JP4322146B2 - 車両運行過程分析支援方法、車両運行過程分析支援プログラムおよび車両運行過程分析支援装置 - Google Patents

車両運行過程分析支援方法、車両運行過程分析支援プログラムおよび車両運行過程分析支援装置 Download PDF

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Description

この発明は、車両の運行状況の分析を支援する車両運行過程分析支援方法、車両運行過程分析支援プログラム、当該車両運行過程分析支援プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体および車両運行過程分析支援装置に関する。
従来、特定の場所、たとえば運送業における取引先等に関する運行や、同場所における作業状態の分析を目的とした評価手法には、特定場所における作業データを基準にした、当該位置に対する到着時間や、同位置における各種作業時間の集計処理をおこなうものがある。
これらの目的の一般的な分析手法においては、GPSなどを搭載する車載情報機器から取得される位置情報と、作業状態の遷移と共に押下される作業情報とから、特定位置(たとえば運送業における取引先など)に関する作業情報を選別収集することによって、該当位置における作業状態の集計分析をおこなうことが示されている(たとえば、特許文献1参照。)。当該手法により、特定位置における時間軸上の作業状態が判明するため、車両の実際の運行が行動予定または推定値に対して異常な状態にあった場合に、分析結果に現れる実値からそれを認識することができる。
また、移動体の位置の移動経過を記録するために、動体に備えられて移動体の移動経過を記録するための移動経過記録装置であって、外部情報に基づいて現在位置情報を出力する位置情報出力手段と、設定された所定時間経過ごとに位置情報記録指令を発する計時指令手段と、計時指令手段からの位置情報記録指令に基づき、位置情報出力手段から出力される現在位置情報を記録する記録手段とを有するものが示されている(たとえば、特許文献2参照。)。
特開平9−231422号公報 特開平7−159192号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、特定位置単体の挙動を基準として処理がおこなわれるため、分析挙動の前後の走行状態に基づく分析出力の原因が分析できていないという問題点があった。この為、出力された各特定場所ごとの実績値が、走行計画に対して妥当な値であるのか否かについては、利用者が前後の情報を自分で確認し、経験則等から判断する、という処理を加える必要があり、当該部分については確度が確保できず、結果として既存処理方法による出力結果については、数値の妥当性が判定できないという問題点があった。
また、特定位置は不定の多数であるから、時間以外の観点、すなわち位置や経路によっても各種作業の妥当と判定される時間は異なる場合がある。しかし、従来の手法は単純な集計値であり、これらのような条件は利用者が個別に考慮しない限り、数値の異常判定には適用するのが難しいという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、特定位置に至る運行の過程の分析の支援、および特定位置の作業結果に至る走行経路の分析の支援が可能な車両運行過程分析支援方法、車両運行過程分析支援プログラム、当該車両運行過程分析支援プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体および車両運行過程分析支援装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる車両運行過程分析支援方法、車両運行過程分析支援プログラム、当該車両運行過程分析支援プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体および車両運行過程分析支援装置は、車両の運行過程の分析を支援するに際し、前記車両の一連の運行過程における各種運行状況に関する情報と、前記運行状況にかかる前記車両の位置情報と、前記運行状況にかかる日時情報と、を取得し、取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定し、判定された結果に関する情報を出力することを特徴とする。
また、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、前記最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定するとよい。
また、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値を算出し、前記平均値に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定してもよい。
本発明によれば、運行実績がたとえば運行計画上問題であるか否かの判定をすることによって、特定位置に至る運行の過程の分析の支援、および特定位置の作業結果に至る走行経路の分析の支援が可能な車両運行過程分析支援方法、車両運行過程分析支援プログラム、当該車両運行過程分析支援プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体および車両運行過程分析支援装置が得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる車両運行過程分析支援方法、車両運行過程分析支援プログラム、当該車両運行過程分析支援プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体および車両運行過程分析支援装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(車両運行過程分析支援システムの全体構成)
まず、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置を含むシステムの全体構成について説明する。図1は、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置を含むシステムの全体構成を示す説明図である。図1において、100は車両運行過程分析支援装置であり、101(101a,101b,101c)は運行車両、具体的にはたとえば運搬用トラックなどであり、102(102a,102b,102c)は、運行車両101に搭載された車載機であり、103(103a,103b,103c)は着脱可能で可搬性の記憶媒体の一例としてのICカードであり、104はGPS衛星であり、105は、インターネットや一般公衆回線などのネットワークである。
ここで、車載機102を搭載した運行車両101は、GPS衛星104から受信した電波に基づく位置情報を含む各種情報を車載機102において収集し、車載機102に装着されたICカード103などの可搬性の記憶媒体に上記各種情報を蓄積する。そして、運行の終了にともない、ICカード103を車載機102から着脱し、車両運行過程分析支援装置100に装着することで、運行車両101に関する各種情報を車両運行過程分析支援装置100に入力する。車両運行過程分析支援装置100は、入力された各種情報をバッチ処理することによって、各運行車両101の運行状況に関する情報を算出し、その算出結果を出力(表示または印刷)する。
車載機102は、たとえば、PDA、HHT、PC、ユビキタス用途コンピュータその他、既存の処理装置を利用するものであってもよい。
