JP4319494B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

この発明は、燃料電池に関し、より詳しくは、燃料電池の燃料供給系およびパージ系の構造に関する。
燃料電池は、燃料として可燃性ガスである水素を使用することから、安全性と安定した燃料供給(流量調整)を確保するために、燃料供給路の途中にそれを開閉する電磁バルブやセンサ類を複数備えている。
ところで、燃料電池の運転を停止すると、電解質膜を通じて空気極から燃料極に空気が流入し、窒素などの不反応ガスが滞留することがある。また、運転中に発生した生成水が滞留し、流路や拡散膜の水詰まりを引き起こすことがある。このため、燃料電池を始動すべく燃料(水素ガス)の供給を開始しても、これら滞留物に阻害されて燃料が燃料極に行き渡らず、所望の起電力を得ることができないという不具合が生じる。
そこで、従来、燃料電池の始動時に、燃料電池内の滞留物を排出する(パージする)ことが広く行われている(例えば特許文献1参照)。尚、滞留物を排出するためのパージ用流路にも、一般に、それを開閉する電磁バルブが配置される。
特開2001−216988号公報(段落0027から0032など)
上記のように、燃料供給路の開閉は電磁バルブによって行われることから、燃料電池の始動には前記電磁バルブに電力を供給するバッテリなどの外部電源が必要となる。このため、例えば燃料電池を携帯自在な発電ユニットとして使用する場合、発電ユニット全体の容積や重量が大きくなり、携帯性を低下させるという不具合があった。
また、燃料供給路には複数の電磁バルブやセンサ類が取り付けられることから、流路が複雑になり、燃料供給系に接続部(組み立て時に接続作業が必要とされる部位)が多く形成される。このため、接続部から燃料が漏洩する恐れが増加すると共に、組み立て作業が煩雑になるという不具合があった。また、組み立て作業を考慮した場合、接続部の配置位置などに制約が生じて燃料供給系をコンパクトに設計するのが困難であり、発電ユニット全体の容積や重量が大きくなるという不具合があった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、始動時における燃料の供給を外部電源を使用することなく実行できるようにすると共に、燃料供給系の接続部を減少させるようにした燃料電池を提供することにある。
また、パージ用流路の開閉も電磁バルブによって行われることから、燃料電池の始動時に滞留物を排出(パージ)するには、前記電磁バルブに電力を供給するバッテリなどの外部電源が必要となる。さらに、パージ用流路は、燃料極に滞留した滞留物を排出するという性格上、燃料供給路と接続されることになるため、パージ系および燃料供給系の接続部が増加し、よってパージ系を設けると上記した不具合がより顕著になるという問題があった。
従って、この発明のさらなる目的は、始動時における滞留物の排出(パージ)を外部電源を使用することなく実行できるようにすると共に、パージ系および燃料供給系の接続部を減少させるようにした燃料電池を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、燃料供給源を燃料極に接続する燃料供給路と、前記燃料供給路に配置されると共に、発電によって得られる電力で前記燃料供給路を開閉する燃料供給用電磁バルブとを備え、前記燃料供給用電磁バルブで調量された燃料を空気と反応させて発電する燃料電池において、前記燃料供給用電磁バルブをバイパスするバイパス路と、前記バイパス路に配置されて前記バイパス路を開閉する燃料供給用手動バルブとを備え、前記燃料電池の始動時に、前記燃料供給用手動バルブを開弁し前記燃料に燃料を供給して発電を開始させ、次いで前記発電によって得られる電力で前記燃料供給用電磁バルブを開弁して前記燃料極への燃料の供給を継続すると共に、前記燃料供給路、前記燃料供給用電磁バルブ、前記バイパス路および前記燃料供給用手動バルブを多面体の内部に一体的に配置するように構成した。
また、請求項2にあっては、さらに、前記燃料供給路に接続されて前記燃料極の滞留物を排出するパージ用流路と、前記パージ用流路に配置されて前記パージ用流路を開閉するパージ用手動バルブとを備え、前記燃料電池の始動時に、前記パージ用手動バルブを開弁して前記滞留物を排出すると共に、前記パージ用流路および前記パージ用手動バルブを前記多面体の内部に一体的に配置するように構成した。
