JP4318130B2 - 苗移植装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1株分の玉葱等の野菜苗を圃場に植付ける苗移植装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来公知の苗移植機(苗移植装置)は、例えば、特開平7−8029号公報や、特開平9−28130号公報に開示されているように、左右走行車輪にて自走する走行機体に、エンジンと、ミッションケースと、苗植付け装置と、苗トレイにマトリックス状に配置されたポット苗を供給するための苗供給装置とを備え、前記苗植付け装置を、上下揺動アームの先端に移植すべき苗を保持して圃場に移植するための移植用カップ等からなる移植機構と、前記苗供給装置からポット苗を前記移植用カップに移送するための苗取出爪等からなる受け継ぎ機構とにより構成したものがあった。
【0003】
そして、前記移植機構は、走行機体上のエンジンからの動力を伝動する植付伝動ケースの自由端側(後端側)の回転軸に、ロータリケースを回転可能に被嵌すると共に、ロータリケース内には前記回転軸と同心状に太陽歯車を固定して設け、該太陽歯車に噛み合う中間歯車とこれに噛み合う遊星歯車とをロータリケース内にて回転自在に軸支する。前記遊星歯車が取付けられた支軸にはクランクアームを固着し、該クランクアームの先端軸を、側面視L字状の揺動アームの下端部に回転可能に装着する。揺動アームの基端の案内コロは、地面に対して略垂直状(鉛直状)となるように走行機体に取付けられた上下長手のガイドレールに対して、上下摺動自在に嵌合されており、例えばロータリケースが時計方向に回転するとき、クランクアームがほぼ一定姿勢のまま反時計方向に回転する。従って、このクランクアームの先端軸に連結された揺動アームは、前記案内コロの箇所を中心にして走行機体の進行方向の前後揺動しつつ、前記ガイドレールに沿って上下運動する。
【0004】
前記揺動アームから略水平方向であって、前記クランクアームの回転平上にて走行機体の進行方向の後方向に延びる支持板に、前後一対の回動支持軸を回動可能に枢支し、該一対の回動支持軸に前後一対の半割り状で下窄まり状の移植用カップの上端が取付けられている一方、この一対の回動支持軸はリンク機構を介して互いに逆向きに回動し、且つリンク機構に関連させた付勢バネにより、前記一対の移植用カップの下端が常時閉まる方向に付勢されている。従って、前記揺動アームが上下方向に長く前後方向に短い径の略楕円形の回動軌跡を描くのに応じて、前記一対の移植用カップが、前記受け継ぎ機構の苗取出爪の箇所と圃場面とのを間を、上下に長い略楕円軌跡を描いて上下往復動する。なお、前記一対の移植用カップは、前記受け継ぎ側で、下端が閉じており、下降により移植用カップの下端が圃場面に突き刺さった後、当該一対の移植用カップの下端が強制的に開くように構成されており、これにより、前記受け継ぎされたポット苗は圃場に移植できるのであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の苗移植機では、前記ロータリケースの一回転当たり移植用カップは上下に1往復しかできないから、圃場面における走行機体の走行方向(以下、条方向という)に短い間隔で苗移植しようとすると、走行機体の走行速度を遅くしなければならないという問題があった。
【0006】
ところで、従来から公知のロータリ式の田植機では、伝動ケースから略水平横向きに突出して回転する駆動軸にロータリケースを固着し、このロータリケースにおける前記駆動軸を中心とする円周の180度対向する箇所に苗植軸を前記駆動軸と平行状に軸支し、この各苗植軸に分割爪を備えた苗植体を、分割爪が苗載台の苗取出し口方向を向かうようにして取付けする一方、前記ロータリケース内には、太陽歯車と中間歯車と遊星歯車とを配置し、前記各分割爪の運動軌跡が上下に長い略楕円状となるように構成したものが知られているが、この運動軌跡の上下方向の大きさは、せいぜい30cm程度であり、移植用カップにてポット苗を圃場に移植する場合に適用できなかった。
【0007】
