JP4319846B2 - 水晶振動子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラーメモード振動を伴う水晶振動子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラーメモード振動を伴う水晶振動子は、特許文献1及び特許文献2に記載されているように、水晶原石から所定のカット角でスライスされた四角形状の水晶基板の表裏両面に励振電極を形成した振動本体部と、この振動本体部の振動の節点となる端部から延びるアーム状の接続部と、この接続部を介して前記振動本体部を支持するフレーム部によって一体形成されている。前記フレーム部には、一対の端子電極部が形成されており、外部から供給される所定の電圧を前記端子電極部及び接続部を介して振動本体部の表面及び裏面に逆位相の電界を印加することによって、前記振動本体部にラーメモードの振動を生じさせている。
【0003】
図15は表裏両面にそれぞれ3面の励振電極を備えた従来の(3,1)次のラーメモード振動を伴う水晶振動子をセラミックケース1内に固定した状態を示したものである。ここで、(a)はフレーム部14の一側面に位置する一対の端子電極部15a,15bを介してセラミックケース1内に支持する片支持構造の水晶振動子10、(b)は一対の端子電極部25a,25bとこれと対向するフレーム部24の一端26とで支持する両支持構造の水晶振動子20である。前記水晶振動子10,20に備える振動本体部11,21は共に、振動の節点(12a〜12d,22a〜22d)から延びる接続部(13a〜13d,23a〜23d)を介してフレーム部14,24に接続されている。このように、前記振動本体部11,21を節点(12a〜12d,22a〜22d)で支持することによって、ラーメモードによる振動を安定して発生させることができる。ただし、前記節点(12a〜12d,22a〜22d)で支持させた場合であっても、接続部(13a〜13d,23a〜23d)の形状によってラーメモード振動の特性を左右する等価直列抵抗値が変化し、その幅が太く、短いほど等価直列抵抗値が高く(悪化)なる傾向にある。
【0004】
このため、前記接続部(13a〜13d,23a〜23d)を図16(a),(b)に示すように、可能な限り細く加工するか、図17(a),(b)に示すように長く延ばすなどして等価直列抵抗値を低下させるようにしていた。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−313537号公報
【特許文献2】
特開2002−158559号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記図16(a),(b)に示したように、接続部(13a〜13d,23a〜23d)を細くしていくと、振動本体部11,21の支持力が低下するため、外部からの衝撃等によって破断や損傷が起こりやすくなる。このような接続部の破断や損傷によって、振動本体部11,21内の各励振電極部に端子電極部(15a,15b又は25a,25b)からの電圧が十分供給されずラーメモード振動が不安定になってしまう。特に、(a)に示したような片支持構造の水晶振動子10にあっては、セラミックケース1に固定された端子電極部(15a,15b)から離れるにしたがって撓み範囲が大きく、破断や損傷する確率が高くなる。
【0007】
また、前記図17(a),(b)に示したように、接続部(13a〜13d,23a〜23d)の太さはそのままで長く延ばして形成した場合は、それに伴ってフレーム部14,24が外方向に拡張するため、水晶振動子10,20の小型化が図られないといった問題がある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、支持強度の低下や水晶基板のサイズを拡張することなく等価直列抵抗値を低減化させることで、高精度且つ安定したラーメモード振動を得ることができる水晶振動子を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る水晶振動子は、表面及び裏面に励振電極が形成され、振動の節点を四隅に有する四角形状の振動本体部と、この振動本体部の左右の側辺又は上下の側辺に沿って延設され、その両端が前記節点に連結される接続部と、この接続部の略中央部に設けられる端子電極部とを備え、この端子電極部によって前記振動本体部を支持することを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、振動本体部をその端部に位置する振動の節点で支持すると共に、電圧の供給ラインとなる接続部が端子電極部に向かって長く延ばして形成されているので、振動本体部内で発生するラーメモード振動に対する抵抗力が減少し、等価直列抵抗値を低減させることができる。また、前記水晶振動子をセラミックケースに搭載後、温度変化が生じた場合に、セラミックケースとの熱膨張差で生じる振動本体部の歪みを緩和することができる。このため、広い温度範囲において、安定した振動子特性を得ることができる。
【0011】
