JP5347397B2 - 双音叉型振動片 - Google Patents

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Description

本発明は、双音叉型の圧電振動片に係り、特に小型化に適した電極構造を有する双音叉型圧電振動片に関する。
2つの基端部の間に励振部である振動ビームを有する双音叉型圧電振動片は、基端部が固定される支持部間の距離や支持部間に加えられる力の変動を検出することに適し、圧力センサや加速度センサ等に用いられている(例えば特許文献1参照)。
双音叉型圧電振動片は、図4に示すように、基端部2aと基端部2bの間に並行に掛け渡された2本の振動ビーム3a,3bに対し、3つの領域に区分けされた振動領域のそれぞれに励振電極4a,4b,4c,5a,5b,5cが設けられている。各領域の励振電極4a〜4c,5a〜5cは、表面、裏面、内側面、外側面にそれぞれ形成され、表面と裏面、内側面と外側面が、それぞれ同じ電位となるように、基端部に設けられた入出力電極6a,6bに対して電気的に接続されている。また、3つの領域に区分けされた励振電極4a〜4c,5a〜5cは、基端部2a,2bに隣接する第1領域、第3領域の励振電極4a,5a,4c,5cと、第1領域、第3領域の励振電極の間に位置する第2領域の励振電極4b,5bとの間で、電位が逆転するように形成されている。このように構成される従来の双音叉型圧電振動片1の励振電極同士を接続する引出し電極7a,7bは、振動ビーム3a,3bに対して励振電極4a〜4c,5a〜5cを一筆書きで接続するような形態とされている。
なお、図4において、図4(A)は従来の双音叉型圧電振動片の構成を示す平面図であり、図4(B)は裏面側電極の構成を透過させた状態を示す平面図である。
このような双音叉型圧電振動片を小型に改良する場合は、振動ビームの長さを短く構成すれば良いが、改良の前後での振動の周波数(共振周波数)を等しくする場合には、振動ビームの長さを短くすると共に振動ビームを細く形成する。
即ち、双音叉型圧電振動片の小型化に伴い振動ビームの長さのみを短く形成するほど励起される振動は低周波側へ遷移する。そこで、励起される周波数を変更せずに双音叉型圧電振動片を小型に構成するには、振動ビームの長さをより短く形成すると共に共振ビームの太さをより細く形成してこれにより双方の加工に伴う周波数の変化を相殺すれば良い。
特開2007−187463号公報
しかしながら、振動ビームの表裏面に形成する励振電極と2本の振動ビームにおける内側面及び外側面に形成される励振電極とを電気的に接続する引出し電極は細いため、双音叉型圧電振動片の小型化に伴って振動ビームが細くなった場合、励振電極形成時のマスクのアライメントズレの影響を受けて断線する虞が生ずる。即ち、双音叉型圧電振動片の小型化が進むと、例えば双音叉型圧電振動片を製造する装置の加工精度の向上が追いつかない場合がある。その為、双音叉型圧電振動片の寸法に対して製造装置による製造誤差量の比率が大きくなる。例えば図4(A)において励振電極形成する場合は振動ビーム上の所定の範囲内にのみ金属膜を構成する為に露光用のマスクを使用したフォトリソグラフィーと呼ばれる加工技術が使用される。そしてマスクの配置精度には範囲があるからマスクは適切な位置から紙面に対して下方向へズレてしまう場合がある。そしてマスクのパターンが双音叉型圧電振動片の小型化と共に微細になると、マスクの僅かな配置ズレであっても金属膜の形成位置は大幅にズレてしまうことになる。特に、引出し電極は、双音叉型圧電振動片の構成要素の中でも寸法が小さい部類に属する。その為、マスクの配置ズレによって例えば振動ビームの外側面に形成された励振電極4bと表面に形成された励振電極4cとを結線する引出し電極を形成するためのマスクのパターンが振動ビームの外側面に達しない場合がある。従って、この状態で金属膜が加工されると引出し電極は外側面の励振電極4bと結線されず、更に引出し電極は上述したように、励振電極間を一筆書きのように接続しているため、引出し電極に断線が生じた場合、励振電極が電気的に浮いた状態となってしまい、振動損失が高くなり、CI値の劣化、さらには発振不良の原因にもなる。
そこで本発明では、双音叉型圧電振動片の小型化に伴い振動ビームが細くなった場合であっても、励振電極間を接続する引出し電極の断線により励振電極が電気的に浮いてしまうことを防止することができる電極構造を持った双音叉型振動片を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