本発明は、この問題を解決すべくなされたものであって、高速にて苗移植を実行することのできるコンパクトな苗移植機を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明の苗移植機は、適宜伝動回転される第1ロータリケースの回転直径方向の両先端部側面に、第2ロータリケースを第1ロータリケースの回転方向と逆方向に回転するように装着し、第1ロータリケースに対する各第2ロータリケースの回転支軸より偏位させて一対のカップ体の相対回動支持中心軸を配置し、第1ロータリケースが上下方向を指向するとき、当該第1ロータリケースに対する上下各第2ロータリケースの回転支軸より回転半径外側の上下位置に前記各相対回動支持中心軸がそれぞれ位置し、且つ第1ロータリケースが略水平方向を指向するとき、当該第1ロータリケースに対する両第2ロータリケースの回転支軸より回転半径の内径側に前記各相対回動支持中心軸がそれぞれ位置するようにする伝動機構を各第2ロータリケース内に設け、前記第1ロータリケースの回転位相の如何に拘らず前記各カップ体は、その下端が常時下向きとなるように姿勢規制されると共に、前記第1ロータリケースの回転中心から各第2ロータリケースの回転支軸までの距離より、各第2ロータリケースにおける前記各回転支軸から前記各相対回動支持中心軸までの距離が短くなるように設定したものである。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の苗移植装置において、前記一対のカップ体を、開閉リンク機構を介して前記各第2ロータリケースにおける相対回動支持中心軸に固定し、該相対回動支持中心軸を含む鉛直線を挟んで前記一対のカップ体が開閉回動するように構成したものである。
【0010】
そして、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の苗移植装置において、前記各第2ロータリケースには、前記一対のカップ体の開閉のためのカム体を固定し、該カム体と前記開閉リンク機構とを、第2ロータリケースが下端位置を含む所定範囲内でのみ一対のカップ体の下端が開放するように連係させたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を具体化した実施例について説明する。図1は苗移植機の概略側面図、図2は苗移植機の概略平面図、図6は移植機構の要部平断面図、図7は図6のVII −VII 線矢視で見た移植機構の要部右側面図、図8は図6の VIII −VIII線矢視で見た左側面図、図9は第1ロータリケース及び第2ロータリケースの内部伝動構造を示す概略側面図、図10は移植用カップの開閉機構部の要部側断面図、図11(a)は図10のXI−XI線矢視で示す移植用カップ閉止状態の側面図、図11(b)は図10のXI−XI線矢視で示す移植用カップ開き状態の側面図である。
【0012】
走行機体1におけるメインフレーム3にはエンジン2とミッションケース4とを搭載し、該メインフレーム3の左右両側から後向きに延びる一対のアーム5,5には各々前輪6,6が装着されており、メインフレーム3における後部側で横方向に延びる駆動横軸ケース(図示せず)の両端には伝動ケース7,7を介して後輪8,8が装着され、ミッションケース4からの動力が後輪8,8に伝達される。
【0013】
前後輪6,8は、メインフレーム3に設けられたスイング機構9とスイング用油圧シリンダ(図示せず)とを介して昇降揺動可能に構成され、もって、走行路面、ないしは畝面Mに対して走行機体1の高さを変更可能(対地高さ調節可能)に構成されている。
【0014】
走行機体3の後部に延びるように設けたシャーシフレーム17の上端には後向きに延びるハンドル26を設け、シャーシフレーム17に対して苗載台21が左右に往復移動可能に配置されるように苗供給装置16が設けられている。
【0015】
この苗載台21は後述する横送り機構を介して左右往復動させるように構成され、この苗載台21には、苗ポット部22aを平面視で進行方向の前後左右にマトリックス状に設けた苗トレイ22を載置し、苗載台21に設けた後述する縦送り機構にて、前記横送りの移動終端で、苗ポット部22aを走行機体1の前進方向に1ピッチずつ間欠的に縦送りするように構成するものである。
【0016】
苗植付機構としての苗植付装置18は、左右両側の後輪8,8の間でミッションケース4に植付け伝動ケース19を介して設けられている(図4参照)。
【0017】
苗植付装置18は、移植すべきポット苗Nを保持して圃場に移植するための移植用カップ32等からなる移植機構30と、前記苗供給装置16における苗トレイ22の苗ポット部22aから移植用カップ32に移送するため苗取出爪23等からなる受け継ぎ機構29とにより構成し、前記苗供給装置16及び受け継ぎ機構29に対してはミッションケース4からチェンスプロケットに巻掛けられたチェンを介する伝達経路を経て動力伝達される。
