JP4317864B2 - 車輪リム - Google Patents

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Description

この発明は、自動二輪車をはじめとする走行車両におけるスポークホイール用の車輪リムに関し、チューブレスタイヤ装着用の車輪リム、及び、その製造方法に関する。
従来から自動二輪車のホイールとしては、主にスポークホイールとキャストホイールが用いられている。
スポークホイールは、クラシックな雰囲気を重視できるとともに、キャストホイールと比較して軽量であり、弾性に優れているため、優れた操縦安定性を得ることができるといった利点を有している。
このため、スポークホイールは、自動二輪車の中でも、アメリカンタイプやオフロードモデルにおいて多用されている。
しかし、スポークホイールにおけるリムは、その全周に渡ってスポークの一端を係止するためのスポーク穴が複数設けられた構造のため、チューブレスタイヤを装着しようとしても、タイヤの内部の気密性を確保することが困難となる。
よって、スポークホイールのリムは、チューブ付きタイヤを装着することが前提となっている。
このような背景の下、特許文献1における「チューブレスタイヤ用車輪リム」が開示されている。
上記「チューブレスタイヤ用車輪リム」は、リム幅方向中心部分に溝状に構成した基底主壁(30)の溝内空間(A)を全外周から鋼板製副壁(34)によって覆い、鋼板製副壁(34)を溶接線に沿って基底主壁(30)に対して溶接接合している。
これにより、基底主壁(30)の全周に渡って構成された複数の上記係止口(スポーク穴)部分から空気が漏れることがないようチューブレスタイヤの内部の気密性を確保することができるといった利点を有する。
しかし、上述した「チューブレスタイヤ用車輪リム」は、タイヤ内部の気密性を確保するため、鋼板製副壁(34)をリム全周に渡って基底主壁(30)に対して隙間が残存しないよう溶接接合を行う必要があり、この作業には、労力、手間を要するという難点を有する。
さらに、鋼板製副壁(34)を基底主壁(30)に対して溶接により取り付けた場合、スポークテンションを調節するなどのメンテナンスの際に鋼板製副壁(34)を外したり、元通りに復元したりするのに困難性を伴うといった難点を有する。
実開昭62−145801号公報
そこで本発明では、シーリング部材を車輪リム本体に容易に取り付けることにより、チューブレスタイヤであっても内部の気密性を確保して装着することができる車輪リム、及び、その製造方法を提供することを目的とする。
本発明の車輪リムの製造方法は、既存のスポークホイールの車輪リムからチューブレスタイヤ装着用の車輪リムを製造する車輪リム製造方法であって、リング状の車輪リム本体の幅方向中央に全周に渡って設けられた溝部の両側壁部に、幅方向中央へ向って突出する突出部をそれぞれ取り付ける突出部取付工程と、前記溝部の底部の全周に渡って複数設けられたスポーク穴にスポークニップルを取り付けるスポークニップル取付工程と、前記両突出部の間全体に位置して少なくとも前記スポーク穴を被覆する可撓性及び密着性を有するシーリング部材を前記溝部の全周に渡ってリング状に取り付けるシーリング部材取付工程と、前記突出部の先端側を前記シーリング部材へ向けてかしめることで前記シーリング部材の幅方向端部を前記側壁部と前記突出部とにより挟持して該突出部を前記側壁部の表面形状に沿った滑らかな形状にして該突出部の先端の突片部が前記シーリング部材にめり込むかしめ工程とを有することを特徴とする。
上記シーリング部材は、タイヤの空気圧を受けてもスポーク穴からはみ出さず、また、破損しないような材質、形態であればよい。
具体的に、本発明の車輪リムは、自動二輪において多用されるため、上記シーリング部材は、目安として最低で約7kgf/cm2、好ましくは10kgf/cm2のタイヤの空気圧に耐えうる材質、形態であればよい。