本発明に関わるある実施形態は、一対の基端部と、前記一対の基端部の間に延在されている一対の振動ビームと、を含み、前記振動ビームは、前記一対の基端部に夫々隣接している2つの端部領域と、前記2つの端部領域の間に挟まれている中央領域と、から構成されている励振領域を含み、前記励振領域は、前記一対の振動ビームを平面視したときに、表面と、前記表面に対して裏側である裏面と、前記一対の振動ビームの間に面した内側面と、前記内側面とは反対側に位置している外側面と、に励振電極が設けられ、前記中央領域における前記表面または前記裏面に設けられている励振電極と、前記2つの端部領域のいずれか一方の前記内側面及び前記外側面に夫々設けられている励振電極と、を接続している中央端部引出し電極と、前記2つの端部領域のうちのいずれか一方の前記表面または前記裏面に設けられている励振電極と、前記中央領域の前記内側面及び前記外側面に夫々設けられている励振電極と、を接続している端部中央引出し電極と、含むことを特徴とする。
本発明に関わるある別の実施形態は、上記実施形態において、前記中央端部引出し電極及び前記端部中央引出し電極は、それぞれ、前記表面または前記裏面に設けられている励振電極から延在されている1本の引出し電極を二股に分岐して前記内側面または前記外側面に設けられている励振電極に接続していることを特徴とする。
本発明に関わるある別の実施形態は、上記いずれかの実施形態において、前記基端部の表面または裏面に設けられている電極端子と、前記端部領域の前記外側面に設けられている励振電極と、を引出し電極により接続する場合、前記基端部のうち前記振動ビームの延びる方向と交差する方向に位置する面に金属パターンが設けられ、前記金属パターンは、前記内側面または前記外側面に設けられている励振電極に接続されていることを特徴とする。
本発明に関わるある別の実施形態は、上記いずれかの実施形態において、前記振動ビームの前記表面及び前記裏面に溝が設けられていることを特徴とする。
本発明に関わるある別の実施形態は、上記いずれかの実施形態において、 前記基端部は、前記振動ビームと接続されている接続部と、固定部と、を含み、前記接続部と前記固定部との間にくびれが設けられていることを特徴とする。
[適用例1]一対の基端部と当該基端部間に平行に掛け渡された2本の振動ビームとを有し、各振動ビームにはそれぞれ前記振動ビームの延設方向に順に並ぶ3つに区分された励振領域として前記基端部に隣接する2つの端部領域と、これら2つの端部領域間に挟まれた中央領域と、が設けられ、前記励振領域にはそれぞれ、2本の前記振動ビームの横並び状態を平面視したときに同一面内に並ぶ表面と、前記表面に対して裏側に位置する裏面、及び2つの前記振動ビームの間に面した内側面、並びに前記間が位置する方向とは逆方面を向く外側面と、に励振電極が形成された双音叉型圧電振動片であって、前記中央領域における前記表面または前記裏面に形成された1つの励振電極から前記2つの端部領域のいずれか一方における内側面及び外側面に配された2つの励振電極に接続される中央端部引出し電極と、前記2つの端部領域のうちのいずれか一方における表面または裏面に形成された1つの励振電極から前記中央領域における内側面及び外側面に配された2つの励振電極に接続される端部中央引出し電極とを有したことを特徴とする双音叉型圧電振動片。
このような特徴を有する双音叉型圧電振動片であれば、双音叉型圧電振動片の小型化に伴い振動ビームが細くなった場合であっても、励振電極間を接続する引出し電極の断線により励振電極が電気的に浮いてしまうことを防止することができる。
[適用例2]適用例1に記載の双音叉型圧電振動片であって、前記中央端部引出し電極と前記端部中央引出し電極とはそれぞれ、前記表面または前記裏面に形成された励振電極から引き出された1本の引出し電極を二股に分岐させて前記内側面または前記外側面に形成された励振電極へ接続されることを特徴とする双音叉型圧電振動片。
このような特徴を有する双音叉型圧電振動片によれば、表面または裏面に形成された励振電極から2本の引出し電極を引出し、これをそれぞれ内側面または外側面に形成された励振電極に接続する構成よりも、パターンを簡単にすることができる。また、個々の引出し電極を極端に細くする必要性が無いため、電気抵抗を低減することもできる。
[適用例3]適用例1または適用例2に記載の双音叉型圧電振動片であって、前記端部領域における前記表面または前記裏面に形成された励振電極と前記端部領域における前記内側面または前記外側面に形成された励振電極とを前記引出し電極により接続する場合には、前記基端部のうち前記振動ビームの長手方向に交差する方向に位置する面を跨ぐ金属パターンも設け、当該金属パターンも前記内側面または前記外側面に形成された励振電極に接続することを特徴とする双音叉型圧電振動片。
