JP4324090B2 - 家具の引出し - Google Patents

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Description

本発明は家具の引出しに関し、家具の前面の方向と背面の方向との両方に引き出すことが可能な引出しであって、引出しと家具骨組みとに交互状態で結合可能な引出しカバーをその前面と背面とに備えた引出しに関する。
この種の家具の引出しは周知である。
引出しが家具骨組みから両側に引き出すことができる構成は、事務用家具、パーティション、病院用家具、テーブルなどに有用である。
これに関しては、両側の引出しカバーの一方は家具骨組みに結合され、もう一方は引出しに結合されて、当該引出しが引き出される家具の側にて引出しに引出しカバーが結合され、一方反対側の引出しカバーが専ら家具骨組みと結合され引出しから分離されるようにできることが必要である。
これらの要件を満たすために、複雑な伝動機構が使用されてきた。これらの伝動機構においては、引出しカバーを引出しに結合させるために、取っ手の作動の実際の方向に対して横方向に偏倚される取っ手が必要とされる。
より改良した手段も提案されている。かかる手段においては、各引出しカバーの取っ手を引き手方向に動かして、引出しカバーを引出しに結合させればよい(DE−GM(独国実用新案)第203 12 325号)。
本発明は、引出しカバーと引出しとの結合を特に簡単に行うことを特徴とする、上記種類の引出しを提供することを目的とする。
本目的は、引出しカバーの一方を引出しに結合し、もう一方を家具骨組みに結合するために、引出しカバーと引出しとの引出し動作又は挿入動作によって専ら制御されるキャッチ又はロックを設けるようにした本発明により達成される。
本発明による上記構成の利点は、必要な結合過程又は分離過程は、引出しカバー及び引出しの両方の、又はそのどちらかの移動によって専ら行われるので、取っ手に依存する他の伝動手段やその作動を省略することができる点である。
したがって、家具製造業者は、本発明による引出しの引出しカバーに取っ手を取り付けるかどうか、並びにかかる取っ手の種類について自由に決定することができる。
本発明の一実施形態において、キャッチは、引出しカバーに移動可能に接続された爪状成形部品であって、引出しカバーが開放方向に引き出されたとき引出し側の対応部の背後を保持するキャッチフックがそれぞれに設けられた爪状成形部品からなり、引出しカバーが閉鎖位置にあるときにはキャッチフックが各対応部との係合領域外に位置する。
引出しが挿入されたときであって、引出しカバーが閉鎖位置にあり家具骨組み方向に移動するとき、キャッチフックを有するすべての爪状成形部品は、引出しの対応部との作動領域外すなわち係合領域外に位置する。
引出しが家具骨組みから引き出される間に、引出しカバーの一方が引出しから引き出されると、各引出しカバー上に設けられた爪状成形部品は引出しの接合対応部と係合するので、さらに各引出しカバーを引き出すと引出しは家具骨組みから引き出される。
続いて引出しをその閉鎖位置まで押し戻すと、引出しと引出しカバーとが分離する。
結果として、すべての引出しカバーは、閉鎖位置では引出しと分離する。したがって、引出しは家具骨組みの両方向に簡単に引き出すことができる。引き出す側の反対側にある引出しカバーは、家具骨組みに結合する。
本発明の他の実施形態において、キャッチは、引出しカバー上に枢動可能に保持されたキャッチレバーと、引出しに固定されたキャッチノーズとからなり、引出しカバーが閉鎖位置にあるときキャッチレバーがキャッチノーズの領域外に位置する。
この場合においても、引出しは、基本位置から家具骨組みの両方向に引き出すことができる。これは、引出しカバーを引き出すと、引出しカバーと引出し自体とが直ちに結合するためである。
反対側の引出しカバーは、家具骨組みに結合する。
本発明のこの他の特徴は、他の従属項の主題である。
本発明の実施形態は添付の図面に示されている。以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明を行う。
本発明の第1実施形態について、図1〜図12を参照して説明する。
これらの図1〜図12において、符号1は、詳細には図示されていない家具の家具骨組みを示す。この家具には、全般に符号2で示す引出しであって、家具の前面と背面との両方に引き出すことができる引出しが設けられている。
引出し2の両側には、引出しカバー3が設けられている。これらの引出しカバー3は、引出し2と家具骨組み1とに交互状態で結合可能である。