また、上記シーリング部材は、例えば、ゴム、合成樹脂により形成することができ、さらには、これらの材質と、金属、木材などの材質を組み合わせた部材により形成することができるが、可撓性を有し、且つ、突出部に対して良好な密着性を有しているシリコンゴムで形成することが好ましい。
さらに、シーリング部材は、前記溝部の全周に渡って取り付け可能に予めリング状に構成した部材、或いは、前記溝部の全周に渡って取り付け可能な長さの有する線状に構成した部材であってもよい。
本発明の車輪リムは、車輪リム本体における溝部の幅方向の両端壁に突出部をそれぞれ備えているため、この突出部にシーリング部材の端部を係止するなどして溝部全周に渡って両突出部間全体にシーリング部材を取り付けることができる
また、リング状の車輪リム本体の幅方向中央に全周に渡って溝部が構成され、該溝部の底部に全周に渡ってスポークニップルを取り付けるスポーク穴が複数設けられた既存のスポークホイールの車輪リムから製造されるチューブレスタイヤ用の車輪リムであって、前記溝部の両側壁部に取り付けられて前記車輪リム本体の幅方向中央へ向って突出する突出部と、前記溝部の全周に渡ってリング状に取り付けられて前記底部側へ凸状に湾曲し前記両突出部の間全体に位置して少なくとも前記スポーク穴を被覆する可撓性及び密着性を有するシーリング部材とを有し、前記突出部は、該突出部の先端側が前記シーリング部材へ向けてかしめられて前記シーリング部材の幅方向端部を前記側壁部と該突出部とにより挟持して該突出部を前記側壁部の表面形状に沿った滑らかな形状にかしめられて該突出部の先端の突片部が前記シーリング部材にめり込んでいることを特徴とする。
本発明の車輪リムは、シーリング部材を両突出部間に溶接などしなくとも、例えば、突出部に該シーリング部材の端部を係止するなどによって手間を要さずに取り付けることができ、車輪リム本体に装着したチューブレスタイヤの内部の気密性を確保することができる。
従って、本発明の車輪リムは、殊にスポークホイールが多用されているアメリカンタイプやオフロードモデルの自動二輪車であっても、チューブレスタイヤ内部の気密性を確保することができる。
また、本発明により、チューブレスタイヤを装着する際に突出部やシーリング部材が邪魔になることがなく、チューブレスタイヤを車輪リムに容易に装着することができる。
さらにまた、本発明により、既存の車輪リムを加工して、本発明の車輪リムを構成することができる。このため、スポークホイールにチューブ付きタイヤしか装着することができなかった、いわゆるクラシックバイク、ビンテージバイクであっても、そのスポークホイールにチューブレスタイヤを装着することできる。
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態におけるスポークホイールAにチューブレスタイヤBを装着した車輪の要部断面図であり、図2は、図1のさらに要部を拡大した要部拡大図である。
スポークホイールAは、ハブC、リング状の車輪リム11、及び、ハブCと車輪リム11との間でハブCに対して放射状に連結された複数本のスポークDを有している。
上記車輪リム11は、その外周に図1、及び、図2中仮想線で示したようにチューブレスタイヤBが装着され、後述する車輪リム本体12とシーリング部材13とを有して構成されている。
上記車輪リム本体12は、アルミ合金の押出し形材、鋼板材などから形成され、その外周面における幅方向の中央に、全周に渡って溝部14を備えている。
上記溝部14は、平坦状の底部14aを有し、該底部14aには、車輪リム11全周に渡ってスポーク穴15が複数設けられている。
車輪リム本体12の幅方向の両端側は、車輪リム11半径方向の外側(チューブレスタイヤB側)へ突き出したフランジ部16を備えている。
溝部14における幅方向の両端部についても車輪リム11半径方向の外側へ凸状に突き出している。この凸状に突き出した凸状部18は、溝部14の側壁部14bの一部を構成している。
溝部14における幅方向の両側壁部14bの側端側(凸状部18側)には、それぞれ突出部17が溶接されている。