このような特徴を有する双音叉型圧電振動片によれば、端部領域に設けられた内側面励振電極や外側面励振電極に対し、例えば1本の引出し電極で導通を行う場合であっても、断線の危険性を低減することが可能となる。
[適用例4]適用例1乃至適用例3のいずれかに記載の双音叉型圧電振動片であって、前記振動ビームの表面及び裏面に凹溝を設け、前記振動ビームの断面形状をH型としたことを特徴とする双音叉型圧電振動片。
このような特徴を有する双音叉型圧電振動片によれば、双音叉型圧電振動片を小型化した場合であっても、振動ビームの振動損失が低く、CI値を低く抑えることができる。
以下、本発明の双音叉型振動片に係る実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
実施形態に係る双音叉型圧電振動片は、図1、図2に示すように、圧電素板と、圧電素板上に形成された電極パターンとより成る。なお、図1において図1(A)は同図(B)を振動ビーム24側から見た側面図であり、図1(B)は双音叉型圧電振動片の平面図であり、図1(C)は同図(B)を振動ビーム26側から見た側面図であり、図1(D)は双音叉型圧電振動片の裏面側電極の構成を透過して示した平面図である。図2において図2(A)は双音叉型圧電振動片の平面図であり、図2(B)は同図(A)におけるA−A断面を示す図であり、図2(C)は同図(A)におけるB−B断面を示す図である。
圧電素板は、2つの基端部12,22と、この2つの基端部12,22の間に平行に掛け渡された2本の振動ビーム24,26を有する。圧電素板は、圧電効果を奏することのできる部材であって、所望する振動形態を得ることのできるものであれば特に限定するものでは無いが、本実施形態では、周波数温度特性が良好な水晶を採用することとする。
また、本実施形態に係る双音叉型圧電振動片10における基端部12,22は、双音叉型圧電振動片10を固定するための固定部16,20と、固定部16,20と振動ビーム24,26との間に位置し、振動ビーム24,26と基端部12,22とが一体になるように実際に振動ビーム24,26と接続する接続部14,18とを備える。基端部12,22における固定部16,20と接続部14,18との間にくびれ15,19を設けることで、振動ビーム24,26によって励起された振動の漏れや、固定部16,20から伝搬される外部応力の影響を抑制することが可能となる。また、本実施形態における振動ビーム24,26は、その断面形状を矩形に形成されている。
また、振動ビーム24,26は第1振動ビーム24と第2振動ビーム26から成る。振動ビーム24,26は、基端部12の主面のうちいずれか一方の面、例えば本実施形態では入出力電極34,36が形成された側を表面、他方の面を裏面と称す。また、平行して配置された第1振動ビーム24と第2振動ビーム26との対向する側面は内側面、第1振動ビーム24と第2振動ビーム26とのそれぞれにおいて内側面の反対側に位置する側面を外側面と称す。
電極パターンは、大きく分けて励振電極38〜84、引出し電極100〜117、及び入出力電極34,36とから成る。励振電極38〜84は、上述した第1振動ビーム24及び第2振動ビーム26を励振させるための電極であり、3つに区分けされた励振領域(第1領域28〜第3領域32)のそれぞれに設けられる。第1振動ビーム24,第2振動ビーム26における各振動領域では、表面、裏面、内側面、及び外側面のそれぞれに励振電極38〜84としての金属パターンが形成されている。なお、第1振動ビーム24,第2振動ビーム26の内側面及び外側面に形成される励振電極42,44、50,52、58,60、66,68、は、その一部が表面及び裏面を跨ぐように配設される。
ここで、第1領域28から第3領域32までの振動領域は、振動ビーム24,26が振動する際の共振の節となる点、すなわち振動ビーム24,26の変位を2次の微分係数として求めた際に、2次微分係数が0となる点で区分けすると良い。
引出し電極100〜117は、上述した励振電極38〜84同士や、励振電極38〜84と入出力電極34,36とを電気的に接続する電極である。よって引出し電極100〜117は、複数の励振電極38〜84間、あるいは励振電極38〜84と入出力電極34,36との間に、詳細を後述するような金属パターンで配設されることとなる。
入出力電極34,36は、基端部12,22のうちの何れか一方の固定部(図1に示すものの場合、基端部12の固定部16)に設けられる電極であり、双音叉型圧電振動片10を搭載するデバイスの端子(不図示)に接続されると共に、励振電極38〜84に対して電圧を印加するための信号や、励振によって得られた信号の入出力に寄与する。
