JP4323892B2 - 現像方法及びトナー - Google Patents
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討の余地が残されている。
すい。このため第一現像ローラ及び第二現像ローラに対する適正なトナー供給制御が困難となることがある。
に形成された静電荷像を可視像化する現像方法であって、第一の現像ローラ及び第二現像ローラが、第一現像ローラが担持するトナーを第二現像ローラに渡すことができ、かつ互いに非接触な位置に配置される現像方法において、第一現像ローラは磁極A及び磁極Cを有し、第二現像ローラは前記磁極Aとは異なる極の磁極Bを有し、第一現像ローラ及び第二現像ローラは、第一及び第二現像ローラの中心軸を結ぶ線を基準線とし、磁極Aは第一現像ローラにおける基準線に最も近い磁極であり、磁極Bは第二現像ローラにおける基準線に最も近い磁極であり、磁極Aの位置と第一現像ローラ中心軸を結ぶ線と前記基準線との交差角をaとし、磁極Bの位置と第二現像ローラ中心軸を結ぶ線と基準線との交差角をbとし、前記可視像化時において基準線よりも感光体側を正とし、その反対側を負としたときに、a>0かつb<0である位置に配置され、磁極Cは、磁極Aと同極性であり、磁極Aよりも第一現像ローラの回転方向下流側に隣接して配置されており、前記トナーは、少なくとも結着樹脂と磁性体を含有するトナー粒子を有する磁性一成分トナーであり、トナーの保磁力(kA/m)と残留磁化(Am2/kg)との積が5以上85以下であり、重量平均粒径が4〜10μmであり、前記重量平均粒径の2倍以上の粒径の粒子が4体積%以下であり、長さ平均粒径の半分以下の粒径の粒子が35個数%以下であることを特徴とする現像方法、及びこの現像方法に用いられるトナーに関する。
規定されている算術表面粗さRaが0.3〜0.9μmの範囲であることが好適である。前記算術表面粗さについては、主にトナーの搬送性に関わる問題であるが、特に本発明で用いられる特定のトナーとの組み合わせにおいて、現像ローラ上でのトナーの流動と間隙部付近でのトナー滞留のバランスを取る上で、上述のRaの範囲が好適に用いられる。この作用効果については、後に本発明のトナーの構成の説明の欄で説明する。
ラ中心軸を結ぶ線と、前記基準線との交差角をaとし、また前記磁極Bの位置と前記第二現像ローラ中心軸を結ぶ線と、前記基準線との交差角をbとし、前記交差角が前記基準線より感光体側にある場合を+、その反対側にある場合を−と定義したときに、前記交差角a、bの関係が、a>0かつb≦0であるか或いは、a≧0かつb<0となるように配置される。この磁極配置を維持する範囲で、磁性一成分トナーを用いた場合においても、第一及び第二現像ローラ上でのトナーの適正な流動を維持しやすく、その一方で、間隙部付近でのトナー滞留を比較的有効に抑制できる。
磁極の磁力が20mTを下回る場合には、各々の磁極間での磁力線が十分に形成されないため、間隙部付近での適度な磁気的拘束力が発揮されないことがある。また、各磁極の磁力が200mTを超える場合は、間隙部付近での磁気的拘束力が強くなりすぎ、各現像ローラ上で必要以上にトナーを拘束してしまい、結果としてトナー滞留を招き、またトナー流動を妨げることがあるため好ましくない。更に、製造コストを考慮すると、各磁極の磁力は120mT以下であることが好ましい。
気特性とを許容範囲内で適宜調整することが好ましい。このような調整例としては、例えばトナーのHc×σr値が比較的大きい場合には、現像ローラ上の磁極A、B間の距離を離す構成にする、或いは、磁極A又は/及びBの磁力を下げる等が好ましくは挙げられる。
が使用できる。
60℃における溶融粘度が1000mPa・s以下のワックスであり、その具体例としては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、モンタンワックスや、エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、ノネン−1、デセン−1のような直鎖のα−オレフィン及び分枝部分が末端にあるような分枝α−オレフィン、及びこれらの不飽和基の位置の異なるオレフィンの単独重合体、もしくはこれらの共重合体等が挙げられる。その他、アルコールワックス、脂肪酸ワックス、エステルワックス、天然ワックスも用いられる。更に、前記ワックス類は、ビニル系モノマーによりブロック共重合体、グラフト変性等を施した変性ワックスでも良く、また、酸化処理を施した酸化ワックスでも良い。
