JP4316900B2 - 製版装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、製版されたマスタを巻装して印刷を行う孔版印刷装置に関し、詳しくはマスタを製版する製版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、簡便な印刷方法としてデジタル式感熱孔版印刷が知られている。これは、熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを貼り合わせた構造のマスタに複数の発熱素子が1列に並んだサーマルヘッドを接触させ、各発熱素子に対してパルス的に通電を行いながらマスタをプラテンローラ等の搬送手段で搬送することにより、マスタの熱可塑性樹脂フィルムに画像情報に基づいた穿孔画像を熱溶融穿孔製版した後、この穿孔製版されたマスタを多孔性円筒状の版胴に巻装させ、プレスローラ等の押圧手段によって用紙を版胴の外周面に押圧させることで、版胴開孔部及びマスタ穿孔部から滲出したインキを用紙に転移させて画像を得るものである。
【0003】
この孔版印刷で用いられるマスタとしてはシート状のものが一般的であり、印刷装置内部にロール状態で貯容されている。このロール状態のマスタは、製版時に上述したように搬送手段で引き出されつつ製版され、1版分毎に切断手段で切断された後に版胴外周面上に巻装される。この切断手段としては、可動上刃と固定下刃とを有していて可動上刃が固定下刃に対して上下方向に往復動するものが一般的である。
【0004】
しかし、この切断手段では、マスタの幅よりもさらに大きい幅の、高精度の可動上刃と固定下刃とを必要とするためコストアップしてしまうと共に、可動上刃と固定下刃との間の空間が非常に狭いためにマスタのジャム処理時における操作性が著しく低下してしまうという問題点があった。
【0005】
そこで、上述の問題点を解消するため、初期位置から前記マスタの幅方向に往復動して前記マスタを切断する回転刃を有する切断手段が、例えば「特許文献1」に記載されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−6510号公報 (第5−6頁、図3−5)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した技術では、高精度の切断刃を必要とせず、構成が簡易でありコストダウンを図ることができる。また、回転刃がマスタをくわえ込みながら切断するため、その切断が確実かつ綺麗に行われる。
【0008】
しかし、上述の技術において、希にではあるが切断手段によってマスタが切断できないことがある。この状態としては、回転刃に挟まれたマスタが切断されずにその幅方向に押しつぶされる場合や、切断されるマスタの側端部が上向きに湾曲していて切断手段がマスタの下をくぐってしまった場合等が挙げられる。このような切断不良が発生すると、孔版印刷装置は切断が完了したと判断して巻装動作を行うため、版胴の回転によってマスタが途中で引きちぎられてしまう。孔版印刷装置では、版胴に巻装されるマスタの長さは版胴の開孔部を覆う一定の長さに決められており、マスタが途中で引きちぎられるとマスタの長さがこの一定の長さと一致しなくなり製版不良が発生してしまうという問題点がある。
【0009】
本発明は上記問題点を解決し、切断不良を検知して製版不良の発生を防止することが可能な製版装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、マスタロールから繰り出されたマスタを搬送するプラテンローラと、前記マスタを穿孔製版するサーマルヘッドと、初期位置から前記マスタの幅方向に往復動して前記マスタを切断する回転刃を有する切断手段とを具備する製版装置において、前記初期位置近傍であって前記切断手段の移動経路近傍に、マスタの有無を検知するマスタ有無検知手段を有することを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の製版装置に類似した参考技術を以下にあげる。
参考技術は、マスタロールから繰り出されたマスタを搬送するプラテンローラと、前記マスタを穿孔製版するサーマルヘッドと、前記マスタを切断する切断手段とを有する製版装置において、前記切断手段のマスタ搬送方向下流側に、搬送される前記マスタの長さを検知するマスタ長さ検知手段を有することを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の製版装置において、さらに前記切断手段は、周縁の一部が互いに重なり合い互いに逆方向に回転自在な一対の回転刃を有するカッタ部材と、前記カッタ部材を初期位置から前記マスタの幅方向に往復動させつつ前記回転刃対をそれぞれ回転駆動させる回転移動手段とを有することを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の製版装置を具備する孔版印刷装置であることを特徴とする。
【0014】
【実施例】