また、ICカード103を使用する代わりに、車載機102に無線通信機能、たとえば携帯電話機あるいはPHSなどによる通信機能を搭載し、無線通信のネットワーク105を介して車両運行過程分析支援装置100と通信し、オンラインによってデータの取得処理をするようにしてもよい。この場合は、ICカード103は不要となる。
(車両運行過程分析支援装置のハードウエア構成)
つぎに、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置100のハードウエア構成について説明する。図2は、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置のハードウエア構成を示す説明図である。
図2において、車両運行過程分析支援装置100は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD(ハードディスクドライブ)204と、HD(ハードディスク)205と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)206と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)207と、ディスプレイ208と、I/F(インタフェース)209と、キーボード211と、マウス212と、スキャナ213と、プリンタ214と、を備えている。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、車両運行過程分析支援装置100の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HDD204は、CPU201の制御にしたがってHD205に対するデータのリード/ライトを制御する。HD205は、HDD204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD206は、CPU201の制御にしたがってFD207に対するデータのリード/ライトを制御する。FD207は、FDD206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD207に記録されたデータを情報処理装置へ読み取らせたりする。着脱可能な記録媒体として、FD207のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータに関するウインドウ(ブラウザ)を表示する。たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどである。
I/F(インタフェース)209は、通信回線210を通じてネットワーク105に接続され、ネットワーク105を介して、他のサーバーや情報処理装置に接続される。そして、I/F209は、ネットワーク105と内部とのインタフェースを司り、他のサーバーや情報処理装置からのデータの入出力を制御する。I/F209は、たとえばモデムなどである。
キーボード211は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス212は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様の機能を備えるものであれば、トラックボール、ジョイスティック、十字キー、ジョグダイヤルなどであってもよい。
スキャナ213は、画像を光学的に読み取り、情報処理装置内に画像データを取り込む。また、プリンタ214は、画像データや文書データを印刷する。たとえば、レーザプリンタ、インクジェットプリンタなどである。また、ICカードリーダ215は、ICカード103に記録されたデータを読み取る。接触式、非接触式のいずれの方法で読み取るものであってもよい。
(車両運行過程分析支援システムの機能的構成)
つぎに、車両運行過程分析支援装置100および車載機102を含む車両運行過程分析支援システムの機能的構成について説明する。図3は、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置を含むシステムの機能的構成を示す説明図である。図において、車載機102には、時計311と、位置情報センサ312と、作業情報入力部313と、を含む構成となっている。ただし、必ずしも本実施の形態に必要なセンサ、構成部だけが接続されているとは限らず、他のセンサ、構成部が接続されていてもよい。
また、車両運行過程分析支援装置100には、図2に示したICカードリーダ215と、運行状況情報記録部332と、特定位置情報/各種判定条件設定部333と、ステータス抽出部334と、待機状態適否判定部335と、運行状況情報/判定結果出力部336を含む構成となっている。
なお、ICカードリーダ215および運行状況情報/判定結果出力部336は、車両運行過程分析支援装置100に直接接続されていてもよく、また、ネットワーク105や、他のネットワーク、たとえば一般公衆回線やインターネットなどによって接続され、車両運行過程分析支援装置100から離れた場所に設置されていてもよい。
時計311は、作業情報入力部313によって作業情報が入力された時刻を計時し、通知するとともに、計時された時刻を当該作業上に関連付けしてICカード103に記憶する(後述する図8を参照)。
位置情報センサ312は、たとえば、GPS衛星104からの電波を受信し、GPS衛星104との幾何学的位置を求め、当該作業情報が入力された位置情報をICカード103に記憶する(後述する図8を参照)。GPS衛星104からの電波は地球上どこでも計測可能である。
電波としては、1.575.42MHzの搬送波で、C/A(Coarse and Access)コードおよび航法メッセージが乗っているL1電波を用いておこなわれる。C/Aコードはビット率1.023Mbpsで、コードの長さは1023bit=1msである。また、航法メッセージはビット率50bpsで、コードの長さは、サブフレームが300bit=6sであり、メインフレームが1500bit=30sであり、5サブフレームが1メインフレームであり、25メインフレームが1マスターフレームである。
作業情報入力部313は、たとえば、運転者からのステータススイッチ(操作状態入力ボタン)の入力によって、空車、実車、荷卸し、荷積み、休憩などの作業情報(現作業状態区分)を検出し、検出した情報をICカード103に記憶する(後述する図8を参照)。
ICカードリーダ215は、ICカード103に記憶されている運行車両101の位置情報および当該位置における運行状況に関する情報の入力を受け付け、運行状況情報記録部332の所定の記憶領域に記憶する。また、ICカードリーダ215は、運行車両101が入庫の際に、赤外線通信などを用いて、ICカード103を脱着することなく、ICカード103に記憶された情報を読み取るようにしてもよい。
運行状況情報記録部332は、ICカードリーダ215によって読み取られた情報や、特定位置情報/各種判定条件設定部333によって設定された内容を記録する。運行状況情報記録部332は、具体的には、たとえば、図2に示したROM202、RAM203、HD205およびHDD204、FD207およびFDD206によってその機能を実現する。運行状況情報記録部332に記憶されるデータの内容の詳細については後述する。
特定位置情報/各種判定条件設定部333は、特定位置に関する情報、しきい値、定数に関する情報の入力を受け付ける。さらに、入力が受け付けられた各種情報あるいはあらかじめ設定された各種情報を記憶する。特定位置情報/各種判定条件設定部333は、図2に示したキーボード211、マウス212、OCR機能を備えたスキャナ213、あるいはI/F209によって、また、ROM202、RAM203、HD205およびHDD204、FD207およびFDD206によってその機能を実現する。