また、請求項3にあっては、さらに、前記燃料極から排出される未反応燃料を前記燃料供給路に還流する還流路と、前記還流路を前記燃料供給に接続するエジェクタとを備えると共に、前記還流路および前記エジェクタを前記多面体の内部に一体的に配置するように構成した。
また、請求項4にあっては、さらに、前記燃料供給路内の圧力を検出する圧力センサを備えると共に、前記圧力センサを前記多面体の内部に一体的に配置するように構成した。
請求項1にあっては、燃料供給源を燃料極に接続する燃料供給路と、前記燃料供給路に配置されると共に、発電によって得られる電力で前記燃料供給路を開閉する燃料供給用電磁バルブとを備え、前記燃料供給用電磁バルブで調量された燃料を空気と反応させて発電する燃料電池において、前記燃料供給用電磁バルブをバイパスするバイパス路と、前記バイパス路に配置されて前記バイパス路を開閉する燃料供給用手動バルブとを備え、前記燃料電池の始動時に、前記燃料供給用手動バルブを開弁し前記燃料電池に燃料を供給して発電を開始させ、次いで前記発電によって得られる電力で前記燃料供給用電磁バルブを開弁して前記燃料極への燃料の供給を継続するように構成したので、始動時における燃料の供給を外部電源を使用することなく実行でき、よって外部電源を不要として発電ユニット全体の容積や重量を減少させることができる。
さらに、前記燃料供給路、前記燃料供給用電磁バルブ、前記バイパス路および前記燃料供給用手動バルブを多面体の内部に一体的に配置する、換言すれば、それらをユニット化するように構成したので、燃料供給系の接続部(組み立て時に接続作業が必要とされる部位)を減少させることができ、よって燃料が漏洩する恐れを低減することができると共に、燃料供給系の組み立て作業を簡素化することができる。また、多面体の内部に燃料供給路を自由に配置することができるため、燃料供給系をコンパクト化でき、発電ユニット全体の容積や重量を一層減少させることができる。
また、請求項2にあっては、さらに、前記燃料供給路に接続されて前記燃料極の滞留物を排出するパージ用流路と、前記パージ用流路に配置されて前記パージ用流路を開閉するパージ用手動バルブとを備え、前記燃料電池の始動時に、前記パージ用手動バルブを開弁して前記滞留物を排出するように構成したので、上記した効果に加え、始動時における滞留物の排出(パージ)を外部電源を使用することなく実行することができる。
さらに、前記パージ用流路および前記パージ用手動バルブを前記多面体の内部に一体的に配置するように構成したので、パージ系および燃料供給系の接続部を減少させることができ、よって燃料が漏洩する恐れを低減することができると共に、燃料供給系およびパージ系の組み立て作業を簡素化することができる。また、多面体の内部に燃料供給路およびパージ用流路を自由に配置することができるため、燃料供給系およびパージ系をコンパクト化でき、発電ユニット全体の容積や重量をより一層減少させることができる。
また、請求項3にあっては、さらに、前記燃料極から排出される未反応燃料を前記燃料供給路に還流する還流路と、前記還流路を前記燃料供給に接続するエジェクタとを備えると共に、前記還流路および前記エジェクタを前記多面体の内部に一体的に配置するように構成したので、燃料供給系の接続部をさらに減少させることができ、よってそれに付随する上記効果(燃料の漏洩危惧低減、組み立て作業の簡素化、および燃料供給系のコンパクト化による発電ユニット全体の容積や重量の減少)を一層効果的に得ることができる。
また、請求項4にあっては、さらに、前記燃料供給路内の圧力を検出する圧力センサを備えると共に、前記圧力センサを前記多面体の内部に一体的に配置するように構成したので、燃料供給系の接続部をさらに減少させることができ、よってそれに付随する上記効果をより一層効果的に得ることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る燃料電池を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る燃料電池を発電ユニットの一部として示す概略図である。
図1において、符10は、第1実施例に係る燃料電池を備えた発電ユニットを示す。発電ユニット10は、燃料電池12や配管類など、発電に必要な要素が携帯自在な大きさにパッケージ化されてなる。