入出力電極34,36と励振電極38〜84とを接続する引出し電極100〜117は、図1に示すような形態であり、以下に説明するようにして励振電極同士、あるいは入出力電極と励振電極と接続している。
第1の入出力電極34(以下、便宜上入出力電極34を第1の入出力電極と称す)から引出された引出し電極100は、第1振動ビーム24における第1領域28の外側面励振電極44の基端部12側端部に接続される。第1の入出力電極34から外側面励振電極44への引出し電極100の引き回しに際しては、基端部12における接続部14の、振動ビーム24,26の長手方向(延設方向)に交差する方向に位置する面90aにも金属パターンを配するようにすると良い。即ち、接続部14は、第1振動ビーム24の外側面から振動ビームの延設方向と交差する方向に向かって突出した部分を有す。そして、このような構成とすることで、金属パターン形成時に使用する露光用のマスクの配置が例えば図1(B)の紙面に向かって適切な位置に対して下方向に僅かにズレたことで、第1領域内の表面に縁に沿って僅かに形成された外側面励振電極44(引出し電極100の延長部)の位置も下方向にズレてしまう。そしてこのズレによって第1領域内の表面上の外側面励振電極44と外側面上の外側面励振電極44との間は、水晶の面が露出した状態となり導通経路が絶たれる。一方、外側面90aの部分に形成した金属パターンについては、上記延設方向と交差する方向の長さは短くなるだけで引出し電極100と外側面励振電極44とを結線する金属パターンが完全に断線することはない。その結果、引出し電極100の断線を防止することができる。尚、図1(B)において金属パターン形成時に使用するマスクの配置が紙面に対して例えば適切な位置に対して右にズレた場合では、接続部14の突出した部分の上面に形成した引出し電極と接続部14の突出した部分の外側面に形成した外側面励振電極44との間に水晶の面が露出した状態となる。しかし、第1振動ビーム24の第1領域28内の表面の外側面励振電極44と外側面励振電極44との間は結線した状態であるので、引出し電極100の断線を防止することができる。
第1振動ビーム24における第1領域28の外側面励振電極44は、外側面励振電極44の第2領域30側端部から第1振動ビーム24の表面へ引き回される引出し電極101と、基端部12側端部から基端部12の裏面側へ引き回される引出し電極102と導通した構成である。引出し電極101は、第1振動ビーム24の表面内にて二股に分岐される。即ち、引出し電極101は、表面内において第1振動ビーム24における第2領域30の表面励振電極54と表面励振電極38との間の領域に形成された1本の引出し電極とこの1本の引出し電極の一端から二股に分岐した引出し電極を有する。そして引出し電極101は、一本の引出し電極の他端を表面励振励振電極54と接続し、分岐した1本の引出し電極を外側振動電極44の第1領域28側端部に接続し、分岐した他方の引出し電極を第1振動ビーム24における第1領域28の内側面励振電極42の第2領域30側端部へ接続される。そして、内側面励振電極42の基端部12側端部からは、基端部12の表面側へ引き回される引出し電極103が引き出される。基端部12の表面側へ引き回された引出し電極103は、第2振動ビーム26における第1領域28の表面励振電極46の基端部12側端部に接続される。
一方、基端部12の裏面側へ引き回された引出し電極102は、第2振動ビーム26における第1領域28の裏面励振電極48の基端部12側端部に接続される。
引出し電極104は、第2振動ビーム26の裏面側であって第1領域28と第2領域30との間に存在する。そして更に、引出し電極104は、3本の分岐を有する3股構成であり、1本の分岐の一端を第1領域28の裏面励振電極48に接続し、他の1本の分岐の一端を内側面励振電極66に接続し、残る1本の分岐の一端を外側面励振電極68に接続した構成である。
引出し電極105は、第2振動ビーム26における第2領域30の内側面励振電極66の第3領域32側端部と、同外側面励振電極68の第3領域32側端部とからそれぞれ表面に引き出された引出し電極を第2振動ビーム26の表面内で1本の引出し電極の一端に接続し、1本の引出し電極の他端を、第2振動ビーム26における第3領域32の表面励振電極78の第2領域30側端部へ接続した構成を有する。
第2振動ビーム26における第3領域32の表面励振電極78の基端部22側端部から引き出された引出し電極106は、基端部22の表面を引き回されて第1振動ビーム24における第3領域32の外側面励振電極76の基端部22側端部へ接続される。外側面励振電極76への引出し電極106の引き回しに際しては、基端部22における接続部18の面90cにも金属パターンを配するようにすると良い。