が挙げられる。またさらに、逆極性の白色微粒子及び黒色微粒子を、現像性向上剤として少量用いることもできる。
ク工業社製)、クロスジェットミル(栗本鉄工所社製)、ウルマックス(日曹エンジニアリング社製)、SKジェット・オー・ミル(セイシン企業社製)、クリプトロン(川崎重工業社製)、ターボミル(ターボ工業社製)、スーパーローター(日清エンジニアリング社製)が挙げられる。
帯電器2により任意の電位に一様に帯電された後、露光Lにより静電潜像が形成される。その後、複数の現像ローラ12、13を具備する現像装置3により現像を行い、転写材Pに対し転写帯電器5により感光体ドラム1上に形成されたトナー像を転写し、定着器8において加熱、加圧することにより転写材P上の未定着トナー画像を定着する。トナー転写後の感光体ドラム1の表面に残留する転写残トナーは、クリーニング装置7で除去され、これにより感光体ドラム1は繰り返し画像形成に供される。
<現像ローラの製造例1>
現像ローラ基材として、外径20mm、肉厚0.6mmのアルミニウム素管を用い、ブラスト処理を行うことでローラ表面を粗面化した。ブラスト粒子としては、#600球形ガラスビーズを用い、任意の速度で回転させたアルミニウム素管に対し、ブラスト圧2.5kg/cm2(2.45×105Pa)で吹きつけ処理を行い、洗浄乾燥後の表面粗さRaが0.7μmになるように処理した。
<現像ローラの製造例2>
現像ローラ基材として、外径20mm、肉厚0.6mmのアルミニウム素管を用い、ブラスト処理を行うことでローラ表面を粗面化した。ブラスト粒子としては#300球形ガラスビーズを用い、任意の速度で回転させたアルミニウム素管に対し、ブラスト圧2.5kg/cm2で吹きつけ処理を行い、洗浄乾燥後の表面粗さRaが1.0μmになるように処理した。
無水クロム酸液)中に浸して電気メッキを行い、1.5μm厚のCrメッキ層を形成し、本発明の現像ローラ2を得た。現像ローラ2としては同等品を2本製造した。現像ローラ2の表面粗さRaは0.9μmであり、表面硬さはビッカース硬度Hvが630であった。
<現像ローラの製造例3>
現像ローラ基材として、外径20mm、肉厚0.6mmのアルミニウム素管を用い、ブラスト処理を行うことでローラ表面を粗面化した。ブラスト粒子としては#600球形ガラスビーズを用い、任意の速度で回転させたアルミニウム素管に対し、ブラスト圧2.5kg/cm2で吹きつけ処理を行い、洗浄乾燥後の表面粗さRaが0.6μmになるように処理した。
<現像ローラの製造例4>
現像ローラ基材として、外径20mm、肉厚0.6mmのアルミニウム素管を用い、ブラスト処理を行うことでローラ表面を粗面化した。ブラスト粒子としては#300球形ガラスビーズを用い、任意の速度で回転させたアルミニウム素管に対し、ブラスト圧2.5kg/cm2で吹きつけ処理を行い、洗浄乾燥後の表面粗さRaが0.8μmになるように処理した。
<現像ローラの製造例5>
現像ローラ基材として、外径20mm、肉厚0.6mmのアルミニウム素管を用い、ブラスト処理を行うことでローラ表面を粗面化した。ブラスト粒子としては#800球形ガラスビーズを用い、任意の速度で回転させたアルミニウム素管に対し、ブラスト圧2.5kg/cm2で吹きつけ処理を行い、洗浄乾燥後の表面粗さRaが0.5μmになるように処理した。
<トナー粒子の製造例1>
スチレン−ブチルアクリレート−メタクリル酸−グリシジルメタクリレート共重合体(70:20:4:6、ピーク分子量1.2万、Mw:12万、Mn:1万、Tg:57℃) 100質量部
マグネタイトA(八面体、平均粒子径=0.20μm、保磁力Hc=9.9kA/m、残留磁化σr=10.2Am2/kg、飽和磁化σs=82.9Am2/kg)
90質量部
トリフェニルメタンレーキ顔料(下記構造式) 2質量部
フィッシャートロプシュワックス(融点100℃) 2質量部
パラフィンワックス(融点75℃) 4質量部
上記材料をヘンシェルミキサーで十分に予備混合した後、130℃に設定した二軸混練押し出し機によって溶融混練した。得られた混練物を冷却し、カッターミルで粗粉砕した後、任意の条件に基づき、ジェット気流を用いた微粉砕機を用いて微粉砕し、更に微粉砕物を風力分級機で分級し、重量平均粒径D4=7.1μmのトナー粒子(分級微粉体)1を得た。