引出しカバー3を引出し2に結合させるために、キャッチ4が設けられている。このキャッチ4は、引出しカバー3に移動可能に接続された爪状成形部品5であって、図4〜図6に特に詳細に示したように引出しカバーが開放方向に部分的に引き出される際に対応部7の背後で引出し側を保持するキャッチフック6を備えた爪状成形部品5からなる。
上記のキャッチ4はそれぞれ、引出し2の隅領域において引出しカバー3に接続し、引出しカバー3と平行に移動可能である。キャッチ4はそれぞれ、家具骨組み1の外側方向にばね「F」から負荷を受ける。ここでこのばねについては概略的に示すにとどめる。
図2において、引出し2は閉鎖位置にある。引出しカバー3も同様に閉鎖位置にある。図2から明らかなとおり、この閉鎖状態において、爪状成形部品5は、ばね「F」の作用に逆らって家具骨組み1の内側方向に移動し、その位置にて家具骨組み1上に保持される。この位置において、キャッチフック6は各対応部7との係合領域外に位置している。引出しカバー3が図2の位置から若干引き出されると(図4を参照)、爪状成形部品5は、ばね「F」の作用によって家具骨組み1の外側方向に傾斜面8を介して移動することができる。したがって、キャッチフック6は引出し2の対応部7との係合領域に到達する。
一方、引出し2又は引出しカバー3が再び図4の位置から図2の閉鎖方向に移動する場合、各爪状成形部品5は傾斜面8を介して家具骨組み1の内側領域に戻ることができ、ばね「F」は伸張状態になることができる。
上記のとおり、引出しカバー3と引出し2との結合又は分離は、専ら引出しカバー3が引出し2に対して相対移動することによって行われる。かかる引出しカバー3の相対移動は通常、引出し2の移動方向すなわち前進方向に行われる。
引出しカバー3と引出し2との結合は、引出し2が家具骨組み1から引き出される際に引出しカバー3が移動する間に行われる。これとは逆に、引出しカバー3と引出し2との分離は、引出し2が閉鎖位置に押し戻され、引出しカバー3が家具骨組み1に押し戻される際に行われる。
これらの結合過程又は分離過程で必要なことは、引出しカバー3が引出しの移動方向に移動することだけである。このためには、引出し上又は引出しカバー3上の取っ手が基本的に必要である。取扱いを簡単にするには、各引出しカバー3上に任意に設計された取っ手又は握り手を設けることができることは理解されよう。
図6に詳細に示したとおり、いったん引出しカバー3が引出し2に上記のように結合されると、引出し2は、更に引出し方向に引くことによって、引出しカバー3及びキャッチ4を介して移動方向すなわち引出し方向に随伴される。
図7は、図1〜図6の反対側にある引出し2の側を示している。すなわち、引出し2が図6に対応する移動位置にある場合を示している。
この図7は、引出し2が部分的に又は全面的に開放されたとき、第2の引出しカバー3が家具骨組み1に結合されることを示している。このために、全般に符号9で示したロックが設けられている。
このロック9は、家具骨組みに固定可能な保持本体10と、引出しカバー3に接続されて保持本体10のレシービングチャネル12に突出するロッキングピン11と、保持本体10に枢動可能に接続されてロッキングピン11のノッチ14内におけるロック位置で係止するロッキングレバー13とからなる。図7に明示したこのロック位置にあるとき、引出しカバー3を家具骨組み1の外側に引き出すことはできない。
各ロック9のロッキングレバー13は、支点15を中心として保持本体10に枢動可能に結合され、アームレバーとして構成されている。ロッキングレバー13の重量分布は、レバーが重力を受けるとロック方向に継続的に付勢されるように選定される。
ロッキングレバー13のこのようなプレテンショニングは、この代わりにばねによっても行うことができる。
引出し2が図7に示した位置から再び左側に移動する場合、コントロールノーズ16aは、引出し2が最終閉鎖位置に到達する直前に、ロッキングレバー13の領域に到達し、ロッキングピン11のノッチ14におけるロッキングレバー13の係止を解除するようにロッキングレバー13を枢動させる。これは、図1〜図3に示したかかるロッキングレバーの位置に対応している。
これは、引出し2が完全に挿入されかつ引出しカバー3が閉鎖位置にある場合には、引出しカバー3と家具骨組み1とは結合しないことを意味する。したがって、各引出しカバー3はその閉鎖位置から外側に引くことができる。その結果、(上記のとおり)引出しカバー3は引出し2と結合し、反対側に位置する引出しカバー3は必然的に家具骨組み1に結合する。
