JP4315048B2 - デバイス管理システム - Google Patents

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本発明は、ネットワークに接続されたプリンタなどのデバイスから、このデバイスを管理している管理サーバに対して、そのデバイスの使用状況に応じた課金管理を管理サーバにおいて実行するために必要な情報を通知する技術に関する。
近年、ローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネットなどのネットワークの発達に伴い、あるクライアントのLANに接続された、プリンタなどのデバイス(以下、「周辺デバイス」とも呼ぶ。)を、このデバイスに対してネットワークを介して接続された管理サーバによって管理するデバイス管理システムが普及しつつある。
このデバイス管理システムでは、管理サーバが、例えば周辺デバイスとしてのプリンタの、印刷枚数や使用インク量などの使用状況に応じた課金管理を実行するために、少なくとも課金管理に必要な情報の通知を受け付け、通知された情報に基づいて課金管理を実行することが考えられる。
なお、この種のネットワークシステムにおける課金管理の技術として、関連するものには、下記の文献に記載された技術が挙げられる。
特開平11−134057号公報 特開2002−230434号公報 特開2001―86284号公報
ここで、上記デバイス管理システムにおける課金管理に関して、特許文献に記載された課金管理の技術を利用した場合、例えば、周辺デバイスとしてのプリンタは、実行したジョブの処理が終了する度に、課金管理のために必要な情報を管理サーバに通知することとなる。このとき、プリンタの管理サーバへの接続がなされて、プリンタから管理サーバへ情報の通知が実行されている間は、そのプリンタは外部から他のジョブを受け取ることができない場合が発生する。
また、上記デバイス管理システムでは、管理サーバによって多くのプリンタを管理することが想定される。そして、このようなデバイス管理システムでは、各プリンタからの通知は、管理サーバからの要求に基づき通知されるのではなく、各プリンタから管理サーバへ接続を要求し、管理サーバからの応答がなされた場合に情報をアップロードする形式で通知されるような場合がある。このとき、各プリンタは、他のプリンタの接続を考慮せずに管理サーバへ接続を要求するので、すぐに管理サーバへ接続できない場合が発生する。例えば、上記した特許文献に記載された課金管理の技術のように、実行した通常のジョブの処理が終了する度に、課金管理のために必要な情報を管理サーバに通知することにより、ジョブ処理が終了することとすると、管理サーバへ接続できないプリンタは、管理サーバへの情報の通知が終了するまでジョブ処理が終了しないため次のジョブ処理を実行することができないことになる。また、管理サーバへ接続ができたプリンタであっても、通知する情報量が多い場合には、同様に、その情報の通知が終了するまで次のジョブ処理を実行することができないことになる。
しかしながら、このプリンタを使用するユーザにとっては、管理サーバへ通知する情報の有無に関係なく、自分がそのプリンタを使用したいときに使用できることが望ましい。すなわち、プリンタから管理サーバへの情報の通知の処理が、プリンタにおける通常のジョブの処理を妨げることが無いようにすることが望ましい。
なお、上記デバイス管理システムにおける課題は、ネットワークに接続される周辺デバイスとしてプリンタを例に説明したが、これに限らず、ネットワークに接続される種々の周辺機器から管理サーバに対して、課金管理のために必要な情報を通知する場合に共通する問題である。
本発明は、従来技術における上述の課題を少なくとも解決するためになされたものであり、周辺デバイスから管理サーバへの情報の通知の処理が、その周辺デバイスにおける通常のジョブの処理を妨げることが無いようにする技術を提供することを目的とする。
上記した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の装置は、管理サーバとネットワークを介して接続されたデバイスに内蔵されており、前記デバイスの動作を監視して前記サーバに監視情報を通知することが可能なデバイス監視制御装置であって、
前記管理サーバが前記デバイスの使用状況に応じた課金管理を実行するために、少なくとも、課金に利用される情報を、前記デバイスで実行されるジョブごとに自律的に監視して、監視結果であるジョブ監視情報を前記ジョブごとに監視情報記憶領域に保存しておくとともに、前記監視情報記憶領域に前記ジョブ監視情報が保存されている場合に、前記ジョブ監視情報の通知を前記管理サーバに対して要求し、前記管理サーバからの応答に応じて前記ジョブ監視情報を前記管理サーバに通知することを特徴とする。
上記デバイス監視制御装置では、仮に、管理サーバに対してジョブ監視情報の通知を要求したが、管理サーバから通知を許容する応答がなく、管理サーバに対してジョブ監視情報を通知できない状態であった場合においても、デバイスで実行されるジョブごとに、少なくとも、課金に利用される情報の監視を自律的に続けて、監視結果であるジョブ監視情報をジョブごとに監視情報記憶領域に保存しておくことができるので、デバイスから管理サーバへのジョブ監視情報の通知の処理に関係なく、デバイスにおけるジョブの処理を進めることが可能となる。これにより、デバイスからサーバへのジョブ監視情報の通知の処理によって、デバイスにおけるジョブの処理が妨げられることを抑制することが可能である。
ここで、前記監視情報記憶領域は、第1と第2の記憶領域を備えており、
前記ジョブ監視情報が前記1の記憶領域に保存されている場合には、前記ジョブ監視情報を第2の記憶領域に移動させ、前記ジョブ監視情報を前記第2の記憶領域に移動させた場合には、移動させた前記ジョブ監視情報の通知を前記管理サーバに対して要求することが好ましい。
このように構成すれば、ジョブ監視情報が第2の記憶領域に保存されているか否かに応じて、管理サーバへの通知を容易に要求することが可能である。また、第1の記憶領域に複数のジョブ監視情報が保存されている場合において、ジョブごとに1つずつ順番に第2の記憶領域に移動するようにすれば、移動したジョブ監視情報の順に順番に通知を行うようにできるので、一度に多くのジョブ監視情報を通知することによって、通知のために要する時間が長くなって、他の処理の実行が滞ることのないようにすることも可能である。
また、前記監視情報記憶領域に保存されている前記ジョブごとのジョブ監視情報から、前記管理サーバに通知するジョブ監視情報を選択して選択情報を作成し、作成した前記選択情報に示されているジョブ監視情報の通知を前記管理サーバに対して要求するようにしてもよい。
このように構成しても、選択情報に基づいて管理サーバへの通知を容易に要求することが可能である。また、選択情報に示されたジョブ監視情報のみを管理サーバへ通知することができるので、一度に多くのジョブ監視情報を通知することによって、通知のために要する時間が長くなって、他の処理の実行が滞ることのないようにすることも可能である。
上記デバイス監視制御装置において、前記監視情報記憶領域は、不揮発性記憶領域であることが好ましい。
こうすれば、仮に、デバイスの電源が遮断された場合にも、既に保存されているジョブ監視情報を保持することができるので、再び電源が投入された時点で保持されていたジョブ監視情報を管理サーバへ通知することが可能となる。
