JP2003289475A - X線診断装置、及び表示装置 - Google Patents

X線診断装置、及び表示装置

Info

Publication number
JP2003289475A
JP2003289475A JP2003007263A JP2003007263A JP2003289475A JP 2003289475 A JP2003289475 A JP 2003289475A JP 2003007263 A JP2003007263 A JP 2003007263A JP 2003007263 A JP2003007263 A JP 2003007263A JP 2003289475 A JP2003289475 A JP 2003289475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitor
monitors
display device
switching
ray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003007263A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakaniwa
浩 坂庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003007263A priority Critical patent/JP2003289475A/ja
Publication of JP2003289475A publication Critical patent/JP2003289475A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置に具備される複数のモニタの何れか
の配置を切り換えることで、不使用となるモニタを使用
されるモニタの背後へ格納して、その占有面積を必要最
小限に抑えることを可能にするX線診断装置、及び表示
装置を提供する。 【解決手段】 撮影手段の“シングルプレーン”状態及
び“バイプレーン”状態の切り換えに応じて、表示装置
11に備えられたモニタ110a〜110dの配置切り
換えを行う。モニタ110a〜110dの配置は、上列
及び下列のモニタ110a〜110dを並列に配置した
“バイプレーン”状態における形態と、上列のモニタ1
10c、110dを下列のモニタ110a、110bの
背後へ格納した“シングルプレーン”状態における形態
とで切り換えられ、この切り換えは、リンク機構111
に設けられた駆動手段111cの伸縮動作によって行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1系統
の撮影手段と、この撮影手段により得られたX線画像を
表示する複数のモニタを具備する表示装置とを備えるX
線診断装置、及び、その表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、X線診断装置においては、検査や
治療の用途の多様化により、複数のモニタを具備する表
示装置を備えることが必要とされている。例えば、特開
平8−52131号公報に開示される、X線診断装置及
びX線CT装置からなる医用画像検査システムにおいて
は、表示装置は、垂直方向に二列(表示パネルを含める
と、垂直方向に三列)、水平方向に二台のモニタを具備
している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】同様に、例えば、特開平9−220218
号公報に開示されるX線診断装置においては、表示装置
は、垂直方向に二列(表示パネルを含めると、垂直方向
に三列)、水平方向に二台のモニタを具備している(例
えば、特許文献2参照)。因みに、当該X線診断装置
は、撮影手段を二系統備える、所謂“バイプレーン”と
称されるものとなっており、しかも、撮影手段を二系統
使用する“バイプレーン”状態と、撮影手段を一系統の
み使用する“シングルプレーン”状態との切り換えを行
うことが可能に構成されている。
【0004】この他、撮影手段を一系統のみ備える、所
謂“シングルプレーン”のX線診断装置においても、表
示装置は、複数のモニタの具備している。これは、術者
が検査や治療を行うに際して、X線画像をそのまま表示
するためのモニタと、そのX線画像に関して所定の画像
処理を行ったものを表示するためのモニタとが必要にな
るからである。
【0005】ところで、このような表示装置に利用され
るモニタとしては、これまでCRT(Cathode
Ray tube)が一般的であったが、最近では、よ
り薄型であるLCD(Liquid Crystal
Display)の適用が図られている。これにより、
表示装置においては、その奥行方向のスペース効率を格
段に向上させることができる。
【0006】
【特許文献1】特開平8−52131号公報 (段落
〔0009〕、第1図)
【特許文献2】特開平9−220218号公報 (段落
〔0015〕、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
表示装置においては、術者が複数のモニタ画面を同時に
参照することを可能とするために、これらモニタ画面
は、並列に配置されている。従って、モニタ画面を並列
に配置した方向の面積は、非常に大きなものであり、装
置全体に占めるモニタ画面の並列配置方向の占有面積は
非常に大きい。
【0008】よって、このような非常に大きなモニタの
占有面積に起因して、様々な不都合が生じている。
【0009】例えば、表示装置が位置する空間部におい
ては、モニタの占有面積が大きいことから、術者の作業
エリアは、非常に狭い範囲に限られてしまっている。つ
まり、術者がX線診断装置の周囲を移動する際の障害物
となり、その自由度を制限されてしまう。また、術者の
視界を遮る障害物ともなり、その結果として、術者が被
検体(以下、被検者と称する)の様態を把握しにくい状
況を生んでしまう。
【0010】また、表示装置は、手技によっては、被検
者の上空を通って移動させる場合があるが、この際に、
表示装置と被検者とが接触しないように移動を行うこと
は、モニタの占有面積が大きいことから、術者や介添え
者にとって、非常に大きな負担となっている。
【0011】さらに、表示装置を最適な高さに調整しよ
うとする場合には、モニタの占有面積が大きいことか
ら、その調整を適切に行うことは殆ど不可能となってい
る。これは、表示装置において、モニタが垂直方向に関
して複数列に配置されるために、その調整範囲が狭めら
れていることに因る。
【0012】さらに、このような不都合は、“シングル
プレーン”のX線診断装置においても当然起こり得る
が、“バイプレーン”のX線診断装置において特に顕著
となっている。これは、撮影手段の系統数の増加に応じ
て、表示装置に具備されるモニタの数が増加することに
因る。
【0013】このようなモニタの占有面積を原因とする
様々な不都合を軽減するためには、モニタの占有面積を
必要最小限に抑えることが特に重要となる。
【0014】そこで、モニタの表示画面の大きさを小さ
くすることで、これらモニタによる占有面積を小さくす
ることが考えられるが、術者がこれらモニタの表示画面
を参照することで診断や検査を行うといった本来の使用
目的からすれば、このようにモニタの表示画面の大きさ
を小さくするということは、術者の判断の正確性を低下
させることに繋がり適切ではない。
【0015】なぜなら、術者は、モニタ画面の表示画像
を見て診断や検査における作業を行うため、表示画面の
大きさは作業する上で重要であり、術者の判断の正確性
を確保するためには、術者が確認するのに十分な表示画
面の大きさが必要だからである。
【0016】従って、例え、CRTからLCDモニタに
変えて、奥行方向のスペース効率を向上させたとして
も、術者の判断の正確性を確保するには、結局、CRT
と同等の表示画面の大きさが必要であり、表示画面自体
の大きさを小さくすることはできないため、結果として
モニタ画面の並列に配置した方向の占有面積は小さくす
ることはできない。
【0017】さらに、“バイプレーン”状態と“シング
ルプレーン”状態との切り換えを行うことが可能に構成
された“バイプレーン”のX線診断装置に関しては、
“バイプレーン”状態から“シングルプレーン”状態へ
の切り換えに際して、表示装置のモニタの内、一部のも
のが不使用となるにも関わらず、依然として、全てのモ
