JP4323375B2 - 内視鏡用処置具及び内視鏡システム - Google Patents

内視鏡用処置具及び内視鏡システム Download PDF

Info

Publication number
JP4323375B2
JP4323375B2 JP2004142227A JP2004142227A JP4323375B2 JP 4323375 B2 JP4323375 B2 JP 4323375B2 JP 2004142227 A JP2004142227 A JP 2004142227A JP 2004142227 A JP2004142227 A JP 2004142227A JP 4323375 B2 JP4323375 B2 JP 4323375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
force input
driving force
transmission means
input means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004142227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005323662A (ja
Inventor
勉 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2004142227A priority Critical patent/JP4323375B2/ja
Publication of JP2005323662A publication Critical patent/JP2005323662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4323375B2 publication Critical patent/JP4323375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00131Accessories for endoscopes
    • A61B1/00133Drive units for endoscopic tools inserted through or with the endoscope

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、内視鏡のチャンネルに挿通させて用いられる内視鏡用処置具及び内視鏡システムに関する。
体腔内に挿入して、消化管内の検査などを行う手段としては、内視鏡が知られている。内視鏡は、可撓性の挿入部を有し、その先端には、CCD(電荷結合素子)や、照明部が設けられており、体腔内の観察ができるようになっている。また、内視鏡には、先端側から基端(体外)側にかけて貫通する処置具チャンネルが設けられており、この処置具チャンネルに、鉗子などの内視鏡用の処置具(内視鏡用処置具)を挿通させると、様々な処置が行えるようになる。
ここで、処置具には、内視鏡操作者を補助する介助者だけでなく、内視鏡操作者(術者)も処置具の操作部をできるようにしたものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1に開示されている処置具は、スネアループにシャフトの先端が接続されており、このシャフトの基端には、介助者が操作する操作部が設けられている。介助者用の操作部は、シャフトを進退させるもので、この操作部よりも先端側には、内視鏡操作者がシャフトを回転される手段が設けられている。
特許文献2に開示されている処置具は、把持鉗子であり、内視鏡操作者が操作をする処置具補助具と、介助者が主に操作をする操作部とが設けられている。処置具補助具は、内視鏡の近傍に設けられており、把持部材を回転させることが可能になっている。操作部は、把持部材を開閉させることが可能になっている。さらに、処置具補助部のハンドルに処置具の操作部を固定できるようになっており、内視鏡操作者が一人で回転及び開閉の操作ができるようになっている。
米国特許第6235026号明細書 特開2002-330973号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている処置具では、内視鏡操作者が処置部を進退操作させることができなかった。
また、特許文献2に開示されている処置具では、操作部を処置具補助具に固定したときには、内視鏡操作者は、把持部の回転及び開閉が可能であるが、介助者が操作をする際には、操作部の位置をその都度変えなければならず、操作性が良くなかった。さらに、処置具補助具に操作部を固定したときには、処置具補助具と操作部とを接続するシースがループ状に余って摺動抵抗が発生し、把持部材の動きが悪くなるという問題があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内視鏡操作者と介助者の両方が状況に応じて処置具の操作を行えるようにすることである。
上記の課題を解決するために、この発明は、以下の手段を提供する。
本発明の内視鏡処置具は、内視鏡のチャンネルに挿通される挿入部の先端に、目的部位を処置する先端処置部を備える内視鏡用処置具において、前記先端処置部を作動させるために前記挿入部内に挿通される第1伝達手段と、前記挿入部の基端から引き出された前記第1伝達手段に接続され、前記第1伝達手段を駆動させる第1駆動力入力手段と、前記第1駆動力入力手段を駆動自在に支持する支持部と、前記支持部に接続されたシース内に第2伝達手段を挿通させ、前記第2伝達手段の一端が前記第1駆動力入力手段に対して係脱自在な延長部と、前記第2伝達手段の他端に固定され、前記第2伝達手段を介して前記第1伝達手段を駆動可能な第2駆動力入力手段と、を備えることを特徴としている。
この内視鏡用処置具は、第1伝達手段を駆動させる手段として、第1駆動力入力手段と、第2駆動力入力手段とを備えている。第1駆動手段は、主に内視鏡操作者が操作をするために設けられている。第2駆動力入力手段は、第1駆動力入力手段の支持部に延長部を介して接続され、主に介助者が操作をするために設けられている。第2駆動力入力手段と第1伝達手段とを連係させる第2伝達手段は、第1伝達手段に係脱自在に構成されており、内視鏡操作者が操作をするときには、第2伝達手段と第1伝達手段との係合を解くことができる。第2駆動力入力手段を操作する際には、第2駆動力入力手段と第1伝達手段とを係合させ、第1駆動力入力手段を操作するときは、第2駆動力入力手段と第1伝達手段との係合を解除させる。
また、本発明の内視鏡用処置具は、前記第1駆動力入力手段と前記第2駆動力入力手段の少なくとも一方は、進退操作可能なスライダを有することが好ましい
この内視鏡用処置具は、スライダによって、内視鏡操作者と介助者との少なくとも一方が、第1伝達手段を進退させることができる。内視鏡用処置具が、例えば把持鉗子である場合には、スライダを進退させると、一対の把持部材が開閉する。
また、本発明の内視鏡用処置具は、前記第1駆動力入力手段と前記第2駆動力入力手段の少なくとも一方は、前記第1伝達手段を回転駆動させる回転ノブを有することが好ましい
この内視鏡用処置具は、回転ノブによって、内視鏡操作者と介助者の少なくとも一方が、第1伝達手段を回転させることができる。内視鏡用処置具が、例えば把持鉗子である場合には、回転ツマミを回転させると、一対の把持部材が、把持鉗子の軸線回りに回転する。
また、本発明の内視鏡用処置具は、前記第1駆動力入力手段は、前記第1伝達手段が固定された駆動先端部と、前記駆動先端部に係脱自在な駆動基部とを有し、前記駆動基部が前記第2伝達手段を介して前記第2駆動力入力手段に接続されていることが好ましい