【0018】
本実施形態では、1つの苗トレイ22から1条分の苗取りと畝Mへの1条の苗移植とを実行するものである。 なお、移植用カップ32による苗移植の前にマルチカッタ24にて畝面Mを覆うマルチフィルムを移植箇所ごとにカットする。苗移植箇所の後方には、畝面Mを鎮圧する左右一対の鎮圧輪20,20が配置されている。
【0019】
次に、図2、図3及び図4を参照しながら苗供給装置16について説明する。苗載台21は図2に示すように、平面視で略矩形状の枠フレーム100と、該枠フレーム100の一側に配置した縦送り機構としての縦送り用伝動部を内蔵した縦送りケース101と、苗トレイ22を縦送りするための搬送チェン102と、大小のチェンスプロケット103,104と、空の苗トレイ22がハンドル26の後端方向に導かれるにように配置したガイドフレーム105等からなる。
【0020】
前記苗載台21の枠フレーム100等に装着した前部の案内コロ109を、前記シャーシフレーム17に固定された左右長手のコ字型ガイドレール106に嵌挿する一方、枠フレーム100後部の下向きコ字型のガイドレール107をシャーシフレーム17の左右両側に固定した摺接ガイド片108に載置させて苗載台21が左右に移動可能に装架されている。
【0021】
苗トレイ22は可撓性を有する軟質合成樹脂材にて構成し、搬送チェン102に搭載されて搬送されるとき大径のチェンスプロケット103の円周に沿って湾曲可能となっている。そして、前記左右一対の搬送チェン102,102は縦送りケース101内の動力伝達系を介して駆動される縦送り駆動軸110に装着された大径チェンスプロケット103と枠フレーム100に回転自在に装着された従動軸111における小径チェンスプロケット104とに巻掛けられている。前記左右一対の搬送チェン102,102には、適宜ピッチP2にて横向きの係合ピン112が突設されており、この左右の係合ピン110が苗トレイ22における搬送前後方向に並ぶ苗ポット部22aの連設部下面側に係合して確実に図4の矢印C方向に搬送するものである。
【0022】
前記横送り機構における伝動ケースから突出する横送り軸115には往復送りねじ部が形成されており、該往復送りねじ部に螺合する船型キー付き送りブロックと苗載台21におけるフレームから突出する係合ボルト等の係合片とを連結させ、苗載台21を苗トレイ22の横幅方向に左右往復移動させるように構成する。
【0023】
他方、前記伝動ケース114から突出する縦送り軸118は、前記苗載台21の横送り終端位置で間欠的に回動し、該縦送り軸118に前記横送り距離だけ隔てて設けた一対の蹴り爪(図示せず)は、縦送りケース101に設けた従動カム(図示せず)を蹴り回動させ、縦送りケース101内の伝動部を介して前記縦送り駆動軸110を間欠回動させ、苗ポット部22aが一定ピッチP1だけ間欠縦送りされるように構成するものである。
【0024】
次に、図3、図4及び図5を参照しながら、苗取出爪23等からなる受け継ぎ機構29の構成について説明する。この受け継ぎ機構29は、後述する苗取出爪23にてポット部20aからポット苗Nを取り出して、上昇位置における各移植用カップ32のほぼ真上にてポット苗Nを落下させて、当該移植用カップ32にて苗を受け止めることができるように配置されるものである(図3参照)。
【0025】
即ち、ミッションケース4の入力軸に連動連結する植付クラッチケース内の出力軸には、植付クラッチを備え、そのクラッチのON時には、出力軸チェン59を介してロータリケース72におけるロータリ入力軸71のチェンスプロケット63を回転駆動させる(図5参照)。走行走行機体1に固着したブラケット67に支持板68を固設し、この支持板68に固定された太陽歯車70の内周には、前記チェンスプロケット63から動力が伝達される入力軸71を回転自在に嵌合し、この入力軸71の他端をロータリケース72に固着して一体的に回転するように構成する(図5参照)。
【0026】
ロータリケース72内には、太陽歯車70に噛み合う中間歯車73と、クランク軸74に固着して中間歯車73に噛み合う遊星歯車75とを内装してあり、クランク軸74に取付けられたクランクアーム76の先端から突出するカム軸77には、一端に左右一対の苗取出爪23,23が装着された苗取出しアーム78を回転自在に被嵌する。苗取出しアーム78の他端から突出したガイド軸79は、前記支持板68と平行状に固定されたガイド板80における略円弧状のガイド溝81に摺動自在に嵌合されており、前記入力軸71周りのロータリケース72の一回転にて、前記一対の苗取出爪23,23が苗トレイ22の苗ポット部22a内に苗取出爪23,23の先端のへら部23aが突き刺さってポット苗Nを挟持する姿勢を経て元に戻る軌跡82(図4参照)を巡るように構成されている。