ニタの表示画面を並列に配置している。つまり、必要な
モニタと不使用のモニタとが区別されずに表示装置上に
並列的に並べられた状態で使用していることになり、モ
ニタ配置におけるスペース効率の観点において効率の非
常に悪い状況になっている。
【0018】また、“シングルプレーン”のX線診断装
置に関しては、検査や治療の内容によっては、表示装置
のモニタの内、一部のものだけを使用することで十分な
診断を行うことができる場合があるにも関わらず、依然
として、全てのモニタを並列的に配置しているために、
上記と同様に、モニタ配置におけるスペース効率の観点
において効率の非常に悪い状況になっている。
【0019】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、表示装置に具備され
る複数のモニタの内、モニタ自体の配置を切り換えるこ
とで、モニタの並列配置による占有面積を必要最小限に
抑えることを可能にするX線診断装置、及び表示装置を
提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、被検体に対してX線を曝射
するX線管と前記被検体より透過してきたX線を検出す
る検出器とを有し、前記被検体に関するX線画像データ
を取得する少なくとも1つの撮影手段と、前記撮影手段
により取得された前記被検体に関するX線画像データに
基づくX線画像を表示する複数のモニタを備える表示手
段と、前記複数のモニタの何れかの配置を切り換える切
換手段と、を含むことを特徴とする。
【0021】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載のX線診断装置であって、前記表示手段は、前記複
数のモニタの表示面を並列に配置するものであって、前
記切換手段は、前記複数のモニタの内、不使用となるモ
ニタが使用されるモニタの背後に位置するように、前記
不使用となるモニタ、又は、前記使用されるモニタの少
なくとも一方の配置を切り換えることを特徴とする。
【0022】また、請求項3記載の発明は、請求項2に
記載のX線診断装置であって、前記撮影手段の使用数を
検知する検知手段をさらに備え、前記切換手段は、前記
検知手段による検知結果に基づいて、前記不使用となる
モニタと前記使用されるモニタとを判断することを特徴
とする。
【0023】また、請求項4記載の発明は、請求項2又
は請求項3に記載のX線診断装置であって、前記切換手
段は、前記不使用となるモニタを前記使用されるモニタ
の背後に移動させるリンク機構を備えることを特徴とす
る。
【0024】また、請求項5記載の発明は、請求項2又
は請求項3に記載のX線診断装置であって、前記切換手
段は、前記不使用となるモニタを前記使用されるモニタ
の背後に平行移動させるスライド機構を備えることを特
徴とする。
【0025】また、請求項6記載の発明は、請求項2又
は請求項3に記載のX線診断装置であって、前記切換手
段は、前記不使用となるモニタを前記使用されるモニタ
の背後に回転移動させる回動機構を備えることを特徴と
する。
【0026】また、請求項7記載の発明は、請求項2乃
至請求項6の何れか一項に記載のX線診断装置であっ
て、前記不使用となるモニタ、又は、前記使用されるモ
ニタの少なくとも一方の配置が切り換えられる際に、そ
の切り換えの前後において、前記使用されるモニタの配
置中心が同一の高さとなるように調整を行う調整手段を
さらに含むことを特徴とする。
【0027】上記課題を解決するために、請求項8記載
の発明は、被検体に対してX線を曝射するX線管と前記
被検体より透過してきたX線を検出する検出器とを有
し、前記被検体に関するX線画像データを取得する少な
くとも1つの撮影手段を有するX線診断装置に用いられ
る表示装置であって、前記撮影手段により取得された前
記被検体に関するX線画像データに基づくX線画像を表
示する複数のモニタと、前記複数のモニタの何れかの配
置を切り換える切換手段と、を含むことを特徴とする。
【0028】また、請求項9記載の発明は、請求項8に
記載の表示装置であって、前記複数のモニタは、その表
示面が並列に配置されるものであって、前記切換手段
は、前記複数のモニタの内、不使用となるモニタが使用
されるモニタの背後に位置するように、前記不使用とな
るモニタ、又は、前記使用されるモニタの少なくとも一
方の配置を切り換えることを特徴とする。
【0029】また、請求項10記載の発明は、請求項9
に記載の表示装置であって、前記撮影手段の使用数を検
知する検知手段をさらに備え、前記切換手段は、前記検
知手段による検知結果に基づいて、前記不使用となるモ
ニタと前記使用されるモニタとを判断することを特徴と
する。
【0030】また、請求項11記載の発明は、請求項9
又は請求項10に記載の表示装置であって、前記切換手
段は、前記不使用となるモニタを前記使用されるモニタ
の背後に移動させるリンク機構を備えることを特徴とす
る。
【0031】また、請求項12記載の発明は、請求項9
又は請求項10に記載の表示装置であって、前記切換手
段は、前記不使用となるモニタを前記使用されるモニタ
の背後に平行移動させるスライド機構を備えることを特
徴とする。
【0032】また、請求項13記載の発明は、請求項9
又は請求項10に記載の表示装置であって、前記切換手
段は、前記不使用となるモニタを前記使用されるモニタ
の背後に回転移動させる回動機構を備えることを特徴と
する。
【0033】また、請求項14記載の発明は、請求項9
乃至請求項13の何れか一項に記載の表示装置であっ
て、前記不使用となるモニタ、又は、前記使用されるモ
ニタの少なくとも一方の配置が切り換えられる際に、そ
の切り換えの前後において、前記使用されるモニタの配
置中心が同一の高さとなるように調整を行う調整手段を
さらに含むことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るX線診断装
置、及び表示装置の様々な実施形態について、図面を参
照しながら詳細に説明する。尚、本発明に係るX線診断
装置、及び表示装置は、“シングルプレーン”のX線診
断装置、及び“バイプレーン”のX線診断装置の何れに
おいても同様に適応可能なものであるが、本実施形態に
おいては、“バイプレーン”のX線診断装置を例に挙げ
て説明する。
【0035】[X線診断装置の概略構成]図1に、本実
施形態におけるX線診断装置の全体構成図を示す。図1
に示すように、当該X線診断装置は、被検者に対してX
線を曝射するX線管1aと、このX線管1aより曝射さ
れ、被検者を透過してきたX線を検出する検出器2a
と、これらX線管1a及び検出器2aを保持すると共に
三次元的に移動させる正面側保持装置3と、同じく、被
検者に対してX線を曝射するX線管1bと、このX線管
1bより曝射され被検者を透過してきたX線を検出する
検出器2bと、これらX線管1b及び検出器2bを保持
すると共に三次元的に移動させる側面側保持装置4と、
被検者を載置する天板5を有し、この天板5を水平方向
及び垂直方向に平行移動させる寝台6と、この寝台6に
設けられ、正面側保持装置3、側面側保持装置4及び当
該寝台6に備えられた駆動手段を駆動させることで、X
線管1a及び検出器2a、X線管1b及び検出器2b、
天板5のそれぞれを所定の位置に移動させる操作を行う
ための操作部7と、検出器2a及び検出器2bからの検
出結果に基づいて再構成されたX線画像を表示するモニ
タを有する表示装置10と、この表示装置10に具備さ
れ、X線管1a及びX線管1bから曝射されるX線量、
或いは、正面側保持装置3、側面側保持装置4及び天板
5の現在位置等を表示する表示パネル9と、この他、こ
れら各部構成要素の制御を行う、図示省略の制御部とを
含み構成されている。
【0036】正面側保持装置3は、X線管1a及び検出
器2aを含んで、本発明の「撮影手段」を構成するもの
であり、略C型形状の支持フレームを有し、且つ、床置
き式の構成を採ることで、天板5に載置される被検者の
正面側からのX線画像データを得るように構成されてい
る。
【0037】また、側面側保持装置4は、X線管1b及
び検出器2bを含んで、本発明の「撮影手段」を構成す
るものであり、略Ω型形状の支持フレームを有し、且
つ、天吊り式の構成を採ることで、天板5に載置される
被検者の側面側からのX線画像データを得るように構成
されている。
【0038】側面側保持装置4は、また、天井に設置さ
