放射線撮像領域を天板長手方向に移動させる制御を行なう長手方向移動制御手段と、(H)移動方向設定手段で撮像領域短手方向移動が設定された時には、アーム部材回転手段がアーム部材を回転させるのに加えて、放射線ビーム回転手段が放射線ビームを放射線照射軸を回転軸として回転させてアーム部材の回転に伴う放射線ビームの周方向の向きのずれを回避し、支柱部材移動手段が支柱部材を天板長手方向に移動させてアーム部材の回転に伴う支柱部材の天板長手方向の位置のずれを回避することによって支柱部材を天板短手方向に移動させると共に、放射線像検出系移動手段が放射線像検出手段を天板短手方向に移動させて、放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる制御を行なう短手方向移動制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明の放射線透視撮影装置(以下、適宜「透視撮影装置」と略記)により被検体の放射線透視撮影をおこなう場合、放射線照射手段から天板に載置されている被検体にコーン状の放射線ビームを照射すると共に、放射線ビームの照射に伴って放射線像検出手段から出力される放射線検出信号に基づき放射線透視画像を取得する。
また、請求項1の発明の透視撮影装置において、放射線照射手段と放射線像検出手段の放射線撮像領域を天板長手方向に移動させる撮像領域長手方向移動をおこなう場合、移動方向設定手段で撮像領域長手方向移動を設定する。そうすると、長手方向移動制御手段が行なう制御にしたがって、支柱部材移動手段が支柱部材を天板長手方向に移動させると共に、放射線像検出系移動手段が放射線像検出手段を天板長手方向に移動させて放射線撮像領域を天板長手方向に移動させる。このように、X線撮像領域が天板長手方向に移動すると、被検体は体軸方向を天板の長手方向に向けた状態で天板に載置されているので、放射線撮像領域は被検体の体軸方向に移動することになる。
そして、請求項1の発明の透視撮影装置において、放射線照射手段と放射線像検出手段の放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる撮像領域短手方向移動をおこなう場合、移動方向設定手段で撮像領域短手方向移動を設定する。そうすると、短手方向移動制御手段が行なう制御にしたがって、アーム部材回転手段がアーム部材を回転させるのに加えて、放射線ビーム回転手段が放射線ビームを放射線照射軸を回転軸として回転させてアーム部材の回転に伴う放射線ビームの周方向の向きのずれを回避し、支柱部材移動手段が支柱部材を天板長手方向に移動させてアーム部材の回転に伴う支柱部材の天板長手方向の位置のずれを回避することによって支柱部材を天板短手方向に移動させると共に、放射線像検出系移動手段が放射線像検出手段を天板短手方向に移動させて、放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる。このように、X線撮像領域が天板短手方向に移動すると、被検体は体側方向を天板の短手方向に向けた状態で天板に載置されているので、放射線撮像領域は被検体の体側方向に移動することになる。
即ち、請求項1の発明の透視撮影装置の場合、放射線照射手段と放射線像検出手段の放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる撮像領域短手方向移動を移動方向設定手段で設定すると、短手方向移動制御手段が行なう制御にしたがって、アーム部材回転手段がアーム部材を回転させるのに加えて、アーム部材の回転に伴う放射線ビームの周方向の向きのずれを放射線ビーム回転手段が放射線ビームを放射線照射軸を回転軸として回転させて回避し、アーム部材の回転に伴う支柱部材の天板長手方向の位置のずれを支柱部材移動手段が支柱部材を天板長手方向に移動させて回避することによって支柱部材を天板短手方向に移動させると共に、放射線像検出系移動手段が放射線像検出手段を天板短手方向に移動させることで放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる構成を備えているので、装置のコンパクト性を損なう支柱部材の天板短手方向の移動も、被検体の動きを伴う天板の移動も必要とすることなく、放射線照射手段と放射線像検出手段の放射線撮像領域を被検体の体側方向に当たる天板短手方向に移動させることができる。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の放射線透視撮影装置において、アーム部材回転手段は、支柱部材をその中心軸を回転軸として回転させることでアーム部材の回転を行なうものである。