【0027】
なお、前記苗取出爪23は、棒状の軸の先端にへら部23aが取付けられたものであって、へら部23aは正面視で変形菱形状で、先端(下端)側が窄まり、且つ断面は鈍角のL字状となるように、薄い金属板等にて形成されている。
【0028】
また、前記左右一対の苗取出爪23,23の基端取付け片83,83は、L状の枢軸84,84に固着され、該各枢軸84は苗取出しアーム78における眼鏡状の取付け部78aに回動可能に装着され、左右両取付け片83,83を連結するばね(図示せず)にて、左右一対の苗取出爪23,23の先端側が常時閉じる方向に付勢されている。
【0029】
前記カム軸77にはカム板86を固着し、該カム板86の広幅表裏面には、円周方向に沿って回動角度の一区間において円弧状の端面カム部87,87を突設し、前記左右一対の苗取出爪23,23の基端取付け片83,83から相対向するように突出する球状等の当接片88,88が端面カム部87,87箇所に乗り上げて当接すると、両苗取出爪23,23の先端が前記ばねの力に抗して開くように構成されている。
【0030】
次に、前記苗植付装置18のうち移植機構30の構造を図6〜図11を参照して説明する。ミッションケース4の側面に突出する出力軸としてのPTO軸に、移植機構30における植付け伝動ケース19内の基端側チェンスプロケットを取付けし、植付け伝動ケース19における自由端側の回転中心軸33に固定したチェンスプロケット35にチェン34を巻掛けして動力伝達する。
【0031】
前記回転中心軸33を植付け伝動ケース19の自由端側の一側面から水平方向横向きに突出させ、該回転中心軸33と一体的に回転するように被嵌した内筒36を第1ロータリケース37の外側面にフランジ38及びボルト39等を介して固定する。前記回転中心軸33と同心状に配置される第1太陽チェンスプロケット40が取付けられた外筒41は、前記内筒36の外周に対して回転可能に被嵌されている。第1ロータリケース37内には、その長手方向の両端部に、同じ回転半径位置に回転支軸42,42を回転自在に設ける。この各回転支軸42の先端部を第1ロータリケース37の側面から水平方向横向きに突出し、各回転支軸42と一体的に回転するように被嵌した内筒43を第2ロータリケース44の外側面に対してフランジ45及びボルト45aを介して固定する一方、前記第1ロータリケース37内にて前記両回転支軸42にそれぞれ固定したチェンスプロケット47,47と前記第1太陽チェンスプロケット40とにチェン48を巻掛ける(図6参照)。第1ロータリケース37内には、前記チェン48の弛み防止のための湾曲状のガイドレール49が配置されている(図9参照)。
【0032】
前記各回転支軸42における内筒43に対して相対的に回転可能となるように被嵌された各外筒46は、前記第1ロータリケース37の外側面にフランジ50及びボルト50aを介して固定されており、各第2ロータリケース44内において、前記各外筒46と一体的に回転する第2太陽歯車51に噛み合う第1中間歯車52aと、これと一体的に回転する第2中間歯車52bと、これに噛み合う従動歯車53を固着した相対回動支持中心軸54とがそれぞれ回転可能に軸支されている。
【0033】
なお、前記各第2ロータリケース44における回転可能に支持された相対回動支持中心軸54は、前記回転支軸42に対して後述するように偏位した位置に配置され、この相対回動支持中心軸54に移植用カップ32を装着する。移植用カップ32は下向きに窄まる略円錐状のものを走行機体の進行方向の前後に半割りした一対のカップ体32a,32bとからなる。
【0034】
