JP4315678B2 - 置換された3,4−ジヒドロ−ピリド[1,2−a]ピリミジン類 - Google Patents

置換された3,4−ジヒドロ−ピリド[1,2−a]ピリミジン類 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、置換された3,4−ジヒドロ−ピリド[1,2−a]ピリミジン類、その製造方法、これを有するサブスタンスライブラリー、この化合物を含有する医薬、この化合物を痛み、尿失禁、かゆみ刺激、耳鳴及び(又は)下痢の治療用医薬の製造に使用する方法並びにこの化合物を含有する薬学的調合物に関する。
【0002】
慢性及び非慢性痛状態の治療は医療において重要な意味を有する。したがって慢性及び非慢性痛状態の患者に合い、かつ目的にかなった治療への十分に有効な治療が世界的に要求されている。但しこの場合これは患者に対して効果があり、そして満足のいく痛み治療を意味する。
【0003】
モルフインのような古典的オピオイドは強い痛みないし著しく強い痛みの治療に十分に有効である。しかしこれらはその使用は所望されない副作用、たとえば呼吸抑制、嘔吐、鎮静、便秘及び耐薬性の発生によって制限される。更にこれは特に腫瘍患者が煩う神経障害性又は付随する痛みにあまり有効でない。
【0004】
したがって本発明の課題は、鎮痛に有効な化合物(これは痛みの治療、特に慢性及び神経障害性痛にも適する)を提供することにある。更にこの化合物は、通常μ−レセプター親和性を有するオピオイド、たとえばモルフィンの使用で生じる副作用、たとえば悪心、嘔吐、依存、呼吸抑制又は便秘を可能な限り引き起こしてはならない。
で表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩である。
【0005】
したがってこの課題は鎮痛に有効である一般式Iで表わされる化合物によって解決される。したがって本発明の化合物は一般式I
【0006】
【化33】
Figure 0004315678
【0007】
{式中、
1 及びR2 は相互に無関係にH、OR10、SH、SR10、C1-12−アルキル
(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている)、
3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、
アリール(この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、
(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)
又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)を示し、
この場合R1 及びR2 のうちの一方はHであり、R1 及びR2 のうちの他方はHを示さない、但しR1 及びR2 のうちの一方がアリールを意味する場合、
1 及びR2 のうちの他方がH又はC1-12−アルキルを意味する;
3 及びR4 は相互に無関係にH、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている)、
3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、
アリール(この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、
(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)又は
(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)を示し、
この場合R3 及びR4 のうちの少なくとも一方はHであるか又は基R1 及びR2 のうちの一方は基R3 及びR4 の一方と一緒になってWを形成し、この場合Wはα’−(CH2 n −β’(n=3,4,5,6、7,8、9又は10)、
α’−CH=CH−CH2 −β’、α’−CH=CH−CH2 −CH2 −β’、α’−CH2 −CH=CH−CH2 −β’、α’−CH2 −CH2 −CH=CH−CH2 −CH2 −β’、α’−O−(CH2 n −β’(n=2、3,4,5又は6)、
【0008】
【化34】
Figure 0004315678
【0009】
(X=CH2 、O又はS)
【0010】
【化35】
Figure 0004315678
【0011】
を示し、α’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のα−炭素原子と結合し、β’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のβ−炭素原子と結合し、基R1 及びR2 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、基R3 及びR4 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、
5 はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C(=O)R11、CO2 H又はCO2 12を示し、
6 、R7 、R8 及びR9 は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、CN、NH2 、NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、NHR13、NO2 、OH、SH、O−C1-18−アルキル又はS(O)p −C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてpは0、1又は2である)、O−アリール又はS(O)q −アリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている、そしてqは0、1又は2である)、O−(C1-6 −アルキル)−アリール又はS(O)r −(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている、そしてrは0、1又は2である)、CO2 H、C(=O)R14、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、CF3 、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、ヘテロシクリル(この際ヘテロシクリルは3−、4−、5−、6−又は7−員であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、アリール(この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)又はヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)あるいは
6 及びR7 は一緒になってQを形成し、この際Qはγ’−CR15=CR16−CR17=CR18−δ’を示し、γ’で表わされるQの末端は一般式Iで表 わされる化合物のγ−炭素原子と結合し、δ’で表わされるQの末端は一般 式Iで表わされる化合物のδ−炭素原子と結合し、R8 及びR9 は上記定義 した通りであり、又は
6 及びR9 は一緒になってTを形成し、この際Tはγ’−CR19=CR20−CR21=CR22−ε’又はγ’−N=CR20−CR21=N−ε’を示し、γ’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のγ−炭素原子と結合し、ε’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R7 及びR8 は上記定義した通りであり、
8 及びR9 は一緒になってUを形成し、この際Uはη’−CR19=CR20−CR21=CR22−ε’を示し、η’で表わされるUの末端は一般式Iで表わされる化合物のη−炭素原子と結合し、ε’で表わされるUの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R6 及びR7 は上記定義した通りであり、
10はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、
11はNH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、
12はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、又は(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、
13はC(=O)CH3 、C(=O)フェニル又はC(=O)O−t−ブチル(t−BOC)又は他の通常のアミノ保護基を示し、
14はH、NH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、OC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、OC3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、Oアリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、又はO−(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)を示し、
15、R16、R17及びR18は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH、CN、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、CO2 Hを示し、R19,R20,R21及びR22は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH、CN,C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、CO2 Hを示す。}
で表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩である。
【0012】
一般式Iで表わされる次の化合物は従来の技術水準ですでに周知であるが、医薬としてこれを使用する方法又は痛み、尿失禁、かゆみ刺激、耳鳴及び(又は)下痢の治療用医薬の製造にこれを使用する方法は開示されていない。これは6−クロロ−2−(4−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、2−(4−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、2−(2−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、2−(4−ニトロ−フェニル)−4−(4−トリル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン及び2−(4−クロロ−フェニル)−4−(4−トリル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン(これらはM.A. Abdel-Rahman, Revue Roumaine de Chimie 40、535-540 (1995)に開示されている);4−エトキシ−2−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン及び4−エトキシ−2−(2−ヒドロキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン(これらはL.S. Povarov, Chem. Heterocycl. Comp. 15, 1369 (1979) (C.A. 92 (1980), 110889)に開示されている);4−エトキシ−2−プロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、4−プロピル−2,3,3a,4,5,10a−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]フロ[3,2−e]ピリミジン及び4−プロピル−2,4,4a,5,6,11a−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラノ[3,2−e]ピリミジン(これらはA.R.Katritzky, G. Qin, B. Yang, Synthesis 1998, 704-706 に開示されている)である。
【0013】
“C1-6 −アルキル”、“C1-8 −アルキル”及び“C1-12−アルキル”なる表現は本発明の範囲において、炭素原子1〜6又は1〜8又は1〜12を有する非環式飽和又は不飽和の炭化水素残基(これは分枝状又は直鎖状の並びに置換されていないか又は1回以上置換されていてよい。)、すなわちC1-6 −アルカニル、C2-6 −アルケニル及びはC2-6 −アルキニル又はC1-8 −アルカニル、C2-8 −アルケニル及びC2-8 −アルキニル又はC1-12−アルカニル、C2-12−アルケニル及びC2-12−アルキニルを包含する。その際アルケニルは少なくとも1個のC−C−二重結合を、そしてアルキニルは少なくとも1個のC−C−三重結合を有する。アルキルはメチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソ−ペンチル、ネオ−ペンチル、n−ヘキシル、2−ヘキシル、n−オクチル、n−デシル、n−ドデシル;エテニル(ビニル)、エチニル、プロペニル(−CH2 CH=CH2 、−CH=CH−CH3 、−C(=CH2 )−CH3 )、プロピオニル(−CH−C≡CH),ブテニル、ブチニル、ペンテニル、ペンチニル、ヘキセニル、ヘキシニル、オクテニル及びオクチニルを包含する群から選ばれるのが好ましい。
【0014】
“C3-8 −シクロアルキル”なる表現は本発明の目的に関して炭素原子3〜8を有する環状炭化水素残基(これは飽和又は不飽和の分枝状又は直鎖状の並びに置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されていてよい。)を意味する。C3-8 −シクロアルキルはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプテニル及びシクロオクテニルを有する群から選ばれるのが好ましい。本発明の目的に関して、シクロプロピル、シクロプロピル−2−カルボン酸、シクロプロピル−2−カルボン酸エチルエステル及びシクロヘキシルであるのが特に好ましい。
【0015】
“アリール”なる表現は本発明の範囲において芳香族炭化水素残基、特にフェニル類、ナフチル類及びアントラセニル類を意味する。アリール残基は別の飽和、(一部)不飽和又は芳香族環系と縮合されていてもよい。各アリール残基は置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されていてよく、この場合アリール置換基は同一であるか又は異なっており、そしてアリールのそれぞれの任意の位置にあることができる。アリールはフェニル、1−ナフチル及び2−ナフチルを有する群から選ばれるのが好ましい。アリール残基は本発明の目的に関してm−トルイル、p−ヒドロキシ−フェニル、p−メトキシフェニル、4−ヒドロキシー3−メトキシフェニル、2,4−ジメチルフェニル、4−フルオロフェニル、1−ナフチル及び2−ナフチルであるのが特に好ましい。
【0016】
“ヘテロアリール”なる表現は、5−、6−又は7−員の環状芳香族残基を意味し、これは少なくとも1個、場合により2,3,4、又は5個のヘテロ原子を含有する。この場合ヘテロ原子は同一であるか又は異なっており、ヘテロ環は置換されていないか又は1回以上置換されていてよい。ヘテロ環の置換基の場合、ヘテロアリール置換基は同一であるか又は異なっており、そしてヘテロアリールのそれぞれの任意の位置にあることができる。ヘテロ環は二環状又は多環状系の一部でもあることができる。好ましいヘテロ原子は窒素、酸素及びイオウである。ヘテロアリール残基はピロリル、インドリル、フリル(フラニル)、ベンゾフラニル、チエニル(チオフェニル)、ベンゾチエニル、ピラゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラニル、インドリル、インダゾリル、プリニル、ピリミジニル、インドリジニル、キノリニル、、イソキノリニル、キナゾリニル、カルバゾリル、フェナジニル、フェノチアジニルを有する群から選ばれるのが好ましい。この場合一般式Iで表わされる化合物への結合をヘテロアリール残基のそれぞれ任意の及び可能な環成員を介して行うことができる。とくに好ましいヘテロアリール−残基は本発明の目的に関してピリジン−2−イル、フラン−2−イル、5−メチル−フラン−2−イル及び5−ニトロ−フラン−2−イルである。
【0017】
“(C1-6 −アルキル)−アリール”又は“(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール”なる表現は本発明の目的に関してC1-6 −アルキル、アリール及びヘテロアリールは上述の意味を有し、C1-6 −アルキルを介して一般式I(又はII、IIIもしくはIV)で表わされる化合物に結合することをを示す。
【0018】