この内視鏡用処置具は、第1駆動力入力手段を分離させることができる。すなわち、内視鏡操作者は、第1伝達手段に接続された駆動先端部のみを操作することができる。このとき、第2駆動力入力手段に接続される駆動基部は、停止している。したがって、介助者が第2駆動力入力手段を保持した状態でも、内視鏡操作者は必要な操作を行うことができる。
また、本発明の内視鏡用処置具は、前記駆動先端部と前記駆動基部とを係脱させる連結手段を有することが好ましい
この内視鏡用処置具では、連結手段が操作されると、駆動先端部と駆動基部とが係合が解除され、駆動先端部が第2駆動力入力手段から切り離される。
また、本発明の内視鏡用処置具は、前記第1駆動力入力手段には、前記第1伝達手段を進退駆動させるために前記内視鏡に設けられた駆動手段に係合可能な係合部を有することが好ましい
この内視鏡用処置具は、内視鏡側に設けられた駆動手段に第1伝達手段の係合部を係合させると、内視鏡に設けられた駆動手段によって第1伝達手段を自動で進退駆動させることができる。
また、本発明の内視鏡用処置具は、前記延長部の前記シースは、前記支持部に係脱自在に接続されていることが好ましい
この内視鏡用処置具では、延長部のシースを支持部から取り外すことができる。さらに、第2伝達手段と、第1伝達手段との係合を解除すると、第1駆動力入力手段と、第2駆動力入力手段とが分離される。
また、本発明の内視鏡用処置具は、前記支持部に、前記内視鏡と接続する接続手段を設けたことが好ましい
この内視鏡用処置具では、第1駆動力入力手段を支持する支持部を内視鏡に接続することができる。内視鏡操作者による第1駆動力入力手段の操作が容易になる。
本発明の内視鏡システムは、上述の内視鏡用処置具と、前記チャンネルを有する前記内視鏡とを備え、前記内視鏡に、前記第1駆動力入力手段前記第2伝達手段との係合を解除させる分離手段を設けたことを特徴とする内視鏡システムとした。
この内視鏡システムでは、内視鏡操作者が操作をするときには、内視鏡側に設けられた分離手段を用いて、第1伝達手段と第2駆動力入力手段との係合を解除させる。
本発明の内視鏡システムは、前記分離手段は、前記第1伝達手段の進退方向に沿ってスライド自在に構成されていることを特徴とする。
この内視鏡システムでは、第1駆動力入力手段の進退駆動に応じて、分離手段も進退駆動させることができる。このため、操作をスムーズに行うことができる。
本発明の内視鏡システムは、内視鏡と、前記内視鏡のチャンネルに挿通される挿入部の先端に目的部位を処置する先端処置部が設けられた内視鏡用処置具とを備え、前記内視鏡用処置具は、前記先端処置部を作動させるために前記挿入部内に挿通される第1伝達手段と、前記第1伝達手段及び前記挿入部を巻き取る収容装置と、前記第1伝達手段に接続可能で前記第1伝達手段を進退駆動させる第1操作部と、前記第1伝達手段に接続可能な延長部と、延長部に接続された第2操作部とを有し、前記内視鏡は、前記挿入部を前記チャンネルに挿抜させる挿抜装置と、前記第1操作部を保持する保持部とを有することを特徴としている
処置具の挿入部を挿抜装置で挿抜可能に構成された内視鏡システムにおいて、第1伝達手段に対して第1操作部と第2操作部とが接続可能になっている。第1操作部は、内視鏡側に保持されており、主に内視鏡操作者によって操作される。第2操作部は、延長部を介して第1伝達手段に接続されるもので、主に介助者によって操作される。なお、挿入部をチャンネルに挿抜とは、挿入部をチャンネルに挿入したり、チャンネルに挿入した挿入部を抜去したりすることをいう。
この発明によれば、先端処置部を作動させる第1伝達手段を進退駆動させる第1駆動力入力手段と、第2駆動力入力手段とを有するので、内視鏡操作者と、その介助者とが内視鏡用処置具の操作を行うことができる。第2駆動力入力手段と、第1伝達手段との連係を解除することができるので、内視鏡操作者が、介助者側の操作部の影響を受けることなく、楽に操作を行えるようになり、手技が容易になる。
発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の第1の実施の形態について説明する。なお、図1には第1の実施の形態における内視鏡用処置具システムと、内視鏡との概略構成が示されている。
図1に示すように、内視鏡1は、生体内に挿入される可撓性の挿入部2と、挿入部2の基端(体外)側に接続された操作部3と、ユニバーサルコード4とを備えている。
挿入部2の先端には、先端カバー6が接続されており、ここに体内を観察する撮像部と、照明光を照射する照射部などが内蔵されている。先端カバー6の先端面には、処置具チャンネル7の開口が形成されている。処置具チャンネル7は、挿入部2及び操作部3を貫通しており、操作部3側には挿入口7aが設けられている。
操作部3は、前記挿入口7aの他に、複数のスイッチ8と、複数の操作ノブ9とが設けられている。スイッチ8としては、撮像部で撮影した画像の記録を行うスイッチや、照明の切り替えを行うスイッチなどがある。各スイッチ8の信号は、ユニバーサルコード4を介して内視鏡本体(不図示)に送られるようになっている。また、操作ノブ9としては、湾曲部を所定の方向に変向させるノブなどがある。
この内視鏡1の処置具チャンネル7には、内視鏡用処置具(以下、処置具とする)10が挿通される。処置具10は、処置具チャンネル7に挿通される挿入部11の先端に、先端処置部12が設けられた、例えば生検鉗子である。
図2及び図3に示すように、先端処置部12は、支持部材13に軸支された一対のカップ部材14を有している。カップ部材14は、対向配置されており、その各々が不図示のリンク機構に連結されている。このリンク機構には、第1伝達手段である第1操作ワイヤ15が接続されている。つまり、一対のカップ部材14は、第1操作ワイヤ15を基端側に後退させると閉じ、第1操作ワイヤ15を先端側に前進させると開くようになっている。図3に示すように、第1操作ワイヤ15は、挿入部11の密巻きコイルからなるシース16内に、進退自在に挿通されている。
図2及び図3に示すように、挿入部11の基端には、第1操作部17が設けられている。第1操作部17は、挿入部11が固定される支持部18を有している。支持部18の先端側の隅部18aには、内視鏡に接続可能な接続手段19が設けられている。図4に示すように、接続手段19は、支持部18に設けられた凹部20と、略コ字状の係合部材21と、係合部材21を付勢するコイル状のスプリングである弾性部材22とを有している。係合部材21は、先端が内視鏡1に係合するピン21aと、ピン21aの基端に一端が連なる基部21bと、基部21bの他端から立設するボタン21cとからなり、ピン21aの先端及びボタン21cの先端が、それぞれ凹部20から外側に突出するように、弾性部材22によって付勢されている。なお、図1に示すように、内視鏡1には、操作部2の側方に分岐部23が設けられており、ここに接続手段19と係合する被接続部24が設けられている。被接続部24は、スリット24aと、スリット24a内に形成された孔24bとからなる。スリット24aは、支持部18を挿入可能な大きさを有し、孔24bは、接続手段19側のピン21aが係合可能な形状になっている。
また、図2に示すように、支持部18には、処置具10の長さ方向に平行なスリット25が設けられており、ここに第1駆動力入力手段26が摺動自在に支持されている。第1駆動力入力手段26は、第1操作ワイヤ15が固定される駆動先端部である第1スライダ(前スライダ)27と、第1スライダ27の基端に連結部28を介して着脱自在に設けれた駆動基部である第2スライダ(後スライダ)29とからなる。
図3に示すように、連結部28は、第1スライダ27の基端側の側部から、処置具10の長さ方向に略平行に延設された係合片30を有している。係合片30は、弾性変形可能になっており、その端部には、係合突起30aと舌部30bとが設けられている。舌部30bは、外側に向かって延設されており、係合突起30aは、内側、つまり処置具10の軸線に向かって設けられている。この係合突起30aは、第2スライダ29の側部に形成された係合溝31と係脱可能に係合するようになっている。また、第2スライダ29の基端面(後端面)には、第2伝達手段である第2操作ワイヤ32が固定されている。