前記各第2ロータリケース44における相対回動支持中心軸54の外周には、カム体55を、第2ロータリケース44と一体的に回転するように固定し、また相対回動支持中心軸54の先端部には、移植用カップ32における前後一対のカップ体32a,32bのそれぞれの上端部外面に固着した回動支軸57a,57bを回動可能に支持する等のためのカップ支持手段56をボルト58にて固定する(図10参照)。カップ体32a,32bを開閉させるためのリンク機構として、前記カップ支持手段56における前後一対の筒状の軸受部60,60には、前記回動支軸57a,57bの基端部を各々回動自在に支持させる一方、各回動支軸57a,57bの中途部にL字状の揺動アーム61,61を固定し、一方の揺動アーム61に設けたコロ62を他方の揺動アーム61に形成した横長の案内溝64に横移動可能に嵌め入れる(図11(a)参照)。また、前記両揺動アーム61,61の下端側間を引張バネ65にて連結し、常時前後対のカップ体32a,32bの下端側が閉じるように付勢されている(図11(a)参照)。
【0035】
さらに、前記コロ62が取付けられた揺動アーム61から上向きに突出させ、且つその突出長さをナット部等にて調節可能とした従動子66の上端を前記カム体55の外周カム面55aに当接させておく。この外周カム面55aのうち相対回動支持中心軸54の軸心からの距離が大きい箇所では、従動子66を下方向に押し、一方の揺動アーム61が回動し、それにつれてコロ62及び案内溝64を介して他方の揺動アーム61も回動して、引張バネ65のバネ力に抗してそれらが取付けられた両方のカップ体の下端が開く。相対回動支持中心軸54の軸心からの距離が短い外周カム面55aの箇所では、前記引張バネ65のバネ力にて、両揺動アーム61,61は、両方のカップ体の下端が閉じる方向に回動保持される。
【0036】
この構成により、苗移植時に、図7及び図9において、回転中心軸33を介して第1ロータリケース37を矢印A方向(反時計方向)に回転させると、当該第1ロータリケース37の両端の回転支軸42,42は公転する。この両回転支軸42,42におけるチェンスプロケット47,47と前記第1太陽チェンスプロケット40とにチェン48が巻掛けられている伝動機構であるので、当該チェン48は図9において時計方向に回動し、各チェンスプロケット47も時計方向に自転する。
【0037】
このチェンスプロケット47が取り付けられた回転支軸42と第2ロータリケース44とは固着されているので、これら一体的に時計方向に回転する。即ち、第1ロータリケース37が反時計方向に回転するのに対して、第2ロータリケース44は時計方向に自転(回転)する。そして、前記第1太陽チェンスプロケット40と、チェンスプロケット47との減速比率を2(増速)とすることにより、第1ロータリケース37が上下方向を指向するとき、当該第1ロータリケース37に対する上下各第2ロータリケース44,44の回転支軸42,42より回転半径(R1)の外側の上下位置に前記各相対回動支持中心軸54,54がそれぞれ位置し、且つ第1ロータリケース37が略水平方向を指向するとき、当該第1ロータリケース37に対する両第2ロータリケース44,44の回転支軸42,42より回転半径(R1)の内径側に前記各相対回動支持中心軸54,54がそれぞれ位置するように第2ロータリケース44,44の姿勢が変化する(図7及び図8参照)。換言すると、第1ロータリケース37の一回転に対して第2ロータリケース44は2回転することになる。
【0038】
そして、各第2ロータリケース44内での第2太陽歯車51から各相対回動支持中心軸54での従動歯車53までの減速比率を1/2とすることにより、相対回動支持中心軸54に装着された移植用カップ32が常時その下端が下向きの鉛直状となるように姿勢制御されるのであり、前記第1ロータリケース37に対する第2ロータリケース44の回動軌跡と、各第2ロータリケース44における相対回動支持中心軸54の移動位置変更との関係から、各移植用カップ32ひいては各相対回動支持中心軸54は上下に長く、且つ走行機体の進行方向の前後には短い長楕円の軌跡(K)を描くことができるのである(図7〜図9参照)。なお、前記カム体55の外周カム面55aの形状は、図7及び図8に示すごとく、第1ロータリケース37の長手方向(第2ロータリケース44,44が取り付けられた側)が、略垂直状に上下方向を指向し、且つ下位置にあるときの第2ロータリケース44における移植用カップ32の下端部が圃場面Mに突入した直後に、その前後カップ体32a,32bの下端側が開き(これにより移植用カップ32内のポット苗Nは圃場のくぼみ内に移植される)、圃場面Mから移植用カップ32の下端部が抜き出た後、移植された苗の上端より上方で閉じるという開閉動作を実行することができるように形成されているのである。
【0039】