この突出部17は、両側壁部14bから基端部17bが起立して屈曲した後、先端側17aがスポーク穴15側へと伸びた断面への字形の形状であり、車輪リム11の全周に渡って略均一に設けられている。
また、上記突出部17は、その先端側17aが凸状部18よりも上方(チューブレスタイヤB側)へと突き出さず、該凸状部18側から側壁部14bの表面形状に沿った滑らかな形状で形成している。さらに、上記突出部17の先端側17aにおける突端(自由端)は、溝部14側(下方)へ向けて突き出した突片部17cを備えている。
一方、上記シーリング部材13は、肉厚より幅の長い帯状部材によりリング状に形成されている。この上記シーリング部材13の幅は、両突出部17,17どうしを結ぶ最短距離より幅大に構成している。
さらに、上記シーリング部材13は、目安として最低で約7kgf/cm2、通常でも10kgf/cm2の程度のチューブレスタイヤBの空気圧を絶えず受け続けても破損しない強度のシリコンゴムである。
このようなシーリング部材13は、可撓性を有するため、上記底部側へ凸状に撓み変形した形態で、両突出部17,17間全体に取り付けられている。シーリング部材13の幅方向端部は、溝部14の側壁部14bと突出部17の先端側17aとに密着状態に挟持され、シーリング部材13と車輪リム本体12との間の非通気性を確保している。
次に、上述した構成をとる本実施形態における車輪リム11の製造方法を図3から図6を用いて説明する。
(突出部取付工程)
まず、突出部取付工程では、図3に示すように、外周側にチューブレスタイヤBを装着していない状態の車輪リム本体12Aに対して突出部17の取り付けを行う。
なお、図3は、突出部取付工程の説明図であり、図中符号12Aは、突出部17取付け前における車輪リム本体を示す。
上記突出部17は、その先端側17aが車輪リム11の幅方向中央であって、上記溝部14の底部に向くよう、溝部14の各側壁部14bに対して基端部17bを溶接することによって取り付けている。
なお、本実施形態における突出部17は、上記溝部14の側壁部14bに対して車輪リム11全周に渡って固着可能にリング状に構成しているが、この構成に限定せず、例えば、突出部17は、複数の片部材から構成し、これら片部材を、側壁部14bにおける車輪リム全周において所定間隔ごとに固着する構成であってもよい。
(メッキ処理工程)
さらに、メッキ処理工程では、突出部17を取り付けた車輪リム本体12の表面全体にメッキを施す(図示せず)。
このメッキ処理工程では、審美性、防錆性などを向上させる観点から車輪リム本体12の材質、適用機種などに応じて車輪リム本体12表面に対して公知の適切なメッキを施すが、車輪リム本体12の材質、適用機種などによっては、この工程を省略してもよい。
(スポークニップル取付工程)
続いて、スポークニップル取付工程では、図4に示すように、車輪リム本体12に有する複数のニップル穴15ごとにスポークニップルEを取り付けていく。
なお、図4は、スポークニップル取付工程の説明図である。
スポークニップルEは、上記スポーク穴15に車輪リム11外周側から差し込んで、スポーク穴15の周縁部15aに係止する。そして、スポークニップルEの内周部Eaに構成された内螺子に対して、軸方向における両端側の外周部Daに螺子が構成されたスポークDの一端を、該スポークDに作用する初期張力を設定しながら螺締していく。
(シーリング部材取付工程)
シーリング部材取付工程では、図5に示すように、シーリング部材13をその周方向における幅方向の各端部を、それぞれに対応する突出部17に係止していくことにより(図中仮想線で示した符号13参照)、突出部17,17間にシーリング部材13を取り付ける。
突出部17に対するシーリング部材13の取り付けは、人手により、或いは、適宜の工具を用いることにより取り付けることができる。
なお、図5は、シーリング部材取付工程の説明図である。
シーリング部材13を突出部17,17間に取り付けると、該シーリング部材13は、底部14a側へ凸状に撓み変形する。