れた移動用レール8aに沿って、図1に示す矢印A方向
に平行移動可能に構成されている。このような構成にお
いて、例えば、撮影手段を一系統のみ使用する、所謂
“シングルプレーン”状態で検査や治療を行う場合に
は、当該側面側保持装置4は、図2に示すように、術者
による操作部7の操作、或いは、手動操作によって、移
動用レール8aに沿って矢印A方向(但し、奥側)に後
退されて、正面側保持装置3のみが使用されて透視や撮
影などが行われることになる。因みに、“シングルプレ
ーン”状態で行われる治療の具体例としては、カテーテ
ル等の循環器系術式などがある。
【0039】一方、撮影手段を二系統使用する、所謂
“バイプレーン”状態で検査や治療を行う場合には、当
該側面側保持装置4は、図1に示すように、術者による
操作部7の操作、或いは、手動操作によって、移動用レ
ール8aに沿って矢印A方向(但し、手前側)に前進さ
れて、正面側保持装置3と側面側保持装置4の双方が使
用されて透視や撮影などが行われることになる。因み
に、“バイプレーン”状態で行われる検査の具体例とし
ては、左室造影検査や小児心臓検査などがある。
【0040】また、表示装置10は、本発明の「表示手
段」に対応するものであって、図1及び図2に示すよう
に、垂直方向に関して二列にモニタを配置し、且つ、各
列に二台のモニタを備えている。さらに、下列に配置さ
れるモニタと隣接する位置には、前述した表示パネル9
が設けられている。このような構成において、検出器2
a及び検出器2bから取得されたX線画像データに基づ
くX線画像は、各列に備えられた二台のモニタにそれぞ
れ別個に表示される。因みに、各列にモニタが二台ずつ
備えられている理由は、術者が検査や治療を行うに際し
て、検出器2a及び検出器2bから取得されたX線画像
データに基づくX線画像をそのまま表示するためのモニ
タと、検出器2a及び検出器2bから取得されたX線画
像データに対して所定の画像処理を行った後に、そのX
線画像を表示するためのモニタとが必要になるからであ
る。
【0041】尚、これらモニタとしては、CRTより
も、より薄型であるLCDを用いることが好ましい。こ
れは、後述するように、本実施形態におけるX線診断装
置、及び表示装置においては、不使用となるモニタを使
用されるモニタの背後へ移動させて格納する構成として
いるため、より薄型であるLCD等の薄型モニタを適用
した方が、より好適である。つまり、薄型モニタは奥行
方向の幅が小さいため、その配置切り換えを効率良く行
うことができ、しかも、もともと奥行方向の幅が小さい
ために、配置換え(格納)後の表示装置全体の奥行方向
の幅はそれほど大きくならずに済むからである。
【0042】表示装置10は、また、術者の所望する位
置に自在に移動可能なように、その支持部115におい
て回転移動可能に構成され、且つ、天井に設置された移
動用レール8bに沿って、図1及び図2に示す矢印B方
向に平行移動可能に構成されている。
【0043】表示装置10は、さらに、当該X線診断装
置の“シングルプレーン”状態、及び“バイプレーン”
状態の各々に対応するべく、各列のモニタの配置を切り
換える機構を備えている。即ち、“バイプレーン”状態
から“シングルプレーン”状態への切り換えに際して、
不使用となるモニタを使用されるモニタの背後に格納す
る機構を備えている。尚、この機構は、本発明の「切換
手段」に対応するものであって、その詳細については後
述する。
【0044】[表示装置の詳細構成]ここで、表示装置
10の詳細な構成について、様々な実施例(以下に記載
する表示装置11〜表示装置13)を挙げて説明する。
尚、表示装置10の様々な実施例に関して説明するにあ
たり、同様の構成部分については、同一の符号を付する
ことにし、その説明を省略することとする。
【0045】(実施例1)図3に、本実施例における表
示装置11の全体構成を示す。図3に示すように、当該
表示装置11は、上列に、モニタ固定用フレーム11b
に保持される二台のモニタ、即ち、モニタ110c及び
モニタ110dを有し、下列に、モニタ固定用フレーム
11aに保持される二台のモニタ、即ち、モニタ110
a及びモニタ110bを有している。
【0046】モニタ固定用フレーム11a及びモニタ固
定用フレーム11bの側面には、これらの固定用フレー
ムにそれぞれ備えられたモニタ110a及びモニタ11
0bと、モニタ110c及びモニタ110dの配置を切
り換えるためのリンク機構111が設けられており、こ
のリンク機構111に具備される駆動手段111cの伸
縮動作により、モニタ固定用フレーム11bに保持され
るモニタ110c及びモニタ110dが、図における矢
印C方向に移動して、図4に示すような形態を採ること
が可能になっている。
【0047】より詳細には、図3に示すように、リンク
機構111は、I字形状をなす第一アーム111aと、
L字形状をなす第二アーム111bとを含み構成されて
おり、この第二アーム111bに、例えば、自身の長さ
制御が可能なエアシリンダ、油圧シリンダ、電動パワー
シリンダ等の駆動手段111cが取り付けられて、さら
に、この駆動手段111cが、これに対応して設けられ
たエアコンプレッサ、油圧ポンプ、電源等の駆動部11
2による駆動によって伸縮動作を行うことで、モニタ固
定用フレーム11bに保持されるモニタ110c及びモ
ニタ110dが、モニタ固定用フレーム11aに保持さ
れるモニタ110a及びモニタ110bの背後(後方)
へ移動して、格納されるようになっている。因みに、図
3においては、リンク機構111の駆動手段111c
と、その駆動源である駆動部112とが離れた位置に設
けられているが、これらは、図示省略のエアーチュー
ブ、油圧ホース、電源コード等によって互いに接続され
ているものとする。
【0048】このような構成において、“バイプレー
ン”状態時には、図3に示すように、上列及び下列に備
えられた四台のモニタ110a〜110dの表示画面が
並列に配置されて、これらが全て使用されることにな
る。この場合、正面側保持装置3の検出器2aから得ら
れたX線画像データに対応するX線画像が、例えば下列
の二台のモニタ(モニタ110a及びモニタ110b)
に表示され、側面側保持装置4の検出器2bから得られ
たX線画像データに対応するX線画像が、上列の二台の
モニタ(モニタ110c及びモニタ110d)に表示さ
れる。
【0049】一方、“シングルプレーン”状態時には、
図4に示すように、上列に備えられた二台のモニタ(モ
ニタ110c及びモニタ110d)が不使用となり、下
列に備えられた二台のモニタ(モニタ110a及びモニ
タ110b)の後方へ格納されて、下列に備えられた二
台のモニタ(モニタ110a及びモニタ110b)のみ
が使用されることになる。この場合、正面側保持装置3
の検出器2aから得られたX線画像データに対応するX
線画像が、下列に備えられた二台のモニタ(モニタ11
0a及びモニタ110b)に表示される。
【0050】また、支柱部分11cは、図3及び図4に
示すように、例えば、自身の長さ制御が可能なエアシリ
ンダ、油圧シリンダ、又は、スクリューネジ等の駆動手
段113により構成されており、さらに、この駆動手段
113に対応して設けられたエアコンプレッサ、油圧ポ
ンプ、又は、サーボモータ等の駆動部114による駆動
によって駆動手段113が伸縮動作を行うことで、モニ
タ固定用フレーム11a及びモニタ固定用フレーム11
bに保持される四台のモニタ110a〜110d(さら
に、表示パネル9も含む)は、図4における矢印D方向
に平行移動可能となっている。このような構成におい
て、前述のように、“シングルプレーン”状態と“バイ
プレーン”状態とでモニタ配置の切り換えが行われる際
には、図5(a)、(b)に示すように、使用されるモ
ニタ群の配置の中心位置が、その切り換えの前後におい
て、同一の高さとなるように、その高さ調整が行われる
ように構成する。因みに、“シングルプレーン”状態に
おいては、下列のモニタの中間位置が中心位置となり、
“バイプレーン”状態においては、上列のモニタと下列
のモニタの中間位置が中心位置となる。
【0051】具体的には、図5(a)、(b)に示すよ
うに、リンク機構111の駆動手段111cに、当該駆
動手段113の伸縮動作、即ち、シリンダ又はスクリュ
ーネジ等の伸縮位置を検知する位置センサ111dを設
けて、制御部20が、この位置センサ111dからの検
知結果に基づいて、モニタ110a及びモニタ110b