前述のように上下長楕円軌跡K(但し、この軌跡は走行機体1が前進していない状態で示す、図7〜図9参照)にて苗移植するので、走行機体1におけるポット苗Nの受け継ぎ部が圃場面Mより高い位置にあっても、圃場への苗移植を確実に行なえると共に、移植用カップが圃場面Mに略鉛直状に押し込まれるから、移植された苗の姿勢が鉛直状となり、苗育成が良好になるという効果を奏する。
【0040】
また、1つの第1ロータリケース37の両端に第2ロータリケース44、44を設けたので、第1ロータリケース37の一回転にて1つの条に沿って二箇所移植できて、高速苗移植作業を実現することができる。
【0041】
さらに、図6、図7及び図8に示すように、第1ロータリケース37の回転中心軸33から各第2ロータリケース44の回転支軸42までの距離(回転半径R1)より、各第2ロータリケース44における前記各回転支軸42から前記各相対回動支持中心軸54までの距離(回転半径R2)が短くなるように設定すれば、2つの第2ロータリケース44,44が互いに干渉することなく、前記上下長楕円軌跡Kを描くことができ、ひいては走行機体全体の前後方向の寸法を短くしたコンパクトものにすることができる。
【0042】
より好ましくは、第1ロータリケース37が略水平方向を指向するとき、当該第1ロータリケース37に対する両第2ロータリケース44,44の回転支軸42,42よりも回転半径の内径側に前記各相対回動支持中心軸54,54がそれぞれ位置するときに、走行機体1の進行方向の前部側における第2ロータリケース44に設けた移植用カップ32の後半分のカップ体32bと、前記進行方向後部側における第2ロータリケース44に設けた移植用カップ32の前半分のカップ体32aとが干渉しない程度に、前記両回転半径の比率(R2/R1)を設定し、前記各相対回動支持中心軸54を含む鉛直線を挟んで前後に対称的な位置にカップ体32a,32bが配置されるように開閉リンク機構を構成すれば、2つの第2ロータリケース44,44における開閉リンク機構は互いに干渉することなく、且つ第1ロータリケース37が略水平を指向したときの前後長さの範囲内で2つの移植用カップ32,32が上下揺動するのでコンパクトな苗移植機を提供することができる。
【0043】
さらに、前記各第2ロータリケース44には、前記一対のカップ体32a,32bの開閉のためのカム体55を固定し、該カム体55と前記開閉リンク機構とを、第2ロータリケース44が下端位置を含む所定範囲内でのみ一対のカップ体32a,32bの下端が開放するように連係させたものであるから、簡単で且つコンパクトな構成で移植用カップ32の開閉動作を実行させることができるという効果を奏する。
【0044】
図12に示す第2実施形態は、第1ロータリケース37の伝動機構を歯車のみで構成した場合を示し、第1ロータリケース37内において、前記回転中心軸33に第1太陽歯車90を回転自在に被嵌し、当該第1ロータリケース37の両端の遊星歯車91,91との間に互いに噛み合う中間歯車92を配置する。第1太陽歯車90から遊星歯車91までの減速比率は1/2(増速)である。回転中心軸33と第2ロータリケース44とは一体的に回転するように固定され、また、第1ロータリケース37の両端の遊星歯車91,91が固着された回転支軸42,42と第2ロータリケース44とは一体的に回転するように固定されている。そして、前記各回転支軸42の外周で第1ロータリケース37に固定された第2太陽歯車93は、第2ロータリケース44内に配置された中間歯車94を介して従動歯車95に動力伝達する。第2太陽歯車93から従動歯車95までの減速比率は2である。この各従動歯車95には前記第1実施形態と同様に、相対回動支持中心軸54が設けられ、この相対回動支持中心軸54に対して前記同様にリンク機構等を介して移植用カップ32が装着され、また、前記第1実施形態と同様にカム体等も備えられている。
【0045】
この第2実施形態でも、前記第1実施形態(第1ロータリケース37内がチェン伝動の場合)と同様に、回転中心軸33を介して第1ロータリケース37を矢印A方向(反時計方向)に回転させると、第2ロータリケース44は時計方向に自転する。そして、第1ロータリケース37が上下方向を指向するとき、当該第1ロータリケース37に対する上下各第2ロータリケース44,44の回転支軸42,42より回転半径(R1)の外側の上下位置に前記各相対回動支持中心軸54,54がそれぞれ位置し、且つ第1ロータリケース37が略水平方向を指向するとき、当該第1ロータリケース37に対する両第2ロータリケース44,44の回転支軸42,42より回転半径(R1)の内径側に前記各相対回動支持中心軸54,54がそれぞれ位置するように第2ロータリケース44,44の姿勢が変化する(図12参照)。換言すると、第1ロータリケース37の一回転に対して第2ロータリケース44は2回転することになる。