また、前記接続部に屈曲部を設けることで、振動本体部の節点から引き出された接続部をこの振動本体部の近傍に設けた端子電極部に向けて所定形状に長く延ばして形成することができる。このように、前記端子電極部が振動本体部の近傍に形成され、この端子電極部に向かう接続部が振動本体部の外周上で屈曲させて長く形成されているので、水晶振動子全体のサイズの拡張を抑えて小型化することが可能となる。
【0012】
また、前記一対の端子電極部が長方形状に形成された振動本体部の長手方向の左右両側面あるいは前後両側面に位置しているので、落下などで衝撃が加わった場合においても水晶振動子全体を安定した状態で支持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の水晶振動子について詳細に説明する。
【0014】
図1及び図2は本発明の第1実施形態の水晶振動子40をセラミックケース1内に搭載したときの状態を示したものである。この水晶振動子40は、ラーメモード振動を伴うもので、X軸(電気軸),Y軸(機械軸),Z軸(光軸)の各結晶軸を有する水晶原石のX軸を中心にY軸をZ軸に向けて36°〜42°の範囲で傾斜させたY’軸からなるXY’平面で切り出された水晶基板であって、この水晶基板をさらにXY’平面内で45°回転して切り出されたLQ2Tカット水晶基板をベースにして形成される。
【0015】
この水晶振動子40は、図2に示したように、四隅に振動の節点42a,42b,42c,42dを有する長方形状の振動本体部41と、一方の節点42a,42bからリング状に延びる接続部43と、他方の節点42c,42dから同じくリング状に延びる接続部44と、これら接続部43,44の略中間部から突出した一対の端子電極部45,46とを備えた構造となっている。
【0016】
前記振動本体部41は、長方形状の水晶基板の表面及び裏面に(3,1)次のラーメモード振動を生じさせる励振電極が形成される。この励振電極は、図2に示されるように、表面に正方形状の3面の小励振電極(5a,6b,7a)、裏面に3面の小励振電極(5b,6a,7b)が形成され、水晶基板を挟んだ表面と裏面及び同一平面上で隣接する小励振電極間に逆位相の電圧が印加されるように、交互に配設形成される。なお、表面と裏面の小励振電極同士は水晶基板の側面に形成された回し込み電極部47によって導通接続される。
【0017】
前記一方の接続部43は、節点42a,42bからそれぞれ略45度の角度で外方向に延びる引出部43c,43dと、この引出部43c,43dの先に位置し、略45度の角度で折れ曲がる屈曲部43a,43bと、この屈曲部43a,43bを直線状に結ぶ支持部43eとで一体形成されている。また、他方の接続部44は、前記節点42c,42dからそれぞれ略45度の角度で外方向に延びる引出部44c,44dと、この引出部44c,44dの先に位置し、略45度の角度で折れ曲がる屈曲部44a,44bと、この屈曲部44a,44bを直線状に結ぶ支持部44eとで一体形成されている。なお、前記接続部43,44の表面及び裏面は前記励振電極と同じ導電部材で形成された電極部を構成し、形状は振動本体部41を挟んだ左右対称形になっている。
【0018】
前記端子電極部45,46は、前記支持部43e,44eの略中間点から外方向に一定幅突出して形成される。この端子電極部45,46は、図に示したように、セラミックケース1内に設けられている一対の端子電極台2に半田や導電性接着剤で固定することによって、前記振動本体部41を接続部43,44と共に支持する。
【0019】
上記構成の水晶振動子40は、前記一対の端子電極台2に逆位相の電圧を印加することで、端子電極部45,46及び接続部43,44を介して振動本体部41内に配列形成されている小励振電極を交互に励起させることによってラーメモードの振動が生じる。
【0020】
このように、前記振動本体部41の節点42a〜42dが導電性を備えた長い接続部43,44で支持されているため、振動に対する抵抗力が減少し、それに伴って等価直列抵抗値を低減化させて、より良好なラーメモード振動特性を得ることができる。また、前記接続部43,44が長く延びている分、熱による歪みを緩和できるため、広い温度範囲で安定した振動子特性を得ることが可能となる。
【0021】
次に、前述したような接続部を有する水晶振動子の他の実施形態を図3〜図14に示す。ここで、図3〜図7は、前記図1及び図2で示した水晶振動子40と同様に、長方形状の振動本体部の長側面近傍に端子電極部を有するタイプのもので、図8〜図13は、前記振動本体部の短側面近傍に端子電極部を有するタイプのものである。以下に示す実施形態はいずれも振動本体部の構造については、前記図1及び図2に示したものと同様であるので、振動本体部の詳細は省略して接続部を中心にして説明する。
【0022】
図3に示す第2実施形態の水晶振動子50の接続部53,54は、各節点52a〜52dから振動本体部51の長側面に沿って外方向に延びる引出部53c,53d,54c,54dと、この引出部を逆方向に折り返すU字状の屈曲部53a,53b,54a,54bと、この屈曲部の端部同士を結び、振動本体部51の長側面に沿ってまっすぐ延びる支持部53e,54eとで一体形成されている。接続部53,54をこのような形に形成することによって、前記支持部53e,54eと振動本体部51との隙間を小さく設定することができ、前記第1実施形態の水晶振動子40に備える接続部43,44と略同じ長さでありながら全体として横幅方向の縮小化が図られる。