“ヘテロシクリル”なる表現は3−、4−、5−、6−又は7−員の環状有機残基を意味し、これは少なくとも1個、場合により2,3,4、又は5個のヘテロ原子を含有する。この場合ヘテロ原子は同一であるか又は異なっており、環状残基は飽和又は不飽和、しかし芳香族ではなく、そして置換されていないか又は1回以上置換されていてよい。ヘテロ環は二環状又は多環状系の一部でもあることができる。好ましいヘテロ原子は窒素、酸素及びイオウである。ヘテロ環状残基はテトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル及びモルホリニルを有する群から選ばれるのが好ましい。この場合一般式I(又はII、IIIもしくはIV)で表わされる化合物への結合をヘテロ環状残基のそれぞれ任意の環成員を介して行うことができる。
【0019】
“アルキル”、“アルカニル”、“アルケニル”及び“アルキニル”の関係で“置換された”という概念は、本発明の範囲において水素原子基がF、Cl、Br、I、CN、NH2 、NH−アルキル、NH−アリール、NH−ヘテロアリール、NH−アルキル−アリール、NH−アルキル−ヘテロアリール、NH−ヘテロシクリル、NH−アルキル−OH,N(アルキル)2 、N(アルキル−アリール)2 、N(アルキル−ヘテロアリール)2 、N(ヘテロシクリル)2 、N(アルキル−OH)2 ,NO,NO2 ,SH,S−アルキル、S−アリール、S−ヘテロアリール、S−アルキル−アリール、S−アルキル−ヘテロアリール、S−ヘテロシクリル、S−アルキル−OH,S−アルキル−SH,OH,O−アルキル、O−アリール、O−ヘテロアリール、O−アルキル−アリール、O−アルキル−ヘテロアリール、O−ヘテロシクリル、O−アルキル−OH、CHO、C(=O)C1-6 −アルキル、C(=S)C1-6 −アルキル、C(=O)アリール、C(=S)アリール、C(=O)C1-6 −アルキル−アリール、C(=S)C1-6 −アルキル−アリール、C(=O)ヘテロアリール、C(=S)ヘテロアリール、C(=O)ヘテロシクリル、C(=S)ヘテロシクリル、CO2 H、CO2 −アルキル、C(=O)NH2 、C(=O)NH−アルキル、C(=O)NH−アリール、C(=O)NH−ヘテロシクリル、C(=O)N(アルキル)2 、C(=O)N(アルキル−アリール)2 、C(=O)N(アルキル−ヘテロアリール)2 、C(=O)N(ヘテロシクリル)2 、SO−アルキル、SO2 −アルキル、SO2 NH2 、SO3 H、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール又はヘテロシクリルによって置換されていることを意味する。この際“数回置換された基”とは、異なる及び同一の原子に数回、たとえば2回又は3回置換された基を意味し、たとえば3回、たとえばCF3 又は−CH2 CF3 の場合のように同一のC−原子に又は−CH(OH)−CH=CH−CHCl2 の場合のように異なる位置で置換が行なわれることを意味する。数回の置換は同一の置換基又は異なる置換基によって行うことができる。本発明の目的に関して特に好ましくはメチル、エチル、CH2 −CH2 −OH又はCF3 を意味する。
【0020】
“アリール”、“アルキル−アリール”、“ヘテロアリール”、“アルキル−ヘテロアリール”、“ヘテロシクリル”並びに“シクロアルキル”に関して本発明の範囲において“1回以上置換された”とは、環系の水素原子1個以上がF、Cl、Br、I、CN、NH2 、NH−アルキル、NH−アリール、NH−ヘテロアリール、NH−アルキル−アリール、NH−アルキル−ヘテロアリール、NH−ヘテロシクリル、NH−アルキル−OH,N(アルキル)2 、N(アルキル−アリール)2 、N(アルキル−ヘテロアリール)2 、N(ヘテロシクリル)2 、N(アルキル−OH)2 ,NO,NO2 ,SH,S−アルキル、S−シクロアルキル、S−アリール、S−ヘテロアリール、S−アルキル−アリール、S−アルキル−ヘテロアリール、S−ヘテロシクリル、S−アルキル−OH,S−アルキル−SH,OH,O−アルキル、O−シクロアルキル、O−アリール、O−ヘテロアリール、O−アルキル−アリール、O−アルキル−ヘテロアリール、O−ヘテロシクリル、O−アルキル−OH、CHO、C(=O)C1-6 −アルキル、C(=S)C1-6 −アルキル、C(=O)アリール、C(=S)アリール、C(=O)C1-6 −アルキル−アリール、C(=S)C1-6 −アルキル−アリール、C(=O)ヘテロアリール、C(=S)ヘテロアリール、C(=O)ヘテロシクリル、C(=S)ヘテロシクリル、CO2 H、CO2 −アルキル、C(=O)NH2 、C(=O)NH−アルキル、C(=O)NH−アリール、C(=O)NH−ヘテロシクリル、C(=O)N(アルキル)2 、C(=O)N(アルキル−アリール)2 、C(=O)N(アルキル−ヘテロアリール)2 、C(=O)N(ヘテロシクリル)2 、S(O)−アルキル、S(O)−アリール、SO2 −アルキル、SO2 −アリール、SO2 NH2 、SO3 H、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールCF3 、=O、=S、C1-6 −アルカニル、C2-6 −アルケニル、C2-6 −アルキニル、−C1-6 −アルキル−C(O)O−C1-6 −アルキル,フェニル、ベンジル、ナフチル及び(又は)へテロシクリル;1個又は場合により種々の原子(この場合置換基は場合によりそれ自体置換されていてよい)によって1回以上、たとえば2−、3−又は4−回置換されていることを示す。この場合数回の置換は同一の置換基で又は異なる置換基で行われる。その際“アリール”に対して特に好ましい置換基はOH、F,CH3 及びO−CH3 である。ヘテロアリール”に対して特に好ましい置換基はCH3 及びNO2 である。“シクロアルキル”に対して特に好ましい置換基はCO2 H及びCO2 エチルである。
【0021】
本発明の範囲において薬学的に許容し得る塩は、医療に適用する場合生理学的に───特に哺乳類及び(又は)ヒトに使用する場合─────許容し得る一般式Iで表わされる本発明の化合物の塩である。このような薬学的に許容し得る塩をたとえば無機酸又は有機酸と共に形成することができる。
【0022】
一般式Iで表わされる本発明の化合物と塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、炭酸、ギ酸、酢酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、マンデル酸、フマル酸、乳酸、クエン酸、グルタミン酸又はアスパラギン酸の塩である。形成された塩は塩酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、ギ酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩、クエン酸塩及びグルタミン酸塩である。同様に本発明の化合物の水和物が特に好ましく、これはたとえば水溶液から結晶化によって得ることができる。
【0023】
すべての本発明の化合物は、少なくとも1個の不斉中心、すなわち式IのR5 で置換された炭素原子を有する。したがって一般式Iで表わされる本発明の化合物はそのラセミ化合物の形で、純粋な対掌体の形で及び(又は)ジアステレオマーの形で又はこの対掌体又はジアステレオマーの混合物の形で、しかもそのままの形で及びこの化合物の薬学的に許容し得る塩として存在することができる。混合物を立体異性体のそれぞれ任意の混合物の形で存在することができる。一般式Iで表わされる化合物は対掌体純粋な化合物として存在する。
【0024】
本発明の好ましい化合物のグループは、一般式Iで表わされる3,4−ジヒドロ−ピリド[1,2−a]ピリミジン類又はその薬学的に許容し得る塩であって、その際基R1 及びR2 のうちの一方がOR10、SR10、C1-6 −アルキル又はアリールを示し、基R3 及びR4 のうちの一方がH又はC1-6 −アルキルを示すか、又は基R1 及びR2 のうちの一方が基R3 及びR4 のうちの一方と一緒になってWを形成し、この場合Wは
【0025】
【化36】
Figure 0004315678
【0026】
を示し、基R1 、R2 、R3 及びR4 のうちの他方の基2つがH又はC1-6 −アルキルを示し、R5 がC3-6 シクロアルキル、ヘテロアリール、C(=O)R11、CO2 H又はCO2 12を示し、R6 がH,F,Cl、Br、CN,NO2 、C(=O)R14、C1-6 −アルキル、CF3 又はアリールを示し、R7 はH,F,Cl、Br、CN、NH2 、OH又はC1-6 −アルキルを示すか、又はR6 及びR7 が一緒になってQを形成し、この際Qがγ’−CR15=CR16−CR17=CR18−δ’を示し、R8 がH,F,Cl、Br、CN,NO2 O−(C 1-6 −アルキル)−アリール、CO 2 H、CONH 2 又は1-6 −アルキルを示し、R9 がH、OH、CF3 又はC1-6 −アルキルを示すか、又はR8 及びR9 は一緒になってUを形成し、その際Uがε’−CH=CH−CH=CH−η’を示し、R10がC1-8 −アルキル又はアリールを示し、R11がアリールを示し、R12がC1-6 −アルキルを示し、R14がOC1-6 −アルキルを示し、R151617及びR17のうちの一方がH又はOHを示し、R151617及びR17のうちの他方がHがを示す。
【0027】
好ましい化合物は一般式I
{式中、基R1 及びR2 のうちの一方がO−(CH2 2 −OH、S−フェニル、CH3 、フェニル、3−メチルフェニル、2,4−ジメチルフェニル、4−フルオロフェニル、4−メトキシフェニル、4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル又は2−ナフチルを示し、基R3 及びR4 のうちの一方がH又はメチルを示すか、又は基R1 及びR2 のうちの一方が基R3 及びR4 のうちの一方と一緒になってWを形成し、この場合Wは
【0028】
【化37】
Figure 0004315678
【0029】
を示し、基R1 、R2 、R3 及びR4 のうちの他方の基2つがHを示し、R5 がシクロピロピル、2−(C(=O)O−エチル)−シクロプロピル、シクロヘキシル、2−ピリジニル、5−メチル−フラン−2−イル、5−ニトロ−フラン−2−イル、C(=O)フェニル、CO2 H又はCO2 エチルを示し、 6 がH、Cl、Br、CN、NO 2 、CO 2 エチル、メチル、CF 3 又はフェニルを示し、R 7 がH,Cl、CN、NH2 、OH、メチル又はn−プロピルを示すか、又はR6 及びR7 が一緒になってQを形成し、この際Qはγ’−CH=CH−CH=CR 18 −δ’を示し、R8 H,Cl、Br、NO 2 、OH、O−CH 2 −フェニル、CO 2 又はメチルを示し、R9 がH又はメチル示すか、又はR8 及びR9 は一緒になってUを形成し、その際Uがε’−CH=CH−CH=CH−η’を示し、そしてR18がH又はOHを示す。}
で表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩である。
【0030】
最も好ましい本発明の化合物はそれぞれ
9−クロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
9−クロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
7,9−ジクロロ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
7,9−ジクロロ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7−ブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−9−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジクロロ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
2−[7,9−ジクロロ−4−(2,4−ジメチル−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
2−[9−クロロ−4−(2,4−ジメチル−フェニル)−7−トリフルオメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
2−[7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
2−[7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
2−[7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
2−[9−クロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−7−トリフルオメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
2−[4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−メチル−7−ニトロ−3,4 −ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
7,9−ジクロロ−4−フェニルスルファニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7−ニトロ−4−フェニルスルファニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジクロロ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3.6−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
9−クロロ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,6−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
9−クロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7−ブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−9−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジクロロ−4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3,6−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジクロロ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
9−クロロ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
9−クロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
[7,9−ジクロロ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3,6−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3,6−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[7,9−ジクロロ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[7,9−ジブロモ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[7,9−ジブロモ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[9−クロロ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
[4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
2−(7,9−ジクロロ−2−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
2−(7,9−ジブロモ−2−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
2−(9−クロロ−2−シクロプロピル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
2−(2−シクロプロピル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
9−クロロ−2−シクロプロピル−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7,9−ジブロモ−2−シクロプロピル−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
9−クロロ−2−シクロプロピル−4−(4−メトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