燃料電池12(具体的には積層体(セルスタック))は、単電池14(セル)を複数個、具体的には70個積層して形成され、定格出力1.05kwを発生する。尚、単電池14は、電解質膜(固体高分子膜)と、それを挟持する空気極(カソード電極)と燃料極(アノード電極)と、各電極の外側に配置されるセパレータとからなる公知の固体高分子型燃料電池であり、詳しい説明は省略する。
燃料電池12には、燃料電池12に空気を供給する空気供給系20が接続される。空気供給系20は、空気を吸引するエアブロワ22と、エアブロワ22を燃料電池12に接続する空気供給路24とからなる。空気供給路24は、燃料電池12の手前で冷却空気供給路24aと反応空気供給路24bに分岐される。
また、燃料電池12には、燃料電池12に燃料(水素ガス)を供給する燃料供給系30が接続される。燃料供給系30は、水素を高圧で封入した水素ガスボンベ32と、水素ガスボンベ32を燃料電池12に接続する第1および第2の燃料供給路34a,34bと、バイパス路34cと、還流路34dと、それらの途中に配置された後述する各要素とからなる。
水素ガスボンベ32は、手動のボンベバルブ36を介してレギュレータ38に接続され、レギュレータ38は、第1の燃料供給路34aを介してエジェクタ40に接続される。エジェクタ40は、第2の燃料供給路34bを介して燃料電池12の各燃料極の入口側に接続される。
第1の燃料供給路34aの途中には、それを開閉する第1の燃料供給用電磁バルブ42と第2の燃料供給用電磁バルブ44が配置される。また、第1の燃料供給路34aの途中において、第1の燃料供給用電磁バルブ42と第2の燃料供給用電磁バルブ44よりも下流には、圧力センサ46が配置される。圧力センサ46は、第1の燃料供給路34aの内部圧力に応じた信号を出力する。
さらに、第1の燃料供給路34aには、第1の燃料供給用電磁バルブ42と第2の燃料供給用電磁バルブ44をバイパスするバイパス路34cが接続される。バイパス路34cの途中には、それを開閉する燃料供給用手動バルブ48が配置される。バイパス路34cにおいて、燃料供給用手動バルブ48より上流側を上流側バイパス路34c1とし、下流側を下流側バイパス路34c2とする。
また、燃料電池12の各燃料極の出口側(排出側)には還流路34dが接続され、還流路34dは、前記したエジェクタ40に接続される。
燃料電池12には、さらに空気排出系50が接続される。空気排出系50は、エキゾーストマニホールド52と、燃料電池12をエキゾーストマニホールド52に接続する空気排出路54とからなる。空気排出路54は、冷却空気排出路54aと反応空気排出路54bに分岐されて燃料電池12に接続されると共に、それらはエキゾーストマニホールド52の手前で1つの流路に集合させられる。
また、前記したエジェクタ40には、パージ系60が接続される。パージ系60は、エジェクタ40をエキゾーストマニホールド52に接続するパージ用流路62を備え、パージ用流路62の途中には、それを開閉するパージ用手動バルブ64が配置される。パージ用流路62において、パージ用手動バルブ48より上流側を上流側パージ用流路621とし、下流側を下流側パージ用流路622とする。
上記の構成において、第1および第2の燃料供給路34a,34b、バイパス路34c、還流路34d、エジェクタ40、第1および第2の燃料供給用電磁バルブ42,44、圧力センサ46、燃料供給用手動バルブ48、パージ用流路62およびパージ用手動バルブ64は、バルブユニット70(多面体)の内部に一体的に配置される。
尚、図1において、燃料や滞留物の流路となる各流路を太い実線で示し、空気の流路となる各流路を2重線で示した。
図1の説明を続けると、燃料電池12の出力端子には、出力回路80が接続される。出力回路80は、第1のDC−DCコンバータ82およびリレー84を介して図示しない外部機器に接続されると共に、第2のDC−DCコンバータ86を介してECU88に接続される。ECU88には、外部からオン・オフ自在な運転スイッチ90が接続されると共に、前記したリレー84が接続される。また、ECU88には、圧力センサ46の信号が入力される。
次いで、上記した構成を前提に燃料電池12の始動動作について説明する。図2は、燃料電池12の始動動作を示すフロー・チャートである。
図2に示すように、先ず、燃料供給用手動バルブ48を開弁する(S10)。燃料供給用手動バルブ48が開弁されることにより、バイパス路34cが開放されて燃料電池12に燃料の供給が開始される(S12)。