[作用・効果]請求項2の発明の透視撮影装置によれば、アーム部材自体の回転を要することなく、支柱部材をその中心軸を回転軸として回転させるだけで、放射線撮像領域を被検体の体側方向に移動させるのに必要なアーム部材の回転を行なうことができる。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の放射線透視撮影装置において、放射線照射手段が放射線ビームの周方向の向きを規定するコリメータ手段を前面に装備していて、放射線ビーム回転手段がコリメータ手段を放射線照射軸を回転軸として回転させることにより放射線ビームの回転を行なうものである。
[作用・効果]請求項3の発明の透視撮影装置によれば、放射線照射手段全体の回転を要することなく、放射線ビームの照射領域を規定するコリメータ手段を放射線照射軸を回転軸として回転させるだけで、放射線撮像領域を被検体の体側方向に移動させるのに必要な放射線ビームの回転を行なうことができる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の放射線透視撮影装置において、放射線像検出系移動手段に代えて、放射線像検出手段を第2のアーム部材を介して支柱部材で支持し、この第2のアーム部材を支柱部材の中心軸を回転軸として回転させることにより、放射線像検出手段を天板と平行な面内で放射線照射手段と対向した状態で移動可能にする構成を備えたものである。
[作用・効果]請求項4の発明の透視撮影装置によれば、放射線撮像領域を天板長手方向に移動させる場合には、支柱部材を天板長手方向に移動させることにより、放射線照射手段と放射線像検出手段とを対向させた状態で天板長手方向に移動させることができる。また、放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる場合には、放射線照射手段を支持するアーム部材と、放射線像検出手段を支持する第2のアーム部材とを同じ方向に同じ角度だけ回転させるとともに、支柱部材を天板長手方向に移動させて両アーム部材の回転に伴う支柱部材の天板長手方向の位置ずれを回避する。したがって、請求項4の発明によれば、放射線像検出手段を天板長手方向に移動させるための個別の駆動機構が不要になるので、装置構成を簡単にすることができる。
請求項5の発明は、請求項4に記載の放射線透視撮影装置において、放射線照射手段を支持するアーム部材と、放射線像検出手段を支持する第2のアーム部材とが、支柱部材にそれぞれ一体的に固定され、支柱部材をその中心軸を回転軸として回転させることで、両アーム部材を同期して回転させるものである。
[作用・効果]請求項5の発明の透視撮影装置によれば、支柱部材の天板長手方向の移動や回転に伴って、両アーム部材が同期して天板長手方向に移動し、また回転するので、
放射線像検出手段を天板長手方向に移動させるための個別の駆動機構が不要になるだけでなく、放射線検出手段を回転させる駆動機構も不要になるので、装置構成を一層簡単にすることができる。
この発明に係る放射線透視撮影装置の場合、放射線照射手段と放射線像検出手段の放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる撮像領域短手方向移動を移動方向設定手段で設定すると、短手方向移動制御手段が行なう制御にしたがって、アーム部材回転手段がアーム部材を回転させるのに加えて、アーム部材の回転に伴う放射線ビームの周方向の向きのずれを放射線ビーム回転手段が放射線ビームを放射線照射軸を回転軸として回転させて回避し、アーム部材の回転に伴う支柱部材の天板長手方向の位置のずれを支柱部材移動手段が支柱部材を天板長手方向に移動させて回避することによって支柱部材を天板短手方向に移動させると共に、放射線像検出系移動手段が放射線像検出手段を天板短手方向に移動させることで放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる構成を備えているので、装置のコンパクト性を損なう支柱部材の天板短手方向の移動も、被検体の動きを伴う天板の移動も必要とすることなく、放射線照射手段と放射線像検出手段の放射線撮像領域を被検体の体側方向に当たる天板短手方向に移動させることができる。
よって、この発明の放射線透視撮影装置によれば、被検体を動かさずに装置のコンパクト性を損なわないかたちで放射線照射手段と放射線像検出手段の放射線撮像領域を被検体の体側方向へ移動させることができる。
この発明の放射線透視撮影装置の実施例を図面を参照して説明する。図1は実施例に係る医用のX線透視撮影装置の全体構成を示すブロック図である。