【0023】
図4に示す第3実施形態の水晶振動子60の接続部63,64は、各節点62a〜62dから振動本体部61の短側面に沿って外方向に延びる引出部63c,63d,64c,64dと、この引出部の先端を略90度の角度で折り返すL字状の屈曲部63a,63b,64a,64bと、この屈曲部の端部同士を結び、振動本体部61の長側面に沿ってまっすぐ延びる支持部63e,64eとで一体形成されている。このような形状にすることによって、前記第2実施形態の水晶振動子50とは反対に振動本体部61の長手方向のスペースを縮小することができる。
【0024】
図5に示す第4実施形態の水晶振動子70の接続部73,74は、各節点72a〜72dから振動本体部71の短側面に沿って外方向に延びる引出部73c,73d,74c,74dと、この引出部の先端から振動本体部71の長側面に沿って蛇腹状に何重にも屈曲する支持部73e,74eとで一体形成されている。この実施形態によれば、全体スペースを拡張することなく、長い接続部73,74を振動本体部71の近傍に寄せて形成することができる。
【0025】
図6及び図7に示す水晶振動子80,90は、接続部(83,84,93,94)を長く形成すると共に、この接続部が繋がる支持部(83e,84e,93e,94e)を振動本体部(81,91)の長側面に沿って大きく形成して安定性を高めたものである。第5実施形態の水晶振動子80の接続部83,84は、各節点82a〜82dから振動本体部81の長側面に沿って外方向に延びる引出部83c,83d,84c,84dと、この引出部から振動本体部81の短側面に沿って折れ曲がるU字状の屈曲部83a,83b,84a,84bと、屈曲部の先端から振動本体部81の長側面に沿って設けられる支持部83e,84eとで一体形成されている。なお、前記支持部83e,84eは電圧を印加する端子電極部を兼ねている。
【0026】
図7に示される第6実施形態の水晶振動子90は、前記図6で示した第6実施形態の水晶振動子80の接続部83,84をより長く形成するために、引出部93c,93d,94c,94dを振動本体部91の短側面に沿って外方向に大きく突出させ、この引出部から支持部93e,94eに掛けて屈曲部93a,93b,94a,94bをS字状にして接続部93,94を形成したものである。
【0027】
次に、図8に示す第7実施形態の水晶振動子100の接続部103,104は、各節点102a〜102dから外方向に略45度の角度で延びる引出部103c,103d,104c,104dと、この引出部を再度略45度の角度で折り返すV字状の屈曲部103a,103b,104a,104bと、この屈曲部の端部同士を結び、振動本体部101の短側面に沿って設けられる支持部103e,104eとで一体形成されている。なお、端子電極部105,106は前記支持部103e,104eの略中間部に設けられ、この端子電極部によって、前記振動本体部101をその短側面の前後で両支持される。
【0028】
図9に示す第8実施形態の水晶振動子110の接続部113,114は、各節点112a〜112dから振動本体部111の短側面に沿って外方向に延びる引出部113c,113d,114c,114dと、この引出部の先端から逆方向に折り返すU字状の屈曲部113a,113b,114a,114bと、この屈曲部の端部同士を結び、振動本体部111の短側面と平行に延びる支持部113e,114eとで一体形成され、この支持部113e,114eの略中間部から端子電極部115,116が設けられている。
【0029】
図10に示す第9実施形態の水晶振動子120の接続部123,124は、各節点122a〜122dから振動本体部121の長側面に沿って真っ直ぐ外方向に延びる引出部123c,123d,124c,124dと、この引出部の先端を略90度の角度で折り返すL字状の屈曲部123a,123b,124a,124bと、この屈曲部の端部同士を結び、振動本体部121の短側面に沿った支持部123e,124eとで一体形成され、この支持部123e,124eの略中間部に端子電極部125,126を一体形成している。
【0030】
図11に示す第10実施形態の水晶振動子130は、振動本体部131を各節点132a〜132dから大きくS字状に屈曲させた屈曲部133a,133b,134a,134bを有する接続部133,134を介して支持する構造になっている。
【0031】
図12及び図13に示す水晶振動子(140,150)は、接続部(143,144,153,154)を長く形成すると共に、この接続部が繋がる支持部(143e,144e,153e,154e)を振動本体部(141,151)の短側面の前後に大きく形成して安定性を高めたものである。第11実施形態の水晶振動子140の接続部143,144は、各節点142a〜142dから振動本体部141の短側面に沿って外方向に延びる引出部143c,143d,144c,144dと、この引出部から略90度の角度で前記振動本体部141の長側面にU字状に折れ曲がる屈曲部143a,143b,144a,144bと、支持部143e,144eとで一体形成されている。これによって、前記振動本体部141がその長手方向の前後に有する接続部143,144によって、両支持されることになる。