2−シクロプロピル−4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
2−(7,9−ジクロロ−2−シクロヘキシル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
2−(7,9−ジブロモ−2−シクロヘキシル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
2−(7,9−ジブロモ−2−シクロヘキシル−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
2−(9−クロロ−2−シクロヘキシル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
2−(2−シクロヘキシル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
7,9−ジクロロ−2−シクロヘキシル−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7,9−ジクロロ−2−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7,9−ジブロモ−2−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
9−クロロ−2−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
2−[7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
7,9−ジブロモ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−6−メチル−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
2−[7,9−ジブロモ−4−(2、4−ジメチル−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
2−[9−クロロ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
2−[7,9−ジブロモ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
2−[7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
2−[4−(4−フルオロ−フェニル)−4−メチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
9−ベンジルオキシ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
8−メチル−7−ニトロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7,9−ジクロロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
9−クロロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
8−メチル−9−ニトロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7−ニトロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
9−ニトロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7−ブロモ−9−ニトロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7、9−ジブロモ−6−メチル−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7、9−ジブロモ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−9−カルボン酸、
7−メチル−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
9−ベンジルオキシ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
8−メチル−7−ニトロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
6−クロロ−9−ニトロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7、9−ジクロロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
9−クロロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
8−メチル−9−ニトロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7−ニトロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7−ブロモ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
9−ニトロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7−ブロモ−9−メチル−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−9−オール、
7−クロロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
4−フェニルスルファニル−6−プロピル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7、9−ジブロモ−6−メチル−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
7、9−ジブロモ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
1−フェニルスルファニル−3−ピリジン−2−イル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリミド[1,2−a]キノリン−10−オール、
2−メチル−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
2、4−ジクロロ−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
4−クロロ−6−ピリジン−2−イル−2−トリフルオロメチル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
2−ニトロ−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
4−ニトロ−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
2−クロロ−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
1−プロピル−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
2,4−ジブロモ−1−メチル−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
6−ピリジン−2−イル−2−トリフルオロメチル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
1,4−メタノ−5−ピリジン−2−イル−1、4a,5,12c−テトラヒドロ−4H−6,12b−ジアザベンゾ[c]フェナントレン−12−オール、
1,4−メタノ−5−ピリジン−2−イル−1、4a,5,12c−テトラヒドロ−4H−6,12b−ジアザベンゾ[c]フェナントレン、
6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−イソキノ[2,1−a]キナゾリン
又はその薬学的に許容し得る塩から選ばれる。
【0031】
本発明は一般式I
【0032】
【化38】
Figure 0004315678
【0033】
{式中、
1 及びR2 は相互に無関係にH、OR10、SH、SR10、C1-12−アルキル
(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている)、
3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、
アリール(この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、
(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)
又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)を示し、
この場合R1 及びR2 のうちの一方はHであり、R1 及びR2 のうちの他方はHを示さない、但しR1 及びR2 のうちの一方がアリールを意味する場合、R1 及びR2 のうちの他方がH又はC1-12−アルキルを意味する;
3 及びR4 は相互に無関係にH、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている)、
3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、
アリール(この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、
(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてアリール)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)を示し、
この場合R3 及びR4 のうちの少なくとも一方はHであるか又は基R1 及び
2 のうちの一方は基R3 及びR4 の一方と一緒になってWを形成し、この
場合Wはα’−(CH2 n −β’(n=3,4,5,6、7,8、9又は10)、
α’−CH=CH−CH2 −β’、α’−CH=CH−CH2 −CH2 −β’、
α’−CH2 −CH=CH−CH2 −β’、α’−CH2 −CH2 −CH=CH−CH2 −CH2 −β’、α’−O−(CH2 n −β’
(n=2、3,4,5又は6)、
【0034】
【化39】
Figure 0004315678
【0035】
(X=CH2 、O又はS)
【0036】
【化40】
Figure 0004315678
【0037】
を示し、α’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のα−炭素原子と結合し、β’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のβ−炭素原子と結合し、基R1 及びR2 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、基R3 及びR4 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、
5 はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C(=O)R11、CO2 H又はCO2 12を示し、
6 、R7 、R8 及びR9 は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、CN、NH2 、NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、NHR13、NO2 、OH、SH、O−C1-18−アルキル又はS(O)p −C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてpは0、1又は2である)、O−アリール又はS(O)q −アリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている、そしてqは0、1又は2である)、O−(C1-6 −アルキル)−アリール又はS(O)r −(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている、そしてrは0、1又は2である)、CO2 H、C(=O)R14、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、CF3 、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、ヘテロシクリル(この際ヘテロシクリルは3−、4−、5−、6−又は7−員であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、アリール(この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)又はヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)あるいは
6 及びR7 は一緒になってQを形成し、この際Qはγ’−CR15=CR16−CR17=CR18−δ’を示し、γ’で表わされるQの末端は一般式Iで表 わされる化合物のγ−炭素原子と結合し、δ’で表わされるQの末端は一般 式Iで表わされる化合物のδ−炭素原子と結合し、R8 及びR9 は上記定義 した通りであり、又は
6 及びR9 は一緒になってTを形成し、この際Tはγ’−CR19=CR20−CR21=CR22−ε’又はγ’−N=CR20−CR21=N−ε’を示し、γ’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のγ−炭素原子と結合し、ε’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R7 及びR8 は上記定義した通りであり、
8 及びR9 は一緒になってUを形成し、この際Uはη’−CR19=CR20−CR21=CR22−ε’を示し、η’で表わされるUの末端は一般式Iで表わされる化合物のη−炭素原子と結合し、ε’で表わされるUの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R6 及びR7 は上記定義した通りであり、
10はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、
11はNH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、
12はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、又は(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、
13はC(=O)CH3 、C(=O)フェニル又はC(=O)O−t−ブチル(t−BOC)又はあらゆる他の通常のアミノ保護基を示し、
14はH、NH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)を示し、OC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、OC3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されいる)、Oアリール(この際アリールは置換されていないか、又は1回以上置換されている)、又はO−(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)を示し、
15、R16、R17及びR18は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH、CN、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、CO2 Hを示し、R19,R20,R21及びR22は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH、CN,C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又は1回以上置換されている)、CO2 Hを示す。}
で表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩を製造するにあたり、
【0038】
【化41】
Figure 0004315678
【0039】
(式中、R6 及びR7 は上記定義した通りであるが、R6 及びR7 が上記定義したQを形成する場合、γ’で表わされるQの末端が一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのγ−炭素原子と結合し、δ’で表わされるQの末端が一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのδ−炭素原子と結合し、そして