ステータス抽出部334は、ICカードリーダ215によって入力された、位置情報センサ312によって取得した位置情報に基づいて特定された位置のステータスをグループ化して抽出する。また、ステータス抽出部334は、上記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に作業が実施されたステータスをグループ化して抽出する。
また、ステータス抽出部334は、上記位置情報に基づいて特定された位置への走行開始地点および時刻が同一または近似するステータスをグループ化して抽出する。また、ステータス抽出部334は、上記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に待機がおこなわれたステータスをグループ化して抽出する。
ステータス抽出部334は、具体的には、たとえば図2に示したROM202、RAM203、HD205、FD207などに記憶されたプログラムをCPU201が実行することによってその機能を実現する。
待機状態適否判定部335は、ICカードリーダ215によって入力された、作業情報入力部313によって取得され、運行状況情報記録部332によって記録された運行状況に関する情報、位置情報センサ312によって取得した位置情報および時計311によって得られた日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定する。
待機状態適否判定部335は、具体的には、たとえば上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、しきい値に基づいて待機状態の適否を判定する。
この最大値および最小値は、上記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に作業が実施された、上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値であってもよく、また、上記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に作業が実施された、上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値であってもよく、また、上記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に待機がおこなわれた、上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値であってもよい。
また、待機状態適否判定部335は、上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値を算出し、平均値に基づいてしきい値を算出し、しきい値に基づいて待機状態の適否を判定するようにしてもよい。
この平均値は、上記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に作業が実施された、上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値であってもよく、また、上記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に作業が実施された、上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値であってもよく、また、上記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に待機がおこなわれた、上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値であってもよい。
待機状態適否判定部335は、具体的には、たとえば図2に示したROM202、RAM203、HD205、FD207などに記憶されたプログラムをCPU201が実行することによってその機能を実現する。
運行状況情報/判定結果出力部336は、運行状況情報記録部332によって記録された運行状況に関する情報および待機状態適否判断部335によって判定された結果に関する情報の少なくともいずれかを出力、すなわち表示や印刷などを実行する。運行状況情報/判定結果出力部336は、図2に示した、ROM202、RAM203、HD205、FD207などに記憶されたプログラムをCPU201が実行するとともに、ディスプレイ208またはプリンタ214によってその機能を実現する。
(運行状況情報記録部に記憶されるデータの内容)
つぎに、運行状況情報記録部332に記憶されるデータの内容について説明する。運行状況情報記録部332に記憶されるデータとしては、たとえば、各種作業状態の内容、特定位置情報の内容、しきい値の内容などが含まれる。
図4は、各種作業状態の内容の一例を示す説明図である。図4において、各種作業状態の内容は、たとえば、「作業情報」の項目と、その「分類」に関する項目とからなる。「作業情報」の項目には、たとえば、『作業(B)』の分類に属する『荷積』および『荷卸』と、『走行(D)』の分類に属する『一般道』および『高速道』と、『待機(C)』の分類に属する『構内待機』および『得意先待機』と、が含まれる。これらの分類は、運転者によって入力された作業情報に基づいておこなわれる。
また図5は、特定位置情報の内容の一例を示す説明図である。図5において、特定位置情報の内容は、たとえば、「地点名称」と、その「緯度」および「経度」に関する項目とからなる。「地点名称」には、それぞれ発地および着地の地点における名称が記憶されている。
また図6は、しきい値および定数の内容の一例を示す説明図である。図6において、各変数および定数とその変数または定数の値がそれぞれ記憶されている。
(車載機および車両運行過程分析支援装置の処理の手順)
つぎに、車載機102の処理の手順について説明する。図7は、車載機の処理の手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、各運行車両101ごとに運行を開始した後、作業情報の入力、すなわち運転者による上記作業状態ボタンの押下があったか否かを判断する(ステップS701)。
そして、上記作業状態ボタンが押下されるのを待って、押下された場合(ステップS701:Yes)は、作業情報入力部313から作業状態ステータス群An(n=1,2,3,・・・)と、位置情報センサ312から各ステータス取得時の車両位置情報Apn(n=1,2,3,・・・)と、時計311から当該ステータスの取得時間Tn(n=1,2,3,・・・)とをそれぞれ取得し(ステップS702)、取得したAn、Apn、Tnを、たとえばICカード103などにダウンロードする(ステップS703)。
図8は、車載機によって取得された情報の内容の一例を示す説明図である。図8において、車載機102によって取得された情報は、Anに該当する作業情報の「情報名」、Tnに該当する「時間」、Apnに該当する「緯度」および「経度」に関する項目からなる。上記「情報名」には、図4に示した作業情報に関する名称が時系列的に記録される。さらに、その作業情報に対応付けて、時間(日時)と、緯度および経度に関する情報が記録される。
(車両運行過程分析支援装置の処理の手順)
つぎに、車両運行過程分析支援装置100の処理の手順について説明する。図9は、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の手順を示すフローチャートである。また図10は、車両運行過程分析支援装置によって記録された情報の内容の一例を示す説明図である。