第1振動ビーム24における第3領域32の外側面励振電極76の第2領域30側端部から裏面に引き出された引出し電極107は、外側面励振電極76と一端が接続した1本の引出し電極の他端を二股に分岐した構成を有する。分岐された引出し電極107は、分岐路の一方が第1振動ビーム24における第2領域30の裏面励振電極56の第3領域32側端部へ接続され、他方が第1振動ビーム24における第3領域32の内側面励振電極74の第2領域30側端部へ接続される。
第1振動ビーム24における第3領域32の内側面励振電極74の基端部22側端部から基端部22の裏面に引き出された引出し電極108は、第2振動ビーム26における第3領域32の裏面励振電極80の基端部22側端部に接続される。内側面励振電極74から基端部22の裏面側への引出し電極108の引き回しに際しては、振動ビーム24,26の接続部分、いわゆる叉92bにも金属パターンを配するようにすることで、金属パターン形成時におけるマスクズレによる引出し電極108の断線を防止すると良い。
第2の入出力電極36(以下、便宜上入出力電極36を第2の入出力電極と称す)から引出された引出し電極110は分岐され、分岐路の一方が第1振動ビーム24における第1領域28の表面励振電極38の基端部12側端部へ、他方が第2振動ビーム26における第1領域28の外側面励振電極52の基端部12側端部へそれぞれ接続される。第1領域28の外側面励振電極52への引出し電極110の引き回しには、基端部12における接続部14の面90bも利用することで、金属パターン形成時におけるマスクズレによる断線を防止することができる。
第2振動ビーム26における第2領域30の表面励振電極62と表面励振電極46との間に形成された引出し電極111は、1本の引出し電極の一端を表面励振電極62に接続し、1本の引出し電極の他端を第2振動ビーム26の表面で分岐した構成を有する。分岐された引出し電極111は、分岐路の一方が第2振動ビーム26における第1領域28の内側面励振電極50の第2領域30側端部へ接続され、他方が第2振動ビーム26における第2領域30の表面励振電極62の第1領域28側端部へ接続される。
第2振動ビーム26における第1領域28の内側面励振電極50の基端部12側端部から基端部12の裏面へ引出された引出し電極112は、第1振動ビーム24における第1領域28の裏面励振電極40の基端部12側端部へ接続される。内側面励振電極50から基端部12の裏面側への引き回しの際には、叉92aにもパターンを配することで断線を防止することができる。
第1振動ビーム24における第1領域28の裏面励振電極40の第2領域30側端部から引出された引出し電極113は、第1振動ビーム24の裏面上で二股に分岐される。分岐された引出し電極113は、分岐路の一方が第1の振動ビーム24における第2領域30の外側面励振電極60の第1領域28側端部へ接続され、他方が同第2領域30の内側面励振電極58の第1領域28側端部へ接続される。
引出し電極114は、第1振動ビーム24における第2領域30の外側面励振電極60の第3領域32側端部と内側面励振電極58の第3領域32側端部とからそれぞれ表面に引出された引出し電極を表面内で1本の引出し電極の一端に接続し、1本の引出し電極の他端を第1振動ビーム24における第3領域32の表面励振電極70の第2領域30側端部へ接続した構成を有する。
第1振動ビーム24における第3領域32の表面励振電極70の基端部22側端部から引出された引出し電極115は、基端部22の表面側を引き回されて第2振動ビーム26における第3領域32の内側面励振電極82の基端部22側端部へ接続される。表面から内側面への引出し電極115の引き回しに際しては、振動ビーム24,26の叉92bにも金属パターンを配するようにすることで、断線を防止することができる。
第2振動ビーム26における第3領域32の内側面励振電極82の第2領域30側端部から引出された引出し電極116は、第2振動ビーム26の裏面側へ引き回され、二股に分岐される。分岐された引出し電極116は、一方が第2振動ビーム26における第2領域30の裏面励振電極64の第3領域32側端部へ接続され、他方が第2振動ビーム26における第3領域32の外側面励振電極84の第2領域30側端部へ接続される。
第2振動ビーム26における第3領域32の外側面励振電極84の基端部22側端部から引出された引出し電極117は、基端部22の裏面側へ引き回され、その後に第1振動ビーム24における第3領域32の裏面励振電極72の基端部22側端部へ接続される。外側面励振電極84から基端部22の裏面側へ引出し電極117を引き回す場合には、基端部22における接続部18の面90dにも金属パターンを配するようにすることで、金属パターン形成時の断線を防止することができる。