と、モニタ110c及びモニタ110dの配置が“シン
グルプレーン”状態と“バイプレーン”状態の何れにな
っているかを判断して、その判断結果に応じて、図示省
略の設定手段に予め設定された条件に従って、駆動部1
14の駆動制御を行うことで、駆動手段113により、
使用されるモニタ群の配置の中心位置が、その切り換え
の前後において、同一の高さとなるように調整されるよ
うにする。因みに、設定手段は、制御部20に内蔵され
るメモリ等により構成されるものであって、この設定手
段に設定される条件は、“シングルプレーン”状態と
“バイプレーン”状態とで変化する、使用されるモニタ
群の配置の中心位置を補正するための駆動部114の駆
動量に関する情報である。また、同一に調整される高さ
とは、術者にとって最適な高さであることが好ましい。
尚、位置センサ111d、制御部20、駆動部114及
び駆動手段113で、本発明の「調整手段」を構成す
る。
【0052】ところで、このような表示装置11のモニ
タの配置切り換え、及びモニタ配置の高さ調整は、当該
X線診断装置の“シングルプレーン”状態、及び“バイ
プレーン”状態のそれぞれに対応して、即ち、前述した
側面側保持装置4の移動用レール8aに沿った矢印A方
向への平行移動に応じて行われることが好ましい。
【0053】具体的には、側面側保持装置4は、“シン
グルプレーン”状態での検査や治療時には不要となり、
移動用レール8aに沿って後方へと移動させられること
になるため、例えば、図2に示すように、移動用レール
8aに、この側面側保持装置4の後退を検知するマイク
ロスイッチ等の位置検知センサ80aを設けて、制御部
20がこの位置検知センサ80aからの検知結果に基づ
いて、当該X線診断装置が“シングルプレーン”状態と
なったことを判断して、これに応じて、表示装置11の
モニタの配置切り換えを行う駆動部112と、同じく表
示装置11のモニタ配置の高さ調整を行う駆動部114
の駆動制御を行うことで、“シングルプレーン”状態時
には、表示装置11のモニタの配置は、図4に示す“シ
ングルプレーン”状態に切り換えられ、また、使用され
るモニタ群の配置の中心位置が、その切り換えの前後に
おいて、同一の高さとなるように、その高さ調整が行わ
れることとする。
【0054】一方、側面側保持装置4は、“バイプレー
ン”状態での検査や治療時には必要となり、移動用レー
ル8aに沿って前方へと移動させられることになるた
め、例えば、図1及び図2に示すように、移動用レール
8aに、この側面側保持装置4の前進を検知する、マイ
クロスイッチ等の位置検知センサ80bを設けて、制御
部20がこの位置検知センサ80bからの検知結果に基
づいて、当該X線診断装置が“バイプレーン”状態とな
ったことを判断して、これに応じて、表示装置11のモ
ニタの配置切り換えを行う駆動部112と、同じく表示
装置11のモニタ配置の高さ調整を行う駆動部114の
駆動制御を行うことで、“バイプレーン”状態時には、
表示装置11のモニタの配置は、図3に示す“バイプレ
ーン”状態に切り換えられ、また、使用されるモニタ群
の配置の中心位置が、その切り換えの前後において、同
一の高さとなるように、その高さ調整が行われることと
する。因みに、移動用レール8aに設けた位置検知セン
サ80a、80bは、本発明の「検知手段」に対応す
る。
【0055】尚、このようなモニタの配置切り換え、及
びモニタ配置の高さ調整は、この他、例えば術者による
マニュアル操作、或いは、術者の手操作(術者の指示ボ
タンによるモニタの配置切り換え制御)によっても行う
ことを可能とする構成にしても良い。
【0056】具体的には、これらモニタ配置の切り換
え、及びモニタ配置の高さ調整を術者によるマニュアル
操作によって行う場合には、操作部7に専用のボタン、
或いは、スイッチ等の入力手段を追加して、この入力手
段からの入力に応じて、制御部20が表示装置11のモ
ニタの配置切り換えを行う駆動部112と、同じく表示
装置11のモニタ配置の高さ調整操作を行う駆動部11
4の駆動制御を行うように構成する。
【0057】また、これらモニタ配置の切り換え及びモ
ニタ配置の高さ調整を、術者の手操作によって行う場合
には、リンク機構111の駆動手段111cと、支柱部
分11cを構成する駆動手段113による負荷(保持
力)を皆無の状態とすることで、術者がこれらモニタ配
置の切り換え、及びモニタ配置の高さ調整を自由に行う
ことを可能にする。しかしながら、このような場合に
は、表示装置11に備えられるモニタ(モニタ110a
〜110d)等の重量が問題となり、また、その固定手
段が必要となるため、術者の手操作を補助する目的で、
リンク機構111にガススプリング等の補助手段を併設
すると共に、リンク機構111及び支柱部分11c(駆
動手段113)にモニタ等を所望の位置に固定するため
のネジ等の固定手段を設けることとする。
【0058】また、本実施例においては、当該X線診断
装置の“シングルプレーン”状態、及び“バイプレー
ン”状態の切り換えに応じて、モニタの配置切り換えが
行われることとしたが、この他、“シングルプレーン”
状態、及び“バイプレーン”状態の切り換えに関わらず
に、単にX線診断装置において、複数のモニタのうち、
不使用となるモニタの配置切り換えを行うことを可能と
する構成にしても良い。
【0059】具体的には、術者が自己の判断によって不
使用となるモニタを指示ボタン等の手段により指定し
て、該当するモニタの配置切り換え制御を行ったり、X
線診断装置側で不使用(必要ない)モニタを判断(検
知)して、該当するモニタの配置切り換え制御を自動的
に行う構成とする。
【0060】このように、当該表示装置11は、リンク
機構111により、上列のモニタを下列のモニタの背後
に移動させることで、モニタの配置切り換えを行うこと
ができるので、高さ方向に関して、これらモニタ(モニ
タ110a〜110d)による占有面積を必要最小限に
抑えることができる。
【0061】(実施例2)図6に、本実施例における表
示装置12の全体構成を示す。図6に示すように、当該
表示装置12は、右列に、モニタ固定用フレーム12a
に保持される二台のモニタ、即ち、モニタ120a及び
モニタ120bを有し、左列に、モニタ固定用フレーム
12bに保持される二台のモニタ、即ち、モニタ120
c及びモニタ120dを有している。
【0062】モニタ固定用フレーム12a及びモニタ固
定用フレーム12bの下端部分には、これらの固定用フ
レームにそれぞれ保持されるモニタ120a及びモニタ
120bと、モニタ120c及びモニタ120dの配置
を切り換えるための、図示省略のスライド機構が設けら
れており、このスライド機構に具備される駆動手段の動
作により、モニタ固定用フレーム21bに保持されるモ
ニタ210c及びモニタ210dが、図における矢印E
方向に移動して、図7に示すような形態を採ることが可
能になっている。
【0063】より詳細には、図8(a)、(b)に示す
ように、スライド機構121は、一方がモニタ固定用フ
レーム12aに固定され、もう一方がモニタ固定用フレ
ーム12bに固定されるスライドレール121aを含み
構成されており、このスライドレール121aに、例え
ば、自身の長さ制御が可能なエアシリンダ、油圧シリン
ダ、電動パワーシリンダ等の駆動手段121cが取り付
けられて、この駆動手段121cが、これに対応して設
けられたエアコンプレッサ、油圧ポンプ、電源等の駆動
部112による駆動によって伸縮動作を行うことで、モ
ニタ固定用フレーム12bに保持されるモニタ120c
及びモニタ120dを、モニタ固定用フレーム12aに
保持されるモニタ120a及びモニタ120bの背後
(後方)へ移動して、格納されるようになっている。因
みに、図8(a)、(b)においては、スライド機構1
21の駆動手段121cと、その駆動源である駆動部1
12とが離れた位置に設けられているが、これらは、図
示省略のエアーチューブ、油圧ホース、電源コード等に
よって互いに接続されているものとする。
【0064】このような構成において、“バイプレー
ン”状態時には、図6に示すように、右列及び左列に備
えられた四台のモニタ120a〜120dの表示画面が
並列に配置されて、これらが全て使用されることとな
る。この場合、正面側保持装置3の検出器2aから得ら
れたX線画像データに対応するX線画像が、例えば右列
の二台のモニタ(モニタ120a及びモニタ120b)
に表示されて、側面側保持装置4の検出器2bから得ら
