JP4321412B2 - 電流計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電流路に流れる電流を、電流によって磁性体コアのギャップ中に生じる磁束を磁気センサで検出することにより求める電流計測装置に関するものである。
近年、車両用のバッテリの電流は、電装機器の増加に伴い非常に大きくなり、瞬間的に数百Aのオーダに達している。一方で、車両の燃料消費を低減するために、加速中は発電機による発電を中止し、減速中に発電量を増やす等のエンジン−充電制御が行われるようになっている。係るエンジン−充電制御においても、バッテリの容量を低下させないよう適切に充電を行うために、バッテリの放電電流−充電電流を正確に検出することが要求されるようになっている。
一般的に、バッテリ電流のような大電流を検出するための電流計測装置では、図9に示すように電流路12を囲むようにC字形状の磁性体コア20を設け、該磁性体コア20のギャップGaに磁気センサ14を配置し、電流路12に流れる電流を、電流により磁性体コア20内に生じる磁束を磁気センサ14によって検出することにより求めている。
特許文献1には、磁界検知にMI素子を使用し、かつこの素子に交流電流を印加することにより、微弱な直流電流の検知精度を向上させた電流計測装置が開示されている。
特許文献2には、大電流用、小電流用の2つのホールICを用い、電流値に合わせて回路をオン/オフし、大電流用ホールIC、小電流用ホールICを選択使用する電流計測装置が開示されている。
特開2002−286764号公報 特開2003−167009号公報
しかしながら、図9に示す磁性体コアを用いる電流計測装置では、強磁性体である磁気センサに発生する磁気ヒステリシスの影響で、電流ゼロの際の誤差を避けることができなかった。即ち、大電流を流した際に磁性体コア20が磁化して残留磁束が残り、電流ゼロの際にも残留磁束分だけの電流値を検出することになる。ここで、電流路12に電流を一定方向に流す場合には残留磁束分の補正値を検出回路のROMに保持することで対応可能であるが、車両用バッテリーのように電流路12へ双方向(充電電流−放電電流)へ電流を流す場合には、流れる電流の大きさ、向きによって残留磁束値が常に変化するため、予め補正値を保持する方法では対処できない。
更に、図9に示す磁性体コアを用いる電流計測装置では、電流路12に大電流を流すと、磁性体コア20の磁束密度が集中し、ヒステリシスが大きくなる。電流路12に数百Aオーダの大電流を流すと、磁性体コア内で磁気飽和してしまい、正確に電流を検出できなくなるという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、電流を正確に測定できる電流計測装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、電流路(バスバー)12に流れる電流を検出する電流計測装置10であって、
前記電流路12を囲むように配置されギャップを備える磁性体コア20と
前記ギャップに配置される感度の異なる第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bと、
前記第1磁気センサ14aの出力と前記第2磁気センサ14bの出力から前記磁性体コア20の残留磁束密度Brを補正して前記電流路12に流れる電流Iを検出する電流検出回路30と、を備えることを技術的特徴とする。
請求項2の発明は、電流路(バスバー)12に流れる電流を検出する電流計測装置10であって、
前記電流路10を囲むように配置され狭ギャップGa及び広ギャップGbを備える磁性体コア20と
前記狭ギャップGaに配置される第1磁気センサ14aと
前記広ギャップGbに配置される第2磁気センサ14bと、
前記第1磁気センサ14aの出力と前記第2磁気センサ14bの出力から前記磁性体コア20の残留磁束密度Brを補正して前記電流路12に流れる電流Iを検出する電流検出回路30と、を備えることを技術的特徴とする。
請求項1の電流計測装置10では、第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとで磁束を検出する際に、同じ値の残留磁束Brを検出するため、この残留磁束Br分を補正してこの影響を無くすことで、正確に電流を検出することができる。