S10からS12の動作について図1を参照して詳説すると、水素ガスボンベ32に封入された高圧の水素は、ボンベバルブ36が手動で開弁されることによってレギュレータ38に供給される。レギュレータ38で減圧、調圧された燃料は、燃料供給用手動バルブ48が開弁されることによってバイパス路34cを介してエジェクタ40に供給され、さらに第2の燃料供給路34bを介して燃料電池12の燃料極に供給される。尚、図1に示す第1および第2の燃料供給用電磁バルブ42,44は、燃料電池12の非運転時に燃料が外部に流出するのを防止するため、燃料電池12の運転終了時に全て閉弁されているものとする。換言すれば、第1および第2の燃料供給用電磁バルブ42,44は、いずれもノーマル・クローズ型(非通電時に閉弁する)の電磁バルブである。
図2フロー・チャートの説明に戻ると、次いでパージ用手動バルブ64を開弁する(S14)。パージ用手動バルブ64が開弁されることにより、パージ用流路62が開放されて燃料電池12内の滞留物(不反応ガスや生成水)が外部へと排出される(パージされる。S16)。これにより、燃料電池12に供給された燃料は燃料極に行き渡り、燃料電池12は運転を始動する(発電を開始する。S18)。
燃料電池12が発電を開始すると、その電力の供給を受けたECU88が動作を開始する(S20)。ECU88は、第1の燃料供給用電磁バルブ42と第2の燃料供給用電磁バルブ44を開弁させて(S22)第1の燃料供給路34aを開放する(S24)と共に、その他の補機も起動させる(S26)。
S14からS24の動作について図1を参照して詳説すると、パージ用手動バルブ64が開弁されてパージ用流路62が開放されることで、燃料電池12の燃料極に滞留した滞留物は、燃料極に供給された燃料によって燃料電池12内から押し出された後、還流路34d、エジェクタ40、パージ用流路62およびエキゾーストマニホールド52を介して外部に排出される。
燃料電池12の各単電池14では、滞留物が排出されることによって燃料が燃料極に行き渡り、かかる燃料が空気極に存在する空気(酸素)と電気化学反応を生じることにより、発電が開始される。
燃料電池12の発電が開始されると、その電力は出力回路80に設けられた第2のDC−DCコンバータ86で適宜な大きさの直流電圧に変換された後、ECU88に動作電源として供給される。
電力の供給を受けて起動させられたECU88は、第1の燃料供給用電磁バルブ42と第2の燃料供給用電磁バルブ44を開弁して燃料を調量する。第1の燃料供給用電磁バルブ42と第2の燃料供給用電磁バルブ44で調量された燃料は、第1の燃料供給路34a、エジェクタ40および第2の燃料供給路34bを介して燃料電池12の燃料極に供給される。
ECU88は、さらに、電磁バルブ以外のその他の補機、具体的にはエアブロワ22を動作させ、空気供給路24に空気を流入させる。エアブロワ22を介して空気供給路24に流入された空気は、冷却供給路24aと反応供給路24bに所定の割合で分配された後、冷却供給路24aを介して各単電池14に冷却用の空気として供給されると共に、反応供給路24bを介して各空気極に反応用の空気として供給される。
各単電池14の冷却に使用された冷却空気、および空気極を通過した反応空気は、それぞれ冷却空気排出路54aと反応空気排出路54bを介して燃料電池12内から流出した後、エキゾーストマニホールド52を介して外部へと排出される。
図2フロー・チャートの説明に戻ると、ECU88が起動して第1の燃料供給用電磁バルブ42と第2の燃料供給用電磁バルブ44が開弁されると、燃料供給用手動バルブ48を開弁する必要がなくなる。このため、ECU88は、燃料電池12の発電が開始されてECU88が起動したこと、換言すれば、外部機器への電力供給の準備が整ったことを操作者に報知する(S28)。かかる報知を受けて燃料供給用手動バルブ48とパージ用手動バルブ64が閉弁された(S30,S32)後は、通常の運転状態(ECU88による制御)へと移行する(S34)。
S28からS34の動作について図1を参照して詳説すると、ECU88は、燃料電池12の発電が開始されてECU88が起動したこと、換言すれば、外部機器への電力供給の準備が整ったことを、音声や表示などの適宜な報知手段(図示せず)を介して操作者に報知する。