れたX線画像データに対応するX線画像が、左列の二台
のモニタ(モニタ120c及びモニタ120d)に表示
される。
【0065】一方、“シングルプレーン”状態時には、
図7に示すように、左列に備えられた二台のモニタ(モ
ニタ120c及びモニタ120d)が不使用となり、右
列に備えられた二台のモニタ(モニタ120a及びモニ
タ120b)の後方へ格納されて、右列に備えられた二
台のモニタ(モニタ120a及びモニタ120b)のみ
が使用されることとなる。この場合、正面側保持装置3
の検出器2aから得られたX線画像データに対応するX
線画像が右列に備えられた二台のモニタ(モニタ120
a及びモニタ120b)に表示される。
【0066】ところで、このような表示装置12のモニ
タの配置切り換えは、当該X線診断装置の“シングルプ
レーン”状態、及び“バイプレーン”状態のそれぞれに
対応して、即ち、前述した側面側保持装置4の移動用レ
ール8aに沿った矢印A方向への平行移動に対応して行
われることが好ましい。
【0067】具体的には、側面側保持装置4は、“シン
グルプレーン”状態での検査や治療時には不要となり、
移動用レール8aに沿って後方へと移動させられること
になるため、例えば、図2に示すように、移動用レール
8aに、この側面側保持装置4の後退を検知するマイク
ロスイッチ等の位置検知センサ80aを設けて、制御部
20がこの位置検知センサ80aからの検知結果に基づ
いて、当該X線診断装置が“シングルプレーン”状態と
なったことを判断して、さらに、表示装置12のモニタ
の配置切り換えを行う駆動部112の駆動制御を行うこ
とで、“シングルプレーン”状態時には、表示装置12
のモニタの配置は、図7に示す“シングルプレーン”状
態に切り換えられることとする。
【0068】一方、側面側保持装置4は、“バイプレー
ン”状態での検査や治療時には必要となり、移動用レー
ル8aに沿って前方へと移動させられることになるた
め、例えば、図1及び図2に示すように、移動用レール
8aに、この側面側保持装置4の前進を検知する、マイ
クロスイッチ等の位置検知センサ80bを設けて、制御
部20がこの位置検知センサ80bからの検知結果に基
づいて、当該X線診断装置が“バイプレーン”状態とな
ったことを判断して、これに応じて、表示装置12のモ
ニタの配置切り換えを行う駆動部112の駆動制御を行
うことで、“バイプレーン”状態時には、表示装置12
のモニタの配置は、図6に示す“バイプレーン”状態に
切り換えられることとする。因みに、移動用レール8a
に設けた位置検知センサ80a、80bは、本発明の
「検知手段」に対応する。
【0069】尚、このようなモニタの配置切り換えは、
この他、例えば術者によるマニュアル操作、或いは、術
者の手操作(術者の指示ボタンによるモニタの配置切り
換え制御)によっても行うことを可能とする構成にして
も良い。
【0070】具体的には、これらモニタ配置の切り換え
を術者によるマニュアル操作によって行う場合には、操
作部7に専用のボタン、或いは、スイッチ等の入力手段
を追加して、この入力手段からの入力に応じて、制御部
20が表示装置12のモニタの配置切り換えを行う駆動
部112の駆動制御を行うように構成する。
【0071】また、これらモニタ配置の切り換えを、術
者の手操作によって行う場合には、スライド機構121
の駆動手段121cによる負荷(保持力)を皆無の状態
とすることで、術者がモニタ配置の切り換えを自由に行
うことを可能にする。しかしながら、このような場合に
は、表示装置12に備えられるモニタ(モニタ120a
〜120d)等の固定手段が必要になるため、スライド
機構121にモニタ等を所望の位置に固定するためのネ
ジ等の固定手段を設けることとする。
【0072】また、本実施例においては、当該X線診断
装置の“シングルプレーン”状態、及び“バイプレー
ン”状態の切り換えに応じて、モニタの配置切り換えが
行われることとしたが、この他、“シングルプレーン”
状態、及び“バイプレーン”状態の切り換えに関わらず
に、単にX線診断装置において、複数のモニタのうち、
不使用となるモニタの配置切り換えを行うことを可能と
する構成にしても良い。
【0073】具体的には、術者が自己の判断によって不
使用となるモニタを指示ボタン等の手段により指定し
て、該当するモニタの配置切り換え制御を行ったり、X
線診断装置側で不使用(必要ない)モニタを判断(検
知)して、該当するモニタの配置切り換え制御を自動的
に行う構成とする。
【0074】尚、前述した表示装置11と同様に、本実
施形態における表示装置12の支柱部分11cを、図6
及び図7に示すように、例えば、自身の長さ制御が可能
なエアシリンダ、油圧シリンダ、又は、スクリューネジ
等の駆動手段113により構成して、さらに、この駆動
手段113に対応して設けられたエアコンプレッサ、油
圧ポンプ、又は、サーボモータ等の駆動部114による
駆動によって駆動手段113が伸縮動作を行うことで、
モニタ固定用フレーム12a及びモニタ固定用フレーム
12bに保持される四台のモニタ120a〜120d
(さらに、表示パネル9も含む)は、図7における矢印
D方向に平行移動可能に構成しても良い。これにより、
使用されるモニタの配置の中心位置が、常に、術者にと
って最適な高さとなるように、その高さ調整を行うこと
が可能となる。
【0075】具体的には、これらモニタ配置の高さ調整
を術者によるマニュアル操作によって行う場合には、操
作部7に専用のボタン、或いは、スイッチ等の入力手段
を追加して、この入力手段からの入力に応じて、制御部
20が表示装置12のモニタ配置の高さ調整を行う駆動
部114の駆動制御を行うように構成する。
【0076】また、これらモニタ配置の高さ調整を術者
の手操作によって行う場合には、支柱部分11cを構成
する駆動手段113による負荷(保持力)を皆無の状態
とすることで、術者がモニタ配置の高さ調整を自由に行
うことを可能にする。しかしながら、このような場合に
は、表示装置12に備えられるモニタ(モニタ120a
〜120d)等の固定手段が必要となるため、支柱部分
11c(駆動手段113)にモニタ等を所望の位置に固
定するためのネジ等の固定手段を設けることとする。
【0077】このように、当該表示装置12は、スライ
ド機構121により、左列のモニタを右列のモニタの背
後にスライドさせることで、モニタの配置切り換えを行
うことができるので、前述した表示装置11のように、
モニタを折り畳んで収納する方式と比較して、表示装置
の奥行方向(後方)に関する寸法(スペース)を大きく
必要とせず(モニタの厚さ程度のスペースがあれば十
分)、また、幅方向に関して、これらモニタ(モニタ1
20a〜120d)による占有面積を必要最小限に抑え
ることができる。
【0078】(実施例3)図9及び図10に、本実施例
における表示装置13の全体構成を示す。図9に示すよ
うに、当該表示装置13は、上列に、モニタ固定用フレ
ーム13bに保持される二台のモニタ、即ち、モニタ1
30c及びモニタ130dを有し、下列に、モニタ固定
用フレーム13aに保持される二台のモニタ、即ち、モ
ニタ130a及びモニタ130bを有している。
【0079】モニタ固定用フレーム13a及びモニタ固
定用フレーム13bの接合部分には、これらの固定用フ
レームにそれぞれ備えられたモニタ130a及びモニタ
130bと、モニタ130c及びモニタ130dの配置
を切り換えるための回動機構131が設けられており、
この回動機構131に具備される駆動手段131cの回
転動作により、モニタ固定用フレーム13bに保持され
るモニタ130c及びモニタ130dが、図における矢
印C方向に回転移動して、図10に示すような形態を採
ることが可能になっている。
【0080】より詳細には、図10に示すように、回動
機構131は、モニタ固定用フレーム13aとモニタ固
定用フレーム13bを回転移動可能に接合する兆番13
1aを含み構成されており、この兆番131aの軸心
に、例えば電動モータ等の駆動手段131cが取り付け
られ、この駆動手段131cが、これに対応して設けら
れた電源等の駆動部112による駆動によって回転動作
を行うことで、モニタ固定用フレーム13bに保持され
るモニタ130c及びモニタ130dを、モニタ固定用
フレーム13aに保持されるモニタ130a及びモニタ
130bの背後(後方)へ移動して、格納されるように
なっている。因みに、図9及び図10においては、回動