6 及びR 9 が上記定義したTを形成する場合、γ’で表わされる末端が一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのγ−炭素原子と結合し、ε’で表わされる末端が一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのε−炭素原子と結合し、そしてR8 及びR9 は上記定義したUを形成する場合、η’で表わされる末端は一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのη−炭素原子と結合し、ε’で表わされる末端は一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのε−炭素原子と結合する。)
で表わされるヘテロアリールアミンを一般式III
【0040】
【化42】
Figure 0004315678
【0041】
(式中、R5 は上記定義した通りである。)
で表わされるアルデヒド及び一般式IV
【0042】
【化43】
Figure 0004315678
【0043】
(式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は上記定義した通りであるが、基R1 及びR2 のうちの一方が基R3 及びR4 のうちの一方と一緒になってWを形成する場合、α’で表わされるWの末端は一般式IVで表わされるオレフィンのα−炭素原子と結合し、β’で表わされるWの末端は一般式IVで表わされるオレフィンのβ−炭素原子と結合する。)
で表わされるオレフィンと酸の存在下で反応させることを特徴とする、上記化合物又はその薬学的に許容し得る塩の製造方法に関する。
【0044】
本発明の方法を“一槽”反応で実施するのが好ましい。この場合一般式IIで表わされるヘテロアリールアミン各1個、一般式IIIで表わされるアルデヒド各1個及び一般式IVで表わされるオレフィン各1個を同時に相互に反応させる。
【0045】
本発明の方法を半−又は完全自動形態で本発明の一般式Iで表わされる化合物のグループの並行合成法(Parallelsynthese) として実施することができる。
【0046】
使用される酸は無機又は有機プロトン−又はルイス−酸である。反応を有機酸、たとえば酢酸、メタンスルホン酸又は特にトリフルオロ酢酸の存在下に実施するのが好ましい。
【0047】
本発明の製造方法は反応成分を十分に溶解するすべての適する溶剤中で実施することができる。溶剤として有機溶剤、たとえばジクロロメタン又は特にアセトニトリルであるのが好ましい。
【0048】
本発明の一般式Iで表わされる化合物の本発明による製造は0〜100℃、特に15〜40℃の温度で行われるのが有利である。反応時間は好ましくは15分〜12時間であり、それぞれの要求に合わせることができる。
【0049】
本発明の方法で使用される一般式IIで表わされるヘテロアリールアミン、一般式I IIで表わされるアルデヒド及び一般式IVで表わされるオレフィンは、市場で入手することができるか(Acros, Geel; Avocado, Port of Heysham; Aldrich, Deisenhofen; Fluka, Seelze; Lancaster, Muelheim; Maybridge, Tintagel; Merck, Darmstadt; Sigma, Deisenhofen; TCI, Japan) 又は当該技術水準で通常公知の方法にしたがって製造することができる。
【0050】
本発明の一般式Iで表わされる化合物を遊離塩基として及び塩として単離することができる。一般式Iで表わされる化合物の遊離塩基は通常上記の本発明の方法にしたがって反応を行い、ついで慣用の後処理を行った後に得られる。このようにして得られた塩基をたとえば無機酸又は有機酸と、好ましくは塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、炭酸、ギ酸、酢酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、マンデル酸、フマル酸、乳酸、クエン酸、グルタミン酸又はアスパラギン酸、特に好ましくは塩酸塩と反応させることによって対応する塩に移行させることができる。形成された塩は特に塩酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、ギ酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩、クエン酸塩及びグルタミン酸塩である。特に好ましい塩酸塩形成は適当な有機溶剤中に溶解された塩基にトリメチルシリルクロライド(TMSCI)を添加しても生じさせることができる。
【0051】
一般式Iで表わされる化合物が本発明の製造方法においてラセミ化合物として又はその種々の対掌体及び(又は)ジアステレオマー混合物として得られる限り、この混合物を当該技術水準で周知の方法にしたがって分離することができる。適当な方法は殊にクロマトグラフィー分離法、特に常圧又は高められた圧力下での液体クロマトグラフィー法、好ましくはMPLC−及びHPLC−法、並びに分別結晶法である。その際特に個々の対掌体をキラル相でのHPLCによって又はキラル酸、たとえば(+)−酒石酸、(−)−酒石酸又は(+)−10−カンファースルホン酸を用いて形成されたジアステレオマー塩から相互に分離することができる。
【0052】
本発明のもう一つの対象は、一般式I
【0053】
【化44】
Figure 0004315678
【0054】
{式中、
1 及びR2 は相互に無関係にH、OR10、SH、SR10、C1-12−アルキル
(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であ
り、そして置換されていないか又は1回以上置換されている)、C3-8 シク
ロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換さ
れていないか又は1回以上置換されいる)、アリール(この際アリールは置
換されていないか又は1回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際
ヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、(C
1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状
であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置
換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている
)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは
直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていない
か又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか又は
1回以上置換されている)を示し、
この場合R1 及びR2 のうちの一方はHであり、R1 及びR2 のうちの他方
はHを示さない、但しR1 及びR2 のうちの一方がアリールを意味する場合
、R1 及びR2 のうちの他方がH又はC1-12−アルキルを意味する;
3 及びR4 は相互に無関係にH、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキ
ルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されてい
ないか又は1回以上置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シク
ロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以
上置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか又は1
回以上置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換さ
れていないか又は1回以上置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリ
ール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和
であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、そしてアリール
は置換されていないか又は1回以上置換されている)又は(C1-6 −アルキ
ル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり
、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され
、そしてヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている
)を示し、
この場合R3 及びR4 のうちの少なくとも一方はHであるか又は基R1 及び
2 のうちの一方は基R3 及びR4 の一方と一緒になってWを形成し、この
場合Wはα’−(CH2 n −β’(n=3,4,5,6、7,8、9又は
10)、α’−CH=CH−CH2 −β’、α’−CH=CH−CH2 −C
2 −β’、α’−CH2 −CH=CH−CH2 −β’、α’−CH2 −C
2 −CH=CH−CH2 −CH2 −β’、α’−O−(CH2 n −β’
(n=2、3,4,5又は6)、
【0055】
【化45】
Figure 0004315678
【0056】
(X=CH2 、O又はS)
【0057】
【化46】
Figure 0004315678
【0058】
を示し、α’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のα−炭
素原子と結合し、β’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物
のβ−炭素原子と結合し、基R1 及びR2 のうちの他方はH又はC1-12−ア
ルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽
和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている)を示し
、基R3 及びR4 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12
アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換さ
れていないか又は1回以上置換されている)を示し、
5 はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり
、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され
ている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和
であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、アリール
(この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、ヘ
テロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置
換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキ
ルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されてい
ないか又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1
回以上置換されている)、(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際
1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そし
て置換されていないか又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換
されていないか又は1回以上置換されている)、C(=O)R11、CO2
又はCO2 12を示し、
6 、R7 、R8 及びR9 は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、CN,
NH2 、NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((
1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)
2 、NHR13、NO2 、OH、SH、O−C1-18−アルキル又はS(O)p
−C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は
不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている、そ
してpは0、1又は2である)、O−アリール又はS(O)q −アリール(
この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている、そして
qは0、1又は2である)、O−(C1-6 −アルキル)−アリール又はS(
O)r −(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖
状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又
は1回以上置換され、アリールは置換されていないか又は1回以上置換され
ている、そしてrは0、1又は2である)、CO2 H、C(=O)R14、C
1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和
又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている
)、CF3 、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽
和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、ヘテロ
シクリル(この際ヘテロシクリルは3−、4−、5−、6−又は7−員であ
り、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換さ
れている)、アリール(この際アリールは置換されていないか又は1回以上
置換されている)又はヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されて
いないか又は1回以上置換されている)あるいは
6 及びR7 は一緒になってQを形成し、この際Qはγ’−CR15=CR16
CR17=CR18−δ’を示し、γ’で表わされるQの末端は一般式Iで表わ
される化合物のγ−炭素原子と結合し、δ’で表わされるQの末端は一般式
Iで表わされる化合物のδ−炭素原子と結合し、R8 及びR9 は上記定義し
た通りであり、又は
6 及びR9 は一緒になってTを形成し、この際Tはγ’−CR19=CR20
CR21=CR22−ε’又はγ’−N=CR20−CR21=N−ε’を示し、γ
’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のγ−炭素原子と結
合し、ε’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素
原子と結合し、R7 及びR8 は上記定義した通りであり、
8 及びR9 は一緒になってUを形成し、この際Uはη’−CR19=CR20
−CR21=CR22−ε’を示し、η’で表わされるUの末端は一般式Iで表
わされる化合物のη−炭素原子と結合し、ε’で表わされるUの末端は一般
式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R6 及びR7 は上記定義
した通りであり、
10はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又
は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている)
、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、
そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、アリール(この際
アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、ヘテロアリ
ール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換されて
いる)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖
状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又
は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置
換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6