上記のような構成の双音叉型圧電振動片10は換言すると、第2領域30における表面励振電極54,62または裏面励振電極56,64と、第1領域28または第3領域32における内側面励振電極42,50,74,82及び外側面励振電極44,52,76,84とを接続する引出し電極101,111,107,116(中央端部引出し電極)と、第1領域28の裏面励振電極40,48または第3領域32の表面励振電極70,78と、第2領域30における内側面励振電極58,66及び外側面励振電極60,68とを接続する引出し電極113,104,114,105(端部中央引出し電極)とを有するということができる。
上記のような構成とすることにより、第2領域30における内側面励振電極58,66および外側面励振電極60,68に対しては、第1領域28における裏面励振電極40,48と、第3領域32における表面励振電極70,78との双方に導通が図れるように引出し電極113,104,114,105が引き回されることとなる。このため、金属パターンを形成する段階で、蒸着、エッチング加工などに要するマスクの位置にズレが生じ、例えば圧電素板上の表面において第1振動ビーム24における第2領域30の内側面励振電極58に接続される引出し電極114に断線が生じた場合であっても、内側面励振電極58には、第1振動ビーム24における第2領域30の外側面励振電極60に接続された引出し電極114、外側面励振電極60、及び裏面側に引き回された引出し電極113を介して外側面励振電極60と同電位の電圧が印加されることとなり、CI値の向上や発振不良等を生じさせる虞を抑制することが可能となる。
即ち、露光用のマスクが図1(B)において適切な位置に対して下側へズレて配置された場合、引出し電極114の外側面寄りの端部は振動ビーム24の表面と外側面との境に達しない状態となってしまい引出し電極114の外側面寄りの端部と外側面励振電極60とは非結線の構成となる。
一方、引出し電極114の内側面寄りの端部は振動ビーム24の表面と内側面との境に近づく状況となるので引出し電極114の外側面寄りの端部と内側面励振電極58とは結線の構成となり、振動ビーム26に於いても同様の作用によって結線が保証される。
従って、このような構成によりマスクの配置ズレが発生した場合であっても振動ビーム26の第2領域30の表面上の励振電極62から振動ビーム26の第2領域30の裏面上の励振電極64までの間の導通経路を確保することができる。
なお、第1領域28や第3領域32における内側面励振電極42,50,74,82や外側面励振電極44,52,76,84に対しては、基端部12,22における接続部14,18の面90a〜90dや叉92a,92bに金属パターンを配するようにすることで、マスクズレ等の影響による断線の危険性を低減させることができる。
また、上記実施形態では、振動ビーム24,26の断面形状は矩形状である旨説明した。しかしながら振動ビーム24,26の表面及び裏面に、振動ビームの長手方向に沿った溝を設けるようにしても良い。このような溝を設けた場合、振動ビーム24,26の断面形状は、図3に示すようにH型の体を成すようになる。なお、図3に示す断面図は、振動ビーム24を基端部12側から見た場合における第2領域30の断面形状を示す図である。また、図3に示す断面図は、例えば内側面及び外側面の断面が直線で表現されているが、これは模式的に表現した為であり、凹凸面を有する形状であっても良い。即ち、ウエットエッチング加工技術を用いて双音叉型圧電振動片10を形成した場合、圧電材料の侵食速度が結晶軸方向によって異なるので実際には、例えば内側面及び外側面には凹凸面が発生する場合があるからである。
振動ビーム24,26の断面形状をH型とした場合、電圧印加時の振動損失が低減されるため、双音叉型圧電振動片の小型化に伴うCI値の向上を抑制することができる。このため、小型化された双音叉型圧電振動片であっても、高精度な性能を付与することが可能となる。
また、上記実施形態では、表面励振電極54,62,70,78または裏面励振電極40,48,56,64と、内側面励振電極42,50,58,66,74,82および外側面励振電極44,52,60,68,76,84の双方とを接続する引出し電極101,111,114,105,113,104,107,116は、表面励振電極54,62,70,78または裏面励振電極40,48,56,64から引き出された引出し電極101,111,114,115,113,104,107,116を1本の引出し電極を二股に分岐させ、分岐させた引出し電極101,111,114,115,113,104,107,116のそれぞれを内側面励振電極42,50,58,66,74,82と外側面励振電極44,52,60,68,76,84に接続する旨記載した。しかしながら本発明に係る双音叉型圧電振動片10を製造する上では当然に、表面励振電極54,62,70,78または裏面励振電極40,48,56,64から2本の引出し電極を引出し、そのそれぞれを内側面励振電極42,50,58,66,74,82及び外側面励振電極44,52,60,68,76,84に接続するようにしても良い。ただし、1本の引出し電極を二股に分岐した構成を有する引出し電極を採用した場合は、例えば外側面励振電極44と内側面励振電極42とへの導体路を兼用した構成であるから引出し電極を形成する領域を小さくすることが可能であり小型化に有効である。