そして、シーリング部材13は、その下面が底部14a、或いは、スポークニップルEの頭部に接触し、シーリング部材13と溝部14との間には、空間(隙間)が殆ど存在しない取り付け状態となる。
(かしめ工程)
最後に、かしめ工程では、シーリング部材13の幅方向の各端部を、突出部17とそれに対向する側壁部14bとの間にしっかりと差し込んだ状態で、図6、殊に、図6の要部拡大図に示すように、突出部17の先端側17aをシーリング部材13に向けて(図中矢印参照)圧着する。
これにより、突出部17、及び、側壁部14bと、シーリング部材13との密着性をさらに高めることができる。
殊に、上記突片部17cが局所的にシーリング部材13を押圧することにより、上記突片部17cは、シーリング部材13にめり込まれた状態となる。
よって、突出部17、及び、側壁部14bと、シーリング部材13との間の密着性をより一層密着性が高めることができるとともに、シーリング部材13の幅方向の各端部が突出部17から不用意に抜けてしまうことを阻止することができる。
なお、図6は、要部を拡大して示したかしめ工程の説明図である。
上述した各工程を経ることにより、本実施形態における車輪リム11を製造することができる。このような本実施形態における車輪リム11の外周側には、公知の手法によってチューブレスタイヤBを装着することができる。
また、図示しないが、チューブレスタイヤBを車輪リム11に容易に装着する工程を簡単に説明しておく。
まず、車輪リム11外周側からみて溝部14側へ凹状に撓んだシーリング部材13に、チューブレスタイヤBの幅方向の一方の端部を当接させる。
これに対して、チューブレスタイヤBの幅方向の他方の端部を車輪リム11の幅方向の一方のフランジ部16側端部へ当接させる。
そして、シーリング部材13に当接させておいたチューブレスタイヤBの幅方向の上記一方の端部を、車輪リム11の幅方向の他方のフランジ部16側端部へ移動させた後、当接させる。
上述した工程を経て車輪リム11にチューブレスタイヤBを装着することができる。
殊に、突出部17は、上述したように凸状部18よりも上方(チューブレスタイヤB側)へ突き出さないよう側壁部14b側へ取り付けた取り付け形態である。
このため、シーリング部材13を突出部17,17間に取り付けたとき、底部14a側へ撓み変形させ易く、また、チューブレスタイヤBを装着する際に突出部17,17やシーリング部材13が邪魔になることや、側壁部14bから外れてしまうこともない。
従って、チューブレスタイヤBを車輪リム11に容易に装着することができる。
チューブレスタイヤBを車輪リム11に容易に装着することにより、シーリング部材13は、空気圧によりさらに溝部14の底部14a、及び、側壁部14bにぴたりと合うように溝部14の凹状形状に沿って溝部14側へ凸状に撓み変形する(図1、及び、図2参照)。
すなわち、シーリング部材13は、その下面の略全体、殊に、幅方向の中間部を底部14a、或いは、スポークニップルEなどに密着支持された取付け状態となる。
このため、タイヤ内部の空気圧によって、シーリング部材13が溝部14側へ、すなわち、突出部17から外れる方向へ押されても、シーリング部材13は、上述したように溝部14などによって支持されることになる。よって、シーリング部材13は、両突出部17,17間から外れることがなく、車輪リム21との密着性を確保することができる。
ところで、スポークホイールは、キャストホイールと比較してクラシックな雰囲気を重視でき、優れた操縦安定性を得ることができなどのメリットを有するため、ビンテージの有する単車をはじめ、アメリカンタイプやオフロードモデルに多用されている。
一方、チューブレスタイヤは、急激に空気が抜けてしまわないというメリットを有するため、現在、タイヤの中でも主流として用いられつつある。
従って、本実施形態における車輪リム11を具備してスポークホイールAを構成すれば、気密性を確保した状態で、チューブレスタイヤBを装着することができるため、スポークホイールAとチューブレスタイヤBの有する上述した双方のメリットを享受することができる。