−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換
されていないか又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換されて
いないか又は1回以上置換されている)を示し、
11はNH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH(
(C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール
2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和
又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている
)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり
、そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、アリール(この
際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)、ヘテロア
リール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又は1回以上置換され
ている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直
鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか
又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上
置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-
6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置
換されていないか又は1回以上置換され、そしてヘテロアリールは置換され
ていないか又は1回以上置換されている)を示し、
12はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又
は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている)
、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、
そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、又は(C1-6 −ア
ルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、
飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換され、
そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)を示し

13はC(=O)CH3 、C(=O)フェニル又はC(=O)O−t−ブチル
(t−BOC)を示し、
14はH、NH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、N
H((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリ
ール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、
飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されて
いる)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和で
あり、そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、アリール(
この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)又は(
1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝
状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上
置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以上置換されてい
る)を示し、OC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であ
り、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換さ
れている)、OC3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不
飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されいる)、Oア
リール(この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている
)、又はO−(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは
直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていない
か又は1回以上置換され、そしてアリールは置換されていないか又は1回以
上置換されている)を示し、
15、R16、R17及びR18は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH,
CN,C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和
又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている
)、CO2 Hを示し、
19,R20,R21及びR22は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH,
CN,C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和
又は不飽和であり、そして置換されていないか又は1回以上置換されている)、CO2 Hを示す。}
で表わされる化合物少なくとも1個を有するサブスタンツライブラリーである。本発明のサブスタンツライブラリーは上記定義した通りの一般式Iで表わされる化合物少なくとも40個の化合物、特に好ましくは少なくとも80個及び特に少なくとも120個の化合物を含有するのが好ましい。
【0059】
この場合、本発明の目的に関して“サブスタンツライブラリー”とは、同一方法により同一又はほぼ同一の反応条件下で、そして1種の試薬又は数種の試薬の変更下で製造される化合物のグループを意味する。このようなサブスタンツライブラリーはライブラリー構成メンバーを個々の純粋な化合物として及びこれらの化合物の混合物として含有する。これらのサブスタンツライブラリーによってたとえば医薬スクリーニングを対掌体の形での1種以上のインビトロ−スクリーニング法で実施することができる。
【0060】
更に、少なくとも1個の一般式Iで表わされる本発明の及び上記定義された化合物又はその薬学的に許容し得る塩も本発明の対象に包含される。この場合上記化合物は6−クロロ−2−(4−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
2−(4−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
2−(2−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
2−(4−ニトロ−フェニル)−4−(4−トリル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
2−(4−クロロ−フェニル)−4−(4−トリル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
4−エトキシ−2−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
4−エトキシ−2−(2−ヒドロキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
4−エトキシ−2−プロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
4−プロピル−2,3,3a,4,5,10a−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]フロ[3,2−e]ピリミジン及び
4−プロピル−2,4,4a,5,6,11a−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラノ[3,2−e]ピリミジンであってもよい。この際本発明の医薬中の本発明の化合物は異性体純粋な、特に対掌体純粋な又はジアステレオマー純粋な化合物として、しかもまたラセミ又は非ラセミ混合物として存在することができる。医薬は本発明の化合物の薬学的に許容し得る塩、特に塩酸塩を含有するのが好ましい。
【0061】
更に本発明の別の対象はそのジアステレオマー又は対掌体を含めて、またラセミ化合物又は対掌体混合物としての一般式Iで表わされる本発明の化合物少なくとも1個をその遊離塩基又は生理学的に許容し得る酸と共に形成された塩、特に塩酸塩の形で、痛みの治療用医薬の製造に使用することにある。
【0062】
驚くべきことに、一般式Iで表わされる本発明の化合物はその他の症状、特に尿失禁、かゆみ刺激、耳鳴及び(又は)下痢の治療に極めて適することが明らかである。したがって本発明の別の対象は一般式Iで表わされる本発明の化合物(薬学的に許容し得る塩も含めて)少なくとも1個を尿失禁、かゆみ刺激、耳鳴及び(又は)下痢の治療用医薬を製造するために使用することにある。
【0063】
更に、本発明の対象は上記定義された一般式Iで表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩少なくとも1個並びに医薬用助剤1個以上を含有する薬学的調合物にもある。
【0064】
本発明の医薬及び医薬調合物は液状、半固形又は固形医薬形として及びたとえば注射用溶液、滴剤、液剤、シロップ、スプレー、懸濁液、顆粒、錠剤、ペレット、経皮治療システム、カプセル、硬膏、坐剤、軟膏、クリーム、ローション、ゲル、エマルション又はエアゾールの形で存在し、投与することができ、そして少なくとも1個の一般式Iで表わされる本発明の化合物と共に、ガレヌス形態(galenischer Form) に応じて医薬助剤、たとえば担体材料、増量剤、溶剤、希釈剤、界面活性剤、着色料、保存剤、崩壊剤、潤滑剤、滑沢剤、香料及び(又は)結合剤を含有することができる。これらの助剤はたとえば:水、エタノール、2−プロパノール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グルコース、フルクトース、ラクトース、サッカロース、デキストロース、メラース(melasse) 、デンプン、化工デンプン、ゼラチン、ソルビトール、イノシトール、マンニトール、微結晶セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、セルロースアセテート、シェラック、セチルアルコール、ポリビニルピロリドン、パラフィン、ロウ、天然及び合成ゴム、アラビアゴム、アルギナート、デキストラン、飽和及び不飽和脂肪酸、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸グリセリル、ラウリル硫酸ナトリウム、食用油、ゴマ油、ヤシ油、ピーナッツ油、大豆油、レシチン、乳酸ナトリウム、ポリオキシエチレン−及び−プロピレン−脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビン酸、安息香酸、クエン酸、アスコルビン酸、タンニン酸、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、二酸化ケイ素、酸化チタン、二酸化チタン、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸カルシウム、炭酸カリウム、リン酸カルシウム、リン酸二カルシウム、臭化カリウム、ヨウ化カリウム、タルク、カオリン、ペクチン、クロスポビドン、寒天及びベントナイトであってよい。
【0065】
助剤の選択及びその使用される量は、その医薬が経口、皮下、非経口、静脈内膣、肺、腹腔内、皮内、筋肉内、鼻腔内、バッカル、直腸又は局所に、たとえば皮膚の、粘膜の及び眼の感染媒体に投与されねばならないかどうかに依存する。経口投与に、たとえば錠剤、糖衣錠、カプセル、顆粒、滴剤、液剤及びシロップの形の製剤、非経口、外用及び吸入投与に、溶液、懸濁液、容易に再構成可能な乾燥調製物並びにスプレーの形の製剤が適当である。場合により皮膚浸透を促進する剤の添加下にデポ剤としての、溶解された形での又は硬膏剤としての本発明の一般式Iで表わされる化合物は、適当な経皮投与剤である。直腸、経皮、経口又は皮下投与可能な製剤形から、本発明の一般式Iで表わされる化合物を徐々に遊離することもできる。
【0066】
本発明の医薬及び薬学的調合物の製造は薬学的調合物の技術分野で周知の剤、装置、方法及び処理を用いて行われる。たとえばこれは“Remington's Pharmaceutical Sciences ”, Hrsg. A.R. Gennaro, 17. Ed., Mack Publishing Company,Easton, Pa. (1985),特にTeil 8, Kapitel 76-93 に記載されている。
【0067】
たとえば固形製剤、たとえば錠剤に関して、医薬有効物質、すなわち一般式Iで表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩を薬学的担体、たとえば慣用の錠剤内容物、たとえばトウモロコシデンプン、ラクトース、サッカロース、ソルビトール、タルク、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシウム又は薬学的に許容し得るゴム(gummi)、及び薬学的希釈剤、たとえば水と固形の調合物を形成するために顆粒化する。この調合物は本発明の化合物又はその薬学的に許容し得る塩を均一に分散して含有する。この場合均一な分散とは、有効物質を均一に調合物全体にわたって分散することを意味するので、この調合物をそのまま同様に有効な単位投薬形、たとえば錠剤、ピル又はカプセルに小分けすることができる。ついで固形の調合物を単位投薬形に小分けする。本発明の医薬又は本発明の調合物の錠剤又はピルは遅延された遊離の投薬形を調製するために積層されるか又は別の方法で配合されていてもよい。適当な積層剤は特にポリマー酸及びポリマー酸と材料、たとえばシェラック、セチルアルコール及び(又は)セルロースアセテートとの混合物である。
【0068】
患者に投与すべき有効物質の量は変化し、患者の体重、年齢及び病歴、並びに投与の種類、症状及び疾患の重さに依存する。通常、本発明の一般式Iで表される本発明の化合物少なくとも1個、患者の体重1kgあたり0.1〜5000mg、特に1〜500mg、好ましくは2〜250mg投与する。
【0069】
以下の実施例で本発明を更に詳細に説明する。
【0070】
実施例
使用される化学物質及び溶剤は次の製造業者のうちの1つから市場で入手できる:Acros, Geel; Avocado, Port of Heysham; Aldrich, Deisenhofen; Fluka, Seelze; Lancaster, Muelheim; Maybridge, Tintagel; Merck, Darmstadt; Sigma, Deisenhofen; TCI, Japan) 又は当該技術水準で通常公知の方法にしたがって製造することができる。
【0071】
クロマトグラフィー精製は、Fa. Macherey-NagelのHPLC−RP−18−カラム;Material NUCLEOSIL 100-3 C18-HD.約100mm(VarioPrep), 内径21mm;展開剤水/メタノール、勾配:約18分で50−100%、流速:10ml/分;検出:UV、Beckman 168 PDA で行われる。
【0072】
一般的処理工程AAV(半自動合成)
ネジ付きガラスからなる丸底小管(直径16mm、長さ125mm)は攪拌器を備え、隔壁のあるネジふたで密閉する。小管を20℃に調節された攪拌ブロック中に置く。ついで下記の試薬を連続してピペット添加する:
アセトニトリル中にトリフルオロ酢酸(0.1M)及びヘテロアリールアミン成分II(0.1M)を有する溶液1ml;
アセトニトリル中にアルデヒドIIIを有する0.11M溶液1ml;
アセトニトリル中にオレフィンIVを有する0.3M溶液1ml。
【0073】
反応混合物を20℃で攪拌ブロック中で10時間攪拌する。その後反応溶液を濾過する。その際小管を2回それぞれ1.5mlの7.5%NaHCO3 −溶液で洗浄する。
【0074】