実施形態に係る双音叉型圧電振動片の構成を示す図である。 実施形態に係る双音叉型圧電振動片における振動ビームの内側面の構成を示す図である。 振動ビームの断面形状の応用形態を示す図である。 従来の双音叉型圧電振動片の構成を示す図である。
符号の説明
10………双音叉型圧電振動片、12………基端部、14………接続部、15………くびれ、16………固定部、18………接続部、20………固定部、22………基端部、24………振動ビーム(第1振動ビーム)、26………振動ビーム(第2振動ビーム)、28………第1領域、30………第2領域、32………第3領域、34………入出力電極(第1の入出力電極)、36………入出力電極(第2の入出力電極)、38,46,54,62,70,78………表面励振電極、40,48,56,64,72,80………裏面励振電極、44,52,60,68,76,84………外側面励振電極、42,50,58,66,74,82………内側面励振電極、90a〜90d………面、92a,92b………叉、100,101,102,103,104,105,106、107,108,110,111,112,113,114,115,116,117………引出し電極。

Claims (5)

  1. 一対の基端部と、
    前記一対の基端部の間に延在されている一対の振動ビームと、
    を含み、
    前記振動ビームは、
    前記一対の基端部に夫々隣接している2つの端部領域と、前記2つの端部領域の間に挟まれている中央領域と、から構成されている励振領域を含み、
    前記励振領域は、
    前記一対の振動ビームを平面視したときに、
    表面と、
    前記表面に対して裏側である裏面と、
    前記一対の振動ビームの間に面した内側面と、
    前記内側面とは反対側に位置している外側面と、
    に励振電極が設けられ、
    前記中央領域における前記表面または前記裏面に設けられている励振電極と、前記2つの端部領域のいずれか一方の前記内側面及び前記外側面に夫々設けられている励振電極と、を接続している中央端部引出し電極と、
    前記2つの端部領域のうちのいずれか一方の前記表面または前記裏面に設けられている励振電極と、前記中央領域の前記内側面及び前記外側面に夫々設けられている励振電極と、を接続している端部中央引出し電極と、
    含むことを特徴とする双音叉型振動片
  2. 請求項1において、
    前記中央端部引出し電極及び前記端部中央引出し電極は、それぞれ、
    前記表面または前記裏面に設けられている励振電極から延在されている1本の引出し電極を二股に分岐して前記内側面または前記外側面に設けられている励振電極に接続していることを特徴とする双音叉型振動片
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記基端部の表面または裏面に設けられている電極端子と、前記端部領域の前記外側面に設けられている励振電極と、を引出し電極により接続する場合、
    前記基端部のうち前記振動ビームの延びる方向と交差する方向に位置する面に金属パターンが設けられ、
    前記金属パターンは、前記内側面または前記外側面に設けられている励振電極に接続されていることを特徴とする双音叉型振動片
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか一項において、
    前記振動ビームの前記表面及び前記裏面に溝が設けられていることを特徴とする双音叉型振動片。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか一項において、
    前記基端部は、
    前記振動ビームと接続されている接続部と、
    固定部と、
    を含み、
    前記接続部と前記固定部との間にくびれが設けられていることを特徴とする双音叉型振動片。
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