【0046】
また、相対回動支持中心軸54に装着された移植用カップ32が常時その下端が下向きの鉛直状となるように姿勢制御されるのであり、前記第1ロータリケース37に対する第2ロータリケース44の回動軌跡と、各第2ロータリケース44における相対回動支持中心軸54の移動位置変更との関係から、各移植用カップ32ひいては各相対回動支持中心軸54は上下に長く、且つ走行機体の進行方向の前後には短い長楕円の軌跡(K)を描くことができるのである。
【0047】
前記両実施形態から理解できるように、前記第1実施形態のように、前記第1ロータリケース37内の伝動機構を回転可能な第1太陽チェンスプロケット40と、両端部のチェンスプロケット47、47と、これらに巻掛けるチェン48とにより構成すれば、所定の減速比率を確保する場合において、第1太陽チェンスプロケット40とチェンスプロケット47との軸間距離(第1ロータリケース37の回転中心軸33から第2ロータリケース44の回転支軸42までの軸間距離に相当する)を任意に長くすることができ、第2実施形態のように、歯車同士の噛み合いによる前記第1ロータリケース37の回転中心軸33から第2ロータリケース44の回転支軸42までの軸間距離のごとき固定的なものでなくなるから設計上の自由度が大きくなるという効果を奏する。
【0048】
尚、本発明は、2つの苗取出爪23及び2つの移植用カップ32は、一つの苗載台21における苗トレイ22に対して左右に一定間隔を隔てて並設させ、位相を同期させて1つの苗トレイ22から2条分の苗取りと畝Mへの2条の苗移植とを実行するものに対しても適用することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1に記載の発明の苗移植機は、適宜伝動回転される第1ロータリケースの回転直径方向の両先端部側面に、第2ロータリケースを第1ロータリケースの回転方向と逆方向に回転するように装着し、第1ロータリケースに対する各第2ロータリケースの回転支軸より偏位させて一対のカップ体の相対回動支持中心軸を配置し、第1ロータリケースが上下方向を指向するとき、当該第1ロータリケースに対する上下各第2ロータリケースの回転支軸より回転半径外側の上下位置に前記各相対回動支持中心軸がそれぞれ位置し、且つ第1ロータリケースが略水平方向を指向するとき、当該第1ロータリケースに対する両第2ロータリケースの回転支軸より回転半径の内径側に前記各相対回動支持中心軸がそれぞれ位置するようにする伝動機構を各第2ロータリケース内に設け、前記第1ロータリケースの回転位相の如何に拘らず前記各カップ体は、その下端が常時下向きとなるように姿勢規制されると共に、前記第1ロータリケースの回転中心から各第2ロータリケースの回転支軸までの距離より、各第2ロータリケースにおける前記各回転支軸から前記各相対回動支持中心軸までの距離が短くなるように設定したものである。
【0050】
従って、1つの第1ロータリケースの両端に第2ロータリケースを設けたので、第1ローラの一回転にて1つの条に沿って二箇所移植できて、高速苗移植作業を実現することができる。そして、第1ロータリケースが上下方向を指向するとき、当該第1ロータリケースに対する上下各第2ロータリケースの回転支軸より回転半径外側の上下位置に前記各相対回動支持中心軸がそれぞれ位置し、且つ第1ロータリケースが略水平方向を指向するとき、当該第1ロータリケースに対する両第2ロータリケースの回転支軸より回転半径の内径側に前記各相対回動支持中心軸がそれぞれ位置するようにする伝動機構を各第2ロータリケース内に設けられているから、各第2ロータリケースにおける移植用カップは上下長楕円軌跡を描かせることができるので、移植用カップが圃場面に略鉛直状に押し込まれるから、移植された苗の姿勢が鉛直状となり、苗育成が良好になるという効果を奏する。
【0051】
さらに、前記第1ロータリケースの回転中心から各第2ロータリケースの回転支軸までの距離より、各第2ロータリケースにおける前記各回転支軸から前記各相対回動支持中心軸までの距離が短くなるように設定したものであるから、2つの第2ロータリケースが互いに干渉することなく、前記上下長楕円軌跡を描くことができ、ひいては走行機体全体の前後方向の寸法を短くしたコンパクトものにすることができる。
【0052】