図1は、本発明の第1の実施例を採用した孔版印刷装置の製版装置を示している。同図において製版装置1は、プラテンローラ2、サーマルヘッド3、切断手段4、マスタ有無検知手段としてのマスタ有無検知センサ5、マスタ搬送手段としてのマスタ搬送ローラ対6、マスタガイド板7等を有している。
【0015】
プラテンローラ2は製版装置1の図示しない側板に回転自在に支持されており、図示しないマスタ貯容手段に回転自在かつ着脱自在に支持されたマスタロール8aからマスタ8を引き出して搬送する。プラテンローラ2は製版装置1に配設されたステッピングモータ9によって回転駆動され、マスタロール8aからマスタ8を送り出す方向である、図1に矢印で示す方向に回転駆動される。
【0016】
サーマルヘッド3は上面に図示しない複数の発熱素子を有しており、図示しないサーマルヘッドドライバからの指令に基づいて各発熱素子が選択的に発熱することにより、熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを貼り合わせてなるマスタ8の熱可塑性樹脂フィルムを加熱溶融穿孔製版する。サーマルヘッド3は製版装置1に設けられた図示しない昇降手段に昇降自在に支持されており、図1に実線で示すプラテンローラ2に所定の圧接力で圧接する製版位置と、図1に二点鎖線で示すプラテンローラ2より離隔する退避位置とを選択的に占める。
【0017】
切断手段4は、特開2000−6510号公報に開示されたものとほぼ同様であって、周縁の一部が互いに重なり合い互いに逆方向に回転自在な一対の回転刃4a,4bと、各回転刃4a,4bをそれぞれ回転自在に支持するカッタ部材4cと、カッタ部材4cをマスタ8の幅方向に往復動させつつ各回転刃4a,4bをそれぞれ回転駆動させる回転移動手段4dとを有している。カッタ部材4cの近傍には、マスタ8の搬送経路のマスタ幅方向外側である初期位置としてのホームポジションにカッタ部材4cが位置したときにこれを検知するホームポジションセンサ4eが切断手段4と一体的に設けられている。なお、回転移動手段4dには正逆回転可能な駆動手段が設けられており、通常のカッタ部材4cの往復動は、この駆動手段を一方向にのみ回転駆動させることにより行われる。
【0018】
反射型センサからなるマスタ有無検知センサ5は、図2にも示すようにマスタ8の搬送経路の上方かつカッタ部材4cの移動経路上方であってカッタ部材4cの初期位置近傍に位置するように、製版装置1の図示しない側板に取り付けられている。マスタ有無検知センサ5は反射率の違いからマスタ8の有無を検知し、マスタ8を検知している間は図示しない制御手段に向けて信号を出力し続ける。この例では、マスタ有無検知センサ5が図2に一点鎖線で示すマスタ8の切断位置Aよりも白抜き矢印で示すマスタ搬送方向の下流側上方に位置しているが、マスタ有無検知センサ5の位置はこれに限られず、切断位置Aよりも搬送方向上流側上方あるいは切断位置Aの直上方に位置していてもよい。
【0019】
切断手段4のマスタ搬送方向下流側には、マスタ搬送ローラ対6及びマスタガイド板7が配設されている。マスタ搬送ローラ対6は、共に製版装置1の図示しない側板に回転自在に支持された駆動ローラ6aと従動ローラ6bとを有しており、駆動ローラ6aは図示しない駆動手段によって図1の矢印方向に回転駆動され、従動ローラ6bは図示しない付勢手段によってその周面を所定の圧接力で駆動ローラ6aの周面に圧接されている。マスタ搬送ローラ対6によるマスタ8の搬送速度は、プラテンローラ2の搬送速度よりも若干速くなるように駆動ローラ6aの回転周速度が設定されている。マスタ8を後述する版胴10へと案内するマスタガイド板7は、製版装置1の図示しない側板に固着されている。
【0020】
マスタロール8aとプラテンローラ2及びサーマルヘッド3との間、プラテンローラ2及びサーマルヘッド3と切断手段4との間、及び切断手段4とマスタ搬送ローラ対6との間に位置するマスタ搬送経路には、マスタ8の搬送を補助するための図示しないガイド板がそれぞれ配設されている。
【0021】
マスタガイド板7の左方には、孔版印刷装置11を構成する版胴10が配設されている。図示しない版胴駆動手段によって回転駆動される版胴10は、複数の開孔10bを有する多孔性支持板10aを有しており、内部には図示しないインキ供給手段を有している。版胴10の、開孔10bが形成された開孔部を除く非開孔部には、その外周面上に製版されたマスタ8の先端を係止するための図示しないクランパが設けられている。また、版胴10の下方には図示しないプレスローラが、製版装置1の下方には図示しない給紙装置がそれぞれ配設されており、製版装置1によって製版されたマスタ8が版胴10の外周面上に巻装された後、給紙装置より用紙が版胴10とプレスローラとの間に向けて給送され、プレスローラにより用紙が版胴10に押圧されることにより、版胴10の内部から供給されたインキが開孔10b及びマスタ8の穿孔部を介して用紙に転移されることで印刷が行われる。
【0022】
上述の構成に基づき、以下にこの製版装置1の動作を説明する。