なお、前記課金に利用される情報には、少なくとも前記デバイスの消耗品に関する情報が含まれることが好ましい。
こうすれば、管理サーバは消耗品に関する情報に基づいて課金管理を実行することができる。
ここで、デバイスがプリンタ、ファクシミリ、複写機などの場合には、この消耗品に関する情報として、少なくとも、使用した紙の種類および枚数、使用したトナー量あるいはインク量などが、例として考えられる。
また、前記ジョブ監視情報には、対応するジョブの送信元であるユーザを特定するための識別情報として、前記ジョブの送信元であるクライアントのマシン名と、前記クライアントから前記ジョブを送信したユーザのユーザ名と、の少なくとも一方が含まれることが好ましい。
ジョブ監視情報に、クライアントのマシン名かユーザのユーザ名のいずれかが少なくとも含まれていれば、管理サーバは通知されたジョブ監視情報を利用してユーザごとにデバイスの使用に関する課金管理を行うことが可能である。
なお、前記デバイスに備えられるMIB(Management Information Base)を監視することにより、前記少なくとも課金に利用される情報を取得することが好ましい。
こうすれば、課金に利用される情報を容易に取得することが可能である。
なお、本発明は、上記したデバイス監視制御装置としての構成の他、そのデバイス監視制御装置を内蔵するデバイスや、そのデバイスおよびサーバを備えるデバイス管理システムとしても構成することができる。また、それら装置発明の態様に限ることなく、デバイス監視方法などの方法発明の態様で実現することも可能である。さらには、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、デバイスを制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータ読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
以下、本発明の実施の形態を、実施例に基づいて、下記の項目に分けて説明する。
A.実施例:
A1.システム概要:
A2.プリンタおよび管理サーバの構成:
A3.ジョブ監視制御部による監視処理:
A3.1.ジョブ監視処理:
A3.2.Depotディレクトリ監視処理:
A3.3.Uploadディレクトリ監視処理:
A4.実施例の効果:
B.変形例:
A.実施例:
A1.システム概要:
図1は、本発明の一実施例としてのデバイス管理システムの概要構成を示す説明図である。本実施例におけるデバイス管理システム1000では、管理サーバSVと、クライアントPC(以下、クライアントと略す。)CL1と、プリンタPRT1と、がネットワークを介して接続されている。具体的には、クライアントCL1およびプリンタPRT1はローカルエリアネットワークLAN1に接続されており、そのローカルエリアネットワークLAN1は、ファイアウォールFWを介してインターネットINTに接続されている。また、管理サーバSVは、ローカルエリアネットワークLAN2に接続されており、そのローカルエリアネットワークLAN2は、インターネットINTに接続されている。
これらネットワークに接続されている各機器間の通信は、TCP/IPプロトコルをベースとしているため、各機器には、それぞれ、IPアドレスが予め固定で割り振られている。そして、発信元の機器から発信された通信データには、発信元の機器のIPアドレス(発信元IPアドレス)と、送信先の機器のIPアドレス(送信先IPアドレス)とが含まれており、この通信データは、送信先IPアドレスに従って、そのIPアドレスを有する機器に送信される。なお、厳密に言えば、これらIPアドレスは、クライアントCL1や、プリンタPRT1、管理サーバSV自体に設定されているわけではなく、TCP/IPのネットワークから見た場合のノード(すなわち、具体的には、TCP/IP通信を行うためにネットワークに接続されているネットワークボードなど)に設定されている。
プリンタPRT1には、ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)としてのカスタムネットワークボードCNBが取り付けられている。このカスタムネットワークボードCNBは、通信制御機能と、本発明のデバイス監視制御装置に相当するジョブ監視制御機能と、を備えている。
カスタムネットワークボードCNBは、通信制御機能によって、クライアントCL1からプリンタPRT1に送信された印刷ジョブを含む通信データを受信する。
図2は印刷ジョブデータの構成を概念的に示す説明図である。この印刷ジョブデータは、ジョブ制御言語の部分と、印刷コマンドと、に分かれており、このうち、ジョブ制御言語部分には、ユーザを特定するための識別情報として、この印刷ジョブデータの送信元であるクライアントのマシン名およびユーザ名が記載されている。
なお、図1のクライアントCL1には、クライアントCL1のマシン名「Pc001」およびクライアントCL1を利用しているユーザのユーザ名「User001」が設定されている。従って、クライアントCL1からプリンタPRT1に送信される印刷ジョブには、ユーザの識別情報として、クライアントCL1のマシン名「Pc001」およびクライアントCL1を利用しているユーザのユーザ名「User001」が含まれる。ただし、このユーザの識別情報としては、必ずしも両方必要ではなく、少なくとも一方が含まれていればよい。
また、カスタムネットワークボードCNBは、ジョブ監視制御機能によって、プリンタPRT1の動作を印刷ジョブごとに監視し、各監視結果を印刷ジョブごとのジョブ監視情報として管理サーバSVに通知する。なお、管理サーバSVに通知するジョブ監視情報には、対応する印刷ジョブに含まれていたユーザの識別情報が付加される。例えば、クライアントCL1から送信された印刷ジョブに対応するジョブ監視情報には、上記したクライアントCL1のマシン名「Pc001」およびユーザのユーザ名「User001」が付加される。
管理サーバSVは、通知されたジョブ監視情報をデータベースに蓄積する。管理サーバSVは、データベースに蓄積した印刷ジョブごとのジョブ監視情報に基づいて、プリンタの使用に応じた課金管理を行う。
ここで、プリンタPRT1が接続されているローカルエリアネットワークLAN1は、上述したように、ファイアウォールFWを介してインターネットINTに接続されている。このため、管理サーバSV側からは、ファイアウォールFWを越えてプリンタPRT1側へ接続を要求して、プリンタPRT1に蓄積されているジョブ監視情報を取得することができない。そこで、本実施例では、プリンタPRTは、管理サーバSVにHTTP(hyper text transfer protocol)を用いて接続し、ジョブ監視情報を通知することとする。なお、プリンタPRT1および管理サーバSV間では、セキュリティの観点から、HTTPの一種であるHTTPSプロトコルによる暗号化通信が行われる。例えば、プリンタPRT1には、管理サーバSVが複数のプリンタを一意に識別するためのプリンタIDおよび管理サーバSVへの接続認証のためのパスワードが予め設定されている。プリンタPRT1は、ジョブ監視情報を管理サーバSVに通知する際に、まず、プリンタIDおよびパスワードを用いて管理サーバSVにログインし、管理サーバSVからの応答指示に従って上述のジョブ監視情報を通知する。管理サーバSVでは、通知されたジョブ監視情報を、このプリンタIDに対応するプリンタ名と対応づけて、図示しないデータベースに蓄積することとなる。