図9のフローチャートにおいて、まず、当該運行車両101の車両位置情報ApnをICカード103から取得し、特定位置情報/各種判定条件設定部333によってあらかじめ設定されている特定位置群Wm(m=1,2,3,・・・)に基づいて、特定位置を判定する(ステップS901)。
具体的には、たとえばWm±K1、すなわち、図6に示した距離許容しきい値K1以内の距離にあるAnを、該当するWmに関連付けて記録する。この比較は、記録されている全Wmに対する同じく全Anの組み合わせについて繰り返し実行される。これによって、車両が特定位置あるいはその近くに到着していることがわかる。図10の「整合位置」の項目欄に特定位置が判定された結果を示している。
つぎに、その各Wmに関連付けられたAnを、その内容によって作業ステータスBo、待機ステータスCn、走行ステータスDp(o,p=1,2,3,・・・)に分別する(ステップS902)。図10は分別の結果を示しており、「変数」の項目を『D(走行))』、『B(作業)』、『C(待機)』のそれぞれに分別し、各変数の数字が小さいものから順に並べている。
そして、記録順序nが連続する2つの待機ステータスCn,Cn−1について、それぞれに関連付けられる特定位置W、W’がともに等しくなる連続した待機ステータスの組み合わせを、グループ化して抽出する(ステップS903)。図10において、『C1』と『C2』とをそれぞれCn−1、Cnとした場合に、特定位置(整合位置)がともに『仙台』、『三郷』である『C16』と『C17』とをグループ化して抽出する。
つぎに、ステップS903において抽出したCn,Cn−1群について、Cn以降の時間の作業ステータスで、かつCnと等しいWに関連付けられるもののうち、時間的に最も近いものを抽出し、Cnと関連付けて記録する(ステップS904)。図10において、『C2』以降の時間の作業ステータスで、『C2』と等しいW(『三郷』)に関連付けられるもののうち、時間的に最も近いものは『B2』であるので、この『B2』を『C2』と関連付けて記録する。
同様に、Cn−1以降の時間の作業ステータスで、かつCn−1と等しいWに関連付けられるもののうち、時間的に最も近いもの(Bo−1)を抽出し、Cn−1と関連付けて記録する(ステップS905)。図10において、『C1』以降の時間の作業ステータスで、『C1』と等しいW(『仙台』)に関連付けられるもののうち、時間的に最も近いものは『B1』であるので、この『B1』を『C1』と関連付けて記録する。
さらに、Cn−1以降の時間の走行ステータスで、かつCn−1と等しいWに関連付けられるもののうち、時間的に最も近いもの(Dp−1)を抽出し、Cn−1と関連付けて記録する(ステップS906)。図10において、『C1』以降の時間の走行ステータスで、『C1』と等しいW(『仙台』)に関連付けられるもののうち、時間的に最も近いものは『D2』であるので、この『D2』を『C1』と関連付けて記録する。そして、上記処理(ステップS904〜S906)は、Cn,Cn−1の全グループについて繰り返し実行する。後述する図17は、記録された一例を示す。
図11は、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の別の手順を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、図9のフローチャートにおいて抽出されたCn,Cn−1群について、それぞれの走行所要時間Enを算出する(ステップS1101)。ここでEnは、Cnの記録時間Tcn、および図9のフローチャートのステップS906において抽出され記録されたDp−1の記録時間であるTdp−1を用いて、En=Tcn−Tdp−1で表される。図10において、Tcnは、『C2』の記録時間『2004/1/6 22:11』であり、Tdp−1は、『D2』の記録時間『2004/1/6 18:39』である。したがって、En=3h32mとなる。
さらに、算出されたEn群から最大値Enmaxおよび最小値Enminを抽出し(ステップS1102)、最終的な待機時間の可否判定用しきい値Tnを算出する(ステップS1103)。Tnは、過大判定の図6に示した許容時間範囲設定用比例定数K3(『1.25』)を用いて、Tn=(Enmax−Enmin)×K3で算出する。
さらに、解析対象とする待機ステータスCn群について、それぞれの待機状態継続時間Tccnを算出する(ステップS1104)。Tccnは、Bnの記録時間Tbo、Cnの記録時間Tcnを用いて、Tccn=Tbo−Tcnで表される。図10において、Tboは、『B2』の記録時間『2004/1/6 22:49』であり、Tcnは、『C2』の記録時間『2004/1/6 22:11』である。したがって、Tccn=0h38mとなる。
以上の処理により算出されたTccn群およびTnから、解析対象とする各Cnの待機時間の継続時間が過大か否かを判定する(ステップS1105)。ここで、算出されたTccnがTnを下回る待機Cnの場合(ステップS1105:Yes)は、正常な値、すなわち問題の無い待機時間と判定し、判定、および関連付けられる運行状況情報などについて、任意に、運行状況情報/判定結果出力部336より出力を実行する(ステップS1106)。一方、算出されたTccnが、Tnより大きい待機Cnの場合(ステップS1105:No)は、問題のある値、すなわち過大な待機時間であると判定し、出力を実行する(ステップS1107)。出力例については、後述する図18に示している。
上記処理(ステップS1101〜S1107)は、Cn,Cn−1の全グループについて繰り返し実行し、すべて実行された場合に、一連の処理を終了する。
このようにすることで、位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、この最大値と最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、このしきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することができる。
また図12は、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の別の手順を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいては、最大値、最小値の差分に基づいて判定したのに対し、図12のフローチャートにおいては、差平均値に基づいて判定するようにしてもよい。
図12のフローチャートにおいて、まず、図9のフローチャートにおいて抽出されたCn,Cn−1群について、それぞれの走行所要時間Enを算出する(ステップS1201)。ここでEnは、Cnの記録時間Tcn、および図9のフローチャートのステップS906において抽出され記録されたDp−1の記録時間であるTdp−1を用いて、En=Tcn−Tdp−1で表される。図10において、Tcnは、『C2』の記録時間『2004/1/6 22:11』であり、Tdp−1は、『D2』の記録時間『2004/1/6 18:39』であり、したがって、En=3h32mとなる。
さらに、算出されたEn群の平均値Eavを算出し(ステップS1202)、最終的な待機時間の可否判定用しきい値Tnを算出する(ステップS1203)。Tnは、過大判定の図6に示した許容時間範囲設定用の比例定数K4(『0.2』)を用いて、Tn=Eav×K4で算出する。以下ステップS1204〜S1207は、図11に示したステップS1104〜S1107と同じであるので、その説明は省略する。