実施例のX線透視撮影装置は、天板1に載置されている被検体Mにコーン状のX線ビームXAをX線照射制御部2Aのコントロールにしたがって照射するX線管2と、被検体Mの透過X線像を天板1の反対側で受像して検出するX線像検出器3とを備え、X線管2によるX線ビームXAの照射に伴ってX線像検出器3から出力されるX線検出信号に基づきX線像検出器3の後段の信号処理部4で行なわれる画像信号処理によってX線透視画像が取得されると共に、取得されたX線透視画像が表示モニタ5の画面に表示される。
なお、被検体Mの透過X線像を検出するX線像検出器3には、フラットパネル型X線センサ(FPD)やイメージインテンシファイアなどが使われる。
また、実施例装置の場合、図1に示すように、被検体Mは体軸方向を天板長手方向NAに向け、被検体Mの体側方向を天板短手方向NBに向けた状態で天板1に載置されるので、天板長手方向NAが被検体Mの体軸方向に当たり、天板短手方向NBが被検体Mの体側方向に当たる。
被検体Mを載置する天板1は枠体6の上に配置されており、X線管2およびX線像検出器3も枠体6の方に配置されている。枠体6は起倒動駆動部8の制御にしたがって起倒動するかたちで受台7に支持されている。したがって、枠体6が起倒動するのに連れて、天板1だけでなくX線管2およびX線像検出器3も被検体Mと共に起倒動する。
また、天板1の方も天板駆動部9の制御にしたがって、X線管2およびX線像検出器3は動かさずに天板1だけを枠体6の上で天板長手方向NAあるいは天板短手方向NBへ移動させることができる。天板1を天板長手方向NAあるいは天板短手方向NBへ移動させると天板1の移動に伴って被検体Mが動くので、X線管2とX線像検出器3のX線撮像領域RAが天板長手方向NAあるいは天板短手方向NBへ移動する。
そして、実施例のX線透視撮影装置は、天板1を停止させたままで被検体Mを動かさずに、X線管2とX線像検出器3のX線撮像領域RAを天板長手方向NAと天板短手方向NBのそれぞれに移動させられるので、以下、この点について説明する。
先ず実施例の装置は、天板1の長辺側近傍に天板1に対し垂直となる向きに起立した状態で立設されていると共にX線管2を先端から横向きに延びるアーム部材11を介して支持している支柱部材10と、支柱部材10を天板長手方向NAに移動させる支柱部材移動機構12と、アーム部材11を支柱部材10の中心軸PAを回転軸として回転させてX線管2を天板1と平行な面内で移動させるアーム部材回転機構13と、X線ビームXAをX線照射軸PBを回転軸として回転させるX線ビーム回転機構14とを備えている。
支柱部材移動機構12の具体的な構成は次の通りである。支柱部材移動機構12は、図2に示すように、支柱部材10が立設されているベース部材15における天板側の側面に設けられている2個の係止用凹溝12A,12BとACサーボモータ12CとACサーボモータ12Cの回転に伴って回転するピニオン12Dを具備しているのに加え、枠体6における支柱部材側の側面に長手方向へ続くかたちで設けられた2本のレール部12E,12Fおよびラック12Gを具備していて、係止用凹溝12A,12Bがレール部12E,12Fに抜けないかたちで係合していると共にピニオン12Dとラック12Gとが噛み合わされることで構成されている。
支柱部材移動機構12によって支柱部材10を天板長手方向NAに移動させる場合、ACサーボモータ12Cを回転させる。ACサーボモータ12Cの回転によりピニオン12Dが回転してレール部12E,12Fに案内されながらラック12Gに沿ってベース部材15を引き連れるかたちで移動すると同時に、図3に示すように、ベース部材15に固定されている支柱部材10もアーム部材11およびX線管2ごと天板長手方向NAに移動する。なお、ACサーボモータ12Cを逆に回転させると、支柱部材10の移動方向が反対になる。
アーム部材回転機構13の具体的な構成は次の通りである。アーム部材回転機構13の場合、支柱部材10をその中心軸PAを回転軸として回転させることでアーム部材11を支柱部材10の中心軸PAを回転軸として回転させる構成となっている。即ち、アーム部材回転機構13は、図2および図4に示すように、ベース部材15の表面側に開口している柱立用縦孔13Aと、支柱部材10を円滑に回転させる為のベアリング部材13Bと、ACサーボモータ13Cと、ACサーボモータ13Cで回転させる駆動ギヤ13Dとを具備しているのに加えて、支柱部材10と同軸で支柱部材10に外挿固定されている従動ギヤ13Eを具備していて、柱立用縦孔13Aに支柱部材10の根元を嵌め込んで支柱部材10を直立状態でベース部材15に立設すると共に、駆動ギヤ13Dと従動ギヤ13Eを噛み合わせることで構成されている。