A2.プリンタおよび管理サーバの構成:
図3は、図1におけるプリンタPRT1および管理サーバSVの構成を示す説明図である。プリンタPRT1は、プリンタ本体PRBと、上述したカスタムネットワークボードCNBと、を備えている。このうち、プリンタ本体PRBは、主として、プリンタエンジン51と、プリンタコントローラ52と、を備えている。
プリンタエンジン51は、実際に印刷を行う機構部分である。プリンタコントローラ52は、図示しないCPUやRAM、ROMを備えるコンピュータであり、カスタムネットワークボードCNBから印刷ジョブデータを受け取って、その印刷ジョブに従ってプリンタエンジン51を制御し、印刷を実行させる。
また、プリンタコントローラ52は、プリンタ本体に関する種々の情報を収集して、MIB(Management Information Base)と呼ばれる形式で保存している。MIBには、プリンタ本体に関して予め規格で統一的に規定されている情報や、製造者によって独自に定義されている情報が含まれている。例えば、MIBには、印刷ジョブごとに収集すべき情報がジョブ単位で収集されて保存される。このジョブ単位で収集されて保存される情報は、特に「JobMIB」と呼ばれる。JobMIBには、実行された印刷ジョブに応じた料金を求めて課金するための種々の情報(以下、単に「課金に利用される情報」と呼ぶ。)、例えば、印刷に使用した紙の種類や枚数、印刷に使用したトナー量あるいはインク量などが含まれる。なお、MIBには、通常、複数のジョブ、例えば16ジョブ分のJobMIBが、FIFO形式で保存される。従って、古いジョブのJobMIBから順に消滅していくことになる。また、MIBには、印刷ジョブに関係なく収集すべき情報、紙ジャム等の種々の障害情報なども保存されている。
一方、発明の特徴部分であるカスタムネットワークボードCNBは、主として、CPU20と、揮発性メモリ30と、不揮発性メモリ40と、を備えている。また、この他、実際にネットワーク通信を行うための通信インタフェースなども備えているが、説明の便宜上省略されている。
CPU20は、図示しないメモリから、上記したジョブ監視制御のためのソフトウェアや通信制御のためのソフトウェアなどのプログラムを読み出して、実行することにより、図示した各機能ブロックとして機能する。なお、各機能ブロックをハードウェア的に構築しても構わない。
これら機能ブロックのうち、TCP/IP部21は、TCP/IPプロトコルにより、ネットワークを介して外部および通信制御部22との通信を行う。具体的には、受信した通信データに含まれる送信先の機器のIPアドレス(送信先IPアドレス)や送信先のソフトウェアを特定するポート番号(送信先ポート番号)を検出したり、送信する通信データに送信先IPアドレスや送信先ポート番号を付与したりする。なお、以下で説明する各機能ブロックには、それぞれ対応するポート番号が割り振られており、TCP/IP部21は、検出したポート番号に対応する機能ブロックに対して受信した通信データを受け渡す。
通信制御部22は、データ受信処理部22AおよびSNMPエージェント22Bを備えている。データ受信処理部22Aは、印刷ジョブを含む通信データを受け取って、印刷ジョブをプリンタコントローラ52に受け渡す。SNMPエージェント22Bは、ジョブ監視制御部24に含まれるSNMPマネージャや外部のSNMPマネージャからのSNMP(Simple Network Management Control Protocol)による指示に従って、プリンタコントローラ52からMIBの内容を受け取って、指示を出したSNMPマネージャに送信する。
なお、SNMPエージェント22Bがプリンタコントローラ52から取得したMIBの内容は、揮発性メモリ30のMIBバッファ32に蓄積される。
ジョブ監視制御部24は、ジョブ監視部24Aと、Depot監視部24Bと、Upload監視部24Cと、を備えている。ジョブ監視部24Aは、上記したSNMPマネージャとして機能し、SNMPエージェント22Bによって取得されたMIBの内容を監視する。そして、ジョブ監視部24Aは、その監視結果をジョブ監視情報ファイルとして不揮発性メモリ40のDepotディレクトリ40Aに保存する。なお、揮発性メモリ30のテンポラリ領域(TMP)34は、監視結果からジョブ監視情報ファイルを生成し、ジョブ監視情報ファイルを管理サーバSVに通知する際の作業領域として利用される。
Depot監視部24Bは、Depotディレクトリ40Aを監視し、Depotディレクトリ40Aにジョブ監視情報ファイルが存在している場合に、後述する処理に従ってそのジョブ監視情報ファイルをUploadディレクトリ40Bに移動させる。
Upload監視部24Cは、Uploadディレクトリ40Bにジョブ監視情報ファイルが存在している場合には、後述する処理に従ってそのジョブ監視情報ファイルを管理サーバSVに送信する。これにより、ジョブ監視情報が管理サーバSVに通知される。
なお、不揮発性メモリ40が本発明の監視情報記憶領域に相当する。また、Depotディレクトリ40Aが本発明の第1の記憶領域に相当し、Uploadディレクトリ40Bが本発明の第2の記憶領域に相当する。
また、図3において、管理サーバSVは、少なくともCPU60と、RAMおよびROMを含むメモリ70と、ネットワークI/F80と、データベースDBと、を備えるコンピュータシステムである。ネットワークI/F80は、ネットワーク通信を行うための通信インタフェースである。CPU60は、メモリ70より、種々の機能を実現するためのプログラムを読み出して実行することにより、例えば、図示した各機能ブロックとして機能する。
管理制御部62は、プリンタPRT1から送信されるジョブ監視情報ファイルを受信してデータベースDBに蓄積する。課金管理部64は、データベースDBに蓄積したジョブ監視情報に基づいて、プリンタの使用に応じた課金管理を行う。この課金管理は、例えば、プリンタ単位、ユーザ単位、部署単位、会社単位等のあらかじめ設定されている種々の課金グループ単位で行われる。
なお、管理サーバSVは、この他、コンピュータが備える種々の一般的な構成を備えるが、説明の便宜上省略されている。
A3.ジョブ監視制御部による監視処理:
以下では、本発明の特徴部分であるジョブ監視制御部24による監視処理について、ジョブ監視部24Aによるジョブ監視処理と、Depot監視部24BによるDepotディレクトリ監視処理と、Upload監視部24CによるUploadディレクトリ監視処理に分けて順に説明する。
A3.1.ジョブ監視処理:
図4は、ジョブ監視処理の手順を示すフローチャートである。図5は、ジョブ監視処理によるジョブ監視情報ファイルの生成について示す説明図である。プリンタPRT1の電源が投入されると、ジョブ監視部24Aは、JobMIBを監視する(ステップS100)。このとき、新規に正常終了またはキャンセル終了した印刷ジョブが発生するまで(ステップS110)、あるいは、印刷ジョブの実行途中で、プリンタPRT1の状態としてオンラインからオフラインへ変化する状態が発生するまで(ステップS120)、JobMIBの監視を、後述するようにジョブ監視周期tc1以下にならない間隔を保って繰り返す。なお、このジョブ監視周期tc1は、実行される印刷ジョブのそれぞれに対してJobMIBの監視が確実に行われるように設定される。本例では、ジョブ監視周期tc1を5秒に設定している。ただし、これに限定されるものではない。