さらにまた、上述した製造方法により、既存の車輪リムを加工して、本実施形態の車輪リム11を構成することができる。
このため、スポークホイールにチューブ付きタイヤしか装着することができなかった、いわゆるクラシックバイク、ビンテージバイクであっても、そのスポークホイールAにチューブレスタイヤBを装着することできる。
また、シーリング部材13は、車輪リム本体12に対して例えば、溶接によって取り付けていないため、車輪リム本体12に対する着脱が容易である。
従って、本実施形態における車輪リム11は、スポークDを交換する、或いは、スポークDの張力を調節するなどのメンテナンスも可能である。
さらにまた、本実施形態の車輪リム11は、上述したようにシーリング部材13が溝部14と密着した構成であるため、車輪の回転による遠心力が作用しても、スポーク穴15を通じてゴミや錆が外側から車輪リム11の溝部14側へ入り込み難くすることができる。
しかも、両突出部17,17間は、シーリング部材13により完全に遮断されているため、仮に、ゴミや錆が車輪リム11の溝部14側へ入り込んでも、チューブレスタイヤB内の空間にまでゴミなどが入り込むことを阻止することができる。
このように本発明は、上述した実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、本発明の車輪リムは、アメリカンタイプやオフロードモデルの自動二輪に限定せず、マウンテンバイクなどの自転車など、他の走行車に適用することもできる。
本実施形態における車輪リムの要部断面図。 本実施形態における車輪リムの他の要部断面図。 突出部取付工程の説明図。 スポークニップル取付工程の説明図。 シーリング部材取付工程の説明図。 要部を拡大して示したかしめ工程の説明図。
符号の説明
11…車輪リム
12…車輪リム本体
13…シーリング部材
14…溝部
14a…底部
14b…側壁部
15…スポーク穴
17…突出部
17a…突出部の先端側

Claims (2)

  1. 既存のスポークホイールの車輪リムからチューブレスタイヤ装着用の車輪リムを製造する車輪リム製造方法であって、
    リング状の車輪リム本体の幅方向中央に全周に渡って設けられた溝部の両側壁部に、幅方向中央へ向って突出する突出部をそれぞれ取り付ける突出部取付工程と、
    前記溝部の底部の全周に渡って複数設けられたスポーク穴にスポークニップルを取り付けるスポークニップル取付工程と、
    前記両突出部の間全体に位置して少なくとも前記スポーク穴を被覆する可撓性及び密着性を有するシーリング部材を前記溝部の全周に渡ってリング状に取り付けるシーリング部材取付工程と
    前記突出部の先端側を前記シーリング部材へ向けてかしめることで前記シーリング部材の幅方向端部を前記側壁部と前記突出部とにより挟持して該突出部を前記側壁部の表面形状に沿った滑らかな形状にして該突出部の先端の突片部が前記シーリング部材にめり込むかしめ工程とを有する
    車輪リムの製造方法。
  2. リング状の車輪リム本体の幅方向中央に全周に渡って溝部が構成され、該溝部の底部に全周に渡ってスポークニップルを取り付けるスポーク穴が複数設けられた既存のスポークホイールの車輪リムから製造されるチューブレスタイヤ用の車輪リムであって、
    前記溝部の両側壁部に取り付けられて前記車輪リム本体の幅方向中央へ向って突出する突出部と、
    前記溝部の全周に渡ってリング状に取り付けられて前記底部側へ凸状に湾曲し前記両突出部の間全体に位置して少なくとも前記スポーク穴を被覆する可撓性及び密着性を有するシーリング部材とを有し、
    前記突出部は、該突出部の先端側が前記シーリング部材へ向けてかしめられて前記シーリング部材の幅方向端部を前記側壁部と該突出部とにより挟持して該突出部を前記側壁部の表面形状に沿った滑らかな形状にかしめられて該突出部の先端の突片部が前記シーリング部材にめり込んでいる
    車輪リム。
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