そして、外部機器への電力供給の準備が整ったことを知った操作者によって燃料供給用手動バルブ48とパージ用手動バルブ64が閉弁され、バイパス路34cとパージ用流路62が閉鎖されると、燃料電池12は通常の運転状態へと移行する。尚、燃料極12に供給された燃料のうち、空気との電気化学反応に供されなかった未反応燃料は、還流路34dおよびエジェクタ40を介して第2の燃料供給路34bに還流され、再度燃料極に供給される。
燃料電池12が通常の運転状態に移行した後に運転スイッチ90が手動で操作(オン)されると、ECU88は、出力回路80に設けられたリレー84を動作させて第1のDC−DCコンバータ82と外部機器を導通させる。これにより、燃料電池12で発電された電力は、第1のDC−DCコンバータ82で適宜な大きさの直流電圧に変換された後、リレー84を介して外部機器へと供給される。
また、ECU88は、圧力センサ46の出力に基づいて燃料が漏洩していないか判定し、燃料が漏洩していると判定したときは音声や表示などの適宜な報知手段(図示せず)を介して操作者に報知する。
このように、この発明の第1実施例に係る燃料電池12にあっては、第1の燃料供給路34aを開閉する第1の燃料供給用電磁バルブ42と第2の燃料供給用電磁バルブ44と、それらをバイパスするバイパス路34cと、それを開閉する燃料供給用手動バルブ48とを備えると共に、燃料電池12の始動時に、前記燃料供給用手動バルブ48を開弁して燃料電池12に燃料を供給するように構成したので、燃料電池12を始動させる際の燃料の供給を外部電源を使用することなく実行することができる。
さらに、パージ用流路62と、それを開閉するパージ用手動バルブ64とを備え、燃料電池12の始動時に、前記パージ用手動バルブ64を開弁して燃料電池12内の滞留物を外部に排出する(パージする)ように構成したので、始動時における滞留物のパージを外部電源を使用することなく実行することができる。このため、外部電源を不要とすることができ、発電ユニット10の容積および重量を減少させることができる。
次いで、図3から図6を参照して前記したバルブユニット70について詳説する。
図3は、バルブユニット70の平面図であり、図4はバルブユニット70の側面図である。また、図5は図3のV−V線断面図であり、図6は図4のVI−VI線断面図である。
図3および図4に示すように、バルブユニット70は、多面体(具体的には略直方体)のケース70Aを備える。ケース70Aの内部には、図5および図6に示すように、第1および第2の燃料供給路34a,34b、バイパス路34c、還流路34d、エジュクタ40、第1および第2の燃料供給用電磁バルブ42,44、圧力センサ46、燃料供給用手動バルブ48、パージ用流路62およびパージ用手動バルブ64が一体的に配置される。
以下、図5および図6を参照し、ケース70Aの内部に配置された各構成について詳説する。
先ず、各流路の配置について説明すると、図5および図6に示すように、X方向(具体的には−X方向)に向けて形成された第1の燃料供給路34aは、途中でY方向(−Y方向)へと屈曲され(この部位を第1屈曲部位34a1とする)、第1の燃料供給用電磁バルブ42の1次室42aに連通される。さらに、第1の燃料供給路34aは、第1の燃料供給用電磁バルブ42の2次室42bからY方向(+Y方向)に向けて形成され、第2の燃料供給用電磁バルブ44の1次室44aに連通される。そして、第1の燃料供給路34aはさらに第2の燃料供給用電磁バルブ4の2次室4bからY方向(−Y方向)に向けて形成されると共に、途中でX方向(−X方向)へと屈曲され(この部位を第2屈曲部位34a2とする)、エジェクタ40に連通される。
また、第1の燃料供給路34aにおいて、第1の屈曲部位34a1からは、Z方向(−Z方向)に向けてバイパス路34c(具体的には、上流側バイパス路34c1)が形成される。上流側バイパス路34c1は、燃料供給用手動バルブ48の1次室48aに連通される。また、燃料供給用手動バルブ48の2次室48bからは、下流側バイパス路34c2がXZ方向(−X,−Z方向)に向けて形成され、第1の燃料供給用電磁バルよりも下流の第1の燃料供給路34aと所定の角度をなして連通される。
また、第1の燃料供給路34aにおいて、前記下流側バイパス路34c2が連通された部位の付近には、分岐流路34a3が形成され。分岐流路34a3の終端には、油圧センサ46が取り付けられる。
エジェクタ40には、Z方向(−Z方向)に向けて形成された還流路34dが連通される。また、エジェクタ40からは、X方向(−X方向)に向けて第2の燃料供給路34bが形成されると共に、Z方向(−Z方向)に向けてパージ用流路62(具体的には、上流側パージ流路621が形成される。