【0032】
前記図13に示した第12実施形態の水晶振動子150は、前記第11実施形態で示した水晶振動子140の接続部143,144をより長く形成するために、引出部153c,153d,154c,154dを振動本体部151の長側面に沿って外方向に真っ直ぐ突出させ、この引出部から支持部(153e,154e)に掛けて大きな弧を描くようにして、S字状の屈曲部153a,153b,154a,154bを設けたものである。
【0033】
最後に、図14に示す第13実施形態の水晶振動子160は、振動本体部161の四隅に位置する振動の節点162a〜162dから放射状に延びる直線状の接続部163a〜163dを介して、その周囲を囲むフレーム部164に接続させて一体形成されたものであるが、前記振動本体部161の節点箇所を斜めに切り欠くと共に、フレーム部164に繋がる部分を切り込んで形成したものである。これによって、前記接続部163a〜163dを長くすることができるため、従来形状の水晶振動子に比べて等価直列抵抗値の低減効果が得られる。
【0034】
なお、上記実施形態は振動本体部が(3,1)次のラーメモード振動を伴う水晶振動子であったが、このような(3,1)次に限定されず(3,3)次のようなより高次の振動本体部を備えた水晶振動子においても、上記実施形態で示したような形状の接続部を備えることで、等価直列抵抗値を低減させた良好なラーメモード振動を得ることができる。また、上記実施形態で示した各水晶振動子は、形状が複雑であるため、微細加工が可能なパウダービーム法によって、水晶基板から振動本体部と接続部を打ち抜き加工して形成される。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る水晶振動子によれば、振動本体部をその端部に位置する振動の節点で支持すると共に、電圧の供給ラインとなる接続部が端子電極部に向かって長く延ばして形成されているので、振動本体部内で発生するラーメモード振動に対する抵抗力が減少し、それに伴って等価直列抵抗が減少して振動子の電気的特性の向上を図ることができる。また、水晶振動子とセラミックケースとの熱膨張係数の差から温度変化によって熱歪みが生じた場合、この歪みを緩和することができる。このため、広い温度範囲において、安定した振動子特性を得ることができる。
【0036】
また、前記接続部に屈曲部を設けることで、振動本体部の節点から引き出された接続部をこの振動本体部の近傍に設けた端子電極部に向けて所定形状に長く延ばして形成することができる。このように、前記端子電極部が振動本体部の近傍に形成され、この端子電極部に向かう接続部が振動本体部の外周上で屈曲させて長く形成されているので、水晶振動子全体のサイズの拡張を抑えて小型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の水晶振動子をセラミックケースに搭載したときの斜視図である。
【図2】上記水晶振動子の平面図である。
【図3】本発明の水晶振動子の第2実施形態を示す平面図である。
【図4】本発明の水晶振動子の第3実施形態を示す平面図である。
【図5】本発明の水晶振動子の第4実施形態を示す平面図である。
【図6】本発明の水晶振動子の第5実施形態を示す平面図である。
【図7】本発明の水晶振動子の第6実施形態を示す平面図である。
【図8】本発明の水晶振動子の第7実施形態を示す平面図である。
【図9】本発明の水晶振動子の第8実施形態を示す平面図である。
【図10】本発明の水晶振動子の第9実施形態を示す平面図である。
【図11】本発明の水晶振動子の第10実施形態を示す平面図である。
【図12】本発明の水晶振動子の第11実施形態を示す平面図である。
【図13】本発明の水晶振動子の第12実施形態を示す平面図である。
【図14】本発明の水晶振動子の第13実施形態を示す平面図である。
【図15】従来のラーメモード振動を伴う水晶振動子の平面図である。
【図16】接続部の幅を細く形成した従来の水晶振動子の平面図である。
【図17】接続部を長く形成した従来の水晶振動子の平面図である。
【符号の説明】
40 水晶振動子
41 振動本体部
43,44 接続部
43a,43b 屈曲部
44a,44b 屈曲部
43c,43d 引出部
44c,44d 引出部
43e,43e 支持部
45,46 端子電極部

Claims (4)

  1. 表面及び裏面に励振電極が形成され、振動の節点を四隅に有する四角形状の振動本体部と、
    この振動本体部の左右の側辺又は上下の側辺に沿って延設され、その両端が前記節点に連結される接続部と、
    この接続部の略中央部に設けられる端子電極部とを備え、
    この端子電極部によって前記振動本体部を支持することを特徴とする水晶振動子。
  2. 前記接続部は、少なくともその一部に屈曲部を有している請求項1記載の水晶振動子。
  3. 前記屈曲部が蛇腹状に形成されている請求項2記載の水晶振動子
  4. 前記接続部は、左右対称形又は上下対称形に形成されている請求項1記載の水晶振動子。
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