第2操作ワイヤ32は、支持部18と、延長部34の延長シース33とに進退自在に挿通されている。
図2に示すように、延長シース33は、先端が第1操作部17の支持部18に固定されており、基端が第2操作部35の操作部本体36に固定されている。
第2操作部35の操作部本体36は、その基端に指かけリング37が設けられている。さらに、操作部本体36には、処置具10の長さ方向に平行にスリット38が設けられており、ここに第2駆動力入力手段39が摺動自在に取り付けられている。第2駆動力入力手段39は、介助者が指にかけて進退させることができるスライダで、その先端面には、操作部本体36内を進退自在に挿通する第2操作ワイヤ32が固定されている。
次に、この処置具10の作用について説明する。
図6に示すように、内視鏡1の処置具チャンネル7に処置具10を挿通させてから、第1操作部17を内視鏡1の分岐部23に係合させる。すなわち、図4に示す接続手段19のボタン21cを押して、ピン21aを支持部18側に引き戻した状態で、隅部18aを分岐部23のスリット24aに挿入する。その後、ボタン21cを離すと、ピン21aが弾性部材22により押し出され、分岐部23側の孔24bに係合する。
介助者が、処置具10を操作する場合には、延長部34の長さだけ内視鏡1から離れた位置で、第2操作部35を保持する。そして、第2操作部35の指かけリング37と、第2駆動力入力手段39とにそれぞれ指をかけ、第2駆動力入力手段39を先端側に向かって前進させる。これによって、第2操作ワイヤ32が前進し、第2操作ワイヤ32に押されるようにして第1駆動力入力手段26が前進する。その結果、第1駆動力入力手段26の先端面に固定されている第1操作ワイヤ15が支持部18及びシース16に対して前進し、先端処置部12の一対のカップ部材14が開く。次に、第2駆動力入力手段39を後退させると、第2操作ワイヤ32が第1駆動力入力手段26を後退させ、これに伴い第1操作ワイヤ15が後退して一対のカップ部材14が閉じる。
内視鏡操作者が、処置具10を操作する場合には、最初に第1スライダ27と第2スライダ29とを分離させる。すなわち、連結部28の係合片30の舌部30bを掴んで、係合片30を第1スライダ27側を起点として外側に向かって変形させる。このとき、係合突起30aが、係合溝31から離脱するので、そのまま第1スライダ27を少しだけ前進させる。
このようにして、第1スライダ27と第2スライダ29とを分離させたら、第1スライダ27のみを掴んで、進退させる。これに伴って第1操作ワイヤ15が進退し、一対のカップ部材14が開閉する。この間、第2スライダ29、第2操作ワイヤ32、第2操作部35は、移動しない。
この実施の形態によれば、第1操作部17と、第2操作部35と有するので、内視鏡操作者と介助者とのそれぞれが先端処置部12を操作できるようになると共に、第1操作部17と第2操作部35との連係を解除できるようにしたので、内視鏡操作者は、介助者とは独立に処置具10の操作を行うことが可能になる。このため、介助者が第2駆動力入力手段39を保持している場合であっても、内視鏡操作者は、第1操作部17を容易に操作することができる。
また、第1操作部17と第2操作部35との連携を解除するにあたり、第1駆動力入力手段26を2つに分離させるようにしたので、内視鏡操作者の意思に基づいて、簡単に連係状態を切り換えることができる。
さらに、第1操作部17の支持部18に接続手段19を設け、内視鏡1に接続できるようにしたので、内視鏡操作者の操作が容易になる。
なお、介助者が第2駆動力入力手段39から指を離している場合には、第1スライダ27と第2スライダ29とを連結させた状態で操作をしても良いが、第2操作ワイヤ32及び第2駆動力入力手段39による引きずり抵抗があるため、大きな力が必要になる。したがって、前記のように、第1駆動力入力手段26を分離して使用することが好ましい。
(第2の実施の形態)
以下に本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。前記第1の実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、第1の実施の形態と重複する説明は省略する。
図7に示すように、この処置具40には、第1操作部41が設けられている。第1操作部41は、細長形状の支持部18に対して、第1駆動力入力手段42が摺動自在に取り付けられている。第1駆動力入力手段42は、駆動先端部である第1スライダ43と、駆動基部である第2スライダ44とが、連結部45によって係脱自在になっている。
第1スライダ43は、その一部が所定方向(支持部18と略直交する方向)に突出するように延びている。この突設部43aには、内視鏡操作者の指を挿通させる指かけ穴46が形成されている。指かけ穴46は、処置具40の長さ方向に略直交するように突設部43aの両側面を貫通している。また、突設部43aは、その一部が後方(第1操作部41の基端部側)に向かって、かつ第2スライダの上方を略平行に延びており、ここに連結部45が設けられている。
図8から図10に示すように、連結部45は、第2スライダ44の側部を挟むように配置される一対の係止部材47を備えている。各係止部材47は、その基端が、第1スライダ43に板バネ49aを介して連結されている。板バネ49aは、自然状態で一対の係止部材47の先端を近接させる方向に付勢している。そして、一対の係止部材47の間には、ボタン48が配置されている。ボタン48は、処置具10の軸線方向に平行に配設されている。図9に示すように、ボタン48の先端は、コイルバネ49bを介して第1スライダ43に連結されている。さらに、ボタン48の先端から後端にかけては、外径が増大するようなテーパ部48aが形成されている。ボタン48の後端は、第1スライダ43の突設部43aの後端面から、後方に向かって突出している。
また、図8に示すように、第2スライダ44には、係止部材47の先端に設けられた爪部47aが係合可能な凹部44aが設けられている。
このように構成される第1操作部41の作用について説明する。
まず、図11に示すように、第1スライダ43の指かけ穴46に中指P1を通し、第1スライダ43の上面に人指し指P2をかける。さらに、親指P3をボタン48に軽く添える。
第1スライダ43と第2スライダ44とを分離する際には、親指P3でボタン48を前進させるようにして押し込む。ボタン48が前進すると、図10に示す状態から、図12に示すように、ボタン48のテーパ部48aと一対の係止部材47との接触状態が変化し、係止部材47と接触するテーパ部48aの外径が徐々に大きくなる。これにより、係止部材47は、その先端が離間するように開き、爪部47aと、第2スライダ44の凹部44aとの係合が解かれ、第1スライダ43と第2スライダ44とが分離される。
また、分離状態の第1スライダ43と第2スライダ44を連結する際には、一対の係止部材47を開かせた状態で、第1スライダ43と第2スライダ44とを当接させる。この状態で、親指P3をボタン48から離すと、ボタン48が後退して一対の係止部材47が閉じ、爪部47aが凹部44aと係合し、第1スライダ43と第2スライダ44とが連結される。
この実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。特に、第1スライダ43が内視鏡操作者によって保持し易い形状になっているので、操作が楽である。また、ボタン48の操作によって、一対の係止部材47を開閉させることで、第1スライダ43と第2スライダ44とを係脱させることができるので、操作系統の切り替えが容易になる。
(第3の実施の形態)
以下に本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。前記各実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、前記各実施の形態と重複する説明は省略する。