JobMIBの監視は、具体的には以下のように実行される。ジョブ監視部24AがSNMPエージェント22Bに対して、MIB内のJobMIBの取得を指示することにより、図5に示すように、SNMPエージェント22BがMIBの内容を取得してMIBバッファ32に蓄積する。このとき、MIBに蓄積されているJobMIBは、プリンタコントローラ52において、実行される印刷ジョブの順番に割り振られるジョブIDに関連付けられている。SNMPエージェント22BはジョブIDの小さい順にJobMIBを取得して、MIBバッファ32にFIFO形式で保存する。図5は、MIBバッファ32は16ジョブ分のJobMIBを保存することができ、「1031」〜「1046」までのジョブIDに対応するJobMIbが保存されている状態を示している。なお、MIBバッファ32は、FIFO形式でJobMIBを保存するので、新しい印刷ジョブが発生して、これに対応するJobMIBが保存されると、保存されていたJobMIBの中で最も古いJOBMIBから順に消失される。
そして、ジョブ監視部24Aは、SNMPエージェント22BからMIBバッファ32に保存されている各JobMIB内の終了ステータスの内容を受け取ることにより、印刷ジョブの正常終了/キャンセル終了を調べる。また、ジョブ監視部24Aは、JobMIBと同様に、SNMPエージェント22Bによって取得されてMIBバッファ32に保存されているMIBに対応する情報の中から、オンラインステータスの内容を受け取ることにより、プリンタ動作のオンライン/オフラインを調べる。
新規に正常終了した印刷ジョブが発生していた場合には、ジョブ監視部24Aは、その終了した印刷ジョブに関してサーバに通知すべき情報(ジョブ監視情報)を、対応するJobMIBやMIBから取得する(ステップS112)。取得したジョブ監視情報は、図5に示すように、ジョブ監視データ34AとしてTMP34に一時保存される。そして、ジョブ監視部24Aは、不揮発性メモリ40のDepotディレクトリ40Aに、ファイル名「jobNNNN.tmp」のテンポラリファイルを作成し、このテンポラリファイルにジョブ監視データ34Aをxml形式で書き込む(ステップS114)。なお、ファイル名の「NNNN」はジョブIDを示している。そして、管理サーバSVに通知すべき全てのジョブ監視情報がテンポラリファイル(ファイル名「jobNNN.tmp」)に書き込まれるまで(ステップS116)、ジョブ監視情報の取得およびテンポラリファイルへの書き込みを繰り返す。全てのジョブ監視情報の書き込みが終了した場合には、このテンポラリファイルのファイル名をxml形式のファイル名「jobNNNN.xml」にリネームする(ステップS118)。なお、図5では、Depotディレクトリ40Aには、ジョブID「1031」の〜「1045」までの15の印刷ジョブに対応する15個のジョブ監視情報ファイル(ファイル名「job1031.xml」〜「job1045.xml」)が保存されている状態を示している。また、図5では、ジョブID「1046」の印刷ジョブについて、管理サーバSVへ通知すべき全てのジョブ監視情報が順にテンポラリファイル(ファイル名「job1046.tmp」)に書き込まれ、最終的にxml形式のジョブ監視情報ファイル(ファイル名「Job1046.xml」)としてDepotディレクトリ40Aに保存される状態を示している。
なお、ジョブ監視情報には、あらかじめ設定されている情報や管理サーバSVから監視を要求された情報が含まれるが、少なくとも、課金に利用される情報が含まれていることが好ましい。この課金に利用される情報としては、例えば、印刷に使用した紙の種類および枚数、印刷に使用したインク量等や、ユーザを特定するための識別情報が含まれる。ユーザを特定するための識別情報としては、例えば、印刷ジョブの送信元であるクライアントのマシン名や、そのクライアントを利用しているユーザ名のうち、少なくとも一方の情報が含まれている。なお、ジョブ監視情報には、課金に利用される情報の他、紙ジャム等の種々の障害情報や、時刻情報なども含めることができる。時刻情報としては、例えば、印刷ジョブの開始や終了時刻、障害等の発生時刻とが考えられる。
また、印刷ジョブの実行途中で、用紙切れやインク切れ、ジャムなどの障害が発生して、オンライン状態からオフライン状態に変化する状態が発生した場合には、ジョブ監視部24Aは、その停止している状態におけるジョブ監視情報を、対応するJobMIBやMIBから取得する(ステップS122)。取得したジョブ監視情報は、上記したように、ジョブ監視データとしてTMP34に一時保存される。そして、ジョブ監視部24Aは、不揮発性メモリ40のDepotディレクトリ40Aに、ファイル名「jobNNNN.tmp」のテンポラリファイルを作成し、このテンポラリファイルにジョブ監視データ34Aをxml形式で書き込む(ステップS124)。そして、管理サーバSVに通知すべき全てのジョブ監視情報がテンポラリファイル(ファイル名「jobNNN.tmp」)にの書き込まれるまで(ステップS126)、ジョブ監視情報の取得およびテンポラリファイルへの書き込みを繰り返す。全てのジョブ監視情報の書き込みが終了した場合、上記ステップS118では、テンポラリファイルのファイル名をリネームしたが、ここでは、リネームせずにそのままの保存する。
なお、上記のように、オフライン状態となってテンポラリファイルがそのまま保存されたとしても、オンライン状態に復帰して印刷ジョブが再開された場合には、印刷ジョブが終了した際に、ステップS112からステップS118の処理が実行されて、xmlファイルにリネームされることとなる。
一方、オフライン状態となって生成されたテンポラリファイルが保存されたまま、プリンタPRT1の電源が遮断される可能性があるが、この場合については後述する。
なお、ステップS118、S126、および、S120のいずれかが終了後ステップS130では、ジョブ監視部24Aは、ステップS100におけるJobMIBの監視を開始してからこの処理ステップが開始されるまでの経過時間tr1を、ジョブ監視周期tc1から差し引いて、ジョブ監視待ち時間tw1を計算する。そして、ジョブ監視待時間tw1が「0」より大きいか判断する(ステップS140)。ジョブ監視待時間tw1が「0」より大きく、まだ、JobMIBを再び監視する予定の時刻になっていない場合には、tw1秒の間、処理の進行を待つ(ステップS150)。こうして、ステップS100におけるJobMIBの監視は、ジョブ監視周期tc1以下にならない間隔(以下、単に「ジョブ監視周期tc1間隔」と呼ぶ。)を保って繰り返される。
以上のようにして、ジョブ監視部24Aによるジョブ監視処理では、繰り返しJobMIB情報を監視することにより、プリンタPRT1の動作を監視して、ジョブ監視情報を実行される印刷ジョブごとに取得し、xmlファイル形式のジョブ監視情報ファイルとして不揮発性メモリ40のDepotのディレクトリ40Aに保存することができる。