上流側パージ流路621は、パージ用手動バルブ64の1次室64aに連通される。パージ用手動バルブ64の2次室64bからは、下流側パージ用流路622がX方向(−X方向)に向けて形成される。尚、上記において各流路の方向とは、燃料あるいは滞留物の流れ方向を意味している。
次いで、各バルブの構造および開閉動作について詳説すると、図5に示すように、燃料供給用手動バルブ48の1次室48aと2次室48bの間には、バルブ部48cが介在する。バルブ部48cは、燃料電池12の運転が停止し、かつ操作部48dが操作者によって操作(押圧)されていないとき、第1のバネ48eによって操作部48dの方向へ付勢され、1次室48aと2次室48bを区画する隔壁に設けられた孔48fを封鎖する。即ち、燃料電池12の運転が停止し、かつ操作部48dが操作者によって押圧されていないときは、バイパス路34c(より具体的には、下流側バイパス路34c2)に燃料は流入されない。尚、燃料電池12の運転が停止しているときは、図1に示す第1の燃料供給用電磁バルブ42および第2の燃料供給用電磁バルブ44も閉弁されているため、第1の燃料供給路34aにも燃料は流入しない、換言すれば、燃料電池12には燃料が供給されない。
一方、操作者によって操作部48dが押圧されると、第2のバネ48j、ダイヤフラム48hおよび突起48iを介してバルブ部48cが押圧され、第1のバネ48dの付勢力に抗する方向へと移動する。これにより、孔48fが開口されて1次室48aと2次室48bが連通され、下流側バイパス路34c2に水素ガスが流入する。即ち、燃料電池12にバイパス路34cを介して燃料が供給される。
燃料電池12に燃料が供給されて発電が開始されると、第1の燃料供給用電磁バルブ42と第2の燃料供給用電磁バルブ44のバルブ部42c,44c(図6に示す)が駆動され、それぞれの1次室42a,44aと2次室42b,44bが連通される。これにより、燃料電池12に第1の燃料供給路34aを介して燃料が供給される。
また、第1の燃料供給路34aに燃料が流入することによって燃料供給用手動バルブ48の2次室48b内の圧力が設定値以上に大きくなると、第2のバネ48gがその圧力に屈して収縮する。これにより、バルブ部48cの押圧が解除され、バルブ部48cは第1のバネ48eの付勢力によって孔48fを再度封鎖する。これにより、第1の燃料供給用電磁バルブ42および第2の燃料供給用電磁バルブ44が開弁された後に操作部48dが押圧され続けた場合であっても、燃料が下流側バイパス路34c2に流入することがない。
パージ用手動バルブ64も、燃料供給用手動バルブ48と同様に構成される。即ち、パージ用手動バルブ64も、1次室64aと2次室64bの間にはバルブ部64cが介在させられる。バルブ部64cは、燃料電池12の運転が停止し、かつ操作部64dが操作者によって操作(押圧)されていないとき、第1のバネ64eによって操作部64dの方向へ付勢され、1次室64aと2次室64bを区画する隔壁に設けられた孔64fを封鎖する。即ち、燃料電池12の運転が停止し、かつ操作部64dが操作者によって押圧されていないときは、パージ用流路62は開放されない。
一方、操作者によって操作部64dが押圧されると、第2のバネ64g、ダイヤフラム64hおよび突起64iを介してバルブ部64cが押圧され、第1のバネ64dの付勢力に抗する方向へと移動する。これにより、孔64fが開口されて1次室64aと2次室64bが連通され、パージ用流路62が開放される。即ち、燃料電池12内の滞留物が、パージ用流路62を介して外部へと排出される。尚、燃料供給用手動バルブ48の操作部48dとパージ用手動バルブ64の操作部64dは、操作性を考慮して同一面に近接して配置するようにした。
ここで、燃料電池12が始動して第1の燃料供給用電磁バルブ42と第2の燃料供給用電磁バルブ44が開弁され、第1の燃料供給路34aに燃料が流入してパージ用手動バルブ64の2次室64b内の圧力が設定値以上に大きくなると、第2のバネ64gがその圧力に屈して収縮する。これにより、バルブ部64cの押圧が解除され、バルブ部64cは第1のバネ64eの付勢力によって孔64fを再度封鎖する。即ち、パージ用流路62が閉鎖される。これにより、第1の燃料供給用電磁バルブ42および第2の燃料供給用電磁バルブ44が開弁された後に操作部64dが押圧され続けた場合であっても、パージ用流路62を介して燃料が外部へと排出されることがない。