機構131の駆動手段131cと、その駆動源である駆
動部112とが離れた位置に設けられているが、これら
は、図示省略の電源コード等によって互いに接続されて
いるものとする。
【0081】このような構成において、“バイプレー
ン”状態時には、図9に示すように、上列及び下列に備
えられた四台のモニタ130a〜130dの表示画面が
並列に配置されて、これらが全て使用されることとな
る。この場合、正面側保持装置3の検出器2aから得ら
れたX線画像データに対応するX線画像が、例えば下列
の二台のモニタ(モニタ130a及びモニタ130b)
に表示されて、側面側保持装置4の検出器2bから得ら
れたX線画像データに対応するX線画像が、上列の二台
のモニタ(モニタ130c及びモニタ130d)に表示
される。
【0082】一方、“シングルプレーン”状態時には、
図10に示すように、上列に備えられた二台のモニタ
(モニタ130c及びモニタ130d)が不使用とな
り、下列に備えられた二台のモニタ(モニタ130a及
びモニタ130b)の後方へ背中合わせに格納されて、
下列に備えられた二台のモニタ(モニタ130a及びモ
ニタ130b)のみが使用されることとなる。この場
合、正面側保持装置3の検出器2aから得られたX線画
像データに対応するX線画像が下列に備えられた二台の
モニタ(モニタ130a及びモニタ130b)に表示さ
れる。
【0083】また、支柱部分11cは、例えば、自身の
長さ制御が可能なエアシリンダ、油圧シリンダ、又は、
スクリューネジ等の駆動手段113により構成されてお
り、さらに、この駆動手段113に対応して設けられた
エアコンプレッサ、油圧ポンプ、又は、サーボモータ等
の駆動部114による駆動によって、モニタ固定用フレ
ーム13a及びモニタ固定用フレーム13bに保持され
る四台のモニタ130a〜130d(さらに、表示パネ
ル9も含む)は、図10における矢印D方向に平行移動
可能となっている。このような構成において、前述のよ
うに、“シングルプレーン”状態と“バイプレーン”状
態とでモニタの配置の切り換えを行う場合には、図11
(a)、(b)に示すように、使用されるモニタ群の配
置の中心位置が、その切り換えの前後において、同一の
高さとなるように、その高さ調整が行われるように構成
する。因みに、“シングルプレーン”状態においては、
下列のモニタの中間位置が中心位置となり、“バイプレ
ーン”状態においては、上列のモニタと下列のモニタの
中間位置が中心位置となる。
【0084】具体的には、図11(a)、(b)に示す
ように、回動機構131の駆動手段131cに、当該駆
動手段113の回転動作、即ち、電動モータ等の回転位
置を検知する位置センサ131dを設けて、制御部20
がこの位置センサ131dからの検知結果に基づいて、
モニタ130a及びモニタ130bと、モニタ130c
及びモニタ130dの配置が“シングルプレーン”状態
と“バイプレーン”状態の何れになっているかを判断し
て、その判断結果に応じて、図示省略の設定手段に予め
設定された条件に従って、駆動部114の駆動制御を行
うことで、駆動手段113により、使用されるモニタ群
の配置の中心位置が、その切り換えの前後において、同
一の高さとなるように調整されるようにする。因みに、
設定手段は、制御部20に内蔵されるメモリ等により構
成されるものであって、この設定手段に設定される条件
は、“シングルプレーン”状態と“バイプレーン”状態
とで変化する、使用されるモニタ群の配置の中心位置を
補正するための駆動部114の駆動量に関する情報であ
る。また、同一に調整される高さとは、術者にとって最
適な高さであることが好ましい。尚、位置センサ131
d、制御部20、駆動部114及び駆動手段113で、
本発明の「調整手段」を構成する。
【0085】ところで、このような表示装置13のモニ
タの配置切り換え、及びモニタ配置の高さ調整は、当該
X線診断装置の“シングルプレーン”状態、及び“バイ
プレーン”状態のそれぞれに対応して、即ち、前述した
側面側保持装置4の移動用レール8aに沿った矢印A方
向への平行移動に応じて行われることが好ましい。
【0086】具体的には、側面側保持装置4は、“シン
グルプレーン”状態での検査や治療時には不要となり、
移動用レール8aに沿って後方へと移動させられること
になるため、例えば、図2に示すように、移動用レール
8aに、この側面側保持装置4の後退を検知するマイク
ロスイッチ等の位置検知センサ80aを設けて、制御部
20がこの位置検知センサ80aからの検知結果に基づ
いて、当該X線診断装置が“シングルプレーン”状態と
なったことを判断して、これに応じて、表示装置13の
モニタの配置切り換えを行う駆動部112と、同じく表
示装置13のモニタ配置の高さ調整を行う駆動部114
の駆動制御を行うことで、“シングルプレーン”状態時
には、表示装置11のモニタの配置は、図10に示す
“シングルプレーン”状態に切り換えられ、また、使用
されるモニタ群の配置の中心位置が、その切り換えの前
後において、同一の高さとなるように、その高さ調整が
行われることとする。
【0087】一方、側面側保持装置4は、“バイプレー
ン”状態での検査や治療時には必要となり、移動用レー
ル8aに沿って前方へと移動させられることになるた
め、例えば、図1及び図2に示すように、移動用レール
8aに、この側面側保持装置4の前進を検知する、マイ
クロスイッチ等の位置検知センサ80bを設けて、制御
部20がこの位置検知センサ80bからの検知結果に基
づいて、当該X線診断装置が“バイプレーン”状態とな
ったことを判断して、これに応じて、表示装置13のモ
ニタの配置切り換えを行う駆動部112と、同じく表示
装置13のモニタ配置の高さ調整を行う駆動部114の
駆動制御を行うことで、“バイプレーン”状態時には、
表示装置13のモニタの配置は、図9に示す“バイプレ
ーン”状態に切り換えられ、また、使用されるモニタ群
の配置の中心位置が、その切り換えの前後において、同
一の高さとなるように、その高さ調整が行われることと
する。因みに、移動用レール8aに設けた位置検知セン
サ80a、80bは、本発明の「検知手段」に対応す
る。
【0088】尚、このようなモニタの配置切り換え、及
びモニタ配置の高さ調整は、この他、例えば術者による
マニュアル操作、或いは、術者の手操作(術者の指示ボ
タンによるモニタの配置切り換え制御)によっても行う
ことを可能とする構成にしても良い。
【0089】具体的には、これらモニタ配置の切り換
え、及びモニタ配置の高さ調整を術者によるマニュアル
操作によって行う場合には、操作部7に専用のボタン、
或いは、スイッチ等の入力手段を追加して、この入力手
段からの入力に応じて、制御部20が表示装置13のモ
ニタの配置切り換えを行う駆動部112と、同じく表示
装置13のモニタ配置の高さ調整操作を行う駆動部11
4の駆動制御を行うように構成する。
【0090】また、これらモニタ配置の切り換え及びモ
ニタ配置の高さ調整を、術者の手操作によって行う場合
には、回動機構131の駆動手段131cと、支柱部分
11cを構成する駆動手段113による負荷(保持力)
を皆無の状態とすることで、術者がこれらモニタ配置の
切り換え、及びモニタ配置の高さ調整を自由に行うこと
を可能にする。しかしながら、このような場合には、表
示装置13に備えられるモニタ(モニタ130a〜13
0d)等の重量が問題となり、また、その固定手段が必
要となるため、術者の手操作を補助する目的で、回動機
構131にガススプリング等の補助手段を併設すると共
に、回動機構131及び支柱部分11c(駆動手段11
3)にモニタ等を所望の位置に固定するためのネジ等の
固定手段を設けることとする。
【0091】また、本実施例においては、当該X線診断
装置の“シングルプレーン”状態、及び“バイプレー
ン”状態の切り換えに応じて、モニタの配置切り換えが
行われることとしたが、この他、“シングルプレーン”
状態、及び“バイプレーン”状態の切り換えに関わらず
に、単にX線診断装置において、複数のモニタのうち、
不使用となるモニタの配置切り換えを行うことを可能と
する構成にしても良い。
【0092】具体的には、術者が自己の判断によって不
使用となるモニタを指示ボタン等の手段により指定し
て、該当するモニタの配置切り換え制御を行ったり、X
線診断装置側で不使用(必要ない)モニタを判断(検
知)して、該当するモニタの配置切り換え制御を自動的
に行う構成とする。
【0093】このように、当該表示装置13は、回動機