なお、経過時間tr1は、ジョブ監視周期tc1(=5(秒))に比べて十分短い場合が、通常である。このため、このジョブ監視処理を実行するCPU20は、経過時間tr1を除いて、他の処理を実行することが可能となる。このCPU20の処理の空き時間を利用して、通信制御部22のデータ受信処理部22Aが印刷ジョブを含む通信データを受信することができる。
A3.2.Depotディレクトリ監視処理:
図6は、Depotディレクトリ監視処理の手順を示すフローチャートである。図7は、Depotディレクトリ監視処理によるジョブ監視情報ファイルの移動処理について示す説明図である。プリンタPRT1の電源が投入されると、Depot監視部24Bは、Uploadディレクトリ40Bに残っている全てのジョブ監視情報ファイルをDepotディレクトリ40Bに移動させる(ステップS200)。図7(A)は、電源投入時に、ジョブID「1032」のジョブ監視情報ファイル(ファイル名「job1032.xml」)がUploadディレクトリ40Bに残っている場合を示しており、このジョブ監視情報ファイルを図7(B)に示すように、Depotディレクトリ40Aに移動させる。
さらに、Depot監視部24Bは、Depotディレクトリ40Aにテンポラリファイルが残っている場合には、そのテンポラリファイルをxmlファイルにリネームする(ステップS210)。図7(A)は、電源投入時に、ジョブID「1046」のジョブ監視情報のテンポラリファイル(ファイル名「job1046.tmp」)がDepotディレクトリ40Aに残っている場合を示しており、このテンポラリファイルを、図7(B)に示すように、xmlファイル(ファイル名「job1046.xml」)にリネームする。
なお、上記テンポラリファイルは、例えば、上記ジョブ監視処理(図4参照)のステップS114におけるxmlファイルの保存の途中や、ステップS124におけるテンポラリファイルの生成後に、プリンタPRT1の電源が遮断された場合に発生する。
次に、Depot監視部24Bは、管理サーバSVに対してネットワークを介した通信の接続を要求する(ステップS220)。このとき、管理サーバSVから通信の接続の応答があり、管理サーバSVからの処理要求を受け取るまで(ステップS230)、このサーバへの接続要求を、後述するようにDepot監視周期tc2以下にならない間隔を保って繰り返す。なお、このDepot監視周期tc2は、CPU20がこのDepot監視処理によって占有されて、印刷ジョブを含む通信データの受信やジョブ監視処理が滞ることのないように、ジョブ監視周期tc1に比べて十分長い周期に設定される。これにより、Depotディレクトリ監視処理は、ジョブ監視処理における待時間tw1によってジョブ監視処理が一時停止している間に、Depot監視周期tc2の間隔で実行される。なお、本例では、Depot監視周期tc2を30秒に設定している。ただし、これに限定されるものではなく、ジョブ監視周期tc1に応じて適宜設定することが好ましい。
管理サーバSVからの処理要求があった場合には、Depotディレクトリ40Aにある最もジョブIDの小さいジョブに対応するジョブ監視情報ファイル(xmlファイル)を1つ選択して、Depotディレクトリ40AからUploadディレクトリ40Bに移動させる(ステップS240)。なお、このとき、上記した管理サーバSVが要求する監視情報の内容がある場合には、その情報が管理サーバから通知されて、ジョブ監視部24Aに伝えられる。ジョブ監視部24Aはこれ以降に実行されるジョブ監視において通知された内容を加えてジョブの監視を実行する。
なお、ステップS230またはS240が終了後ステップS250では、ステップS220における管理サーバSVへの接続要求の開始からこの処理ステップが開始されるまでの経過時間tr2を、Depot監視周期tc2から差し引いて、Depot監視待時間tw2を計算する。そして、Depot監視待時間tw2が「0」より大きいか判断する(ステップS260)。Depot監視待時間tw2が「0」より大きく、まだ、管理サーバSVへの接続要求を開始する予定の時刻になっていない場合には、tw2秒の間、処理の進行を待った後(ステップS150)、ステップS220に戻って、再び管理サーバSVへの接続要求を行う。こうして、ステップS220における管理サーバSVへの接続要求は、Depot監視周期tc2以下にならない間隔(以下、単に「Depot監視周期tc2間隔」と呼ぶ。)を保って繰り返される。
以上のようにして、Depot監視部24Bでは、Depotディレクトリ40Aに保存されているジョブ監視情報を含むxmlファイルを、管理サーバへの通信の接続が行われるのを待って、ジョブIDの小さい印刷ジョブの順に対応するジョブ監視情報を、1つずつUploadディレクトリ40Bに移動させることができる。Uploadディレクトリ40Bに移動したジョブ監視情報ファイルは、以下のようにして、Upload監視部20Cによって管理サーバSVへ送信される。
A3.3.Uploadディレクトリ監視処理:
図8は、Uploadディレクトリ監視処理の手順を示すフローチャートである。図9は、Uploadディレクトリ監視処理によって生成されるキューについて示す説明図である。プリンタPRT1の電源が投入されると、Upload監視部24Cは、Uploadディレクトリ40Bの監視を開始する(ステップS300)。そして、Uploadディレクトリ40Bに未送信のジョブ監視情報ファイルを検出するまで(ステップS310)、かつ、管理サーバSVに接続がなされるまで(ステップS330)、このUploadディレクトリ40Bの監視を、後述するようにUpload監視周期tw3以下にならない間隔を保って繰り返す。なお、このUpload監視周期tc3も、印刷ジョブを含む通信データの受信やジョブ監視処理が滞ることのないように、ジョブ監視周期tc1に比べて十分長い周期に設定される。これにより、Uploadディレクトリ監視処理は、ジョブ監視処理における待時間tw1によってジョブ監視処理が一時停止している間に、Upload監視周期tc3の間隔で実行される。なお、本例では、Upload監視周期tc3を30秒に設定している。ただし、これに限定されるものではなく、ジョブ監視周期tc1に応じて適宜設定することが好ましい。
Uploadディレクトリ40B中のジョブ監視情報ファイル(以下、「未送信のジョブ監視情報ファイル」と呼ぶ。)を検出した場合には、Upload監視部24Cは、図9に示すように、そのジョブ監視情報ファイルを管理サーバへ送信するためのコマンド(「Upload」コマンド)を記載したUploadキュー34BをTMP34に保存する。なお、図9は、ジョブID「1032」のジョブ監視情報ファイル(ファイル名「job1032.xml」)の「Upload」コマンドがUploadキュー34Bに記載されている場合を例に示している。
そして、Upload監視部24Cは、Uploadキュー34Bに「Upload」コマンドが記載されている場合には、管理サーバSVに対してネットワークを介した通信の接続を要求する(ステップS320)。このとき、管理サーバSVからの応答により接続がなされたか否か判断する(ステップS330)。あらかじめ設定されている時間が経過しても接続の応答が無く、タイムアウトとなった場合には、Uploadキュー34Bを保持したまま、再びUploadディレクトリ40Bの監視を繰り返す。