図8〜図10の斜視図に明示されているとおり、キャッチ4は引出しカバー3に固定されたガイド部16aに移動可能にそれぞれ保持されている。各ガイド部16aは、ロッキングピン11も支持している。ロッキングピン11は、ガイド部16aと一体的に構成されることが好ましい。更に、各ガイド部16aには、2つのガイドピン17が設けられている。これら2つのガイドピン17は、引出し2が閉鎖される際に成形部品19のガイドチャネル18に係合し、成形部品は引出し2の隅領域において引出し2に固定される。またかかる成形部品19は、対応部7を形成する。引出し方向に向かう際にキャッチ4の各キャッチフック6は対応部7に係合する。
ロッキングレバー13を作動させるコントロールノーズ16は、成形部品19上に形成されているか、又はかかる成形部品19に固定されている。これは図7及び図8に明示されている。
図12の(a)及び(b)は、爪状成形部品5として構成されたキャッチ4を異なる角度から見た斜視図である。これらの図12の(a)及び(b)に明示されているとおり、爪状成形部品5の背面領域には受け溝20が設けられている。この受け溝20内にばね「F」を挿入して、かかる爪状成形部品5に負荷をかけることができる。ばね「F」の全般的な機能については上記のとおりである。
以下に、図1〜図12に示した構成の機能を概略的に説明する。
引出し2が挿入位置にあり引出しカバー3が閉鎖位置にある場合、引出しカバー3は家具骨組みと引出し2とのいずれとも結合しない。引出し2が引き出される間に引出しカバー3が家具骨組み1から引き出されると、引き出される引出しカバー3と引出し2との間の領域において強制的に結合がなされる。反対側に位置する引出しカバー3は、家具骨組み1と自動的に結合する。引出し2と上記引き出された引出しカバー3をそれぞれの閉鎖位置に戻す際に、すべての結合は再び解除される。結果として、引出し2はその閉鎖位置から家具骨組み1の両方向に任意に引き出すことができる。
以下に、本発明の他の実施形態について、図13〜図19を参照して説明する。
キャッチ4aは、キャッチレバー20からなる。これらのキャッチレバー20は、引出しカバー3上に枢動可能に保持され、引出しカバー3と引出し2とを結合する。キャッチノーズ21は、かかるキャッチレバー20と接合する。これらのノーズは引出し2に固定されている。引出しカバー3が閉鎖位置にあるとき、かかるキャッチレバー20aはキャッチノーズ21の領域外に位置する。したがってこの場合、引出しカバー3と引出し2とは結合しない。この位置は図13に示されている。図13に示した引出しカバー3が引出し方向に若干移動すると(図14を参照)、キャッチレバー20aはその接合相手であるキャッチノーズ21の背後の位置にくる。したがって、引出しカバー3を上記の方向に更に引き出すと、開放時に引出し2が随伴される。キャッチレバー20aの枢動の制御は、家具骨組み1に固定可能なベースプレート23上に設けられたコントロールカム22を介して行われる。
引出しカバー3と家具骨組み1との結合は、家具骨組み1上に枢動可能に配置されたロッキングレバー24の形態をとるロック、並びに引出しカバー3に固定されたロッキングエレメント25によって行われる。ロッキングレバー24には、引出しカバー3に対向する端部にノッチ26が設けられている。ノッチ26は、結合状態において、ラッチングエレメント25の一方を嵌め合わせるようにして収容する。これは、図16に詳細に示されている。ロッキングレバー24は、シングルアームレバーとして、ベースプレート23に枢動可能に接続されている。結果として、いったんかかるロッキングレバー24が引出し2に固定されたコントロールカム27から離れると、ロッキングレバー24は重力によって図16によるロック位置へ枢動することができる。引出し2が完全に挿入され引出しカバー3がその閉鎖位置に収まると、かかるコントロールカム27により、ロッキングレバー24は図16による結合位置から解放位置へ上方に枢動する。
キャッチレバー20aの枢動動作、ロッキングレバー24の枢動動作のいずれも、ばねによって対応することもできる。このとき分離の際における互いに反対の動作は、専ら外周カム22又はコントロールカム27によって行われる。図13〜図19による本発明の本実施形態において、2つの引出しカバー3は、引出し2のガイド手段とは無関係なスライドガイド手段28に接続されており、かかるスライドガイド手段28によって支持されている。引出しカバー3の位置を閉鎖位置に固定するため、各引出しカバー3にはクランプ29が設けられている。このクランプ29は、閉鎖位置にあるとき、家具骨組み1上の拘束カム30を締め付けるようにして収容する。
図13〜図19による本発明の本実施形態においても、引出し2が挿入されていて引出しカバー3が閉鎖位置にある場合、引出しカバー3は引出し2と家具骨組み1とのいずれとも結合しない。引出し2が家具骨組み1から引き出される間に引出しカバー3の一方が家具骨組み1から引き出されるときにのみ、引出し2はかかる引出しカバー3に結合する、すなわち、キャッチレバー20aとキャッチノーズ21を介して結合する。引出し2は反対側の引出しカバー3から離れるので、この反対側の引出しカバー3は、ロッキングレバー24とロッキングエレメント25を介して家具骨組み1と自動的に結合する。