上記処理(ステップS1201〜S1207)は、Cn,Cn−1の全グループについて繰り返し実行し、すべて実行された場合に、一連の処理を終了する。
このようにすることで、位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値を算出し、この平均値に基づいてしきい値を算出し、このしきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することができる。
また、上記図9においては、作業開始にかかる記録時間の近いもののみを抽出するようにしてもよい。図13は、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の別の手順を示すフローチャートである。なお、図13のフローチャートにおいて、図9のフローチャートと同一のステップについては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図13のフローチャートにおいて、ステップS904において、Cn,Cn−1群について、Cn以降の時間の作業ステータスで、かつCnと等しいWに関連付けられるもののうち、時間的に最も近いものを抽出し、Cnと関連付けて記録し、その際に、解析対象とする一つのCnを決定し、それ以外のCn、Cn−1群から、Tbo±K2の範囲にTboが該当するもの、すなわち作業Boの時間Tboを基準とした、図6に示した時間許容しきい値K2の範囲内に作業Boの時間Tboが存在するCn,Cn−1群のみを抽出する(ステップS1301)。その後、ステップS905、S906の各ステップの処理、さらに、図11のフローチャートまたは図12のフローチャートのいずれかの各ステップをおこなう。
このようにすることで、位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に作業が実施された、上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値または平均値を得ることができる。
また、上記図9においては、走行開始にかかる記録時間の近いもののみを抽出するようにしてもよい。図14は、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の別の手順を示すフローチャートである。なお、図14のフローチャートにおいて、図9のフローチャートと同一のステップについては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図14のフローチャートにおいて、ステップS906において、Cn−1以降の時間の走行ステータスで、かつCn−1と等しいWに関連付けられるもののうち、時間的に最も近いもの(Dp−1)を抽出し、Cn−1と関連付けて記録し、この際に、解析対象とする一つのCnを決定し、それ以外のCn、Cn−1群から、Tdp−1±K2の範囲にTdpが該当するもの、すなわち走行Dn−1の時間Tdn−1を基準とした、図6に示した時間許容しきい値K2の範囲内に、走行Dp−1の時間Tdp−1が存在するCn,Cn−1群のみを抽出する(ステップS1401)。そして、上記処理(ステップS904〜S906およびS1401)は、Cn,Cn−1の全グループについて繰り返し実行する。さらに、図11のフローチャートまたは図12のフローチャートのいずれかの各ステップをおこなう。
このようにすることで、位置情報に基づいて特定された位置への走行開始地点および時刻が同一または近似する、上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値または平均値を得ることができる。
また、上記図9においては、待機開始にかかる記録時間の近いもののみを抽出するようにしてもよい。図15は、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の別の手順を示すフローチャートである。なお、図15のフローチャートにおいて、図9のフローチャートと同一のステップについては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図15のフローチャートにおいて、ステップS903において、記録順序nが連続する2つの待機ステータスCn,Cn−1について、それぞれに関連付けられる特定位置W、W’がともに等しくなる連続した待機ステータスの組み合わせを、グループ化して抽出し、この際に、解析対象とする一つのCnを決定し、それ以外のCn、Cn−1群から、Tcn±K2の範囲にTcn’、すなわち解析対象以外のCn、Cn−1におけるCnの記録時間が該当するもののみを抽出する。これによって、抽出したCn,Cn−1群について、Cn以降の時間の作業ステータスで、かつCnと等しいWに関連付けられるもののうち、時間的に最も近いものが抽出され、それをCnと関連付けて記録する(ステップS1501)。その後、ステップS904〜S906の各ステップの処理、さらに、図11のフローチャートまたは図12のフローチャートのいずれかの各ステップをおこなう。
このようにすることで、位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に待機がおこなわれた、上記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値または平均値を得ることができる。
図16は、情報収集範囲の内容を示す説明図である。図16において、図9のフローチャートでは、Cn−1に関連付けられる特定位置W’(発地)、およびCnに関連付けられる特定位置W(着地)が等しくなる全Cn−1、Cn群を選別抽出する。また図13のフローチャートでは、発地、着地が等しく、かつTboとTbo’が近いものを選別抽出する。これは、着地である特定位置における作業開始予定時刻が同じものを集めることを想定している。
また図14のフローチャートでは、発地および着地が等しく、かつTdp−1とTdp’−1が近いものを選別抽出する。これは、発地をほぼ同じ時刻に出発しているものを集めることを想定している。また、図15のフローチャートでは、発地、着地が等しく、かつTcn’とTcnが近いものを選別抽出する。これは、近似する時刻に着地に到着しているものを集めることを想定している。
(具体例)
つぎに、具体例について説明する。図17は、走行状態記録の分別の内容の一例を示す説明図である。また、図18は、この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理によって記録された別の情報の内容の一例を示す説明図である。
まず、解析対象となる特定位置を登録する(図5)。この具体例においては、特定位置を個別に認識する名称と、緯度、経度によって構成される位置情報からである。以降例示する全情報データ種別は一例であり、これ以外の情報があってもよい(たとえば、当該特定位置登録においても、場合によって距離判定しきい値K1などもあわせて地点ごとに登録するようにしてもよい)。同様に、処理の事前に判別処理のしきい値などに用いる定数を設定する(図6)。K3、K4に表されるものは比例定数であるため、単位をもたない。
以上の設定を前提として、車両の走行情報を取得する。上記Anで表される未加工の作業ステータスは図8に示す構造によって記録されている(図3に示された時計311、位置情報センサ312、作業情報入力部313の情報が関連付けられて記録されている)。なお、図8に示された全作業ステータスは、運転者による手操作によって入力されるものとし、その種類は図4に示される6種類のステータスを利用する。