一方、管理サーバSVから接続の応答があった場合には、Uploadキュー34Bに記載されている「Upload」コマンドに従って、未送信のジョブ情報監視ファイルを管理サーバSVに送信する(ステップS340)。
そして、Upload監視部24Cは、管理サーバSVにおいてジョブ監視情報ファイルの受信が完了して、その旨の応答を受け取って、送信が完了したジョブ監視情報ファイルルの削除要求があったと判断されるまで待機する(ステップS350)。
ここで、管理サーバSVでは管理制御部62によって、ジョブ監視情報ファイルの受信後、これに含まれるジョブ監視情報を適宜加工してデータベースDBに蓄積する。このとき、受信したジョブ監視情報が正しく受信されたか否か判定して、正しく受信できた場合には、受信完了の応答を管理サーバに応答を返す。Upload監視部24Cは、管理サーバSVから受信完了の応答を受け取ると、送信が完了したジョブ監視情報ファイルの削除要求があったと判断して(ステップS350)、そのジョブ監視情報ファイルを削除し(ステップS360)、ステップS310に戻って再び未送信ファイルの検出を実行する。
なお、ステップS310において未送信ファイルが検出されなかった場合、あるいは、ステップS330で管理サーバSVへの接続が確認できなかった場合には、ステップS370では、ステップS300におけるUploadディレクトリの監視の開始からこの処理ステップが開始されるまでの経過時間tr3を、Upload監視周期tc3から差し引いて、Upload監視待時間tw3を計算する。そして、Upload監視待時間tw3が「0」より大きいか判断する(ステップS380)。Upload監視待時間tw3が「0」より大きく、まだ、Uploadディレクトリ40Bの監視を行う予定の時刻になっていない場合には、tw3秒の間、処理の進行を待たせた後(ステップS390)、ステップS300に戻って、再びUploadディレクトリの監視を行う。こうして、ステップS300におけるUploadディレクトリ40Bの監視は、Upload監視周期tc3以下にならない間隔(以下、単に「Upload監視周期tc3間隔」と呼ぶ。)を保って繰り返される。
以上のようにして、Upload監視部24Cでは、Uploadディレクトリ40Bに保存されているジョブ監視情報ファイルを、管理サーバSVへの通信の接続がなされるのを待って、送信することができる。
ここで、Uploadディレクトリ40B中のジョブ監視情報ファイルは、上記したDepotディレクトリ監視で説明したように、原則としてジョブIDの小さい印刷ジョブの順に1つずつ選択されて、Uploadディレクトリ40Bに移動させることにより保存される。従って、管理サーバSVへのジョブ監視情報ファイルの送信は原則として1つずつに制限される。ただし、管理サーバへの通信の接続のタイミングによっては、複数のジョブ監視情報ファイルがUploadディレクトリ40Bに保存される状態が発生する場合もある。この場合には、Uploadキューには、複数の「Upload」コマンドが保存されることになる。Uploadキューに複数の「Upload」コマンドが記載されている場合には、それらに対応する全てのジョブ監視情報ファイルを管理サーバSVに送信する。
A4.実施例の効果:
以上説明したように、プリンタPRT1は、プリンタに関する監視情報、特に、プリンタの使用に対する課金に利用する情報を、印刷ジョブごとに監視し、監視結果であるジョブ監視情報を印刷ジョブごとに管理サーバに通知することが可能である。
また、印刷ジョブごとにジョブ監視情報が通知された管理サーバSVは、ジョブ監視情報に含まれているユーザを特定するための情報に基づいて、種々の課金管理を行うことができる。例えば、課金先の異なる複数のグループが1台のプリンタを共同で利用している場合であっても、ジョブ監視情報に含まれているユーザからどのグループに所属するユーザか特定可能であるので、そのグループに対して課金を行うことができる。
また、ジョブ監視制御部24による監視処理では、ジョブ監視部24Aにおけるジョブ監視処理をジョブ監視周期tc1間隔で実行し、Depot監視部24BにおけるDepotディレクトリ監視処理をDepot監視周期tc2間隔(tc2はtc1より十分長い周期)で実行し、Upload監視部24CにおけるUploadディレクトリ監視処理をUpload監視周期tc3間隔(tc3はtc1より十分長い周期)で実行している。これにより、Depotディレクトリ監視処理およびUpload監視処理によって実行されるジョブ監視情報の管理サーバSVへの通知処理に優先して、ジョブ監視処理を実行することができる。
また、上記したように、ジョブ監視処理によってCPU20が占有される時間は、ジョブ監視周期tc1のうち十分に短い経過時間tr1の間のみであり、残りのジョブ監視待時間tw1の間において、CPU20は他の処理を実行することができる。他の処理のうち、Depotディレクトリ監視処理のDepotディレクトリ監視周期tc2およびUploadディレクトリ監視処理のUpload監視周期tc3は、ジョブ監視周期tc1に比べて十分大きな時間に設定されている。従って、これらの処理を実行するCPU20は、ジョブ監視待時間tw1の間、ほとんど通信制御部22のデータ受信処理部22Aによる通信データの受信処理を実行することができる。これにより、管理サーバへのジョブ監視情報の通知によって印刷ジョブを含む通信データを受信することができないというような通常の印刷ジョブの処理を妨げることが無いようにすることができる。
また、プリンタPRT1では、電源が投入されると、管理サーバSVに対して通信の接続がなされているか否かに関係なく、JobMIBの監視を繰り返し実行し、少なくとも課金に利用される情報を監視して、ジョブ監視情報を印刷ジョブごとに取得してジョブ監視情報ファイルとして保存することができる。通常、印刷ジョブに依存しない監視情報、例えば、障害情報などは、管理サーバから監視の要求があってから監視を開始する構成とすることが多い。仮に、このような構成の場合であっても、本実施例の場合、少なくとも課金に利用される情報については、電源投入後自律的に監視することができるので、プリンタPRT1の使用に対する課金に利用される情報を確実に管理サーバSVに通知することが可能である。
また、ジョブ監視情報の通知は、ジョブ監視情報を通知するための「Upload」コマンドを、キューの形式で保持し、プリンタPRT1の管理サーバSVに対する通信の接続がなされた場合には、キューに記載されているコマンドの順に、対応するジョブ監視情報ファイルを送信する形式で実行される。そして、管理サーバへの接続がなされない場合には、与えられる印刷ジョブの処理が進められ、これに応じて監視が実行される。すなわち、プリンタPRT1は、印刷ジョブを実行しながら、既に実行された後のジョブ監視情報をxmlファイルの形式で、少しずつ順に送信する。従って、ジョブ監視情報の通知の処理によって、印刷ジョブの処理やジョブの監視の処理が妨げられることが無いようにすることが可能である。
また、ジョブ監視情報をジョブ監視情報ファイルとして不揮発性メモリに保存する構成としているため、管理サーバに送信されない状態で、プリンタPRT1の電源が遮断されたとしても、未送信のジョブ監視情ファイルは不揮発性メモリに保持されるので、プリンタPRT1で実行された印刷ジョブごとの課金に利用される情報が管理サーバSVに送信されずに欠落してしまうことを防止できる。