トナー粒子の製造例1において、粉砕分級条件を調整する以外は同様にして、重量平均粒径D4=6.6μmのトナー粒子2を得た。
<トナー粒子の製造例3>
トナー粒子の製造例1において、マグネタイトAに代えてマグネタイトD(多角形(複核形状)、平均粒子径=0.19μm、保磁力Hc=7.3kA/m、残留磁化σr=9.2Am2/kg、飽和磁化σs=86.2Am2/kg)を用いること以外は同様にし、重量平均粒径D4=7.5μmのトナー粒子3を得た。
<トナー粒子の製造例4>
トナー粒子の製造例1において、マグネタイトAに代えてマグネタイトB(八面体、平均粒子径=0.18μm、保磁力Hc=14.9kA/m、残留磁化σr=19.0Am2/kg、飽和磁化σs=85.4Am2/kg)を用いること以外は同様にし、重量平均粒径D4=7.1μmのトナー粒子4を得た。
<トナー粒子の製造例5>
スチレン−ブチルアクリレート共重合体(ピーク分子量1.7万、Mw:30万、Mn:1万、Tg:57℃) 100質量部
マグネタイトE(球形、平均粒子径=0.22μm、保磁力Hc=5.4kA/m、残留磁化σr=6.1Am2/kg、飽和磁化σs=84.0Am2/kg) 90質量部
トリフェニルメタンレーキ顔料(下記構造式) 2質量部
フィッシャートロプシュワックス(融点100℃) 4質量部
上記材料を用いること以外はトナー粒子の製造例1と同様にして、重量平均粒径D4=7.4μmのトナー粒子5を得た。
トナー粒子の製造例5において、マグネタイトE(90質量部)に代えてマグネタイトF(球形、平均粒子径=0.23μm、保磁力Hc=3.6kA/m、残留磁化σr=4.3Am2/kg、飽和磁化σs=80.3Am2/kg)を100質量部添加すること以外は同様にし、重量平均粒径D4=7.1μmのトナー粒子6を得た。
<トナー粒子の製造例7>
トナー粒子の製造例5において、マグネタイトE(90質量部)に代えてマグネタイトB(八面体、平均粒子径=0.18μm、保磁力Hc=14.9kA/m、残留磁化σr=19.0Am2/kg、飽和磁化σs=85.4Am2/kg)を100質量部添加すること以外は同様にし、重量平均粒径D4=7.1μmのトナー粒子7を得た。
<トナー粒子の製造例8>
トナー粒子の製造例5において、マグネタイトE(90質量部)に代えてマグネタイトF(球形、平均粒子径=0.23μm、保磁力Hc=3.6kA/m、残留磁化σr=4.3Am2/kg、飽和磁化σs=80.3Am2/kg)を80質量部添加すること以外は同様にし、重量平均粒径D4=7.1μmのトナー粒子8を得た。
<トナー粒子の製造例9〜12>
トナー粒子の製造例5において、マグネタイトEに代えてマグネタイトC(六面体、平均粒子径=0.20μm、保磁力Hc=7.6kA/m、残留磁化σr=9.5Am2/kg、飽和磁化σs=86.4Am2/kg)を用い、フィッシャートロプシュワックスに代えてポリエチレンワックス(融点100℃)を用いること以外は同様にし、重量平均粒径D4=4.5μmのトナー粒子9、D4=9.8μmのトナー粒子10、D4=12.0μmのトナー粒子11、及びD4=7.1μmのトナー粒子12をそれぞれ得た。
<トナーの製造例1>
トナー粒子の製造例1で得られた100質量部のトナー粒子1に、非磁性の金属酸化物及び/又は金属炭化物として体積平均粒径1.6μmのチタン酸ストロンチウム粉末3.0質量部と、乾式法で製造されたシリカ微粉体(BET比表面積200m2/g)100質量部当たりアミノ変性シリコーンオイル(アミン当量830、25℃における動粘度70×10-6mm2/s)20質量部で処理した疎水化シリカ0.8質量部を加え、ヘンシ
ェルミキサーを用いて任意の条件で混合外添し、目開き150μmのメッシュで篩い、トナー1を得た。
<トナーの製造例2〜21>
表6及び7に示したトナー粒子を用い、表6及び7に示した通りの非磁性の金属酸化物及び/又は金属炭化物を特定量含む(或いは含まない)こと以外はトナーの製造例1と同様にして、トナー2〜トナー21を得た。
<実施例1>
評価に用いたマシンとしては、市販のデジタル複写機iR105(105ppm、a−Si感光体ドラム搭載、キヤノン(株)社製)の現像装置周辺部を図3に示した本発明の現像ローラ2本を有する磁性一成分現像器対応型に改造し、マシン本体のプロセススピード(=感光体ドラムの周速度)を400mm/sec、500mm/sec、600mm/secと変速可能に改造したものを用いた。