オペレータにより図示しない操作パネル上の製版スタートキーが押下されると、図示しない昇降手段が作動してサーマルヘッド3が退避位置から製版位置に移動された後に製版動作が行われる。制御手段からの動作指令によりステッピングモータ9が作動してプラテンローラ2が回転駆動され、マスタロール8aよりマスタ8が引き出される。引き出されたマスタ8は、サーマルヘッド3の発熱素子によりその熱可塑性樹脂フィルム面を穿孔製版され、切断手段4を通過してマスタ搬送ローラ対6へと送られる。製版されたマスタ8は、プラテンローラ2よりも速いマスタ搬送速度を有するマスタ搬送ローラ対6によって、プラテンローラ2との間で所定の張力を付与されつつ搬送される。マスタ搬送ローラ対6によって搬送されたマスタ8は、マスタガイド板7によって版胴10の外周面上に設けられた図示しないクランパに向けてその先端を案内される。
【0023】
マスタ搬送ローラ対6によって搬送されマスタガイド板7によって案内されたマスタ8の先端が図示しないクランパによって係止される所定の位置まで達したことをステッピングモータ9のステップ数より図示しない制御手段が判断すると、図示しないクランパが閉じられると共に版胴10が回転を開始し、製版されたマスタ8の版胴10への巻装動作が行われる。そして、ステッピングモータ9のステップ数より、1版分のマスタ8が製版搬送されたと図示しない制御手段が判断すると、プラテンローラ2及びマスタ搬送ローラ対6の作動が停止された後に切断手段4が作動してマスタ8が切断される。切断されたマスタ8は版胴10の回転によって製版装置1より引き出され、巻装動作が完了する。
【0024】
上述した切断手段4によるマスタ8の切断時において、カッタ部材4cが正常に往動してマスタ8が切断された場合には、図3に示す状態となる。このときマスタ8は、図3に二点鎖線で示すように切断位置Aで直線上に切断される。この切断時において、マスタ有無検知センサ5の下方にはまだ切断されたマスタ8の端部が存在しているので、マスタ有無検知センサ5からの信号が図示しない制御手段に向けて送られている。
【0025】
しかし、マスタ8の側縁部が上下方向に湾曲している場合や各回転刃4a,4b間に異物が挟まっている場合等、何らかの理由によって各回転刃4a,4bによる切断が良好に行われないままカッタ部材4cが移動する場合がある。この場合には、マスタ8はその側縁部を切断されない状態でカッタ部材4cの移動方向に押し込まれ、図4に示すような状態となる。このような状態となると、マスタ有無検知センサ5の下方に位置するマスタ8がカッタ部材4cによって押し込まれることで移動し、マスタ有無検知センサ5によってマスタ8を検知できなくなる。図示しない制御手段は、マスタ有無検知センサ5からの信号が途切れることにより切断不良があったと判断し、図示しない操作パネル上にこの旨をアラームとして表示する。
【0026】
さらに図示しない制御手段は、回転移動手段4dの駆動手段を逆転させてカッタ部材4cを初期位置に戻した後、版胴10を僅かな角度だけ回転させてマスタ8に張力を付与した後、再びカッタ部材4cを移動させてマスタ8の切断動作を行わせる。これによりマスタ8が切断され、以下の動作を連続的に行うことができる。なお、この動作によっても同様の不具合が発生した場合、図示しない制御手段は上述と同様の動作をさらに継続的に行わせる。この動作が複数回(例えば3,4回)行われてもマスタ8の切断が完了しない場合には、図示しない制御手段は図示しない操作パネル上にオペレータによりマスタを切断除去する旨の表示を行い、装置を非常停止させる。
【0027】
上述の構成とすることにより、マスタ8の切断不良が発生した際にこれを検知して表示するのでオペレータに切断不良の発生を知らせることができ、製版不良の発生を防止することができる。また、切断不良が発生した際に再度の切断動作を行わせることにより、製版動作を継続的に行うことができ作業の効率を向上することができる。
【0028】
しかし、上述の構成では、切断手段4によるマスタ8の切断時において、マスタ8の側縁部が上方に向けて大きく湾曲している場合や上方に大きく浮いている場合等に、カッタ部材4cがマスタ8の下を通過してマスタ8を切断していないことを検知することができない。この場合には、マスタ8が切断されているものとして巻装動作が行われるため、版胴10の回転によってマスタ8が製版装置1から引き出される際に何れかの箇所で引きちぎられてしまい、製版不良となる。このような不具合の発生を防止する構成を第2の実施例として以下に説明する。
【0029】
図5は、参考技術の実施例を示している。この実施例(便宜上、以下「第2の実施例」という。)は、第1の実施例と比較すると、マスタ有無検知センサ5に代えてマスタ長さ検知手段としてのマスタ長さ検知センサ12を有する点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。
【0030】