この作業ステータスを、図9、図13〜図15に示した各フローチャートのステップS901に表される特定位置との関連付け、およびステップS902の分類処理をおこなったものが図10である。地点Wとの整合性を判定するしきい値K1は『000.00.002』に設定されているため、D3、D28はいずれにも関連付けられないことがわかる。この情報に、図9に示したフローチャートのステップS903〜S906の抽出加工処理をおこなったものが図17である。ただし、本具体例においては、Cn−1に関連付けられる位置情報W’が仙台工場、Cnに関連付けられる位置情報Wが三郷営業所となるCn,Cn−1のグループについてのみ処理をおこなっている。
当該位置に該当するグループは、C1とC2、C16とC17の2組み合わせが該当しているため、これを抽出し、ステップS904〜S906に表される最近傍の他作業情報(Cn,Cn−1の直後の最近傍となる他作業情報各種)を関連付けて抽出している(この際C1,C2のグループに関連付けられるDnおよびDn−1であるD2,D4のように、待機に関する情報C以外の作業ステータスについては、走行情報の取得順序に対して連続していないことがある。)。
以降、仮に解析対象CnをC17とした場合で、分析処理をおこなう場合の処理の流れは、以下の通りである。まずステップS1101にあるように、同W,W’に関連付けられる全グループの走行所要時間Enを算出する(今回の場合C1,C2、C16,C17の2グループ存在する)。この場合、それぞれC2グループのEn=Tc2−Td2=22:11−18:39=212分、C17グループ側のEn=Tc17−Td27=22:16−18:52=204分と算出できる。続いて、算出されたEn群から最大値、最小値を抽出する(ステップS1102)が、これは2グループなので、そのまま2値を用いる。
続いて、待機時間の可否判定用しきい値Tnを導出する(ステップS1103)。図9より比例定数K3は1.25と設定しているので、Tn=(211−204)×K3=7×1.25=8.75分と算出できる。続いて、解析対象C17の待機時間長Tccnを、Tccn=Tb22−Tc17=23:03−22:16=47分と算出する(ステップS1104)。この時間長Tccnとしきい値Tnの大小関係が今回の場合Tccn>Tnであることから、図13に示した当該C17から始まる待機の時間(待機時間)は過大であると判定する(ステップS1105)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ステータス抽出部334および待機状態適否判定部335が、取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定するので、運行実績がたとえば運行計画上問題であるか否かの判定をすることができ、これによって、特定位置に至る運行の過程の分析(具体的には、たとえば出発時刻の適否など)の支援をすることができる。また、特定位置の作業結果に至る走行経路、あるいは、たとえば高速道の利用の適否などの分析の支援をすることができる。
また、本実施の形態によれば、ステータス抽出部334および待機状態適否判定部335が、位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、最大値と最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、あるいは、位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値を算出し、前記平均値に基づいてしきい値を算出し、算出されたしきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定するので、走行所要時間の長さに応じた適切な許容待機時間のしきい値を用いて判定することができる。
また、本実施の形態によれば、ステータス抽出部334が、位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に作業が実施されたステータスを抽出するので、待機状態適否判定部335が、着地である特定位置における作業開始予定時刻が同じものを集めて、それらの比較の中から適切なしきい値を設定することができる。
また、本実施の形態によれば、ステータス抽出部334が、位置情報に基づいて特定された位置への走行開始地点および時刻が同一または近似するステータスを抽出するので、待機状態適否判定部335が、発地をほぼ同じ時刻に出発しているものを集めて、それらの比較の中から適切なしきい値を設定することができる。
また、本実施の形態によれば、ステータス抽出部334が、位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に待機がおこなわれたステータスを抽出するので、待機状態適否判定部335が、近似する時刻に着地に到着しているものを集めて、それらの比較の中から適切なしきい値を設定することができる。
このように、運送管理において、車両にGPS装置等の測位装置を搭載して位置情報を定期的に取得し、位置情報から到着の判断をおこなうことでA地点からB地点までの移動にかかる時間を実測し、移動予測時間と実測値とを比較して、移動予測時間へのフィードバックをし、運行計画を見直すことができていたが、実際にはある地点への到着時刻とその地点での作業着手開始時間とは、一致していないことが多く、位置情報によって得られた到着時間に基づいて運行計画の見直しをしていたのでは時間のロスが多く発生していた。
たとえば、ある地点では到着時間に関わり無く、到着とともに荷物を降ろせるが、ある地点では納品予定時間の15分前につけば到着後直に荷物を降ろせるが、5分前に到着すると他の納品車両が列を作るために、荷物を降ろせるまでに待ち時間が発生するなどである。
本実施の形態によれば、上記の問題点に着目し、出発地の出発時間と、目的地への到着時間と、目的地での作業開始(終了)時間とを集計することによって、目的地での待機時間が短くなるように、出発地の出発時間の調整の支援をすることができる。これによって、目的地での待機時間をできるだけ短くすることができるようになる。
なお、本実施の形態で説明した車両運行過程分析支援方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)車両の運行過程の分析を支援する車両運行過程分析支援方法において、
前記車両の一連の運行過程における各種運行状況に関する情報と、前記運行状況にかかる前記車両の位置情報と、前記運行状況にかかる日時情報と、を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定する判定工程と、
前記判定工程によって判定された結果に関する情報を出力する出力工程と、
を含んだことを特徴とする車両運行過程分析支援方法。
(付記2)前記判断工程は、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、前記最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする付記1に記載の車両運行過程分析支援方法。
(付記3)前記判断工程は、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値を算出し、前記平均値に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする付記1に記載の車両運行過程分析支援方法。