サンプルの棚を手動で後処理装置上に置く。反応混合物を渦動器上で酢酸エチル2mlを添加し、振とうさせる。相境界を形成させるために、遠心分離機中で短時間遠心分離する。相境界を光学的に検出し、有機相をピペット採取する。次の工程で水相に新たに酢酸エチル2mlを添加し、振とうし、遠心分離し、有機相をピペット採取する。一緒にされた有機相を(粒状)MgSO4 2.4gを介して乾燥させる。溶剤を減圧遠心分離機で除去する。
【0075】
各サンプルをESI−MS及び(又は)NMRで確認する。質量分析検査(ESI−MS)をFa. Finnegan, LCQ Classic の質量分析器で実施する。本発明の化合物の1 H−NMR−検査をFa. Brukerの300MHz DPX Advance NMR−装置を用いて実施する。
【0076】
記載のAAVにしたがって、例1〜131(表1参照)を製造する。例80〜89は逆相−HPLCを用いて精製する。
【0077】
表1
【0078】
【表1】
Figure 0004315678
【0079】
【表2】
Figure 0004315678
【0080】
【表3】
Figure 0004315678
【0081】
【表4】
Figure 0004315678
【0082】
【表5】
Figure 0004315678
【0083】
【表6】
Figure 0004315678
【0084】
【表7】
Figure 0004315678
【0085】
【表8】
Figure 0004315678
【0086】
【表9】
Figure 0004315678
【0087】
【表10】
Figure 0004315678
【0088】
本発明の医薬の薬学的調合物
4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸の塩酸塩1gを注射用水1Lに室温で溶解させ、ついで塩化ナトリウムの添加によって等張条件に調整する。

Claims (8)

  1. 一般式I
    Figure 0004315678
    {式中、
    1 及びR2 は相互に無関係にH、OR10、SH、SR10、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    この場合R1 及びR2 のうちの一方はHであり、R1 及びR2 のうちの他方はHを示さない、但しR1 及びR2 のうちの一方がアリールを意味する場合、R1 及びR2 のうちの他方がH又はC1-12−アルキルを意味する;
    3 及びR4 は相互に無関係にH、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    この場合R3 及びR4 のうちの少なくとも一方はHであるか又は基R1 及びR2 のうちの一方は基R3 及びR4 の一方と一緒になってWを形成し、この場合Wはα’−(CH2 n −β’(n=3,4,5,6、7,8、9又は10)、α’−CH=CH−CH2 −β’、α’−CH=CH−CH2 −C H2 −β’、α’−CH2 −CH=CH−CH2 −β’、α’−CH2 −CH2 −CH=CH−CH2 −CH2 −β’、α’−O−(CH2 n −β’(n=2、3,4,5又は6)、
    Figure 0004315678
    (X=CH2 、O又はS)
    Figure 0004315678
    を示し、α’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のα−炭素原子と結合し、β’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のβ−炭素原子と結合し、基R1 及びR2 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、基R3 及びR4 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    5 はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C(=O)R11、CO2 H又はCO2 12を示し、
    6 、R7 、R8 及びR9 は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、CN、NH2 、NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、NHR13、NO2 、OH、SH、O−C1-18−アルキル又はS(O)p −C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてpは0、1又は2である)、O−アリール又はS(O)q −アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてqは0、1又は2である)、O−(C1-6 −アルキル)−アリール又はS(O)r −(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてrは0、1又は2である)、CO2 H、C(=O)R14、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、CF3 、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、ヘテロシクリル(この際ヘテロシクリルは3−、4−、5−、6−又は7−員であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又はヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)あるいは
    6 及びR7 は一緒になってQを形成し、この際Qはγ’−CR15=CR16−CR17=CR18−δ’を示し、γ’で表わされるQの末端は一般式Iで表わされる化合物のγ−炭素原子と結合し、δ’で表わされるQの末端は一般式Iで表わされる化合物のδ−炭素原子と結合し、R8 及びR9 は上記定義した通りであり、又は
    6 及びR9 は一緒になってTを形成し、この際Tはγ’−CR19=CR20−CR21=CR22−ε’又はγ’−N=CR20−CR21=N−ε’を示し、γ’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のγ−炭素原子と結合し、ε’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R7 及びR8 は上記定義した通りであり、
    8 及びR9 は一緒になってUを形成し、この際Uはη’−CR19=CR20−CR21=CR22−ε’を示し、η’で表わされるUの末端は一般式Iで表わされる化合物のη−炭素原子と結合し、ε’で表わされるUの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R6 及びR7 は上記定義した通りであり、
    10はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    11はNH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    12はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、又は(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し 、
    13はC(=O)CH3 、C(=O)フェニル又はC(=O)O−t−ブチル(t−BOC)を示し、
    14はH、NH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、OC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、OC3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、Oアリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、又はO−(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    15、R16、R17及びR18は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH、CN、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、CO2 Hを示し、
    19,R20,R21及びR22は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH、CN、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、CO2 Hを示す。}
    で表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩、
    但し、一般式Iで表わされる次の化合物は除く:
    6−クロロ−2−(4−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−(4−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−(2−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−(4−ニトロ−フェニル)−4−(4−トリル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−(4−クロロ−フェニル)−4−(4−トリル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−エトキシ−2−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−エトキシ−2−(2−ヒドロキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−エトキシ−2−プロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−プロピル−2,3,3a,4,5,10a−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]フロ[3,2−e]ピリミジン及び
    4−プロピル−2,4,4a,5,6,11a−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラノ[3,2−e]ピリミジン。
  2. そのラセミ化合物の形に、純粋な対掌体の形にある又は任意の混合割合での対掌体又はジアステレオマーの混合物の形にある、請求項1記載の一般式Iで表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  3. 基R1 及びR2 のうちの一方がOR10、SR10、C1-6 −アルキル又はアリールを示し、基R3 及びR4 のうちの一方がH又はC1-6 −アルキルを示すか、又は基R1 及びR2 のうちの一方が基R3 及びR4 のうちの一方と一緒になってWを形成し、この場合Wはα’−CH=CH−CH2 −CH2 −β’、
    Figure 0004315678
    を示し、基R1 、R2 、R3 及びR4 のうちの他方の基2つがH又はC1-6 −アルキルを示し、R5 がC3-6 シクロアルキル、ヘテロアリール、C(=O)R11、CO2 H又はCO2 12を示し、R6 がH,F,Cl、Br、CN,NO2 、C(=O)R14、C1-6 −アルキル、CF3 又はアリールを示し、R7 はH,F,Cl、Br、CN,NH2 、OH又はC1-6 −アルキルを示すか、又はR6 及びR7 が一緒になってQを形成し、この際Qがγ’−CR15=CR16−CR17=CR18−δ’を示し、R8 がH,F,Cl、Br、CN,NO2 、O−(C1-6 −アルキル)−アリール、CO2 H、CONH2 又はC1-6 −アルキルを示し、R9 がH、OH、CF3 又はC1-6 −アルキルを示すか、又はR8 及びR9 が一緒になってUを形成し、この際Uがε’−CH=CH−CH=CH−η’を示し、R10がC1-8 −アルキル又はアリールを示し、R11がアリールを示し、R12がC1-6 −アルキルを示し、R14がOC1-6 −アルキルを示し、R15、R16、R17及び 18 のうちの1つがH又はOHを示し、R15、R16、R17及び 18 のうちの他方がHを示す、請求項1又は2記載の一般式Iで表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  4. 基R1 及びR2 のうちの一方がO−(CH2 2 −OH、S−フェニル、CH3 、フェニル、3−メチルフェニル、2,4−ジメチルフェニル、4−フルオロフェニル、4−ヒドロキシフェニル、4−メトキシフェニル、4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル又は2−ナフチルを示し、基R3 及びR4 のうちの一方がH又はメチルを示すか、又は基R1 及びR2 のうちの一方が基R3 及びR4 のうちの一方と一緒になってWを形成し、この場合Wは
    Figure 0004315678
    を示し、基R1 、R2 、R3 及びR4 のうちの他方の基2つがHを示し、R5 がシクロピロピル、2−(C(=O)O−エチル)−シクロプロピル、シクロヘキシル、2−ピリジル、5−メチル−フラン−2−イル、5−ニトロ−フラン−2−イル、C(=O)フェニル、CO2 H又はCO2 エチルを示し、R6 がH,Cl,Br、CN、NO2 、CO2 エチル、メチル、CF3 又はフェニルを示し、R7 がH,Cl、CN、NH2 、OH、メチル又はn−プロピルを示すか、又はR6 及びR7 が一緒になってQを形成し、この際Qはγ’−CH=CH−CH=CR18−δ’を示し、R8 はH,Cl、Br、NO2 、OH、O−CH2 −フェニル、CO2 H又はメチルを示し、R9 がH又はメチルを示すか、又はR8 及びR9 が一緒になってUを形成し、この際Uがε’−CH=CH−CH=CH−η’を示し、そしてR18がH又はOHを示す、請求項3記載の一般式Iで表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  5. 上記化合物が
    9−クロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    9−クロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
    7,9−ジクロロ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
    7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
    4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
    7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
    4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
    7,9−ジクロロ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7−ブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−9−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジクロロ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−[7,9−ジクロロ−4−(2,4−ジメチル−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    2−[9−クロロ−4−(2,4−ジメチル−フェニル)−7−トリフルオメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    2−[7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    2−[7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    2−[7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    2−[9−クロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−7−トリフルオメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    2−[4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−メチル−7−ニトロ−3,4 −ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