請求項2の電流計測装置では、狭ギャップGaに配置される第1磁気センサ14aと、広ギャップGbに配置される第2磁気センサ14bとでは、狭ギャップGaと広ギャップGbとで磁束密度が異なり感度が違っている。しかし、残留磁束Br分は同じ値となる。このため、感度の異なる第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとで磁束を検出することで、同じ値の残留磁束Br分を補正してこの影響を無くすことが可能となり、これにより、正確に電流を検出することができる。請求項2の構成では、第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとを同一の物を用いることができる。
請求項3では、広ギャップGbを、狭ギャップGaにより最も磁束密度の高くなる狭ギャップGaの反対側に設けてあるので、広ギャップGbで磁気漏れが生じ、磁性体コア20での磁気飽和を防止でき、大電流を正確に測定することが可能になる。
請求項4では、狭ギャップGa及び広ギャップGbを1のギャップGに設けてあるので、磁性体コア20を分割する必要が無く、磁性体コア20の構造を簡略化できる。請求項4の構成では、第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとを同一の物を用いることができる。
請求項5では、第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとでは感度が違っている。しかし、残留磁束Br分は同じ値を検出することになる。このため、第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとで磁束を検出する際に、同じ値の残留磁束Br分を補正してこの影響を無くすことが可能となり、これにより、正確に電流を検出することができる。請求項5の構成では、第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとを同一のギャップGに配置できるので、磁性体コア20の構造を簡略化できる。
請求項6では、磁性体コア20に、磁束測定用のギャップGaに加えて、磁気飽和防止用のギャップGcを設けてあるので、当該磁気飽和防止用のギャップGcで磁束が漏れることにより、磁性体コア20での磁気飽和を防止でき、大電流を正確に測定することが可能になる。
以下本発明の実施形態に係る電流計測装置について図を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1及び図2を参照して本発明の第1実施形態に係る電流計測装置について説明する。図1(A)は、第1実施形態に係る電流計測装置の構成を示す斜視図である。
電流計測装置10は、車両用のバッテリの放電電流−充電電流を測定するためのものであり、バッテリに接続されたバスバー12と、バスバー12を取り囲むように配置された磁性体コア20とを備える。板状の磁性体コア20は、バスバー12に対して垂直面上に配置される。磁性体コア20には、中央にバスバー12を挿通させるための通孔21と、ギャップの間隔の狭い狭ギャップGaと、間隔の広い広ギャップGbとが形成されている。広ギャップGbは、バスバー12を挟んだ狭ギャップGaの反対側に設けられ、広ギャップGbは幅(間隔)2mmに、狭ギャップGaは幅1mmに設定されている。狭ギャップGaには、該バスバー12を流れる電流Iによって発生する磁束Bを検出するホール素子からなる第1磁気センサ14aが、広ギャップGbに第1磁気センサ14aと同じ磁気センサから成る第2磁気センサ14bが配置されている。
バスバー12は、黄銅等の良導電性金属からなり、幅W1は20mm、厚みH1は2mmに形成されている。バスバー12及び第1、第2磁気センサ14a、14bを搭載する磁性体コア20は、図示しないケーシング内に収容されている。
図1(B)に、狭ギャップGaと広ギャップGbとの電流と磁界強度との関係グラフを示す。