また、Uploadディレクトリ監視処理によって、プリンタPRT1から管理サーバSVへジョブ監視情報ファイルの送信を行った場合に、管理サーバSVから送信が完了したことを示す応答が返された場合に、その送信したジョブ監視情報ファイルを削除する構成としているので、その途中で障害が起こったとしても、そのジョブ監視情報ファイルを再度送信することができるので、信頼性が高い。
また、管理サーバSVへ送信するジョブ監視情報ファイルを1つずつ選択し、管理サーバSVへ送信する構成としているので、一度に送信するフィル数を制限することができ、ファイルを送信するために発生するCPU20への負荷集中を抑制することができる。また、これに応じて、管理サーバSVが一度に受信するファイル数も制限されるので、管理サーバSVにおけるCPUへの負荷集中も抑制することができる。
B.変形例:
なお、本発明は上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
B1.変形例1:
実施例のデバイス管理システム1000では、説明の便宜上、1台のクライアントCL1と1台のプリンタPRT1とがローカルエリアネットワークLAN1に接続されている場合を示しているが、これに限定されるものではなく、複数のクライアントおよび複数のプリンタが接続されているようにしてもよい。
B2.変形例2:
実施例のプリンタPRT1のジョブ監視制御部24は、プリンタPRT1の動作をジョブごとに監視する場合を説明しているが、他のプリンタのIPアドレスおよびSNMPエージェントのポート番号を指定することにより、他のプリンタの動作をジョブごとに監視することも可能である。
B3.変形例3:
実施例では、プリンタ本体PRBに備えられるMIBからプリンタに関する情報を取得する場合を例に説明しているが、これに限定されるものではなく、MIBを備えていない場合であっても、プリンタに関する情報を記憶している種々の記憶領域から必要な情報を取得するようにしてもよい。
B4.変形例4:
実施例では、ジョブ監視処理において、ジョブ監視情報をxmlファイル形式のファイルとして保存し、管理サーバSVにジョブ監視情報ファイルを送信する場合を例に説明しているが、種々のデータ形式で管理サーバへ送信するようにしてもよい。
B5.変形例5:
実施例では、Depotディレクトリ監視処理において、ジョブ監視情報ファイルのDepotディレクトリ40AからUploadディレクトリ40Bへの移動を、ジョブIDの小さいジョブのジョブ監視情報ファイルから順に1つずつ選択して行うようにしているが、これに限定されるものではなく種々の方法が行うことができる。例えば、複数個ずつ行うようにしてもよい。また、Uploadディレクトリ40Bにあるジョブ監視情報ファイルの数に応じて、Depotディレクトリ40Aから移動させる数を調整するようにしてもよい。
B6.変形例6:
実施例では、Depotディレクトリ監視処理において、プリンタPRT1の電源投入時に、Uploadディレクトリ40Bに残っていたファイルを移動させるようにしているが、管理サーバSVからの指示に応じて、移動させるようにしてもよい。
B7.変形例7:
上記実施例では、ジョブ監視情報ファイルをDepotディレクトリ40AからUploadディレクトリ40Bに移動させることにより、管理サーバSVへ送信すべきジョブ監視情報ファイルを選択するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、監視情報記憶領域としての不揮発性メモリ40に保存されているジョブ監視情報ファイルの中から、管理サーバSVに送信したいジョブ監視情報ファイルを選択して、図10に示すようなジョブ監視情報ファイルの選択リスト(選択情報)を作成し、不揮発性メモリに保存する。そして、作成した選択リストに記載されているジョブ監視情報ファイルを管理サーバSVに送信するようにしてもよい。要するに、保存されたジョブ監視情報ファイルの全てを管理サーバSVへの送信対象として一度に送信するのではなく、一度に送信する数を制限して少しずつ送信することができる構成ならば、どのような構成でもよい。
B8.変形例8:
上記実施例および変形例では、監視情報記憶領域に不揮発性メモリを適用した場合を例に説明しているが、これに限定されるものではなく揮発性メモリを適用することも可能である。ただし、不揮発性メモリを適用したほうが、電源が遮断された場合にも情報を保持することができるので都合がよい。
B9.変形例9:
実施例では、プリンタを例に説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、ファクシミリ、スキャナ、複写機等の、ネットワークを介して接続された種々のデバイスにおいても適用可能である。
本発明の一実施例としてのデバイス管理システムの概要構成を示す説明図である。 印刷ジョブデータの構成を概念的に示す説明図である。 図1におけるプリンタPRT1および管理サーバSVの構成を示す説明図である。 ジョブ監視処理の手順を示すフローチャートである。 ジョブ監視処理によるジョブ監視情報ファイルの生成について示す説明図である。 Depotディレクトリ監視処理の手順を示すフローチャートである。 Depotディレクトリ監視処理によるジョブ監視情報ファイルの移動処理について示す説明図である。 Uploadディレクトリ監視処理の手順を示すフローチャートである。 Uploadディレクトリ監視処理によって生成されるキューについて示す説明図である。 管理サーバSVに送信したいジョブ監視情報ファイルの選択リストを示す説明図である。
符号の説明
1000...デバイス管理システム
CL1...クライアントPC(クライアント)
PRT1...プリンタ
SV...管理サーバ
INT...インターネット
LAN1...ローカルエリアネットワーク
LAN2...ローカルエリアネットワーク
FW...ファイアウォール
PRB...プリンタ本体
51...プリンタエンジン
52...プリンタコントローラ
CNB...カスタムネットワークボード
20...CPU
22...通信制御部
22A...データ受信処理部
22B...SNMPエージェント
24...ジョブ監視制御部
24A...ジョブ監視部
24B...Depot監視部
24C...Upload監視部
30...揮発性メモリ
40...不揮発性メモリ
40A...Depotディレクトリ
40B...Uploadディレクトリ
60...CPU
62...管理制御部
64...課金管理部
70...メモリ
80...ネットワークI/F
DB...データベース

Claims (11)

  1. 管理サーバとネットワークを介して接続されたデバイスに内蔵されており、前記デバイスにおけるジョブの実行の動作を監視して前記管理サーバジョブを識別するジョブIDを含むジョブ監視情報を通知することが可能なデバイス監視制御装置であって、
    前記デバイスの動作を監視して前記管理サーバ前記ジョブ監視情報を通知するための専用のCPUと、
    第1と第2の記憶領域を有する監視情報記憶領域と、
    を備えており、