図13に示すように、この処置具50には、第1操作部51が設けられている。第1操作部51は、支持部18に対して、第1駆動力入力手段52が摺動自在に取り付けられている。第1駆動力入力手段52は、第1スライダ27と第2スライダ29とを有し、両スライダ27,29は連結部53によって係脱自在になっている。
連結部53は、一対の係止部材54を有している。係止部材54は、細長形状を有し、先端側の一端部54aから他端部54bに至る間の略中間付近で支軸55によって第1スライダ27の側部のそれぞれに回動自在に支持されている。支軸55には、不図示のコイルバネが外挿されており、このコイルバネは、各係止部材54の一端部54aを自然状態で第1スライダ27から離間するように付勢している。係止部材54の他端部54bは、内側に向かって屈曲させられ、係合爪となっている。第2スライダ29の側部には、係合爪(他端部54b)と係合可能な係合溝56が設けられている。
この処置具50において、第1スライダ27と第2スライダ29とを分離させるときには、図14に示すように、一対の係止部材54の一端部54aのそれぞれを第1スライダ27の側部に向けて指(例えば、人指し指P2と親指P3)で押す。これにより、係止部材54が、支軸55を回動軸として回動して開き、他端部54bと係合溝56との係合が解かれる。そして、このまま第1スライダ27を前進させると、第1スライダ27のみを操作することが可能になる。
第1スライダ27と第2スライダ29とを連結させるときには、一対の係止部材54の他端部54bを開かせた状態で、第1スライダ27と第2スライダ29とを当接させる。この状態で指P2,P3を離すと、他端部54bと係合溝56とが係合し、両スライダ27,29が連結される。
この実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。特に、第1スライダ27を掴むときに、連結部53を作動させ、第1スライダ27と第2スライダ29とを分離させることができるので、操作系統の切り替えが容易になる。
(第4の実施の形態)
以下に本発明の第4の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。前記各実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、前記各実施の形態と重複する説明は省略する。
図15及び図16に示すように、この内視鏡用処置具システムは、内視鏡1と処置具60とを備えている。処置具60には、第1操作部61が設けられている。また、内視鏡1には、操作系統を切り換える手段としての分離手段62が設けられている。
図16に示すように、第1操作部61は、挿入部11に接続される略コ字状の支持部63を備えている。支持部63は、処置具60の長さ方向に略直交する方向に延びる細長の先端部63aを有している。先端部63aの長さ方向の略中央には、第1操作ワイヤ15が進退自在に挿通されている。また、先端部63aの一端(図15において下端)には、内視鏡1側に係合させられる接続部64が設けられている。先端部63aの他端からは、処置具60の長さ方向に平行に架設部63bが延設されている。架設部63bの後端からは、先端部63aに略平行に基端部63cが延設されている。基端部63cには、第2操作ワイヤ32が進退自在に挿通されている。さらに、基端部63cの他端、つまり架設部63b側には、内視鏡操作者が指をかける指かけリング65が取り付けられている。
さらに、基端部63cと先端部63aとの間には、第1駆動力入力手段66が配設されている。図17に示すように、第1駆動力入力手段66は、第1操作ワイヤ15を挿通させつつ、これに固定されているスライダ67を有している。スライダ67は、略円筒形状を有し、その先端及び基端のそれぞれにつばが設けられている。また、スライダ67の長さ方向の略中央には、スライダ67の一直径を通るように貫通孔68が形成されている。貫通孔68の向きは、支持部63の先端部63a及び基端部63cの長さ方向に略平行になっている。さらに、貫通孔68からは、スライダ67の基端面に向かって挿通孔69が形成されている。挿通孔69は、その中心が、第1操作ワイヤ15の軸線から上方(架設部63b側)にオフセットした位置に設けられている。
ここで、第1操作ワイヤ15は、スライダ67の先端面からスライダ67内部を通り、貫通孔68内に突出している。この突出している部分には、第2操作ワイヤ32と係脱自在な係合部70が設けられている。係合部70は、略方形を有し、その中央に係合穴71が形成されている。係合穴71は、貫通孔68の軸線と平行に設けられている。また、係合部70において、係合穴71よりも後方の後端部は、挿通孔69に形成された平面部69a上に載っている。係合部70の後端部は、平面部69aに向かって厚さを減ずるようなテーパ面が形成されている。
第2操作ワイヤ32は、その先端が挿通孔69内を挿通している。そして、貫通孔68内に配される先端部は、処置具60の軸線から上方に向かって湾曲し、オフセットした位置に配置されており、ここに係合ピン72が設けられている。係合ピン72には、先端に向かって外径を減じるようなテーパ面が形成されている。
図15に示すように、内視鏡1は、分岐部23から略水平に延びる腕部74を有している。腕部74の外径は、処置具60側の接続部64の内径と係合自在な大きさである。さらに、腕部74の先端には、関節75を介してバー76が取り付けられている。関節75は、バー76の先端を90度回動できるようになっている。バー76は、関節75側の基端から、先端に至るまでの間に、分離手段62が摺動自在に取り付けられている。
分離手段62は、分離スライダ77と、分離スライダ77から立設されるピン78とを有している。ピン78は、バー76に対して略90度の角度で設けられており、分離スライダ77側の基部が、処置具60の貫通孔68に係合可能な大きさになっている。また、ピン78の先端部78aの径は、第1操作ワイヤ15に設けられた係合穴71に挿入可能な大きさになっている。なお、バー76の先端には、分離手段62の脱落を防止するストッパが設けられている。
この内視鏡システムの作用について説明する。
内視鏡操作者が処置具60の操作を行う場合には、内視鏡1側の関節75を伸ばして、バー76と腕部74とを略水平にする。そして、腕部74に処置具60の第1操作部61の接続部64を係合させる。
このとき、図18に示すように、分離手段62のピン78が第1駆動力入力手段66の貫通孔68内に挿入される。ピン78の先端部78aは、第2操作ワイヤ32の係合ピン72を第1操作ワイヤ15の係合穴71から押し出しつつ、係合部70に係合する。これにより、第1操作ワイヤ15と第2操作ワイヤ32との係合が解かれる。
そして、内視鏡操作者がスライダ67を手で掴んで進退させると、スライダ67に固定されている第1操作ワイヤ15が進退し、一対のカップ部材14(図16参照)が開閉する。このとき、スライダ67の貫通孔68と、第1操作ワイヤ15の係合部70とのそれぞれには、ピン78が係合しているので、分離手段62は、スライダ67と共に進退する。
次に、第1操作ワイヤ15と第2操作ワイヤ32とを係合させるときには、第2操作ワイヤ32側の係合ピン72と、分離手段62側のピン78との位置を略同軸上に合わせた状態で、分離手段62の腕部74から処置具60の接続部64を取り外す。ピン78の先端部78aが係合穴71から抜け、その代わりに第2操作ワイヤ32側の係合ピン72が係合穴71に挿入され、第1操作ワイヤ15と第2操作ワイヤ32とが係合させられる。
この実施の形態によれば、処置具60に第1操作部61と、第2操作部35とを設け、内視鏡操作者と介助者とがそれぞれ操作できるようにすると共に、第1操作ワイヤ15と第2操作ワイヤ32との係合を解除できるようにしたので、操作系統を切り換えることができる。しかも、介助者が第2操作部35を握っている場合であっても、内視鏡操作者が第1操作部61を容易に操作することができる。