このように、この実施例に係る燃料電池12にあっては、バルブユニット70の内部に第1および第2の燃料供給路34a,34bと、バイパス路34cと、還流路34dと、第1および第2の燃料供給用電磁バルブ42,44と、燃料供給用手動バルブ48とを一体的に配置し、ユニット化するように構成したことから、燃料供給系30の接続部(組み立て時に接続作業が必要とされる部位)を減少させることができ、よって燃料が漏洩する恐れを低減することができると共に、燃料供給系30の組み立て作業を簡素化することができる。また、ケース70Aの内部において、各流路をX,Y,Z方向に(3次元的に)自由に配置することができるため、燃料供給系30をコンパクト化して発電ユニット10全体の容積や重量を一層減少させることができる。尚、バルブユニット70は別体で構成されるため、その内部において各流路を自由に配置しても、燃料供給系30の組み立て作業が煩雑化することはない。
また、燃料供給系30のみならず、パージ系60を構成するパージ用流路62およびパージ用手動バルブ64もケース70Aの内部に一体的に配置する、換言すれば、それらを一体化あるいはユニット化するようにしたので、燃料供給系30およびパージ系60の接続部を減少させることができ、よって燃料が漏洩する恐れを低減することができると共に、燃料供給系30およびパージ系60の組み立て作業を簡素化することができる。また、燃料供給系30およびパージ系60をコンパクト化することができ、発電ユニット10全体の容積や重量をより一層減少させることができる。
また、エジェクタ40や圧力センサ46もケース70Aの内部に一体的に配置するように構成したので、燃料供給系30の接続部をさらに減少させることができ、よってそれに付随する上記効果(燃料の漏洩危惧低減、組み立て作業の簡素化、および燃料供給系30のコンパクト化による発電ユニット10全体の容積や重量の減少)を一層効果的に得ることができる。
尚、図3から図6に示すように、ケース70Aからは、第1の燃料供給路34aと、第2の燃料供給路34bと、パージ用流路62(上流側パージ用流路621と下流側パージ用流路622)のそれぞれの端部が外方に向けて突出される。これらは、燃料供給系30およびパージ系60を組み立てるときに他の流路との接続が必要とされる部位(接続部)である。即ち、この実施例にあっては、燃料供給系30とパージ系60を合わせ、接続部は4箇所のみである。
これに対し、ユニットバルブ70を形成しない場合は、各バルブ、エジェクタ、センサと各流路の連通部分の多くが接続部となることから、この実施例の2倍ないし3倍の接続部が存在することになる。
以上の如く、この発明の第1実施例にあっては、燃料供給源(水素ガスボンベ32)を燃料極に接続する燃料供給路(第1および第2の燃料供給路34a,34b)と、前記燃料供給路(第1の燃料供給路34a)に配置されると共に、発電によって得られる電力で前記燃料供給路(34a)を開閉する燃料供給用電磁バルブ(第1および第2の燃料供給用電磁バルブ42,44)とを備え、前記燃料供給用電磁バルブ(42,44)で調量された燃料を空気と反応させて発電する燃料電池(12)において、前記燃料供給用電磁バルブ(42,44)をバイパスするバイパス路(34c)と、前記バイパス路(34c)に配置されて前記バイパス路(34c)を開閉する燃料供給用手動バルブ(48)とを備え、前記燃料電池(12)の始動時に、前記燃料供給用手動バルブ(48)を開弁し前記燃料に燃料を供給して発電を開始させ、次いで前記発電によって得られる電力で前記燃料供給用電磁バルブ(42,44)を開弁して前記燃料極への燃料の供給を継続すると共に、前記燃料供給路(34a,34b)、前記燃料供給用電磁バルブ(42,44)、前記バイパス路(34c)および前記燃料供給用手動バルブ(48)を多面体(バルブユニット70)の内部に一体的に配置するように構成した。
さらに、前記燃料供給路(34a,34b)に接続されて前記燃料極の滞留物を排出するパージ用流路(62)と、前記パージ用流路(62)に配置されて前記パージ用流路(62)を開閉するパージ用手動バルブ(64)とを備え、前記燃料電池(12)の始動時に、前記パージ用手動バルブ(64)を開弁して前記滞留物を排出すると共に、前記パージ用流路(62)および前記パージ用手動バルブ(64)を前記多面体(70)の内部に一体的に配置するように構成した。