ここで、狭ギャップGaでは磁束強度が高く、広ギャップGbでは磁束強度が低くなる。一方、バスバー12を流れる電流がゼロの際には、狭ギャップGaも広ギャップGbも同じ残留磁束Br値になる。この残留磁束Br分により、電流ゼロの際にも、広ギャップGb側の第2磁気センサ14bでは、電流Irが検出されることになる。例えば、広ギャップGbの第2磁気センサ14bで磁束強度Bβを測定した際の電流値Iexpは、残留磁束Brによる電流値Ir分が誤差となり、電流値Iexpから電流値Irを減じた電流値I*が正しい値となる。
第1実施形態の電流計測装置では、狭ギャップGaに配置される第1磁気センサ14aと、広ギャップGbに配置される第2磁気センサ14bとでは、磁束密度が異なり感度が違っている。しかし、残留磁束Br分は同じ値となる。このため、第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとで磁束を検出し、同じ値の残留磁束Br分を補正してこの影響を無くすことで、正確に電流を検出する。
第1実施形態の電流計測装置の電流補正についてのブロック図を図2に示す。
図1中に示す第1磁気センサ14a及び第2磁気センサ14bは、電流検出回路30に接続されている。磁性体コア20に設けられた狭ギャップGaでは、バスバー12の電流Iが磁束密度B1に変換され、広ギャップGbでは、バスバー12の電流Iが磁束密度B2に変換される。狭ギャップGaに設けられる第1磁気センサ14aでは、狭ギャップGaの磁束密度を値B1として検出する。広ギャップGbに設けられる第2磁気センサ14bでは、広ギャップGbの磁束密度を値B2として検出する。電流検出回路30は、第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとの出力から、正しい電流値I*を計算により求める。
即ち、狭ギャップGaの磁束密度B1、広ギャップGbの磁束密度B2としたとき、磁束密度B1、磁束密度B2は次式で表される。
Figure 0004321412
ここで、I*は実測の電流値、aは狭ギャップGaの第1磁気センサ14aの磁気感度、bは広ギャップGbの第2磁気センサ14bの磁気感度、Brは残留磁束密度である。
電流値I*は、上記数1を基に次式により求めることができる。
I*=(B2−B1)/(b−a)
ここで、図9に示す従来技術のように狭ギャップGaのみを設けた場合には、狭ギャップGaのバスバー12を挟んだ反対側で磁性体コア20内の磁束が最大になる。このため、第1実施形態では、磁気飽和防止用のギャップGbを、磁束測定用のギャップGaにより最も磁束密度の高くなる反対側に設けてあるので、磁性体コア20での磁気飽和を防止でき、大電流を正確に測定することが可能になる。
図3を参照して第1実施形態の磁性体コア20の製造方法について説明する。
図3(A)に示すようにニッケル−鉄から主としてなる強磁性体の所定形状のコア板24を用意し、図3(B)に示すように例えば3枚重ねてカシメて磁性体コア上片24Aを製造する。同様にして磁性体コア下片24Bを製造する(図3(C))。そして、図1(A)に示すように、バスバー12の上側に磁性体コア上片24Aを、下側に磁性体コア下片24Bを配置させた状態で、狭ギャップGa側に第1磁気センサ14aを、広ギャップGb側に第2磁気センサ14bを配置させる。
[第1実施形態の第1改変例]
引き続き、第1実施形態の第1改変例に係る電流計測装置について図4を参照して説明する。
上述した第1実施形態では、第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとの出力から電流値I*を算出した。これに対して、第1実施形態の改変例では、電流値が小さい場合には感度が高い第1磁気センサ14aを用い、電流値が大きい場合には感度が低い第2磁気センサ14bを用いる。
図4は、第1実施形態の第1改変例に係る電流検出回路30での処理を示すフローチャートである。