さらに、内視鏡1側に分離手段62を設け、第1操作部61を内視鏡1側に固定したときに、第1操作ワイヤ15と第2操作ワイヤ32との係合が解除されるようにしたので、内視鏡操作者は、第1操作ワイヤ15と第2操作ワイヤ32とを係脱させる動作を別途する必要がなくなるので、便利であり、操作性が良い。
(第5の実施の形態)
以下に本発明の第5の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。前記各実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、前記各実施の形態と重複する説明は省略する。
図19に示すように、この内視鏡システムは、内視鏡1と、処置具80とを備えている。内視鏡1には、第1操作部81が設けられている。また、内視鏡1には、分離手段82が設けられている。
図19及び図20に示すように、第1操作部81は、第1駆動力入力手段66が、支持部83に摺動自在に配設されている。支持部83は、その先端部83aが内視鏡1に向かって突設し、ここに接続部84が設けられている。接続部84は、内視鏡1側に設けられた被接続部85の孔に係合可能になっている。
分離手段82は、ピン78が、内視鏡1の操作部3内に設けられたアクチュエータ86により往復運動自在に取り付けられている。アクチュエータ86は、進退スイッチ8aの操作により駆動可能になっており、例えば、リニアモータが用いられる。
この内視鏡システムでは、第1操作部81の接続部84を内視鏡1に係合させると、ピン78がスライダ67の貫通孔68内に挿入され、その先端部78aが第2操作ワイヤ32の係合ピン72(図17参照)を押し出しつつ、係合部70(図17参照)に係合する。これにより、第1操作ワイヤ15と第2操作ワイヤ32との係合が解除される。このとき、ピン78の先端部78aは、第1駆動力入力手段66及び第1操作ワイヤ15と係合する。そして、進退スイッチ8aを操作してアクチュエータ86でピン78を先端側に前進させると、第1駆動力入力手段66及び第1操作ワイヤ15が前進し、一対のカップ部材14が開く。次に、スイッチ8cを操作してアクチュエータ86でピン78を後退させると、第1駆動力入力手段66及び第1操作ワイヤ15が後退し、一対のカップ部材14が閉じる。
この実施の形態では、第4の実施の形態と同様に効果が得られる。ここにおいて、分離手段82をアクチュエータ86で進退させるようにしたので、内視鏡操作者は、第1操作部81を直接操作しなくても、スイッチ操作のみで第1操作ワイヤ15を進退させることができる。
なお、アクチュエータ86は、リニアモータに限定されない。ラックとピニオンからなる伝達機構で、モータの回転をピン78の往復移動に変換しても良い。
(第6の実施の形態)
以下に本発明の第6の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。前記各実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、前記各実施の形態と重複する説明は省略する
図21に示すように、処置具90は、挿入部11の先端に先端処置部12が設けられ、挿入部11の基端に第1操作部91が設けられている。第1操作部91は、主に内視鏡操作者が操作するもので、挿入部11が接続される支持部92を有している。支持部92の基端には、指かけリング93が設けられている。指かけリング93からは、取付部94が延設されている。取付部94には、先端に一対の係合爪94aが設けられている。係合爪94aは、自身の弾性変形により変形可能になっている。
また、支持部92には、処置具90の長さ方向に平行なスリット95が設けられている。このスリット95には、スライダである第1駆動力入力手段96が摺動自在に取り付けられている。この第1駆動力入力手段96の先端には、第1操作ワイヤ15が固定されている。また、第1駆動力入力手段96の先端及び基端のそれぞれの周縁は拡径し、つば部96a,96bになっている。基端側のつば部96bには、径方向外側に向かって取付部97が延設されている。取付部97は、先端に一対の係合爪97aが設けられている。係合爪97aは、自身の弾性変形により変形可能になっている。なお、各係合爪94a,97aは、略平行に配置されている。
各取付部94,97には、延長部98の接続部99と接続部100とのそれぞれが係合させられる。接続部99は、その内部に係合孔99aが設けられている。係合孔99aは、係合爪94aを係合可能な形状になっている。接続部99は、延長部98のシース101の先端に接続されている。シース101は、密巻きコイルからなり、その内部には第2操作ワイヤ32が進退自在に挿通されている。第2操作ワイヤ32の先端には、接続部100が取り付けられている。接続部100は、その内部に係合孔100aが設けられている。係合孔100aは、係合爪97aと係合可能な形状になっている。そして、延長部98のシース101の基端には、第2操作部35が設けられている。
この処置具の作用について説明する。
内視鏡操作者が処置具90を操作する場合には、各取付部94,97と各接続部99,100との係合を解除した状態で、第1駆動力入力手段96を支持部92に対して進退させる。第1操作ワイヤ15が前進し、一対のカップ部材14が開閉する。
介助者が処置具90を操作する場合には、図22に示すように、各取付部94,97と各接続部99,100とを係合させ、第2操作部35を第1操作部91に取り付ける。この状態で第2駆動力入力手段39を操作部本体36に対して進退させると、シース101に対して第2操作ワイヤ32が進退する。このとき、シース101側の接続部99及び取付部94は移動せずに、第2操作ワイヤ32側の接続部100及び取付部97のみが進退し、その結果、第1駆動力入力手段96が支持部92に対して進退させられる。第1駆動力入力手段96が進退すると、前記のように一対のカップ部材14が開閉する。
この実施の形態によれば、第1操作部91に対して、第2操作部35を着脱自在に構成し、内視鏡操作者が操作する間は、後方に延設されている第2操作部35(及び延長部98)を取り外すことができるようにしたので、第2操作部35が邪魔にならなくなり、操作性が向上する。また、介助者が操作をするときには、第1操作部91と第2操作部35とを連結させるだけで済むので操作系統の切り替えが容易である。
(第7の実施の形態)
以下に本発明の第7の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。前記各実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、前記各実施の形態と重複する説明は省略する
図23に示すように、内視鏡システムは、内視鏡1と、処置具110とを備えている。処置具110は、先端処置部12が設けられた挿入部11が収容装置111に巻き取られている。収容装置111は、リール112と、リール112を回転自在に支持するカセット113とを有している。カセット113の側面には、二つの開口部114,115が形成されている。このうち、開口部115には、第1操作ワイヤ15の端部15aが露出している。この端部15aは、他の部分よりも大径になっている。このようなカセット113は、取付部116を有し、取付部116によって分岐部117に固定されている。
収容装置111の各開口部114,115には、第1操作部118と第2操作部35とのいずれか一方が接続されるようになっている。