(付記4)前記判断工程は、前記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に作業が実施された、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、前記最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする付記1に記載の車両運行過程分析支援方法。
(付記5)前記判断工程は、前記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に作業が実施された、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値を算出し、前記平均値に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする付記1に記載の車両運行過程分析支援方法。
(付記6)前記判断工程は、前記位置情報に基づいて特定された位置への走行開始地点および時刻が同一または近似する、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、前記最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする付記1に記載の車両運行過程分析支援方法。
(付記7)前記判断工程は、前記位置情報に基づいて特定された位置への走行開始地点および時刻が同一または近似する、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値を算出し、前記平均値に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする付記1に記載の車両運行過程分析支援方法。
(付記8)前記判断工程は、前記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に待機がおこなわれた、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、前記最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする付記1に記載の車両運行過程分析支援方法。
(付記9)前記判断工程は、前記位置情報に基づいて特定された位置において同一または近似する時刻に待機がおこなわれた、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値を算出し、前記平均値に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする付記1に記載の車両運行過程分析支援方法。
(付記10)車両の運行過程の分析を支援する車両運行過程分析支援プログラムにおいて、
前記車両の一連の運行過程における各種運行状況に関する情報と、前記運行状況にかかる前記車両の位置情報と、前記運行状況にかかる日時情報と、を取得させる取得工程と、
前記取得工程によって取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定させる判定工程と、
前記判定工程によって判定された結果に関する情報を出力させる出力工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする車両運行過程分析支援プログラム。
(付記11)前記判断工程は、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出させ、前記最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出させ、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定させることを特徴とする付記10に記載の車両運行過程分析支援プログラム。
(付記12)前記判断工程は、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値を算出させ、前記平均値に基づいてしきい値を算出させ、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定させることを特徴とする付記10に記載の車両運行過程分析支援プログラム。
(付記13)前記付記10〜付記12のいずれか一つに記載の車両運行過程分析支援プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記14)車両の運行過程の分析を支援する車両運行過程分析支援装置において、
前記車両の一連の運行過程における各種運行状況に関する情報と、前記運行状況にかかる前記車両の位置情報と、前記運行状況にかかる日時情報と、を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された結果に関する情報を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする車両運行過程分析支援装置。
(付記15)前記判定手段は、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、前記最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする付記14に記載の車両運行過程分析支援装置。
(付記16)前記判断手段は、前記位置情報に基づいて特定された位置までの走行所要時間の平均値を算出し、前記平均値に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする付記14に記載の車両運行過程分析支援装置。
以上のように、本発明にかかる車両運行過程分析支援方法、車両運行過程分析支援プログラム、当該車両運行過程分析支援プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体および車両運行過程分析支援装置は、車両運行状況の分析を効率的にかつ適切におこなうための情報を出力することで、車両運行状況の分析に用いるのに適している。
この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置を含むシステムの全体構成を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置のハードウエア構成を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置を含むシステムの機能的構成を示す説明図である。 各種作業状態の内容の一例を示す説明図である。 特定位置情報の内容の一例を示す説明図である。 しきい値の内容の一例を示す説明図である。 車載機の処理の手順を示すフローチャートである。 車載機によって取得された情報の内容の一例を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理によって記録された情報の内容の一例を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の別の手順を示すフローチャートである。 この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の別の手順を示すフローチャートである。 この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の別の手順を示すフローチャートである。 この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の別の手順を示すフローチャートである。 この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理の別の手順を示すフローチャートである。 情報収集範囲の内容を示す説明図である。 走行状態記録の分別の内容の一例を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる車両運行過程分析支援装置の処理によって記録された別の情報の内容の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 車両運行過程分析支援装置