そして、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の苗移植装置において、前記一対のカップ体を、開閉リンク機構を介して前記各第2ロータリケースにおける相対回動支持中心軸に固定し、該相対回動支持中心軸を含む鉛直線を挟んで前記一対のカップ体が開閉回動するように構成したものであるから、簡単で且つコンパクトな構成で移植用カップ32の開閉動作を実行させることができるという効果を奏する。
【0053】
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の苗移植装置において、前記各第2ロータリケースには、前記一対のカップ体の開閉のためのカム体を固定し、該カム体と前記開閉リンク機構とを、第2ロータリケースが下端位置を含む所定範囲内でのみ一対のカップ体の下端が開放するように連係させたものであるから、簡単で且つコンパクトな構成で移植用カップの開閉動作を実行させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗移植機の概略側面図である。
【図2】苗移植機の概略平面図である。
【図3】受け継ぎ機構及び苗供給装置の要部側面図である。
【図4】受け継ぎ機構と苗供給装置と移植用カップとの位置関係を示す側面図である。
【図5】受け継ぎ機構の要部断面図である。
【図6】移植機構の断面図である。
【図7】図6のVII −VII 線矢視概略側面図である。
【図8】図6の VIII −VIII線矢視概略側面図である。
【図9】第1ロータリケースの内部示す概略側面図である。
【図10】移植用カップ装着部拡大断面図である。
【図11】(a)は図10のXI−XI線矢視で示す移植用カップ閉止状態の説明図、(b)は同じく移植用カップ開き状態の説明図である。
【図12】第1ロータリケース内の伝動機構の第2実施形態を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 走行機体
16 苗供給装置
18 苗植付け装置
21 苗載台
22 苗トレイ
23 苗取出爪
29 受け継ぎ機構
32 移植用カップ
33 回転中心軸
37 第1ロータリケース
40 第1太陽チェンスプロケット
42 回転支軸
44 第2ロータリケース
47 チェンスプロケット
51 第2太陽歯車
52a 第1中間歯車
52b 第2中間歯車
53 従動歯車
54 相対回動支持中心軸
55 カム体

Claims (3)

  1. 適宜伝動回転される第1ロータリケースの回転直径方向の両先端部側面に、第2ロータリケースを第1ロータリケースの回転方向と逆方向に回転するように装着し、
    第1ロータリケースに対する各第2ロータリケースの回転支軸より偏位させて一対のカップ体の相対回動支持中心軸を配置し、
    第1ロータリケースが上下方向を指向するとき、当該第1ロータリケースに対する上下各第2ロータリケースの回転支軸より回転半径外側の上下位置に前記各相対回動支持中心軸がそれぞれ位置し、且つ第1ロータリケースが略水平方向を指向するとき、当該第1ロータリケースに対する両第2ロータリケースの回転支軸より回転半径の内径側に前記各相対回動支持中心軸がそれぞれ位置するようにする伝動機構を各第2ロータリケース内に設け、
    前記第1ロータリケースの回転位相の如何に拘らず前記各カップ体は、その下端が常時下向きとなるように姿勢規制されると共に、前記第1ロータリケースの回転中心から各第2ロータリケースの回転支軸までの距離より、各第2ロータリケースにおける前記各回転支軸から前記各相対回動支持中心軸までの距離が短くなるように設定したことを特徴とする苗移植装置。
  2. 前記一対のカップ体を、開閉リンク機構を介して前記各第2ロータリケースにおける相対回動支持中心軸に固定し、該相対回動支持中心軸を含む鉛直線を挟んで前記一対のカップ体が開閉回動するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の苗移植装置。
  3. 前記各第2ロータリケースには、前記一対のカップ体の開閉のためのカム体を固定し、該カム体と前記開閉リンク機構とを、第2ロータリケースが下端位置を含む所定範囲内でのみ一対のカップ体の下端が開放するように連係させたことを特徴とする請求項2に記載の苗移植装置。
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