<間隙部でのトナー滞留>
耐久終了後(或いは耐久中適宜)に、現像装置を評価マシン本体から取り出し、現像ローラ間の間隙部を目視評価し、トナー滞留の状態を以下に示す4ランクに分類した。Bランク以上を可レベルとして評価した。
AA:トナー滞留無し
A :極僅かにトナー滞留は有るが、第二現像ローラのトナーコート性は正常
B :トナー滞留は有るが、第二現像ローラへの局部的な滞留トナー塊の吐き出しは無く、画像に影響しない
C :トナー滞留が有り、第二現像ローラへの滞留トナーの局部的な塊吐き出しが発生し、画像に影響する(不可レベル)
<第二現像ローラのトナーコート性>
耐久終了後(或いは耐久中適宜)に、現像装置を評価マシン本体から取り出し、第一及び第二現像ローラ(主に第二現像ローラ)のトナーコート状態を目視評価し、以下に示す3ランクに分類した。Bランク以上を可レベルとして評価した。
A:トナーコートムラ無し
B:トナーコートムラは有るが、画像に影響しない
C:トナーコートムラが有り、画像欠陥を生ずる(不可レベル)
<非磁性の金属酸化物及び/又は金属炭化物のトナー表面への埋め込みの程度(トナー劣化)>
耐久終了後に、現像ローラ周辺部のトナーを採取し、耐久前後でのトナーのBET比表面積を測定し比較する事で、非磁性の金属酸化物及び/又は金属炭化物を含む外添剤のトナー表面への埋め込み程度を評価した。耐久前トナーに対する耐久後トナーのBET値を百分率で表し、トナー劣化評価の指標とした。81%以上を可レベルとし、81%未満を不可レベルとして評価した。
<耐久現像性(画像濃度)>
常温/低湿環境及び高温/高湿環境での耐久終了時点の画像に対し、マクベス反射濃度計(マクベス社製)を用いて前記画像の反射濃度を測定した。常温/低湿環境での画出し耐久試験しでは、1.35を超えるものを、また高温/高湿環境での画出し耐久試験では1.30を超えるものを可レベルとして評価した。
<現像ローラ表面粗さ>
耐久終了後に、第一及び第二現像ローラを現像装置から取り外し、清掃した後に、算術表面粗さRa(JIS B 0601:2001)をそれぞれ測定した。測定には接触式表面粗さ計サーフコーダーSE3300(小坂研究所製)を用い、カットオフ値が0.8mm、測定長さが2.5mm、送りスピードが0.1mm/秒、倍率が5000倍の条件で測定した。
<実施例2、3、5〜9、12〜21及び参考例4、10、11>
表4に示す現像ローラ構成(各々、現像ローラ製造例No.とマグネット製造例No.の組み合わせ、及びS−Sgap設定)、評価マシン本体のプロセススピード、及び表6に示すトナーの組み合わせにおいて、実施例1と同様にして、耐久終了時(或いは耐久中)の現像ローラ間の間隙部付近でのトナー滞留の発生状況、第二現像ローラのトナーコート性、非磁性の金属酸化物及び/又は金属炭化物のトナー表面への埋め込み(つまりトナー劣化)の程度、画像濃度、現像ローラ表面粗さ、について評価を実施し、現像性能の品質を確認した。
<比較例1〜7>
表5に示す現像ローラ構成(現像ローラ各製造例No.とマグネット製造例No.の組み合わせ、及びS−Sgap設定)、評価マシン本体のプロセススピード、及び表7に示すトナーの組み合わせにおいて、実施例1と同様にして、耐久終了時(或いは耐久中)の現像ローラ間の間隙部付近でのトナー滞留の発生状況、第二現像ローラのトナーコート性、非磁性の金属酸化物及び/又は金属炭化物のトナー表面への埋め込み(つまりトナー劣化)の程度、画像濃度、現像ローラ表面粗さ、について評価を実施し、現像性能の品質を確認した。
2 一次帯電器
3 現像装置
4 ポスト帯電器
5 転写帯電器
6 分離帯電器
7 クリーニング装置
8 定着器
11 現像容器
12 第一現像ローラ
13 第二現像ローラ
14、15 マグネット
16 磁性ドクターブレード
17、18 攪拌部材
19 トナーホッパー
a 第一及び第二現像ローラの中心軸を結ぶ基準線(0°)と、磁極Aの位置と前記第一現像ローラ中心軸を結ぶ線との交差角
b 第一及び第二現像ローラの中心軸を結ぶ基準線(0°)と、磁極Bの位置と前記第二現像ローラ中心軸を結ぶ線との交差角
c 第一及び第二現像ローラの中心軸を結ぶ基準線(0°)と、磁極Cの位置と前記第一現像ローラ中心軸を結ぶ線との交差角