まず、所定周期に成ったか(例えば100ms)かを判断し(S112)、所定周期になった際には(S112:Yes)、第1磁気センサ14a及び第2磁気センサ14bの出力から磁性体コア20の残留磁束密度Brを測定する(S114)。そして、広ギャップGbからの出力に基づき、大電流(例えば10A以上)を測定するか否かを判断する(S116)。ここで、大電流では無い場合には(S116:No)、第1磁気センサ14aの出力を測定した残留磁束密度Brにより補正することで電流を検出する(S120)。他方、大電流の場合には(S116:Yes)、第2磁気センサ14bの出力を測定した残留磁束密度Brにより補正することで電流を検出する(S120)。
この第1実施形態の第1改変例では、小電流を感度の高い第1磁気センサ14aを用い、大電流を感度が低い第2磁気センサ14bを用いて測定するため、小電流から大電流まで高精度で検出できる利点がある。
[第1実施形態の第2改変例]
引き続き、第1実施形態の第2改変例に係る電流計測装置について図5(A)を参照して説明する。
図5(A)は、第1実施形態の第2改変例に係る電流計測装置を示す斜視図である。図1(A)を参照して上述した第1実施形態では、狭ギャップGaに第1磁気センサ14aを、広ギャップGbに第2磁気センサ14bを配置した。これに対して、第1実施形態の第2改変例では、第1磁気センサ14aが狭ギャップGaの幅(間隔1mm)に合わせた立方形状に形成され、第2磁気センサ14bが広ギャップGbの幅(間隔2mm)に合わせた立方形状に形成されている。
第1実施形態の第2改変例では、図3(C)に示す磁性体コア上片24Aと下側に磁性体コア下片24Bとの間に第1磁気センサ14a及び第2磁気センサ14bの上下面に接着剤を塗布して介挿させることで、磁性体コア20を完成させる。第1実施形態の第2改変例では、第1磁気センサ14a及び第2磁気センサ14bにスペーサ及び接合部材としての役割を果たさせることで、狭ギャップGa、広ギャップGbのギャップ幅を正確に規定できる。
[第1実施形態の第3改変例]
第1実施形態の第3改変例に係る電流計測装置について図5(B)を参照して説明する。
図5(B)は、第1実施形態の第3改変例に係る電流計測装置を示す斜視図である。図5(A)を参照して上述した第1実施形態の第2改変例では、磁性体コア20に狭ギャップGa及び広ギャップGbを配置した。これに対して、第1実施形態の第3改変例では、狭ギャップGa及び広ギャップGbに加えて、磁気飽和を防止するため磁気漏れを起こさせるための磁気飽和防止用ギャップGcを備えている。磁気飽和防止用ギャップGc内には絶縁性樹脂から成る接合部材22が配置されている。
図6は磁性体コアの分割数(即ち、狭ギャップGaと広ギャップGbと磁気飽和防止用ギャップGcと合わせたギャップ数)と磁性体コア内での最大磁束との関係を示すグラフである。
図9を参照して上述した従来技術の狭ギャップGaのみの場合(コア分割数1)での最大磁束に対して、図5(A)に示す狭ギャップGaと共に広ギャップGbを設けた場合(コア分割数2)には1/2になっている。狭ギャップGa、広ギャップGbと共に磁気飽和防止用ギャップGcを1個設けた場合(コア分割数3)には1/3になっている。狭ギャップGa、広ギャップGbと共に磁気飽和防止用ギャップGcを2個設けた図5(B)に示す第1実施形態の第3改変例に係る磁性体コア20の場合(コア分割数4)には1/4になっている。
第1実施形態の第3改変例では、磁性体コア20に、磁束測定用のギャップGaに加えて、磁気飽和防止用のギャップGcを設けてあるので、当該磁気飽和防止用のギャップGcで磁束が漏れることにより、磁性体コア20での磁気飽和を防止でき、大電流を正確に測定することが可能になる。
[第2実施形態]
引き続き、本発明の第2実施形態に係る電流計測装置について図7を参照して説明する。
図1(A)を参照して上述した第1実施形態では、磁性体コア20の狭ギャップGaと広ギャップGbとを別々に設けた。これに対して、第2実施形態では、磁性体コア20の狭ギャップ部Gαと広ギャップ部Gβとを有する1のギャップGを設け、狭ギャップ部Gαに第1磁気センサ14aを広ギャップ部Gβに第2磁気センサ14bを配置している。ここで、第1磁気センサ14aと第2磁気センサ14bとは同一のホールICを用いることができる。この第2実施形態においても第1実施形態と同様に、残留磁束密度Brを補正して正確に電流を検出することが可能である。この第2実施形態では、磁性体コア20を2分割しないので簡易に構成できる利点があり、第1実施形態に比して、磁気飽和が発生し難い小電流を測定する際に好適に用いることができる。