引出し方向に位置する引出し2と引出しカバー3は、簡単に開放可能である。一方、反対側に位置する引出しカバー3は家具骨組み1に固定され、家具骨組み1から引き出すことは不可能である。
いったん引出し2がその挿入位置にきちんと戻り、いったん上記引き出された引出しカバー3がその閉鎖位置に戻ると、引出しカバー3のすべての結合が解除される状態が再現される。このとき、再び任意の希望する方向に引出しを引き出すことができる。
すべての実施形態に共通する態様は、以上詳細に説明した構成要素である各ロック及び各キャッチがプラスチックで構成されると有利であることである。
閉鎖位置にある本発明による引出しの見え掛かりの端領域の垂直断面図を示している。 図1のII−II線に沿った断面図を示している。 引出しカバーが部分的に引き出されている引出しの図1による垂直断面図を示している。 図3のIV−IV線に沿った断面図を示している。 家具骨組みから部分的に引き出された引出しの図1及び図3による断面図を示している。 図5のVI−VI線に沿った断面図を示している。 図5の反対側の引出し端領域の垂直断面図を示している。 部分的に開放された引出しの斜視部分図を示している 図8の矢印IX方向から見た部分図を示している。 図9による引出しの一部分の斜視図を示している。 図1〜図10による引出しの関係する個々の部品を斜視図により示している。 (a)及び(b)はそれぞれ、図1〜図10による引出しのキャッチを異なる角度から見た斜視図を示している。 閉鎖位置にある本発明の他の実施形態による本発明による引出しの端領域の垂直断面図を示している。 引出しカバーが部分的に開放された図13による断面図を示している。 引出しが部分的に開放された図12及び図13に対応する断面図を示している。 図15の反対側の引出しの端領域の断面図を示している。 図16の矢印XVIIの方向から見た概略図を示している。 図13〜図17による部分的に開放された引出しの斜視図を示している。 図13〜図18による引出しの関係する構成部品を斜視図により示している。
符号の説明
1…家具骨組み、2…引出し、3…引出しカバー、4,4a…キャッチ、5…爪状成形部品、6…キャッチフック、7…対応部、8…傾斜面、9…ロック、10…保持本体、11…ロッキングピン、12…レシービングチャネル、13…ロッキングレバー、14…ノッチ、15…支点、16…ガイド部、16a…コントロールノーズ、17…ガイドピン、18…ガイドチャネル、19…成形部品、20…受け溝、20a…キャッチレバー(ロッキングレバー)、21…キャッチノーズ、22…コントロールカム(外周カム)、23…ベースプレート、24…ロッキングレバー、25…ロッキングエレメント、26…ノッチ、27…コントロールカム、28…スライドガイド手段(キャリアレール)、29…クランプ、30…拘束カム(ピン)。

Claims (16)

  1. 家具の引出し(2)であって、前記家具の前面の方向と背面の方向との両方に引き出すことが可能であり、且つ、当該引出し(2)と家具骨組み(1)とに交互状態で結合され得る引出しカバー(3)をその前面と背面とに適宜備えた引出し(2)において、
    前記引出しカバー(3)の一方の引出し動作によって、当該一方の引出しカバー(3)と前記引出し(2)とを結合し、他方の引出しカバー(3)と前記家具骨組み(1)とを結合し、
    前記一方の引出しカバー(3)の挿入動作によって、前記一方の引出しカバー(3)と前記引出し(2)との係合を解除し、前記他方の引出しカバー(3)と前記家具骨組み(1)との結合を解除するために、
    前記引出しカバー(3)と当該引出し(2)との引出し動作又は挿入動作によって専ら制御されるキャッチ(4)及びロックが設けられていることを特徴とする引出し。
  2. 前記キャッチ(4)が、前記引出しカバー(3)に移動可能に接続された爪状成形部品(5)であって、前記引出しカバー(3)が開放方向に引き出されたとき引出し側の対応部の背後を保持するキャッチフック(6)がそれぞれに設けられた爪状成形部品(5)からなり、前記引出しカバー(3)が閉鎖位置にあるときには前記キャッチフック(6)が前記各対応部との係合領域外に位置することを特徴とする請求項1記載の引出し。
  3. 前記キャッチ(4)が、前記引出しカバー(3)に固定されたガイド部(16)にそれぞれ移動可能に接続されることを特徴とする請求項2記載の引出し。