第1操作部118は、内視鏡1の分岐部117に回転自在に取り付けられたアーム部(保持部)119の先端に設けられている。第1操作部118は、支持部120を有し、支持部120の先端側には、開口部114と係合する係合爪121が立設されている。係合爪121よりも基端側には、第1駆動力入力手段122が支持部120に対して摺動自在に設けられている。第1駆動力入力手段122は、第1操作ワイヤ15の端部15aに係合可能な係合爪であり、係合爪121と略平行に配置されている。この第1駆動力入力手段122は、支持部120内に設けられたアクチュエータ123に支持されており、往復移動自在になっている。第1駆動力入力手段122の移動方向は、係合爪121に近接したり、離間したりする方向に設定されている。アクチュエータ123は、例えば、リニアモータが用いられ、内視鏡1の操作部3に設けられた進退スイッチ8aにより駆動するようになっている。
また、第2操作部35は、各開口部114,115に係合する延長部124が取り付けられている。延長部124は、先端側に接続部125が設けられている。図24に示すように、接続部125は、係合爪126と、係合爪127とを有している。係合爪126は、開口部114(図23参照)と係合可能な形状になっている。係合爪127は、接続部125の凹部125aに摺動自在に取り付けられている。この係合爪127には、第1操作ワイヤ15の端部15a(図23参照)に係合する切り欠きが設けられている。さらに、係合爪127には、第2操作ワイヤ32の先端が固定されている。第2操作ワイヤ32は、接続部125から延設される密巻きコイルからなるシース128内に進退自在に挿通されている。シース128は、細長形状を有し、その先端が接続部125に固定され、他端が第2操作部35の操作部本体36に固定されている。
なお、内視鏡1の分岐部117には、処置具チャンネル7の挿入口7aが設けられている。さらに、分岐部117内には、処置具110を挿抜する挿抜装置130が設けられている。挿抜装置130は、処置具チャンネル7内に挿入された処置具110の挿入部11を挟みつつ、これに圧接する一対のローラ131を有している。これらローラ131の回転軸は、モータ132に接続されている。モータ132は、内視鏡1の操作部3に設けられた挿抜スイッチ8bにより駆動し、ローラ131を回転させることで、挿入部11を処置具チャンネル7に沿って駆動させるようになっている。
このような処置具110を内視鏡操作者が操作する場合には、図25に示すように、第1操作部118を収容装置111に接続する。すなわち、アーム部119を回転させ、第1操作部118の係合爪121を開口部114に係合させ、第1駆動力入力手段122を第1操作ワイヤ15に係合させる。この状態で進退スイッチ8aを操作して、アクチュエータ123を駆動させ、第1駆動力入力手段122を係合爪121に向かって前進させると、第1操作ワイヤ15が挿入部11内を前進し、一対のカップ部材14が開く。次に、アクチュエータ123を駆動させて第1駆動力入力手段122を係合爪121から離間するように後退させると、第1操作ワイヤ15が挿入部11内を後退し、一対のカップ部材14が閉じる。
介助者が操作をする場合には、第1操作部118と収容装置111との係合を解除させた後に、収容装置111に延長部124を接続する。すなわち、延長部124の先端に設けられている接続部125の係合爪126を開口部114に係合させ、摺動自在な係合爪127を第1操作ワイヤ15に係合させる。この状態で第2操作部35の第2駆動力入力手段を進退させると、第2操作ワイヤ32がシース128内で進退し、係合爪127が係合爪126に近接(前進)又は離間(後退)する。これにより、第1操作ワイヤ15が挿入部11内を進退し、一対のカップ部材14が開閉する。
この実施形態によれば、挿抜装置130を備える内視鏡1に対してリール112に巻き取られた処置具110を挿通させたときに、内視鏡操作者と介助者とのいずれか一方が先端処置部12の操作を行えるようになる。このとき、内視鏡操作者は、電動で先端処置部12を操作できるので、操作が楽になる。介助者は、延長部124によって、内視鏡1から離れたところで先端処置部12の操作を行うことができる。
(第8の実施の形態)
以下に本発明の第8の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。前記各実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、前記各実施の形態と重複する説明は省略する
図26に示すように、この処置具140は、第1操作部141と、第1操作部141に対して着脱自在な第2操作部142を備えている。
なお、処置具140は、先端処置部としてスネアループ143を備える高周波スネアである。スネアループ143は、第1操作ワイヤ15の先端に固定されており、シースである挿入部144の先端から突没自在になっている。挿入部144の基端には、第1操作部141が固定されている。
第1操作部141は、挿入部144に固定される支持部145を有している。支持部145は、挿入部144が固定される先端部145aと、先端部145aよりも処置具140の軸線方向に沿って後方に位置する基端部145bと、両端部145a,145bを繋ぐ2本の架設部145c,145dとが一体的に形成された枠体である。ここで、先端部145aには、第1操作ワイヤ15が進退自在に挿通されている。基端部145bにおいて、処置具140の軸線上に相当する部分には、貫通孔146が形成されている。さらに、基端部145bと一方の架設部145cとが連なる隅部からは、指かけ部147が延設されている。指かけ部147の延設方向は、基端部145bの長さ方向であって、処置具140の軸線と略直交する方向であり、その先端部には、貫通孔148が形成されたリングが設けられている。
図26及び図27に示すように、支持部145には、第1駆動力入力手段150が、処置具140の軸線方向に摺動自在に取り付けられている。第1駆動力入力手段150は、支持部145の開口部151内に配置され、第1操作ワイヤ15が固定される回転ノブ152を有している。回転ノブ152は、略円柱状を有し、その先端には第1操作ワイヤ15が固定され、基端には係合部153が突設されている。第1操作ワイヤ15と、係合部153とは、共に回転ノブ152の中心軸線上に固定されている。回転ノブ152は、先端面から基端面に至る間に縮径部152aを有し、この縮径部152aにはスライダ154の一端部が取り付けられている。スライダ154は、指かけ部147と略平行に延設されており、その他端部には、2つの貫通孔155,156が長さ方向に沿って配列されている。また、スライダ154の一端部から他端部に至るまでの中間部には、一方の架設部145cが貫通している。
図26及び図28に示すように、スライダ154の貫通孔155及び貫通孔156には、第2操作部142の接続部160が係合可能になっている。接続部160は、プレート161上に2つの係合突起162,163が設けられている。なお、係合突起162は貫通孔155に係合し、係合突起163は貫通孔156に係合するようになっている。さらに、接続部160のプレート161には、第2操作ワイヤ32の先端が固定されている。第2操作ワイヤ32は、延長部164を構成する密巻きコイルからなる細長のシース165内を挿通し、操作部本体36内に導入され、第2駆動力入力手段に固定されている。シース165は、その基端が操作部本体36に固定され、先端には、接続部166が固定されている。接続部166には、係合突起167が設けられている。この係合突起167は、第1操作部141側の貫通孔148と係合可能な形状になっている。
さらに、第2操作部142は、回転ツマミ(回転ノブ)168を有している。回転ツマミ168の先端には、延長部169の基端が固定されている。延長部169は、細長形状を有し、その先端には、フック170が取り付けられている。このフック170は、回転ノブ152の後端に設けられた係合部153の係合穴153aに係合可能な形状になっている。