[第3実施形態]
引き続き、本発明の第3実施形態に係る電流計測装置について図8を参照して説明する。
図7を参照して上述した第2実施形態では、磁性体コア20の1のギャップGに狭ギャップ部Gαと広ギャップ部Gβとを設け、同一感度の第1磁気センサ14a、第2磁気センサ14bを用いた。これに対して、第3実施形態では、感度の異なる第1磁気センサ14a、第2磁気センサ14bを均一間隔のギャップGに設けてある。この第3実施形態においても第1実施形態、第2磁気センサと同様に、残留磁束密度Brを補正して正確に電流を検出することができる。この第2実施形態では、磁性体コア20を2分割しないので簡易に構成できる利点があり、第1実施形態に比して、磁気飽和が発生し難い小電流を測定する際に好適に用いることができる。
なお、上述した実施形態では、磁気センサとしてホール素子を用いる例を挙げたが、MR素子を用いて本発明の電流計測装置を構成し得ることは言うまでもない。
図1(A)は本発明の第1実施形態に係る電流計測装置の構成を示す斜視図であり、図1(B)は、広ギャップGbと狭ギャップGaとの電流と磁界強度との関係グラフである。 第1実施形態の電流計測装置での電流補正について示すブロック図である。 磁性体コアの製造方法を示す工程図である。 第1実施形態の第1改変例に係る電流検出回路での処理を示すフローチャートである。 図5(A)は、第1実施形態の第2改変例に係る電流計測装置を示す斜視図であり、図5(B)は第1実施形態の第3改変例に係る電流計測装置を示す斜視図である。 磁性体コアの分割数(即ち、狭ギャップGaと広ギャップGbと磁気飽和防止用ギャップGcと合わせたギャップ数)と磁性体コア内での最大磁束との関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る電流計測装置を示す斜視図である。 第3実施形態に係る電流計測装置を示す斜視図である。 図9は従来技術の電流計測装置を示す説明図である。
符号の説明
10 電流計測装置
12 バスバー
14a 第1磁気センサ
14b 第2磁気センサ
20 磁性体コア
22 接合部材
24 コア板
30 電流検出回路
Ga 狭ギャップ
Gb 広ギャップ
Gc 磁気飽和防止用ギャップ

Claims (6)

  1. 電流路に流れる電流を検出する電流計測装置であって、
    前記電流路を囲むように配置されギャップを備える磁性体コアと
    前記ギャップに配置される感度の異なる第1磁気センサと第2磁気センサと、
    前記第1磁気センサの出力と前記第2磁気センサの出力から前記磁性体コアの残留磁束密度を補正して前記電流路に流れる電流を検出する電流検出回路と、を備えることを特徴とする電流計測装置。
  2. 電流路に流れる電流を検出する電流計測装置であって、
    前記電流路を囲むように配置され狭ギャップ及び広ギャップを備える磁性体コアと
    前記狭ギャップに配置される第1磁気センサと
    前記広ギャップに配置される第2磁気センサと、
    前記第1磁気センサの出力と前記第2磁気センサの出力から前記磁性体コアの残留磁束密度を補正して前記電流路に流れる電流を検出する電流検出回路と、を備えることを特徴とする電流計測装置。
  3. 前記狭ギャップを、前記広ギャップの反対側に設けたことを特徴とする請求項2の電流計測装置。
  4. 前記狭ギャップ及び前記広ギャップを1のギャップ中に設けたことを特徴とする請求項2の電流計測装置。
  5. 前記第1磁気センサと前記第2磁気センサとの感度を異ならせ1のギャップ中に設けたことを特徴とする請求項1の電流計測装置。
  6. 前記狭ギャップ及び前記広ギャップに加えて、磁気飽和防止用のギャップを設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3の電流計測装置。
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