101 運行車両
102 車載機
103 ICカード
104 GPS衛星
105 ネットワーク
215 ICカードリーダ
311 時計
312 位置情報センサ
313 作業情報入力部
332 運行状況情報記録部
333 特定位置情報/各種判定条件設定部
334 ステータス抽出部
335 待機状態適否判定部
336 運行状況情報/判定結果出力部

Claims (6)

  1. 車両の運行過程の分析を支援する車両運行過程分析支援方法において、
    前記車両の一連の運行過程における各種運行状況に関する情報と、前記運行状況にかかる前記車両の位置情報と、前記運行状況にかかる日時情報と、を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定する判定工程と、
    前記判定工程によって判定された結果に関する情報を出力する出力工程と、
    を含み、
    前記判定工程は、前記位置情報に基づいて特定された所定の位置から他の所定の位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、前記最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値および前記他の所定の位置における待機状態継続時間に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする車両運行過程分析支援方法。
  2. 車両の運行過程の分析を支援する車両運行過程分析支援方法において、
    前記車両の一連の運行過程における各種運行状況に関する情報と、前記運行状況にかかる前記車両の位置情報と、前記運行状況にかかる日時情報と、を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定する判定工程と、
    前記判定工程によって判定された結果に関する情報を出力する出力工程と、
    を含み、
    前記判定工程は、前記位置情報に基づいて特定された所定の位置から他の所定の位置までの走行所要時間の平均値を算出し、前記平均値に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値および前記他の所定の位置における待機状態継続時間に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする車両運行過程分析支援方法。
  3. 車両の運行過程の分析を支援する車両運行過程分析支援プログラムにおいて、
    前記車両の一連の運行過程における各種運行状況に関する情報と、前記運行状況にかかる前記車両の位置情報と、前記運行状況にかかる日時情報と、を取得させる取得工程と、
    前記取得工程によって取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定させる判定工程と、
    前記判定工程によって判定された結果に関する情報を出力させる出力工程と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記判定工程は、前記位置情報に基づいて特定された所定の位置から他の位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、前記最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値および前記他の所定の位置における待機状態継続時間に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする車両運行過程分析支援プログラム。
  4. 車両の運行過程の分析を支援する車両運行過程分析支援プログラムにおいて、
    前記車両の一連の運行過程における各種運行状況に関する情報と、前記運行状況にかかる前記車両の位置情報と、前記運行状況にかかる日時情報と、を取得させる取得工程と、
    前記取得工程によって取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定させる判定工程と、
    前記判定工程によって判定された結果に関する情報を出力させる出力工程と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記判定工程は、前記位置情報に基づいて特定された所定の位置から他の所定の位置までの走行所要時間の平均値を算出し、前記平均値に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値および前記他の所定の位置における待機状態継続時間に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする車両運行過程分析支援プログラム。
  5. 車両の運行過程の分析を支援する車両運行過程分析支援装置において、
    前記車両の一連の運行過程における各種運行状況に関する情報と、前記運行状況にかかる前記車両の位置情報と、前記運行状況にかかる日時情報と、を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された結果に関する情報を出力する出力手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記位置情報に基づいて特定された所定の位置から他の所定の位置までの走行所要時間の最大値および最小値を抽出し、前記最大値と前記最小値との差分に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値および前記他の所定の位置における待機状態継続時間に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする車両運行過程分析支援装置。
  6. 車両の運行過程の分析を支援する車両運行過程分析支援装置において、
    前記車両の一連の運行過程における各種運行状況に関する情報と、前記運行状況にかかる前記車両の位置情報と、前記運行状況にかかる日時情報と、を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された運行状況に関する情報、位置情報および日時情報に基づいて、前記一連の運行過程において発生する前記車両の待機状態の適否を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された結果に関する情報を出力する出力手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記位置情報に基づいて特定された所定の位置から他の所定の位置までの走行所要時間の平均値を算出し、前記平均値に基づいてしきい値を算出し、前記しきい値および前記他の所定の位置における待機状態継続時間に基づいて前記待機状態の適否を判定することを特徴とする車両運行過程分析支援装置。
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