さらに、前記燃料極から排出される未反応燃料を前記燃料供給路(第2の燃料供給路34b)に還流する還流路(34d)と、前記還流路(34d)を前記燃料供給(34b)に接続するエジェクタ(40)とを備えると共に、前記還流路(34d)および前記エジェクタ(40)を前記多面体(70)の内部に一体的に配置するように構成した。
さらに、前記燃料供給路(第1の燃料供給路34a)内の圧力を検出する圧力センサ(46)を備えると共に、前記圧力センサ(46)を前記多面体(70)の内部に一体的に配置するように構成した。
尚、上記において、燃料供給用手動バルブ48の操作部48dとパージ用手動バルブ64の操作部64dを一体的に形成し、それらの動作を連動させるようにしても良い。
また、燃料供給用電磁バルブを2個備えるようにしたが、1個であっても良いし、3個以上備えるようにしても良い。さらに、パージ用流路62にパージ用の電磁バルブを配置し、燃料電池12が通常運転を開始した後に、定期的にパージを実行するようにしても良い。尚、燃料供給用電磁バルブを3個以上にした場合やパージ用流路62に電磁バルブを設けた場合も、それらをバルブユニット70の内部に一体的に収容する(ユニット化)すべきなのは言うまでもない。
また、圧力センサ46を第1の燃料供給路34aに取り付けるようにしたが、燃料の圧力を計測することができれば、第2の燃料供給路34bなど、他の流路であっても良い。
この発明の第1実施例に係る燃料電池を発電ユニットの一部として示す概略図である。 図1に示す燃料電池の始動動作を示すフロー・チャートである。 図1に示すバルブユニットの平面図である。 図1に示すバルブユニットの側面図である。 図3のV−V線断面図である。 図4のVI−VI線断面図である。
符号の説明
12 燃料電池
34a 第1の燃料供給路
34b 第2の燃料供給路
34c バイパス路
34d 還流路
40 エジェクタ
42 第1の燃料供給用電磁バルブ
44 第2の燃料供給用電磁バルブ
46 圧力センサ
48 燃料供給用手動バルブ
62 パージ用流路
64 パージ用手動バルブ
70 バルブユニット(多面体)

Claims (4)

  1. 燃料供給源を燃料極に接続する燃料供給路と、前記燃料供給路に配置されると共に、発電によって得られる電力で前記燃料供給路を開閉する燃料供給用電磁バルブとを備え、前記燃料供給用電磁バルブで調量された燃料を空気と反応させて発電する燃料電池において、前記燃料供給用電磁バルブをバイパスするバイパス路と、前記バイパス路に配置されて前記バイパス路を開閉する燃料供給用手動バルブとを備え、前記燃料電池の始動時に、前記燃料供給用手動バルブを開弁し前記燃料に燃料を供給して発電を開始させ、次いで前記発電によって得られる電力で前記燃料供給用電磁バルブを開弁して前記燃料極への燃料の供給を継続すると共に、前記燃料供給路、前記燃料供給用電磁バルブ、前記バイパス路および前記燃料供給用手動バルブを多面体の内部に一体的に配置するように構成したことを特徴とする燃料電池。
  2. さらに、前記燃料供給路に接続されて前記燃料極の滞留物を排出するパージ用流路と、前記パージ用流路に配置されて前記パージ用流路を開閉するパージ用手動バルブとを備え、前記燃料電池の始動時に、前記パージ用手動バルブを開弁して前記滞留物を排出すると共に、前記パージ用流路および前記パージ用手動バルブを前記多面体の内部に一体的に配置するように構成したことを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  3. さらに、前記燃料極から排出される未反応燃料を前記燃料供給路に還流する還流路と、前記還流路を前記燃料供給に接続するエジェクタとを備えると共に、前記還流路および前記エジェクタを前記多面体の内部に一体的に配置するように構成したことを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池。
  4. さらに、前記燃料供給路内の圧力を検出する圧力センサを備えると共に、前記圧力センサを前記多面体の内部に一体的に配置するように構成したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の燃料電池。
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