  4. 前記キャッチ(4)の前記対応部が、前記引出し(2)の領域において固定された成形部品(19)からなることを特徴とする請求項2又は3に記載の引出し。
  5. 前記成形部品(19)に、前記引出し(2)の摺動方向に延在する少なくとも1つのガイドチャネル(18)がそれぞれ設けられ、かかるガイドチャネル(18)において、閉鎖位置にある前記引出しカバー(3)が前記ガイド部(16a)にそれぞれ接続又は成形されたガイドピン(17)と係合することを特徴とする請求項4記載の引出し。
  6. ロック(13)がそれぞれ前記家具骨組み(1)に固定可能な保持本体(10)であって、ガイド部(16a)に接続又は形成されたロッキングピン(11)を収容するレシービングチャネル(12)とロッキングレバー(13)とを備えた保持本体(10)からなり、前記引出し(2)挿入時に前記各ロッキングレバー(13)が接合成形部品(19)上に形成されたコントロールノーズ(16)によって解放位置に保持され、前記引出し(2)開放時に前記各ロッキングレバー(13)が前記ロッキングピン(11)のノッチ(14)に係止することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の引出し。
  7. 前記ロッキングレバー(13)がアームレバーとして構成されて支点(15)を中心として前記保持本体(10)に枢動可能に保持され、前記ロッキングレバー(13)が重力とばねの両方、又はそのどちらかによる負荷によって係止方向に継続的に付勢されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の引出し。
  8. 前記引出しカバー(3)が閉鎖位置にあるときには前記爪状成形部品(5)がばね「F」によって家具骨組み(1)の互いに反対側に位置する内側に押され、前記引出しカバー(3)の開放時には前記爪状成形部品(5)が結合位置において外側に移動することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の引出し。
  9. キャッチが前記引出しカバー(3)上に枢動可能に保持されたキャッチレバー(20)と、前記引出し(2)に固定されたキャッチノーズ(21)とからなり、前記引出しカバー(3)が閉鎖位置にあるとき前記キャッチレバー(20)が前記キャッチノーズ(21)の領域外に位置することを特徴とする請求項1記載の引出し。
  10. ロックがそれぞれ前記家具骨組み(1)に枢動可能に接続可能なロッキングレバー(24)と、前記ロッキングレバー(24)と協働する前記引出しカバー(3)上のロッキングエレメント(25)とからなり、前記引出し(2)の挿入時には前記ロッキングレバー(24)が前記引出し(2)上に配置されたコントロールカム(27)を介して解放位置に保持され、前記引出し(2)開放時には前記ロッキングレバー(24)が前記引出しカバー(3)の前記ロッキングエレメント(25)と協働する位置に移動しロック位置に留まることを特徴とする請求項1又は9に記載の引出し。
  11. 前記ロッキングレバーがシングルアームレバーとして構成され、重力及び/又はばねによる負荷によって前記ロッキングエレメント(25)と係合する方向に継続的に付勢されることを特徴とする請求項10記載の引出し。
  12. ロッキングレバー(20a)の動作が、前記家具骨組み(1)に固定されたコントロールカム(22)によって制御されることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の引出し。
  13. 前記コントロールカム(22)が前記家具骨組み(1)に固定可能なベースプレート(23)に形成又は接続されることを特徴とする請求項12記載の引出し。
  14. 前記引出しカバー(3)がキャリアレール(28)に接続し、前記キャリアレール(28)に保持されることを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の引出し。
  15. クランプ(29)が前記引出しカバー(3)に接続され、前記引出しカバー(3)が閉鎖位置にあるとき前記クランプが家具骨組み1上に固定されたピン(30)を締め付けるようにして収容することを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の引出し。
  16. 前記ロック及び前記キャッチの前記すべての構成部品がプラスチックで構成されることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の引出し。
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