反射型センサからなるマスタ長さ検知センサ12は、マスタ8の搬送経路上方であって切断手段4とマスタ搬送ローラ対6との間に位置するように、製版装置1の図示しない側板に取り付けられている。マスタ長さ検知センサ12は、マスタ有無検知センサ5と同様に反射率の違いからマスタ8の有無を検知し、マスタ8を検知している間は図示しない制御手段に向けて信号を出力し続ける。図示しない制御手段は、マスタ8の製版搬送速度が一定であることから、マスタ長さ検知センサ12からの信号に基づいて搬送されているマスタ8の長さを算出する。
【0031】
上述の構成によれば、製版されたマスタ8の先端が切断手段4を通過してマスタ長さ検知センサ12の下方を通過した時点からマスタ8の長さが計測され、この計測が、切断手段4によって切断されたマスタ8の後端がマスタ長さ検知センサ12の下方を通過し終わるまで継続される。図示しない制御手段は、計測したマスタ8の長さと予め設定されているマスタ8の製版長さとを比較し、これらが一致しないときに図示しない操作パネルにアラームを表示して製版不良である旨をオペレータに知らせる。実際に計測したマスタ8の長さと予め入力されているマスタ8の製版長さとが一致しない場合とは、マスタ8が搬送途中で引きちぎられた場合あるいは切断手段4によって切断されない場合が考えられる。これにより、例えカッタ部材4cがマスタ8の下を通過して切断不良が発生した場合であっても、これを検知してオペレータに知らせることで製版不良の発生を防止することができる。
【0032】
図6は、第2の実施例の変形例を示している。この変形例は、第2の実施例と比較すると、マスタ長さ検知センサ12をマスタ搬送ローラ対6よりもマスタ搬送方向下流側に配置した点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。
【0033】
この構成とすることにより、第2の実施例では検知できなかったマスタ搬送ローラ対6でのマスタ8の引きちぎれを検知することができ、製版不良の発生をより一層防止することができる。また、プラテンローラ2が回転を開始してからマスタ長さ検知センサ12がマスタ8の先端を検知するまでの時間を計測することにより、駆動ローラ6aへのマスタ8の巻き付きを含むマスタ搬送ジャムの発生を検知することが可能となる。なお、第1の実施例と第2の実施例とを併用した構成としてもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、マスタの切断不良が発生した際にマスタ有無検知手段がこれを検知するのでオペレータに切断不良の発生を知らせることができ、製版不良の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を採用した製版装置の概略正面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に用いられる切断手段及びマスタ有無検知手段を説明するための概略平面図である。
【図3】本発明の第1の実施例における切断状態のマスタを説明するための概略平面図である。
【図4】本発明の第1の実施例における非切断状態のマスタ及びマスタの切断不良を検知するマスタ有無検知手段を説明するための概略平面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を採用した製版装置の概略正面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の変形例を採用した製版装置の概略正面図である。
【符号の説明】
1 製版装置
2 プラテンローラ
3 サーマルヘッド
4 切断手段
4a,4b 回転刃
4c カッタ部材
4d 回転移動手段
5 マスタ有無検知手段(マスタ有無検知センサ)
8 マスタ
8a マスタロール
11 孔版印刷装置
12 マスタ長さ検知手段(マスタ長さ検知センサ)
Claims (3)
- マスタロールから繰り出されたマスタを搬送するプラテンローラと、前記マスタを穿孔製版するサーマルヘッドと、初期位置から前記マスタの幅方向に往復動して前記マスタを切断する回転刃を有する切断手段とを具備する製版装置において、
前記初期位置近傍であって前記切断手段の移動経路近傍に、マスタの有無を検知するマスタ有無検知手段を有することを特徴とする製版装置。 - 請求項1記載の製版装置において、
前記切断手段は、周縁の一部が互いに重なり合い互いに逆方向に回転自在な一対の回転刃を有するカッタ部材と、前記カッタ部材を初期位置から前記マスタの幅方向に往復動させつつ前記回転刃対をそれぞれ回転駆動させる回転移動手段とを有することを特徴とする製版装置。 - 請求項1または2記載の製版装置を具備することを特徴とする孔版印刷装置。
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- 2003-02-26 JP JP2003049602A patent/JP4316900B2/ja not_active Expired - Fee Related
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