    7,9−ジクロロ−4−フェニルスルファニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7−ニトロ−4−フェニルスルファニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジクロロ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3.6−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    9−クロロ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
    7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,6−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    9−クロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7−ブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−9−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジクロロ−4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3,6−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジクロロ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    9−クロロ−4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    4−(3,4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジクロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    9−クロロ−4−(4−メトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    [7,9−ジクロロ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3,6−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [4−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [7,9−ジブロモ−4−(4−ヒドロキシ−フェニル)−3,6−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [7,9−ジクロロ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [7,9−ジブロモ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [7,9−ジブロモ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [9−クロロ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    [4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−フェニル−メタノン、
    2−(7,9−ジクロロ−2−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
    2−(7,9−ジブロモ−2−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
    2−(9−クロロ−2−シクロプロピル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
    2−(2−シクロプロピル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
    9−クロロ−2−シクロプロピル−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7,9−ジブロモ−2−シクロプロピル−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    9−クロロ−2−シクロプロピル−4−(4−メトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−シクロプロピル−4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−(7,9−ジクロロ−2−シクロヘキシル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
    2−(7,9−ジブロモ−2−シクロヘキシル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
    2−(7,9−ジブロモ−2−シクロヘキシル−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
    2−(9−クロロ−2−シクロヘキシル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
    2−(2−シクロヘキシル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−イルオキシ)−エタノール、
    7,9−ジクロロ−2−シクロヘキシル−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7,9−ジクロロ−2−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7,9−ジブロモ−2−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    9−クロロ−2−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸エチルエステル、
    7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−カルボン酸、
    7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−[7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−3−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    7,9−ジブロモ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−6−メチル−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−(4−メトキシ−フェニル)−7−ニトロ−2−(5−ニトロ−フラン−2−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−[7,9−ジブロモ−4−(2、4−ジメチル−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    2−[7,9−ジブロモ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    2−[9−クロロ−4−(3、4−ジメトキシ−フェニル)−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    2−[7,9−ジブロモ−4−(4−メトキシ−フェニル)−6−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    2−[4−(4−フルオロ−フェニル)−4−メチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−2−イル]−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
    9−ベンジルオキシ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    8−メチル−7−ニトロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7,9−ジクロロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    9−クロロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    8−メチル−9−ニトロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7−ニトロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    9−ニトロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7−ブロモ−9−ニトロ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7、9−ジブロモ−6−メチル−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7、9−ジブロモ−4−フェニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−9−カルボン酸、
    7−メチル−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    9−ベンジルオキシ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    8−メチル−7−ニトロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    6−クロロ−9−ニトロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7、9−ジクロロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    9−クロロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    8−メチル−9−ニトロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7−ニトロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7−ブロモ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    9−ニトロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7−ブロモ−9−メチル−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−9−オール、
    7−クロロ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−フェニルスルファニル−6−プロピル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7、9−ジブロモ−6−メチル−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−7−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    7、9−ジブロモ−4−フェニルスルファニル−2−ピリジン−2−イル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    1−フェニルスルファニル−3−ピリジン−2−イル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリミド[1,2−a]キノリン−10−オール、
    2−メチル−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
    2、4−ジクロロ−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
    4−クロロ−6−ピリジン−2−イル−2−トリフルオロメチル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
    2−ニトロ−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
    4−ニトロ−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
    2−クロロ−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
    1−プロピル−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
    2,4−ジブロモ−1−メチル−6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
    6−ピリジン−2−イル−2−トリフルオロメチル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−ピリド[1,2−a]キナゾリン、
    1,4−メタノ−5−ピリジン−2−イル−1、4a,5,12c−テトラヒドロ−4H−6,12b−ジアザベンゾ[c]フェナントレン−12−オール、
    1,4−メタノ−5−ピリジン−2−イル−1、4a,5,12c−テトラヒドロ−4H−6,12b−ジアザベンゾ[c]フェナントレン、
    6−ピリジン−2−イル−7,10−メタノ−6a,7,10,10a−テトラヒドロ−6H−イソキノ[2,1−a]キナゾリン
    から選ばれる、請求項1〜4記載のいずれかに記載の一般式Iで表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩。
  6. 一般式I
    Figure 0004315678
    {式中、
    1 及びR2 は相互に無関係にH、OR10、SH、SR10、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    この場合R1 及びR2 のうちの一方はHであり、R1 及びR2 のうちの他方はHを示さない、但しR1 及びR2 のうちの一方がアリールを意味する場合、R1 及びR2 のうちの他方がH又はC1-12−アルキルを意味する;
    3 及びR4 は相互に無関係にH、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    この場合R3 及びR4 のうちの少なくとも一方はHであるか又は基R1 及びR2 のうちの一方は基R3 及びR4 の一方と一緒になってWを形成し、この場合Wはα’−(CH2 n −β’(n=3,4,5,6、7,8、9又は 10)、α’−CH=CH−CH2 −β’、α’−CH=CH−CH2 −C H2 −β’、α’−CH2 −CH=CH−CH2 −β’、α’−CH2 −C H2 −CH=CH−CH2 −CH2 −β’、α’−O−(CH2 n −β’ (n=2、3,4,5又は6)、
    Figure 0004315678
    (X=CH2 、O又はS)
    Figure 0004315678
    を示し、α’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のα−炭素原子と結合し、β’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のβ−炭素原子と結合し、基R1 及びR2 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、基R3 及びR4 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    5 はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C(=O)R11、CO2 H又はCO2 12を示し、