構131により、上列のモニタを下列のモニタの背後に
回動させることで、モニタの配置切り換えを行うことが
できるので、高さ方向に関して、これらモニタ(モニタ
130a〜130d)による占有面積を必要最小限に抑
えることができる。
【0094】以上に説明したように、本実施形態におけ
るX線診断装置、及び表示装置においては、表示装置に
おけるモニタの配置を、撮影手段の“シングルプレー
ン”状態、及び“バイプレーン”状態の切り換えに応じ
て、自動的に、又は、術者のマニュアル操作、或いは、
手操作に応じて任意に切り換えることで、不使用となる
モニタを使用されるモニタの背後へ格納することができ
るので、その占有面積を必要最小限に抑えることができ
る。
【0095】尚、本実施形態におけるX線診断装置、及
び表示装置においては、不使用となるモニタのみを移動
させることで、これを使用されるモニタの背後に位置さ
せる構成としたが、この他にも、例えば使用されるモニ
タを不使用となるモニタの前面へ移動させることで、不
使用となるモニタを使用されるモニタの背後に位置させ
る構成としたり、不使用となるモニタと使用されるモニ
タの双方を移動させることで、不使用となるモニタを使
用されるモニタの背後に位置させる構成としても良い。
【0096】また、本実施形態におけるX線診断装置、
及び表示装置においては、撮影手段を二系統有する“バ
イプレーン”のX線診断装置を例に挙げて説明したが、
本発明に係るX線診断装置、及び表示装置は、“シング
ルプレーン”のX線診断装置においても同様に適応可能
なものである。因みに、“シングルプレーン”のX線診
断装置においては、一般に、垂直方向に一列(表示パネ
ルを含めると二列)、水平方向に二台(場合によって
は、水平方向に三台)のモニタが配置されることとなっ
ており、これら複数のモニタの内、一部のものだけを使
用することで十分な診断を行うことが可能な場合がある
ことから、このような場合には、表示装置におけるモニ
タの配置を、検査や治療の内容に応じて切り換えること
で、このような“シングルプレーン”のX線診断装置に
おいても、表示装置による占有面積を必要最小限に抑え
ることができる。
【0097】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るX
線診断装置、及び表示装置によれば、表示装置に具備さ
れる複数のモニタの何れかの配置を切り換えることで、
並列配置させるモニタの表示画面の占有面積を必要最小
限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線診断装置の一実施形態におけ
る“バイプレーン”状態時の形態を表す図である。
【図2】図1に示すX線診断装置の“シングルプレー
ン”状態時における形態を表す図である。
【図3】本発明に係る表示装置の一実施形態における
“バイプレーン”状態時の形態を表す図である。
【図4】図3に示す表示装置の“シングルプレーン”状
態時における形態を表す図である。
【図5】図3及び図4に示す表示装置の“バイプレー
ン”状態時、及び“シングルプレーン”状態時における
モニタ配置の高さ調整について説明するための説明図で
ある。
【図6】図3に示す表示装置の他の実施例における“バ
イプレーン”状態時の形態を表す図である。
【図7】図6に示す表示装置の“シングルプレーン”状
態時における形態を表す図である。
【図8】図6に示す表示装置のスライド機構の構成につ
いて説明するための説明図である。
【図9】図3に示す表示装置の他の実施例における“バ
イプレーン”状態時の形態を表す図である。
【図10】図9に示す表示装置の“シングルプレーン”
状態時における形態を表す図である。
【図11】図9及び図10に示す表示装置の“バイプレ
ーン”状態時、及び“シングルプレーン”状態時におけ
るモニタ配置の高さ調整について説明するための説明図
である。
【符号の説明】
9 表示パネル 11 表示装置 11a、11b モニタ固定用フレーム 11c 支柱部分 110a、100b、100c、100d モニタ 111 リンク機構 111a 第一アーム 111b 第二アーム 111c 駆動手段 112 駆動部 113 駆動手段 114 駆動部 115 支持部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に対してX線を曝射するX線管と
    前記被検体より透過してきたX線を検出する検出器とを
    有し、前記被検体に関するX線画像データを取得する少
    なくとも1つの撮影手段と、 前記撮影手段により取得された前記被検体に関するX線
    画像データに基づくX線画像を表示する複数のモニタを
    備える表示手段と、 前記複数のモニタの何れかの配置を切り換える切換手段
    と、を含むことを特徴とするX線診断装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記複数のモニタの表
    示面を並列に配置するものであって、 前記切換手段は、前記複数のモニタの内、不使用となる
    モニタが使用されるモニタの背後に位置するように、前
    記不使用となるモニタ、又は、前記使用されるモニタの
    少なくとも一方の配置を切り換えることを特徴とする請
    求項1に記載のX線診断装置。
  3. 【請求項3】 前記撮影手段の使用数を検知する検知手
    段をさらに備え、 前記切換手段は、前記検知手段による検知結果に基づい
    て、前記不使用となるモニタと前記使用されるモニタと
    を判断することを特徴とする請求項2に記載のX線診断
    装置。
  4. 【請求項4】 前記切換手段は、前記不使用となるモニ
    タを前記使用されるモニタの背後に移動させるリンク機
    構を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記
    載のX線診断装置。
  5. 【請求項5】 前記切換手段は、前記不使用となるモニ
    タを前記使用されるモニタの背後に平行移動させるスラ
    イド機構を備えることを特徴とする請求項2又は請求項
    3に記載のX線診断装置。
  6. 【請求項6】 前記切換手段は、前記不使用となるモニ
    タを前記使用されるモニタの背後に回転移動させる回動
    機構を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に
    記載のX線診断装置。
  7. 【請求項7】 前記不使用となるモニタ、又は、前記使
    用されるモニタの少なくとも一方の配置が切り換えられ
    る際に、その切り換えの前後において、前記使用される
    モニタの配置中心が同一の高さとなるように調整を行う
    調整手段をさらに含むことを特徴とする請求項2乃至請
    求項6の何れか一項に記載のX線診断装置。
  8. 【請求項8】 被検体に対してX線を曝射するX線管と
    前記被検体より透過してきたX線を検出する検出器とを
    有し、前記被検体に関するX線画像データを取得する少
    なくとも1つの撮影手段を有するX線診断装置に用いら
    れる表示装置であって、 前記撮影手段により取得された前記被検体に関するX線
    画像データに基づくX線画像を表示する複数のモニタ
    と、 前記複数のモニタの何れかの配置を切り換える切換手段
    と、を含むことを特徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のモニタは、その表示面が並列
    に配置されるものであって、 前記切換手段は、前記複数のモニタの内、不使用となる
    モニタが使用されるモニタの背後に位置するように、前
    記不使用となるモニタ、又は、前記使用されるモニタの
    少なくとも一方の配置を切り換えることを特徴とする請
    求項8に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記撮影手段の使用数を検知する検知
    手段をさらに備え、 前記切換手段は、前記検知手段による検知結果に基づい
    て、前記不使用となるモニタと前記使用されるモニタと
    を判断することを特徴とする請求項9に記載の表示装
    置。
  11. 【請求項11】 前記切換手段は、前記不使用となるモ