    前記CPUは、前記デバイスで実行されるジョブの動作とは独立して、前記管理サーバが前記デバイスの使用状況に応じた課金管理を実行するために、少なくとも、課金に利用される情報を、前記デバイスで実行されるジョブごとに自律的に監視して、監視結果であるジョブ監視情報を前記ジョブごとにそれぞれ別々に前記第1の記憶領域に保存しておくとともに、前記第1の記憶領域に前記ジョブ監視情報が保存されている場合に、前記ジョブ監視情報を前記ジョブIDの順に1つずつ順に第2の記憶領域に移動させ、前記ジョブ監視情報を前記第2の記憶領域に移動させた場合には、移動させた前記ジョブ監視情報の通知を前記管理サーバに対して要求し、前記監視サーバからの応答に応じて前記ジョブ監視情報を前記管理サーバに通知し、
    前記デバイス監視制御装置の電源投入時において、
    前記CPUは、前記第2の記憶領域に前記ジョブ監視情報が残っていた場合には、残っていた前記ジョブ監視情報を前記第1の記憶領域に戻した後、前記第2の記領域に移動させる処理をやりなおすことを特徴とするデバイス監視制御装置。
  2. 請求項1記載のデバイス監視制御装置において、
    前記CPUは、前記デバイスで実行されている個々のジョブに関するすべてのジョブ監視情報が前記第1の記憶領域に書き込まれるまでは、当該ジョブのジョブ監視情報をテンポラリファイルとして格納するとともに、当該ジョブのすべてのジョブ監視情報が前記第1の記憶領域に書き込まれた後に、当該ジョブのジョブ監視情報をテンポラリファイルからxml形式のファイルに変更し、
    前記デバイス監視制御装置の電源投入時において、
    前記CPUは、前記第1の記憶領域にテンポラリファイルが残っていた場合には、残っていたテンポラリファイルの拡張子を変更することにより、前記テンポラリファイルを前記管理サーバに送信すべきジョブ監視情報とすることを特徴とするデバイス監視制御装置。
  3. 請求項1または請求項2記載のデバイス監視制御装置において、
    前記第2の記憶領域に保存されている前記ジョブごとのジョブ監視情報から、前記管理サーバに通知するジョブ監視情報を選択して選択情報を作成し、作成した前記選択情報に示されているジョブ監視情報の通知を前記管理サーバに対して要求することを特徴とするデバイス監視制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のデバイス監視制御装置において、
    前記監視情報記憶領域は、不揮発性記憶領域であることを特徴とするデバイス監視制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のデバイス監視制御装置において、
    前記課金に利用される情報には、少なくとも前記デバイスの消耗品に関する情報が含まれることを特徴とするデバイス監視制御装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のデバイス監視制御装置において、
    前記ジョブ監視情報には、対応するジョブの送信元であるユーザを特定するための識別情報として、前記ジョブの送信元であるクライアントのマシン名と、前記クライアントから前記ジョブを送信したユーザのユーザ名と、の少なくとも一方が含まれることを特徴とするデバイス監視制御装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のデバイス監視制御装置において、
    前記デバイスに備えられるMIB(Management Information Base)を監視することにより、前記少なくとも課金に利用される情報を取得することを特徴とするデバイス監視制御装置。
  8. ネットワークに接続されたデバイスであって
    請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のデバイス監視制御装置を内蔵することを特徴とするデバイス。
  9. 管理サーバと、前記管理サーバにネットワークを介して接続されるデバイスと、を備え、前記デバイスの使用状況に応じた課金管理を実行するデバイス管理システムであって、
    前記デバイスは、請求項8記載のデバイスであることを特徴とするデバイス管理システム。
  10. 管理サーバとネットワークを介して接続されたデバイスに内蔵されるデバイス監視制御装置が、前記デバイスにおけるジョブの実行の動作を監視して前記管理サーバジョブを識別するジョブIDを含むジョブ監視情報を通知するデバイス監視方法であって、
    (a)前記デバイスで実行されるジョブの動作とは独立して、前記デバイスで実行されるジョブの前記管理サーバが前記デバイスの使用状況に応じた課金管理を実行するために、少なくとも、課金に利用される情報を、前記デバイスで実行されるジョブごとに自律的に監視して、監視結果であるジョブ監視情報を前記ジョブごとにそれぞれ別々に、第1と第2の記憶領域を有する監視情報記憶領域のうち前記第1の記憶領域に保存する工程と、
    (b)前記デバイスで実行されるジョブの動作とは独立して、前記第1の記憶領域に前記ジョブ監視情報が保存されている場合に、前記ジョブ監視情報を前記ジョブIDの順に1つずつ順に第2の記憶領域に移動させ、前記ジョブ監視情報を前記第2の記憶領域に移動させた場合には、移動させた前記ジョブ監視情報の通知を前記管理サーバに対して要求し、前記管理サーバからの応答に応じて前記ジョブ監視情報を前記管理サーバに通知する工程と、
    (c)前記デバイス監視制御装置の電源投入時において、前記第2の記憶領域に前記ジョブ監視情報が残っていた場合には、残っていた前記ジョブ監視情報を前記第1の記憶領域に戻した後、前記第2の記領域に移動させる処理をやりなおす工程と、
    を備えるデバイス監視方法。
  11. 管理サーバとネットワークを介して接続されたデバイスに内蔵されるデバイス監視制御装置によって、前記デバイスにおけるジョブの実行の動作を監視して前記管理サーバジョブを識別するジョブIDを含むジョブ監視情報を通知させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記デバイスで実行されるジョブの動作とは独立して、前記管理サーバが前記デバイスの使用状況に応じた課金管理を実行するために、少なくとも、課金に利用される情報を、前記デバイスで実行されるジョブごとに自律的に監視して、監視結果であるジョブ監視情報を前記ジョブごとにそれぞれ別々に前記デバイス監視制御装置の第1と第2の記憶領域を有する監視情報記憶領域のうち前記第1の記憶領域に保存する機能と、
    前記デバイスで実行されるジョブの動作とは独立して、前記第1の記憶領域に前記ジョブ監視情報が保存されている場合に、前記ジョブ監視情報を前記ジョブIDの順に1つずつ順に第2の記憶領域に移動させ、前記ジョブ監視情報を前記第2の記憶領域に移動させた場合には、移動させた前記ジョブ監視情報の通知を前記管理サーバに対して要求し、前記管理サーバからの応答に応じて前記ジョブ監視情報を前記管理サーバに通知する機能と、
    前記デバイス監視制御装置の電源投入時において、前記第2の記憶領域に前記ジョブ監視情報が残っていた場合には、残っていた前記ジョブ監視情報を前記第1の記憶領域に戻した後、前記第2の記領域に移動させる処理をやりなおす機能と、
    を前記デバイス監視制御装置に内蔵されたコンピュータによって実現させるためのコンピュータプログラム。
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