この処置具140を内視鏡操作者が操作をする際には、貫通孔148に親指をかけ、貫通孔155及び貫通孔156のそれぞれに、人差し指及び中指をかける。スライダ154を処置具140の軸線に沿って進退させると、第1駆動力入力手段150の全体が進退する。これに伴って第1操作ワイヤ15が挿入部144内を進退し、スネアループ143が挿入部144から突没する。また、回転ノブ152を回転させると、第1操作ワイヤ15が回転し、スネアループ143が処置具140の軸線回りに回転する。
介助者が操作をする際には、第2操作部142を、第1操作部141に係合させる。具体的には、図29に示すように、操作部本体36側の接続部160及び接続部166をそれぞれ各貫通孔155,156及び貫通孔148に係合させる。さらに、回転ツマミ168の延長部169の先端を、支持部145の貫通孔146から挿入し、フック170を係合穴153aに係合させる。この状態で、第2駆動力入力手段39を進退させると、第2操作ワイヤ32によって接続部160が進退させられる。接続部160は、第1駆動力入力手段150の全体を進退させるので、その結果、スネアループ143が挿入部144から突没する。また、回転ツマミ168を回転させると、延長部169が回転し、フック170が回転ノブ152を回転させる。その結果、スネアループ143が処置具140の軸線回りに回転する。
この実施の形態では、第1操作部141に対して、第2操作部142を延長部164,169を介して接続できるようにしたので、内視鏡操作者と介助者のいずれかが内視鏡1の操作をすることができる。特に、先端処置部であるスネアループ143の進退操作だけでなく、回転操作も行えるようになる。
ここで、この処置具140を操作する際には、内視鏡操作者と介助者とが役割分担をしても良い。具体的には、内視鏡操作者が進退操作を行い、介助者が回転操作を行う。また、その逆の役割分担にしても良い。
なお、本発明は、前記各実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、各処置具10,40,50,60,80,90,110,140は、生検鉗子と、スネアに限定されずに、その他の処置具でも良い。
第1操作部又は第2操作部に、内視鏡1に接続できる接続部(例えば、接続手段19)を設けても良い。
先端処置部12を、挿入部11に対して回転自在に接続し、第1スライダ27に回転ツマミ(例えば、回転ノブ152)を設けても良い。内視鏡操作者の操作によって先端処置部12を軸線回りに回転させることが可能になる。
第1,第2伝達手段は、ワイヤに限定されずに、フープ等でも良い。
処置具10における接続手段19と同様な接続部を、処置具40,50の支持部18、又は処置具90の支持部92、あるいは処置具140の支持部145に設けても良い。また、図1に示す内視鏡1の被接続部24は、スリット24aを大きくとって、処置具が回動自在に接続されるようにしても良い。
各実施の形態は、第1操作部と第2操作部とが同じ操作が可能に構成されているが、異なる操作ができるようにしても良い。すなわち、第8の実施に形態において、第1操作部141には、スライダ154のみを有し、第2操作部142には、第2駆動力入力手段39及び回転ツマミ168、あるいは回転ツマミ168のみを有しても良い。また、第1操作部141には、回転ノブ152のみを有し、第2操作部142には、第2駆動力入力手段39及び回転ツマミ168、あるいは第2駆動力入力手段39のみを有しても良い。
本発明の実施の形態における内視鏡及び処置具を示す図である。 処置具の構成を示す図である。 図2のA‐A線に沿う断面図である。 処置具の一部を断面にした拡大図である。 内視鏡の一部拡大図及びB‐B線に沿う断面図である。 第1操作部を内視鏡に接続させた状態を説明する図である。 第1操作部の構成を示す図である。 図7のC‐C線に沿った断面図である。 第1スライダの一部を断面にした拡大図である。 図9のD‐D線に沿った断面図であって、係止部材が閉じた状態を示す図である。 第1操作部の使用状態を説明する図である。 図9のD‐D線に沿った断面図であって、係止部材が開いた状態を示す図である。 第1操作部の構成を示す図である。 第1操作部の使用状態を説明する図である。 処置具と内視鏡側の解除手段との構成を示す図である。 処置具の構成を示す図である。 処置具の断面及び解除手段を示す側面図であって、第1操作ワイヤと第2操作ワイヤとが係合した状態を示す図である。 処置具の断面及び解除手段を示す側面図であって、第1操作ワイヤと第2操作ワイヤとの係合が解除された状態を示す図である。 処置具と内視鏡とを示す図である。 第1操作部の構成を示す図である。 処置具の構成を示す図であって、第1操作部と第2操作部とが分離した状態を示す図である。 処置具の構成を示す図であって、第2操作部を第1操作部に接続した状態を示す図である。 処置具と内視鏡とを示す図であって、第1操作部と第1操作ワイヤとを離間させた状態を示す図である。 延長部の接続部を示す斜視図である。 処置具と内視鏡とを示す図であって、第1操作部と第1操作ワイヤと係合させた状態を示す図である。 処置具の構成を示す図であって、第1操作部と第2操作部とが分離した状態を示す図である。 図26のE‐E線に沿った断面図である。 接続部延長部を示す図である。 処置具の構成を示す図であって、第2操作部を第1操作部に接続した状態を示す図である。
符号の説明
1 内視鏡
7 処置具チャンネル
10,40,50,60,80,90,110,140 処置具(内視鏡用処置具)
11,144 挿入部
12 先端処置部
15 第1操作ワイヤ(第1伝達手段)
18,63,83,92,145 支持部
19 接続手段
26,42,52,66,96,122,150 第1駆動力入力手段
27,43 第1スライダ(駆動先端部)
28,45,53 連結部(連結手段)
29,44 第2スライダ(駆動基部)
32 第2操作ワイヤ(第2伝達手段)
33,128,165 シース
34,124,164,169 延長部
39 第2駆動力入力手段
62,82 分離手段
68 貫通孔(係合部)
86 アクチュエータ(駆動手段)
111 収容装置
119 アーム部(保持部)
130 挿抜装置
143 スネアループ(先端処置部)
152 回転ノブ
168 回転ツマミ(第2駆動力入力手段、回転ノブ)

Claims (11)

  1. 内視鏡のチャンネルに挿通される挿入部の先端に、目的部位を処置する先端処置部を備える内視鏡用処置具において、
    前記先端処置部を作動させるために前記挿入部内に挿通される第1伝達手段と、
    前記挿入部の基端から引き出された前記第1伝達手段に接続され、前記第1伝達手段を駆動させる第1駆動力入力手段と、
    前記第1駆動力入力手段を駆動自在に支持する支持部と、
    前記支持部に接続されたシース内に第2伝達手段を挿通させ、前記第2伝達手段の一端が前記第1駆動力入力手段に対して係脱自在な延長部と、
    前記第2伝達手段の他端に固定され、前記第2伝達手段を介して前記第1伝達手段を駆動可能な第2駆動力入力手段と、
    を備えることを特徴とする内視鏡用処置具。
  2. 前記第1駆動力入力手段と前記第2駆動力入力手段の少なくとも一方は、進退操作可能なスライダを有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用処置具。
  3. 前記第1駆動力入力手段と前記第2駆動力入力手段の少なくとも一方は、前記第1伝達手段を回転駆動させる回転ノブを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内視鏡用処置具。
  4. 前記第1駆動力入力手段は、前記第1伝達手段が固定された駆動先端部と、前記駆動先端部に係脱自在な駆動基部とを有し、前記駆動基部が前記第2伝達手段を介して前記第2駆動力入力手段に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用処置具。
  5. 前記駆動先端部と前記駆動基部とを係脱させる連結手段を有することを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用処置具。