アーム部材回転機構13によってアーム部材11を支柱部材10の中心軸PAを回転軸として回転させる場合、ACサーボモータ13Cを回転させる。ACサーボモータ13Cの回転で駆動ギヤ13Dが回転し、さらに駆動ギヤ13Dと噛み合っている従動ギヤ13Eが回転するのに伴って、従動ギヤ13に同軸で固定されている支柱部材10はその中心軸PAを回転軸として回転する。そして、支柱部材10がその中心軸PAを回転軸として回転すると、図5に示すように、支柱部材10の先端に横向きに固定されているアーム部材11が支柱部材10の中心軸PAを回転軸として回転する。なお、ACサーボモータ13Cを逆に回転させると、アーム部材11の回転方向が反対となる。
このように、アーム部材回転機構13の場合、アーム部材11は回転させないで、支柱部材10をその中心軸PAを回転軸として回転させるだけで、アーム部材11の回転が行なえることになる。
X線ビーム回転機構14の具体的な構成は次の通りである。X線ビーム回転機構14の場合、図6に示すように、X線管2がX線ビームXAの周方向の向きを規定するコリメータ部16を装備していて、X線ビーム回転機構14がコリメータ部16をX線照射軸PBを回転軸として回転させることによりX線ビームXA(正確には、X線ビームの照射野)をX線照射軸PBを回転軸として回転させる構成となっている。即ち、X線ビーム回転機構14は、X線管2の前面端に形成された外向きフランジ14Aと、X線管2の側に固定されたACサーボモータ14Bと、ACサーボモータ14Bの回転により回転する駆動ギヤ14Cを具備するのに加えて、内向きフランジ14Dを後端縁に形成されていると共に後端縁にコリメータ部16が固定されている従動ギヤ14Eを具備していて、従動ギヤ14Eの内向きフランジ14Dを外向きフランジ14Aに係止させると共に従動ギヤ14Eの回転中心をX線照射軸PBに合致した状態で従動ギヤ14Eを配置することで構成されている。
X線ビーム回転機構14によってX線ビームXAをX線照射軸PBを回転軸として回転させる場合、ACサーボモータ14Bを回転させる。ACサーボモータ14Bの回転で駆動ギヤ14Cが回転し、さらに駆動ギヤ14Cと噛み合っている従動ギヤ14Eが回転するのに伴って、従動ギヤ14Eに同軸で固定されているコリメータ部16が、図7に示すように、X線照射軸PBを回転軸として回転する。そして、コリメータ部16がX線照射軸PBが回転するに連れてX線ビームXAの周方向の向きが、コリメータ部16が回転した角度βだけ変化する。なお、ACサーボモータ14Bを逆に回転させると、X線ビームXAの周方向の向きの変化の方向が反対になる。
このように、実施例装置のX線ビーム回転機構14の場合、X線管2全体を回転させずとも、コリメータ部16を回転させるだけで、X線ビームXA(X線ビームの照射野)の回転が行なえる。
また、実施例の装置は、X線像検出器3を天板長手方向NAと天板短手方向NBのそれぞれに移動させるX線像検出系移動機構17を枠体6の内側に備えている。X線像検出系移動機構17の具体的構成は次の通りである。このX線像検出系移動機構17は、図8に示すように、X線像検出器3を天板短手方向NBに移動させる短手方向移動用部18とX線像検出器3を天板長手方向NAに移動させる長手方向移動用部19とからなる。
短手方向移動用部18の方は、X線像検出器3が載せられる載置台18Aと、長さ方向を天板短手方向NBに向けて載置台18Aに配置されているネジ棒18Bと、ネジ棒18Bを回転させるACサーボモータ18Cと、天板短手方向NBに向けて続くガイド部材18Dを具備するのに加え、図で見てX線像検出器3の左辺側上端から左向きに突き出すかたちでX線像検出器3に付設されている係合用ネジ部18Eを具備していて、X線像検出器3の右側面をガイド部材18Dに当てた状態でネジ棒18Bと係合用ネジ部18Eをネジ結合することで構成されている。
短手方向移動用部18によってX線像検出器3を天板短手方向NBに移動させる場合、ACサーボモータ18Cを回転させる。ACサーボモータ18Cの回転でネジ棒18Bが回転して係合用ネジ部18Eがネジ棒18Bに沿って移動するのに伴って、X線像検出器3が係合用ネジ部18Eに引き連れられるかたちでガイド部材18Dに摺接しながら天板短手方向NBに移動する。ACサーボモータ18Cを逆に回転させると、X線像検出器3の移動方向が反対になる。
長手方向移動用部19の方は、長さ方向を天板長手方向NAに向けて枠体6に配置されているネジ棒19Aと、ネジ棒19Aを回転させるACサーボモータ19Bと、天板長手方向NAに向けて続くガイド部材19Cを具備するのに加え、図8で見て載置台18Aの上辺側左端から上向きに突き出すかたちで載置台18Aに付設されている係合用ネジ部19Dを具備していて、載置台18Aの下側面をガイド部材19Cに当てた状態でネジ棒19Aと係合用ネジ部19Dをネジ結合することで構成されている。