t トナー
α 感光体ドラム1の回転方向
A〜C 磁極
D 間隙部
L 露光
P 転写材
Claims (8)
- 回転自在な感光体に対向して回転自在に配置され、表面にトナーを担持可能な第一現像ローラ及び第二現像ローラが担持したトナーによって、前記感光体上に形成された静電荷像を可視像化する現像方法であって、前記第一の現像ローラ及び前記第二現像ローラが、第一現像ローラが担持するトナーを第二現像ローラに渡すことができ、かつ互いに非接触な位置に配置される現像方法において、
前記第一現像ローラは磁極A及び磁極Cを有し、前記第二現像ローラは前記磁極Aとは異なる極の磁極Bを有し、
前記第一現像ローラ及び前記第二現像ローラは、前記第一及び第二現像ローラの中心軸を結ぶ線を基準線とし、前記磁極Aは前記第一現像ローラにおける該基準線に最も近い磁極であり、前記磁極Bは前記第二現像ローラにおける該基準線に最も近い磁極であり、前記磁極Aの位置と前記第一現像ローラ中心軸を結ぶ線と前記基準線との交差角をaとし、前記磁極Bの位置と前記第二現像ローラ中心軸を結ぶ線と前記基準線との交差角をbとし、前記可視像化時において前記基準線よりも前記感光体側を正とし、その反対側を負としたときに、a>0かつb<0である位置に配置され、
前記磁極Cは、前記磁極Aと同極性であり、前記磁極Aよりも前記第一現像ローラの回転方向下流側に隣接して配置されており、
前記トナーは、少なくとも結着樹脂と磁性体を含有するトナー粒子を有する磁性一成分トナーであり、前記トナーの保磁力(kA/m)と残留磁化(Am2/kg)との積が5以上85以下であり、重量平均粒径が4〜10μmであり、前記重量平均粒径の2倍以上の粒径の粒子が4体積%以下であり、長さ平均粒径の半分以下の粒径の粒子が35個数%以下であることを特徴とする現像方法。
- 前記第一現像ローラは、前記第二現像ローラよりも前記感光体の回転方向における上流側に配置されることを特徴とする請求項1記載の現像方法。
- 前記トナーは、体積平均粒径が0.1〜4μmの非磁性の金属酸化物及び/又は金属炭化物を少なくとも一種類以上含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の現像方法。
- 前記金属酸化物及び/又は金属炭化物は、Ti、Ce、Al、Si、Zn、Mg、W、Sn、Zrの元素を少なくとも一種類以上含む酸化物、炭化物、及び前記元素の酸素酸のマグネシウム塩、カルシウム塩、ストロンチウム塩、バリウム塩から選ばれる一種類以上であることを特徴とする請求項3に記載の現像方法。
- 前記金属酸化物及び/又は金属炭化物は、チタン酸ストロンチウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸バリウム、酸化チタン、酸化セリウム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化錫、タングステンカーバイド、及びシリコンカーバイド、から選ばれる一種類以上であり、前記トナーは、前記金属酸化物及び/又は金属炭化物を前記トナー粒子100質量部に対して0.1〜8.0質量部含有することを特徴とする請求項3又は4に記載の現像方法。
- 前記第一現像ローラ及び第二現像ローラの表面には金属メッキが施されており、かつ、前記第一現像ローラ及び第二現像ローラの算術表面粗さRaが0.3〜0.9μmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の現像方法。
- 前記金属メッキの最表面層は、Crメッキ、Ni−Pメッキ、及びNi−Bメッキから選ばれるいずれかであることを特徴とする請求項6に記載の現像方法。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の現像方法に用いられるトナーであって、
このトナーは、少なくとも結着樹脂と磁性体を含有するトナー粒子を有する磁性一成分トナーであり、前記トナーの保磁力(kA/m)と残留磁化(Am2/kg)との積が5
以上85以下であり、重量平均粒径が4〜10μmであり、前記重量平均粒径の2倍以上の粒径の粒子が4体積%以下であり、長さ平均粒径の半分以下の粒径の粒子が35個数%以下であることを特徴とするトナー。
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