    ニタを前記使用されるモニタの背後に移動させるリンク
    機構を備えることを特徴とする請求項9又は請求項10
    に記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記切換手段は、前記不使用となるモ
    ニタを前記使用されるモニタの背後に平行移動させるス
    ライド機構を備えることを特徴とする請求項9又は請求
    項10に記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 前記切換手段は、前記不使用となるモ
    ニタを前記使用されるモニタの背後に回転移動させる回
    動機構を備えることを特徴とする請求項9又は請求項1
    0に記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 前記不使用となるモニタ、又は、前記
    使用されるモニタの少なくとも一方の配置が切り換えら
    れる際に、その切り換えの前後において、前記使用され
    るモニタの配置中心が同一の高さとなるように調整を行
    う調整手段をさらに含むことを特徴とする請求項9乃至
    請求項13の何れか一項に記載の表示装置。
JP2003007263A 2002-01-22 2003-01-15 X線診断装置、及び表示装置 Pending JP2003289475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003007263A JP2003289475A (ja) 2002-01-22 2003-01-15 X線診断装置、及び表示装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002013262 2002-01-22
JP2002-13262 2002-01-22
JP2003007263A JP2003289475A (ja) 2002-01-22 2003-01-15 X線診断装置、及び表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003289475A true JP2003289475A (ja) 2003-10-10

Family

ID=29253082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003007263A Pending JP2003289475A (ja) 2002-01-22 2003-01-15 X線診断装置、及び表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003289475A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008119264A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Shimadzu Corp X線透視撮影装置
JP2015066433A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社東芝 医用画像表示システム、医用画像表示装置、医用画像サーバーシステム及び医用画像表示方法
JP2015096179A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社東芝 X線診断装置および線量分布表示方法
JP2016502926A (ja) * 2013-01-17 2016-02-01 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 天井懸架システム
JP7035134B2 (ja) 2020-08-06 2022-03-14 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 医用画像処理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008119264A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Shimadzu Corp X線透視撮影装置
JP2016502926A (ja) * 2013-01-17 2016-02-01 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 天井懸架システム
US9980688B2 (en) 2013-01-17 2018-05-29 Koninklijke Philips N.V. Ceiling suspension system
JP2015066433A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社東芝 医用画像表示システム、医用画像表示装置、医用画像サーバーシステム及び医用画像表示方法
US10169534B2 (en) 2013-09-30 2019-01-01 Toshiba Medical Systems Corporation Medical image display system and method
JP2015096179A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社東芝 X線診断装置および線量分布表示方法
JP7035134B2 (ja) 2020-08-06 2022-03-14 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 医用画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9480437B2 (en) Movement compensation for superimposed fluoroscopy and radiography image
US20070139298A1 (en) Medical image diagnosis apparatus having a plurality of monitors
US20050058257A1 (en) X-ray examination apparatus that is convertible among multiple examination configurations
JP3523729B2 (ja) X線診断装置
JPH07194592A (ja) X線コンピュータ断層撮影装置
US20100054423A1 (en) X-ray diagnostic imaging apparatus and x-ray apparatus
JP5612939B2 (ja) 医療用寝台装置
US10828001B2 (en) X-ray imaging apparatus
JP5881290B2 (ja) X線撮影システム
CN104203104A (zh) 将被关注的身体部位定位在ct成像系统的对称中心的方法
US9962139B2 (en) X-ray image diagnostic apparatus that acquires position information associated with a table top
US7623619B2 (en) X-ray CT apparatus
JP2003289475A (ja) X線診断装置、及び表示装置
JP2002263094A (ja) X線透視撮影装置
CN101278840A (zh) X射线照像设备
JP4280793B2 (ja) 医療用x線撮影装置及びこれに用いるx線検出器
JP7458943B2 (ja) X線透視撮影装置
JPH04352948A (ja) X線ct装置
US20130259209A1 (en) X-ray diagnostic system
JP2003334186A (ja) X線診断装置
JP3638353B2 (ja) X線診断装置
JP3345467B2 (ja) X線ct装置
JP2009291531A (ja) X線診断装置
US4928292A (en) Gantry tilt and support assembly for CT scanner
JP6241386B2 (ja) X線透視撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512