長手方向移動用部19によってX線像検出器3を天板長手方向NAに移動させる場合、ACサーボモータ19Bを回転させる。ACサーボモータ19Bの回転でネジ棒19Aが回転して係合用ネジ部19Dがネジ棒19Aに沿って移動するのに伴って、X線像検出器3が係合用ネジ部19Dに引き連れられるかたちでガイド部材19Cに摺接しながら天板長手方向NAに移動する。ACサーボモータ19Bを逆に回転させると、X線像検出器3の移動方向が反対になる。
さらに、実施例のX線透視撮影装置は、図1に示すように、X線管2とX線像検出器3 のX線撮像領域RAを天板長手方向NAに移動させる撮像領域長手方向移動とX線撮像領域RAを天板短手方向NBに移動させる撮像領域短手方向移動のいずれかを設定する移動方向設定部20と、移動方向設定部20により撮像領域長手方向移動が設定された時にはX線撮像領域RAを天板長手方向NAに移動させる制御を行なう長手方向移動制御部21と、移動方向設定部21により撮像領域短手方向移動が設定された時にはX線撮像領域RAを天板短手方向NBに移動させる制御を行なう短手方向移動制御部22とを備えている。
移動方向設定部20の場合、オペレータが操作卓23により撮像領域長手方向移動と撮像領域短手方向移動のどちらかを選択して指定すると、移動方向設定部20では撮像領域長手方向移動と撮像領域短手方向移動のうちの指定された方が設定される。そして、移動方向設定部20で撮像領域長手方向移動が設定された時には長手方向移動制御部21が撮像領域長手方向移動の制御を開始し、移動方向設定部20で撮像領域短手方向移動が設定された時には短手方向移動制御部22が撮像領域短手方向移動の制御を開始する。
即ち、撮像領域長手方向移動が設定された時には長手方向移動制御部21による制御にしたがって、支柱部材移動機構12が支柱部材10を天板長手方向NAに移動させると共にX線像検出系移動機構17における長手方向移動用部19の方がX線像検出器3を天板長手方向NAに移動させて、図9に示すように、X線撮像領域RAを天板長手方向NAに移動させる。
また、撮像領域短手方向移動が設定された時には短手方向移動制御部22による制御にしたがって、アーム部材回転機構13がアーム部材11を回転させるのに加えて、X線ビーム回転機構14がX線ビームXAをX線照射軸PBを回転軸として回転させてアーム部材11の回転に伴うX線ビームXAの周方向の向きのずれを回避し、支柱部材移動機構12が支柱部材10を天板長手方向NAに移動させてアーム部材11の回転に伴う支柱部材10の天板長手方向NAの位置のずれを回避することによって支柱部材10を天板短手方向NBに移動させると同時に、X線像検出系移動機構17における短手方向移動用部18がX線像検出器3を天板短手方向NBに移動させて、図10に示すように、X線撮像領域RAを天板短手方向NBに移動させる。
撮像領域短手方向移動の場合、図4に示すアーム部材回転機構13が、図5に示すように、アーム部材11を角度αだけ回転すると、X線ビームXAの周方向の向きを規定するコリメータ部16も角度αだけ周方向に回転するので、そのままでは角度αだけX線ビームXAの周方向の向きのずれが生じる。そこで、図6に示すX線ビーム回転機構14がコリメータ部16を角度αと同じ角度だけアーム部材11の回転方向とは反対の方向に回転させてX線ビームXAの周方向の向きのずれを回避する。
また、図5に示すように、アーム部材11が角度αだけ回転すると、X線撮像領域RAが天板短手方向NBへ距離dBの移動をおこなうが、X線撮像領域RAは天板長手方向NAにも距離dAの移動を行なうので、そのままでは支柱部材10に天板長手方向NAの距離dAに相当する位置のずれが生じる。そこで、図2に示す支柱部材移動機構12が天板長手方向NAの距離dAに相当する分だけ支柱部材10を天板長手方向NAに反対方向に移動させて、アーム部材11の回転によって支柱部材10の天板長手方向NAの位置のずれが生じるのを回避する。
すなわち、実施例の装置においては、X線ビームXAの周方向の向きのずれと支柱部材10の天板長手方向NAの位置のずれを回避することによって、図10に示すように、X線撮像領域RAを天板短手方向NBに適正に移動させることができる。
なお、ホストコンピュータ24は、X線照射制御部2A、信号処理部4、起倒動駆動部8、天板駆動部9、移動方向設定部20、長手方向移動制御部21、短手方向移動制御部22などへ操作卓23による入力操作や撮影の進行状況に応じてデータや指令信号を適時送出することにより、装置全体の動きを司る役割を果たす。
以上に述べたように、実施例装置の場合、X線管2とX線像検出器3のX線撮像領域RAを天板短手方向NBに移動させる撮像領域短手方向移動を移動方向設定部20で設定すると、短手方向移動制御部22が行なう制御にしたがって、アーム部材回転機構13がアーム部材11を支柱部材10の中心軸PAを回転軸として回転させるのに加えて、X線ビーム回転機構14がX線ビームXAをX線照射軸PBを回転軸として回転させてアーム部材11の回転に伴うX線ビームXAの周方向の向きのずれを回避し、支柱部材移動機構12が支柱部材10を天板長手方向NAに移動させてアーム部材11の回転に伴う支柱部材10の天板長手方向NAの位置のずれを回避することによって支柱部材10を天板短手方向NBに移動させると共に、X線像検出系移動機構17がX線像検出器3を天板短手方向NBに移動させてX線撮像領域RAを天板短手方向NBに移動させる構成を備えているので、装置のコンパクト性を損なう支柱部材10の天板短手方向NBの移動も、被検体Mの動きを伴う天板1の移動も必要とすることなく、X線管2とX線像検出器3のX線撮像領域RAを被検体Mの体側方向に当たる天板短手方向NBに移動させることができる。
よって、実施例のX線透視撮影装置によれば、被検体Mを動かさずに装置のコンパクト性を損なわないかたちでX線管2とX線像検出器3のX線撮像領域RAを被検体Mの体側方向に移動させることができる。
上述した実施例1の装置では、図8に示したように、短手方向移動用部18および長手方向移動用部19を用いてX線像検出器3を天板短手方向NBと天板長手方向NAにそれぞれ移動させた。これに対して実施例2の装置では、図11に示すように、X線管2と同様にX線像検出器3を、水平に延びる第2のアーム部材31を介して支柱部材10に取り付けている。このように構成すれば、実施例1と同様に、支柱部材10を回転させるとともに天板長手方向に移動させることにより、X線管2とX線像検出器3とを対向させた状態で天板短手方向に移動させることができる。もちろん支柱部材10を天板長手方向に移動させることにより、X線管2とX線像検出器3とを対向させた状態で天板長手方向にも移動させることができる。
アーム部材11の場合と同様に、第2のアーム部材31を回転駆動させる駆動機構を個別に設けてもよいが、両アーム部材11、31を支柱部材10に一体的に固定することにより、支柱部材10をその中心軸を回転軸として回転させることで、両アーム部材11、31を同期して回転させることができるので、装置構成を簡単にすることができる。
なお、支柱部材10とともにアーム部材31が回転することにより、X線像検出器3が回転変位する。そこでアーム部材31の回転方向とは逆方向に同じ角度だけX線検出器3を回転変位させる機構を備えれば、X線像検出器3を同じ姿勢で天板短手方向に移動させることができるので、透過X線像がX線像検出器3に対して相対的に回転変位することを防止できる。このような透過X線像とX線像検出器3との相対的な回転変位は、画像処理によって補正することも可能であるので、画像処理による場合はX線像検出器3を回転変位させる機構を備えなくてもよい。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)実施例装置の場合、支柱部材10を回転させることでアーム部材11を支柱部材10の中心軸PAを回転軸として回転させる構成であったが、支柱部材10は回転させずにアーム部材11自身を直接支柱部材10の中心軸PAを回転軸として回転させる他は実施例と同一の構成である装置が、変形例として挙げられる。
(2)実施例装置の場合、コリメータ部16を回転させることでX線ビームXAをX線照射軸PBを回転軸として回転させる構成であったが、コリメータ部16は回転させずにX線管2を回転させることによりでX線ビームXAをX線照射軸PBを回転軸として回転させる他は実施例と同一の構成である装置が、変形例として挙げられる。
(3)実施例装置は、放射線としてX線を用いる装置であったが、この発明は、X線以外の放射線を用いる装置にも適用できる。
実施例1のX線透視撮影装置の全体構成を示すブロック図である。 実施例装置の支柱部材移動機構の構成を示す側面図である。 実施例装置の支柱部材の天板長手方向への移動状況を示す平面図である。 実施例装置のアーム部材回転機構の構成を一部を破断して示す平面図である。 実施例装置のアーム部材の回転状況を示す平面図である。 実施例装置のX線ビーム回転機構の構成を示す側面図である。 実施例装置のX線ビームの回転状況を示す模式図である。 実施例装置のX線像検出系移動機構の構成を示す平面図である。 実施例装置におけるX線撮像領域の天板長手方向への移動状況を示す平面図である。 実施例装置におけるX線撮像領域の天板短手方向への移動状況を示す平面図である。 実施例2に係る装置の概略構成を示す図である。 従来のX線透視撮影装置の要部構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 … 天板
2 … X線管(放射線照射手段)
3 … X線像検出器(放射線像検出手段)
10 … 支柱部材
11 … アーム部材
12 … 支柱部材移動機構(支柱部材移動手段)
13 … アーム部材回転機構(アーム部材回転手段)
14 … X線ビーム回転機構(放射線ビーム回転手段)
16 … コリメータ部(コリメータ手段)
17 … X線像検出系移動機構(放射線像検出系移動手段)
20 … 移動方向設定部(移動方向設定手段)
21 … 長手方向移動制御部(長手方向移動制御手段)
22 … 短手方向移動制御部(短手方向移動制御手段)
M … 被検体
NA … 天板長手方向
NB … 天板短手方向
PA …(支柱部材の)中心軸
PB … X線照射軸(放射線照射軸)
RA … X線撮像領域(放射線撮像領域)
XA … X線ビーム(放射線ビーム)

Claims (5)

  1. 天板に載置されている被検体にコーン状の放射線ビームを照射する放射線照射手段と、被検体の透過放射線像を天板の反対側で受像して検出する放射線像検出手段とを備え、放射線照射手段による放射線ビームの照射に伴って放射線像検出手段から出力される放射線検出信号に基づき放射線透視画像を取得する放射線透視撮影装置において、(A)天板の長辺側近傍に立設されていると共に放射線照射手段を先端から横向きに延びるアーム部材を介して支持している支柱部材と、(B)支柱部材を天板長手方向に移動させる支柱部材移動手段と、(C)アーム部材を支柱部材の中心軸を回転軸として回転させて放射線照射手段を天板と平行な面内で移動させるアーム部材回転手段と、(D)放射線ビームを放射線照射軸を回転軸として回転させる放射線ビーム回転手段と、(E)放射線像検出手段を天板長手方向と天板短手方向のそれぞれに移動させる放射線像検出系移動手段と、(F)放射線照射手段と放射線像検出手段の放射線撮像領域を天板長手方向に移動させる撮像領域長手方向移動と放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる撮像領域短手方向移動のいずれかを設定する移動方向設定手段と、(G)移動方向設定手段で撮像領域長手方向移動が設定された時には、支柱部材移動手段が支柱部材を天板長手方向に移動させると共に、放射線像検出系移動手段が放射線像検出手段を天板長手方向に移動させて、放射線撮像領域を天板長手方向に移動させる制御を行なう長手方向移動制御手段と、(H)移動方向設定手段で撮像領域短手方向移動が設定された時には、アーム部材回転手段がアーム部材を回転させるのに加えて、放射線ビーム回転手段が放射線ビームを放射線照射軸を回転軸として回転させてアーム部材の回転に伴う放射線ビームの周方向の向きのずれを回避し、支柱部材移動手段が支柱部材を天板長手方向に移動させてアーム部材の回転に伴う支柱部材の天板長手方向の位置のずれを回避することによって支柱部材を天板短手方向に移動させると共に、放射線像検出系移動手段が放射線像検出手段を天板短手方向に移動させて、放射線撮像領域を天板短手方向に移動させる制御を行なう短手方向移動制御手段とを備えていることを特徴とする放射線透視撮影装置。
  2. 請求項1に記載の放射線透視撮影装置において、アーム部材回転手段は、支柱部材をその中心軸を回転軸として回転させることでアーム部材の回転を行なう放射線透視撮影装置。
  3. 請求項1または2に記載の放射線透視撮影装置において、放射線照射手段が放射線ビームの周方向の向きを規定するコリメータ手段を前面に装備していて、放射線ビーム回転手段がコリメータ手段を放射線照射軸を回転軸として回転させることにより放射線ビームの回転を行なう放射線透視撮影装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の放射線透視撮影装置において、放射線像検出系移動手段に代えて、放射線像検出手段を第2のアーム部材を介して支柱部材で支持し、この第2のアーム部材を支柱部材の中心軸を回転軸として回転させることにより、放射線像検出手段を天板と平行な面内で放射線照射手段と対向した状態で移動可能にする構成を備える放射線透視撮影装置。
  5. 請求項4に記載の放射線透視撮影装置において、放射線照射手段を支持するアーム部材と、放射線像検出手段を支持する第2のアーム部材とが、支柱部材にそれぞれ一体的に固定され、支柱部材をその中心軸を回転軸として回転させることで、両アーム部材を同期して回転させる放射線透視撮影装置。
JP2004104834A 2004-03-31 2004-03-31 放射線透視撮影装置 Expired - Lifetime JP4325465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004104834A JP4325465B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 放射線透視撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004104834A JP4325465B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 放射線透視撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005287660A JP2005287660A (ja) 2005-10-20
JP4325465B2 true JP4325465B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=35321276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004104834A Expired - Lifetime JP4325465B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 放射線透視撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4325465B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215807A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Shimadzu Corp 医用x線診断装置
JP2009195581A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Hitachi Medical Corp X線透視撮影装置およびこれを用いたx線透視撮影システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005287660A (ja) 2005-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2210559A1 (en) X-ray ct imaging device
JP2010082431A (ja) X線画像診断装置及びx線装置
JP2776275B2 (ja) X線透視撮影装置
JPS5816227A (ja) X線撮影装置
JP4325465B2 (ja) 放射線透視撮影装置
JP2002263094A (ja) X線透視撮影装置
JPH08112272A (ja) 2方向x線透視撮影装置
US7677797B2 (en) X-ray imaging stand and X-ray imaging apparatus
JP7458943B2 (ja) X線透視撮影装置
JP2003334186A (ja) X線診断装置
JP2004121604A (ja) X線診断装置
JP2005329033A (ja) X線診断装置
JP5091506B2 (ja) X線診断装置
JP4360266B2 (ja) 放射線診断装置
JP2008029417A (ja) X線透視撮影装置
JPH09117443A (ja) X線診断装置
JP2003289475A (ja) X線診断装置、及び表示装置
JP2006025942A (ja) X線透視撮影装置
JP2017018402A (ja) 撮影台
US20210137475A1 (en) Radiographic imaging apparatus
WO2020100250A1 (ja) X線撮影装置およびx線画像の表示角度調整方法
JP6380087B2 (ja) モニター装置
JP2002112987A (ja) X線診断装置
JP2017153671A (ja) X線透視撮影装置
JP6250933B2 (ja) X線透視撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090601

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4325465

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140619

Year of fee payment: 5