    6 、R7 、R8 及びR9 は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、CN、NH2 、NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、NHR13、NO2 、OH、SH、O−C1-18−アルキル又はS(O)p −C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてpは0、1又は2である)、O−アリール又はS(O)q −アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてqは0、1又は2である)、O−(C1-6 −アルキル)−アリール又はS(O)r −(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖 状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換され、アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてrは0、1又は2である)、CO2 H、C(=O)R14、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、CF3 、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、ヘテロシクリル(この際ヘテロシクリルは3−、4−、5−、6−又は7−員であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、アリール(この際アリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)又はヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)あるいは
    6 及びR7 は一緒になってQを形成し、この際Qはγ’−CR15=CR16−CR17=CR18−δ’を示し、γ’で表わされるQの末端は一般式Iで表わされる化合物のγ−炭素原子と結合し、δ’で表わされるQの末端は一般式Iで表わされる化合物のδ−炭素原子と結合し、R8 及びR9 は上記定義した通りであり、又は
    6 及びR9 は一緒になってTを形成し、この際Tはγ’−CR19=CR20−CR21=CR22−ε’又はγ’−N=CR20−CR21=N−ε’を示し、γ’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のγ−炭素原子と結合し、ε’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R7 及びR8 は上記定義した通りであり、
    8 及びR9 は一緒になってUを形成し、この際Uはη’−CR19=CR20−CR21=CR22−ε’を示し、η’で表わされるUの末端は一般式Iで表わされる化合物のη−炭素原子と結合し、ε’で表わされるUの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R6 及びR7 は上記定義した通りであり、
    10はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    11はNH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    12はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、又は(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    13はC(=O)CH3 、C(=O)フェニル又はC(=O)O−t−ブチル(t−BOC)を示し、
    14はH、NH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、N H((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、OC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、OC3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、Oアリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、又はO−(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    15、R16、R17及びR18は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH、CN、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、CO2 Hを示し、
    19,R20,R21及びR22は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH、CN,C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、CO2 Hを示す。}で表わされる化合物又はその薬学的に許容し得る塩を製造するにあたり、
    一般式II
    Figure 0004315678
    (式中、R6 及びR7 は上記定義した通りであるが、R6 及びR7 が上記定義したQを形成する場合、γ’で表わされるQの末端が一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのγ−炭素原子と結合し、δ’で表わされるQの末端が一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのδ−炭素原子と結合し、そして
    6 及びR 9 が上記定義したTを形成する場合、γ’で表わされる末端が一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのγ−炭素原子と結合し、ε’で表わされる末端が一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのε−炭素原子と結合し、そしてR8 及びR9 は上記定義したUを形成する場合、η’で表わされる末端は一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのη−炭素原子と結合し、ε’で表わされる末端は一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンのε−炭素原子と結合する。)
    で表わされるヘテロアリールアミンを一般式III
    Figure 0004315678
    (式中、R5 は上記定義した通りである。)
    で表わされるアルデヒド及び一般式IV
    Figure 0004315678
    (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は上記定義した通りであるが、基R1 及びR2 のうちの一方が基R3 及びR4 のうちの一方と一緒になってWを形成する場合、α’で表わされるWの末端は一般式IVで表わされるオレフィンのα−炭素原子と結合し、β’で表わされるWの末端は一般式IVで表わされるオレフィンのβ−炭素原子と結合する。)
    で表わされるオレフィンと、トリフルオロ酢酸の存在下でアセトニトリル中で15〜40℃の温度で0.25〜12時間の反応時間、反応させることを特徴とする、上記化合物又はその薬学的に許容し得る塩の製造方法。
  7. 一般式IIで表わされるヘテロアリールアミンと一般式IIIで表わされるアルデヒド及び一般式IVで表わされるオレフィンとの反応を一槽処理で実施する、請求項6記載の方法。
  8. 一般式I
    Figure 0004315678
    {式中、
    1 及びR2 は相互に無関係にH、OR10、SH、SR10、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    この場合R1 及びR2 のうちの一方はHであり、R1 及びR2 のうちの他方はHを示さない、但しR1 及びR2 のうちの一方がアリールを意味する場合、R1 及びR2 のうちの他方がH又はC1-12−アルキルを意味する;
    3 及びR4 は相互に無関係にH、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    この場合R3 及びR4 のうちの少なくとも一方はHであるか又は基R1 及びR2 のうちの一方は基R3 及びR4 の一方と一緒になってWを形成し、この場合Wはα’−(CH2 n −β’(n=3,4,5,6、7,8、9又は 10)、α’−CH=CH−CH2 −β’、α’−CH=CH−CH2 −CH2 −β’、α’−CH2 −CH=CH−CH2 −β’、α’−CH2 −CH2 −CH=CH−CH2 −CH2 −β’、α’−O−(CH2 n −β’(n=2、3,4,5又は6)、
    Figure 0004315678
    (X=CH2 、O又はS)
    Figure 0004315678
    を示し、α’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のα−炭素原子と結合し、β’で表わされるWの末端は一般式Iで表わされる化合物のβ−炭素原子と結合し、基R1 及びR2 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、基R3 及びR4 のうちの他方はH又はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    5 はC1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C(=O)R11、CO2 H又はCO2 12を示し、
    6 、R7 、R8 及びR9 は相互に無関係にH、F、Cl、Br、I、CN、NH2 、NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、NHR13、NO2 、OH、SH、O−C1-18−アルキル又はS(O)p −C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてpは0、1又は2である)、O−アリール又はS(O)q −アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてqは0、1又は2である)、O−(C1-6 −アルキル)−アリール又はS( O)r −(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換され、アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている、そしてrは0、1又は2である)、CO2 H、C(=O)R14、C1-12−アルキル(この際C1-12−アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、CF3 、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、ヘテロシクリル(この際ヘテロシクリルは3−、4−、5−、6−又は7−員であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、アリール(この際アリールは置換されていないか又は1回以上置換されている)又はヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)あるいは
    6 及びR7 は一緒になってQを形成し、この際Qはγ’−CR15=CR16−CR17=CR18−δ’を示し、γ’で表わされるQの末端は一般式Iで表わされる化合物のγ−炭素原子と結合し、δ’で表わされるQの末端は一般式Iで表わされる化合物のδ−炭素原子と結合し、R8 及びR9 は上記定義した通りであり、又は
    6 及びR9 は一緒になってTを形成し、この際Tはγ’−CR19=CR20−CR21=CR22−ε’又はγ’−N=CR20−CR21=N−ε’を示し、γ’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のγ−炭素原子と結合し、ε’で表わされるTの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R7 及びR8 は上記定義した通りであり、
    8 及びR9 は一緒になってUを形成し、この際Uはη’−CR19=CR20−CR21=CR22−ε’を示し、η’で表わされるUの末端は一般式Iで表わされる化合物のη−炭素原子と結合し、ε’で表わされるUの末端は一般式Iで表わされる化合物のε−炭素原子と結合し、R6 及びR7 は上記定義した通りであり、
    10はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    11はNH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、NH((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、ヘテロアリール(この際ヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−ヘテロアリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてヘテロアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    12はC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、又は(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    13はC(=O)CH3 、C(=O)フェニル又はC(=O)O−t−ブチル(t−BOC)を示し、
    14はH、NH2,NH(C1-6 −アルキル)、N(C1-6 −アルキル)2 、N H((C1-6 −アルキル)−アリール)、N((C1-6 −アルキル)−アリール)2 、C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、C3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、アリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)又は(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、OC1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、OC3-8 シクロアルキル(この際シクロアルキルは飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されいる)、Oアリール(この際アリールは置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、又はO−(C1-6 −アルキル)−アリール(この際C1-6 −アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換され、そしてアリールは置換されていないか又はモノ−又はポリ−置換されている)を示し、
    15、R16、R17及びR18は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH、CN,C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、CO2 Hを示し、 R19,R20,R21及びR22は相互に無関係にH,F,Cl、Br、I、OH、CN,C1-8 −アルキル(この際アルキルは直鎖状又は分枝状であり、飽和又は不飽和であり、そして置換されていないか、又はモノ−又はポリ−置換されている)、CO2 Hを示す。}で表わされる化合物の少なくとも1個を含有するサブスタンスライブラリー
    (但し、一般式Iで表わされる次の化合物は除く:
    6−クロロ−2−(4−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−(4−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−(2−ニトロ−フェニル)−4−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−(4−ニトロ−フェニル)−4−(4−トリル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    2−(4−クロロ−フェニル)−4−(4−トリル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−エトキシ−2−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−エトキシ−2−(2−ヒドロキシ−フェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−エトキシ−2−プロピル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピリミジン、
    4−プロピル−2,3,3a,4,5,10a−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]フロ[3,2−e]ピリミジン及び
    4−プロピル−2,4,4a,5,6,11a−ヘキサヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラノ[3,2−e]ピリミジン)。
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