  6. 前記第1駆動力入力手段には、前記第1伝達手段を進退駆動させるために前記内視鏡に設けられた駆動手段に係合可能な係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用処置具。
  7. 前記延長部の前記シースは、前記支持部に係脱自在に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の内視鏡用処置具。
  8. 前記支持部に、前記内視鏡と接続する接続手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用処置具。
  9. 請求項1または請求項2に記載の内視鏡用処置具と、前記チャンネルを有する前記内視鏡とを備え、前記内視鏡に、前記第1駆動力入力手段前記第2伝達手段との係合を解除させる分離手段を設けたことを特徴とする内視鏡システム。
  10. 前記分離手段は、前記第1伝達手段の進退方向に沿ってスライド自在に構成されていることを特徴とする請求項9に記載の内視鏡システム。
  11. 内視鏡と、前記内視鏡のチャンネルに挿通される挿入部の先端に目的部位を処置する先端処置部が設けられた内視鏡用処置具とを備え、
    前記内視鏡用処置具は、前記先端処置部を作動させるために前記挿入部内に挿通される第1伝達手段と、前記第1伝達手段及び前記挿入部を巻き取る収容装置と、前記第1伝達手段に接続可能で前記第1伝達手段を進退駆動させる第1操作部と、前記第1伝達手段に接続可能な延長部と、延長部に接続された第2操作部とを有し、
    前記内視鏡は、前記挿入部を前記チャンネルに挿抜させる挿抜装置と、前記第1操作部を保持する保持部とを有することを特徴とする内視鏡システム。
JP2004142227A 2004-05-12 2004-05-12 内視鏡用処置具及び内視鏡システム Expired - Fee Related JP4323375B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004142227A JP4323375B2 (ja) 2004-05-12 2004-05-12 内視鏡用処置具及び内視鏡システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004142227A JP4323375B2 (ja) 2004-05-12 2004-05-12 内視鏡用処置具及び内視鏡システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005323662A JP2005323662A (ja) 2005-11-24
JP4323375B2 true JP4323375B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=35470481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004142227A Expired - Fee Related JP4323375B2 (ja) 2004-05-12 2004-05-12 内視鏡用処置具及び内視鏡システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4323375B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4855765B2 (ja) * 2005-11-30 2012-01-18 オリンパス株式会社 内視鏡用治療装置
JP6153692B2 (ja) 2015-05-27 2017-06-28 オリンパス株式会社 医療用マニピュレータ
KR101835678B1 (ko) * 2015-09-04 2018-03-08 재단법인 아산사회복지재단 신축적 소작기구
JP6731554B2 (ja) 2017-07-18 2020-07-29 富士フイルム株式会社 内視鏡
JP6783940B2 (ja) 2017-07-18 2020-11-11 富士フイルム株式会社 内視鏡
CN110809428B (zh) 2017-07-18 2022-05-24 富士胶片株式会社 内窥镜
EP3656279A4 (en) 2017-07-18 2020-07-08 Fujifilm Corporation ENDOSCOPE
EP3745940A1 (en) * 2018-01-30 2020-12-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical systems, devices, and related methods
JP7319752B1 (ja) * 2022-03-24 2023-08-02 リバーフィールド株式会社 保持用装着具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005323662A (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1712195B1 (en) Treating device for endoscope
JP6082553B2 (ja) ブレーキ解除機構及びこれを備えた医療用マニピュレータ
JP5646594B2 (ja) インビボでの組み立て用の外科用器具
JP5161681B2 (ja) 内視鏡用処置具
KR101061726B1 (ko) 가요성의 내시경 장치용 작동 메커니즘
JP4772309B2 (ja) 内視鏡補助器具
JP5203002B2 (ja) 内視鏡用操作補助装置
JP6290376B2 (ja) 外科医制御内視鏡装置
JP2007151595A (ja) 内視鏡用治療装置
US12075973B2 (en) Medical systems, devices, and related methods
JP4323375B2 (ja) 内視鏡用処置具及び内視鏡システム
US20230329705A1 (en) Medical stapler and suturing method
JP2000342516A (ja) 処置用内視鏡及び処置具
CN209172245U (zh) 一种单手操作的内窥镜附件手柄
JP2005319164A (ja) 内視鏡用処置具
JPH0956667A (ja) 内視鏡用処置具挿抜装置
WO2020026336A1 (ja) 内視鏡システムおよび曲針デリバリー方法
WO2023037488A1 (ja) 医療用ステープラおよび縫合方法
US11612390B2 (en) Suturing closure scope with alternative needle orientation
US20230172616A1 (en) Systems and methods for hemoclip deployment
JP4832773B2 (ja) 外科用処置具
US20240197302A1 (en) Fastening device, endoscope system, and suturing method
JP2005237431A (ja) 内視鏡用処置具
JP4350472B2 (ja) 大腸全層切除の処置用挿入補助具とその医療器具システム
CN118592876A (zh) 一种器械收放机构及内窥镜

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090604

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4323375

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees